JPH0762320A - 2液混合型水性接着剤組成物およびそれを用いたラミネート方法 - Google Patents
2液混合型水性接着剤組成物およびそれを用いたラミネート方法Info
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- JPH0762320A JPH0762320A JP5212618A JP21261893A JPH0762320A JP H0762320 A JPH0762320 A JP H0762320A JP 5212618 A JP5212618 A JP 5212618A JP 21261893 A JP21261893 A JP 21261893A JP H0762320 A JPH0762320 A JP H0762320A
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Abstract
粒子の水性分散体と、該活性水素原子と反応し得る官能
基を分子内に2個以上有する水性化合物とを含有する2
液混合型水性接着剤組成物及びそれを使用したラミネー
ト方法。 【効果】 プラスチックフィルムをラミネートした際に
耐レトルト性、耐ボイル性に優れた積層物を形成する。
Description
成物およびそれを用いたラミネート方法に関する。本発
明の2液混合型水性接着剤は、プラスティックフィル
ム、金属箔、金属蒸着フィルムおよび紙等の接着に用い
られる。本発明の2液混合型水性接着剤を用いたラミネ
ート方法によって製造されたラミネート加工物は、優れ
た接着性、耐水性、耐熱水性、耐油性および耐有機溶剤
性を発現する。
紙、金属箔等をラミネートして複合フィルムを製造する
際に優れた接着性、耐水性、耐熱水性、耐油性および有
機溶剤性を発現する2液混合型水性接着剤組成物および
それを用いたラミネート方法に関する。
合わせる接着剤としては、ラミネート直後の接着力およ
び作業性の観点から2液硬化型の接着剤の必要性があ
り、従来、水酸基/イソシアネート硬化系を用いたポリ
エステル樹脂/ポリイソシアネート系、ポリエステルポ
リウレタン樹脂/ポリイソシアネート系、ポリエーテル
ポリウレタン樹脂/ポリイソシアネート系等の2液硬化
型の有機溶剤接着剤が使用されている。近年、労働作業
環境の改善、消防法の強化、大気中へのVOCの放出規
制等の要求から接着剤の脱有機溶剤化の傾向が強くなっ
てきており、接着剤の水性化が進行している。水性接着
剤は、樹脂内に多量の親水成分を含有し耐水性が低いた
め、多種多様な硬化系や架橋樹脂粒子の水性分散体等を
用いて、耐水性、耐熱水性の向上が試みられているのが
未だ十分な結果を得られていないのが現状である。
はケト基とヒドラジド基との硬化系によるもの、特開平
2−99537号公報にはオキサゾリン基とカルボキシ
ル基との硬化系等によるもの、特開平3ー128912
号公報および特開平4ー249517号公報には、イソ
シアネート基を末端基とする水分散性ウレタン系プレポ
リマーとポリイソシアネート化合物との混合物を水中に
分散させた後、多官能性アミノ化合物を加えて分散粒子
を架橋させ架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体方法
等により耐水性および耐熱水性を向上させる方法が開示
されている。
では従来困難であった耐水性、耐熱水性、耐油性、およ
び耐有機溶剤性を有する2液混合型水性接着剤組成物を
提供することを目的とする。
な現状を鑑み、優れた接着性を有し、優れた耐水性、耐
熱水性および耐油性を有する水性ラミネート接着剤組成
物を開発すべく研究を重ねた結果、活性水素原子を有す
る架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体と、該活性水
素原子と反応しえる官能基を分子内に2個以上有する水
性化合物とを含有する2液混合型水性接着剤組成物が、
上記の目的を達成できることを見いだし、本発明を完成
させたものである。
る架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体と、該活性水
素原子と反応しえる官能基を分子内に2個以上有する水
性化合物とを含有することを特徴とする2液混合型水性
接着剤組成物に関するものである。
子の水性分散体とは、水性媒体中に安定に水分散された
ウレタン系ポリマーの個々の粒子内が架橋された状態の
ものである。
レタン樹脂粒子の水性分散体と、該活性水素原子と反応
しえる官能基を分子内に2個以上有する水性化合物とを
混合した水性接着剤によって形成される塗膜は、塗膜形
成初期に粘着がありラミネート物がラミネート直後のト
ンネリングを起こさないだけの初期接着力を有し、架橋
ポリウレタン樹脂の活性水素原子と水性化合物の該活性
水素原子と反応する官能基が反応し架橋するため、塗膜
が硬化した後は、粘着が無くなり、ウレタン樹脂特有の
柔軟性と優れた接着性を発現し、更に優れた耐水性、耐
熱水性および耐有機溶剤性を兼ね備えたものとなる。従
って、本発明の活性水素原子を有する架橋ポリウレタン
樹脂粒子の水性分散体と、該活性水素原子と反応しえる
官能基を分子内に2個以上有する水性化合物とを含有す
る2液混合型水性接着剤組成物およびそれを用いたラミ
ネート方法は、優れた接着性、耐水性、耐熱水性、耐油
性および耐有機溶剤性を兼ね備えるラミネート物の提供
を可能にする。
レタン樹脂粒子の水性分散体は、(1)末端にイソシア
ネート基を有する自己水分散性ウレタン系プレポリマー
と、3官能以上の多官能アミン化合物とをイソシアネー
ト基に対して活性水素原子が過剰の雰囲気下で重付加反
応せしめ末端を活性水素原子として得られるもの、
(2)末端にイソシアネート基を有する自己水分散性ウ
レタン系プレポリマーと、多官能アミン化合物と、付加
反応性官能基を有する縮合性有機金属化合物とをイソシ
アネート基に対して活性水素原子が過剰の雰囲気下で重
付加反応せしめ末端を活性水素原子とし、水性媒体中で
縮合性有機金属化合物を重縮合せしめることによって架
橋して得られるもの、(3)末端にイソシアネート基を
有する自己水分散性ウレタン系プレポリマーと、3官能
以上のポリイソシアネート化合物との混合物と、多官能
アミン化合物とをイソシアネート基に対して活性水素原
子が過剰の雰囲気下で重付加反応せしめ末端を活性水素
原子として得られるもの、(4)末端にイソシアネート
基を有する自己水分散性ウレタン系プレポリマーと、ポ
リイソシアネート化合物との混合物と、多官能アミン化
合物および付加反応性官能基を有する縮合性有機金属化
合物とをイソシアネート基に対して活性水素原子が過剰
の雰囲気下で重付加反応せしめ末端を活性水素原子と
