JPS62178003A - パラボラアンテナの取付金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分島〕 本発明はパラボラアンテナの取付金具に係り、特にパラ
ボラ面を精度良（組み付け、かつ、パラホラ面にかかる
風圧による力を上下左右の４点で取付金具に伝え支持す
るためパラボラ面の変形の少いパラボラアンテナの取付
金具に関する。

〔従来の技術〕

従来のパラボラアンテナの取付金具は雑誌テレビ技術′
８４年４月号ページ３５〜３６に記載されている如（コ
ンバータをパラボラ面より精度良く組み刊けるためにパ
ラホラ面の外周に具備したフランジ面の下部に固定され
たコンバータ取付アームとコンバータ取伺部付近に同定
されたコンバータ支持棒により該フランジ部の左右部と
で固定して組み立てられ、パラホラ面の背面に別部品で
組み付けられた取付金具によりパラボラアンテナを支柱
に取付けるか、又は、同誌のページ３８に記載された如
くパラボラ面の取付金具の下部に別部品で固着されたコ
ンバータ取付アームによりコンバータを取り付けられた
ものか一般に使われていた。

上記従来技術の代表例を第５図と第６図に示しだが、第
５図は一東に樹脂製のパラボラアンテナの例でパラボラ
面４４の背面に補強リブ４５を縦横又は放射状に配設し
パラボラ面を強固にして耐風圧の変形を極力少くしてい
る。又、コンバータは取伺アーム３０とフンバータ支持
棒２７によりパラボラ面のフランジ部の所定の位置から
精度良く組み立てられている。

又、第６図に示すものは金属板製のパラボラアンテナに
於て一般に使われているコンバータの取付方法の例を示
すが、コンバータ取付アーム３７はパラボラアンテナの
取イ」金具４１に組み刊けられているのか一般的でパラ
ボラ面３６の背ｍ１に配設されたパラボラ面支え部４３
を介してコンバータとパラボラ面の位置関係を出してい
るものであ、る。

又、コンバータの取付部付近からコンバータ支え棒をパ
ラボラ面３６の左右のフランジ部に連結して耐風圧対策
を施したものである。

〔発明か解決しようとする問題点〕 上記従来のパラボラアンテナの取付金具では特にパラボ
ラ面４４又は３６の上部とコンバータの位置関係か風圧
等の外力を受けた時に狂い易いと言う問題かあった。

本発明の目的はパラボラ面の上下左右の各点がコンバー
タの取付位置から距離を正確に組み立てられ、しかも、
パラボラアンテナか風圧を受けた時にもその位置関係を
極力狂わないようにすることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上述した発明の目的は、パラボラ面の背面に配設した取
付金具によりパラボラ面の上部及び下部のフランジ部付
近をパラボラ面の背面で固定し、しかも、一体に具備し
てなるコンバータ取付アームのコンバータ取付部付近に
一端を固定されたパラボラ面支持棒により前面よりパラ
ボラ面のフランジ部を固定してパラボラ面の上下左右の
４点とコンバータの位置関係を正確に保つことにより達
成される。

〔作用〕

本発明の取付金具ｌはパラボラ面３の上下のフランジ部
１３付近をネジ５にて直接に固定し、しかもコンバータ
取付アーム１１を一体に具備しており、該コンバータ取
付部２１に設けた受は溝２０にパラボラ面支持棒１２の
一端を嵌合もしくは固定し、他端のフランジ部固定ネジ
孔１９を使ってパラボラ面３の左右のフランジ部１３に
予め設けられたネジ締め部との間でネジ５にて左右を均
等に固着し、パラボラ面３の上下を背面で、又、左右を
前面より組み付け、固定する栴造のものである。

それによって、パラボラアンテナか台風等の風圧を受け
た場合も、又、人手によるパラボラ面３への外力を受け
た場合もパラボラ面３とコンバータ４の位置１係かたわ
みや変形により狂う事が少（なり、しかもコンバータ取
付アームとパラボラ面の風切りによるばたつきも減らす
ことができ、パラボラアンテナの受信状態を良好に保つ
ことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図から第４図により貢）ン
明才る７ 第１図は本発明のパラボラアンテナの取付金具１にパラ
ボラ面３及びコンバータ４を取伺け、その後、構築物の
柱２３等へ該取付金具１が取り付けられた状態を示す正
面図で、第２図はその側面図である。又、第３図は該取
付金具１にパラボラ面支持棒１２及び仰角の微調整用の
スライド金具２を取付けた状態を示す部分斜視図である
。

