JPH0757489A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0757489A
JPH0757489A JP22228993A JP22228993A JPH0757489A JP H0757489 A JPH0757489 A JP H0757489A JP 22228993 A JP22228993 A JP 22228993A JP 22228993 A JP22228993 A JP 22228993A JP H0757489 A JPH0757489 A JP H0757489A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュEEPROMのデータ書き換え前
後でデータに変更のないメモリセルの書き換えを行わな
い。 【構成】 比較検出回路CDCRはメモリセルの記憶デ
ータと新規書き換えデータとを比較し、データコントロ
ール回路IOCNTは比較検出回路CDCRからの情報
によりメモリセルの記憶データを書き換える必要性の有
無を判別する。データコントロール回路IOCNTから
の情報により1ビット単位でのデータの消去及び書き込
みを行って、記憶データを書き換える必要のあるメモリ
セルに対してのみ書き換えを行う。 【効果】 データ書き換えの時間を短縮でき、また、メ
モリセルのエンデュランス特性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的書き込みが可能
でかつ不揮発性を有する半導体記憶装置、あるいは電気
的書き込み及び消去が可能でかつ不揮発性を有する半導
体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 文献1;SINGLE TRANSISTOR ELECTRICALLY PROGRAMMABLE MEMORY DEVI CE AND METHOD United States Patent 4,698,787 Oct.6,1987 文献2;FLASH EEPROM ARRAY WITH NEGATIVE GATE VOLTAGE ERASE OPERATION United States Patent 5,077,691 Dec.31,1991 文献3;フラッシュメモリの現状と将来展望 ICD91ー134
【0003】不揮発性半導体記憶装置としては、紫外線
消去型のEPROM(Erasable andProgrammable Read
Only Memory)や、電気的に書き込み及び消去が可
能(以下「電気的書き換え」と記す)なEEPROM
(Electrically Erasable andProgrammable Read Onl
y Memory)がある。更に近年、電気的に一括消去を行
うEEPROMが開発されている。前記EPROMは紫外線で
のみメモリセルの記憶データの消去が可能で、電気的な
消去を行えないのでパッケージとして透明度のある窓付
きパッケージを必要としり、更にシステムの基板実装後
に書き換えを行う為には一旦とりはずす必要があるとい
う不便があった。前記EEPROMは、システム内で電
気的に書き換えができるようになっているが、一般的に
メモリセルにおいて選択分離用のトランジスタまたはチ
ャンネル領域を必要とするため、メモリセル面積がEP
ROMにくらべ2倍程度大きくなってしまう。この問題
を解決するため、電気的に消去が可能でかつメモリセル
面積がEPROMと同等である一括消去型のEEPRO
Mが開発された。
【0004】一括消去型のEEPROMとして初期に開
示されたものとしては例えば文献1にある。文献1によ
れば、フローティングゲートを有する単一のメモリトラ
ンジスタでもって、電気的に書き込み及び消去を行う方
法及びデバイス構造を提供している。消去においては、
メモリセルのソース端子に10〜20ボルト(V)の高
電圧を、制御ゲート端子に接地電位を印加することによ
り、フローティングゲートとソース端子との間の薄い絶
縁膜間に高電界を発生させ、ファーラーノードハイムト
ンネル(以下「FN注入」と記す)により電子が前記フ
ローティングゲートより放出させ、このことにより制御
ゲートから見たメモリセルのしきい値電圧を低くする。
書き込みにおいては、メモリセルのドレイン端子に5〜
10Vの電圧を印加し、制御ゲートに10〜15Vの高
電圧を印加し、ソースを接地することによりドレイン−
ソース間の基板表面に強い反転領域が生じ、ホットエレ
クトロン(以下「HE注入」と記す)が発生することに
より、前記フローティングゲートに電子を注入し、この
ことによりメモリセルのしきい値電圧を高くする。
【0005】更に文献2や文献3の4〜5頁において
は、別の消去方式として、メモリセルの制御ゲートに負
電圧(例えば−7V〜−15V)を印加し、ソース端子
には電源電圧(例えば5V)または接地電位を印加する
ことにより、FN注入により電子をフローティングゲー
トから放出する方式が提示されている。この方式の場
合、文献1に開示されてあるように、ソース端子に高い
(例えば10〜20V)電圧を必要としなくなるので、
書き換え時の低電圧化が可能である利点がある。更にこ
の方式の場合、メモリセルの制御ゲートは一般的にワー
ド線として列デコーダに接続されているので、非選択の
メモリセルの制御ゲートに対し、例えば0V〜5Vの電
圧を印加することにより、FN注入を誘起させないこと
が可能となり、ワード線単位(換言すればセクタ単位)
での消去が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの消去方式にお
いては、例えばメモリセルに記憶されている1ビットの
データを書き換える場合においても、メモリセルの一括
もしくはセクター単位での消去しか行えないため、デー
タを書き換える必要のないメモリセルの情報までも書き
換えが行われるという問題点があった。
【0007】そこで本発明は、前記不揮発性半導体記憶
装置において、データの書き換え前後でデータに変化の
ないメモリセルに対して、データの書き換えを行うこと
のない不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、電気的に書き込みが可能な不揮発
性半導体記憶装置において、行列状に配置された複数の
電気的書き込みが可能な不揮発性半導体メモリセルと、
前記メモリセルの内少なくとも1つを選択状態にし、他
のメモリセルを非選択状態とするデコーダ回路と、前記
デコーダ回路を介し前記選択状態のメモリセルに書き込
みを行う書き込み手段と、前記デコーダ回路を介し前記
選択状態のメモリセルから読み出しを行う読み出し手段
と、前記選択状態のメモリセルの記憶データと新規書き
換えデータとを保持しかつこれらを比較検出する検出手
段と、前記検出手段からの情報により、前記選択状態の
メモリセルの記憶データを書き換える必要性の有無を判
別する判別手段と、前記判別手段からの情報により、1
ビット単位でのデータの消去及び書き込みを行って、記
憶データを書き換える必要のあるメモリセルに対しての
み書き換えを行う手段とを有する。
【0009】本発明の好ましい態様において、前記不揮
発性半導体記憶装置は、外部信号または外部命令により
データ書き換えモードが指定されたときに、前記選択状
態のメモリセルの書き換え前に、前記選択状態のメモリ
セルの記憶データと新規書き換えデータとを比較し、こ
の比較の結果が一致しないビットに対応するメモリセル
のみにデータ書き換えを行う制御回路を有する。
【0010】本発明の好ましい態様において、前記不揮
発性半導体記憶装置は、外部信号または外部命令により
データ書き換えモードが指定されたときに、前記不揮発
性半導体記憶装置内部の制御回路により、前記選択状態
のメモリセルからの記憶データと新規書き換えデータと
を保持しかつこれらを比較し、この比較の結果が一致し
ないビットに対応するメモリセルのみデータ消去を行
い、前記比較の結果が一致しないビットに対応するメモ
リセルのみにデータ書き込みを行うという一連の動作を
行う。
【0011】本発明の好ましい態様において、前記不揮
発性半導体記憶装置は、外部信号または外部命令により
データ書き換えモードが指定されたときに、前記不揮発
性半導体記憶装置内部の制御回路により、前記選択状態
のメモリセルからの記憶データと新規書き換えデータと
を保持しかつこれらを比較し、この比較の結果が一致し
ないビットに対応するメモリセルのみにデータ書き込み
を行い、前記比較の結果が一致しないビットに対応する
メモリセルのみデータ消去を行うという一連の動作を行
う。
【0012】本発明の好ましい態様において、前記メモ
リセルがフローティングゲートを有する。
【0013】
【作用】上記のような構成をとることにより、データ書
