JPH0722460U - 鉛蓄電池 - Google Patents
鉛蓄電池Info
- Publication number
- JPH0722460U JPH0722460U JP5740893U JP5740893U JPH0722460U JP H0722460 U JPH0722460 U JP H0722460U JP 5740893 U JP5740893 U JP 5740893U JP 5740893 U JP5740893 U JP 5740893U JP H0722460 U JPH0722460 U JP H0722460U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- notch
- flanges
- terminal
- resin portion
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極板群の上部空間の高さを縮小し、容積効率
に優れた鉛蓄電池を提供する。 【構成】 本考案は蓋３上面のコーナーに切欠き５が形
成され、該切欠き５の底面５ａに、複数のフランジ２３
ａ，２３ｂを有する極柱２０と接続された端子６が突設
され、前記フランジ２３ａ，２３ｂが樹脂部２４に覆わ
れた鉛蓄電池において、前記極柱２０が前記樹脂部２４
内で水平方向に湾曲していることを特徴とする。
に優れた鉛蓄電池を提供する。 【構成】 本考案は蓋３上面のコーナーに切欠き５が形
成され、該切欠き５の底面５ａに、複数のフランジ２３
ａ，２３ｂを有する極柱２０と接続された端子６が突設
され、前記フランジ２３ａ，２３ｂが樹脂部２４に覆わ
れた鉛蓄電池において、前記極柱２０が前記樹脂部２４
内で水平方向に湾曲していることを特徴とする。
Description
【０００１】
本考案は、鉛蓄電池に関するもので、詳しくは鉛蓄電池の端子部に関するもの である。
【０００２】
従来の鉛蓄電池には、図１、図３に示すように、直方体をした蓄電池１の蓋３ の上面の両コーナーに四角形状の切欠き５が形成され、該切欠き５の底面５ａか ら角柱形の端子６を突出させたものがあった。該端子６は、複数のフランジ１４ ａ，１４ｂを有する極柱１０と接続され、複数のフランジ１４ａ，１４ｂは樹脂 部１５に包含されて、該樹脂部１５の上端と蓋３の下面の突起１６とが接合され ていた。そして、極柱１０には前記樹脂部１５の下から水平方向に延びる座１１ が形成され、該座１１と極板群のストラップ１３とがガス溶接によって接合され ていた。図３の１２はその接合部分を示す。
【０００３】
図３に示すように、蓄電池の内部空間１７の高さを低くすればする程、蓄電池 の容積効率を向上させることが明らかであるが、前述したように、蓋３の切欠き ５の下方に複数のフランジ１４ａ，１４ｂを形成し、この周りを樹脂部１５で覆 って、電解液の漏れを防ぐと共に樹脂部１５の下方で極柱１０を水平方向に曲げ 座１１とストラップ１３とを溶着した構造であったため、切欠き５の底面５ａか らストラップ１３の下面までのＡ寸法を縮小することができず、蓄電池の容積効 率を向上できないという問題点を有していた。
【０００４】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ は、極板群上部空間の容積を縮小し、コンパクトな鉛蓄電池を提供することにあ る。
【０００５】
上記目的を達成するために、本考案は、蓋３上面のコーナーに切欠き５が形成 され、該切欠き５の底面５ａに複数のフランジ２３ａ，２３ｂを有する極柱２０ と接続された端子６が突設され、前記フランジ２３ａ，２３ｂが樹脂部２４に覆 われた鉛蓄電池において、前記極柱２０が前記樹脂部２４内で水平方向に湾曲し ていることを特徴とするものである。
【０００６】
極柱２０を樹脂２４内でストラップ１９方向に湾曲させるので、従来に比べて 端子６の位置を低くでき、内部空間２７の容積を小さくできる。
【０００７】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図１は本考案または従来の鉛蓄電池の外観斜視図、図２は本考案の要部断面図 であり、１は直方体をした鉛蓄電池であり、電槽２と蓋３が４の箇所において接 合されている。前記蓋２の上面の手前両コーナーには、四角形状の切欠き５が形 成されている。該切欠き５の底面５ａには四角柱の鉛端子６が突設されており、 該端子６は天面と正面にボルト穴７ａ，７ｂが形成され、ボルト８とナット９が 矢印の方向から螺着されるものである。
【０００８】 １８は、正極板、負極板及びセパレータを積層した極板群で、同極性の極板同 士を接合したストラップ１９が上部に形成されている。２０は極柱で、端子６と 接合され、端子６のすぐ下で水平方向に湾曲し、水平部分に周面から突出したフ ランジ２３ａ，２３ｂが形成され、先端に平板状の座２１が形成されている。該 フランジ２３ａ，２３ｂは樹脂部２４に包まれて、電解液が極柱２０表面からに じみ出るのを防いでいる。樹脂部２４の上端は、端子貫通孔２５の下面周囲に形 成された蓋３の突起２６と固着されている。また、前記極柱２０の座２１は、前 記ストラップ１９の側面とバーニング溶接され２２で接続されている。
【０００９】 このように構成すると、切欠き５の底面５ａからストラップ１９下面までの寸 法Ａが短くなり、内部空間２７の容積を減らすことができる。
【００１０】
以上説明したように、本考案は、樹脂部２４で覆われた極柱２０のフランジ２ ３ａ，２３ｂ形成部分を水平方向にして、樹脂部２４の高さ寸法を短くしたので 、蓄電池の内部空間２７容積を減らすことができ、容積効率を向上した鉛蓄電池 を提供できる。
【図１】本考案または従来の鉛蓄電池を示す外観斜視図
である。
である。
【図２】本考案の一実施例を示す一部切欠き断面図であ
る。
る。
【図３】従来の鉛蓄電池の一部切欠き断面図である。
３ 蓋 ５ 切欠き ５ａ 切欠きの底面 ６ 端子 ２０ 極柱 ２３ａ，２３ｂ フランジ ２４ 樹脂部
Claims (1)
- 【請求項１】 蓋（３）上面のコーナーに切欠き（５）
が形成され、該切欠き（５）の底面（５ａ）に複数のフ
ランジ（２３ａ，２３ｂ）を有する極柱（２０）と接続
された端子（６）が突設され、前記フランジ（２３ａ，
２３ｂ）が樹脂部（２４）に覆われた鉛蓄電池におい
て、前記極柱（２０）が前記樹脂部（２４）内で水平方
向に湾曲していることを特徴とする鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5740893U JPH0722460U (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5740893U JPH0722460U (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 鉛蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722460U true JPH0722460U (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=13054826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5740893U Pending JPH0722460U (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 鉛蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722460U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11233078A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-08-27 | Accumulatorenwerke Hoppecke Carl Zoellner & Sohn Gmbh & Co Kg | 導電性のある領域を有する蓄電池蓋を製造する方法 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5740893U patent/JPH0722460U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11233078A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-08-27 | Accumulatorenwerke Hoppecke Carl Zoellner & Sohn Gmbh & Co Kg | 導電性のある領域を有する蓄電池蓋を製造する方法 |
| JP4662586B2 (ja) * | 1997-06-24 | 2011-03-30 | ファウ ベー アウトバッテリー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト アウフ アクチエン | 蓄電池蓋 |
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