JP3259780B2 - オリゴウレタン樹脂水性分散体、その製造方法及び接着剤 - Google Patents

オリゴウレタン樹脂水性分散体、その製造方法及び接着剤

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JP3259780B2
JP3259780B2 JP01103792A JP1103792A JP3259780B2 JP 3259780 B2 JP3259780 B2 JP 3259780B2 JP 01103792 A JP01103792 A JP 01103792A JP 1103792 A JP1103792 A JP 1103792A JP 3259780 B2 JP3259780 B2 JP 3259780B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オリゴウレタン樹脂水
性分散体、その製造方法及び接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−223776号公報の実施
例2には、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
共重合体グリコールと、ポリプロピレングリコールと、
ジメチロールプロピオン酸との混合物に、トルエンジイ
ソシアネートとを反応させ両末端イソシアネート基ウレ
タンプレポリマーを得、これにアミノエチルエタノール
アミンを付加させた線状オリゴウレタン樹脂の水性分散
体が記載されており、これは接着剤として用いられてい
る。
【0003】この線状オリゴウレタン樹脂は、線状骨格
内部に非イオン性親水骨格たるポリオキシエチレン−ポ
リオキシプロピレン共重合体単位が存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た線状オリゴウレタン樹脂は、例えばプリントラミネー
ト用接着剤として用いた時の仕上がり感が悪いし、非イ
オン性親水基が主鎖に入っているため高固形分化が難し
く、また低温では急激に増粘し、冬場の作業性が極端に
悪くなるという問題がある。更に、低固形分のため従来
の溶剤系の接着剤に比べて多くの乾燥エネルギーを使用
しなければならず、実際の加工機に適用するためにはラ
インスピードを極端に遅くしなければならないという欠
点もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記実状
に鑑みて鋭意検討したところ、線状オリゴウレタン樹脂
の骨格を、非イオン性の親水性骨格が分子内に分散した
骨格とするのではなく、非イオン性の親水性骨格を分子
末端に極在化させた骨格とすることにより、接着剤とし
て用いたときの仕上がり感も、従来の水性分散体に比べ
て格段に良好となり、しかも従来の水性分散体に比べて
高固形分化できるだけでなく、低温での流動性も良好に
なることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち本発明は、分子の一末端にポリオキシ
アルキレンモノアルキルエーテル残基を有し、かつもう
一方の一末端にN−アルカノールアミノ基を有する線状
オリゴウレタン樹脂を含んでなる線状オリゴウレタン樹
脂水性分散体、その製造方法及びその線状オリゴウレタ
ン樹脂水性分散体と、ポリイソシアネート化合物及び/
またはポリエポキシ化合物からなる接着剤を提供するも
のである。
【0007】
【0008】本発明において、「オリゴウレタン樹脂」
とは、分子量が15,000以下のウレタン樹脂を言
う。本発明のオリゴウレタン樹脂に用いられるポリオキ
シアルキレンモノアルキルエーテル(A)としては、例
えば分子量300〜10,000のポリエチレングリコ
ールモノアルキルエーテル(アルキル基の炭素数は例え
ば1〜4)、あるいは炭素数1〜4のアルキルアルコー
ルを開始剤として、エチレンオキサイドを必須成分と
し、更にプロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
スチレンオキサイド、エピクロルヒドリン、テトラヒド
ロフラン、シクロヘキシレン等のモノマーのうち少なく
とも1種とブロックあるいはランダム共重合することに
より得られ、エチレンオキシドの繰り返し単位を少なく
とも30重量%以上含有する分子量300〜10,00
0のポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルが挙げ
られる。中でもエチレンオキサイドを共重合したポリオ
キシアルキレンモノアルキルエーテル、特に分子量1,
000〜5,000のエチレンオキサイドを共重合した
ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルが好まし
い。
【0009】本発明においては、エチレンオキサイドを
含有する親水性の上記1官能ポリエーテルを使用し、ポ
リウレタンの主鎖でなく末端に親水性ポリエーテルを局
在化させることにより、最終的に得られるオリゴウレタ
ン樹脂を安定にかつ高濃度で水に分散させることがで
き、かつ低温での流動性を維持することができる。
【0010】更にグラビアコーター、リバースコーター
等の各種コーターに適用できるだけの充分な機械的安定
性をも付与し、かつドライラミネート用接着剤として充
