JPH0758922A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0758922A
JPH0758922A JP20661293A JP20661293A JPH0758922A JP H0758922 A JPH0758922 A JP H0758922A JP 20661293 A JP20661293 A JP 20661293A JP 20661293 A JP20661293 A JP 20661293A JP H0758922 A JPH0758922 A JP H0758922A
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JP
Japan
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film
drum
peripheral surface
tip
pressing
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Application number
JP20661293A
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English (en)
Inventor
Akio Shiomi
昭雄 塩見
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光材料をドラム表面に固定し、かつその感
光材料に位置決め用ピン孔を形成する装置で、簡単な構
成のものを提供すること。 【構成】 感光材料Fをドラム周面1aに押圧固定する
押圧手段10の押圧作用面に穿孔体60、61を設け、
前記押圧手段10の押圧動作を利用して押圧動作と同時
に感光材料Fにピン孔を形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置、詳しくは
ドラムに装着した感光材料に位置決め用ピン孔を形成す
る画像形成装置に関する
【0002】
【従来の技術】一般にカラー印刷物を得るためには製版
用カラースキャナ等の画像形成装置において、複製画像
を記録する感光材料としてシート状感光フィルムが用い
られ、該感光フィルム上にてカラー画像を表現した複数
の色分解画像データに基づいて、例えばC(シアン)、
M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の各色分解
版を作成し、その後該各色分解版を用いて印刷機で各色
のインクにより重ね刷りするように成されている。
【0003】ところで、画像形成装置において、画像形
成を行う各色版の感光フィルムに、位置決め用ピン孔を
形成することがある。これらの位置決め用ピン孔は、各
色分解版を重ね刷りするときの基準となる。なお位置決
め用ピン孔と各色版の感光フィルムに形成される画像と
の位置関係は、どの色の感光フィルムにおいても同一で
ある。
【0004】画像形成装置において、各色版の感光フィ
ルムに位置決め用ピン孔を形成する従来の手段は以下の
ようなものである。画像形成装置の、感光フィルムを装
着するドラム表面にソレノイドを設置し、そのソレノイ
ドに位置決め用ピン孔を形成する為のピンを取り付けて
いる。そして、真空吸引または押圧などの感光フィルム
固定手段によって、感光フィルムがドラム上の所定位置
に固定された時に、ソレノイドがピンを上下動させて、
感光フィルムに位置決め用ピン孔を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成装
置においてドラム上に感光フィルムを固定するには、前
記の通り真空吸引、押圧等の方法があるが、いずれの感
光フィルム固定手段を用いた画像形成装置においても、
前記の位置決め用ピン孔を形成するには、前記のソレノ
イドのような手段を別途設ける必要があった。このよう
に装置を構成する部品点数が増えるので、装置の作成及
び維持が困難であるとの問題があった。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みて提案するもの
で、その目的はドラムに装着した感光材料にピン孔を形
成するための構成を、至極簡単な構造で、感光材料に位
置決め用ピン孔を確実に穿孔することができる画像形成
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的達成
のため、感光材料を装着するドラムと、感光材料をドラ
ム周面に押圧固定する押圧手段と、該押圧手段を押圧、
解放動作させる押圧手段駆動機構と、前記ドラム周面に
装着された感光材料に画像を形成する画像形成手段とを
備えた画像形成装置において、前記押圧手段の感光材料
への押圧作用面に感光材料にピン孔を形成する穿孔体を
設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】前記構成に依り、ドラムに装着された感光材料
に位置決め用ピン孔を形成するに際して、押圧手段駆動
機構で動作する押圧手段の押圧作用面に穿孔体を設けた
ことで、該穿孔体を駆動するための駆動手段を必要とせ
