JPH0758849B2 - アンテナ取付金具 - Google Patents

アンテナ取付金具

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JPH0758849B2
JPH0758849B2 JP60161939A JP16193985A JPH0758849B2 JP H0758849 B2 JPH0758849 B2 JP H0758849B2 JP 60161939 A JP60161939 A JP 60161939A JP 16193985 A JP16193985 A JP 16193985A JP H0758849 B2 JPH0758849 B2 JP H0758849B2
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mounting bracket
antenna
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parabolic
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博 黒澤
和泉 落合
敦雄 森山
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Hitachi Ltd
Yagi Antenna Co Ltd
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Hitachi Ltd
Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、アンテナの取付金具に係り、特にアンテナの
仰角を調整するのに好適なアンテナ取付金具に関するも
のである。
〔発明の背景〕
放送衛星は地球より35,800Kmも離れているために肉眼で
は見られずパラボラアンテナ若しくは平面アンテナを放
送衛星の方向に合せて取付けることは大変に難しい。し
かし、放送衛星は静止軌道上に静止しているため予め放
送地域内では、受信地域に対応する仰角と方位角が予め
設定されているので、これらの角度に合わせてアンテナ
を取付ければよい。尚、平面アンテナとは、受信用電子
部品を平面状に多数並べて形成されたアンテナである。
以後、パラボラアンテナを例に説明する。
一般にパラボラアンテナの指向性は高く、例えば1mの径
のアンテナでは衛生放送受信アンテナの場合、受信電波
の半値幅の角度は2°である。そこで、従来のパラボラ
アンテナの取付けは、予め±1°以下の誤差内にパラボ
ラアンテナの仰角を合せておき、垂直に立てられた支柱
に取り付ける。しかる後に、受像器やコンバータ出力等
を計測しながら方位角合せを行う。その後、同様に計測
しながら仰角の微調整を行い最適受信状態にする。
かかる受信状態を実現する従来装置の一例を第6図の側
面図に示す。図において、コンバータ2は、予めアンテ
ナ面1に取り付けられ、このアンテナ面1は、ネジ6に
より回転機構付パラボラ面固定具27に固着される。該固
定具27は、回転中心ボルト28とロックネジ32により取付
金具26に回転ボルト28を支点にして回転滑動可能に仮取
付けされる。しかる後、取付金具26をUボルト9と蝶ナ
ット11により支柱19に回転滑動可能に仮取付けされる。
その後予め受信地域に応じた仰角になるように仰角表示
目盛31と指針30とを合わせる。その後、取付金具26を回
転させてパラボラアンテナの方位角合せを行い、受信状
態の最も良い所で蝶ナット11を締め付け取付金具26と支
柱19を固着する。
方位角が決った後、仰角の微調整をスライダ用スクリュ
ウ33を回転させて調整し、受信状態が最も良い状態にな
った位置で、回転中心ボルト28及びロックネジ32を締め
付け固着して取付けを完了する。
かかる従来のパラボラアンテナ取付金具は、取付金具26
の大きさの範囲内に回転中心ボルト28とスライダ受けネ
ジ35までの長さが制限され短かかった。前記長さが短い
と仰角調整の精度を出すのが困難となる。すなわち、ス
ライダ受けネジ35に螺合したスライダースクリュウ33に
よりスライド窓29の長さの中で指針30と仰角表示目盛31
を合わせて回転角度の調整を行うものであった。このた
め、回転中心ボルト28とスライダ受けネジ35までの長さ
が短いと、仰角表示目盛31角度あたりの長さが小さく精
度を出すのが困難となっていた。