分な接着性を維持することができる。そのためには、エ
チレンオキサイドの繰り返し単位部分の含有量が、最終
的に得られるオリゴウレタン樹脂固形分100重量部当
り3〜30重量%、好ましくは5〜25重量%に相当す
る量であることが必要である。
【0011】本発明のオリゴウレタン樹脂は、各種基材
に対する接着性を向上させ、更に後記の架橋剤と組み合
わせて使用された時の架橋点として機能させるために、
更に少なくとも1個のN−アルカノールアミノ基を有す
るものである。このN−アルカノールアミノ基は、オリ
ゴウレタン分子の末端に位置するものである。かかるN
−アルカノールアミノ基を導入するために有効な原料と
しては、例えばアミノエチルエタノールアミン、アミノ
プロピルエタノールアミン、アミノヘキシルエタノール
アミン、アミノエチルプロパノールアミン、アミノプロ
ピルプロパノールアミン、アミノヘキシルプロパノール
アミン等のアミノアルキルアルカノールアミン類が挙げ
られ、これらは、最終的に得られるオリゴウレタン樹脂
を安定に水に分散させ、かつ低温での流動性を維持し、
更に機械的安定性を向上させるために用いられる。かか
るアミノ基の含有量は、最終的に得られるオリゴウレタ
ン樹脂固形分当り、アミン価5〜80、好ましくは10
〜60であることが必要である。
【0012】更に本発明のオリゴウレタン樹脂は、安定
な水性分散体を与えると同時に各種基材との接着性を向
上させ、更に後記の架橋剤と組み合わせて使用された時
の架橋点として機能させるために、カルボキシル基また
はその塩基を有することが好ましい。かかるカルボキシ
ル基を導入するために有効な原料としては、例えば2,
2−ジメチロールプロピオン酸、2,2−ジメチロール
酪酸、2,2−ジメチロール吉草酸、ジオキシマレイン
酸、2,6−ジオキシ安息香酸、3,4−ジアミノ安息
香酸等のカルボン酸含有化合物及びこれらの誘導体及び
その塩、叉はこれらを共重合して得られるポリエステル
ポリオール、あるいはこれらにプロピオラクトン、ブチ
ロラクトン、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクト
ン、β−メチル−δ−バレロラクトン等のモノマーを共
重合して得られるポリエステルポリオール及びその塩等
が挙げられる。かかるカルボキシル基の含有量は、最終
的に得られるオリゴウレタン樹脂固形分当り、酸価0〜
50、好ましくは5〜30であることが必要である。
【0013】また、これらのカルボキシル基を中和して
塩にする場合に使用される中和剤としては、例えば、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の不揮発性塩基;ト
リメチルアミン、トリエチルアミン等の三級アミン類、
アンモニア等の揮発性塩基が挙げられ、ウレタン化反応
前、反応中、あるいは反応後において中和することがで
きるが、耐水性、残留臭気等の点からアンモニアが特に
好ましい。
【0014】本発明のオリゴウレタン樹脂を製造するに
当たって使用することの出来るポリイソシアネート化合
物(B)としては、例えば2,4−トリレンジイソシア
ネート、2,6−トリレンジイソシアネート、m−フェ
ニレンジイソシアネート、p−フエニレンジイソシアネ
ート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,
2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3’−
ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、
3,3’−ジメトキシ−4,4’−ビフエニレンジイソ
シアネート、3,3’−ジクロロ−4,4’−ビフェニ
レンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシア
ネート、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネ
ート、テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキ
サメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシ
アネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、1,
4−シクロヘキシレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネ
ート、水素添加キシリレンジイソシアネート、リジンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,
4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、3,
3’−ジメチル−4,4’−ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネート等が挙げられる。
【0015】また本発明のオリゴウレタン樹脂の製造に
おいて用いられる前記化合物以外のイソシアネート基と
反応し得る活性水素含有化合物は、便宜上平均分子量3
00〜10,000好ましくは500〜5,000の高
分子量化合物と、分子量300以下の低分子量化合物に
分けられる。
【0016】上記高分子量化合物としては、例えば、ポ
リエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリ
カーボネートポリオール、ポリアセタールポリオール、
ポリアクリレートポリオール、ポリエステルアミドポリ
オール、ポリチオエーテルポリオール等が挙げられる。
【0017】ポリエステルポリオールとしては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テト
ラエチレングリコール、ポリエチレングリコール(分子
量300〜6,000)、ジプロピレングリコール、ト
リプロピレングリコール、ビスヒドロキシエトキシベン
ゼン、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、水素添加
ビスフェノールA、ハイドロキノン及びそれらのアルキ
レンオキシド付加体等のグリコール成分とコハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカル
ボン酸、無水マレイン酸、フマル酸、1,3−シクロペ
ンタンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4
−ナフタレンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカル
ボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ナフタル
酸、ビフェニルジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキ
シ)エタン−p,p’−ジカルボン酸及びこれらジカル
ボン酸の無水物あるいはエステル形成性誘導体;p−ヒ
ドロキシ安息香酸、p−(2−ヒドロキシエトキシ)安
息香酸及びこれらのヒジロキシカルボン酸のエステル形
成性誘導体等の酸成分とから脱水縮合反応によって得ら
れるポリエステルの他にプロピオラクトン、ブチロラク
トン、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、β−
メチル−δ−バレロラクトン等の環状エステル化合物の
開環重合反応によって得られるポリエステル及びこれら
の共重合ポリエステルが挙げられる。
【0018】ポリエーテルとしては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,
3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等の活性
水素原子を2個有する化合物の1種または2種以上を開
始剤としてエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、エピク
ロルヒドリン、テトラヒドロフラン、シクロヘキシレ
ン、等のモノマーの1種または2種以上を常法により付
加重合したものが挙げられる。
【0019】ポリカーボネートポリオールとしては、
1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
ジエチレングリコール等のグリコールとジフェニルカー
ボネート、ホスゲンとの反応によって得られる化合物が
挙げられる。
【0020】上記低分子量化合物としては、分子量30
0以下の分子内に活性水素原子を2個有する化合物で例
えば、ポリエステルポリオールの原料として用いたグリ
コール成分;エチレンジアミン、1,6−ヘキサメチレ
ンジアミン、ピペラジン、2,5−ジメチルピペラジ
ン、イソホロンジアミン、4,4’−ジシクロヘキシル
メタンジアミン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジシ
クロヘキシルメタンジアミン、1,2−シクロヘキサン
ジアミン、1,4−シクロヘキサンジアミン、1,2−
プロパンジアミン、ヒドラジン等のジアミン化合物が挙
げられる。
【0021】本発明のオリゴウレタン樹脂は、原則とし
ては線状構造を有するものが、各種フィルム等の基材に
対する初期接着性だけでなく架橋後の常態接着性、耐久
性にも優れるため好ましい。ただし、本発明の効果を阻
害しない範囲内において、グリセリン、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン、ソルビトール、ペン
タエリスリトール等のポリヒドロキシ化合物;3官能以
上のポリイソシアネート化合物;ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン等のポリアミン化合物を併
用しても差し支えない。
【0022】本発明のオリゴウレタン樹脂水性分散体の
製造方法としては、従来公知の方法であればいずれも使
用できるが、例えば、 (1)前記ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル
(A)、その他のイソシアネート基と反応し得る活性水
素含有化合物、及び必要に応じてカルボキシル基導入に
必要な原料と、ポリイソシアネート化合物(B)からイ
ソシアネート基末端のプレポリマーを製造し、イソシア
ネート基に対して過剰のアミンを反応させアミノ基末端
のオリゴウレタンとした後、水に分散させる方法。 (2)前記ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル
(A)、その他のイソシアネート基と反応し得る活性水
素含有化合物、及び必要に応じてカルボキシル基導入に
必要な原料と、ポリイソシアネート化合物(B)からイ
ソシアネート基末端のプレポリマーを製造した後、イソ
シアネート基に対して過剰のアミンを含んだ水の中に分
散させ、アミノ基末端のオリゴウレタンを製造する方
法。等の方法が挙げられる。
【0023】これらのイソシアネート基末端のプレポリ
マーを製造する際のイソシアネート基と活性水素基の当
量比は、1.1:1〜3:1、更には1.2〜2:1の
比率が好ましい。
【0024】上記イソシアネート基末端のプレポリマー
と反応させるアミン化合物としては、上記のアミノアル
キルアルカノールアミン類のほかに、次ぎのような化合
物を使用することができる。例えばエチレンジアミン、
1,2−プロパンジアミン、1,6−ヘキサメチレンジ
アミン、ピペラジン、2,5−ジメチルピペラジン、イ
ソホロンジアミン、4,4’−ジシクロヘキシルメタン
ジアミン、3,3’−zimetiru−4,4’−ジ
シクロヘキシルメタンジアミン、1,2−シクロヘキサ
ンジアミン、1,4−シクロヘキサンジアミン等のジア
ミン類;ヒドラジン類;酸ヒドラジド類が挙げられ、こ
れら単独あるいは組み合わせて使用される。
【0025】本発明に係るアミン化合物の使用量は、ウ
レタンプレポリマー中のイソシアネート基に対して当量
比で1:1.1〜1:2であることが必要である。これ
らプレポリマーの製造あるいは引き続くアミン化合物と
の反応は、無溶剤下にて行うこともできるが、反応系の
反応制御あるいは粘度低下等の目的で勇気溶剤を使用す
ることもできる。かかる有機溶剤としては、例えばトル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素;アセトン、メチル
エチルケトン等のケトン類;テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等のエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエ
ステル類;アセトニトリル等のニトリル類;ジメチルホ
ルムアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類が挙げ
られる。本発明において特に好ましい有機溶剤として
は、沸点が100℃以下でイソシアネート基に対して不
活性でかつ親水性の溶剤、例えばアセトン、メチルエチ
ルケトン、酢酸エチル等が挙げられる。しかし、特に食
品包装材用の接着剤等に使用される場合には、接着剤中
の残留臭気の問題があるため、無溶剤下で反応するのが
特に好ましい。
【0026】また本発明の方法では乳化剤を使用しない
ことが好ましいが、特にオリゴウレタン水性分散体の機
械的安定性等を改良する目的で少量の乳化剤を併用して
も差し支えない。かかる乳化剤としては、例えばポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンスチレン化
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビトールテ
トラオレエート等のノニオン系乳化剤;オレイン酸ナト
リウム等の脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキ
ルベンゼンスルフォン酸塩、アルキルスルホコハク酸
塩、ナフタレンスルフォン酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、アルカンスルフォネートナトリウム塩、
アルキルジフェニルエーテルスルフォン酸ナトリウム塩
等のアニオン系乳化剤が挙げられる。
【0027】かくして得られた本発明のオリゴウレタン
樹脂は、その分子量が15,000以下、好ましくは
1,000〜10,000であり、0〜90℃、好まし
くは20〜40℃において粘着性を有することが必要で
ある。本発明における粘着性とは、接着されるべき表面
に圧力の適用で粘着する傾向のことを意味し、粘着性の
測定方法としてはASTM標準試験法、例えば試験法D
2979、D3121、及びD897に示されている。
【0028】また本発明のオリゴウレタン樹脂水性分散
体は、従来のオリゴウレタン樹脂に比して低粘度でかつ
高固形分化が容易であり、その固形分は20〜60%、
好ましくは30〜50%である。
【0029】本発明のオリゴウレタン樹脂水性分散体は
水性接着剤として有用であるが、単独で使用されること
は少なく、通常は架橋剤と組み合わせて使用される。か
かる架橋剤としては、例えば、ポリイソシアネート化合
物、エポキシ化合物が挙げられる。ポリイソシアネート
化合物としては、前記ポリイソシアネート化合物単独、
これらのイソシアヌレート型あるいはビューレット型の
3官能ポリイソシアネート、あるいは2官能以上のポリ
オール化合物との反応により得られる末端イソシアネー
ト基含有プレポリマー等の実質的に疎水性のポリイソシ
アネート類;これらポリイソシアネート化合物に前記乳
化剤を配合して水に分散できるようにしたもの;更にエ
チレンオキサイドの繰り返し単位を含有する親水性基含
有化合物を前記ポリイソシアネート類に共重合して得ら
れる自己乳化可能な親水性ポリイソシアネート類等が挙
げられる。
【0030】またエポキシ化合物としては、分子内に少
