JPH0757720A - 鉛蓄電池 - Google Patents
鉛蓄電池Info
- Publication number
- JPH0757720A JPH0757720A JP5225116A JP22511693A JPH0757720A JP H0757720 A JPH0757720 A JP H0757720A JP 5225116 A JP5225116 A JP 5225116A JP 22511693 A JP22511693 A JP 22511693A JP H0757720 A JPH0757720 A JP H0757720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- notch
- hole
- terminal
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極板上の内部空間の容積を大幅に縮小し、コ
ンパクトに設計すると共に、端子の天面方向から衝撃が
加わった際においても、樹脂ブロックと蓋との固着部が
破損しない鉛蓄電池を提供する。 【構成】 蓋上面のコーナーに切り欠きを形成し、該切
り欠きに端子を突設した鉛蓄電池において、極板群のス
トラップから植立した極柱の蓋の貫通孔が、前記切り欠
きから外れた位置に設定されていて、前記蓋の貫通孔を
貫通した極柱の頭部から前記切り欠きに向かって平板状
端子が引き出されていると共に、前記極柱に形成した樹
脂ブロックが前記極柱の蓋の貫通孔の下面周囲において
固着してなることを特徴とする。
ンパクトに設計すると共に、端子の天面方向から衝撃が
加わった際においても、樹脂ブロックと蓋との固着部が
破損しない鉛蓄電池を提供する。 【構成】 蓋上面のコーナーに切り欠きを形成し、該切
り欠きに端子を突設した鉛蓄電池において、極板群のス
トラップから植立した極柱の蓋の貫通孔が、前記切り欠
きから外れた位置に設定されていて、前記蓋の貫通孔を
貫通した極柱の頭部から前記切り欠きに向かって平板状
端子が引き出されていると共に、前記極柱に形成した樹
脂ブロックが前記極柱の蓋の貫通孔の下面周囲において
固着してなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛蓄電池の端子の構造
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来の鉛蓄電池の外観斜視図、図
５は同端子部の要部縦断面図である。鉛蓄電池におい
て、図４に示すように、直方体をした蓄電池１の蓋２の
上面の両コーナー３、３’に四角形状の切欠きを設け、
該切欠き３の底壁面３ａから角柱形状の端子４を突出さ
せたものがある。該端子４には側面方向に抜けた空洞４
ａがあり、天面４ｂと正面４ｃとにボルト挿通孔４ｄ、
４ｅが形成されていて、ボルト５と四角形状のナット６
とを矢印で示す方向から装着し、螺締するものである。
５は同端子部の要部縦断面図である。鉛蓄電池におい
て、図４に示すように、直方体をした蓄電池１の蓋２の
上面の両コーナー３、３’に四角形状の切欠きを設け、
該切欠き３の底壁面３ａから角柱形状の端子４を突出さ
せたものがある。該端子４には側面方向に抜けた空洞４
ａがあり、天面４ｂと正面４ｃとにボルト挿通孔４ｄ、
４ｅが形成されていて、ボルト５と四角形状のナット６
とを矢印で示す方向から装着し、螺締するものである。
【０００３】図５において、前記端子４は蓋２の切欠き
３の底壁３ｂを貫通しており、該貫通部からの液漏れを
防止するために、極柱７に複数のフランジ７ａ、７ｂ、
７ｃを形成し、該フランジ７ａ、７ｂ、７ｃを包含する
如く、樹脂ブロック８をインジェクションモールド方法
によって形成し、該樹脂ブロック８の樹脂を極柱７およ
びフランジ７ａ、７ｂ、７ｃに強固に密着させるととも
に、樹脂ブロック８の上端を端子４が貫通した蓋の下面
周囲９において、固着したものが知られている。
３の底壁３ｂを貫通しており、該貫通部からの液漏れを
防止するために、極柱７に複数のフランジ７ａ、７ｂ、
７ｃを形成し、該フランジ７ａ、７ｂ、７ｃを包含する
如く、樹脂ブロック８をインジェクションモールド方法
によって形成し、該樹脂ブロック８の樹脂を極柱７およ
びフランジ７ａ、７ｂ、７ｃに強固に密着させるととも
に、樹脂ブロック８の上端を端子４が貫通した蓋の下面
周囲９において、固着したものが知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図５に示すように、蓄
