JPH075975U - 自動車用バンパのバックアップビーム取付構造 - Google Patents

自動車用バンパのバックアップビーム取付構造

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JPH075975U
JPH075975U JP3469093U JP3469093U JPH075975U JP H075975 U JPH075975 U JP H075975U JP 3469093 U JP3469093 U JP 3469093U JP 3469093 U JP3469093 U JP 3469093U JP H075975 U JPH075975 U JP H075975U
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JP
Japan
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bumper
backup beam
backup
mounting structure
tip
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JP3469093U
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English (en)
Inventor
顯一 佐藤
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンパ取付作業における作業者への負担を大
幅に軽減でき、しかも1人の作業者で容易に行え得る作
業性の向上を図る。 【構成】 予めバンパステー2を車体本体Bに取付けた
状態で、バックアップビーム3に形成した上部突起をサ
ブビーム6に係止し、かつ下部突起3dをバンパステー
先端の担持部となる下端縁2cに載置して、バックアッ
プビーム3の位置決め及び仮止めし、この状態でバンパ
ステー2の先端部にバックアップビーム3をネジ止め固
定するよう構成することによりバンパ取付作業の簡素化
を図り、作業者への負担を軽減し、かつ作業性の向上を
図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用バンパのバックアップビーム取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用バンパは、例えば実開平4−119754号公報に開示するように、 一対のバンパステーを介して車体本体に支持される合成樹脂製のバックアップビ ームと、このバックアップビームの前面部を覆うように配設されるバンパフェイ スと、上記バックアップビームとバンパフェイスとの間に介装された発泡ポリプ ロピレン等のエネルギ吸収材と、バンパフェイスの上部を固定支持する車体本体 乃至バンパステーに固設されたサブビームによって構成されている。
【0003】 このようなバンパを自動車生産ラインにおいて車体本体に取付ける方法として は、先ず車体本体に一対のバンパステーをボルト等により固設し、これらバンパ ステー間を横架してバンパステー先端部にバックアップビームを設け、これらに エネルギ吸収材及びバンパフェイスを取付けることにより行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のバンパによれば、バンパステーを車体本体に取付けた後に、バック アップビームを装着することから、予めバンパ全体を組立て、その組立てられた バンパを車体本体に取付ける作業に比べ、各取付作業における取付部品の軽量化 が得られ、作業者への負担の軽減が図れる。しかしバックアップビームは略車体 全幅に亘る長さを有することから、その取付けに際し、一方の作業者がバックア ップビームを所定位置に保持し、かつ他方の作業者によってボルト等によってバ ンパステーに固着する必要があり、バックアップビームを所定位置に保持する作 業は、依然として作業者に大なる負担を強いる等の不具合を有している。 従って本考案の目的は、バンパ取付作業における作業者への負担が大幅に軽減 でき、しかも1人の作業者で行うことが可能である等作業性の向上が図れる自動 車用バンパのバックアップビームの取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案による自動車用バンパのバックアップビーム取付構 造は、車体本体に取付支持される一対のバンパステーと、これらバンパステー間 を横架してバンパステー先端部に固着するバックアップビームと、バックアップ ビームの前面部を覆うように配設されるバンパフェイスと、バックアップビーム 前面部とバンパフェイスとの間に介装されるエネルギ吸収材と、バックアップビ ームの上面に沿って位置するサブビームとを有する自動車用バンパのバックアッ プビーム取付構造において、上記バックアップビームが、サブビームに係止可能 に、かつバックアップビームの上端縁に形成された上部突起と、バンパステー先 端部に形成された担持部上に載置してバックアップビームの位置決め機能を果た すバックアップビームの下端縁に形成された下部突起とを有し、かつバンパステ ー先端部にネジ止め固着するものである。