なくとも2個以上のグリシジル基を含有する化合物が挙
げられ、例えば、エチレングリコールジグリシジルエー
テル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポ
リエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロ
ピレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチロー
ルプロパントリグリシジルエーテル、トリメチロールエ
タントリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシ
ジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエ
ーテル等の脂肪族ポリエポキシ化合物;ビスフェノール
AあるいはビスフェノールFタイプのエポキシ樹脂;キ
シリレンジアミン等のポリグリシジルエーテル類等及び
これらと前記乳化剤の混合物で水に分散できるようにし
たものあるいはエチレンオキサイドの繰り返し単位を含
有する親水基含有化合物で一部変性して自己乳化性にし
た親水性のポリエポキシ化合物等が挙げられる。
【0031】これら架橋剤の使用量としては、前記オリ
ゴウレタン樹脂に含まれる官能基、例えばポリイソシア
ネート化合物の場合は、アミノ基、ヒドロキシル基及び
カルボキシル基等の当量100に対して、50〜200
の当量に相当する量を、エポキシ化合物の場合は、アミ
ノ基及びカルボキシル基等の当量100に対して、50
〜200の当量に相当する量を使用するのが好ましい。
【0032】これら架橋剤の中でも、ポットライフ、発
泡性の点からエポキシ化合物が特に好ましい。本発明の
オリゴウレン樹脂水性分散体を水性接着剤として使用す
る際には、上記架橋剤の他に、更に他の水性樹脂、例え
ば酢ビ系、エチレン酢ビ系、アクリル系、アクリルスチ
レン系等のエマルジョン;スチレン・ブタジエン系、ア
クリロニトリル・ブタジエン系、アクリル・ブタジエン
系等のラテックス;ポリエチレン系、ポリオレフィン系
等のアイオノマー;ポリウレタン、ポリエステル、ポリ
アミド、エポキシ系の水分散体と任意の割合で配合して
使用することができる。
【0033】また更に、ジブチル錫ジラウレート等のウ
レタン化触媒、イミダゾール類等のエポキシの反応触
媒;アルカリ増粘型あるいは添加型の各種増粘剤;フッ
ソ系、アセチレングリコール系の各種レベリング剤;鉱
物油系、シリコーン系等の消泡剤等を配合して使用する
こともできる。
【0034】本発明の方法により得られるオリゴウレタ
ン樹脂水性分散体は、PVC、表面処理あるいは未処理
PET、OPP、表面処理PP等の各種プラスチックフ
ィルム、金属箔、金属蒸着フィルム、各種コート紙、各
種印刷紙等の各種基材に対して、ロ−ルコ−テイング、
グラビアコーティング、ナイフコーティング等の各種塗
布方法で適用される。ついで40〜120℃の熱風乾燥
機、赤外線乾燥機等により乾燥して、引続き上記と同様
の基材と重ね合わせた後、圧着ロールによって、0.1
〜20Kg/cmの圧力及び必要に応じて30〜100
℃の比較的低温の加熱の併用によって充分な初期接着性
を発現できる。その後引続き、20〜60℃の雰囲気下
でエージングさせることにより更に強固な接着性、すな
わち耐熱クリープ性あるいは耐水性を実現できる。かく
して本発明の方法により得られるオリゴウレン樹脂水性
分散体は、例えばPVC、OPP、あるいはPETフィ
ルムと印刷コート紙とのプリントラミネート加工や、O
PP、PET等の各種プラスチックフィルム基材同志あ
るいは各種プラスチックフィルムと金属箔とのドライラ
ミネート加工用接着剤等の用途に有用である。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳しく説明する
が、本発明の技術思想を逸脱しない限り、本発明はこれ
ら実施例に何等限定されるものではない。 [実施例1]温度計、攪拌装置、還流冷却管を備えた4
ツ口フラスコに、先ずOH価 56のネオペンチルグリ
コール/1,6−ヘキサンジオール/アジピン酸のポリ
エステルを309.1部加え、減圧下120−130℃
で脱水を行い、次いで60℃まで冷却して18.5部の
ネオペンチルグリコール、19.0部のジメチロールプ
ロピオン酸、153.4部のポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレン共重合体(分子量約3000、EO/P
O=50/50重量%)のモノブチルエーテル、及び1
59.8部のメチルエチルケトンを加え充分攪拌混合し
た後、139.2部のトリレンジイソシアネートを加
え、70℃に加温し、この温度でNCO%が3.1%に
到達するまで反応させて末端イソシアネ−ト基を有する
プレポリマ−溶液を得た。次いでこのプレポリマーを、
ホモミキサ−で高速攪拌しながら、アミノエチルエタノ
ールアミン53.0部を含む水溶液1179部の中に投
入し、水性ポリウレタン樹脂を調製した。この様にして
得られた半透明コロイド状の水性分散体を減圧下脱溶剤
を行いメチルエチルケトンを除去し、固形分40%、2
5℃での粘度360cpsの水性ポリウレタン樹脂Aを
得た。
【0036】この水性ポリウレタン樹脂100部に対し
てトリメチロールプロパントリグリシジルエーテル3.
