JP2003129024A - ラミネート用接着剤組成物およびそのラミネート方法 - Google Patents
ラミネート用接着剤組成物およびそのラミネート方法Info
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Abstract
塗工することが可能で、更にラミネートした際にトンネ
リングが発生しない程度の初期接着強度を有し、かつボ
イル及びレトルト等の高温殺菌処理した場合にデラミネ
ーション等の問題を発生させない2液硬化型ラミネート
用接着剤組成物を提供する。 【解決手段】 ポリオール成分を主剤とし、ポリイソシ
アネート成分を硬化剤とする2液硬化型ラミネート用接
着剤組成物であって、主剤が数平均分子量50以上、
4,000未満の範囲及び4,000以上100,00
0以下の範囲にそれぞれ1個以上の分子量分布の極大値
を有するポリオールを含有することを特徴とする2液硬
化型ラミネート用接着剤組成物。
Description
な接着剤組成物およびラミネート方法に関する。更に詳
しくは、各種プラスチックフィルム、金属蒸着フィル
ム、アルミニウム箔等をラミネートして、主として食品
の包装材料に使用する複合フィルムを製造する際に用い
るポリオールとポリイソシアネートよりなり、高固形分
塗工が可能な2液硬化型ラミネート用接着剤組成物およ
びそれを用いたラミネート方法に関する。
面に接着剤を塗布後、溶剤を蒸発乾燥除去し、他の材料
を加熱、圧着しながら積層する技術である。接着剤を塗
布する方法としては、グラビアロール等のロール塗工方
式が主に用いられる。この技術は、任意のフィルム同士
を自由に貼り合わせることができ、目的に応じた性能を
有する複合フィルムを得ることができるため、高性能が
要求される食品の包装材料の製造に広く用いられてい
る。
ート直後のトンネリングと呼ばれる浮きを防ぐための初
期接着性、(2)各種プラスチックフィルム、金属蒸着
フィルムおよび金属箔等に対する高い常態接着性、
(3)ボイル、レトルト等の高温殺菌処理時にデラミネ
ーションを発生させないボイル、レトルト耐性等に関し
て高い性能が要求される。
ネート用接着剤としては従来、主として2液硬化型ポリ
ウレタン系接着剤が使用されている。実用に供されてい
る代表的な主剤としては、ポリオールとジカルボン酸よ
り得られる末端水酸基のポリエステルポリオール、ポリ
エステルポリオールと有機ジイソシアネートより得られ
るポリエステルポリウレタンポリオール、ポリエーテル
ポリオールと有機ジイソシアネートから得られるポリエ
ーテルポリウレタンポリオール、ポリエステルポリオー
ルとポリエーテルポリオールの混合物と有機ジイソシア
ネートから得られるポリエステルポリエーテルポリウレ
タンポリオールが挙げられ、これらはいずれも2官能及
び3官能のポリオールである。これらのポリオールは、
数平均分子量が4,000から15,000のものが主
に使用される。
ールプロパンに3モルの有機ジイソシアネートを付加し
て得られるアダクト、3モルの有機ジイソシアネートに
1モルの水を反応させて得られるビュレット、または3
モルの有機ジイソシアネートの重合で得られるイソシア
ヌレート等の結合形態を有する多官能の有機ポリイソシ
アネートが使用され、又、ポリイソシアネートとポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオールまたは必要
によりこれらと低分子ポリオールを反応させて得られる
ポリウレタンポリイソシアネート化合物が主として使用
されている。
/イソシアネート基の当量比が1/1〜1/3の割合で
混合し、希釈溶剤として酢酸エチルを加えて、接着剤の
配合液を調整し塗工することが多い。しかしながら、こ
れらの接着剤は、従来のグラビアロール若しくはロール
塗工方法を用いて原反に塗工すると、グラビアロールの
セルからの接着剤の転移量が少なくなり接着剤塗布量が
一定せず、尚かつロール目による塗布面の外観不良が発
生する問題点を有する。また、塗布が可能なまでに接着
剤樹脂の分子量を下げた場合、ラミネート直後の初期接
着性が著しく低くなり、トンネリングが発生する。
ール若しくはロール塗工方法を用いて接着剤を塗工する
ことができ、ラミネート直後の初期接着強度が高く、尚
かつ常態での接着強度が高く、ボイルおよびレトルト耐
性に優れる接着剤は未だに得られていないのが現状であ
る。
剤組成物の不揮発分が40質量%以上で塗工することが
可能であり、さらにラミネートした際にトンネリングが
発生しない程度の初期接着強度を有し、かつボイルおよ
びレトルト等の高温殺菌処理した場合にデラミネーショ
ン等の問題を発生させない2液硬化型ラミネート用接着
剤組成物およびそれを用いた場合のラミネート方法を提
供するものである。
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、分子量分布に2
つの極大値を有するポリオール成分を用いることで本発
明に到達した。
剤とし、ポリイソシアネート成分を硬化剤とする2液硬
化型ラミネート用接着剤組成物であって、主剤が数平均
分子量50以上、4,000未満の範囲及び4,000