し、水性媒体中で縮合性有機金属化合物を重縮合せしめ
ることによって架橋して得られるもの、(5)末端にイ
ソシアネート基を有し、且つラジカル重合性不飽和基を
有する自己水分散性ウレタン系プレポリマーと、多官能
アミン化合物とをイソシアネート基に対して活性水素原
子が過剰の雰囲気下で重付加反応せしめ末端を活性水素
原子とし、ラジカル重合性不飽和基を重合せしめること
によって架橋して得られるもの、(6)前記の(1)、
(2)、(3)又は(4)のイソシアネート基を有する
自己水分散性ウレタン系プレポリマーがラジカル重合性
基を含むものであり、該ラジカル重合性不飽和基を重合
させることによって架橋したもの、等である。
レタン樹脂粒子の水性分散体を製造する方法としては公
知であれば何れの方法をも使用することが出来る。例え
ば、(1)ラジカル重合性不飽和基を有することもでき
るイソシアネート基を末端基とする自己水分散性ウレタ
ン系プレポリマー、ポリイソシアネート化合物等を、多
官能アミン化合物、付加反応性官能基を有する縮合性有
機金属化合物、中和剤等を含む水溶液に、イソシアネー
ト基に対して活性水素原子が過剰の雰囲気下で分散し、
重付加反応せしめ、末端を活性水素原子とした後、縮合
性有機金属化合物の縮合およびラジカル重合性不飽和基
の重合で架橋を行い活性水素原子を含有する架橋ポリウ
レタン樹脂粒子の水性分散体を製造する方法、(2)ラ
ジカル重合性不飽和基を有することもできるイソシアネ
ート基を末端基とする自己水分散性ウレタン系プレポリ
マー、ポリイソシアネート化合物等を、多官能アミン化
合物、付加反応性官能基を有する縮合性有機金属化合物
等とをイソシアネートに対して活性水素原子が過剰の雰
囲気下で重付加反応せしめ末端を活性水素原子とした
後、中和剤を含む水溶液を上記樹脂に滴下し、縮合性有
機金属化合物の縮合およびラジカル重合性不飽和基の重
合で架橋を行い、活性水素原子を含有する架橋ポリウレ
タン樹脂粒子の水性分散体を製造する方法、等を挙げる
ことが出来る。製造工程に於いて、有機溶剤を使用する
事は差し支えない。ただし、活性水素原子を含有する架
橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体を製造する方法
は、これらに挙げた製造方法に限定されるものではな
い。
散性ウレタン系プレポリマーは、例えば少なくとも一部
に親水基を有するジオールを含有するジオール成分とポ
リイソシアネートとをイソシアネート基が過剰の割合で
反応させることによって得ることができる。
散性ウレタン系プレポリマーを製造するに当たって使用
するポリイソシアネート化合物は、公知であれば何れを
も使用することが出来る。例えば2,4−トリレンジイ
ソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、m
−フェニレンジイソシアネート、p−フエニレンジイソ
シアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,
3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシアネ
ート、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ビフエニレン
ジイソシアネート、3,3’−ジクロロ−4,4’−ビ
フェニレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイ
ソシアネート、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソ
シアネート、テトラメチレンジイソシアネート、1,6
−ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジ
イソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、
1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシ
アネート、水素添加キシリレンジイソシアネート、リジ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、
3,3’−ジメチル−4,4’−ジシクロヘキシルメタ
ンジイソシアネート等が挙げられる。また、耐水性およ
び耐熱水性の関点から上記イソシアネートのイソシアヌ
レート型、ビューレット型、ポリオールとのアダクト型
の多官能ポリイソシアネートも使用する事もでき、ま
た、上記のポリイソシアネート化合物を2種類以上併用
する事も可能である。
散性ウレタン系プレポリマーを製造するに当たっては、
公知であれば、いずれのポリオールにおいても使用可能
である。例えば、ポリエステルポリオール、ポリエーテ
ルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリアセ
タールポリオール、ポリアクリレートポリオール、ポリ
エステルアミドポリオール、ポリチオエーテルポリオー
ル等が挙げられる。
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テト
ラエチレングリコール、ポリエチレングリコール(分子
量300〜6,000)、ジプロピレングリコール、ト
リプロピレングリコール、ビスヒドロキシエトキシベン
ゼン、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、水素添加
ビスフェノールA、ハイドロキノン及びそれらのアルキ
レンオキシド付加体等のグリコール成分と、コハク酸、
アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカ
ルボン酸、無水マレイン酸、フマル酸、1,3−シクロ
ペンタンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカル
ボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,
4−ナフタレンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカ
ルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ナフタル
酸、ビフェニルジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキ
シ)エタン−p,p’−ジカルボン酸及びこれらジカル
ボン酸の無水物あるいはエステル形成性誘導体;p−ヒ
ドロキシ安息香酸、p−(2−ヒドロキシエトキシ)安