パラボラ面３は取付金具１の上部に一体に形成された上
部取付金具２２の中央付近に設けられたフランジ部固定
ネジ孔１５及び該取付金具１の下部に鋲１８又は溶接な
どにより固定された下部取付金具１７の中央部に設けら
れたフランジ部固定ネジ孔１５と該パラボラ面３の外周
部の中央線上のフランジ部１３の所定の位置に設けられ
た取付孔とによりフランジ部固定ネジ５により固定され
る。

又、該取付金具１に一体で形成されたコンバータ取付ア
ーム１１のコンバータ取付部２１に設けた受は溝２０に
左右を均等になるようパラボラ面支持棒１２を嵌合し、
該パラボラ面支持棒１２の他端に設けたフランジ部固定
ネジ孔１９と該バラボラ血３の左右のフランジ部１３に
予め設計された位置に設けた取付孔とによりフランジ部
固定ネジ５によりパラボラｄ１１３の左右のフランジ部
１３を固定する。

コンバータ４はコンバータ取付部２１に設けたコンバー
タ取付孔１６でネジ１４を使って該コンバータ取付部に
固着する。

しかる後、組み上ったパラボラアンテナを受信状態にセ
ットする際は据付地に合った仰角値を受信しようとする
衛星数送別に地図上に示された値から割り出し、予め設
計された該取付金具１の上部腕曲部に表示された仰角表
示目盛２４の中の据付地域に合った仰角部をＵボルト８
と固定具９及び蝶ナツト１０により一般の構築物の衛星
電波の飛来方向を向いた柱２３等へパラボラアンテナか
ずり落ちない程度に滑層する。又、該取付金具１の下部
腕曲部に予めスライド金具２をネジ締付金具６とネジ７
にて滑層自在に取付けておき、該コンバータ４の受信出
力を計測器で測定するか、又は、電気的に接続されたテ
レビの受信状態を見乍ら該パラボラアンテナの方位を陶
方から西方へ又、逆に旋回させて最適受信位置でＵボル
ト８の蝶ナツト１０を締付けて方位角を決める。しかる
後、スライド金具２を上下させて柱２３と取付金具１と
の隙間を増減させ、同様に受信状態が最も良好な位置に
於てスライド金具２と柱２３部にＵボルト８と固定具９
及び蝶ナツト１０を使ってスライド金具２を固定し、又
、ネジ締付金具６をネジ７で締め付けて固着させパラボ
ラアンテナの据付けを完了する。

この様にして取付けられたパラボラアンテナの取付金具
１は丸い筒状のパイプ又は丸棒で作られた例を示したが
、第４図に示した例は鉄板を板金加工した溝型鋼で加工
して作ったもので角パイプや角棒等により作った場合も
同様に円筒支柱２５に組み付けることによって本発明の
作用をさせることができる。

又、第４図に示した如く、パラボラ面支持棒１２′はコ
ンバータ取付アーム１１′の中間部に左右が均等になる
よう固着させ同様にパラボラ面の左右のフランジ部を均
等に支えて固着することもでき、パラボラ面３の上下を
該パラボラ面の背面より、又、左右を前面より支えるこ
とが出来る。

本発明実施例の取付金具はパラボラアンテナがオフセッ
ト形のパラボラ面を使ってコンバータの取付アームやパ
ラボラ面の支持棒がパラボラ面に照射される電波を遮ぎ
らないようにしたオフセット形パラボラアンテナの取付
金具に使った場合、特に取付金具などによる電波障害を
極力少（するのに役立ち、しかも、パラボラ面に受ける
風圧を支えるのに各部に加わる力を４点で取付金具１に
伝え、又、かかる外力を受けてもコンバータ４とパラボ
ラ面３の位置関係を極めて少い寸法変化に押えることが
出来るためパラボラ面３自体の厚さも薄（することかで
きる。

一般に使われているパラボラアンテナのコンバータ４と
パラボラ面３６又は４４の位置関係は補強材を強くした
り、又、取付金具などを強固にして耐風圧強度を上げて
いるかパラボラ面とコンバータとの位置関係は風圧等の
影響で特にパラボラ面上部に於て狂い易い傾向にあり、
それだけ使用部材の強度を上げるようにする必要があっ
た。