以上100,000以下の範囲にそれぞれ1個以上の分
子量分布の極大値を有するポリオールを含有することを
特徴とする2液硬化型ラミネート用接着剤組成物を提供
するものである。
ート用接着剤組成物を、非開放系のグラビア方式で塗布
する工程を有することを特徴とするラミネート方法を提
供するものである。
ゲルパーミションクロマトグラフ法で測定したポリスチ
レン換算の分子量である。
が40質量%以上の高固形分で塗工することが可能であ
り、初期接着強度、ボイルおよびレトルト耐性にも優れ
る2液硬化型ラミネート用接着剤組成物およびそれを用
いたラミネート方法を提供するものである。
接着剤組成物は、ポリオール成分を主剤とし、ポリイソ
シアネート成分を硬化剤とする2液硬化型ラミネート用
接着剤組成物であって、主剤が数平均分子量50以上、
4,000未満の範囲及び4,000以上100,00
0以下の範囲にそれぞれ1個以上の分子量分布の極大値
を有するポリオールを含有することを特徴としている。
分布に2以上の極大値を有するように合成しても良い
が、数平均分子量50以上、4,000未満の範囲に分
子量分布の極大値を有するポリオール成分と、4,00
0以上100,000以下の範囲に分子量分布の極大値
を有するポリオール成分を独立に合成し、それらを混合
しても良い。
の範囲に1個以上の分子量分布の極大値を有するポリオ
ールは、接着剤配合液の粘度を下げることに寄与する。
さらに、数平均分子量が4,000以上、100,00
0以下の範囲に1個以上の分子量分布の極大値を有する
ポリオールは、接着剤の凝集力を上げ、基材フィルムを
貼り合わせた着後の初期接着強度を向上させることに寄
与する。
0未満の範囲に分子量分布の極大値を有するポリオール
成分と、4,000以上100,000以下の範囲に分
子量分布の極大値を有するポリオール成分の質量比は、
20:80〜95:5であることが好ましい。より好ま
しくは30:70〜80:20である。本発明の2液硬
化型ラミネート用接着剤組成物は、上記の範囲内で、特
に好ましく、塗工に適する粘度が得られ、高固形分での
塗工を可能とし、さらに、実用上十分な初期接着強度を
発現させることを可能とする。
度25℃に於けるザーンカップ3番の粘度が15〜35
秒であることが好ましい。より好ましくは、15〜30
である。
ルコール、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリ
オール、ポリエステルポリウレタンポリオール、ポリエ
ーテルポリウレタンポリオール、およびポリエーテルポ
リエステルポリウレタンポリオールから選ばれる少なく
とも1種類以上を有することが好ましい。
発明に用いるポリオール成分としての多価アルコールと
しては、公知で有ればいずれをも使用することができ
る。具体例としては、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−
1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、メチルペンタンジオー
ル、ジメチルブタンジオール、ブチルエチルプロパンジ
オール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリプロピレングリコール、ビスヒドロキシエトキ
シベンゼン、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4
−シクロヘキサンジメタノール、トリエチレングリコー
ル、ポリカプロラクトンジオール、ダイマージオール、
ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA等のグリ
コール類;プロピオラクトン、ブチロラクトン、ε−カ
プロラクトン、δ−バレロラクトン、β−メチル−δ−
バレロラクトン等の環状エステル化合物の開環重合反応
によって得られるポリエステル類;トリメチロールプロ
パン、グリセリン、カルビトール、ソルビトール等の3
価以上のアルコール等を挙げることができる。
るポリエーテルポリオールとしては公知で有ればいずれ
をも使用することができる。例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,
3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等の活性
水素原子を2個有する化合物の1種以上を開始剤として
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレン
オキサイド、スチレンオキサイド、エピクロルヒドリ
ン、テトラヒドロフラン、シクロヘキシレン、等のモノ
マーの1種以上を常法により付加重合したポリエーテル
類を挙げることができる。
るポリエステルポリオールは、多塩基酸と多価アルコー
ルを縮合反応して得られるものである。多塩基酸として
は公知であればいずれの原料をも使用することができ
る。例えば、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ドデカンジカルボン酸、無水マレイン酸、フ
