JP4092711B1 - キャブオーバー型車両の前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】追突衝突時にキャブの前方下部の変形を抑えつつ衝突エネルギを効率よく吸収することが可能なキャブオーバー型車両の前部構造の提供。
【解決手段】キャブオーバー型車両1の前部構造は、サイドメンバ10とキャブマウントブラケット3とスティフナインナレインフォース4とを備える。キャブマウントブラケット3は、サイドメンバ10の前端部15上に載置されるブラケット基部31と、キャブ5を支持する軸支持部30とを有し、サイドメンバ10に対して固定される。スティフナインナレインフォース4は、縦壁部44を有し、サイドメンバ10に固定される。縦壁部44は、サイドメンバ10の上板11と下板12との間で且つブラケット基部31の後端縁36の下方で前後方向と交叉する方向に沿って配置され、キャブマウントブラケット3に後方への荷重Fが入力したとき、サイドメンバ10の前端部15の上方への曲げ変形を抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は、キャブオーバー型車両の前部構造に関する。
シャシフレームの前部に運転台(以下キャブという)が設置され運転者着座位置が概ねエンジン位置より上方に位置する貨物車(以下キャブオーバートラックという)では、エンジン整備などの際にエンジンルームを開放するため、キャブがシャシフレームに対してチルト可能に支持される。
シャシフレームは、車幅方向両側に配置されて車両前後方向へ延びる一対のサイドメンバと、車幅方向に延びて該一対のサイドメンバを連結する複数のクロスメンバと、を有する。キャブは、キャブ前後左右の4隅のキャブマウントを介してシャシフレーム上に搭載される。キャブ前方の2つのキャブマウントがサイドメンバ上面前端側に固定された一対のキャブマウントブラケットに連結されることによって、キャブの前部がシャシフレームにチルト可能に支持される。
車両の前方衝突の形態は多様であり、キャブマウントブラケットとほぼ同じ高さの被衝突物(例えば、前方の車両のシャシフレームの後端など)に衝突する場合がある。この場合、車両後方への衝突荷重がサイトメンバ上に固定されたキャブマウントブラケットに入力するため、サイドメンバの前端部分に上方向へのモーメントが作用し、サイドメンバのうちキャブマウントブラケットが固定された箇所が屈曲変形する。
このようなキャブマウントブラケットへの荷重入力によるサイドメンバの変形や破損を防止することを目的として、特開平10−316013号公報には、サイドメンバの上にサブフレームを取り付け、サブフレームにキャブマウントブラケットを固定することにより、サブフレームを変形させてエネルギを吸収する構造が開示されている。
特開平10−316013号公報
ところで、上述のようにキャブマウントブラケットに荷重が入力し、サイドメンバのうちキャブマウントブラケットが固定された箇所が屈曲変形すると、それに応じてキャブの前方下部も変形するため、キャブの生存空間を狭めてしまうおそれがある。
このような不都合は、上記サブフレームを設けた構造においても同様に生じる。すなわち、上記サブフレームは、サイドメンバの変形や破損を防止することを目的として設けられているため、その剛性をサイドメンバよりも低く設定する必要がある。また、入力荷重が過大であるときには、サイドメンバの変形前にサイドメンバから離脱するように、両者の取付強度を設定する必要がある。このため、上記サブフレームを設けた構造では、サイドメンバが変形する場合と同等以上に変形する。また、サブフレームがサイドメンバから離脱すると、入力した荷重がシャシフレームに分散されないため、キャブの前方下部の変形量がさらに増大する。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたものであって、前方衝突時にキャブの前方下部の変形を抑えつつ衝突エネルギを効率よく吸収することが可能なキャブオーバー型車両の前部構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るキャブオーバー型車両の前部構造は、サイドメンバと、キャブマウントブラケットと、スティフナインナレインフォースと、を備える。
サイドメンバは、上下に対向配置された上板と下板とを有し、車両前後方向へ延びる。キャブマウントブラケットは、サイドメンバの前端部の上板上に載置されるブラケット基部と、このブラケット基部の上部に設けられキャブの前端下部を回転自在に支持する連結部とを有し、サイドメンバに対して固定される。スティフナインナレインフォースは、縦壁部を有し、サイドメンバに対して固定される。縦壁部は、サイドメンバの上板と下板との間で且つキャブマウントブラケットのブラケット基部の後端縁の下方又はその後方近傍で車両前後方向と交叉する方向に沿って配置されて起立する。
