JP4029445B2 - バッテリーを備えた車両の車体構造 - Google Patents

バッテリーを備えた車両の車体構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリを備えた車両の車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平9−69361号公報に示されるように、バッテリーフレームからなる固定部材の前端をラジエータコアサポートアッパに取付ボルトによって固定するとともに、バッテリーフレームの後端に形成された貫通孔に、下方から傾斜可能に立ち上がるバッテリーロッドの上端部を挿通させてそのねじ部にナットを螺着することにより、バッテリーの取付高さを調節可能な状態で車体に固定することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにバッテリーを車体に固定する固定部材の両端をそれぞれねじ止めするように構成した場合には、バッテリーを車体に固定し、あるいは車体から取り外す際に、上記ラジエータコアサポートアッパに固定部材を取り付ける取付ボルトの着脱操作と、バッテリロッドに対するナットの着脱操作とを容易に行い得る位置にバッテリーを配設する必要があり、バッテリーの設置位置が制約されるという問題がある。
【0004】
すなわち、車体スペースの有効利用を図るためには、バッテリーを車体の側方部、つまり車体側壁に沿った位置に配設することが望ましいが、このような位置にバッテリーを配設すると、上記取付ボルトおよびナットを着脱操作する際の作業スペースが狭いため、バッテリーを車体に固定する作業等が困難でなるという問題があった。また、車両の衝突時にバッテリーの挙動が不安定になると、種々の弊害が生じるために、バッテリーを車体に安定して固定することができる位置に配設することが望まれていた。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、車体スペースの有効利用を図ることができるとともに、バッテリーを車体に安定して固定することができるバッテリーを備えた車両の車体構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、トランクルームを構成するフロアパネルの下面に取り付けられて車体の前後方向に伸びる車体フレームと、上記トランクルームを構成する車体側壁との間に、上記フロアパネルを下方に凹入させることによりバッテリー設置用の空間部を形成するとともに、この空間部にバッテリー固定されるようにバッテリーの上端部に圧接される固定部材を設け、上記車体フレームの設置部の上面に、上記固定部材の一端部がねじ止めされるねじ止め部を設けるとともに、上記車体側壁の鉛直壁部に、上記固定部材の他端部に設けられたフックが係止される係止孔を係止部として設け、上記固定部材の他端部のフックが係脱可能に係止されるように構成されたものである。
【0007】
上記構成によれば、車体側壁の設置部側に設けられた係止部に固定部材の他端部を係止した状態で、車体フレームの設置部側に設けられたねじ止め部に固定部材の一端部をねじ止めすることにより、車体フレームと車体側壁との間において上記バッテリーが車体に安定して固定されることになる。
【0008】
請求項2に係る発明は、上記請求項1記載のバッテリーを備えた車両の車体構造において、上記係止部材の係止孔を上記係止部に設け、この係止孔の上下寸法を幅寸法よりも大きな値に設定したものである。
【0009】
上記構成によれば、固定部材の他端部を係止部に係脱する際に、その係止孔に沿って上記フックを上下動させることができるため、上記係止孔に対するフックの係脱操作が容易に行われる。また、固定部材のフックが係止部の係止孔に係止されることにより、上記固定部材の側方移動が効果的に拘束されるため、この固定部材によってバッテリが車体に安定して固定されることになる。
【0010】
請求項3に係る発明は、上記請求項1または請求項2記載のバッテリーを備えた車両の車体構造において、上記係止部に、車体側壁に設けられた鉛直壁部に接合される第1接合フランジと、車体側壁に設けられた水平壁部に接合される第2接合フランジとを設けたものである。
【0011】
上記構成によれば、係止部の第1接合フランジおよび第2接合フランジが車体側壁の鉛直壁部および水平壁部にそれぞれ接合された状態で、上記係止部が車体側壁に安定して取り付けられることになる。
【0012】
請求項4に係る発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載バッテリーを備えた車両の車体構造において、車体フレームの上端部と、バッテリーの上端部とを略同一の高さに位置させるように、バッテリーを配設したものである。
【0013】
上記構成によれば、車体フレームの上端部と、バッテリーの上端面とが略同一面上に位置することになるとともに、車両の衝突時にバッテリーの挙動が不安定になることが防止されることになる。
【0014】
請求項5に係る発明は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載のバッテリーを備えた車両の車体構造において、後部車体に設けられたサスペンションタワーの取付部の後方にバッテリー設置用の空間部を配設したものである。