マル酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフ
タル酸、フタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、
2,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸、ナフタル酸、ビフェニルジカルボン酸、
1,2−ビス(フェノキシ)エタン−p,p’−ジカル
ボン酸及びこれらジカルボン酸の無水物あるいはエステ
ル形成性誘導体;p−ヒドロキシ安息香酸、p−(2−
ヒドロキシエトキシ)安息香酸及びこれらのジヒドロキ
シカルボン酸のエステル形成性誘導体、ダイマー酸、ト
リメリット酸、ピロメリット酸等の多塩基酸を単独であ
るいは二種以上の混合物で使用することができる。
ルコール、ポリエーテルポリオール成分を単独であるい
は二種以上の混合物として使用できる。
多塩基酸のカルボン酸に対する多価アルコールの水酸基
の過剰率を変化させて調整することができる。
本発明に用いるポリエステルポリウレタンポリオール
は、上記のポリエステルポリオールのウレタン化を行っ
たものを使用することができる。ウレタン化に用いられ
る有機ジイソシアネート類としては、芳香族ジイソシア
ネート(ジフェニルメタンジイソシアネート、テトラメ
チルキシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシア
ネート、低分子グリコール類と前記芳香族ジイソシアネ
ートとのプレポリマー等);脂肪族ジイソシアネート
(1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,
4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、エ
チレングリコール、プロピレングリコール等の低分子グ
リコール類と前記脂肪族ジイソシアネートとのプレポリ
マー等);脂環族ジイソシアネート(イソホロンジイソ
シアネート、水添化4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネー
ト、イソプロピリデンジシクロヘキシルー4,4’−ジ
イソシアネート、低分子グリコール類と前記脂環族ジイ
ソシアネートとのプレポリマー等);及びこれらの二種
以上の混合物が挙げられる。
に前記の多価アルコールおよびポリエーテルポリオール
を使用することができる。当該ポリエステルポリウレタ
ンポリオールの分子量は、ポリオールの水酸基に対する
有機ジイソシアネートの過剰率によって調整することが
できる。
ンには、前記の多価アルコールや前述のポリエーテルポ
リオール成分をブレンドして使用することもできる。
本発明に用いるポリエーテルポリウレタンポリオール
は、上記のポリエーテルポリオールのウレタン化を行っ
たものを使用することができる。ウレタン化の際には上
記に挙げた方法を用いることができる。
ポリオール)本発明に用いるポリエーテルポリエステル
ポリウレタンポリオールは、上記のポリエステルポリオ
ールおよびポリエーテルポリオールのウレタン化を行っ
たものを使用することができる。ウレタン化の際には上
記に挙げた方法を用いることができる。
る硬化剤であるポリイソシアネート成分は、例えば、前
記したジイソシアネートとポリオールとのアダクト体、
前記のジイソシアネートのイソシアヌレート体、ビュー
レット体、アロファネート体等の1分子内にイソシアネ
ート基が少なくとも2個以上有するものが挙げられる。
に3モルのジイソシアネートを付加して得られるアダク
ト、3モルのジイソシアネートに1モルの水を反応させ
て得られるビューレット、または3モルのジイソシアネ
ートの重合で得られるイソシアヌレート等の結合形態を
有する多官能の有機ポリイソシアネートが使用され、
又、ポリイソシアネートとポリエステルポリオール、ポ
リエーテルポリオールまたは必要によりこれらと低分子
ポリオールを反応させて得られるポリウレタンポリイソ
シアネート化合物が挙げられる。ジイソシアネートとし
ては、芳香族ジイソシアネート(ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート)、脂肪族ジ
イソシアネート(1,6−ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、キシリレンジイソシアネート)、脂環族ジイソシ
アネート(イソホロンジイソシアネート)及びこれらの
二種以上の混合物が主に用いられる。3官能以上のポリ
イソシアネートの分子量範囲は500〜2,000程度
が好ましく、2官能ジイソシアネートとしては500〜
10,000程度が好ましい。
イソシアネート成分に起因するイソシアネート基の割合
は、OH:NCOが、1:1〜1:4が好ましく、より
好ましくは、1:1〜1:3程度である。
成物は、ガラス転移温度が−10〜30℃であることが
好ましい。より好ましくは−5〜20℃の範囲である。
好ましいガラス転移温度範囲を得るために、組成物中の
芳香環及び脂環の濃度を1.0〜4.0ミリ当量/g