【0006】
【作用】
予めバンパステーを車体本体に取付けた状態で、バックアップビームに形成し た上部突起をサブビームに係止し、かつ下部突起をバンパステー先端部に形成さ れた担持部上に載置してバックアップビームの位置決め及び仮止めを行い、この 状態でバンパステー先端部にバックアップビームをネジ止め固定することにより 、バンパ取付作業の簡素化を図り、作業者への負担を軽減する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案による自動車用バンパのバックアップビーム取付構造の一実施例 を図によって説明する。
【0008】 図1は自動車の前部斜視図であり、図2は図1のA−A線断面図、図2は図1 のB−B線断面図である。
【0009】 図中符号1はバンパであり、バンパ1は、車体本体Bに取付支持される一対の バンパステー2、これらバンパステー2間を横架してバンパステー2先端部に固 着するバックアップビーム3、バックアップビーム3の前面部3eを覆うように 配設されたバンパフェイス4、前記バックアップビーム3とバンパフェイス4と の間に介装された発泡ポリプロピレン等のエネルギ吸収材5及びバックアップビ ーム3の上面に沿って配置され、かつバンパステー2間に横架するサブビーム6 を主要構成部としている。
【0010】 バンパステー2は、車体本体Bにボルト7a及びナット7b等によって固着さ れ、下方へ開放する断面コ字状のバンパステー本体2Aと、このバンパステー本 体2Aの下部に溶接等により結合されてバンパステー本体2Aと共同して閉断面 を形成し、かつ上方へ開放する断面コ字形のバンパブラケット2Bによって構成 される。
【0011】 バンパステー本体2Aの先端部にはバックアップビーム3の上端縁3aに当接 して支持するフランジ2aが形成され、このフランジ2aには、バックアップビ ーム3をネジ止めするためのウェルディングナット8bが設けられている。
【0012】 一方バンパブラケット2Bの先端部にはバックアップビーム3の下端縁3bに 当接して支持するフランジ2bが形成され、このフランジ2bにはバンパステー 本体2A同様バックアップビーム3をネジ止めするためのウェルディングナット (図示せず)が設けられている。更にバンパブラケット2Bは図2のC−C線断 面を図4に示すように、対向する側縁2d間が下方に移行するに従って順次狭く なるテーパ状であって、後述するバックアップビーム3の下部突起3dを担持部 となる下端縁2c上に載置した際、バックアップビーム3とバンパステー2との 大まかな相対位置決めがなされるようになっている。
【0013】 これら一対のバンパステー2間の先端部上方には、バックアップビーム3の上 面3fに沿って配設され、バンパフェイス4の上端を支持するサブビーム6がブ ラケット6aを介して取付けられている。
【0014】 バックアップビーム3は、図2、図3及び模型的に斜視図を図5に示すように 、断面略コ字状であって、その上端縁3dの中央部にはサブビーム6の中央部に 車体本体B側より係止可能な上方へ突出する上部突起3cが設けられ、上端縁2 bのバンパステー2を構成するバンパブラケット2Bの下端縁2cと相応する位 置に1対の下部突起3dが水平方向に突設されている。更に上端縁3a及び下端 縁3bには、バックアップビーム3をバンパステー2にネジ止めする際、ボルト 8aを挿通する取付穴3gが形成されている。
【0015】 次にこのように構成されたバンパ1を車体本体Bに取付ける作業について説 明する。
【0016】 予め、先端部にブラケット6aを介してサブビーム6が取付けられている一対 のバンパステー2を車体本体Bのフレーム等にボルト7a及びナット7bにより 固着する。
【0017】 次の組立工程において、バックアップビーム3の上端縁3aから上方へ突出す る上部突起3cを図3に鎖線3′で示すように下方前方からサブビーム6の背後 に差し込み、次にバックアップビーム3の下端を矢印Dによって示すバンパステ ー2方向へ揺動してバックアップビーム3の上端縁3aをバンパステー本体2A の先端に形成したフランジ2aへ、また下端縁3bをバンパブラケット2Bのフ ランジ2bへ各々当接させ、かつ下部突起3dをバンパブラケット2B内へ挿入 する。
【0018】 次にバックアップビーム3をバンパステー本体2Aのフランジ2a、及びバン パブラケット2Bのフランジ2bへ当接した状態で下方へ移動させると、下部突 起3dは、バンパブラケット2Bの対向する側縁2dによって車体幅方向Eの移 動が規制されて担持部となる下端縁2c上に載置されてバックアップビーム3の 大まかな位置決めがなされる。
【0019】 これによりバックアップビーム3は、バンパブラケット2Bの下端縁2cによ って上下位置が、側縁2dによって車体幅方向Eの位置が決定され、かつバック アップビーム3の上端縁3aから突出する上部突起3cがバックアップビーム3 の上方に位置するサブビーム6に係止して傾倒が阻止され、仮止め状態となる。