【0015】
上記構成によれば、車両の衝突時に作用する衝撃荷重等に応じてバッテリーが車体の前方に移動することが、上記サスペンションタワーの取付部において効果的に規制されることになる。
また、請求項6に係る発明は、上記請求項1記載のバッテリーを備えた車両の車体構造において、上記係止部の係止孔が、上下に複数設けられたものである。
上記構成によれば、バッテリーの上下寸法に応じて選択された係止孔にフックを係止することにより、固定部材が傾斜状態となることを防止し、この固定部材を介して抜テリーを適正状態に係止できるという特有の作用効果を奏することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、本発明に係るバッテリーを備えた車両の車体構造の実施形態を示している。この車両の後部には、トランクルームを構成するフロアパネル1と、車体側壁2とが設けられ、上記フロアパネル1の下面には、車体の前後方向に伸びる車体フレーム3が取り付けられている。この車体フレーム3は、上端面が開口した断面コ字状に形成され、その上端部に突設された接合フランジ4がフロアパネル1の下面にスポット溶接される等により固定されている。
【0017】
上記フロアパネル1には、その一側端部を下方に凹入させることによってバッテリー5を設置するための空間部6が形成されるとともに、図示を省略したスペアタイヤ設置用の空間部10が中央部に形成されている。上記バッテリー設置用の空間部6は、図3に示すように、サスペンションタワーの取付部7の後方側において、上記車体フレーム3と車体側壁2との間に配設されている。また、上記空間部6は、その凹入量がバッテリー5の高さ寸法と略同一に設定され、これによって上記空間部6内に配設されたバッテリー5の上端部と、車体フレームの上端部とが略同一の高さに位置するように構成されている。
【0018】
上記フロアパネル1の下面には、後述する固定部材8の一端部がねじ止めされるナット9が、上記車体フレーム3の設置部に取り付けられている。上記固定部材は、取付ボルト11の挿通孔を有するプレート12が一端部に固着された丸棒からなり、その他端部には、丸棒を円弧状に湾曲させてなるフック13が設けられている。そして、上記車体側壁2に取り付けられた係止ブラケット14からなる係止部に、固定部材のフック13を係止した状態で、上記ナット9からなるねじ止め部に、上記取付ボルト11を上方から螺着して固定部材8のプレート12をねじ止めすることにより、この固定部材8がバッテリー5の上端部に圧接されて上記空間部6内にバッテリー5が固定されるようになっている。
【0019】
上記係止ブラケット14は、図4および図5に示すように、上記フック13の係止孔15が形成された係止板16と、その両側辺部から係止板16の裏面側に伸びる一対の側板17と、各側板17の先端部に沿って鉛直方向に伸びる第1接合フランジ18と、上記係止板16および両側板17の上端部から水平方向に伸びる第2接合フランジ19とを有している。そして、車体側壁2の内壁面からなる鉛直壁部20に、上記第1接合フランジ18がスポット溶接されるとともに、車体側壁2の内側壁面から車体の内方側に突設されたフランジ部からなる水平壁部21に、上記第2接合フランジ19がスポット溶接されることにより、上記係止ブラケット14が車体側壁2に固着されている(図2参照)。
【0020】
上記係止ブラケット14の係止板16には、固定部材8のフック13が挿入される上下一対の係止孔15が形成されるとともに、その上下には、図示を省略した位置決めピンが挿入される位置決め孔22が形成されている。また、上記係止孔15は、その上下寸法Hが幅寸法Wよりも大きな値に設定されるとともに、幅寸法Wが上記フック13の軸径と略同一の大きさに形成されている。
【0021】
上記構成において、バッテリー5を上記空間部6内に配設した後、固定部材8のフック13を係止ブラケット14の係止孔15に挿入して係止した状態で、取付ボルト11を上方から上記ナット9に螺着することにより、固定部材8のプレート12をフロアパネル1の上面にねじ止めする。これによってバッテリー5の上端部が固定部材8により拘束されて上記空間部6内にバッテリー5が固定されることになる。また、バッテリー5を上記空間部6から取り外す場合には、上記取付ボルト11を適宜の工具により回動操作して固定部材8のプレート12をねじ止め部から取外した後、上記フック13を係止孔15から引き抜くことにより、上記固定部材8によるバッテリー5の拘束状態を解除する。
【0022】
上記のように、車体の前後方向に伸びる車体フレーム3と車体側壁2との間にバッテリー設置用の空間部6を形成し、車体フレーム3の設置部側に、上記固定部材8の一端部がねじ止めされるナット9からなるねじ止め部を設けるとともに、車体側壁2の設置部側に、上記固定部材8の他端部に設けられたフック13が係脱自在に係止される係止ブラケット14からなる係止部を設けたため、上記空間部6内にバッテリー5を安定して固定するとともに、車体スペースの有効利用を図ることができることができる。
【0023】