(不揮発分)とすることができる。
剤組成物に用いるポリエステルポリオールを構成する
1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、ビスフェノールA、水素添加ビスフ
ェノールA等のグリコール類、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、2,5−ナフタ
レンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
ナフタル酸、ビフェニルジカルボン酸、1,2−ビス
(フェノキシ)エタン−p,p’−ジカルボン酸等の多
塩基酸、本発明の接着剤組成物に用いるポリエステルポ
リオールのウレタン化を行う際に使用する有機ジイソシ
アネート類の中の芳香族ジイソシアネート(ジフェニル
メタンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート、低分子グリ
コール類と前記芳香族ジイソシアネートとのプレポリマ
ー等);脂環族ジイソシアネート(イソホロンジイソシ
アネート、水添化4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、
イソプロピリデンジシクロヘキシルー4,4’−ジイソ
シアネート)等が挙げられる。
成物を用いた硬化塗膜は分岐濃度が0.05〜0.6ミ
リ当量/g(不揮発分)が好ましく、より好ましくは
0.1〜0.4ミリ当量/g(不揮発分)である。硬化
塗膜の分岐濃度を上記の範囲とするためには、ポリマー
鎖を分岐させることができる成分を好ましくは0.05
〜0.6ミリ当量/g(不揮発分)、より好ましくは
0.1〜0.4ミリ当量/g(不揮発分)含有させれば
良い。ポリマー鎖を分岐させることができる成分として
は、ポリイソシアネート成分由来の3官能以上のポリイ
ソシアネートが好ましく、水酸基を少なくとも3個以上
有する多価アルコールを併用しても良い。ポリイソシア
ネート成分としては、有機ジイソシアネートのアダクト
体、イソシアヌレート体、ビューレット体、アロファネ
ート体が挙げられる。ポリオール成分としては、水酸基
を少なくとも3個以上有する多価アルコールとしての、
トリメチロールプロパン、グリセリン、カルビトール、
ソルビトール、又は多糖類等、更には、カルボキシル基
を少なくとも3個以上有する多塩基酸としてのトリメリ
ット酸、ピロメリット酸を原料としたポリエステルポリ
オール等が挙げられる。
に塗装時に希釈剤として使用される溶剤としては例えば
酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート等のエ
ステル類;アセトン、メチルエチルケトン、イソブチル
ケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル類;トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、エチレン
クロリド等のハロゲン化炭化水素類;ジメチルスルホキ
シド、ジメチルスルホアミド等が挙げられる。これらの
うち通常は酢酸エチルを使用するのが好ましい。
発明の2液硬化型ラミネート用接着剤組成物には、接着
促進剤をポリオール成分合成後に添加することもでき
る。接着促進剤にはシランカップリング剤、チタネート
系カップリング剤、アルミニウム系等のカップリング
剤、エポキシ樹脂等が挙げられる。
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)−
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメチルジメトキシ
シラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン等のアミノシラン;β−(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリエトキシシラン等のエポキシシラン;ビニ
ルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン等のビニルシラ
ン;ヘキサメチルジシラザン、γ−メルカプトプロピル
トリメトキシシラン等を挙げることが出来る。
えば、テトライソプロポキシチタン、テトラ−n−ブト
キシチタン、ブチルチタネートダイマー、テトラステア
リルチタネート、チタンアセチルアセトネート、チタン
ラクテート、テトラオクチレングリコールチタネート、
チタンラクテート、テトラステアロキシチタン等を挙げ
ることが出来る。
ては、例えば、アセトアルコキシアルミニウムジイソプ
ロピレート等が挙げることが出来る。
ているエピ−ビス型、ノボラック型、β−メチルエピク
ロ型、環状オキシラン型、グリシジルエーテル型、グリ
シジルエステル型、ポリグリコールエーテル型、グリコ
ールエーテル型、エポキシ化脂肪酸エステル型、多価カ
ルボン酸エステル型、アミノグリシジル型、レゾルシン
型等の各種エポキシ樹脂が挙げられる。
着剤組成物には、接着剤層の耐酸性を向上させる方法と
して公知の酸無水物を併用することもできる。酸無水物