【0020】 次に仮止め状態のバックアップビーム3を微動して、バンパステー2に設けら れたウェルディングナット8bとバックアップビーム3に開口する取付穴3gと の位置を合わせ、ボルト8aを取付穴3gから挿入してウェルディングナット8 bに締め付けることによりバックアップビーム3をバンパステー2に固着する。
【0021】 続いて、バックアップビーム3の前面部にエネルギー材5を位置決めして上端 がサブビーム6に支持され、かつ下部がクリップ(図示せず)にてバックアップ ビーム3の下面3hに支持されるバンパーフェイス4で覆い、バンパ1の車体本 体Bへの取付け作業を完了する。
【0022】 上記実施例では、バンパステー2にサブビーム6が取付けられた場合について 記載したが、バンパステー2に設けられることなく、車体本体Bにサブビームを 固設している自動車においても、上記同様、バックアップビーム3の上部突起3 cをこのサブビームに係止し、かつ下部突起3dをバンパステー2の下端縁2c に載置することにより、バックアップビーム3を仮止めし、ボルト等によりバン パステー2に固着することも可能である。またバックアップビーム3の上部突起 3cを係止するための挿通孔(図示せず)をサブビームに形成し、この挿通孔に 上部突起3cを挿入してバックアップビーム3の上部を係止するよう形成するこ とも可能である。
【0023】
【考案の効果】
以上説明した本考案における自動車用バンパのバックアップビーム取付構造に よれば、バックアップビームの上端縁にサブビームに係止可能な上部突起を、下 端縁にバンパステーに形成した担持部上に載置して位置決め機能を果たす下部突 起を有することから、バックアップビーム取付にあたり、バックアップビームを 所定位置へ仮止めすることが可能になり、取付作業が簡素化され、作業者への負 担が大幅に軽減でき、しかも1人の作業者で容易に行え、作業性の向上が得られ 、更に単に従来のバックアップビーム上部突起及び下部突起を形成する簡単な構 成と相俟って実用上多大な効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における自動車用バンパのバックアップ
ビーム取付構造の一実施例を説明する自動車の前部斜視
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図2のC−C線断面図である。
【図5】本実施例に用いられるバックアップビームを模
型的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バンパ 2 バンパステー 2A バンパステー本体 2B バンパブラケット 2c 下端縁(担持部) 3 バックアップビーム 3a 上端縁 3b 下端縁 3c 上部突起 3d 下部突起 3e 前面部 4 バンパフェイス 5 エネルギ吸収材 6 サブビーム B 車体本体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体本体に取付支持される一対のバンパ
    ステーと、これらバンパステー間を横架してバンパステ
    ー先端部に固着するバックアップビームと、バックアッ
    プビームの前面部を覆うように配設されるバンパフェイ
    スと、バックアップビーム前面部とバンパフェイスとの
    間に介装されるエネルギ吸収材と、バックアップビーム
    の上面に沿って位置するサブビームとを有する自動車用
    バンパのバックアップビーム取付構造において、上記バ
    ックアップビームが、サブビームに係止可能に、かつバ
    ックアップビームの上端縁に形成された上部突起と、バ
    ンパステー先端部に形成された担持部上に載置してバッ
    クアップビームの位置決め機能を果たすバックアップビ
    ームの下端縁に形成された下部突起とを有し、かつバン
    パステー先端部にネジ止め固着することを特徴とする自
    動車用バンパのバックアップビーム取付構造。
  2. 【請求項2】 バンパステーが、車体本体に取付けられ
    るバンパステー本体と、バンパステー本体の下部に設け
    られ、かつ先端がバックアップビームの下端縁を支持す
    る断面略コ字状のバンパブラケットとを有し、担持部が
    バンパブラケットの下端縁によって形成される請求項1
    の自動車用バンパのバックアップビーム取付構造。
JP3469093U 1993-06-25 1993-06-25 自動車用バンパのバックアップビーム取付構造 Pending JPH075975U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107650846A (zh) * 2017-09-22 2018-02-02 天津盛相电子有限公司 车用加强连接梁结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107650846A (zh) * 2017-09-22 2018-02-02 天津盛相电子有限公司 车用加强连接梁结构
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