息香酸及びこれらのヒジロキシカルボン酸のエステル形
成性誘導体等の酸成分とから脱水縮合反応によって得ら
れるポリエステル及びプロピオラクトン、ブチロラクト
ン、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、β−メ
チル−δ−バレロラクトン等の環状エステル化合物の開
環重合反応によって得られるポリエステル及びこれらの
共重合ポリエステルが挙げられる。
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコ
ール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル等の活性水素原子を2個有する化合物の1種または2
種以上を開始剤としてエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、エピクロルヒドリン、テトラヒドロフラン、シクロ
ヘキシレン、等のモノマーの1種または2種以上を常法
により付加重合したものを挙げることができ、必要に応
じて炭素数1〜4のアルキルアルコールを開始剤とし
て、エチレンオキサイドを必須成分とし、更にプロピレ
ンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、エピクロルヒドリン、テトラヒドロフラン、シクロ
ヘキシレン等のモノマーのうち少なくとも1種とブロッ
クあるいはランダム共重合することにより得られるポリ
オキシアルキレンモノアルキルエーテルを併用してもよ
い。
1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
ジエチレングリコール等のグリコールとジフェニルカー
ボネート、ホスゲンとの反応によって得られる化合物が
挙げられる。
リオールを使用する事もできる。例えば、グリセリン、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ソル
ビトール、ペンタエリスリトール等のポリヒドロキシ化
合物が挙げられる。
レタン系プレポリマーは、カルボキシル基を含有するポ
リオールすなわちポリヒドロキシカルボン酸類、無水環
を形成していないカルボキシル基を1つ有する無水多価
カルボン酸類、およびポリオキシアルキレンモノアルキ
ルエーテルのうち、少なくとも1種類以上をウレタン結
合で樹脂主鎖に組み込むことによって水分散性を付与し
ている。
であれば何れをも使用する事が出来る。例えば、2,2
−ジメチロールプロピオン酸、2,2−ジメチロール酪
酸、2,2−ジメチロール吉草酸、ジオキシマレイン
酸、2,6−ジオキシ安息香酸、3,4−ジアミノ安息
香酸等のカルボン酸含有化合物及びこれらの誘導体及び
その塩、又はこれらを使用して得られるポリエステルポ
リオール及びその塩等が挙げられる。好ましくは、2,
2−ジメチロールプロピオン酸である。
1つ有する無水多価カルボン酸類としては、無水トリメ
リット酸等が挙げられる。
生成せしめることができる。中和剤としては、例えば、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の不揮発性塩基;
トリメチルアミン、トリエチルアミン等の三級アミン
類、アンモニア等の揮発性塩基が挙げられ、ウレタン化
反応前、反応中あるいは反応後において中和することが
できるが、耐水性、残留臭気等の点からアンモニア若し
くはトリエチルアミンが特に好ましい。
ルとしては、炭素数1〜4のアルキルアルコールを開始
剤として、エチレンオキサイドを必須成分とし、更にプ
ロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオ
キサイド、エピクロルヒドリン、テトラヒドロフラン、
シクロヘキシレン等のモノマーのうち少なくとも1種と
ブロックあるいはランダム共重合することにより得ら
れ、エチレンオキシドの繰り返し単位を少なくとも30
重量%以上含有する分子量300〜10,000のポリ
オキシアルキレンモノアルキルエーテルが挙げられる。
ウレタン樹脂粒子の水性分散体は、ポリウレタン樹脂粒
子内が架橋していることが要件である。ポリウレタン樹
脂粒子は、(1)末端にイソシアネート基を有する自己
水分散性ウレタン系プレポリマー、3官能以上のポリイ
ソシアネート化合物及び多官能アミン化合物の付加反
応、(2)末端にイソシアネート基を有する自己水分散
性ウレタン系プレポリマーへの3官能以上の多官能アミ
ン化合物の付加反応、(3)末端にイソシアネート基を
有する自己水分散性ウレタン系プレポリマーと付加反応
性官能基を有する縮合性有機金属化合物との付加反応物
の重縮合反応(4)末端にイソシアネート基を有する自
己水分散性ウレタン系プレポリマー中に存在するラジカ
ル重合性不飽和基の重合反応の中で少なくとも1種類以
上の方法でポリウレタン樹脂粒子内を架橋することが出
来る。
しては、公知であれば何れをも使用することが出来る。
例えば2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−ト
リレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネ
ート、p−フエニレンジイソシアネート、4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−
ビフェニレンジイソシアネート、3,3’−ジメトキシ
−4,4’−ビフエニレンジイソシアネート、3,3’
−ジクロロ−4,4’−ビフェニレンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,5−テ
トラヒドロナフタレンジイソシアネート、テトラメチレ
ンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシ
アネート、ドデカメチレンジイソシアネート、トリメチ
ルヘキサメチレンジイソシアネート、1,3−シクロヘ
キシレンジイソシアネート、1,4−シクロヘキシレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テト
ラメチルキシリレンジイソシアネート、水素添加キシリ
レンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,
4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等のジ
イソシアネートのイソシアヌレート型、ビューレット
型、ポリオールとのアダクト型を挙げることが出来る。
上記の3官能以上のポリイソシアネート化合物を2種類