電池の極板上の内部空間１０を縮小すればするほど、蓄
電池をコンパクトに設計することが出来るものである
が、前述したように蓋２の切欠き３の下方に、極柱７に
複数のフラン７ａ、７ｂ、７ｃを設け、該フランジ７
ａ、７ｂ、７ｃを包含する如く、樹脂ブロック８を形成
させ、樹脂ブロック８と蓋２とを固着しなければならな
いために、この高さ寸法Ａに制約され、極板上の内部空
間１０が縮小出来ず、蓄電池をコンパクトに設計するこ
とが出来ないという問題点を有していた。また、樹脂ブ
ロック８と蓋２との固着は通常加熱溶着方式を用いて行
うが、端子の天面方向から衝撃が加わった際、前記固着
部９が破損しやすいという問題点も有していた。
電池の極板上の内部空間１０を縮小すればするほど、蓄
電池をコンパクトに設計することが出来るものである
が、前述したように蓋２の切欠き３の下方に、極柱７に
複数のフラン７ａ、７ｂ、７ｃを設け、該フランジ７
ａ、７ｂ、７ｃを包含する如く、樹脂ブロック８を形成
させ、樹脂ブロック８と蓋２とを固着しなければならな
いために、この高さ寸法Ａに制約され、極板上の内部空
間１０が縮小出来ず、蓄電池をコンパクトに設計するこ
とが出来ないという問題点を有していた。また、樹脂ブ
ロック８と蓋２との固着は通常加熱溶着方式を用いて行
うが、端子の天面方向から衝撃が加わった際、前記固着
部９が破損しやすいという問題点も有していた。
【０００５】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、極板上の内部空間１０の容積を大幅に縮小し、
コンパクトに設計するとともに、端子の天面方向から衝
撃が加わった際においても、樹脂ブロックと蓋との固着
部が破損しない鉛蓄電池を提供するものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、極板上の内部空間１０の容積を大幅に縮小し、
コンパクトに設計するとともに、端子の天面方向から衝
撃が加わった際においても、樹脂ブロックと蓋との固着
部が破損しない鉛蓄電池を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のものは蓋上面のコーナーに切欠きを形成
し、該切欠きに端子を突設した鉛蓄電池において、極板
群のストラップから植立した極柱の蓋の貫通孔が、前記
切欠きから外れた位置に設定されていて、前記蓋の貫通
孔を貫通した極柱の頭部から、前記切欠きに向かって平
板状端子が引き出されているとともに、前記極柱に形成
した樹脂ブロックが、前記極柱の蓋の貫通孔の下面周囲
において固着されてなるものである。
に、本発明のものは蓋上面のコーナーに切欠きを形成
し、該切欠きに端子を突設した鉛蓄電池において、極板
群のストラップから植立した極柱の蓋の貫通孔が、前記
切欠きから外れた位置に設定されていて、前記蓋の貫通
孔を貫通した極柱の頭部から、前記切欠きに向かって平
板状端子が引き出されているとともに、前記極柱に形成
した樹脂ブロックが、前記極柱の蓋の貫通孔の下面周囲
において固着されてなるものである。
【０００７】
【作用】蓋の極柱貫通孔を蓋の切欠きから外した位置に
設定するために、従来、遊び空間を作っていた切欠きの
高さ寸法分Ｂが有効に活用出来、その分蓄電池をコンパ
クトに設計し得るとともに、蓋と樹脂ブロックとの固着
部も切欠きから外れるので、端子天面方向からの衝撃
も、前記固着部に加わらない。
設定するために、従来、遊び空間を作っていた切欠きの
高さ寸法分Ｂが有効に活用出来、その分蓄電池をコンパ
クトに設計し得るとともに、蓋と樹脂ブロックとの固着
部も切欠きから外れるので、端子天面方向からの衝撃
も、前記固着部に加わらない。
【０００８】
【実施例】図１は本発明鉛蓄電池の外観斜視図、図２は
端子構成部の要部縦断面図、図３は平板状端子の斜視図
である。
端子構成部の要部縦断面図、図３は平板状端子の斜視図
である。
【０００９】図１において、１１は直方体をした鉛蓄電
池であり、電槽１２と蓋１３とが１４の箇所において接
合されている。前記蓋１２の上面の手前両コーナーには
四角形状の切欠き１５、１５’が形成されていて、該切
欠き１５の側壁面１６から底壁面１７にかけて逆Ｌ字形
状をした平板状端子１８が突設しており、該平板状端子
の天面と正面とにはボルト挿通孔１９ａ、１９ｂが穿設
されている。一方２０はボルト、２１はナットであり、