き込み前に選択したメモリセルのデータと、新規書き換
えデータとを比較検出し、比較検出された情報によって
書き換えの前後でデータに変更のないメモリセルに対し
ては書き換えを行わず、書き換えの前後でデータに変更
のあるメモリセルのみを選択してビット単位のデータの
消去及び書き込みを行うことが可能となる。
【0014】
【実施例】図1に本発明の一実施例の回路ブロック図を
示す。図1でFROMは電気的書き換えが可能な不揮発
性半導体記憶装置であり、例えば(1048576ワー
ド×16ビット=16777216ビット)の記憶容量
を有する。アドレス入力A0、A1〜A19、チップイ
ネーブル信号CEB、出力イネーブル信号OEB、ライ
トイネーブル信号WEB、電源電圧VCC及び接地電圧
VSSはFROMの外部よりの入力信号であり、データ
入出力D0〜D15はライト時、即ち書き込み時及び消
去には外部よりのデータ入力であり、読み出し時には外
部へのデータ出力である。図1の実施例の回路には書き
込み及び消去だけでなく、データ比較検出回路及びデー
タコントロール回路が示してある。
【0015】図1において、DVCNTはデバイス制御
コマンド識別回路であり、FROMの動作モードのライ
トイネーブル信号WEB、チップイネーブル信号CE
B、出力イネーブル信号OEB及び複数の内部データ入
力DATINを入力とし、制御信号CNT1及び複数の
制御信号CNT2を出力する。例えば、CNT2には書
き込みモードまたは消去モードを示す制御信号が含まれ
ている。
【0016】RCNTはチップ/出力選択状態制御回路
であり、チップイネーブル信号CEB、出力イネーブル
信号OEB及び制御信号CNT1を制御入力とし、パワ
ーダウン信号PDQ及び出力バッファ活性化信号DOE
Nを出力とする。
【0017】ライト状態制御回路WCNTは、CNT
2、タイマー終了信号S2、ディスターブベリファイデ
ータ出力信号DTC及び書き込み/消去ベリファイデー
タ出力信号PENGを制御入力とし、書き込み信号PR
G、消去信号ERS、書き込みベリファイ信号PVF、
消去ベリファイ信号EVF、アドレスカウンタアップ信
号AUP、タイマー開始信号S1、アドレスラッチ信号
LTA及びビットライト出力信号BWR及びデータラッ
チ信号LTDを出力とする。
【0018】タイマー回路TIMは、ライト状態制御回
路WCNTよりタイマー開始信号S1を受けて、所定の
時間を経過後、アドレスアップカウンタAUPにアドレ
スアップクロック信号S3を出力し、ライト状態制御回
路WCNTにタイマー終了信号S2を出力する。
【0019】アドレスバッファ/ラッチ回路ADBは、
アドレス入力A0、A1〜A19を入力とし、パワーダ
ウン信号PDQを制御入力とし、アドレスラッチ信号L
TAをラッチ入力とし、複数の内部アドレス信号AXを
出力とする。
【0020】列デコーダRDECは、内部アドレス信号
AXをデコード入力とし、書き込み信号PRG、消去信
号ERS、複数の高電圧信号VP、複数の負電圧信号V
N及び書き込み/消去ベリファイ電圧信号VVFを入力
とし、複数(例えば4096本)のワード線信号WLを
出力とする。
【0021】行デコーダCDECは、内部アドレス信号
AX、書き込み信号PRG、消去信号ERS、複数の高
電圧信号VP及び複数の負電圧信号VNを入力とし、複
数(例えば256本)のマルチプレクサ選択信号CXを
出力とする。
【0022】メモリブロックMBLKは、例えば167
77216個のメモリセルからなり、1個のメモリセル
には、ワード線、ビット線及びメモリセルソース線が接
続されている。
【0023】マルチプレクサMPXは、マルチプレクサ
選択信号CXを入力とし、複数(例えば4096本)の
ビット線BL及び複数(例えば16本)の内部データ線
IOUTを入出力とする。またMBLK及びMPXのト
ランジスタの基板端子には負電圧信号VNの一部の信号
が入力されている。
【0024】書き込み/消去ベリファイ電圧発生回路V
FGENは、書き込みベリファイ信号PVF及び消去ベ
リファイ信号EVFを入力とし、書き込み/消去ベリフ
ァイ電圧信号VVFを出力とする。
【0025】比較検出回路CDCRは、内部データ線I
O、センスアンプ出力信号SOUT、ライト状態制御回
路WCNTより出力されるビットライト出力信号BW
R、書き込み信号PRG及び消去信号ERSを制御入力
とし、ビット消去信号BERS0〜15、プログラム信
号BPRG0〜15を出力する。
【0026】データコントロール回路IOCNTは、ラ
イト状態制御回路WCNTより出力される書き込み信号
PRG、チップ/出力選択状態制御回路RCNTより出
力される読み出し信号DOEN及び比較検出回路CDC
Rより出力されるビット消去信号BERS0〜15を制
御入力とし、また内部データ線IOを入力とし、IOU
Tを出力する。
【0027】正高電圧チャージポンプ回路PCPは、書
き込み信号PRG及び消去信号ERSを入力とし、正の
チャージポンプ電圧信号POUT1を出力とする。
【0028】負電圧チャージポンプ回路PCPは、書き
込み信号PRG及び消去信号ERSを入力とし、負のチ
ャージポンプ電圧信号POUT2を出力とする。
【0029】正高電圧制御回路HVCNTは、正のチャ
ージポンプ電圧信号POUT1を入力とし、複数の正の
高電圧信号VPを出力とする。
【0030】負電圧制御回路NVCNTは、負のチャー
ジポンプ電圧信号POUT2を入力とし、複数の負の高
電圧信号VNを出力とする。
【0031】メモリセルアレイソース線制御回路ASC
NTは、書き込み信号PRG、消去信号ERS及び複数
の正の高電圧信号VPを入力とし、メモリセルソース線
信号ASを出力とする。
【0032】ビット線電圧制御回路BLCNTは、複数
の正の高電圧信号VP、複数の負の高電圧信号VN及び
消去信号ERSを入力とし、ビット線負荷電圧信号BD
ISを出力とする。
【0033】ビット線負荷回路BLLDは、ビット線負
荷電圧信号BDIS及び消去信号ERSを入力とし、複
数のビット線BLを出力とする。
【0034】センスアンプ回路SAMPは、内部データ
線IOをデータ入力、パワーダウン信号PDQを制御入
力とし、センスアンプ出力信号SOUTを出力とする。
【0035】書き込み/消去ベリファイデータ一致検出
回路VEORは、センスアンプ出力信号SOUT及び内
部データ入力DATINをデータ入力とし、書き込みベ
リファイ信号PVF及び消去ベリファイ信号EVFを制
御入力とし、書き込み/消去ベリファイデータ出力信号
PENGを出力とする。
【0036】データ入出力バッファDIBは、出力バッ
ファ活性化信号DOEN及びパワーダウン信号PDQを
制御入力とし、データラッチ信号LTDをラッチ入力と
し、センスアンプ出力信号SOUTをデータ入力とし、
内部データ入力DATINをデータ出力とし、データ入
出力信号D0〜D15を入出力とする。
【0037】データプログラム回路DPRGは、内部デ
ータ入力DATINをデータ入力とし、プログラム信号
BPRG0〜15、書き込み信号PRG及び消去信号E
RSを制御入力とし、内部データ線IOをデータ出力と
する。
【0038】図2〜5は本発明の実施例の回路図を示す
分図で、図2は左上回路部を、図3は左下回路部を、図
4は右上回路部を、図5は右下回路部をそれぞれ示して
いる。
【0039】図2〜5の例においては、説明の簡便化の
ため、本発明の主旨を損なわずに、メモリセルの個数や
アドレスの本数、データ入出力の個数を図1の例より減
らしてある。しかし、図1の例と図2〜5の例において
は回路名及び信号名はほとんど同じ意味を有している。
また、図1の例に対して図2〜5の例は、図1の例のデ
バイス制御コマンド識別回路DVCNT、チップ/出力
選択状態制御回路RCNT、ライト状態制御回路WCN
T、書き込み/消去ベリファイ電圧発生回路VFGE
N、書き込み/消去ディスターブ検出電圧発生回路DS
VF、比較検出回路CDCR、データコントロール回路
IOCNT及び書き込み/消去ベリファイデータ一致検
出回路VEORが省略してある。更に図1の例において
は、消去信号は1種類であったが、図2〜5の例では2
種類の消去信号及び消去方式を記載してある。また、図
1の例のデータ入出力バッファDIB及びデータプログ
ラム回路は、図2〜5の例のデータ入力バッファDIB
及び出力バッファDBFに対応する。
【0040】図2〜5において、BEROMは電気的書
き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置であり、外部よ
りアドレスをアドレス入力端子A0、A1、A2及びA
3に、入力データをデータ入力端子DINに入力し、出
力データを出力端子DOより出力するものである。BE
ROMは、ADB1、ADB2、ADB3及びADB4