としては、例えば、フタル酸無水物、コハク酸無水物、
ヘット酸無水物、ハイミック酸無水物、マレイン酸無水
物、テトラヒドロフタル酸無水物、ヘキサヒドラフタル
酸無水物、テトラプロムフタル酸無水物、テトラクロル
フタル酸無水物、トリメリット酸無水物、ピロメリット
酸無水物、ベンゾフェノテトラカルボン酸無水物、2,
3,6,7−ナフタリンテトラカルボン酸2無水物、5
−(2,5−オキソテトラヒドロフリル)−3−メチル
−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸無水物、
スチレン無水マレイン酸共重合体等が挙げられる。
成物は、不揮発分60〜80質量%程度のポリオール成
分と、不揮発分70〜100質量%程度のポリイソシア
ネート成分を混合し、必要に応じて希釈溶剤で希釈して
使用する。本発明の2液硬化型ラミネート用接着剤組成
物の不揮発分は調製時で、40〜60質量%程度が好ま
しい。
成物には、更に、消泡剤、レベリング剤等の添加剤を添
加することができる。
法は、前記のポリオール成分とポリイソシアネート成分
とからなる接着剤組成物を、固形分40%以上、好まし
くは50%以上となるように調整し、この接着剤組成物
をグラビアロール塗工を用いて、塗布量が不揮発分で好
ましくは、1.5〜5g/m2、より好ましくは、2〜
4g/m2となる塗工条件で基材に塗布する工程、ドラ
イヤーで乾燥する工程、接着剤組成物が塗布された面と
他の基材とを貼り合わせる工程を有する。この際、本発
明の2液硬化型ラミネート用接着剤組成物は、不揮発分
を50%としたときのザーンカップ3番の粘度が、温度
25℃において、15秒〜35秒であることが好まし
く、より好ましくは、15秒〜30秒である。
形分で塗工されるため、加工時に希釈溶剤に揮発による
接着剤組成物の粘度増加を防止するため、非開放系のグ
ラビアロール方式で塗布する。非開放系のグラビアロー
ル方式は、例えば、チャンバードクター方式が挙げられ
る。ドライヤーで乾燥する工程、接着剤組成物が塗布さ
れた面と他の基材とを貼り合わせる工程は従来公知の任
意の方法が用いられる。
接着剤組成物は、用途として、プラスチックフィルム、
アルミ蒸着フィルム、アルミナ蒸着フィルム、シリカ蒸
着フィルム、及びアルミ箔から選ばれた少なくとも2種
類以上のものをラミネートするために使用される。
軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、
ナイロン、アルミナ蒸着またはシリカ蒸着が施された2
軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートお
よびナイロンフィルムから選ばれたベースフィルムと、
ポリエチレン、ポリプロピレン、アルミ蒸着が施された
ポリエチレン、ポリプロピレンから選ばれたシーラント
フィルムとをラミネートしたものが挙げられる。上記の
ベースフィルムには、印刷を施すこともできる。
軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、
ナイロン、アルミナ蒸着またはシリカ蒸着が施された2
軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートお
よびナイロンフィルムから選ばれたベースフィルムと、
アルミ箔、2軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレ
フタレート、ナイロン、アルミナ蒸着またはシリカ蒸着
が施された2軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレ
フタレートおよびナイロンフィルムから選ばれた中間
層、ポリエチレン、ポリプロピレンから選ばれたシーラ
ントフィルムとをラミネートしたものが挙げられる。上
記のベースフィルムまたは中間層には、印刷を施すこと
もできる。
軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、
ナイロン、アルミナ蒸着またはシリカ蒸着が施されたポ
リエチレンテレフタレートおよびナイロンフィルムから
選ばれたベースフィルムと、アルミ箔、ポリエチレンテ
レフタレート、ナイロン、アルミナ蒸着またはシリカ蒸
着が施されたポリエチレンテレフタレートおよびナイロ
ンフィルムから選ばれた第1中間層と、アルミ箔、ポリ
エチレンテレフタレート、ナイロン、アルミナ蒸着また
はシリカ蒸着が施された2軸延伸ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレートおよびナイロンフィルムから選
ばれた第2中間層、ポリエチレン、ポリプロピレンから
選ばれたシーラントフィルムとをラミネートしたものが
挙げられる。上記のベースフィルムまたは第1および第
2中間層には、印刷を施すこともできる。
より更に詳細に説明するが、本発明は以下の例に限定さ
れるものではない。尚、例中「部」「%」とあるのは
「質量部」、「質量%」を示す。
等を備えたポリエステル反応容器に、イソフタル酸の4
1.2部、アジピン酸の18.0部、セバチン酸の9.