尚、上記取付金具の目盛31の角度あたりの長さを大きく
して仰角表示目盛精度を上げようとすることは実際的で
ない。すなわち、前記精度を上げるには、取付金具28の
高さ・幅を大きくしなければならない。したがって、ア
ンテナ面1と支柱19の間の距離は大きくなり、支柱より
離れる分だけアンテナ面1に受ける風圧による支柱を軸
とする曲げモーメントが大きくなり、取付金具の変形を
防止するための構造が大掛りなものとなり製作費用が極
めて高価となるからである。
また、上記取付金具は、ネジ締め固着時に回転機構付パ
ラボラ面固定具27が動いてしまう。この動きは仰角に影
響を与える。すなわち、回転中心ボルト28とロックネジ
32との間の距離が少い関係から回転機構付アンテナ面固
定具27から少し動いただけでも仰角が変ってしまうので
ある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、仰角の調整を高精度にするとともに風
圧の影響を受けにくいアンテナ取付金具を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
本発明は、アンテナ面の長尺軸方向の上部と下部とを固
定するとともに円弧状の曲率部分を具備した取付金具
と、前記曲率部分の上部を支柱に固定する上部固定具
と、曲率部分の下部を支柱に固定し且つ仰角の調整手段
を有する下部固定具とを備えて成るアンテナ取付金具お
よび、アンテナ面の長尺軸方向の上部と下部とを固定す
るとともに円弧状の曲率部分を具備した取付金具と、前
記曲率部分の上部を支柱に固定する上部固定具と、曲率
部分の下部を支柱に固定し且つ仰角の調整手段を有する
下部固定具とを備え、前記円弧状の曲率部分が仰角調整
用の表示部を具備したアンテナ取付金具としたものであ
る。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を、第1図から第5図により説明す
る。
第1図はオフセット形パラボラアンテナがアンテナの支
柱19に取付けられた正面図である。
第2図は、第1図のアンテナ面1の部分断面側面図であ
る。アンテナ面1は、該アンテナ面1のフランジ部分の
上部と下部に於てパラボラアンテナ取付金具20と固定さ
れる。このパラボラアンテナ取付金具20は、支柱19にU
ボルト9を介して支柱19と直接接する様にすると共に支
柱19に対して滑らかに回動可能に取着(以下、滑着と称
する)する。この取付金具20を支柱19に滑着する際は、
第2図及び第3図に図示のとおり、取付金具20に表示さ
れた仰角表示23の該当地域に対応する仰角表示目盛の位
置で支柱に接触させることにより、大凡の仰角をだすこ
とができる。また、下部円弧部に於てUボルト18をパラ
ボラアンテナ取付金具20にUボルト固定具12と蝶ナット
13により固着し、支柱固定具15及び16を蝶ナット14及び
17により支柱19に滑着する。しかる後、パラボラアンテ
ナを支柱19を軸に回転させ、受信状態が最高になる位置
でUボルト9の蝶ナット11を締付けて方位角を決める。
更に、蝶ナット14及び17を操作して受信状態の最高な仰
角になるよう微調整し、支柱19に固着する。
第3図は、第2図のパラボラアンテナ取付具20と支柱19
との取付詳細を示す詳細部分図である。第4図はパラボ
ラアンテナ取付具20の斜視図で仰角表示23を広い範囲に
示すことと据付時に間違いを起さないように主要都市名
表示24がラベル若しくは印刷などにより表示された表示
部を具備する例を示すものである。上部の2つの孔21は
アンテナ面1のフランジ部に締付けるための孔であり、
下部3つの孔は中央の1つがコンバータアーム3取付け
用のネジ8を通すための孔で、他の2つはアンテナ面1
のフランジ部に取付けられる取付ネジ7用の孔である。
パラボラアンテナ取付金具20の曲率は、第2図に図示の
とおりアンテナ面の設計値に合わせてアンテナ面と平行
になるように大きくすれば仰角表示23の目盛精度を高め
ることができる。しかも、前記曲率が大きいと、前記取
付金具20を滑着状態の支柱に取付けた場合での方位角合
せ時に、重力による下向き量が少くて済み安易に方位角
合せができる。
又、パラボラアンテナ取付金具20とアンテナ面1との背
面を近づけ、Uボルト9及び18が移動調整できるので、
風圧による支柱を軸とする曲げモーメントを小さくする
ことができる。このことは取付金具の使用材料の低減を
図ることにつながる。
第5図はアンテナ面1の曲面にパラボラアンテナ取付金