で示すアドレスバッファ、DEC1、DEC2、DEC
3及びDEC4よりなる列デコード回路RDEC、DE
C6、DEC7、DEC8及びDEC9よりなる行デコ
ード回路CDEC、メモリセルMC1、MC2〜MC1
6からなるメモリブロックMBLK、マルチプレクサM
PX、データ入力バッファDIB、センスアンプ回路S
AMP、出力バッファ回路DBF、正高電圧チャージポ
ンプ回路PCP、負電圧チャージポンプ回路NCP、正
高電圧制御回路HVCNT、負電圧制御回路NVCN
T、メモリセルソース線電圧制御回路ASCNT、ビッ
ト線電圧制御回路BLCNT、ビット線負荷回路BLL
D、オシレータOSC1、OSC2及びOSC3及びそ
の他の論理回路より成る。全体の電源として外部より正
の電源(例えば5V)が端子VDDより、接地電圧が端
子VSSより供給されている。
【0041】BEROMの接続関係は、アドレス端子A
0はアドレスパッファADB1の入力に、アドレス端子
A1はアドレスパッファADB2の入力に、アドレス端
子A2はアドレスパッファADB3の入力に、アドレス
端子A3はアドレスパッファADB4の入力に接続され
ている。アドレスバッファADB1の出力AX0及びA
X0Bは列デコーダRDECの論理積の反転ゲート(以
下「非論理積ゲート」と記す)の入力に、アドレスバッ
ファADB2の出力AX1及びAX1Bは列デコーダR
DECの非論理積ゲートの入力に、アドレスバッファA
DB3の出力AY0及びAY0Bは行デコーダCDEC
の非論理積ゲートの入力に、アドレスバッファADB4
の出力AY1及びAY1Bは行デコーダCDECの非論
理積ゲートの入力に接続されている。
【0042】列デコーダRDECはDEC1、DEC
2、DEC3及びDEC4の4つの回路からなり、各々
の回路は同じくなっている。
【0043】DEC1は、アドレスバッファADB1の
出力AX0B及びADB2の出力AX1Bを入力とする
2入力非論理積ゲートND1、2つの2入力論理和の反
転ゲート(以下「非論理和ゲート」と記す)NR1、N
R2、インバータIV1、正高電圧スイッチ回路HVS
W1及び負電圧スイッチ回路NVSW1よりなり、ND
1の出力N1がNR1及びNR2の1入力となり、NR
1の他入力としてERSB1が、NR2の他入力として
CLK1が入力される。NR1の出力N2はIV1の入
力にIV1の出力N3はHVSW1の1入力に、NR2
の出力N4はNVSW1の1入力に接続されている。
【0044】HVSW1は、N3、高電圧信号VPP
1、WEL1及びISO1を入力とし、出力はメモリブ
ロックMBLKの列線(ワード線)WL0に接続されて
いる。
【0045】NVSW1はN4、WEL2及び負電圧信
号VPN1を入力とし、出力はHVSW1の出力と同じ
列線WL0に接続されている。
【0046】DEC2、DEC3及びDEC4はDEC
1と同じ回路であるが、前記非論理積ゲートへのアドレ
スバッファADB1、ADB2からの入力の組み合わせ
及び出力される列線が各々異なっており、DEC2NO
出力はWL1に、DEC3の出力はWL2に、DEC4
の出力はWL3に各々接続されている。
【0047】行デコーダCDECはDEC5、DEC
6、DEC7及びDEC8の4つの回路からなり、各々
の回路は等しくなっている。
【0048】DEC5はアドレスバッファADB3の出
力AY0B及びADB4の出力AY1Bを入力とする2
入力非論理積ゲートND2、2つの2入力非論理和ゲー
トNR6、NR17、インバータIV6、正高電圧スイ
ッチ回路HVSW2及び負電圧スイッチ回路NVSW3
よりなり、ND2の出力N5がNR6及びNR17の1
入力となり、NR6の他入力としてN18が、NR17
の他入力としてCLK3が入力される。NR6の出力N
15はIV6の入力に、IV6の出力N16はHVSW
2の1入力に、NR17の出力N17はNVSW3の1
入力に接続されている。
【0049】HVSW2は、N16、高電圧信号VPP
1、WEL5及びISO3を入力とし、出力はMPXの
行線選択信号C1に接続されている。
【0050】NVSW3は、N17、WEL6及び負電
圧信号VPN1を入力とし、出力はHVSW2の出力と
同じ行線選択信号C1に接続されている。
【0051】DEC6、DEC7及びDEC8はDEC
5と同じ回路であるが、前記非論理積ゲートへのアドレ
スバッファADB3、ADB4からの入力の組み合わせ
及び出力される行線選択信号が各々異なっており、DE
C6の出力は行線選択信号C2に、DEC7の出力は行
線選択信号C3に、DEC8の出力は行線選択信号C4
に各々接続されている。
【0052】メモリブロックMBLKはMC1、MC
2、…、MC16の16個のメモリセルよりなり、各々
のメモリセルはドレイン端子、ソース端子、制御ゲート
端子及びフローティングゲートを有し、更に各々のメモ
リセルに共通な基板端子がある。各々のメモリセルは例
えば、半導体基板表面上にドレイン領域及びソース領域
を有し、前記ドレイン領域とソース領域の間で前記半導
体基板表面の上部に薄い酸化膜を有し、前記薄い酸化膜
の上部に例えば多結晶シリコンからなるフローティング
ゲートを有し、前記フローティングゲートの上部に層間
絶縁膜を介し、例えば多結晶シリコンからなる制御ゲー
トを有している。ドレイン領域はドレイン端子に、ソー
ス領域はソース端子に、制御ゲートは制御ゲート端子
に、基板は基板端子に各々電気的に接続されている。M
C1、MC2、MC3及びMC4の制御ゲート端子は列
線WL0に、MC5、MC6、MC7及びMC8の制御
ゲート端子は列線WL1に、MC9、MC10、MC1
1及びMC12の制御ゲート端子は列線WL2に、MC
13、MC2、MC3及びMC4の制御ゲート端子は列
線WL4に、MC1、MC5、MC9及びMC13のド
レイン端子は列線BL0に、MC2、MC6、MC10
及びMC14のドレイン端子は列線BL1に、MC3、
MC7、MC11及びMC15のドレイン端子は列線B
L2に、MC4、MC8、MC12及びMC16のドレ
イン端子は列線BL3に接続されている。即ち、メモリ
セルは4列×4行の配列になっている。MC1〜MC1
6のメモリセルのソース端子はメモリソース線ASに共
通に接続され、又MC1〜MC16のメモリセルの基板
端子は基板電圧信号VSUBに接続されている。
【0053】マルチプレクサMPXは、例えばNチャン
ネルのエンハンスメント型のMOS型トランジスタM
1、M2、M3及びM4よりなり、M1のドレインは行
線BL0に、ゲートは行選択信号C1に、M2のドレイ
ンは行線BL1に、ゲートは行選択信号C2に、M3の
ドレインは行線BL2に、ゲートは行選択信号C3に、
M4のドレインは行線BL3に、ゲートは行選択信号C
4に接続されている。M1、M2、M3及びM4の基板
は前記基板電圧信号VSUBに接続され、M1、M2、
M3及びM4のソースは内部データ線DIOに接続され
ている。
【0054】データ入力バッファDIBは、2入力非論
理和ゲートNR4、インバータIV2、IV3及びIV
4、Nチャンネルエンハンスメント型のMOS型トラン
ジスタM15、M16、M10及びM11及びPチャン
ネルエンハンスメント型のMOS型トランジスタM1
7、M18及びM9より成っている。NR4の入力の1
端は、データ入力端子DINに、他端はWRBに接続さ
れ、NR4の出力N6はIV2の入力に接続され、IV
2の出力N7はIV3の入力及びM15のゲート端子に
接続されている。IV3の出力N8は、M16のゲート
端子に、M16のドレイン端子はN10に、N10は更
にM17のゲート端子、M18のドレイン端子、M9の
ゲート端子及びM10のゲート端子に接続されている。
M15のドレイン端子はN9に、N9は更にM17のド
レイン端子及びM18のゲート端子に接続されている。
M17、M18及びM9のソース端子は高電圧信号VP
P3に、M17、M18及びM9の基板端子も前記VP
P3に接続され、M15、M16及びM11のソースは
接地端子VSSに、M15、M16、M10及びM11
の基板端子も接地端子VSSに接続されている。IV4
の入力はWRBに、IV4の出力WRはM11のゲート
端子に接続され、M11のドレイン端子はN19に、N
19はM10のソース端子に、M10のドレイン端子及
びM9のドレイン端子は内部データ線DIOに接続され
ている。
【0055】メモリソース線電圧制御回路ASCNT
は、インバータ回路IV5、IV6、2入力非論理和ゲ
ートNR5、2入力非論理積ゲートND3、Nチャンネ
ルエンハンスメントMOS型トランジスタM13、Pチ
ャンネルエンハンスメントMOS型トランジスタM12
及び正高電圧スイッチHVSW4より成っている。IV
6の入力はPRGBに、IV6の出力N11はNR5の
入力の一端に、NR5の入力の他端はERSB2に、N