以上併用する事も可能である。必要に応じて前記のジイ
ソシアネートを併用してもよい。
は、公知であるば何れをも使用する事が出来る。例え
ば、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等
を挙げる事が出来る。また、上記の3官能以上の多官能
アミン化合物は2種類以上併用することができ、かつ、
後記の2官能のアミン化合物と併用することも可能であ
る。多官能アミン化合物は、水分散性ウレタン系ポリマ
ーに完全に付加させることが好ましい。
化合物は公知であれば何れをも使用する事が出来る。例
えば、シラン化合物、チタネート化合物、ジルコアルミ
ニウム化合物、アルミニウム化合物を挙げる事が出来
る。好ましくは、シンラ化合物が挙げられる。また、上
記の縮合性有機金属化合物を2種類以上併用することも
可能である。
ノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−β(アミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメチルジメトキシシラ
ン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N,N−ビス(トリメチルシリル)ウレア、3−
ウレイドプロピルトリメトシキシシラン、3−アミノプ
ロピル−トリス(2−メトキシ−エトキシ−エトキシ)
シラン、N−メチル−3−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、トリアミノプロピル−トリメトキシシラン、ヘ
キサメチルジシラザン等のアミノシラン、γ−メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピル−メチ
ルジメトキシシラン等のメルカプトシランを挙げる事が
出来る。アミノ基の官能基濃度を増大させるために2官
能のアミノ基を有するN−β(アミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシランも使用することができ
る。
(N−アミドエチル・アミノエチル)チタネート、テト
ライソプロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネ
ート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイ
ト)チタネート、テトラ(2,2−ジアルキルオキシメ
チル−1−ブチル)ビス(ジトリデシル)ホスファイト
チタネート、アセトアセチィックエステルチタネート、
チタンラクテートアンモニウム塩、チタンラクテート、
ジ−イソプロポキシ−ビス−(2,4−ペンタジオネオ
ート)−チタニウム、ジ−イソプロピル−ビスートリエ
タノールアミノチタネート等を挙げる事が出来る。
式(I)で表される化合物を挙げることができる。
H、又は−(CH2)COOHである。
中で重縮合するためポリウレタン樹脂粒子を架橋をせし
めることができ、従って、活性水素原子を含有する架橋
ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体を得ることが出来
る。
分散体を得るためには、自己水分散性ウレタンポリマー
にラジカル重合性不飽和基を導入する方法としては、自
己水分散性ウレタン系プレポリマーのイソシアネート基
と付加反応性官能基を有するラジカル重合性不飽和化合
物とを反応せしめることによって導入する方法が挙げら
れる。
基を有するラジカル重合性不飽和化合物としては、例え
ば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレン(メタ)
アクリレート、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレ
ート等のポリオキシアルキレン(メタ)アクリレート、
グリセリンモノおよびジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパンモノおよびジ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールジおよびトリ(メタ)アクリレー
ト、アリルアルコール、(メタ)アクリルアミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド、マレイン酸アミド
等が挙げられる。
レタン樹脂は水性媒体中に分散させた後、該ラジカル重
合性不飽和基を重合させることによって架橋を行い活性
水素原子を含有する架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分
散体を得ることができる。この際、必要に応じて重合性
不飽和基を有するその他の化合物を混合し水性媒体中に
分散させても良い。ラジカル重合性不飽和基の重合は、
重合開始剤と共に40〜100℃に加熱し、10分〜5
時間攪拌することによって容易に行うことができる。
ればいずれをも使用することが出来る。特に代表的なも
ののみを例示するに留めれば、過酸化ベンゾイル、過酸
化ラウロイル、tert−ブチルパーオキシオクトエー
ト、tert−ブチルパーオキシアセテート、tert
−ブチルパーオキシベンゾエートの如き有機過酸化物
系、あるいはアゾビスイソブチロニトリルもしくはアゾ
ビスイソバレロニトリルの如きニトリル系などの公知慣
用の有機相ラジカル重合開始剤を用いることができ、こ
れら有機相開始剤を用いる場合は樹脂を水分散させる前
に樹脂中に予め加えておくのがよい。さらに、重合性不
飽和基含有樹脂の水分散体中に加えて使用できる開始剤
の例としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、
またはアゾビスブチロニトリルもしくはその塩酸塩など
があり、さらには、クメンハイドロパーオキサイドまた
はtert−ブチルハイドロパーオキサイドなどの有機
過酸化物も必要に応じて、使用することができる。さら
にはまた、これらの過硫酸塩や過酸化物などと、鉄イオ
ンの如き金属イオン、あるいは、ナトリウムスルホキシ
レートホルムアルデヒド、ピロ亜硫酸ナトリウムまたは
L−アスコルビン酸などの還元剤を組み合わせて用いら
れる、いわゆるレドックス系開始剤をも用いることがで
きる。
能以上のポリイソシアネート化合物若しくは付加反応性
官能基を有する縮合性有機化合物の付加反応及びウレタ
ン系プレポリマー中に存在するラジカル重合性不飽和基
の重合反応を利用する場合には、架橋ポリウレタン樹脂
粒子に活性水素原子を導入する為に多官能アミン化合物
を使用する。
ば何れをも使用する事が出来る。化合物内にアミンを少