具20をネジ6により直接固着した実施例を示す部分断面
側面図である。
さらに、図示しないが、パラボラアンテナ取付金具20の
曲率部分を溝型鋼状(チャンネル状)にすると、支柱19
を溝の中にはめ込める構造とすることができる。これに
よれば、支柱19とアンテナ面1との間の距離を更に近づ
けることができ強度計算上曲げモーメント等の力を軽減
できる。
本発明の実施例によれば、取付金具20の中間部の円弧状
の各接点は、アンテナ面1の前面に曲率の中心点をとる
ことができ、仰角調整のための回転機構の長さはアンテ
ナ面のもつ曲率に近いところまで長くすることができ
る。このため、仰角表示目盛を広げることができる。
本実施例は、パラボラアンテナ取付金具20の円弧状の中
間部の接線と支柱19とが、Uボルト9と支柱固定具10と
蝶ナット11とにより直接締結される。
又、仰角調整の回転中心点は、前記取付金具20の円弧の
曲率中心となり仮空点となる。このため、回転機構がな
く、回転機構がない分だけアンテナ面1と支柱19との距
離を近づけることができる。したがって、風圧の影響の
受けにくいパラボラアンテナ取付金具である。
パラボラアンテナ取付金具20と支柱19の肉をUボルトと
固定具と蝶ネジにより上部で支柱に直接に又、下部で支
柱より離して固定することとなり、安価な構造の可動部
分のない取付金具とすることができる。
〔発明の効果〕 本発明によれば、仰角を表す仰角表示部を有する円弧状
の曲率部分を支柱に直接固定することによって、大凡の
仰角を容易にだすことができる、しかも仰角調整の回転
中心点に格別の回転機構がなくなる分だけアンテナ面と
支柱との間の距離を小さくできるので、風等によるパラ
ボラ面に受ける力の曲げモーメントを小さくできて風圧
の影響の受けにくいパラボラアンテナ取付金具を提供で
きる。また、上記大凡の仰角がでていることから、仰角
微調整用の調整手段によって、受信状態の最高な仰角に
微調整することが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のオフセット形パラボラアン
テナ面1が支柱19に取り付けられた正面図、第2図は第
1図のパラボラアンテナ面1を部分断面図とした側面
図、第3図は第2図のパラボラアンテナ取付金具20と支
柱19の接続状態を示す詳細部分側面図、第4図はパラボ
ラアンテナ取付金具20の斜視図、第5図はパラボラアン
テナ取付金具20をパラボラ面1に固着した状態を示す側
面図、第6図は従来方式のパラボラアンテナの取付金具
を使った例の側面図である。 1……アンテナ面、2……コンバータ、3……コンバー
タ取付アーム、4……アーム支え棒、5……アーム支え
棒、6……ネジ、7……ネジ、8……ネジ、9……Uボ
ルト、10……支柱固定具、11……蝶ナット、12……Uボ
ルト固定具、13……蝶ナット、14……蝶ナット、15……
支柱固定具、16……支柱固定具、17……蝶ナット、18…
…Uボルト、19……支柱、20……パラボラアンテナ面取
付金具、21……パラボラアンテナ面取付用上部ネジ孔、
22……パラボラアンテナ面取付用下部ネジ孔、23……仰
角表示、24……主要都市名表示、25……コンバータ取付
アーム取付ネジ用孔、26……取付金具、27……回転機構
付アンテナ面固定具、28……回転中心ボルト、29……ス
ライド窓、30……指針、31……仰角表示目盛、32……ロ
ックネジ、33……スライダ用スクリュウ、34……スライ
ダネジスラスト止め具、35……スライダ受けネジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナ面の長尺軸方向の上部と下部とに
    固定されるとともにアンテナ面と平行な円弧状の曲率部
    分を有する取付金具と、 上記曲率部分の上部を支柱に直接固定する上部固定具
    と、 上記曲率部分の下部を支柱から離して支柱に固定する手
    段および仰角微調整用の調整手段を有する下部固定具と
    を備え、 上記支柱に直接固定される円弧状の曲率部分に仰角を表
    す仰角表示部を有することを特徴とするアンテナ取付金
    具。
JP60161939A 1985-07-24 1985-07-24 アンテナ取付金具 Expired - Fee Related JPH0758849B2 (ja)

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