JPS5941569Y2 - 蓄電池の極柱構造 - Google Patents
蓄電池の極柱構造Info
- Publication number
- JPS5941569Y2 JPS5941569Y2 JP1979090511U JP9051179U JPS5941569Y2 JP S5941569 Y2 JPS5941569 Y2 JP S5941569Y2 JP 1979090511 U JP1979090511 U JP 1979090511U JP 9051179 U JP9051179 U JP 9051179U JP S5941569 Y2 JPS5941569 Y2 JP S5941569Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- lead
- storage battery
- out piece
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は蓄電池の極柱構造の改良に関するものである。
従来の極柱構造は第4図に示すように各極板イより延出
せる導出片イを極柱口の下部に設けた複数の凹溝ハに夫
々嵌入し、スポット溶接或いはハンダ付等により固着す
るものであった。
せる導出片イを極柱口の下部に設けた複数の凹溝ハに夫
々嵌入し、スポット溶接或いはハンダ付等により固着す
るものであった。
然しながら、従来構造においては次述するように種々の
問題点がある。
問題点がある。
即ち■善導出片イ′は金属薄板で形成されるものである
ため複数の導出片を極柱口の下部に設けた凹溝ハに適確
に嵌入する作業が煩雑である。
ため複数の導出片を極柱口の下部に設けた凹溝ハに適確
に嵌入する作業が煩雑である。
■導出片を凹溝に嵌入したのちに施す、スポット溶接時
の火花或いはハンダ付時のハンダの落込みによりセパレ
ータ(図示せず)を損傷して内部短絡を引起す懸念があ
る。
の火花或いはハンダ付時のハンダの落込みによりセパレ
ータ(図示せず)を損傷して内部短絡を引起す懸念があ
る。
■導出片と極柱との結合部が電槽内に露出しているため
極めて電解液と接しやすい。
極めて電解液と接しやすい。
この場合一般に導出片と極柱とは異種金属で構成されて
いるため局部電池を形成し自己放電を生じて極柱或いは
導出片が腐蝕される懸念がある。
いるため局部電池を形成し自己放電を生じて極柱或いは
導出片が腐蝕される懸念がある。
本考案は上記問題点を解消すべくなされたものであり、
以下その一実施例を第1図乃至第3図を参照して詳述す
るに1は導出片1′ を備えた極板である。
以下その一実施例を第1図乃至第3図を参照して詳述す
るに1は導出片1′ を備えた極板である。
これら極板は導出片が所定位置にくるように配設されそ
の導出片群には第2図に示す絶縁性の櫛状保護板2を装
着して各導出片は所定間隔を存じて配列されでいる。
の導出片群には第2図に示す絶縁性の櫛状保護板2を装
着して各導出片は所定間隔を存じて配列されでいる。
そして、この保護板2を利用して各導出片の端部を極柱
3の平板状下部4に設けた凹溝6に夫々嵌入し、その後
スポット溶接して極性3と導出片1′ とを電気的、機
械的に堅固に固着する。
3の平板状下部4に設けた凹溝6に夫々嵌入し、その後
スポット溶接して極性3と導出片1′ とを電気的、機
械的に堅固に固着する。
このように本考案によれば櫛状保護板2は各導出片を極
柱下部の凹溝に嵌入させる際の治具としで作用し作業性
が改善されると共にスポット溶接時における火花の落ち
込み阻止材として作用し内部短絡を引起す懸念が解消さ
れる。
柱下部の凹溝に嵌入させる際の治具としで作用し作業性
が改善されると共にスポット溶接時における火花の落ち
込み阻止材として作用し内部短絡を引起す懸念が解消さ
れる。
又、このように極柱3と極板1とを一体化しなるものを
第3図に示す如く電槽蓋7の下面に形設した凹所8に櫛
状保護板2と極柱の平板状下部4とを嵌合し電槽蓋より
露出せる極柱3の円柱状上部5にナツト9を螺着して電
槽蓋に取付けられている。
第3図に示す如く電槽蓋7の下面に形設した凹所8に櫛
状保護板2と極柱の平板状下部4とを嵌合し電槽蓋より
露出せる極柱3の円柱状上部5にナツト9を螺着して電
槽蓋に取付けられている。
従って極柱3と導出片1′との結合部が保護板2により
電解液と接触するのを防止されでいるのでこの部分にお
ける自己放電を因とする極柱或いは導出片の腐蝕を抑制
することができる。
電解液と接触するのを防止されでいるのでこの部分にお
ける自己放電を因とする極柱或いは導出片の腐蝕を抑制
することができる。
尚、電槽蓋7により電槽10の開口部を閉塞し、これら