なくとも2個以上含有する例えばエチレンジアミン、
1,6−ヘキサメチレンジアミン、ピペラジン、2,5
−ジメチルピペラジン、イソホロンジアミン、4,4’
−ジシクロヘキシルメタンジアミン、3,3’−ジメチ
ル−4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミン、1,
2−シクロヘキンジアミン、1,4−シクロヘキサンジ
アミン、1,2−プロパンジアミン等のジアミン類;ヒ
ドラジン類;アミノエチルエタノールアミン、アミノプ
ロピルエタノールアミン、アミノヘキシルエタノールア
ミン、アミノエチルプロパノールアミン、アミノプロピ
ルプロパノールアミン、アミノヘキシルプロパノールア
ミン等のアミノアルキルアルカノールアミン類等の2官
能アミン化合物、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン等の3官能アミン化合物を挙げる事が出来
る。また、上記の多官能アミン化合物を2種類以上併用
することも可能である。
脂粒子の粒子系は、接着剤の実用上の観点から30nm
乃至50μmが好ましく、50nm乃至5μmが特に好
ましい。
活性水素原子と反応する官能基を分子内に2個以上を有
する水性化合物としては公知で有れば何れをもしようす
る事ができが、該活性水素原子と反応する官能基を分子
内に2個以上を有する水性化合物としては水性エポキシ
化合物を挙げることができる。水性エポキシ化合物は、
分子中に2個以上のグリシジル基を含有する化合物であ
れば何れをも使用することが出来る。例えば、エチレン
グリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグ
リシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジル
エーテル、トリメチロールエタントリグリシジルエーテ
ル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ペンタエリ
スリトールポリグリシジルエーテル等の脂肪族ポリエポ
キシ化合物;ビスフェノールAあるいはビスフェノール
Fタイプのエポキシ化合物;キシリレンジアミン等のポ
リグリシジルエーテル類等及びこれらと前記乳化剤の混
合物で水に分散できるようにしたものあるいはエチレン
オキサイドの繰り返し単位を含有する親水基含有化合物
で一部変性して自己乳化性にした親水性のポリエポキシ
化合物等が挙げられる。また、商品名としては、エピク
ロンEM85−75W、CR−75、ディックファイン
EM60(大日本インキ化学工業(株)製)、エピコー
トDX−255(三菱油化シェルエポキシ(株)製)、
アクアトート510(東都化成(株)製)、デナコール
EX−721、EX−EX−313、EX−314、E
X−321、EX−421、EX−512、EX−52
1、EX−810、EX−811、EX−832、EX
−851、EX−861、(ナガセ化成工業(株)
製)、エポライト400E、200E、40E(共栄社
油脂化学工業(株)製)等が挙げられる。
リシジル基が架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体の
活性水素と重付加反応することによって、接着剤の架橋
を更に促進し、優れた耐水性、耐熱水性、耐油性および
耐有機溶剤性の発現を可能にしている。上記の活性水素
原子とグリシジル基との配合比率は、活性水素原子の当
量100に対して、グリシジル基の当量が、10〜50
0の当量に相当する量を使用することができ、好ましく
は、50〜200である。
たる該活性水素原子と反応する官能基を分子内に2個以
上を有する水性化合物としては、水性イソシアネート化
合物を挙げることができる。水性イソシアネート化合物
は、分子内にイソシアネート基を少なくとも2個以上含
有し、水に分散可能なものならば何れをも使用すること
が出来る。例えば、商品名としては、大日本インキ化学
工業社製CR−60N、日本ポリウレタン社製コロネー
トC3062、C3053、住友バイエルウレタン社製
ディスモジュールDA等を挙げることができる。尚、水
性イソシアネート化合物については、第一成分である活
性水素原子を含有する架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性
分散体と配合後は、水とイソシアネートとの副反応が発
生するため速やかに使用する必要がある。6時間以内に
使用することが好ましい。
のイソシアネート基が架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性
分散体の活性水素と重付加反応することによって接着剤
の架橋を更に促進し、優れた耐水性、耐熱水性、耐油性
および耐有機溶剤性の発現を可能にしている。上記の活
性水素原子とイソシアネート基との配合比率は、活性水
素原子の当量100に対して、イソシアネート基の当量
が、10〜500の当量に相当する量を使用することが
でき、好ましくは、50〜300である。
ウレタン樹脂粒子の水性分散体と該活性水素原子と反応
しえる官能基を分子内に2個以上有する水性化合物とを
含有する2液混合型水性接着剤組成物を使用する際に
は、更に他の水性樹脂、例えば酢ビ系、エチレン酢ビ
系、アクリル系、アクリルスチレン系等のエマルジョ
ン;スチレン・ブタジエン系、アクリロニトリル・ブタ
ジエン系、アクリル・ブタジエン系、ポリクロロプレン
系、ビニルピリジン系、ブチルゴム系、天然ゴム等のラ
テックス;ポリエチレン系、ポリオレフィン系等のアイ
オノマー等と任意の割合で配合して使用することができ
る。
架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体と2個以上のグ
リシジル基を含有する水性エポキシ化合物とを含有する
2液混合型水性接着剤組成物を使用する際には、上記成
分の他に、公知である充填剤、軟化剤、老化防止剤、安
定剤、接着促進剤、レベリング剤、消泡剤、可塑剤、無
機フィラー、粘着付与性樹脂、繊維類、顔料等の着色
剤、可使用時間延長剤等を併用することができる。
素原子を有する架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体
と該活性水素原子と反応しえる官能基を分子内に2個以
上有する水性化合物とからなるものである。本発明の2
液混合型水性接着剤は、各種プラスチックフィルム、各
種金属蒸着フィルム、金属箔、紙、合成紙等の各種基材
等をラミネートするために使用される。
水素原子を有する架橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散