スティフナインナレインフォースの縦壁部は、キャブマウントブラケットに車両後方への荷重が入力したとき、サイドメンバの上板と下板とに直接又は間接的に接触してサイドメンバの前端部の上方への曲げ変形を抑制する。
ここで、車両の前方衝突によってキャブマウントブラケットに車両後方への荷重が入力した場合には、サイドメンバ前端部分に上方向へのモーメントが作用し、サイドメンバのうちキャブマウントブラケットが固定された箇所に屈曲変形させる力が作用する。かかる屈曲変形させる力は、サイドメンバのうちキャブマウントブラケットの後端縁の下方及びその後方近傍に集中する。
上記構成では、スティフナインナレインフォースの縦壁部は、キャブマウントブラケットの後端部の下方又はその後方近傍で車両前後方向と交叉する方向に沿って配置されて起立し、キャブマウントブラケットに車両後方への荷重が入力したとき、サイドメンバの上板と下板とに直接又は間接的に接触してサイドメンバの前端部の上方への曲げ変形を抑制する。従って、キャブマウントブラケットに対して車両後方への荷重が入力した初期段階において、サイドメンバの前端部が上方へ局所的に折れ曲がり難いため、キャブの前方下方の局所的な変形を抑えることができる。また、衝突エネルギをサイドメンバの広い範囲で効率よく吸収することができる。
また、入力する荷重が所定の量を超えた場合には、縦壁部が配置された位置より後方でサイドメンバが折れ曲がる。従って、縦壁部を配置しない場合よりも後方で折れ曲がるため、キャブの前方下方が局所的に変形することを抑えることができる。なお、キャブマウントブラケットとサイドメンバとの取付強度は、前記所定の量の荷重が入力したときに両者が離れない強度であることが望ましい。
また、縦壁部は、キャブマウントブラケットのブラケット基部の後端縁と略同方向に沿って配置し、起立させてもよい。
上記構成では、キャブマウントブラケットに車両後方への荷重が入力したときに屈曲変形させる力が集中する箇所であるブラケット基部の後端縁に沿って縦壁部を配置する。従って、キャブマウンドブラケットに対して車両後方への荷重が入力した場合に、効果的にサイドメンバの変形を抑制して、キャブの前方下方の局所的な変形を抑えることができる。
本発明によれば、前方衝突時にキャブの前方下部の変形を抑えつつ衝突エネルギを効率よく吸収することが可能である。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係るキャブオーバー型車両の前部構造を示す平面図であり、図2は図1のII矢視側面図であり、図3は図1の要部斜視図であり、図4は本実施形態に係るスティフナインナレインフォースの側面図であり、図5は図4のV矢視後面図であり、図6は図4のVI矢視平面図である。
図1〜図6に示すように、本実施形態のキャブオーバー型車両1(以下、車両という)の前部構造は、シャシフレーム2と、キャブマウントブラケット3と、スティフナインナレインフォース4と、キャブ5とを有する。以下、前後方向とは、車両の進行方向の前後方向を意味する。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印UPは車両上方を、矢印INは車幅内側方向を、矢印OUTは車幅外側方向をそれぞれ示している。
シャシフレーム2は、前後方向へ延び車幅方向両側に一対配置されるサイドメンバ10と、一対のサイドメンバ10を連結する複数のクロスメンバ20とを有する。
クロスメンバ20のうち第1クロスメンバ21は、開口を後方へ向けた略U字状断面を有し、車幅方向へ延びる。クロスメンバ20のうち第2クロスメンバ22は、矩形閉断面を有し、車幅方向へ延びる。
サイドメンバ10は、上下に対向配置された上板11と下板12と、これら上板11と下板12とを連結する縦板13とが一体形成され、開口14を車幅方向内側へ向けた略U字状断面を有し、前後方向へ延びる。一対のサイドメンバ10は、前端部15同士が第1クロスメンバ21に連結され、前端部15から前方へ延設された突出部16の前端縁17同士がバンパ(図示省略)に連結され、前端部15の後方同士が第2クロスメンバ22に連結される。サイドメンバ10は、第2クロスメンバ22との連結部分の後方から上下方向の幅が広くなり、下板12の高さが僅かに高くなる。サイドメンバ10のうち前端部15及びその後方には、3つのブラケット固着孔18が設けられる。また、サイドメンバ10には、補強部材60が固着される。
補強部材60は、サイドメンバ10のうち第1クロスメンバ21との連結部分の後方からサイドメンバ10の内側面19に沿って配置され、上下に対向配置された上板61及び下板62と、これら上板61と下板62とを連結する縦板63とが一体形成され、開口64を車幅方向内側へ向けた略U字状断面を有する。なお、補強部材60の開口64を車幅方向外側へ向け、サイドメンバ10と補強部材60とが略矩形閉断面を有する構造にしてもよい。
