JPH0758013B2 - 煙突解体装置 - Google Patents
煙突解体装置Info
- Publication number
- JPH0758013B2 JPH0758013B2 JP18797289A JP18797289A JPH0758013B2 JP H0758013 B2 JPH0758013 B2 JP H0758013B2 JP 18797289 A JP18797289 A JP 18797289A JP 18797289 A JP18797289 A JP 18797289A JP H0758013 B2 JPH0758013 B2 JP H0758013B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chimney
- elevating
- dismantling
- annular body
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、煙突解体装置に関するものである。
従来の技術 従来、煙突の解体を行う装置としては、例えば実公昭53
−34213号公報に示すものがある。すなわち、この煙突
解体装置は、第4図に示すように、煙突51の上端に載置
された十字状アーム52と、この十字状アーム52にワイヤ
ー53を介して保持された外側足場54と、煙突51の内部に
ジャッキ55を介して支持された内側足場56と、この内側
足場56上に立設された内側足場仮設用枠体57と、この内
側足場仮設用枠体57に上記十字状アーム52を吊持される
ための滑車装置58と、逆に十字状アーム52に内側足場仮
設用枠体57を支持させるチェーンブロック59とから構成
されていた。この構成において、煙突51の解体を行う場
合、まず十字状アーム52を、煙突51の上端に載置すると
ともに内側足場仮設用枠体57に滑車装置58を介して支持
させる。この時、勿論内側足場仮設用枠体57は内側足場
56のジャッキ55を介して煙突51の所定位置に支持されて
いる。次に、煙突51の上端部を解体し、そしてこの解体
部材は煙突51内に十字状アーム52から吊持されたゴンド
ラ60により地上に降ろされる。所定高さだけ解体される
と、滑車装置58を介して十字状アーム52が解体された後
の残った煙突51の上端部に降下載置された後、チェーン
ブロック59を介して内側足場56が同様に降下され、そし
て次に上記と同様の解体作業が行われる。
−34213号公報に示すものがある。すなわち、この煙突
解体装置は、第4図に示すように、煙突51の上端に載置
された十字状アーム52と、この十字状アーム52にワイヤ
ー53を介して保持された外側足場54と、煙突51の内部に
ジャッキ55を介して支持された内側足場56と、この内側
足場56上に立設された内側足場仮設用枠体57と、この内
側足場仮設用枠体57に上記十字状アーム52を吊持される
ための滑車装置58と、逆に十字状アーム52に内側足場仮
設用枠体57を支持させるチェーンブロック59とから構成
されていた。この構成において、煙突51の解体を行う場
合、まず十字状アーム52を、煙突51の上端に載置すると
ともに内側足場仮設用枠体57に滑車装置58を介して支持
させる。この時、勿論内側足場仮設用枠体57は内側足場
56のジャッキ55を介して煙突51の所定位置に支持されて
いる。次に、煙突51の上端部を解体し、そしてこの解体
部材は煙突51内に十字状アーム52から吊持されたゴンド
ラ60により地上に降ろされる。所定高さだけ解体される
と、滑車装置58を介して十字状アーム52が解体された後
の残った煙突51の上端部に降下載置された後、チェーン
ブロック59を介して内側足場56が同様に降下され、そし
て次に上記と同様の解体作業が行われる。
発明が解決しようとする課題 ところで、上記従来の構成によると、所定高さ解体する
度に、十字状アーム52を介して滑車装置58、チェーンブ
ロック59などを使用して外側および内側足場54,56を順
次降ろさなければならず、非常に手間がかかる作業とな
っていた。
度に、十字状アーム52を介して滑車装置58、チェーンブ
ロック59などを使用して外側および内側足場54,56を順
次降ろさなければならず、非常に手間がかかる作業とな
っていた。
そこで、本発明は煙突を容易に解体し得る煙突解体装置
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の煙突解体装置は、煙
突の周囲に昇降自在に配置されるとともに作業用足場が
形成された環状体と、この環状体の4箇所に昇降自在に
設けられるとともに、上部に煙突の上端部に上方から当
接可能な突出部が突設された昇降体と、上記環状体に設
けられてこれら昇降体を昇降させる昇降装置と、上記昇
降体の突出部に設けられた解体部材降下用の昇降具とか
ら構成したものである。
突の周囲に昇降自在に配置されるとともに作業用足場が
形成された環状体と、この環状体の4箇所に昇降自在に