両者は矢印で示す方向から平板状端子部へ装着し、螺締
するものである。
池であり、電槽１２と蓋１３とが１４の箇所において接
合されている。前記蓋１２の上面の手前両コーナーには
四角形状の切欠き１５、１５’が形成されていて、該切
欠き１５の側壁面１６から底壁面１７にかけて逆Ｌ字形
状をした平板状端子１８が突設しており、該平板状端子
の天面と正面とにはボルト挿通孔１９ａ、１９ｂが穿設
されている。一方２０はボルト、２１はナットであり、
両者は矢印で示す方向から平板状端子部へ装着し、螺締
するものである。
【００１０】図２において、２２は正、負極板およびセ
パレータが組み合わされた極板群で、正、負何れかの極
板と結合したストラップ２３が形成されている。２４は
極柱であり、下部の座２５とストラップ２３とが２６の
部分で接合されている。２４ａ、２４ｃ、２４ｃは極柱
２４から水平方向へ張り出したフランジで、該フランジ
を包含する如く樹脂ブロック２７が形成されている。２
８は蓋１３に設定した極柱貫通孔であり、蓋１３の切欠
き１５から外れた位置に設定するものである。
パレータが組み合わされた極板群で、正、負何れかの極
板と結合したストラップ２３が形成されている。２４は
極柱であり、下部の座２５とストラップ２３とが２６の
部分で接合されている。２４ａ、２４ｃ、２４ｃは極柱
２４から水平方向へ張り出したフランジで、該フランジ
を包含する如く樹脂ブロック２７が形成されている。２
８は蓋１３に設定した極柱貫通孔であり、蓋１３の切欠
き１５から外れた位置に設定するものである。
【００１１】従って、蓋１３の切欠き１５の底壁面１７
より遥かに高い位置に設定することが可能になり、切欠
き１５の高さ寸法ｂを有効に活用し得るようになるもの
である。１８は平板状端子で、一端が極柱貫通孔２８の
上面に当接しており、他端は切欠き１５へ向かって、前
述したような構成で以って突設している。
より遥かに高い位置に設定することが可能になり、切欠
き１５の高さ寸法ｂを有効に活用し得るようになるもの
である。１８は平板状端子で、一端が極柱貫通孔２８の
上面に当接しており、他端は切欠き１５へ向かって、前
述したような構成で以って突設している。
【００１２】前記平板状端子１８の極柱貫通孔２８の上
面に当接した部分には極柱貫通孔２９が形成されてお
り、蓋１３に設けられた極柱貫通孔２４を貫通した極柱
２４の上部は、前記平板状端子１８の極柱貫通孔２９を
も貫通し、平板状端子１８の上面において半田付け部３
０などにより固着されるものである。前記蓋１３に設け
られた極柱貫通孔２８の下面周囲には垂下した突起３１
が設けられており、該突起３１の下端と、前記樹脂ブロ
ック２４の上端とが固着されるものである。なお３２は
覆板である。
面に当接した部分には極柱貫通孔２９が形成されてお
り、蓋１３に設けられた極柱貫通孔２４を貫通した極柱
２４の上部は、前記平板状端子１８の極柱貫通孔２９を
も貫通し、平板状端子１８の上面において半田付け部３
０などにより固着されるものである。前記蓋１３に設け
られた極柱貫通孔２８の下面周囲には垂下した突起３１
が設けられており、該突起３１の下端と、前記樹脂ブロ
ック２４の上端とが固着されるものである。なお３２は
覆板である。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。 （１）端子を構成させる際に、従来は遊び空間を作って
いた切欠きの高さ寸法Ｂが有効に活用出来ることにな
る。実質的には、従来不可欠であった高さ寸法Ａが省略
可能になり、該高さ寸法Ａに相当する寸法分の極板群上
の電池内部空間が縮小出来るので、その分電池をコンパ
クトに設計し得る。 （２）樹脂ブロックと蓋との固着部が蓋の切欠きから外
れた位置に設定されるので、端子の天面方向から衝撃が
加わった際においても、前記固着部は破損しない。
ので、次に記載する効果を奏する。 （１）端子を構成させる際に、従来は遊び空間を作って
いた切欠きの高さ寸法Ｂが有効に活用出来ることにな
る。実質的には、従来不可欠であった高さ寸法Ａが省略
可能になり、該高さ寸法Ａに相当する寸法分の極板群上
の電池内部空間が縮小出来るので、その分電池をコンパ
クトに設計し得る。 （２）樹脂ブロックと蓋との固着部が蓋の切欠きから外
れた位置に設定されるので、端子の天面方向から衝撃が
加わった際においても、前記固着部は破損しない。
【図１】本発明鉛蓄電池の外観斜視図である。
【図２】本発明鉛蓄電池の端子構成部の要部縦断面図で