D3の入力の一端はPRGBに、他端はERSB2に接
続されている。NR5の出力N12は正高電圧スイッチ
HVSW4の1入力に、ND3の出力N14はIV5の
入力に、IV5の出力N15はM13のゲート端子に接
続されている。HVSW4は高電圧信号VPP2及びN
12を入力とし、N13を出力とし、N13はM12の
ゲート端子に接続されている。M12のソース端子はV
PP2に、M12のドレイン端子及びM13のドレイン
端子はメモリソース線ASに接続されている。M12の
基板端子はVPP2に、M13のソース端子及び基板端
子は負電圧信号VPN2に接続されている。
【0056】ビット線負荷回路BLLDは、Nチャンネ
ルエンハンスメントMOS型トランジスタM5、M6、
M7及びM8よりなり、M5のドレイン端子は列線(ビ
ット線)BL0に、M6のドレイン端子は列線BL1
に、M7のドレイン端子は列線BL2に、M8のドレイ
ン端子は列線BL3に、M5、M6、M7及びM8のゲ
ート端子は共にビット消去信号ER2に接続され、M
5、M6、M7及びM8のソース端子は共にBDISに
接続され、M5、M6、M7及びM8の基板端子は基板
電圧信号VSUBに接続されている。
【0057】ビット線電圧制御回路BLCNTは、正高
電圧スイッチHVSW3と負電圧スイッチNVSW2よ
り成っており、HVSW3の入力はインバータIV8の
出力ER2B、WEL3、ISO2及び高電圧信号VP
P3を入力とし、BDISを出力としており、NVSW
2はオシレータOSC2の出力CLK2、WEL4及び
負電圧信号VPN3を入力とし、BDISを出力として
いる。
【0058】書き込み信号PRGは、正高電圧チャージ
ポンプ回路PCPの1入力、負電圧チャージポンプ回路
NCPの1入力、負電圧制御回路NVCNTの1入力、
正高電圧制御回路HVCNTの1入力、オシレータOS
C1の入力、3入力非論理和ゲートNR3の1入力、2
入力非論理和ゲートNR9の1入力及びインバータ回路
IV7の入力に接続されている。
【0059】ブロック消去信号ER1は、アドレスバッ
ファADB3の1入力、ADB4の1入力、正高電圧チ
ャージポンプ回路PCPの1入力、正高電圧制御回路H
VCNTの1入力、負電圧制御回路NVCNTの1入
力、負電圧チャージポンプ回路NCPの1入力、3入力
非論理和ゲートNR3の1入力、2入力非論理和ゲート
NR8の1入力、NR7の1入力及びオシレータOSC
2及びOSC3の入力に接続されている。
【0060】ビット消去信号ER2は、正高電圧チャー
ジポンプ回路PCPの1入力、正高電圧制御回路HVC
NTの1入力、負電圧制御回路NVCNTの1入力、ビ
ット線負荷回路BLLDのM5、M6、M7及びM8の
ゲート端子への入力、3入力非論理和ゲートNR3の1
入力、2入力非論理和ゲートNR9の1入力、NR8の
1入力、NR7の1入力及びインバータIV8の入力に
接続されている。
【0061】NR3の出力WRBはNR4の1入力、I
V4の入力、センスアンプ回路SAMPの1入力及び出
力バッファDBFの1入力に接続され、NR8の出力E
RSB1はNR1の1入力に接続され、NR9の出力N
18はNR6の1入力に接続され、NR7の出力ERS
B2はNR5及びND3の1入力に接続され、OSC1
の出力CLK1はNR2の1入力に接続され、OSC2
の出力CLK2はNVSW2の1入力に接続され、OS
C3の出力CLK3はNR17の1入力に接続されてい
る。
【0062】正高電圧チャージポンプ回路PCPは、P
RG、ER1及びER2を入力とし、POUT1を出力
とし、負電圧チャージポンプ回路NCPはPRG及びE
R1を入力とし、POUT2を出力とし、正高電圧制御
回路HVCNTはPOUT1、PRG、ER1及びER
2を入力とし、VPP1、VPP2、VPP3、WEL
1、WEL2、WEL3、WEL4、WEL5、WEL
6、ISO1、ISO2及びISO3を出力とし、負電
圧制御回路NVCNTはPOUT2、PRG、ER1及
びER2を入力とし、VPN1、VPN2、VPN3及
びVSUBを出力としている。
【0063】センスアンプ回路SAMPは、内部データ
線DIOを入力とし、WRBを制御入力とし、SOUT
を出力としており、出力バッファDBFはSOUTを入
力とし、WRBを制御入力とし、出力端子DOを出力と
する。
【0064】次に、本実施例のBEROMの書き込み、
消去及び読み出しの動作説明を図2〜5を参照して行
う。本実施例のBEROMは16ビット(4列×4行)
のメモリセルに対して、データ幅1ビットで書き込み、
第1の消去、第2の消去及び読み出しを行う不揮発性半
導体記憶装置である。列線選択用アドレスとしてA0及
びA1があり、行線選択用アドレスとしてA2及びA3
がある。
【0065】下記表1に本実施例の方式のメモリセルの
電圧印加例を示す。表1及び図2〜5を用いて各モード
の動作説明を行う。書き込みは、書き込み信号PRGを
ロー(“L”)レベルからハイ(“H”)レベルにする
ことにより開始され(ER1=ER2=“L”のま
ま)、負電圧チャージポンプ回路NCPがPRGの
“H”レベルにより動作を開始する。NCPは電源電圧
(例えば5V)と接地電圧(例えば0V)から例えば−
8Vの負電圧を発生する回路であり、その回路例は例え
ば文献2の図4に示されている。
【0066】
【表1】
【0067】負電圧制御回路NVCNTは負電圧を制御
するための回路であり、その出力は0Vまたは負電圧
(例えば−8V)である。PRG=“H”、ER1=E
R2=“L”の時、NVCNTの出力は例えばVPN1
=−8V、VPN2=VPN3=VSUB=0Vであ
る。
【0068】PCPは前記電源電圧VDDと前記接地電
圧により、例えば12Vの正の高電圧を発生する回路で
あり、その回路例は例えば文献2の図5に示されてい
る。PRG=“H”、ER1=ER2=“L”の時、正
高電圧チャージポンプ回路PCPは動作し、出力POU
Tは例えば12Vである。
【0069】正高電圧制御回路HVCNTは正の高電圧
を制御するための回路であり、その出力は0Vと正の高
電圧(例えば12V)との間である。PRG=“H”、
ER1=ER2=“L”の時は、HVCNTの出力は例
えばVPP1=WEL5=WEL6=12V、VPP2
=VPP3=WEL3=WEL4=ISO1=5V、I
SO2=ISO3=WEL1=WEL2=0Vである。
【0070】メモリセルMC1を例えば選択するとき、
アドレスはA0=A1=A2=A3=“L”を入力し、
それにより列デコーダDEC1の2入力非論理積ゲート
ND1の出力が“L”となる。オシレータOSC1は入
力のPRG=“H”の時に発振を開始し、CLK1に出
力される(例えば30メガヘルツの周期で5Vの振
幅)。2入力非論理和ゲートNR8の出力は“H”とな
り、インバータIV1の出力N3が“H”となり、正高
電圧スイッチHVSW1はオフ状態となる。2入力非論
理和ゲートNR2の出力N4はND1の出力N1及びO
SC1の出力CLK1のレベルにより、発振を行う。こ
れによって負電圧スイッチNVSW1はオン状態とな
り、列線(ワード線)WL0には、VPN1の電圧即ち
−8Vが印加される。列線WL1、WL2及びWL3は
行デコーダDEC2、DEC3及びDEC4の正電圧ス
イッチ及び負電圧スイッチの両方がオフ状態となるので
例えばWL1=WL2=WL3=0Vとなる。同様な動
作で行デコーダDEC5においては、正高電圧スイッチ
HVSW2がオン状態となり、負電圧スイッチNVSW
3がオフ状態となるので、行線選択信号C1にはVPP
1の電圧即ち12Vとなり、C2=C3=C4=0Vと
なる。
【0071】書き込みデータとして、例えばデータ入力
端子DINに“L”を入力した時に書き込みを行い、
“H”を入力した時には書き込みを行わず、消去時にお
いて消去を行うようにした場合、PRG=“H”、ER
1=ER2=“L”の時、WRBは“L”となり、デー
タ入力バッファDIBにおいては、DIN=“L”のた
め、N7=“H”、N8=“L”となり、内部データ線
DIOにはVPP3と同じ電圧即ち5Vが出力される。
DIN=“H”の時には、内部データ線DIOは例えば
0Vとなる。マルチプレクサMPXにおいて、トランジ
スタM1のみがオン状態となっているため、列線BL0
はDIN=“L”の時は例えば5Vが印加されDIN=
“H”の時は例えば0Vが印加される。BL1、BL2
及びBL3は例えば0Vとなる。
【0072】書き込み時において、メモリセルソース線
電圧制御回路ASCNTはインバータIV7の出力PR
GB=“L”となり、ERSB2=“H”のため、正高
電圧スイッチHVSW4がオン状態となり、その出力N
13はVPP2と同じ電圧即ち5Vとなる。また、イン
バータIV5の出力N15=“L”となり、トランジス
タM12及びM13両方共オフ状態となり、メモリソー