の接合部を熱溶着11シで完成蓄電池を得る。
の接合部を熱溶着11シで完成蓄電池を得る。
以上詳述したように本考案による蓄電池の極柱構造によ
ると、積層極板の導出片群を極柱の下部に設けた凹溝に
適確且容易に嵌入することができ、且つスポット溶接時
の火花或いはハンダ付時のハンダの落込みを阻止するこ
とができ極柱組立時における不都合を解消することがで
きる。
ると、積層極板の導出片群を極柱の下部に設けた凹溝に
適確且容易に嵌入することができ、且つスポット溶接時
の火花或いはハンダ付時のハンダの落込みを阻止するこ
とができ極柱組立時における不都合を解消することがで
きる。
又、櫛状の保護板と極柱の下部とが電槽蓋の下面に設け
た凹所に嵌合するため極柱と導出片との接合部が電解液
と接触するのを防止することができ、この接合部におけ
る自己放電を因とする極柱或は導出片の腐蝕を抑制する
ことができ信頼性の向上が計れるものである。
た凹所に嵌合するため極柱と導出片との接合部が電解液
と接触するのを防止することができ、この接合部におけ
る自己放電を因とする極柱或は導出片の腐蝕を抑制する
ことができ信頼性の向上が計れるものである。
第1図乃至第3図は本考案に係り、第1図は本案極柱構
造の斜視図、第2図は櫛状保護板の斜視図、第3図は本
案極柱構造を利用して組立てた蓄電池の要部1断面図、
第4図は従来の極柱構造の斜視図を夫々示す。 1・・・・・・極板、1′・・・・・・導出片、2・・
曲櫛状保護板、3・・・・・・極柱、6・・・・・・凹
溝、7・・・・・・電槽蓋、8・・・・・・凹所、10
・・・・・・電槽。
造の斜視図、第2図は櫛状保護板の斜視図、第3図は本
案極柱構造を利用して組立てた蓄電池の要部1断面図、
第4図は従来の極柱構造の斜視図を夫々示す。 1・・・・・・極板、1′・・・・・・導出片、2・・
曲櫛状保護板、3・・・・・・極柱、6・・・・・・凹
溝、7・・・・・・電槽蓋、8・・・・・・凹所、10
・・・・・・電槽。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 積層極板の導出片群に絶縁性の櫛状保護板を装着し
て各導出片を所定間隔を存して配列せしめると共に各導
出片の端部を極柱の下部に設けた複数の凹溝に夫々嵌入
固着してなる蓄電池の極柱構造。 ■ 前記櫛状保護板及び極柱の下部を電槽蓋の下面に形
設した凹所に嵌合せしめてなる実用新案登録請求の範囲
第■項記載の蓄電池の極柱構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979090511U JPS5941569Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | 蓄電池の極柱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979090511U JPS5941569Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | 蓄電池の極柱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS568068U JPS568068U (ja) | 1981-01-23 |
JPS5941569Y2 true JPS5941569Y2 (ja) | 1984-11-30 |
Family
ID=29323624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979090511U Expired JPS5941569Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | 蓄電池の極柱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941569Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5741498B2 (ja) * | 2012-03-21 | 2015-07-01 | 株式会社豊田自動織機 | 蓄電装置及び二次電池並びに車両 |
-
1979
- 1979-06-29 JP JP1979090511U patent/JPS5941569Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS568068U (ja) | 1981-01-23 |
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