体と該活性水素原子と反応しえる官能基を分子内に2個
以上有する水性化合物を配合してなる水性接着剤を、塗
布膜厚が0.1〜50μmかつ塗布量0.1〜50g/
m2−dryとなるように屈曲性基材に塗布し、40〜
180℃の乾燥機で乾燥させ、水または有機溶剤を含む
水は蒸発させ、屈曲性基材の接着剤塗布面と他の屈曲性
基材とを、温度が30〜120℃、圧力が60〜300
kg/cm2 であるニップロールでラミネートする方法
である。ラミネート物は、ラミネート後接着剤の硬化促
進のためエージングする事が必要であり、エージング温
度としては35〜50℃で2〜3日が経済的に好まし
い。
例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレー
ト、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、
ポリエチレン、ナイロン、ポリビニルアルコール、塩化
ビニリデンコート二軸延伸ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート、セロハン等の各種プラスチック
フィルム、各種金属蒸着フィルム、金属箔等を使用する
事ができる。2液混合型水性接着剤塗布方式は、公知で
あれば広く使用する事ができる。例えば、ロ−ルコ−テ
イング、グラビアコーティング、ナイフコーティング、
リバースコーティング、キスコーティング等が挙げられ
る。グラビアロールの場合は、ロール目が発生し易いの
で、スムージングロールの併用が好ましい。乾燥機とし
ては、公知であれば広く使用する事ができる。例えば、
熱風乾燥機、赤外線照射式乾燥機、マイクロ波照射式乾
燥機、または、これらをうち少なくとも2種類以上を併
用した乾燥装置等を挙げる事ができる。
橋ポリウレタン樹脂粒子の水性分散体と該活性水素原子
と反応しえる官能基を分子内に2個以上有する水性化合
物とを含有する2液混合型水性接着剤組成物を用いて製
造されたラミネート物は、強固な接着性を示し、有機溶
剤系接着剤に匹敵する耐水性あるいは耐熱水性を発現す
る。即ち、本発明によって製造されたラミネート物を、
レトルトパウチ、ボイルパウチ、蓋材等の包装容器に使
用すると、その製造工程における80℃以上で行われる
高温殺菌によってフィルムが剥離することがなく、しか
も、内容物である食品の長期保存安定性および安全性に
も優れた包装材料の製造を可能とする。
より、一層、具体的に説明する。以下において、部及び
%は特に断りのない限り、すべて重量基準であるものと
する。
CMB−2586E(大日本インキ化学工業(株)製)
576.3部、ネオペンチルグリコール15.4部、ジ
メチロールプロピオン酸18.8部、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレン共重合体(分子量約3000、
EO/PO=50/50重量%)63.1部、及びME
K285.6部を充填し攪拌を行い、そこへイソホロン
ジイソシアネート166.5部を添加し、80℃で5時
間にわたり反応させてNCO%が2.2%の末端イソシ
アネ−ト基を有する水分散性ウレタン系プレポリマーを
得た。次いで、イソフォロンジアミン、信越シリコーン
KBE903(信越化学(株)製、3ーアミノプロピル
トリエトキシシラン)、およびトリエチルアミンをそれ
ぞれ38.3部、33.4部および14.2部を含む水
溶液部1053部をホモミキサ−で高速攪拌させなが
ら、この水溶液に、上記の水分散性ウレタン系プレポリ
マーを投入し、1時間攪拌養成を行った後水性分散体を
得た。この水分散体を60℃で減圧脱溶剤を行い、固形
分40%、25℃での粘度90cps、平均粒子系が2
00nmのやや乳白色を呈する半透明液体の末端アミノ
基の架橋ポリウレタン樹脂粒子水性分散体(A−1)を
調製した。
−1)は、少量を試験管に取ってTHFを加えると濁り
を呈するため、架橋して3次元化していることを示し
た。
は、大塚電子(株)製LPA3000を用いて測定を行
った重量平均粒子径である。
CMB−2586E(大日本インキ化学工業(株)製)
576.3部、ネオペンチルグリコール15.4部、ジ
メチロールプロピオン酸18.8部、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレン共重合体(分子量約3000、
EO/PO=50/50重量%)63.1部、及びME
K285.6部を充填し攪拌を行い、そこへイソホロン
ジイソシアネート166.5部を添加し、80℃で5時
間にわたり反応させてNCO%が2.2%の末端イソシ
アネ−ト基を有する水分散性ウレタン系プレポリマーを
得た。次いで、イソフォロンジアミン、および25%ア
ンモニア水をそれぞれ63.9部および9.2部を含む
水溶液部1096部をホモミキサーで高速攪拌しなが
ら、この水溶液に、上記の水分散性ウレタン系プレポリ
マーを投入し、1時間攪拌養成を行った後水性分散体を
得た。この水分散体を60℃で減圧脱溶剤を行い、固形
分40%、25℃での粘度90cps、平均粒子径16
0nmの乳白色を呈する液体の末端アミノ基のポリウレ
タン樹脂粒子水性分散体(A−2)を調製した。
6.5部、OH価56のポリプロピレングリコール29
0部、ジメチロールプロピオン酸17.0部、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレン共重合体(分子量約3
000、EO/PO=50/50重量%)57.1部お
よびMEK245.1部を充填し攪拌を行い、そこへト
リレンジイソシアネート121.8部を添加し、80℃
で7時間にわたり反応させてNCO%が2.1%の末端
イソシアネ−ト基を有する水分散性ウレタン系プレポリ
マーを得た。次いで、ジエチレントリアミン、信越シリ
コーンKBE903(信越化学(株)製、3ーアミノプ
ロピルトリエトキシシラン)部、およびトリエチルアミ
ンをそれぞれ22.0部、35.6部および12.8部
を含む水溶液部944部をホモミキサ−で高速攪拌しな
がら、この水溶液中に上記の水分散性ウレタン系プレポ
リマーを投入し、1時間攪拌養成を行った後水性分散体
を得た。この水分散体を60℃で減圧脱溶剤を行い、固
形分40%、25℃での粘度300cps、平均粒子径
が120nmのやや乳白色を呈する半透明液体の末端ア
ミノ基の架橋ポリウレタン樹脂粒子水性分散体(B)を
調製した。
CMB−2586E(大日本インキ化学工業(株)製)
710.0部、ネオペンチルグリコール2.2部、ジメ
チロールプロピオン酸19.8部、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン共重合体(分子量約3000、E