ず、至極簡単な構造で、しかも押圧手段が感光材料を押
圧固定する動作を利用して、該動作と同時に感光材料に
位置決め用ピン孔を確実に形成することができる。
【0009】
【実施例】本発明の画像形成装置を図面の実施例に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示したカラー
スキャナの全体側面図で、図2はその平面図である。こ
のカラースキャナは以下のように成されている。
【0010】(全体構成)感光フィルムFを装着するド
ラム1と、該ドラム1の回転方向上流側(即ちドラム1
に対するフィルムFの供給側)に位置し、未感光フィル
ムFを供給するフィルム供給部2と、ドラム1の回転方
向下流側(即ちドラム1に巻装されたフィルムFの進行
側)に位置し、ドラム周面1aに複数のLEDからなる
光源3aを対臨させた露光手段3と、ドラム周面1aに
配設した先端押圧手段10と、該先端押圧手段10を動
作させる第1偏心カム30及び第2偏心カム31と、後
端押圧手段20と、スクイジユニット40と前記先端押
圧手段10に設けた穿孔体60、61で構成されてい
る。
【0011】(フィルム供給部2の構成)フィルム供給
部2には、感光フィルムFをロール状に収納するフィル
ムマガジン2cと、その開口部2aに供給ローラ2bを
配備すると共に、該供給ローラ2bに対するフィルムF
の流れ方向下流側に、該フィルムFの先端を検出するセ
ンサ4及びフィルムFを所定の長さに切断するカッタ5
を設けて構成している。なおカッタ5はカッタモータ1
11の駆動により作動する。
【0012】(ドラム1の構成)ドラム1は、比較的大
径な中空円筒状に形成され、その一部の周面1aには複
数の条溝1c(図2)を設けて両側のフレーム9に対し
て回転自在に軸支されており、該ドラム1の両側端はフ
ランジ状の側板1bで閉塞されている。又図2に示すよ
うにドラム1の回転軸90の一端は、カップリング20
gを介してパルスモータ6に連結すると共に、その他端
に、ドラム1と同期回転する切欠き円板7を設け、該円
板7の切欠きをセンサ8が読み取ることにより、ドラム
1の原点A(基準位置)の検出を行い、この検出結果を
基準としてパルスモータ6を駆動するためのパルス信号
数を管理することにより、常時ドラム1の回転位置を把
握するように成されている。
【0013】ここに、原点Aとは、図1に示すようにフ
ィルムFの搬送方向とドラム周面1aとの接点近傍に先
端押圧手段10が存在するような位置をいう。 (先端押圧手段10の構成)先端押圧手段10は、感光
フィルムFの先端を押さえるためのもので、図2に示す
ように第1偏心カム30の回動に連動して上下揺動する
揺動アーム10bと、該揺動アーム10bの基軸10c
に間隔を置いて固定した複数の先端押圧金具10dと、
図5に示すように該先端押圧金具10dの作用面に突設
状に設けた穿孔体60、61(穿孔体60、61の詳細
な構成は後記する。)と、揺動アーム10bの基軸10
cと、該基軸10cを回動自在に支持するためドラム周
面1a上に点在的に設けた軸受金具10eと、先端押圧
金具10dをドラム周面1aに圧接するスプリング10
fとで構成されている。さらに先端押さえ金具10dの
ドラム周面1aと対向する面には、例えばゴムシート等
の係止体10hが貼着されている。
【0014】(先端押圧手段10を駆動する構成)図3
に示す先端押圧金具10dがドラム周面1aに密着して
いる状態から図4に示すように先端押圧金具10dをド
ラム周面1aから離間させるための機構として第1、第
2偏心カム30、31が、複数のギアからなる伝達機構
11a(図2)を介して駆動するようにフレーム9に設
けてある。
【0015】図4に示すように第1偏心カム30は、先
端押圧手段10がドラム1の原点A位置にあるとき伝達
機構11aを介しモータ11により駆動する。そしてそ
の偏心カム30の高位置周面を揺動アーム10bに係合
させ、スプリング10fの弾性力に抗して先端押圧金具
10dを持ち上げて入口側10gを開口する。次に、入
口側10gに供給されるフィルムFの先端を挟み込んだ
後、更に第1偏心カム30の回動推移で揺動アーム10
bの係合位置が前記カム30の低位置周面となるときス
プリング10fの作用で先端押圧金具10dがフィルム
Fを押圧固定する。このとき、穿孔体60、61は先端
押圧金具10dの動きに連動してフィルムFの所定位置
にピン孔を形成する。
【0016】第2偏心カム31(図1、図2)は、ドラ
ム1が回転して前記先端押圧手段10がフィルムFを解
放するB位置に位置するようになったとき伝達機構11
aを介しモータ11と連動して駆動し、その高位置周面
を揺動アーム10bに係合させてスプリング10fの弾
性力に抗して先端押圧金具10dを持ち上げて入口側1
0gを開口し押圧しているフィルムFの先端を解放する
と共に穿孔体60、61をフィルムFから脱抜するよう
に成されている。
【0017】図2に示すように前記両偏心カム30、3
1は、同一の駆動源(モータ)11にワンウェイクラッ
チ内蔵のギア11bを備えた伝達機構11aを介して連
動させてあり、前記モータ11の正回転時は両方の偏心