すなわち、上記車体フレーム3と車体側壁2との間に形成された空間部6内にバッテリー5を設置することにより、上記車体側壁2に沿った位置にバッテリー5を配設することができるため、トランクルーム内の容積を充分に確保して車体スペースの有効利用を図ることができる。また、所定の剛性を有する上記車体フレーム3によってバッテリー5の設置部を補強することができるため、車両の衝突時におけるバッテリー5の挙動を車体フレーム3の挙動に一致させることができる。したがって、衝突時の衝撃荷重に応じてバッテリー5が車体の前方側に移動したり、外方側または内方側に移動したりするのを効果的に防止することができる。
【0024】
しかも、固定部材8に設けられたフック13が、車体側壁2に設けられた上記係止ブラケット14に対して係脱自在に係止されるように構成されているので、ねじ止め等の繁雑な作業を要することなく、車体に対して固定部材8の外端部を車体に対して容易に係止することができる。このため、上記のように車体側壁2に沿った位置において作業スペースの狭い個所に、上記バッテリー5を固定するように構成したにも拘らず、このバッテリー5の固定作業を容易に行うことができる。
【0025】
また、上記実施形態では、固定部材8に設けられたフック13が係止される係止孔15を上記係止ブラケット14からなる係止部に設け、この係止孔15の上下寸法Hを幅寸法Wよりも大きな値に設定したため、上記固定部材8の外端部を係止ブラケット14に係脱する際に、その係止孔15に沿ってフック13を上下動させることにより、上記係止孔15に対するフック13の係脱操作を容易に行うことができる。しかも、上記固定部材8によってバッテリー5を車体に固定した状態では、固定部材8のフック13をがたつかせることなく係止孔15に係止し、係止ブラケット14からなる係止部の幅方向にフック13が移動するのを規制することができるため、上記固定部材8の側方移動、つまり車体の前後方向に固定部材8が移動するのを効果的に拘束し、この固定部材8によってバッテリー5を車体に安定して固定することができる。
【0026】
また、上記実施形態では、係止ブラケット14からなる係止部に、車体側壁2の鉛直壁部20に接合される第1接合フランジ18と、車体側壁2の水平壁部21に接合される第2接合フランジ19とを設けたため、上記係止ブラケット14の第1接合フランジ18および第2接合フランジ19を車体側壁2の鉛直壁部20および水平壁部21にそれぞれ接合することにより、簡単な構成で係止ブラケット14を車体側壁2に安定して取り付けることができる。
【0027】
さらに、上記実施形態に示すように、係止ブラケット14の係止板16に上下一対の係止孔15を設けた場合には、バッテリー5の上下寸法に応じて選択された一方の両係止孔15に上記フック13を係止することにより、上記固定部材8が傾斜状態となるのを防止し、この固定部材8によってバッテリー5を適正状態で係止することができる。なお、上記係止孔15の個数は2個に限られず、1個でもよく、あるいは3個以上であってもよい。
【0028】
また、上記実施形態では、バッテリー設置用の空間部6の凹入量とバッテリー5の高さ寸法とを略同一に設定することにより、車体フレームの上端部と、バッテリー5の上端部とを略同一の高さに位置させるように構成したため、上記車体フレームの上端部が接合されるフロアパネル1の設置面と、バッテリー5の上端面とを略同一面上に位置させた状態で、バッテリー5を車体に固定することができる。したがって、トランクルームの底壁部を構成する上記フロアパネル1の上方にバッテリー5の上端部が突出すること等を防止し、トランクルームの底面をフラットに形成することができるとともに、バッテリー5の固定状態を車体フレーム3によって安定して保持することができる。
【0029】
すなわち、図6の実線に示すように、車体フレームの上端部よりも上方にバッテリー5の上端部を位置させ、あるいは図6の仮想線で示すように、車体フレームの上端部よりも下方にバッテリー5の上端部を位置させるように構成することもできる。しかし、このように構成した場合には、車両の側面衝突時等に、矢印Aの方向に作用する衝撃荷重を、上記車体フレームの上端部とフロアパネル1との接合部において効果的に支持することができないため、バッテリー5の挙動が不安定になることが避けられない。これに対して上記実施形態に示すように、車体フレームの上端部と、バッテリー5の上端部とを略同一の高さに位置させるように構成した場合には、上記衝撃荷重を車体フレームの上端部とフロアパネル1との接合部において効果的に支持することができるため、バッテリー5の挙動を効果的に安定させることができる。
【0030】
さらに上記実施形態では、図2に示すように、後部車体に設けられたサスペンションタワーの取付部7の後方に、バッテリー設置用の空間部6を設けたため、車両の衝突時に作用する衝撃荷重等に応じてバッテリーが車体の前方に移動することを、上記サスペンションタワーの取付部7において効果的に規制することができる。特に、上記サスペンションタワーの取付部7に、車幅方向に伸びるクロスメンバ23を設置して上記サスペンションタワーの取付部7を補強するように構成した場合には、上記バッテリー5の前方移動を、さらに効果的に規制することができる。
【0031】
なお、上記実施形態では、係止ブラケット14を車体側壁2にスポット溶接等の手段で固定することにより、固定部材8のフック13が係脱自在に係止される係止部を車体に取り付けた例について説明したが、上記車体側壁2に係止孔15を形成することにより、この部分に上記フック13を直接係止するように構成し、あるいは上記フック13の先端部が挿入される円筒状の係止部を設けた構造とするなど種々の変更が可能である。