O/PO=50/50重量%)75.0部及びMEK3
23.7部を充填し攪拌を行い、そこへイソホロンジイ
ソシアネート155.4部を添加し、80℃で5時間に
わたり反応させてNCO%が1.6%の末端イソシアネ
−ト基を有する水分散性ウレタン系プレポリマーを得
た。次いで、イソフォロンジアミン、信越シリコーンK
BE903(信越化学(株)製、3ーアミノプロピルト
リエトキシシラン)、およびトリエチルアミンをそれぞ
れ38.3部、21.1部および14.9部を含む水溶
液部1222部をホモミキサーで高速攪拌しながら、こ
の水溶液に、上記のプレポリマーに、コロネートEH
(日本ポリウレタン工業(株)製)30部を添加したも
のを投入し、1時間攪拌養成を行った後水性分散体を得
た。この水分散体を60℃で減圧脱溶剤を行い、固形分
40%、25℃での粘度280cps、平均粒子径が1
40nmのやや乳白色を呈する半透明液体の末端アミノ
基の架橋ポリウレタン樹脂粒子水性分散体(C)を調製
した。
CMB−2586E(大日本インキ化学工業(株)製)
645.7部、2−ヒドロキシアクリレート23.2
部、ジメチロールプロピオン酸21.5部、及びMEK
280部を充填し攪拌を行い、そこへイソホロンジイソ
シアネート155.4部を添加し、80℃で6時間にわ
たり反応させてNCO%が1.6%の末端イソシアネ−
ト基を有する水分散性ウレタン系プレポリマーを得た。
次いで、このプレポリマーを高速攪拌しながら、イソプ
ロピルアルコール327.7部を投入し混合されたのを
確認して、イソフォロンジアミン、およびトリエチルア
ミンをそれぞれ51.1部、14.7部投入し、50℃
で1時間攪拌放置した後、水溶液1060部を徐々に滴
下していき水性分散体を得た。次ぎに、過硫酸アンモニ
ウム0.05部を含む10部の水溶液を上記水性分散体
に添加して、80℃で4時間重合反応させた後、60℃
で減圧脱溶剤を行い、固形分40%、25℃での粘度2
20cps、平均粒子径が90nmのやや乳白色を呈す
る半透明液体の末端アミノ基の架橋ポリウレタン樹脂粒
子水性分散体(D)を調製した。
3.5部、OH価56のポリプロピレングリコール37
0部、ジメチロールプロピオン酸19.0部、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレン共重合体(分子量約3
000、EO/PO=50/50重量%)64.1部、
ネオペンチルグリコール12.9部、およびMEK16
2.1部を充填し攪拌を行い、そこへイソフォロンジイ
ソシアネート144.3部を添加し、80℃で4時間に
わたり反応させてた後、無水トリメリット酸を5.8部
添加し再び80℃で6時間にわたり反応させNCO%が
1.4%の末端イソシアネ−ト基を有する水分散性ウレ
タン系プレポリマーを得た。さらに、この水分散性ウレ
タン系プレポリマーに、コロネートHX87.4部およ
びメチルエチルケトン574.9部を添加して3官能の
ポリイソシアネート化合物を含む水分散性ウレタン系プ
レポリマーを得た。
コーンKBM603(信越化学(株)製、N−β(アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン)、およびトリエチルアミンをそれぞれ58.3部、
50.4部および16.8部を含む水溶液1376部を
ホモミキサーで高速攪拌しながら、この水溶液に前記の
3官能のポリイソシアネート化合物を含む水分散性ウレ
タン系プレポリマーを投入し、1時間攪拌養成を行った
後水性分散体を得た。この水分散体を60℃で減圧脱溶
剤を行い、固形分40%、25℃での粘度50cps、
平均粒子径が120nmのやや乳白色を呈する半透明液
体の末端アミノ基の架橋ポリウレタン樹脂粒子水性分散
体(E)を調製した。
3.5部、OH価56のポリプロピレングリコール35
6部、ジメチロールプロピオン酸18.1部、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレン共重合体(分子量約3
000、EO/PO=50/50重量%)64.1部、
ネオペンチルグリコール12.3部、およびMEK15
6.0部を充填し攪拌を行い、そこへイソフォロンジイ
ソシアネート144.3部を添加し、80℃で4時間に
わたり反応させてた後、無水トリメリット酸を5.8部
添加し再び80℃で6時間にわたり反応させNCO%が
1.6%の末端イソシアネ−ト基を有する水分散性ウレ
タン系プレポリマーを得た。さらに、この水分散性ウレ
タン系プレポリマーに、コロネートHX62.7部およ
びメチルエチルケトン531.0部を添加して3官能の
ポリイソシアネート化合物を含む水分散性ウレタン系プ
レポリマーを得た。
ロンジアミン、およびトリエチルアミンをそれぞれ3
6.2部、63.4部および14.8部を含む水溶液1
293部をホモミキサーで高速攪拌しながら、この水溶
液に前記の3官能のポリイソシアネート化合物を含む水
分散性ウレタン系プレポリマーを投入し、1時間攪拌養
成を行った後水性分散体を得た。この水分散体を60℃
で減圧脱溶剤を行い、固形分40%、25℃での粘度5
0cps、平均粒子径が330nmの乳白色を呈する末
端アミノ基の架橋ポリウレタン樹脂粒子水性分散体
(F)を調製した。
散体を使用し、表1および表2に示すように配合して接
着剤を調整し、各種プラスチックフィルムのラミネート
を行い、そのラミネートサンプルについて接着性試験、
耐水耐熱水性試験を行った試験結果を表1、及び表2に
示す。
す。乾燥機を有するドライラミネーターのグラビアコー
ティングによって、調整した接着剤を、ベースフィルム
に3g/m2-dryの塗布量で塗布し、乾燥温度80℃
の乾燥機で乾燥後、シーラントフィルムと80℃・4k
g/cm2のニップ条件で、それぞれラミネートし、4
0℃で3日間養成を行ったものをラミネートサンプルと
した。
×:外観異常発生テ゛ィックファイン EM-60 :大日本インキ化学工業(株)製
の水性エポキシ化合物 コロネートC3062:日本ポリウレタン工業(株)製
の水性イソシアネート化合物
minでのT型剥離接着力フィルム の種類 :ベースフィルム (1)OPP:二村化学(株)製二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム、FOR 25μm (2)PET:東レ(株)製ポリエチレンテレフタレー
トフィルム、ルミラー 12μm (3)Nyl:ユニチカ(株)製ナイロンフィルム、エ
ンブレム 15μmシーラントフィルム (1)CPP#30:東洋紡績(株)製無延伸ポリプロピ
レンフィルム、ハ゜イレンP1128 30μm (2)VMCPP:東洋メタライシ゛ンク゛(株)製金属蒸着無
