JPH076225B2 - 片持梁支持方式バルコニのブラケット取付け用型板及び該ブラケット取付け方法 - Google Patents
片持梁支持方式バルコニのブラケット取付け用型板及び該ブラケット取付け方法Info
- Publication number
- JPH076225B2 JPH076225B2 JP2316737A JP31673790A JPH076225B2 JP H076225 B2 JPH076225 B2 JP H076225B2 JP 2316737 A JP2316737 A JP 2316737A JP 31673790 A JP31673790 A JP 31673790A JP H076225 B2 JPH076225 B2 JP H076225B2
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- bracket
- template
- mounting
- bracket mounting
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、家屋の壁面に取付けられるバルコニ、特に片
持梁支持方式のバルコニに関するものである。
持梁支持方式のバルコニに関するものである。
[従来の技術] 家屋の壁面に取付けられるバルコニの1つに、図4に示
す如く支柱を使用しないで壁に固着したブラケット1で
床荷重を支持する片持梁支持方式のものがある。
す如く支柱を使用しないで壁に固着したブラケット1で
床荷重を支持する片持梁支持方式のものがある。
図4中、2は手摺、3は家屋を示す。又、図4中、1点
鎖線はバルコニの床面を示す。
鎖線はバルコニの床面を示す。
従来、家屋の壁面へのブラケット1の取付けは、家屋建
築時にブラケット取付け位置に予めスタッドボルトを立
設し、ブラケットをスタッドボルトに嵌込んだ後ナット
締めするか、或は家屋建築後バルコニ取付け施工時に、
ブラケット固定ボルト用の下穴を明け、ブラケットに貫
通させたボルトを該下穴に螺入せしめてブラケットを取
付けていた。
築時にブラケット取付け位置に予めスタッドボルトを立
設し、ブラケットをスタッドボルトに嵌込んだ後ナット
締めするか、或は家屋建築後バルコニ取付け施工時に、
ブラケット固定ボルト用の下穴を明け、ブラケットに貫
通させたボルトを該下穴に螺入せしめてブラケットを取
付けていた。
ブラケットの取付け作業、特に後者の取付け作業では、
下穴の位置決め、ケガキ作業は現場作業となる。又、下
穴の位置決めは、ブラケットを実際の取付け位置に保持
しておきブラケットに穿設された取付け孔を利用して、
位置決めし、更にケガキ作業をしている。
下穴の位置決め、ケガキ作業は現場作業となる。又、下
穴の位置決めは、ブラケットを実際の取付け位置に保持
しておきブラケットに穿設された取付け孔を利用して、
位置決めし、更にケガキ作業をしている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記ブラケットはアルミ製の鋳造品で、重量
も10kg程度と重く、人手でブラケットを支えてのケガキ
作業は、作業性も悪く、正確な位置合せが難しかった。
又、高所作業となるので安全性にも問題があった。
も10kg程度と重く、人手でブラケットを支えてのケガキ
作業は、作業性も悪く、正確な位置合せが難しかった。
又、高所作業となるので安全性にも問題があった。
本発明は斯かる実情に鑑み、片持梁支持方式の取付け作
業、特にブラケットの取付け作業の作業性、安全性を大
幅に改善しようとするものである。
業、特にブラケットの取付け作業の作業性、安全性を大
幅に改善しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、片持梁支持方式バルコニのブラケット取付面
と同形状とし、ブラケット取付け用の孔と合致させたボ
ルト挿通孔を穿設すると共に位置合せ用Vノッチ等の位
置合せ手段を設け、合成樹脂等弾力性、変形性を有する
材質としたこブラケット取付け用型板に係り、又形状が
ブラケット取付面と同形状であり、ブラケット取付け用
の孔と合致するボルト挿通孔を有する型板を壁面仕上げ
後、ブラケット取付け用治具としてブラケット取付け位
置に位置合せし壁面に取付け、前記ボルト挿通孔を案内
孔としてボルトの下穴を壁面に穿設し、型板を介在させ
た状態でブラケットを取付け、更にボルトを前記下穴に
螺入せしめてブラケットを壁面に取付ける片持梁支持方
式バルコニのブラケット取付け方法に係るものである。
と同形状とし、ブラケット取付け用の孔と合致させたボ
ルト挿通孔を穿設すると共に位置合せ用Vノッチ等の位
置合せ手段を設け、合成樹脂等弾力性、変形性を有する
材質としたこブラケット取付け用型板に係り、又形状が
ブラケット取付面と同形状であり、ブラケット取付け用
の孔と合致するボルト挿通孔を有する型板を壁面仕上げ
後、ブラケット取付け用治具としてブラケット取付け位