8部、エチレングリコールの17.3部、ネオペンチル
グリコールの14.9部、1,6−ヘキサンジオールの
16.7部および酢酸亜鉛の0.03部を仕込み、精留
管上部温度が100℃を越えないように徐々に加熱して
内温を240℃に保持した。酸価が5mgKOH/gに
なったところでキシレンを加え水分分離器を用いて同温
度でキシレンをリフラックスさせ酸価2mgKOH/g
以下までさらに反応を続けた。10mmHg以下に減圧
し、1.5時間保持してキシレンを除去し、エステル化
反応を終了し、酢酸エチルの25部を添加しシンニング
を行って、不揮発分75.1%、粘度Tのポリエステル
ポリオールを得た。このポリオールの分子量分布をGP
Cを用いて測定したところ、分子量のピークが、スチレ
ン換算の分子量で1,500であった。このポリオール
をポリオールA1とする。
等を備えたポリエステル反応容器に、イソフタル酸の2
1.0部、テレフタル酸21.0部、アジピン酸の2
2.8部、バーサダイム216(コグニス社、ダイマー
脂肪酸 酸価=195mgKOH/g)の8.0部、エ
チレングリコールの9.2部、ネオペンチルグリコール
の21.2部、1,6−ヘキサンジオールの10.0部
および酢酸亜鉛の0.03部を仕込み、精留管上部温度
が100℃を越えないように徐々に加熱して内温を24
0℃に保持した。酸価が5mgKOH/gになったとこ
ろでキシレンを加え水分分離器を用いて同温度でキシレ
ンをリフラックスさせ酸価2mgKOH/g以下までさ
らに反応を続けた。10mmHg以下に減圧し、1.5
時間保持してキシレンを除去し、エステル化反応を終了
し、酢酸エチルの66.7部を添加しシンニングを行っ
て、不揮発分60.2%、粘度U−Vのポリエステルポ
リオールを得た。このポリオールの分子量分布をGPC
を用いて測定したところ、分子量のピークが、スチレン
換算の分子量で15,000であった。このポリオール
をポリオールA2とする。
−3350の100部と酢酸エチルの100部を添加し
溶解したものをポリオールA3とする。このポリオール
A3の分子量分布をGPCを用いて測定したところ、分
子量のピークが、スチレン換算の分子量で6,000で
あった。
リウレタン反応容器に、コロネートT−80(日本ポリ
ウレタン工業社製、2,4−異性体80%、2,6−異
性体20%よりなるトリレンジイソシアネート)18.
3部、DIOL−400(三井化学社製、平均分子量4
00の2官能ポリプロピレングリコール)38.7部、
DIOL2000(三井化学社製、平均分子量2000
の2官能ポリプロピレングリコール)35.6部、ジプ
ロピレングリコール6.5部、ジメチロールプロピオン
酸0.8部を仕込み、約1時間かけて100℃に加熱し
4時間撹拌して反応を行った。撹拌を止め、ここに酢酸
エチルの42.9部を加え再び撹拌をはじめて溶解し、
不揮発分75%で粘度がVのポリエーテルポリウレタン
ポリオールを得た。このポリオールの分子量分布をGP
Cを用いて測定したところ、分子量のピークが、スチレ
ン換算の分子量で1,500であった。このポリオール
をポリオールB1とする。
リウレタン反応容器に、コロネートT−80(日本ポリ
ウレタン工業社製、2,4−異性体80%、2,6−異
性体20%よりなるトリレンジイソシアネート)31.
0部、DIOL−400(三井化学社製、平均分子量4
00の2官能ポリプロピレングリコール)51.7部、
DIOL2000(三井化学社製、平均分子量2000
の2官能ポリプロピレングリコール)10.3部、ジプ
ロピレングリコール6.2部、ジメチロールプロピオン
酸0.8部を仕込み、約1時間かけて100℃に加熱し
4時間撹拌して反応を行った。撹拌を止め、ここに酢酸
エチルの100部を加え再び撹拌をはじめて溶解し、不
揮発分50%で粘度がZ−Z1のポリエーテルポリウレ
タンポリオールを得た。このポリオールの分子量分布を
GPCを用いて測定したところ、分子量のピークが、ス
チレン換算の分子量で16,000であった。このポリ
オールをポリオールB2とする。
リウレタン反応容器に、コロネートT−80(日本ポリ
ウレタン工業社製、2,4−異性体80%、2,6−異
性体20%よりなるトリレンジイソシアネート)25.