延伸プロピレンフィルム、2203 25μm (3)LLDPE:東京セロファン紙(株)製直鎖状低密度
ポリエチレンフィルム、TUX-HC 60μm (4)CPP#70:東レ合成フィルム(株)製無延伸ポリプ
ロピレンフィルム、ZK-62 70μm
ヒートシールによって製袋した後、食用油と水の混合物
(水/食用油=10/1)を充填したものを検体とし
て、98℃・1時間の条件で煮沸高温殺菌した後の検体
の外観。
ヒートシールによって製袋した後、食用油と水の混合物
(水/食用油=10/1)を充填したものを検体とし
て、120℃・30分の条件でレトルト高温殺菌した後
の検体の外観。
によれば接着性試験、ボイル試験及びレトルト試験に対
して優れた性能を有するラミネートサンプルを得ること
ができる。
ウレタン樹脂粒子の水性分散体と、該活性水素原子と反
応しえる官能基を分子内に2個以上有する水性化合物と
を含有する2液混合型水性接着剤は、従来、水性型接着
剤を使用する事ができなかった耐水性、耐熱水性、耐酸
性、および耐油性の要求が強い用途である内容物を充填
した状態で行われる包装容器の高温処理工程の用途にお
いてもフィルムが剥離および接着剤の白化がなく、しか
も、内容物の長期保存安定性にも優れた包装材料を製造
する事を可能にした。
Claims (11)
- 【請求項1】 活性水素原子を有する架橋ポリウレタン
樹脂粒子の水性分散体と、該活性水素原子と反応しえる
官能基を分子内に2個以上有する水性化合物とを含有す
ることを特徴とする2液混合型水性接着剤組成物。 - 【請求項2】 活性水素原子と反応しえる官能基を分子
内に2個以上有する水性化合物が、グリシジル基を分子
内に2個以上有する水性エポキシ化合物である請求項1
に記載の2液混合型水性接着剤組成物。 - 【請求項3】 活性水素原子と反応しえる官能基を分子
内に2個以上有する水性化合物が、イソシアネート基を
分子内に2個以上有する水性イソシアネート化合物であ
る請求項1に記載の2液混合型水性接着剤組成物。 - 【請求項4】 活性水素原子を有する架橋ポリウレタン
樹脂粒子の水性分散体が、末端にイソシアネート基を有
する自己水分散性ウレタン系プレポリマーと、3官能以
上の多官能性アミン化合物との付加反応物である請求項
1、請求項2又は請求項3に記載の2液混合型水性接着
剤組成物。 - 【請求項5】 活性水素原子を有する架橋ポリウレタン
樹脂粒子の水性分散体が、末端にイソシアネート基を有
する自己水分散性ウレタン系プレポリマーと、多官能性
アミン化合物と、付加反応性官能基を有する縮合性有機
金属化合物との付加反応物を重縮合して得られたもので
ある請求項1、請求項2又は請求項3に記載の2液混合
型水性接着剤組成物。 - 【請求項6】 活性水素原子を有する架橋ポリウレタン
樹脂粒子の水性分散体が、末端にイソシアネート基を有
する自己水分散性ウレタン系プレポリマーと、3官能以
上のポリイソシアネート化合物と、多官能性アミン化合
物との付加反応物である請求項1、請求項2又は請求項
3に記載の2液混合型水性接着剤組成物。 - 【請求項7】 活性水素原子を有する架橋ポリウレタン
樹脂粒子の水性分散体が、末端にイソシアネート基を有
する自己水分散性ウレタン系プレポリマーと、ポリイソ
シアネート化合物と、多官能性アミン化合物と、付加反
応性官能基を有する縮合性有機金属化合物との付加反応
物を重縮合して得られたものである請求項1、請求項2
又は請求項3に記載の2液混合型水性接着剤組成物。 - 【請求項8】 活性水素原子を有する架橋ポリウレタン
樹脂粒子の水性分散体が、末端にイソシアネート基を有
し、且つラジカル重合性不飽和基を有する自己水分散性
ウレタン系プレポリマーと、多官能性アミン化合物との
付加反応物を重縮合して得られたものである請求項1、
請求項2又は請求項3に記載の2液混合型水性接着剤組
成物。 - 【請求項9】 末端にイソシアネート基を有する自己水
分散性ウレタン系プレポリマーがラジカル重合性不飽和
基を有し、且つ活性水素原子を有する架橋ポリウレタン
樹脂粒子が該ラジカル重合性不飽和基の重合反応を併用
することによって架橋されている請求項4、請求項5、
請求項6又は請求項7に記載の2液混合型水性接着剤組
成物。 - 【請求項10】 付加反応性官能基を有する縮合性有機
金属化合物が有機シランである請求項5又は請求項7に
記載の2液混合型水性接着剤組成物。 - 【請求項11】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求
項9又は請求項10に記載の2液混合型水性接着剤組成
物を使用前に配合し、この接着剤配合液を屈曲性基材に
塗布して、水または有機溶剤を含む溶剤を蒸発させ接着
剤層を形成させた後、その接着剤層形成面と他の少なく
とも1つの屈曲性基材とを貼り合わせることを特徴とす
るラミネート方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21261893A JP3608083B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 2液混合型水性接着剤組成物およびそれを用いたラミネート方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21261893A JP3608083B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 2液混合型水性接着剤組成物およびそれを用いたラミネート方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0762320A true JPH0762320A (ja) | 1995-03-07 |
JP3608083B2 JP3608083B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=16625665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21261893A Expired - Lifetime JP3608083B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 2液混合型水性接着剤組成物およびそれを用いたラミネート方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3608083B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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