置に位置合せし壁面に取付け、前記ボルト挿通孔を案内
孔としてボルトの下穴を壁面に穿設し、型板を介在させ
た状態でブラケットを取付け、更にボルトを前記下穴に
螺入せしめてブラケットを壁面に取付ける片持梁支持方
式バルコニのブラケット取付け方法に係るものである。
[作用] 床荷重を支持するブラケットは、ブラケット取付け用型
板を介在させて壁面に取付けられる。更に、ブラケット
の取付けは、先ずブラケット取付け用型板をブラケット
取付け位置に固定し、該ブラケット取付け用型板をブラ
ケット取付け位置の位置合せ用治具として、又ブラケッ
ト取付けボルトの下穴穿設用の治具として使用し、その
後ブラケットを取付ける。
板を介在させて壁面に取付けられる。更に、ブラケット
の取付けは、先ずブラケット取付け用型板をブラケット
取付け位置に固定し、該ブラケット取付け用型板をブラ
ケット取付け位置の位置合せ用治具として、又ブラケッ
ト取付けボルトの下穴穿設用の治具として使用し、その
後ブラケットを取付ける。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を説明する。
図1は、図4のA部相当図である。又、図1、図2中、
図4中で示したものと同一のものには同符号を付してあ
る。
図1は、図4のA部相当図である。又、図1、図2中、
図4中で示したものと同一のものには同符号を付してあ
る。
仕上げされた壁面4に合成樹脂製の型板5を介在させ、
ブラケット1をボルト6で固定する。該ボルト6の下
穴、位置決め、ブラケット1の取付け作業は下記の如く
行う。
ブラケット1をボルト6で固定する。該ボルト6の下
穴、位置決め、ブラケット1の取付け作業は下記の如く
行う。
型板5は図3にその詳細が示されており、型板5の形状
は前記ブラケット1の取付け面と同一である。
は前記ブラケット1の取付け面と同一である。
型板5の上2箇所、下2箇所の計箇所に水平方向に長い
長孔7が穿設され、又ブラケット1の取付け孔の位置に
合致させ同数のボルト挿通孔8が穿設されている。
長孔7が穿設され、又ブラケット1の取付け孔の位置に
合致させ同数のボルト挿通孔8が穿設されている。
型板5の上縁、下縁にそれぞれ、ブラケット取付け中心
線に合致させVノッチ9が刻設され、又型板5の両側縁
にそれぞれバルコニの床面位置に合致させVノッチ10が
刻設されている。
線に合致させVノッチ9が刻設され、又型板5の両側縁
にそれぞれバルコニの床面位置に合致させVノッチ10が
刻設されている。
先ず、型板5をブラケット取付け位置に合せる。型板5
の位置合せは、前記Vノッチ9,10を利用して行う。位置
合せ後、釘を前記長孔7に挿通させ、壁面に打付ける。
釘を完全に打付ける途中で、長孔7を利用し、型板5の
微細な位置合せを行う。型板5の位置合せ後、釘を完全
に打付けた状態では、型板5の弾力により釘の頭は型板
と同一か、或は没した状態となっている。
の位置合せは、前記Vノッチ9,10を利用して行う。位置
合せ後、釘を前記長孔7に挿通させ、壁面に打付ける。
釘を完全に打付ける途中で、長孔7を利用し、型板5の
微細な位置合せを行う。型板5の位置合せ後、釘を完全
に打付けた状態では、型板5の弾力により釘の頭は型板
と同一か、或は没した状態となっている。
型板5を取付けた状態で、型板5のボルト挿通孔8の位
置は、ブラケット取付けボルト6の螺着位置と正確に合
致している。従って、ボルト挿通孔8を案内孔として、
ボルトの下穴を穿設する。
置は、ブラケット取付けボルト6の螺着位置と正確に合
致している。従って、ボルト挿通孔8を案内孔として、
ボルトの下穴を穿設する。
前記した様に、ブラケット1は前記型板5を介在させた
状態で、ボルト6によって壁面に固定する。
状態で、ボルト6によって壁面に固定する。
前記型板5は、合成樹脂製であるので、ボルト6で締付
けることで壁面4の凹凸に馴染み、ブラケット1は型板
5を介在させることで完全に壁面に密着する。従って、
雨水が、壁面4とブラケット1との間に侵入し雨漏りの
原因となることを防止する。又型板5の位置合せはボル
トノッチ9,10という位置合せ手段があるので、容易且迅
速に行える。
けることで壁面4の凹凸に馴染み、ブラケット1は型板
5を介在させることで完全に壁面に密着する。従って、
雨水が、壁面4とブラケット1との間に侵入し雨漏りの
原因となることを防止する。又型板5の位置合せはボル
トノッチ9,10という位置合せ手段があるので、容易且迅
速に行える。
尚、前記Vノッチに代え刻線としてもよく、或はV突起
でもよい。又、Vノッチは省略することも可能である。
でもよい。又、Vノッチは省略することも可能である。
又、型板はスタッドボルト立設方式のブラケット取付け
に於いても使用可能なことは言う迄もない。
に於いても使用可能なことは言う迄もない。
更に又、型板は合成樹脂に限らず、ゴム等弾力性、変型
可能なものであればよい。
可能なものであればよい。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、ブラケットの位置合