3部、DIOL−400(三井化学社製、平均分子量4
00の2官能ポリプロピレングリコール)34.2部、
DIOL−700(三井化学社製、平均分子量700の
2官能ポリプロピレングリコール)36.5部、ジプロ
ピレングリコール3.1部、ジメチロールプロピオン酸
0.9部を仕込み、約1時間かけて100℃に加熱し4
時間撹拌して反応を行った。撹拌を止め、ここに酢酸エ
チルの42.9部を加え再び撹拌をはじめて溶解し、不
揮発分70%で粘度がZ1−Z2のポリエーテルポリウ
レタンポリオールを得た。このポリオールの分子量分布
をGPCを用いて測定したところ、分子量のピークが、
スチレン換算の分子量で5,200であった。このポリ
オールをポリオールC1とする。
2官能ポリプロピレングリコール)100部に酢酸エチ
ル33.3部加え撹拌したものをポリオールC2とす
る。
ネートであるバーノックD−750Yをポリイソシアネ
ートAとする。
ネートであるスミジュールN−3200の100部、三
井武田ケミカル(株)製の脂肪族系ポリイソシアネート
であるタケネートD−178Nの100部、酢酸エチル
の22部を混合し、不揮発分90%、NCO%21.2
%のポリイソシアネートBを得た。
リウレタン反応容器に、コロネートT−80(日本ポリ
ウレタン工業社製、2,4−異性体80%、2,6−異
性体20%よりなるトリレンジイソシアネート)2.6
部、ミリオネートMT(三井化学(株)製MDI)2
6.1、DIOL−1000(三井化学社製、平均分子
量1000の2官能ポリプロピレングリコール)51.
2部、DIOL−700(同社製、平均分子量700の
2官能ポリプロピレングリコール)17.4部、ジプロ
ピレングリコール2.6部を仕込み、約1時間かけて1
00℃に加熱し4時間撹拌して反応を行った。撹拌を止
め、ここに酢酸エチルの33.3部を加え再び撹拌をは
じめて溶解し、大日本インキ化学工業(株)製の芳香族
系ポリイソシアネートであるバーノックD−750Yの
20.0部を添加し、不揮発分75.1%で粘度がY−
ZのポリイソシアネートCを得た。
等を備えたポリエステル反応容器に、イソフタル酸の4
1.2部、アジピン酸の22.8部、バーサダイム21
6(コグニス社、ダイマー脂肪酸 酸価=195mgK
OH/g)の9.8部、エチレングリコールの9.9
部、ネオペンチルグリコールの18.4部、1,6−ヘ
キサンジオールの13.2部および酢酸亜鉛の0.03
部を仕込み、精留管上部温度が100℃を越えないよう
に徐々に加熱して内温を240℃に保持した。酸価が5
mgKOH/gになったところでキシレンを加え水分分
離器を用いて同温度でキシレンをリフラックスさせ酸価
2mgKOH/g以下までさらに反応を続けた。10m
mHg以下に減圧し、1.5時間保持してキシレンを除
去し、エステル化反応を終了し中間体ポリエステルポリ
オールを得た。得られた中間体ポリエステルポリオール
の100部に対し、イソホロンジイソシアネートの4.
7部を加え120℃に加熱して遊離のNCO基が実質的
になくなるまでウレタン化の反応を行い酢酸エチルで希
釈して不揮発分60%時にガードナー粘度Z−Z1のポリ
エステルウレタンポリオール溶液を得た。これを比較例
主剤Dとする。このポリオールの分子量分布をGPCを
用いて測定したところ、分子量のピークが、スチレン換
算の分子量で11,000であった。
等を備えたポリエステル反応容器に、イソフタル酸の2
3.0部、テレフタル酸の23.0部、アジピン酸の2
2.8部、セバチン酸の9.0部、エチレングリコール
の12.3部、ネオペンチルグリコールの18.4部、
1,6−ヘキサンジオールの14.2部および酢酸亜鉛
の0.03部を仕込み、精留管上部温度が100℃を越
えないように徐々に加熱して内温を240℃に保持し
た。酸価が5mgKOH/gになったところでキシレン
を加え水分分離器を用いて同温度でキシレンをリフラッ
クスさせ酸価2mgKOH/g以下までさらに反応を続
けた。10mmHg以下に減圧し、1.5時間保持して
キシレンを除去し、エステル化反応を終了し中間体ポリ
エステルポリオールを得た。得られた中間体ポリエステ
ルポリオールの100部に対し、イソホロンジイソシア
ネートの3.0部を加え120℃に加熱して遊離のNC
O基が実質的になくなるまでウレタン化の反応を行い酢
酸エチルで希釈して不揮発分50%時にガードナー粘度
V−Wのポリエステルウレタンポリオール溶液を得た。
これを比較例主剤Eとする。このポリオールの分子量分
布をGPCを用いて測定したところ、分子量のピーク
が、スチレン換算の分子量で10,000であった。