ある。
ある。
【図３】本発明鉛蓄電池の平板状端子の斜視図ある。
【図４】従来の鉛蓄電池の外観斜視図である。
【図５】従来の鉛蓄電池の端子構成部の要部縦断面図で
ある。
ある。
１３ 蓋 １５ 切欠き １８ 平板状端子 ２４ 極柱 ２７ 樹脂ブロック ２８ 蓋の貫通孔
Claims (1)
- 【請求項１】蓋の上面のコーナーに切欠き（１５）を形
成し、該切欠き（１５）に平板状端子（１８）を突設し
た鉛蓄電池において、極板群（２２）のストラップ（２
３）から植立した極柱（２４）の蓋の貫通孔（２８）
が、前記切欠き（１５）から外れた位置に設定されてい
て、前記蓋の貫通孔（２８）を貫通した極柱（２４）の
頭部から、前記切欠き（１５）に向かって平板状端子
（１８）が引き出されてなるとともに、前記極柱（２
４）に形成した樹脂ブロック（２７）の上端が、前記極
柱（２４）の蓋の貫通孔（２８）の下面周囲において固
着されてなることを特徴とする鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5225116A JPH0757720A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5225116A JPH0757720A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 鉛蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0757720A true JPH0757720A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16824224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5225116A Pending JPH0757720A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 鉛蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0757720A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002231218A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Furukawa Battery Co Ltd:The | 蓄電池の端子構造 |
| WO2003098721A1 (en) * | 2002-05-15 | 2003-11-27 | Yuasa Corporation | Battery |
| JP2015125820A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
| CN107681099A (zh) * | 2016-08-01 | 2018-02-09 | 周锡卫 | 一种竖式蓄电池卧式连接结构的铅酸蓄电池 |
-
1993
- 1993-08-17 JP JP5225116A patent/JPH0757720A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002231218A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Furukawa Battery Co Ltd:The | 蓄電池の端子構造 |
| WO2003098721A1 (en) * | 2002-05-15 | 2003-11-27 | Yuasa Corporation | Battery |
| US7358702B2 (en) | 2002-05-15 | 2008-04-15 | Gs Yuasa Corporation | Storage battery with auxiliary terminals |
| JP2015125820A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
| CN107681099A (zh) * | 2016-08-01 | 2018-02-09 | 周锡卫 | 一种竖式蓄电池卧式连接结构的铅酸蓄电池 |
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