ス線ASは電気的に開放状態となる。又ビット線負荷回
路BLLDはトランジスタM5、M6、M7及びM8の
ゲート電圧が“L”であるため、M5、M6、M7及び
M8はオフ状態となる。
【0073】従って、書き込み時において、選択された
メモリセルMC1の制御ゲート端子は例えば−8V、ド
レイン端子は5Vまたは0V、ソース端子は開放状態、
基板端子は0Vとなり、ドレイン端子に5Vが印加され
た場合は、ドレイン端子と制御ゲート端子の電圧差によ
り、前記メモリセルのフローティングゲートとドレイン
領域との間の薄い酸化膜に高電界が誘起され、FN注入
により、フローティングゲートからドレイン領域へと電
子が放出される。結果として、前記メモリセルのしきい
値が下がり(例えば7Vから2Vに)、メモリセルは書
き込まれた状態となる。選択されていないメモリセルM
C2〜MC16にはFN注入を起こすだけの十分な電位
差が印加されないので書き込まれない(FN注入を起こ
すには、ドレインと制御ゲート間の電位差が例えば11
V以上必要となる)。
【0074】第1の消去時においては、ブロック消去信
号ER1=“H”、PRG=ER2=“L”となり、正
高電圧チャージポンプ回路PCP及び負電圧チャージポ
ンプ回路NCPは動作を始め、例えばPOUT1=12
V、POUT2=−8Vとなる。正高電圧制御回路の出
力は例えばVPP1=WEL1=WEL2=10V、V
PP2=VPP3=ISO2=ISO3=5V、ISO
1=WEL3=WEL4=WEL5=WEL6=0Vで
あり、負電圧制御回路NVCNTの出力は例えばVPN
1=VPN2=VPN3=VSUB=−8Vである。
【0075】書き込み時と同様にアドレスにA0=A1
=A2=A3=“L”を入力した時は、列デコーダDE
C1の正高電圧スイッチHVSW1がオン状態となり、
負電圧スイッチNVSW1がオフ状態となり、列線(ワ
ード線)WL0にはVPP1と同じ電圧即ち10Vが印
加される。非選択の列線WL1、WL2、WL3は例え
ば0Vとなる。ブロック消去信号ER1が“H”となる
ことにより、アドレスバッファADB3及びADB4の
出力はA2及びA3のアドレス値に無関係に、AY0=
AY0B=AY1=AY1B=“H”となり、行デコー
ダDEC5、DEC6、DEC7及びDEC8の正高電
圧スイッチHVSW2はオフ状態となり、負電圧スイッ
チNVSW3はオン状態となり、行線選択信号C1、C
2、C3及びC4はVPN1と同じ電圧、即ち−8Vと
なる。
【0076】第1の消去時に、ビット線電圧制御回路B
LCNTにおいて、正高電圧スイッチHVSW3はオフ
状態であり、負電圧スイッチNVSW2はオン状態とな
り、出力BDISにはVPN3と同じ電圧、即ち−8V
が印加される。ビット線負荷回路BLLDのトランジス
タM5、M6、M7及びM8のゲートは“L”である
が、基板がVSUB=−8Vであるのでオン状態とな
り、行線(ビット線)BL0、BL1、BL2及びBL
3には、基板電圧と同じ−8Vが印加される。更に、マ
ルチプレクサMPXのトランジスタM1、M2、M3及
びM4のドレインにも負電圧が印加されるが、ゲートに
も負電圧が印加されているため、M1、M2、M3及び
M4はオフ状態となる。又、内部データ線DIOは入力
データDINにより例えば0Vまたは5Vとなる。
【0077】第1の消去においては、メモリセル1個単
位での消去は行えず、選択した列線WL0につながるメ
モリセルMC1、MC2、MC3及びMC4が消去され
る。メモリセルMC1からMC4の制御ゲート端子には
例えば10Vが印加され、ドレイン端子、ソース端子及
び基板端子には例えば−8Vが印加され、基板と制御ゲ
ートの電位差により、FN注入が発生し、電子が基板か
らフローティングゲートへと注入される。この結果、メ
モリセルMC1、MC2、MC3及びMC4のしきい値
は上がり(例えば2Vから7Vに)、消去された状態と
なる。第1の消去方法をワード線消去あるいはブロック
消去あるいはセクター消去とも記す。
【0078】第2の消去時においては、ビット消去信号
ER2=“H”、PRG=ER1=“L”となり、正高
電圧チャージポンプ回路PCPは動作を始め、出力PO
UT1は例えば12Vとなる。負電圧チャージポンプ回
路NCPは動作せず、出力POUT2は例えば0Vとな
る。正高電圧制御回路HVCNTの出力は、例えばVP
P1=WEL1=WEL2=12V、VPP2=VPP
3=WEL3=WEL4=WEL5=WEL6=5V、
ISO1=ISO2=ISO3=0Vであり、負電圧制
御回路NVCNTの出力は例えばVPN1=VPN2=
VPN3=VSUB=0Vである。アドレスA0=A1
=A2=A3=“L”を入力した場合は、列デコーダD
EC1の正高電圧スイッチHVSW1がオン状態とな
り、負電圧スイッチNVSW1がオフ状態となり、列線
WL0にはVPP1と同じ電圧即ち12Vが印加され
る。列線WL1、WL2、WL3は選択されず例えば0
Vとなる。更に行デコーダDEC5の正高電圧スイッチ
HVSW4はオン状態、負電圧スイイッチNVSW3は
オフ状態となり、行線選択信号C1にはVPP1と同じ
電圧12Vが印加される。選択されていない行線選択信
号C2、C3及びC4は例えば0Vとなる。
【0079】第2の消去時において、メモリソース線電
圧制御回路ASCNTは、PRGB=“H”でERSB
2=“L”のため、正高電圧スイッチHVSW4がオフ
状態となり、ノードN13は“L”となり、インバータ
IV5の出力N15も“L”となる。従ってトランジス
タM13はオフであり、M12はオン状態となり、メモ
リソース線ASはVPP2と同じ電圧、例えば5Vとな
る。データ入力端子DINに“H”を入れたときは、内
部データ線DIOは0Vとなり、DINに“L”を入れ
たときは、DIOはVPP3と同じ電圧、例えば5Vと
なる。この時、ビット線電圧制御回路BLCNTは正高
電圧スイッチHVSW3がオン状態で負電圧スイッチN
VSW2がオフ状態となり、出力BDISにはVPP3
と同じ電圧、例えば5Vが印加される。更にビット線負
荷回路BLLDのトランジスタM5、M6、M7及びM
8のゲート入力は“H”であるため、これらのトランジ
スタはオン状態となる。マルチプレクサMPXでトラン
ジスタM1がオン状態となっているため、VPP3から
BDIS、BL0及びDIO経由で接地端子に電流が流
れる。この時のトランジスタM5の抵抗値をトランジス
タM1の抵抗値より十分大きくしておくことにより、行
線BL0はほとんど0Vに設定することができる。行線
BL1、BL2及びBL3は電流の流れる経路がないた
め、BDISとほぼ同じ電圧例えば5Vに設定される。
【0080】従って、選択されたメモリセルMC1の制
御ゲート端子には12Vが印加され、ソース電極には5
Vが印加され、ドレイン電極には0Vが印加され、基板
電極は0Vが印加されることになり、HE注入により、
メモリセルのチャンネルからフローティングゲートへと
電子が注入される。この結果、メモリセルMC1のしき
い値は高く(例えば2Vから7Vに)なる。選択されて
いないメモリセルMC2、MC3及びMC4の制御ゲー
ト端子にも12Vが印加されているが、ドレイン電極と
ソース電極の電圧が5Vと高く、かつドレインとソース
間の電位差がないためFN注入もHE注入も起きない。
他の選択されていないメモリセルMC5、MC9及びM
C13は制御ゲート電圧が0Vで、ソース電極が5V
で、ドレイン電極が0Vであるため、これらのメモリセ
ルはオフ状態で電位差が小さいため、FN注入もHE注
入もおきない。従って選択されたメモリセルのみ消去で
き、かつ入力データに応じて消去の有無を制御できる。
【0081】読み出し時においては、PRG=ER1=
ER2=“L”であり、正高電圧チャージポンプ回路P
CP及び負電圧チャージポンプ回路NCPは動作せず、
例えば、POUT1=POUT2=0Vである。正高電
圧制御回路HVCNTの出力は、例えば、VPP1=V
PP2=VPP3=WEL1=WEL2=WEL3=W
EL4=WEL5=WEL6=5VでISO1=ISO
2=ISO3=0Vである。又負電圧制御回路NVCN
Tの出力は、例えばVPN1=VPN2=VPN3=V
SUB=0Vである。この時3入力非論理和ゲートNR
3の出力WRBは“H”となり、データ入力バッファは
非活性の状態となり、センスアンプ回路SAMP及び出
力バッファDBFが活性化される。アドレス入力が例え
ばA0=A1=A2=A3=“L”の時、列線WL0が
例えば5Vとなり、メモリセルMC1が書き込まれた状
態(例えばしきい値電圧が2V)の時MC1はオン状態
であり、例えばSAMPからDIO及びBL0を経由し
て電流が流れる(この場合、BL0の電圧は、SAMP
より供給される)。また、メモリセルMC1が消去され
た状態(例えばしきい値電圧が7V)の時MC1はオフ