ネートを下記の表1及び表2に示したように配合した。
固形分50%でのザーンカップ#3での粘度、ナイロン
フィルムとLLDPEとを接着させた複合フィルムの直後の
初期接着強度及びエージング後の常態接着強度、ボイル
耐性についても結果を掲げた。
1および2に示したように主剤、硬化剤、および希釈溶
剤である酢酸エチルを配合した接着剤組成物を、テスト
ラミネーター(武蔵野機械(株)製)を用いて、塗布量
2.5g(不揮発分)/m2となるようにONy(二軸
延伸ナイロン)フィルムに塗布し、温度70℃に設定し
たドライヤーで希釈溶剤を揮発させ乾燥し接着剤組成物
が塗布されたONyの接着剤面とLLDPEフィルムと
をラミネートし、ONy/LLDPEの2層からなる複
合フィルムを作成した。次いで、この複合フィルムを4
0℃×3日間のエージンングを行い接着剤組成物の硬化
を行って2層の複合フィルムを得た。
以下に説明する。 (1)初期接着強度 複合フィルムを、雰囲気温度25℃で引張り試験機を用
いて、剥離速度を300mm/分に設定し、T型の剥離
方法で測定した際の引張り強度を接着強度とし、表1お
よび表2に示す。接着強度の単位は、N/15mmとす
る。初期接着強度の好ましい範囲は0.5N/15mm
程度以上である。
張り試験機を用いて、剥離速度を300mm/分に設定
し、T型の剥離方法で測定した際の引張り強度を接着強
度とし、表1および表2に示す。接着強度の単位は、N
/15mmとする。常態接着強度の好ましい範囲は9N
/15mm程度以上である。
20mmの大きさのパウチを作成し、内容物として、食
酢、サラダ油、ミートソースを重量比で1:1:1に配
合した疑似食品70gを充填した。作成したパウチにつ
いては98℃で60分間のボイル殺菌処理をした後のパ
ウチの外観を目視で評価した。
%以上で塗工することが可能であり、さらにラミネート
した際にトンネリングが発生しない程度の初期接着強度
を有し、エージング後の常態接着性に優れ、かつボイル
およびレトルト等の高温殺菌処理した場合にデラミネー
ション等の問題を発生させない接着剤組成物を提供する
ことを可能とした。
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリオール成分を主剤とし、ポリイソシ
アネート成分を硬化剤とする2液硬化型ラミネート用接
着剤組成物であって、主剤が数平均分子量50以上、
4,000未満の範囲及び4,000以上100,00
0以下の範囲にそれぞれ1個以上の分子量分布の極大値
を有するポリオールを含有することを特徴とする2液硬
化型ラミネート用接着剤組成物。 - 【請求項2】 前記したポリオールが、数平均分子量5
0以上、4,000未満の範囲に分子量分布の極大値を
有するポリオール成分と、4,000以上100,00
0以下の範囲に分子量分布の極大値を有するポリオール
成分の混合物である請求項1に記載の2液硬化型ラミネ
ート用接着剤組成物。 - 【請求項3】 前記した数平均分子量50以上、4,0
00未満の範囲に分子量分布の極大値を有するポリオー
ル成分と、4,000以上100,000以下の範囲に
分子量分布の極大値を有するポリオール成分の質量比が
20:80〜95:5である請求項2に記載の2液硬化
型ラミネート用接着剤組成物。 - 【請求項4】 前記したポリオール成分が、多価アルコ
ール、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリエステルポリウレタンポリオール、ポリエーテ
ルポリウレタンポリオール、およびポリエーテルポリエ
ステルポリウレタンポリオールから選ばれる少なくとも
1種を有する請求項1〜3の何れかに記載の2液硬化型
ラミネート用接着剤組成物。 - 【請求項5】 不揮発分が40〜60%であり、温度2
5℃に於けるザーンカップ3番の粘度が15〜35秒で
ある請求項1〜4の何れかに記載の2液硬化型ラミネー
ト用接着剤組成物。 - 【請求項6】 ポリオール成分を主剤とし、ポリイソシ
アネート成分を硬化剤とする2液硬化型ラミネート用接
着剤組成物を用いた複合フィルムのラミネート方法であ
って、主剤が数平均分子量50以上、4,000未満の
範囲及び4,000以上100,000以下の範囲にそ
れぞれ1個以上の分子量分布の極大値を有するポリオー
ルを含有する2液硬化型ラミネート用接着剤組成物を、
フィルム上に非開放系のグラビア方式で塗布する工程を
有することを特徴とする複合フィルムのラミネート方
法。
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