設けられるとともに、上部に煙突の上端部に上方から当
接可能な突出部が突設された昇降体と、上記環状体に設
けられてこれら昇降体を昇降させる昇降装置と、上記昇
降体の突出部に設けられた解体部材降下用の昇降具とか
ら構成したものである。
作用 上記構成において煙突の解体作業を行う場合、まず環状
体を煙突の最上部に位置させるとともに、昇降体の突出
部により、環状体自身を昇降装置を介して煙突に支持さ
せる。次に、残りの昇降体を使用して煙突の解体を行う
とともに、解体された部材を昇降具を使用して地上に降
ろす。この部分の解体が済むと、次にはこの昇降体を降
下させてその突出部により環状体を煙突側に支持させ、
そして今まで支持に使用されてきた昇降体を使用して残
りの最上部の解体を行うとともに解体部材を地上に降ろ
す。所定高さの最上部の解体が済むと、次も上記同様
に、所定部分の煙突の解体を行い、解体作業を上方から
下方に向かって進めて行けばよい。
体を煙突の最上部に位置させるとともに、昇降体の突出
部により、環状体自身を昇降装置を介して煙突に支持さ
せる。次に、残りの昇降体を使用して煙突の解体を行う
とともに、解体された部材を昇降具を使用して地上に降
ろす。この部分の解体が済むと、次にはこの昇降体を降
下させてその突出部により環状体を煙突側に支持させ、
そして今まで支持に使用されてきた昇降体を使用して残
りの最上部の解体を行うとともに解体部材を地上に降ろ
す。所定高さの最上部の解体が済むと、次も上記同様
に、所定部分の煙突の解体を行い、解体作業を上方から
下方に向かって進めて行けばよい。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づき説明
する。
する。
本実施例に係る煙突解体装置は、煙突1の周囲に案内ロ
ーラ2を介して昇降自在に配置されるとともに作業用足
場3が形成された環状体4と、この環状体4に90度置き
に4箇所で昇降自在に設けられるとともに、上部に煙突
1の上端部に上方から当接可能な突出部5aがマスト5bか
ら突設されたジブクレーン(昇降体)5と、上記環状体
4に設けられてこれら各ジブクレーン5を昇降させる昇
降装置6と、上記ジブクレーン5の突出部5aに設けられ
た解体部材を降ろすためのウインチ装置(昇降具)7と
から構成されている。また、上記昇降装置7は、ジブク
レーン5のマスト5bに設けられたラック歯8と、環状体
4側に配置されるとともに上記ラック歯8に噛み合うピ
ニオン9を有する回転駆動装置(例えば、電動機)10と
から構成されている。したがって、上記環状体4は、任
意のジブクレーン5の突出部5aを、煙突1の上端部に当
接させるとともにピニオン9を固定することにより、煙
突1側に支持される。また、残りのジブクレーン5にお
いては、回転駆動装置10によりピニオン9を回転させる
ことによりジブクレーン5全体を昇降させることができ
る。
ーラ2を介して昇降自在に配置されるとともに作業用足
場3が形成された環状体4と、この環状体4に90度置き
に4箇所で昇降自在に設けられるとともに、上部に煙突
1の上端部に上方から当接可能な突出部5aがマスト5bか
ら突設されたジブクレーン(昇降体)5と、上記環状体
4に設けられてこれら各ジブクレーン5を昇降させる昇
降装置6と、上記ジブクレーン5の突出部5aに設けられ
た解体部材を降ろすためのウインチ装置(昇降具)7と
から構成されている。また、上記昇降装置7は、ジブク
レーン5のマスト5bに設けられたラック歯8と、環状体
4側に配置されるとともに上記ラック歯8に噛み合うピ
ニオン9を有する回転駆動装置(例えば、電動機)10と
から構成されている。したがって、上記環状体4は、任
意のジブクレーン5の突出部5aを、煙突1の上端部に当
接させるとともにピニオン9を固定することにより、煙
突1側に支持される。また、残りのジブクレーン5にお
いては、回転駆動装置10によりピニオン9を回転させる
ことによりジブクレーン5全体を昇降させることができ
る。
次に、煙突の解体作業について説明する。
まず、環状体4を煙突1の最上部に位置させるととも
に、180度対称位置の2個のジブクレーン5Aを、その突
出部5aを煙突1の上端面に当接させることにより、環状
体4自身を煙突1の上端部に支持させる。次に、残りの
2個のジブクレーン5Bを使用して煙突1の解体を行うと
ともに、解体された解体部材11をウインチ装置7を使用
して地上に降ろす。この部分の解体が済むと、次にはこ
の両ジブクレーン5Bを降下させてその突出部5aにより環
状体4を煙突1側に支持させ、そして今まで支持に使用
されてきた2個のジブクレーン5Aを使用して残りの最上
部の解体を行うとともに解体部材11を地上に降ろす。所
定高さの最上部の解体が済むと、次も上記同様に、所定
部分の煙突51の解体を行い、解体作業を上方から下方に
向かって進めて行けばよい。
に、180度対称位置の2個のジブクレーン5Aを、その突
出部5aを煙突1の上端面に当接させることにより、環状
体4自身を煙突1の上端部に支持させる。次に、残りの