キャブ5は、キャブ5前後左右の4隅に設けられたキャブマウント(図示省略)を介してシャシフレーム2の上方前側に搭載される。
キャブマウントブラケット3は、サイドメンバ10の前端部15からその後方の上部に配置され、軸支持部(連結部)30と、ブラケット基部31と、補強部33と、側縦壁部34と、後端縦壁部35とを有する。軸支持部30は、キャブ5の前部左右に設けられた2つのキャブマウントの軸を回転自在に連結し、キャブ5をチルト可能に支持する。
ブラケット基部31は、軸支持部30の下方から軸支持部30の下方後方の範囲でキャブマウントブラケット3の底部を構成し、ブラケット固着孔18に対向する締結孔32を有し、サイドメンバ10の前端部15からその後方の位置に載置される。締結孔32は、ブラケット固着孔18と締結具(図示省略)によって締結される。
補強部33は、軸支持部30とブラケット基部31との間で、軸支持部30の下方からその後方に設けられる。補強部33は、キャブマウントブラケット3の剛性を高める。これにより、キャブ5の荷重はキャブマウントブラケット3を介してサイドメンバ10及び第1クロスメンバ21によって支持される、また、後述するように、車両1の衝突時にキャブマウントブラケット3に対して後方へ荷重Fが入力された場合には、キャブマウントブラケット3の変形を抑制する。
側縦壁部34は、キャブマウントブラケット3の車幅方向外側を構成する。
後端縦壁部35は、ブラケット基部31の後端縁36から上方へ延び、車幅方向外側が側縦壁部34に連結される。
スティフナインナレインフォース4は、サイドメンバ10の上板11と下板12との間であって、補強部材60の上板61と下板62との間に起立した状態で配置され、固着部40と、孔部43と、縦壁部44と、クリップ部50とを有する。なお、図4〜図6では、車両1の正面視右側のサイドメンバ10に配置されるスティフナインナレインフォース4についての方向を示す。
固着部40は、キャブマウントブラケット3の側縦壁部34の下方後部に配置され、補強部材60の縦板63の内側面65に対向して延び、上端41が補強部材60の上板61の下面66に溶着され、下端42が補強部材60の下板62の上面67に溶着される。スティフナインナレインフォース4は、前後方向に延びた固着部40により、補強部材60を介してサイドメンバ10に対して固定される。孔部43は、固着部40に配置され、サイドメンバ10に過大な荷重が入力してサイドメンバ10が折れ曲がる場合に、変形する位置の基準となる。また、スティフナインナレインフォース4は、孔部43を有するため、サイドメンバ10に補機類(図示省略)などが固定するときに使用されるボルトなどの留具に対して接触しない。
縦壁部44は、キャブマウントブラケット3の後端縦壁部35の下方に配置され、固着部40から連続して車幅方向内側へ曲がる第1屈曲部45と、補強部材60の上板61と下板62との間で車幅方向へ延びる延設部46と、後方へ曲がる第2屈曲部47とを有する。縦壁部44は、上端48が補強部材60の上板61の下面66に溶着され、下端49が補強部材60の下板62の上面67に溶着される。
クリップ部50は、縦壁部44のうち上下方向の中央部から連続して延び、補強部材60の上板61及び下板62には接しなく、クリップ孔51と、車幅方向外側へ曲がる第3屈曲部52とを有し、端縁53を車幅方向外側へ向ける。クリップ部50は、補機類(図示省略)のハーネス(図示省略)を固定する。
スティフナインナレインフォース4は、上下対称の形状であるため左右のサイドメンバ10に対して共用可能である。スティフナインナレインフォース4は、サイドメンバ10に対して固定されていればよく、また、スティフナインナレインフォース4が配置された箇所のサイドメンバ10に下方へ変形させる力が作用したときに、上端41,48及び下端42,49が、サイドメンバ10の上板11及び下板12に直接接触するか、補強部材60の上板61及び下板62に接触してサイドメンバ10の上板11及び下板12に間接的に接触すればよい。すなわち、補強部材60を配置せずにスティフナインナレインフォース4をサイドメンバ10の上板11と下板12との間に配置してもよく、また、スティフナインナレインフォース4の上端41,48や下端42,49と、上板11,61及び下板12,62との間に間隙があってもよい。また、スティフナインナレインフォース4の縦壁部44は、前後方向と交叉する方向へ延びる形状であればよく、例えば、円筒状や半円筒状の水平方向の断面形状を有する構造でもよい。また、スティフナインナレインフォース4の縦壁部44は、本実施形態のように、キャブマウントブラケット3の後端縦壁部35の下方(ブラケット基部31の後端縁36の下方)に配置するほか、その後方近傍に配置してもよい。