5部を混合した配合液を、PVCフィルム上にバーコー
ターを用いて厚さ(DRY)7g/m2で塗布し50℃
で1分間乾燥した。ついでこのコートフィルムとコート
紙と張り合わせ50℃×2.5Kg/cmの条件で熱プ
レスし、ラミネート後1時間後及び1日後の外観、剥離
強度並びに耐熱クリープ性を評価した結果を表に示す。 [比較例1]実施例1と同様にしてOH価 56のネオ
ペンチルグリコール/1,6−ヘキサンジオール/アジ
ピン酸のポリエステルを311.9部、ネオペンチルグ
リコール15.7部、ジメチロールプロピオン酸19.
0部、2官能性ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン共重合体(分子量約3000、EO/PO=50/5
0重量%)153.4部、メチルエチルケトン159.
8部、及びトリレンジイソシアネート139.2部を反
応させて末端イソシアネ−ト基を有するプレポリマ−溶
液を得た。次いでこのプレポリマーを、ホモミキサ−で
高速攪拌しながら、アミノエチルエタノールアミン5
3.0部を含む水溶液1179部の中に投入し、水性ポ
リウレタン樹脂を調製しようとしたところ、プレポリマ
ーの投入途中で増粘しゲル化してしまった。そこで水の
量を増やして再度調整を行った。すなわち前記プレポリ
マーを、ホモミキサ−で高速攪拌しながら、アミノエチ
ルエタノールアミン53.0部を含む水溶液1970部
の中に投入し、水性ポリウレタン樹脂を調製した。この
様にして得られた半透明コロイド状の水性分散体を減圧
下脱溶剤を行いメチルエチルケトンを除去し、固形分3
0%、25℃での粘度960cpsの水性ポリウレタン
樹脂Cを得た。
【0037】この水性ポリウレタン樹脂について実施例
1と同様に接着試験を実施した結果を表に示す。 [実施例2]実施例1と同様にして、OH価 56のポ
リプロピレングリコール396.6部、ネオペンチルグ
リコール8.8部、ジメチロールプロピオン酸26.4
部、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体
(分子量約3000、EO/PO=50/50重量%)
のモノブチルエーテル118.2部及びイソホロンジイ
ソシアネート188.9部を反応させてNCO%が4.