カム30、31を駆動し、前記モータ11の逆回転時は
偏心カム31のみを駆動するように成されている。又、
前記両偏心カム30、31が静止状態のときは、各々の
高位置周面が揺動アーム10bと係合不能となるよう
に、図示を略した併設センサの動作により静止位置を制
御するように成されている。
【0018】(後端押圧手段20の構成)後端押圧手段
20は、図1、図2及び図6に示すようにドラム周面1
a上における前記先端押圧手段10よりドラム回転方向
に対し下流側となる位置に、ドラム1の軸方向と平行
で、かつ軸方向長さを一貫させた所定幅を有する杆状体
の後端押圧金具20aと、該後端押圧金具20aの両端
に一方端を連結され、他方端をドラム側板1bに長孔を
介して揺動可能に支持された支持板20cとを備えてい
る。さらに図6に示すように該支持板20cとドラム側
板1bとに掛設した引張りスプリング20eと、支持板
20cの中央部に開設した角窓穴20bに係合する三角
カム20dとで構成されている。
【0019】更に、図2に示すように三角カム20dの
回動位置を検出するため切欠き円板20kと、それと対
向したセンサ21とを備えている。図6乃至図9に後端
押圧手段20の動作状態を示す。ドラム1がフィルムF
を巻回しながら約一回転したときにカップリング20g
が図示しないソレノイドにより連結され、かつモータ1
1が逆回転すると前記三角カム20dは約1回転するよ
うに成されている。
【0020】まず前記後端押圧金具20aは引張りスプ
リング20eの作用により常にドラム周面1aに圧接状
態となるように成されていて、前記三角カム20dの約
1/4回転の回動で後端押圧金具20aが前記スプリン
グ20eの弾性力に抗してドラム周面1aから離間し
(図6)、三角カム20dの次の回動推移(約1/4回
転)でフィルムFの後端の上に後端押圧金具20aを移
動させ(図7)、三角カム20dの次の回動推移(約1
/4回転)でフィルムFの後端を後端押圧金具20aで
ドラム周面1aに押圧する(図8)ように成されてい
る。
【0021】そして更に続く三角カム20dの回動推移
(約1/4回転)で前記後端押圧金具20aでフィルム
Fの後端をドラム周面1aに押圧しながら、ドラム周面
1aに沿ってフィルムFが緊張する方向に作用させる。
以上のように後端押圧金具20aを動作させることによ
り、フィルムFを引っ張りながらドラム1に装着するこ
とができる。
【0022】図10は、図6乃至図9の動作状態におけ
る後端押圧金具20aの移動軌跡を示したものである。 (スクイジユニット40の構成)ドラム1の原点A位置
より回転方向下流側には、図1、2に示すようにドラム
1の軸方向長さを挟む格好の断面凹型をしたフレーム体
からなるスクイジユニット40が設けてある。
【0023】該スクイジユニット40は、基部をフレー
ム9にソレノイド40sの動作により揺動するように支
持されていると共に、スクイジローラ40a及び剥離爪
45を備えて構成されている。スクイジローラ40a
は、ドラム1の軸方向長さ寸法と近似する長さで、小径
な円柱体に形成され、ドラム周面1aの軸方向と平行
に、かつスクイジユニット40の遊端に回動自在に軸支
されており、スクイジユニット40の揺動動作によりド
ラム周面1aに対して接触、離間するように成されてい
て、ドラム周面1aに接触するときは、ドラム周面1a
の回動に従動してスクイジローラ40aとドラム周面1
aとの間に介在して該ドラム周面1aに巻装されて行く
フィルムFの浮上を抑制するように成されている。
【0024】前記スクイジローラ40aの軸の一端に
は、該スクイジローラ40aより大径な円板状ローラ4
0bが一体的に固設されている。ソレノイド40sを励
磁したとき該ローラ40bの周面は、前記先端押圧手段
10の押圧動作を解除させるための第2偏心カム31の
周面と係合可能に成してあり、該第2偏心カム31が図
1の矢印方向に回動するとき、前記ローラ40bの周面
が該第2偏心カム31の高位置周面と係合してフィルム
Fの巻回方向に対して逆向回動し、スクイジローラ40
aの周面でこのフィルムFに逆撫で状態の抵抗を付与し
て該フィルムFをスライドさせてドラム周面1aとの密
着状態を緩和させるように成されている。剥離爪45
は、ソレノイド45bにより駆動される。
【0025】該剥離爪45は、ドラム周面1a上に形成
された溝1cと対向する位置に配設され、基部を一本の
同一軸45aに固定し、該軸45aをスクイジユニット
40のフレーム体に回動自在に軸支して該軸45aを支
点に遊端部がソレノイド45bの動作で揺動するように
成されていて、この剥離爪45がドラム周面1a側に揺
動したとき、遊端部をドラム周面1aに形成した複数の
条溝1cに侵入させ、ドラム1の回転により該ドラム1
の周面1aに巻回しているフィルムFを剥離爪45の背
面で掬い上げるように剥離するようになされている。
【0026】(穿孔体60、61の構成)穿孔体60、
61は前記のように成された画像形成装置において、先
端押圧手段10における先端押圧金具10dの押圧作用
面に設けられている。具体的には、断面が比較的小径な
真円形と長円形との2種類のピンから成り、複数の先端
押圧金具10dのうち、ドラム1の幅方向最両端側に位