次に、本実施形態におけるキャブマウントブラケット3に対する荷重Fの入力について説明する。
車両1の前方衝突によって、キャブマウントブラケット3に対して後方へ向けて荷重Fが入力された場合には、まず、キャブマウントブラケット3の補強部33がキャブマウントブラケット3の変形を抑制する。これにより、キャブマウントブラケット3に入力する荷重Fの大部分は、キャブマウントブラケット3でエネルギが吸収されずに、サイドメンバ10へ入力する。そして、キャブマウントブラケット3のブラケット基部31の後端縁36からサイドメンバ10へ向けてサイドメンバ10を下方へ屈曲させる力が作用し、サイドメンバ10の突出部16側に上方向へのモーメントMが作用する。かかるモーメントMの入力に対する剛性を高めるために本実施形態では、スティフナインナレインフォース4を設けている。
本実施形態では、スティフナインナレインフォース4の縦壁部44は、キャブマウントブラケット3のブラケット基部31の後端縁36の下方で前後方向と交叉する車幅方向に沿って配置されて起立する。そして、キャブマウントブラケット3に後方への荷重Fが入力したときには、スティフナインナレインフォース4は、上端41,48及び下端42,49が補強部材60の上板61及び下板62を介して間接的にサイドメンバ10の上板11及び下板12に接触して、サイドメンバ10の前端側の突出部16の上方への曲げ変形を抑制する。従って、キャブマウントブラケット3に対して後方への荷重Fが入力した初期段階において、サイドメンバ10のうちキャブマウントブラケット3の下方の領域が局所的に折れ曲がり難いため、キャブ5の前方下方の局所的な変形を抑えることができる。また、衝突エネルギをサイドメンバ10の広い範囲で効率よく吸収することができる。
また、スティフナインナレインフォース4の上端41,48及び下端42,49は、通常の状態において、サイドメンバ10の上板11及び下板12に固着する補強部材60の上板61及び下板62に溶着されているため、上端41,48及び下端42,49と上板61及び下板62との間に間隙がない。従って、モーメントMの入力直後に機能し、サイドメンバ10の変形を抑えることができる。
また、入力する荷重Fが所定の量を超えた場合には、縦壁部44が配置された位置より後方でサイドメンバ10が折れ曲がる。従って、縦壁部44を配置しない場合よりも後方で折れ曲がるため、キャブ5の前方下方が局所的に変形すること抑えることができる。なお、キャブマウントブラケット3とサイドメンバ10とは、前記所定の量の荷重Fが入力されても両者が離れない強度で締結されている。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本実施形態に係るキャブオーバー型車両の前部構造を示す平面図である。 図1のII矢視側面図である。 図1の要部斜視図である。 本実施形態に係るスティフナインナレインフォースの側面図である。 図4のV矢視後面図である。 図4のVI矢視平面図である。
符号の説明
1:車両(キャブオーバー型車両)
3:キャブマウントブラケット
4:スティフナインナレインフォース
5:キャブ
10:サイドメンバ
11:上板
12:下板
15:前端部
20:クロスメンバ
30:軸支持部(連結部)
31:ブラケット基部
36:後端縁
40:固着部
44:縦壁部
F:荷重
M:モーメント

Claims (2)

  1. 上下に対向配置された上板と下板とを有し、車両前後方向へ延びるサイドメンバと、
    前記サイドメンバの前端部の前記上板上に載置されるブラケット基部と、このブラケット基部の上部に設けられキャブの前端下部を回転自在に支持する連結部とを有し、前記サイドメンバに対して固定されるキャブマウントブラケットと、
    前記サイドメンバの前記上板と前記下板との間で且つ前記キャブマウントブラケットの前記ブラケット基部の後端縁の下方又はその後方近傍で車両前後方向と交叉する方向に沿って配置されて起立する縦壁部を有し、前記サイドメンバに対して固定されるスティフナインナレインフォースと、を備え、
    前記スティフナインナレインフォースの縦壁部は、前記キャブマウントブラケットに車両後方への荷重が入力したとき、前記サイドメンバの前記上板と前記下板とに直接又は間接的に接触して該サイドメンバの前記前端部の上方への曲げ変形を抑制する
    ことを特徴とするキャブオーバー型車両の前部構造。
  2. 請求項1に記載のキャブオーバー型車両の前部構造であって、
    前記縦壁部は、前記キャブマウントブラケットの前記ブラケット基部の後端縁と略同方向に沿って配置されて起立する
    ことを特徴とするキャブオーバー型車両の前部構造。
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