状態であり、前記電流が流れない。この電流の有無をセ
ンスアンプ回路SAMPにより検知増幅し、出力バッフ
ァDBFを介して出力端子DOに出す。
【0082】図6には、図2〜5の実施例で示した正高
電圧スイッチの回路の構成例を示す。
【0083】図6のHVSW−1は例えばNチャンネル
エンハンスメントMOS型トランジスタのM20及びM
21、PチャンネルエンハンスメントMOS型トランジ
スタのM22及びM23、Pチャンネルデプレッション
MOS型トランジスタM24、スイッチ入力端子IN、
正高電圧入力端子VPP、負電圧阻止信号入力端子IS
O、基板入力端子WEL、出力端子OUT、電源端子及
び接地端子を有している。Nチャンネルエンハンスメン
トMOS型トランジスタのしきい値は例えば0.8Vで
あり、PチャンネルエンハンスメントMOS型トランジ
スタのしきい値は例えば−0.8Vであり、Pチャンネ
ルデプレッションMOS型トランジスタのしきい値は例
えば2Vである。
【0084】HVSW−1の結線関係は、M20のドレ
イン端子はINに、M20のゲート端子は電源電圧に、
M20のソース端子はノードN101に接続され、M2
1のゲート端子はノードN101に、M21のドレイン
端子はノードN102に、M21のソース端子は接地端
子に接続され、M22のゲート端子はノードN102
に、M22のドレイン端子はノードN101に、M22
のソース端子はVPPに、M24のソース端子はノード
N102に、M24のゲート端子はISOに、M24の
ドレイン端子はOUTに接続されている。M20及びM
21の基板端子は接地端子に、M22及びM23の基板
端子はVPPに、M24の基板端子はWELに接続され
ている。
【0085】HVSW−1の動作は、通常の電源電圧で
のスイッチ動作、正の高電圧でのスイッチ動作及び負電
圧阻止のときのスイッチ動作がある。通常の電源電圧で
のスイッチ動作は、電源電圧が例えば5Vの時、VPP
も5Vであり、ISO=0V、WEL=5Vである。こ
の時、IN=5Vであると、N101=5V、N102
=0Vとなり、OUT=0Vとなる。IN=0Vである
と、OUT=5Vとなる。正の高電圧でのスイッチ動作
は、電源電圧が例えば5Vで、VPPが例えば12Vの
時、ISO=0V、WEL=12Vである。この時IN
=5Vであると、N1=12V、N2=0Vとなり、O
UT=0Vとなる。IN=0Vであると、OUT=12
Vとなる。負電圧阻止の時のスイッチ動作は、OUTに
外部より負電圧が印加された時に、OUTとノードN1
02を電気的に絶縁状態にするための動作である。電源
電圧が例えば5Vで、VPPが例えば5Vまたは12V
で、IN=5V、ISO=5V、WEL=0Vの時、ノ
ードN101は5Vまたは12Vで、ノードN102=
0Vとなり、M24はOUTに負電圧が印加された場合
においてもオフ状態となる。
【0086】図7のHVSW−2は図6のHVSW−1
に対し、上記負電圧阻止の時のスイッチ動作に必要なト
ランジスタと入力端子及び結線を省いており、その他の
トランジスタ及び結線と動作は図6のHVSW−1と全
く同じである。
【0087】図8には、図2〜5の実施例で示した負電
圧スイッチの構成例を示す。
【0088】図8のNVSWは例えばPチャンネルエン
ハンスメントMOS型トランジスタM29、M30及び
M31、キャパシタンスC1、クロック入力端子CL
K、負電圧入力端子VPN、基板電圧端子WEL及び入
出力端子IOUTを有している。Pチャンネルエンハン
スメントMOS型トランジスタのしきい値は例えば−
0.8Vである。
【0089】NVSWの結線関係は、C1の1端にはC
LKが、C1の他端にはノードN201が、M30のゲ
ート端子及びドレイン端子にはノードN201が、M3
0のソース端子にはIOUTが、M29のソース端子に
はVPNが、M29のゲート端子にはIOUTが、M2
9のドレイン端子にはノードN201が、M31のソー
ス端子にはノードVPNが、M31のゲート端子及びド
レイン端子にはIOUTが接続される。M29、M30
及びM31の基板端子にはWELが接続される。
【0090】図8のNVSWの動作はスイッチオフ状態
即ちIOUTに正電圧が印加される場合と、スイッチオ
ン状態即ちIOUTに負電圧が出力される場合とがあ
る。前者の場合、CLKは“L”固定または“H”固定
であり、VPNは0V、WELは例えば5Vまたは12
Vである。この時にIOUTに5Vまたは12Vが印加
せれても、M29、M30及びM31はオフ状態にあ
り、VPNとIOUTは電気的に絶縁されている。後者
の場合、CLKは発振(例えば周期30メガヘルツで振
幅5V)しており、VPNに負電圧例えば−8Vが印加
され、WELは例えば0Vである。ノードN201はC
LK及びC1を通じ容量結合されているため、C1の値
及びCLKの振幅に応じた電荷がN201に誘起され、
N201の電圧が負に大きく振れる(正にはWELの電
圧が0Vのため、M29、M30のドレインからの順方
向ダイオードが形成されるためほとんど振れない)。I
OUTはスイッチ動作開始時は0Vに近い開放状態とな
っているが、N201の電圧が負になることによりM3
0がオン状態となり、IOUTの電圧も負になる。この
ためM29もオン状態となり、N201の正電荷がCL
Kの周期に応じVPNに流れ、N201の電圧がますま
す低くなる。IOUTの電圧がVPNと等しくなるとM
29はオンしなくなり、IOUTは例えば−8Vとな
る。
【0091】図6のHVSW−1は図2〜5のHVSW
1、HVSW2及びHVSW3に使用でき、図7のHV
SW−2は図2〜5のHVSW4に使用でき、図8のN
VSWは図2〜5のNVSW1、NVSW2、NVSW
3に使用できる。
【0092】次に、本発明の実施例における、ビットラ
イトモードの回路及び手段を説明する。
【0093】図9には、本発明の実施例としてビットラ
イトモードのフローチャートを示す。図9におけるビッ
トライトのフローはまず外部より制御端子を書き込みモ
ードにしデータ入力にビットライトコマンドを入力する
(S2)。次にデータ書き換えのアドレス及びデータを
入力すると(S3)、記憶装置内部でアドレスデータの
読み出しを行い(S4)、新規書き換えデータ(S5)
との比較検出を行ったのちビット消去必要なものに対し
てのみビット消去が開始され(S7)、記憶装置内部の
タイマーによる所定の時間が経過後、ビット消去が終了
し消去ベリファイ行われる(S8、S9)。消去ベリフ
ァイの結果が悪かった場合(即ち、消去データとベリフ
ァイデータが一致しなかった場合)再びビット消去を行
う。また消去ベリファイの結果がよかった場合(即ち、
消去データとベリファイデータが一致した場合)、次に
は実際の書き込みが開始される(S10)。記憶装置内
部のタイマーによる所定の時間が経過後、書き込みが終
了し、書き込みベリファイが行われる(S11、S1
2)。書き込みベリファイの結果が悪かった場合(即
ち、書き込みデータとベリファイデータが一致しなかっ
た場合)再び書き込みを行う。書き込みベリファイの結
果がよかった場合(即ち、書き込みデータとベリファイ
データが一致した場合)、書き換えアドレスが最終アド
レスかどうか判断し(S13)、最終アドレスであれば
ビットライトモードを終了させる(S14)。また書き
換えアドレスが最終アドレスでなかったときには、前記
動作を繰り返す(S6)。
【0094】図10に、図1で示した比較検出回路CD
CRの実施例を示す。図10において比較検出回路CD
CRは、2入力の排他的論理和EOR1、2入力の論理
積AND1、AND2、Nチャンネルエンハンスメント
型MOSトランジスタM1、M2、トランスファーゲー
トTG1、TG2及びインバータINV1によりそれぞ
れ構成されるCDCR0〜CDCR15並びに論理和O
R1によって構成される。
【0095】CDCR0の結線関係は、2入力の排他的
論理和EOR1の入力としてSOUT0及びDOを受け
N1を出力とする。2入力の排他的論理和EOR1の出
力N1は、2入力の論理積AND1、AND2の1つの
入力であり、2入力の論理積AND1、AND2の他方
の入力は、それぞれSOUT0、D0であり、論理積A
ND1、AND2は、それぞれN2、N3を出力とす
る。2入力の論理積AND1の出力N2は、Nチャンネ
ルエンハンスメント型MOSトランジスタM1のソース
に接続される。同様に2入力の論理積AND2の出力N
3は、Nチャンネルエンハンスメント型MOSトランジ
スタM2のソースに接続される。Nチャンネルエンハン
スメント型MOSトランジスタM1、M2のゲートには
BWRが接続される。Nチャンネルエンハンスメント型
MOSトランジスタM1、M2の出力N4、N5は、そ
れぞれトランスファーゲートTG1、TG2の入力に接