置する先端押圧金具10dの押圧作用面(即ちドラム周
面1aと対向する面)の一方に、真円形な断面の穿孔体
60をその先端がドラム周面1aと対向するように突設
すると共に、押圧作用面の他方に長円形な断面の穿孔体
61をその先端がドラム周面と対向するように突設して
いる。
【0027】また、先端押圧金具10dの押圧動作時
に、前記両穿孔体60、62の先端が接触する位置のド
ラム周面に、前記穿孔体60、61の断面形状と一致す
る貫通孔60a、61aを形成する。そして前記先端押
圧金具10dがフィルムFの先端をドラム周面1aに押
圧固定するとき、前記穿孔体60、61の先端外周面と
貫通孔60a、61aとがフィルムFを打ち抜き、前記
穿孔体60、61の断面形状と等しい孔を前記フィルム
Fに穿孔する。
【0028】尚、前記穿孔体60、61の断面形状を異
にしているのは、ドラム1から取り外した各色分解版の
表裏を誤錯させないためで、断面形状を同形にしても機
能に影響はない。次に以上のように成された実施例の作
用について説明する。 (フィルムFの巻装、剥離工程)ドラム1にフィルムF
を巻装するための巻装工程は、図11乃至図17の順序
に行われる。
【0029】具体的には図2に示された切欠円板7の切
欠位置をセンサ8で検出することで、ドラム1がパルス
モータ6の信号により先端押圧手段10を原点A(基準
位置)に位置決めし、(図11、12参照)その後、図
4に示すように偏心カム30が矢印方向に回動して先端
押圧手段10の揺動アーム10bを上方へ揺動させ先端
押圧金具10bを持ち上げて入口側10gを開口させ
る。
【0030】そしてフィルム供給部2に収納されている
未感光フィルムFが供給ローラ2bにより繰出され、そ
の先端がフィルム検出センサ4により検出され、その検
出から一定時間後に停止する(図13参照)。その後、
更に続行する第1偏心カム30の回動で図3のように揺
動アーム10bが第1偏心カム30の高位置から離脱し
て下動し先端押圧金具10dが入口側10gを閉鎖して
フィルムFの先端を挟み込みながら該フィルムFを穿孔
体60、61で位置決め用ピン孔を形成して、フィルム
Fの先端をドラム周面1aに押圧固定する(図14参
照)。
【0031】その後パルスモータ6によりドラム1を回
動させてフィルムFをドラム周面1aに巻回する。この
ときスクイジローラ40aはドラム1の周面1aから退
避していて先端押圧手段10の通過を阻害しない。先端
押圧手段10がスクイジローラ40aの位置を通過する
とパルスモータ6への供給パルス数の管理によりソレノ
イド40sを作動させてスクイジユニット40を下降さ
せ、スクイジローラ40aの周面をドラム周面1aに巻
回されているフィルムF上に接触させて該フィルムFの
浮上を抑制する(図15参照)。
【0032】ドラム1が原点A(先端押圧手段10の基
準位置)まで約一回転したときドラム1の回転を一旦停
止してフィルムFをカッタ5で所定量に切断する。この
とき切断されたフィルムFの後端はスクイジローラ40
aより一定距離離間したドラム周面1a上にある(図1
6参照)。その後ドラム1が一回転したことによるパル
スモータ6からの信号により、カップリング20gをO
N動作(接続)させ図6に示すようにモータ11により
動力伝達機構11aを介して三角カム20dを回動さ
せ、この回動動作で支持板20cと共に、後端押圧金具
20aを持ち上げてフィルムFの後端を挟み込み、図7
のように後端押圧金具20aを前傾させながら図8のよ
うにフィルムFの後端をドラム周面1aに押圧する。
【0033】更に三角カム20dの回動で後端押圧手段
20が図9の状態に推移する。このとき後端押圧金具2
0aは、スプリング20eの作用でフィルムFの後端を
ドラム周面1aに押圧させながら、フィルムFを先端押
圧手段10に対してドラム周面1aに沿って緊張する
(図17参照)。そして前記動作によりフィルムFがド
ラム周面1aに均一的に密着状態に、かつ確実に巻装さ
れる。
【0034】所望長さのフィルムFがドラム周面1aに
巻装された後は、図18に示すようにスクイジユニット
40を上昇させてスクイジローラ40aをドラム周面1
aから離間し、該ドラム周面1aに巻装されたフィルム
Fに露光ヘッド3aにより画像信号に基づく走査露光記
録を行うのである。この場合、穿孔体60、61がフィ
ルムFに形成された位置決め用ピン孔に係合した状態で
画像が形成されるので、該ピン孔と画像との相対位置関
係が確実に保たれる。
【0035】次にドラム1からフィルムFを剥離する工
程が図19乃至図22の順序に行われる。走査露光記録
が完了したフィルムFはドラム周面1aから剥離する。
この場合はドラム1を、先端押圧手段10がフィルム剥
離位置B、(即ち第2偏心カム31の位置)となるとき
に停止してスクイジローラ40aをドラム1の周面1a
に密着させる(図19参照)。
【0036】そして第2偏心カム31を矢印方向に回動
させ、再び図4に示すように揺動アーム10bを上動さ
せ先端押圧金具10dを持ち上げて入口側10gを開き
ながら穿孔体60、61をフィルムFから脱抜してフィ
ルムFの先端押圧を解放すると共に、第2偏心カム31
の高位置周面とローラ40bの周面との係合で、スクイ