しかし、本発明の実施例によれば風圧の影響によるパラ
ボラ面の変形が少いのでこれらの使用部材を更に薄い物
にすることができ、安価に製作できる効果がある。又、
パラボラ面の外周に取付用補強部分を備えたプラスチッ
ク製のパラボラアンテナを本発明の取付金具で組み付け
れば背面の補強リブ４５などを設ける必要がなく、本発
明の取付金具で同様に組み付けることができる。

又、本実施例の取付金具１は図示した如く腕曲した例を
示したが、直線状をしたものでもパラボラ面の上部フラ
ンジ部と下部フランジ部を夫々に固定し、一体に形成し
たコンバータ取付アーム上に固着された左右均等に作ら
れたパラボラ面のフランジ部支持棒により支持固定する
ことにより同様の作用をさせることも出来、しかも、同
様の効果を上げることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、パラボラ面を支え、固定する方法が上
下左右の４点で取付金具に固着されるので風圧等により
パラボラ面に受ける力が取付金具に４点で傳えられ、し
かも、コンバータとパラボラ面の位置関係が取付金具と
パラボラ面支持棒により精度良（保持されるので台風な
どで強風圧をパラボラ面に受けても受信性能の低下の少
いパラボラアンテナとすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のパラボラアンテナの取付金
具を使ったパラボラアンテナが構築物の柱に取り付けら
れた状態を示す正面図、第２図は第１図の側面図、第３
図は本発明の丸パイプ又は丸棒状の取付金具とスライド
金具及びパラボラ面支持棒の取付位置関係を示す斜視図
、第４図は本発明の取付金具を溝形鋼状の金属で形成し
、しかも回転旋回部を円筒状支柱と該取付金具の溝の間
で行う例を示す取付金具の斜視図、第５図は一般に使わ
れている樹脂製パラボラアンテナのパラボラ面の一部を
破断面とした側面図、第６図は一般に市販されている金
属板製パラボラアン２テナのパラボラ面の中央部付近を
破断面とした側面図である。 ｌ・・・取付金具、１°・・・取付金具、２・・・スラ
イド金具、２′・・・スライド金具、３・・・パラボラ
面、４・・・コンバータ、５・・・フランジ部固定ネジ
、６・・・ネジ締付金具、６′・・・ネジ締付金具、７
・・・ネジ、７′・・・ネジ、８・・・Ｕボルト、８″
・・・Ｕボルト、９・・・固定具、９′・・・固定具、
１０・・・蝶ナツト、１０’・・・蝶ナツト、１１・・
・コンバータ取付アーム、１１′・・・コンバータ取付
アーム、１２・・・パラボラ面支持棒、１２′・・・パ
ラボラ面支持棒、１３・・・フランジ部、１４・・・ネ
ジ、１５・・・フランジ部固定ネジ孔、１５′・・・フ
ランジ部固定ネジ孔、１６・・・コンバータ取付孔、１
６′・・・コンバータ取付孔、１７・・・下部取付金具
、１７′・・・下部取付金具、１８・・・鋲、１９・・
・フランジ部固定ネジ孔、１９″・・・フランジ部固定
ネジ孔、２０・・・受は溝、２１・・・コンバータ取付
部、２１′・・・コンバータ取付部、２２・・・上部取
付金具、２２′・・・上部取付金具、２３・・・柱、２
４・・・仰角値表示目盛、２５・・・円筒支柱、２６・
・・フランジ部、２７・・・コンバータ支持棒、２８・
・・コンバータ取付アーム、２９・・・ネジ、３０・・
・ネジ、３１・・・ネジ、３２・・・面取付部、３３・
・・取付ネジ、３４・・・取付金具、３５・・・支柱、
３６・・・パラボラ面、３７・・・コンバータ取付アー
ム、３８・・・ネジ、３９・・・ネジ、４０・・・取付
ネジ、４１・・・取付金具、４２・・・支柱、４３・・
・パラボラ面支え部、４４・・・パラボラ面、４５・・
・補強リブ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、パラボラ面の外周に設けた取付用補強部分のフラン
   ジ部の中心線上の上部フランジ部と下部フランジ部とに
   、コンバータ取付用アームを一体に具備してなる取付金
   具と、該取付金具に固着又は一体に形成された上部取付
   金具及び下部取付金具と、該両金具に前記フランジ部を
   固定するためのフランジ部固定ネジと、前記コンバータ
   取付用アームの先端部に設けられたコンバータ取付部と
   、該取付部近くの前記コンバータ取付用アームに一端が
   固定され他端が前記パラボラ面の左右フランジ部を支持
   固定するためのパラボラ面支持棒とを備えたことを特徴
   とするパラボラアンテナの取付金具。