続される。トランスファーゲートTG1、TG2の出力
は、それぞれBERS0、BPRG0である。
【0096】2入力論理和OR1は、PRG及びERS
を入力とし、N6を出力とする。2入力論理和OR1の
出力N6は、トランスファーゲートTG1、TG2の一
方のゲート及びインバータINV1の入力に接続され
る。インバータINV1の出力N4は、ランスファーゲ
ートTG1、TG2の他方のゲートに接続される。また
CDCR1〜CDCR15にも、BWR及びN6がそれ
ぞれ入力される。上記BWR、PRG及びERS信号
は、図1に示すライト状態制御回路WCNTからの出力
であり、比較検出回路CDCRの制御入力となってい
る。
【0097】次に比較検出回路CDCRの動作について
説明する。例えば入力SOUT0〜SOUT15が(0
000000000001010)で、D0〜D15が
(0000000000001100)であった場合、
制御入力BWR、PRG(またはERS)が例えば
“H”(5V)のとき出力BERS0〜BERS15及
びBPRG0〜BPRG15は、それぞれ(00000
00000000100)、(00000000000
00010)となる。同様に制御入力BWRが例えば
“L”(0V)、または制御入力PRG=ERSが例え
ば“L”(0V)のとき出力BERS0〜BERS15
及びBPRG0〜BPRG15はハイインピーダンス
(HI−Z)になる。
【0098】図11は、図1で示したデータコントロー
ル回路IOCNTの実施例を示す。図11に示すデータ
コントロール回路IOCNTは、3入力の論理和OR1
とNチャネルエンハンスメント型MOSトランジスタM
1とからそれぞれ成るIOCNT0〜IOCNT15よ
り構成される。IOCNT0の結線関係は、3入力の論
理和OR1が入力としてBERS0、DOEN、PRG
を受け、N1を出力する。3入力の論理和OR1の出力
N1は、Nチャネルエンハンスメント型MOSトランジ
スタM1のゲートに接続される。Nチャネルエンハンス
メント型MOSトランジスタM1のソース及びドレイン
はそれぞれ図1に示すIOのIO0、IOUTのIOU
T0に対応する。また同様にDOEN、PRG信号も図
1に示すBERS0、DOEN、PRGに対応する。I
OCNT1〜IOCNT15においても上記と同様であ
る。
【0099】次にデータコントロール回路IOCNTの
動作説明を行う。IOCNT0〜IOCNT15に含ま
れる3入力の論理和ORの入力信号DOEN、PRG、
BERS0〜BERS15のいずれかが“H”(5V)
になったとき、例えばBERS0のみが“H”(5V)
の場合には、IOCNT0中のNチャネルエンハンスメ
ント型MOSトランジスタM1がオン状態となりIO0
のデータをIOUT0に出力する(但し同時に例えばD
OEN=PRG=BERS0〜BERS15=5Vとな
ることはない)。またDOEN、PRG、BERS0〜
BERS15全てが“L”(0V)の場合には、IOC
NT0〜IOCNT15中のNチャネルエンハンスメン
ト型MOSトランジスタM1がオフ状態となりIO0〜
IO15のデータをIOUT0〜IOUT15に出力し
ない。従ってこのデータコントロール回路IOCNTに
よって書き換えデータの判別を行う。
【0100】図12に、図9に示すビットライトのフロ
ーを図1の実施例において具現化した時のタイミング図
を示す。図12における信号名は図1と同じ意味を有す
る。
【0101】まずCEB=“H”、OEB=“L”、W
EB=“H”の時は、図1のFROMはパワーダウン
(あるいはスタンバイ)モードであり、アドレスやデー
タ入力を受け付けない。またデータ出力D0〜D15は
ハイインピーダンス状態である。CEB=“L”、OE
B=“H”、WEB=“L”と変化することによりライ
トモードとなり、データ入出力端子D0〜D15よりラ
イトコマンド(即ち書き込みコマンドと消去コマンド)
を受け付ける。データ入出力端子D0〜D15にビット
ライトコマンド(例えば2進数で0000000000
10000)を入力した場合、WEBが“L”から
“H”に変化するときにデータがとりこまれ、データ入
出力バッファDIBを介し内部データ信号DATINに
データ(例えば0000000000100000)を
出力する。このデータは制御信号が上記の状態の時に、
デバイス制御コマンド識別回路DVCNTによって解読
され、複数の制御信号CNT2の内対応するものが例え
ば“L”から“H”に変化する。この信号をうけてライ
ト状態制御回路WCNTは書き込みアドレス及びデータ
のラッチの準備を行い。WEBが再び“H”から“L”
に変化する時にアドレスラッチ信号LTAを例えば
“L”から“H”に変化させることによりアドレスをラ
ッチし、アドレスデータを読み出し、アドレスデータを
ラッチし比較検出回路CDCRに入力する。
【0102】次にWEBを“L”から“H”に変化する
時にデータラッチ信号LTDを例えば“L”から“H”
に変化させることによりデータをラッチし、比較検出回
路CDCRに入力する。この時において内部データ信号
DATINのデータは、データプログラム回路DPRG
及び書き込み/消去ベリファイデータ一致検出回路VE
ORに送られる。更に前記WEBの“L”から“H”へ
の変化により、ライト状態制御回路WCNTは消去信号
ERS(図2〜5中のビット消去信号ERS2)を例え
ば“L”から“H”へ変化させ実際のビット消去動作を
開始する。このとき比較検出回路CDCRより出力BE
RSが“H”となりこの出力がIO負荷回路IOLDに
入力されビット消去必要なものに対してのみビット消去
を行う。ビット消去の詳細については、図2〜5の実施
例に記してある。ライト状態制御回路WCNTは書き込
み動作の開始と同時にタイマー開始信号S1を例えば
“L”から“H”に変化させることにより、タイマーT
IMを作動させる。タイマーTIMは所定の時間(例え
ば10マイクロ秒)経過後タイマー終了信号S2を例え
ば“L”から“H”に変化させることにより、消去信号
ERS(図2〜5中のビット消去信号ERS2)を例え
ば“H”から“L”に変化させることにより実際のビッ
ト消去動作を終了させる。
【0103】ライト状態制御回路WCNTは消去信号E
RS(図2中のビット消去信号ERS2)の例えば
“H”から“L”への変化により、次にビット消去ベリ
ファイ信号EVFを例えば“L”から“H”へ変化さ
せ、これによりビット消去ベリファイを開始させる。ま
たタイマー開始信号S1を例えば“L”から“H”へ変
化させる。ビット消去ベリファイ信号EVFが“H”に
なることにより、書き込み/消去ベリファイ電圧発生回
路の出力VVFにはビット消去ベリファイ用の電圧値例
えば7Vが出力される。この電圧値は列デコーダRDE
Cを経由して、書き込みを行ったメモリセルの制御ゲー
トに印加される。書き込みによりメモリセルのしきい値
電圧が前記7V以上になっている場合、マルチプレクサ
MPXからセンスアンプ回路SAMPを経由して書き込
み/消去ベリファイ一致検出回路VEORに書き込みデ
ータと同じデータが入力される。書き込みによりメモリ
セルのしきい値電圧が前記7V以下になっている場合は
センスアンプ回路SAMPの出力SOUTにはビット消
去データと異なるデータが出力される。書き込み/消去
ベリファイ一致検出回路VEORはSOUTのデータが
ビット消去データと一致しなかった時に書き込み/消去
ベリファイデータ出力信号PENGが“L”から“H”
に変化させ、これによりライト状態制御回路WCNTは
ビット消去の動作を再度実行させる。SOUTのデータ
がビット消去データと一致した時に書き込み/消去ベリ
ファイデータ出力信号PENGは“L”のままであり、
この時は、タイマーTIMでの所定時間(例えば1マイ
クロ秒)経過後、ビット消去ベリファイEVFが“H”
から“L”へ変化することにより、ビット消去ベリファ
イが終了する。ビット消去ベリファイEVFが“H”か
ら“L”変化することを受けてライト状態制御回路WC
NTでは、次に書き込み信号PRGを例えば“L”から
“H”へ変化させ実際の書き込み動作を開始する。この
とき比較検出回路CDCRより比較検出された書き込み
必要なものに対してのみ出力される信号BPRGが
“H”となりデータプログラム回路DPRG及びIO負
荷回路IOCNTに入力される。書き込み動作の詳細に
ついては図2の実施例に記してある。ライト状態制御回
路WCNTは書き込み動作の開始と同時にタイマー開始
信号S1を例えば“L”から“H”に変化させることに
より、タイマーTIMを作動させる。タイマーTIMは
所定の時間(例えば1ミリ秒)経過後タイマー終了信号
S2を例えば“L”から“H”に変化させることによ
り、書き込み信号PRGを例えば“H”から“L”に変
化させることにより実際の書き込み動作を終了させる。