せ、ブラケット取付け作業でのボルト下穴明けが、著し
く容易に行うことができ、而も正確に行えることができ
ると共に安全性も向上する。又、型板シール機能を発揮
することからバルコニ取付けが原因となる雨漏りも防止
することができる。
せ、ブラケット取付け作業でのボルト下穴明けが、著し
く容易に行うことができ、而も正確に行えることができ
ると共に安全性も向上する。又、型板シール機能を発揮
することからバルコニ取付けが原因となる雨漏りも防止
することができる。
図1は本実施例を示す説明図であり図4のA部相当図、
図2は図1のB−B矢視図、図3は型板の正面図、図4
は片持梁支持方式のバルコニの概略図である。 1はブラケット、2は手摺、3は家屋、4は壁面、5は
型板、6はボルト、7は長孔、8はボルト挿通孔、9,10
はVノッチを示す。
図2は図1のB−B矢視図、図3は型板の正面図、図4
は片持梁支持方式のバルコニの概略図である。 1はブラケット、2は手摺、3は家屋、4は壁面、5は
型板、6はボルト、7は長孔、8はボルト挿通孔、9,10
はVノッチを示す。
Claims (2)
- 【請求項1】片持梁支持方式バルコニのブラケット取付
面と同形状とし、ブラケット取付け用の孔と合致させた
ボルト挿通孔を穿設すると共に位置合せ用Vノッチ等の
位置合せ手段を設け、合成樹脂等弾力性、変形性を有す
る材質としたことを特徴とするブラケット取付け用型
板。 - 【請求項2】形状がブラケット取付面と同形状であり、
ブラケット取付け用の孔と合致するボルト挿通孔を有す
る型板を壁面仕上げ後、ブラケット取付け用治具として
ブラケット取付け位置に位置合せし壁面に取付け、前記
ボルト挿通孔を案内孔としてボルトの下穴を壁面に穿設
し、型板を介在させた状態でブラケットを取付け、更に
ボルトを前記下穴に螺入せしめてブラケットを壁面に取
付けることを特徴とする片持梁支持方式バルコニのブラ
ケット取付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316737A JPH076225B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 片持梁支持方式バルコニのブラケット取付け用型板及び該ブラケット取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316737A JPH076225B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 片持梁支持方式バルコニのブラケット取付け用型板及び該ブラケット取付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04189931A JPH04189931A (ja) | 1992-07-08 |
JPH076225B2 true JPH076225B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=18080347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2316737A Expired - Fee Related JPH076225B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 片持梁支持方式バルコニのブラケット取付け用型板及び該ブラケット取付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076225B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840163U (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-16 | 富士ロビン株式会社 | 背負形消火機 |
JPS60105703U (ja) * | 1984-05-09 | 1985-07-18 | 立山アルミニウム工業株式会社 | バルコニ−構造体 |
JPH051521Y2 (ja) * | 1985-03-29 | 1993-01-14 | ||
JP2774129B2 (ja) * | 1989-02-16 | 1998-07-09 | 文化シヤッター株式会社 | バルコニー類の取付け構造およびその取付け方法 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP2316737A patent/JPH076225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04189931A (ja) | 1992-07-08 |
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