0%の末端イソシアネ−ト基を有するプレポリマ−溶液
を得た。次いでこのプレポリマーを、ホモミキサ−で高
速攪拌しながらアミノエチルエタノールアミン54.6
部を含む水溶液1245部の中に投入し、水性ポリウレ
タン樹脂を調製した。この様にして、固形分40%、2
5℃での粘度280cpsの半透明コロイド状の水性ポ
リウレタン樹脂Bを得た。
【0038】この水性ポリウレタン樹脂について実施例
1と同様に接着試験を実施した結果を表に示す。 [比較例2]実施例2と同様にしてOH価 56のポリ
プロピレングリコール398.7部、ネオペンチルグリ
コール6.7部、ジメチロールプロピオン酸26.4
部、2官能性ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
共重合体(分子量約3000、EO/PO=50/50
重量%)118.2部、及びイソホロンジイソシアネー
ト188.9部を反応させて末端イソシアネ−ト基を有
するプレポリマ−溶液を得た。次いでこのプレポリマー
を、ホモミキサ−で高速攪拌しながら、アミノエチルエ
タノールアミン54.6部を含む水溶液1245部の中
に投入し、水性ポリウレタン樹脂を調製しようとしたと
ころ、プレポリマーの投入途中で増粘しゲル化してしま
った。そこで水の量を増やして再度調整を行った。すな
わち前記プレポリマーを、ホモミキサ−で高速攪拌しな
がら、アミノエチルエタノールアミン54.6部を含む
水溶液1906部の中に投入し、水性ポリウレタン樹脂
を調製した。た。この様にして、固形分30%、25℃
での粘度880cpsの半透明コロイド状の水性ポリウ
レタン樹脂Dを得た。
【0039】この水性ポリウレタン樹脂について実施例
1と同様に接着試験を実施した結果を表に示す。
【0040】
【表1】 *1 25mm幅の試験片についての180度剥離のデー
タ 初期接着力 :ラミネート1時間後に測定 常態接着強度:ラミネート1日後に測定 *2 同上試験片についてラミネート1日後にクリープ
長を測定 温度:60℃、 荷重:200g、 時間:2時間後 *3 ラミネート品の外観、特にツブレの発生の状態を
目視で評価 ○:ツブレはほとんどなし △:ややツブレの発生あり ×:全面が白くなるほど浮きが多量に発生
【0041】
【本発明の効果】本発明によるオリゴウレタン樹脂水性
分散体は、従来のオリゴウレタン樹脂水性分散体に比し
て低粘度でかつ高固形分化が容易であるために乾燥性に
優れ、加工機のラインスピードも極端に遅くする必要が
なく、生産性の低下が極めて少ない。また粘度の感温性
が比較的少ないため、特に冬場の作業性も良好である。
【0042】塗工時にはロールコーター等に対する機械
的安定性に優れるだけでなく、はじき、ロール目等の発
生もなく各種基材に対する濡れ性、塗工性にも優れてい
る。またフィルムとフィルム、あるいはフィルムと紙の
ラミネート品の接着性については、ラミネート直後の初
期接着性だけでなく、常態接着強度、耐熱クリープ性、
耐水性、耐湿熱性、経時安定性にも優れている。更に、
通常の水性接着剤ではラミネート品中に「ツブレ」と言
われる気泡が混入し易い、表面が凹凸になっている様な
特殊印刷紙においても、樹脂の基材に対する濡れ性が良
好であるため、「ツブレ」の発生の極めて少ない、仕上
がり感の極めて良好なラミネート品を製造することが出
来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 -18/87 C09J 163/00 - 163/10 C09J 175/04 - 175/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子の一末端にポリオキシアルキレンモノ
    アルキルエーテル残基を有し、かつ分子のもう一方の末
    端にN−アルカノールアミノ基を有する線状オリゴウレ
    タン樹脂を含んでなる線状オリゴウレタン樹脂水性分散
    体。
  2. 【請求項2】ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテ
    ル残基が、ポリオキシエチレンモノアルキルエーテル残
    基及び/又はオキシエチレン残基を含有するポリオキシ
    アルキレンモノアルキルエーテル残基である請求項1記
    載の線状オリゴウレタン樹脂水性分散体。
  3. 【請求項3】線状オリゴウレタン樹脂が、カルボキシル
    基又はその塩基を有するものである請求項1又は2記載
    の線状オリゴウレタン樹脂水性分散体。
  4. 【請求項4】分子の両末端に活性水素原子を有するアミ
    ノ基を有する線状オリゴウレタン樹脂をさらに含有する
    請求項1〜3のいずれか1項記載の線状オリゴウレタン
    樹脂水性分散体。
  5. 【請求項5】ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテ
    ル(A)と、ポリイソシアネート(B)とジオール
    (C)とジヒドロキシカルボン酸とアミノアルキルアル
    カノールアミンとを必須成分として、水性媒体中で反応
    せしめることを特徴とする、分子の片末端にポリオキシ
    アルキレンモノアルキルエーテル残基を有し、かつもう
    一方の末端にN−アルカノールアミノ基を有する線状オ
    リゴウレタン樹脂の水性分散体の製造方法。
  6. 【請求項6】分子の片末端にポリオキシアルキレンモノ
    アルキルエーテル残基を有し、かつもう一方の末端にN
    −アルカノールアミノ基を有する線状オリゴウレタン樹
    脂と、ポリソシアネート化合物及び/又はポリエポキシ
    化合物とを含んでなる接着剤。
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