【0104】ライト状態制御回路WCNTは書き込み信
号PRGの例えば“H”から“L”への変化により、次
に書き込みベリファイ信号PVFを例えば“L”から
“H”へ変化させ、これにより書き込みベリファイを開
始させる。またタイマー開始信号S1を例えば“L”か
ら“H”へ変化させる。書き込みベリファイ信号PVF
が“H”になることにより、書き込み/消去ベリファイ
電圧発生回路の出力VVFには書き込みベリファイ用の
電圧値例えば2Vが出力される。この電圧値は列デコー
ダRDECを経由して、書き込みを行ったメモリセルの
制御ゲートに印加される。書き込みによりメモリセルの
しきい値電圧が前記2V以下になっている場合、マルチ
プレクサMPXからセンスアンプ回路SAMPを経由し
て書き込み/消去ベリファイ一致検出回路VEORに書
き込みデータと同じデータが入力される。書き込みによ
りメモリセルのしきい値電圧が前記2V以上になってい
る場合はセンスアンプ回路SAMPの出力SOUTには
書き込みデータと異なるデータが出力される。書き込み
/消去ベリファイ一致検出回路VEORはSOUTのデ
ータが書き込みデータと一致しなかった時に書き込み/
消去ベリファイデータ出力信号PENGが“L”から
“H”に変化させ、これによりライト状態制御回路WC
NTは書き込みの動作を再度実行させる。SOUTのデ
ータが書き込みデータと一致した時に書き込み/消去ベ
リファイデータ出力信号PENGは“L”のままであ
り、この時は、タイマーTIMでの所定時間(例えば1
マイクロ秒)経過後、書き込みベリファイ信号PVFが
“H”から“L”へ変化することにより、書き込みベリ
ファイが終了する。
【0105】書き込みベリファイが終了した直後に、書
き換えアドレスの最終確認を行い最終アドレスであれば
前記ビットライトモードを終了させる。また書き換えア
ドレスが最終アドレスでない場合は、前記ビットライト
モードを繰り返す。
【0106】以上説明した様に、本発明の不揮発性半導
体記憶装置は首尾よく動作する。なお本発明のビットラ
イトモードにおける回路及び手段では、ビット消去/ビ
ット消去ベリファイを行った後データのプログラム/プ
ログラムベリファイを行う様に記載したが、とくにこれ
に限定するものでなくプログラム/プログラムベリファ
イを行った後にビット消去/ビット消去ベリファイを行
ってもよく、本発明の主旨の範囲内で同様な回路で実現
できることが容易に分かろう。なお本発明の主旨によれ
ば、メモリセルの配置及び構成は必ずしも実施例のよう
にある必要はなく、たとえば、メモリソース線が複数あ
り、行デコード出力等の信号により該メモリソース線が
デコードされている様な配置構成でもよい。
【0107】また、本実施例では書き込みの方式は1種
類、消去の方式は2種類を提示したが、本発明の主旨に
おいては、特に書き込み及び消去の方式を特定する必要
はない。またメモリセルの形状は特定するものではな
い。また、本発明の実施例に別の機能を付加してビット
ライトフローに該機能を付加することも可能である。ま
た、本実施例で使用した電圧値は特にそれに限定される
ものではない。
【0108】
【発明の効果】電気的書き込みないし書き換えが可能な
不揮発性半導体装置において、データの書き換え時にデ
ータの書き換え前後にデータに変更のないメモリセルに
対してデータの書き換えを行わずに済むため、従来例の
ようにデータ消去及び書き込みなどの余分な制御及び時
間が必要なくなり、またデータの書き換えの必要のある
メモリセルに対してのみデータの書き換えが行われるこ
とで、メモリセルのエンデュランス特性の向上に大きな
結果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の回路の左上部を示す回路図
である。
【図3】本発明の一実施例の回路の左下部を示す回路図
である。
【図4】本発明の一実施例の回路の右上部を示す回路図
である。
【図5】本発明の一実施例の回路の右下部を示す回路図
である。
【図6】本発明の一実施例の正高電圧スイッチを示す回
路図である。
【図7】本発明の一実施例の他の正高電圧スイッチを示
す回路図である。
【図8】本発明の一実施例の負電圧スイッチを示す回路
図である。
【図9】本発明の一実施例のビットライトモードのフロ
ーチャートである。
【図10】図1に示す比較検出回路CDCRの一実施例
を示す回路図である。
【図11】図1に示すデータコントロール回路IOCN
Tの一実施例を示す回路図である。
【図12】本発明の一実施例のビットライトモードのタ
イミング図である。
【符号の説明】
FROM 不揮発性半導体記憶装置 DVCNT デバイス制御コマンド識別回路 WCNT ライト状態制御回路 RCNT チップ/出力選択状態制御回路 TIM タイマー VFGEN 書き込み/消去ベリファイ電圧発生回
路 ADB1 アドレスバッファ RDEC 列デコーダ CDEC 行デコーダ MBLK メモリブロック MPX マルチプレクサ PCP 正高電圧チャージポンプ NCP 負電圧チャージポンプ HVCNT 正高電圧制御回路 NVCNT 負高電圧制御回路 DIB データ入出力バッファ BLLD ビット線負荷回路 BLCNT ビット線電圧制御回路 ASCNT メモリセルソース線電圧制御回路 SAMP センスアンプ回路 CDCR 比較検出回路 IOCNT データコントロール回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792 H01L 29/78 371

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書き込みが可能な不揮発性半導
    体記憶装置において、 行列状に配置された複数の電気的書き込みが可能な不揮
    発性半導体メモリセルと、 前記メモリセルの内少なくとも1つを選択状態にし、他
    のメモリセルを非選択状態とするデコーダ回路と、 前記デコーダ回路を介し前記選択状態のメモリセルに書
    き込みを行う書き込み手段と、 前記デコーダ回路を介し前記選択状態のメモリセルから
    読み出しを行う読み出し手段と、 前記選択状態のメモリセルの記憶データと新規書き換え
    データとを保持しかつこれらを比較検出する検出手段
    と、 前記検出手段からの情報により、前記選択状態のメモリ
    セルの記憶データを書き換える必要性の有無を判別する
    判別手段と、 前記判別手段からの情報により、1ビット単位でのデー
    タの消去及び書き込みを行って、記憶データを書き換え
    る必要のあるメモリセルに対してのみ書き換えを行う手
    段とを有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 外部信号または外部命令によりデータ書
    き換えモードが指定されたときに、前記選択状態のメモ
    リセルの書き換え前に、前記選択状態のメモリセルの記
    憶データと新規書き換えデータとを比較し、この比較の
    結果が一致しないビットに対応するメモリセルのみにデ
    ータ書き換えを行う制御回路を有することを特徴とする
    請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 外部信号または外部命令によりデータ書
    き換えモードが指定されたときに、前記不揮発性半導体
    記憶装置内部の制御回路により、前記選択状態のメモリ
    セルからの記憶データと新規書き換えデータとを保持し
    かつこれらを比較し、この比較の結果が一致しないビッ
    トに対応するメモリセルのみデータ消去を行い、前記比
    較の結果が一致しないビットに対応するメモリセルのみ
    にデータ書き込みを行うという一連の動作を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 外部信号または外部命令によりデータ書
    き換えモードが指定されたときに、前記不揮発性半導体
    記憶装置内部の制御回路により、前記選択状態のメモリ
    セルからの記憶データと新規書き換えデータとを保持し
    かつこれらを比較し、この比較の結果が一致しないビッ
    トに対応するメモリセルのみにデータ書き込みを行い、
    前記比較の結果が一致しないビットに対応するメモリセ
    ルのみデータ消去を行うという一連の動作を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルがフローティングゲート
    を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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