2個のジブクレーン5Bを使用して煙突1の解体を行うと
ともに、解体された解体部材11をウインチ装置7を使用
して地上に降ろす。この部分の解体が済むと、次にはこ
の両ジブクレーン5Bを降下させてその突出部5aにより環
状体4を煙突1側に支持させ、そして今まで支持に使用
されてきた2個のジブクレーン5Aを使用して残りの最上
部の解体を行うとともに解体部材11を地上に降ろす。所
定高さの最上部の解体が済むと、次も上記同様に、所定
部分の煙突51の解体を行い、解体作業を上方から下方に
向かって進めて行けばよい。
なお、上記実施例においては、ジブクレーンを2個づつ
支持および解体用として説明したが、勿論この個数に限
定されるものでは無く、例えば3個のジブクレーンを支
持させておいて、1個で解体を行うようにしてもよい。
支持および解体用として説明したが、勿論この個数に限
定されるものでは無く、例えば3個のジブクレーンを支
持させておいて、1個で解体を行うようにしてもよい。
発明の効果 以上のように本発明の構成によると、昇降装置により昇
降体を環状体に対して昇降させるだけで、煙突の解体部
材を地上に降ろすことができ、したがって煙突の解体作
業を容易かつ迅速に行うことができる。
降体を環状体に対して昇降させるだけで、煙突の解体部
材を地上に降ろすことができ、したがって煙突の解体作
業を容易かつ迅速に行うことができる。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は要部断面図、第2図は第1図のI−I断面図、第3
図は全体側面図、第4図は従来例の一部切欠斜視図であ
る。 1……煙突、4……環状体、5……ジブクレーン、5a…
…突出部、6……昇降装置、7……ウインチ装置。
図は要部断面図、第2図は第1図のI−I断面図、第3
図は全体側面図、第4図は従来例の一部切欠斜視図であ
る。 1……煙突、4……環状体、5……ジブクレーン、5a…
…突出部、6……昇降装置、7……ウインチ装置。
Claims (1)
- 【請求項1】煙突の周囲に昇降自在に配置されるととも
に作業用足場が形成された環状体と、この環状体の4箇
所に昇降自在に設けられるとともに、上部に煙突の上端
部に上方から当接可能な突出部が突設された昇降体と、
上記環状体に設けられてこれら昇降体を昇降させる昇降
装置と、上記昇降体の突出部に設けられた解体部材降下
用の昇降具とから構成したことを特徴とする煙突解体装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18797289A JPH0758013B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 煙突解体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18797289A JPH0758013B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 煙突解体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0351477A JPH0351477A (ja) | 1991-03-05 |
JPH0758013B2 true JPH0758013B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=16215368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18797289A Expired - Lifetime JPH0758013B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 煙突解体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0758013B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4133429B2 (ja) | 2003-02-24 | 2008-08-13 | 浜松ホトニクス株式会社 | 半導体装置 |
JP3935091B2 (ja) | 2003-02-27 | 2007-06-20 | 浜松ホトニクス株式会社 | 半導体装置、及びそれを用いた放射線検出器 |
CN110593546A (zh) * | 2019-09-02 | 2019-12-20 | 中国二十冶集团有限公司 | 一种烟囱保温施工辅助装置 |
-
1989
- 1989-07-19 JP JP18797289A patent/JPH0758013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0351477A (ja) | 1991-03-05 |
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