【0032】
また、ナット9からなるねじ止め部に代え、車体フレーム3の設置部から上方に取付ボルトを突設することによってねじ止め部を構成するとともに、この取付ボルトの挿通孔を上記固定部材8の内端部に形成し、この固定部材8の内端部を挿通した上記取付ボルトにナットを螺着することによって上記固定部材8の内端部をねじ止めするように構成してもよい。さらに上記実施形態では、車体後部のトランクルーム内にバッテリーを配設してなる車体構造について説明したが、車体前部のエンジンルーム内またはその他の位置に上記バッテリーを配設するように構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、トランクルームを構成するフロアパネルの下面に取り付けられて車体の前後方向に伸びる車体フレームと、上記トランクルームを構成する車体側壁との間に、上記フロアパネルを下方に凹入させることによりバッテリー設置用の空間部を形成するとともに、この空間部にバッテリー固定されるようにバッテリーの上端部に圧接される固定部材を設け、上記車体フレームの設置部の上面に、上記固定部材の一端部がねじ止めされるねじ止め部を設けるとともに、上記車体側壁の鉛直壁部に、上記固定部材の他端部に設けられたフックが係止される係止孔を係止部として設け、上記固定部材の他端部のフックが係脱可能に係止されるように構成しため、上記車体側壁に沿った位置にバッテリーを配設することができ、トランクルーム内の容積を充分に確保しつつ、車体スペースの有効利用を図ることができる。また、所定の剛性を有する上記車体フレームにバッテリーをねじ止めすることにより、車両の衝突時におけるバッテリーの挙動を車体フレームの挙動に一致させることができ、バッテリーの挙動を安定させることができる。また、固定部材の他端部に設けられたフックを車体側壁の鉛直壁部に設けられた係止孔に係脱自在に係止することにより、ねじ止め等の繁雑な作業を要することなく、車体に対して固定部材の他端部を容易に係止することができるため、上記のように車体側壁に沿った作業スペースが狭い位置にバッテリーを配設するように構成したにも拘らず、このバッテリーの固定作業を容易に行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車体構造の実施形態を示す斜視図である。
【図2】バッテリーの設置状態を示す断面図である。
【図3】バッテリーの設置状態を示す平面図である。
【図4】係止ブラケットの具体的構成を示す正面図である。
【図5】係止ブラケットの具体的構成を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る車体構造の別の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フロアパネル
2 車体側壁
3 車体フレーム
5 バッテリー
6 空間部
7 サスペンションタワーの設置部
8 固定部材
9 ナット(ねじ止め部)
11 取付ボルト
12 プレート(固定部材の一端部)
13 フック
15 係止孔
18 第1接合フランジ
19 第2接合フランジ
20 鉛直壁部
21 水平壁部

Claims (6)

  1. トランクルームを構成するフロアパネルの下面に取り付けられて車体の前後方向に伸びる車体フレームと、上記トランクルームを構成する車体側壁との間に、上記フロアパネルを下方に凹入させることによりバッテリー設置用の空間部を形成するとともに、この空間部にバッテリー固定されるようにバッテリーの上端部に圧接される固定部材を設け、上記車体フレームの設置部の上面に、上記固定部材の一端部がねじ止めされるねじ止め部を設けるとともに、上記車体側壁の鉛直壁部に、上記固定部材の他端部に設けられたフックが係止される係止孔を係止部として設け、上記固定部材の他端部のフックが係脱可能に係止されるように構成されたことを特徴とするバッテリーを備えた車両の車体構造。
  2. 上記係止部の係止孔の上下寸法を幅寸法よりも大きな値に設定したことを特徴とする請求項1記載のバッテリーを備えた車両の車体構造。
  3. 上記係止部に、車体側壁に設けられた鉛直壁部に接合される第1接合フランジと、車体側壁に設けられた水平壁部に接合される第2接合フランジとを設けた車両の車体構造。
  4. 車体フレームの上端部と、バッテリーの上端部とを略同一の高さに位置させるように、バッテリーを配設したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のバッテリーを備えた車両の車体構造。
  5. 後部車体に設けられたサスペンションタワーの取付部の後方にバッテリー設置用の空間部を配設したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のバッテリーを備えた車両の車体構造。
  6. 上記係止部の係止孔が、上下に複数設けられていることを特徴とする請求項1記載のバッテリーを備えた車両の車体構造。
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