ジローラ40aがフィルムFの表面を逆撫でし該フィル
ムFをドラム周面1aに対して逆方向にスライドさせフ
ィルムFの密着状態を緩和する(図20参照)。
【0037】前記のように先端解放によりドラム周面1
a上での張力を逸失したフィルムFは、後端押圧手段2
0の動作で、前記フィルムFの先端部を先端押圧金具1
0aから離脱する。そして剥離爪45をドラム周面1a
の条溝1cに侵入させてドラム1を回動することによ
り、ドラム周面1aに巻装されているフィルムFが前記
剥離爪45の背面で強制的に剥離される(図21参
照)。
【0038】剥離されたフィルムFは、フィルム流れ方
向下流位置の排出ローラ50により強制搬送されて現像
器(図示省略)へ供給されるのである(図22参照)。
尚、本実施例ではフィルムFを緊張させるために後端押
圧手段20を移動させるようにしているが、後端押圧手
段20の構成を前端押圧手段10に用いて先端押圧手段
10を移動させるようにしても良いし、又前記両手段1
0、20を同時に移動させるようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、感光材料
にピン孔を形成する穿孔体を押圧手段の押圧作用面に設
けたことで、感光材料にピン孔を形成するための構造を
至極簡単にでき、従来のように穿孔体を駆動する手段
を、ドラム上にフィルムを固定する手段と別途に設ける
必要がなく、その分加工、組付け等の工程を簡素化でき
るのでコスト低減が計れると共に、そのメインテナンス
を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を装備した製版用カラースキャナの概略
側面図である。
【図2】本発明を装備した製版用カラースキャナの概略
平面図である。
【図3】先端押圧手段の押圧時作動状態を示す側面図で
ある。
【図4】先端押圧手段の開口時作動状態を示す側面図で
ある。
【図5】先端押圧手段の開口時作動状態を示す斜視図で
ある。
【図6】後端押圧手段の作動状態を示した側面図であ
る。
【図7】後端押圧手段の作動状態を示した側面図であ
る。
【図8】後端押圧手段の作動状態を示した側面図であ
る。
【図9】後端押圧手段の作動状態を示した側面図であ
る。
【図10】後端押圧手段の作動軌跡を示した図である。
【図11】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図12】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図13】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図14】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図15】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図16】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図17】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図18】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図19】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図20】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図21】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【図22】フィルム巻装工程を示した要部側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ドラム 1a ドラム周面 3 画像形成手段(露光手段) 10 先端押圧手段 20 後端押圧手段 30 押圧手段駆動機構(第1偏心カム) 31 押圧手段駆動機構(第2偏心カム) 60 穿孔体 61 穿孔体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を装着するドラムと、感光材料
    をドラム周面に押圧固定する押圧手段と、該押圧手段を
    押圧、解放動作させる押圧手段駆動機構と、前記ドラム
    周面に装着された感光材料に画像を形成する画像形成手
    段とを備えた画像形成装置において、 前記押圧手段の感光材料への押圧作用面に、感光材料に
    ピン孔を形成する穿孔体を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5732632A (en) * 1995-05-19 1998-03-31 Minolta Co, Ltd. Method for rolling recording paper, ink sheet, and apparatus therefor

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