JPH0935485A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH0935485A
JPH0935485A JP18289695A JP18289695A JPH0935485A JP H0935485 A JPH0935485 A JP H0935485A JP 18289695 A JP18289695 A JP 18289695A JP 18289695 A JP18289695 A JP 18289695A JP H0935485 A JPH0935485 A JP H0935485A
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JP
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memory cell
transistor
program
potential
volatile memory
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JP18289695A
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Hide Okubo
秀 大久保
Hideo Fujiwara
秀雄 藤原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム回路にNMOSトランジスタを備
え、消費電流を小さくした半導体メモリを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 プログラム制御信号とデータ(DIN)
とに基づいて不揮発性記憶セルへのプログラムのために
電源供給を選択的に行うプログラム回路1を備えた半導
体メモリであり、前記プログラム回路1は、NMOSプ
ッシュプル回路から成るプログラムトランジスタ制御回
路13と、不揮発性記憶セル3のドレイン側と電源VPP
側との間に接続され、制御用電極に前記プログラムトラ
ンジスタ制御回路13からの所定電位が印加されるNM
OSプログラムトランジスタ12と、電流制限用の抵抗
体11とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、フローティングゲ
ートを有する不揮発性記憶セルを用いた半導体メモリに
関する。 【0002】 【従来の技術】従来の不揮発性記憶セルを用いた半導体
メモリでは、データ書込に際してプログラム用電源から
高い電位を不揮発性記憶セルに選択的に供給することが
必要であるため、プログラム制御信号とデータとに基づ
いて前記不揮発性記憶セルへのプログラムのために電力
供給を選択的に行うプログラム回路を備えている。そし
て、従来のプログラム回路は、プログラムトランジスタ
としてPMOSトランジスタ又はNMOSトランジスタ
のいずれかを備えて構成されるものであった。 【0003】前記プログラム回路にPMOSトランジス
タを備える半導体メモリとしては、例えば、特公平5−
29996号公報、特開昭62−31097号公報、特
公平5−9879号公報、特開平4−74391号公
報、或いは米国特許4,858,187等に開示された
ものが知られている。しかし、プログラム回路にPMO
Sトランジスタを備える半導体メモリでは、以下に説明
するように、消費電流が大きくなるという欠点がある。 【0004】図9は、記憶セルのプログラム特性(実
線)と、PMOSトランジスタの負荷特性(点線,
)を示したグラフである。そして、記憶セルがデータ
を記憶するために必要な最低電位をVIJとして示してい
る。負荷特性が点線で示されるPMOSトランジスタ
と記憶セルとを直列に接続した場合には、それらには交
点Aの電流が流れることになるが、そのときの電位はV
IJに満たないため、記憶セルにデータを記憶させること
ができない。また、負荷特性が点線で示されるPMO
Sと記憶セルとを直列に接続した場合には、それらには
交点Bの電流が流れ、そのときの電位はVIJを越えるの
で記憶セルにデータを記憶させることができるが、最低
電位VIJにおける電流IIJよりも数倍大きな電流が流れ
るため、消費電流が大きくなる。 【0005】一方、プログラム回路にNMOSトランジ
スタを備える半導体メモリは、上記PMOSトランジス
タの場合のような欠点はない。このようにプログラム回
路にNMOSトランジスタを備える半導体メモリとして
は、例えば、特開平2−187994号公報、特開平5
−28777号公報、或いは米国特許4,977,54
1等に開示されたものが知られている。 【0006】図10は、記憶セルのプログラム特性(実
線)と、NMOSトランジスタの負荷特性(点線,
,,,)を示したグラフである。そして、記憶
セルがデータを記憶するために必要な最低電位をVIJ
して示している。また、VST1 乃至VST5 は、各々の特
性においてNMOSトランジスタに電流が流れはじめる
電位を表している。負荷特性が点線乃至のいずれの
特性を採るかは、NMOSトランジスタの制御用電極で
あるゲート電極にどのような電位を与えるかで決まる。
従って、ゲート電極に適当な電位を与えることで、点線
のような特性をNMOSトランジスタに与えることが
でき、動作点が最低電位VIJを越えるとともに、電流を
当該最低電位VIJにおける電流IIJとすることができ
る。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
ログラム回路にNMOSトランジスタを備える特開平2
−187994号公報と特開平5−28777号公報に
開示された半導体メモリでは、NMOSトランジスタに
電流が流れはじめる電位VSTを設定するために電圧降下
回路を備えているので、コスト高になる。 【0008】また、米国特許4,977,541に開示
された半導体メモリでは、2段に設けたNMOSトラン
ジスタの閾値電位VTNにより、電位VSTを(VPP−2×

TN)に設定しているが、レシオ回路となっているため、
貫通電流が流れて電流消費量が大きいという欠点がある
。また、各ビットラインに対して一つのデコード回路を
有するので、回路規模が大きくなる。 【0009】
本発明は、上記の事情に鑑み、プログラム回路にNMO
Sトランジスタを備えるとともに、電位V ST を設定する
ために電圧降下回路を備えることなく、且つ消費電流が
小さい半導体メモリを提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリ
は、フローティングゲートを有する不揮発性記憶セル
と、読出用の第1の電源と、不揮発性記憶セルのプログ
ラム用の第2の電源と、接地レベルにある第3の電源
と、前記不揮発性記憶セルを選択する選択トランジスタ
と、前記選択トランジスタを介して前記不揮発性記憶セ
ルに接続され、プログラム制御信号とデータとに基づい
て前記不揮発性記憶セルへのプログラムのために電源供
給を選択的に行うプログラム回路とを備えた半導体メモ
リにおいて、前記プログラム回路は、前記第2の電源の
電位と前記第3の電源の電位の中間レベルの電位を出力
するNMOSプッシュプル回路から成るプログラムトラ
ンジスタ制御回路と、前記不揮発性記憶セルのドレイン
側と前記第2の電源側との間に接続され、制御用電極に
前記プログラムトランジスタ制御回路からの中間レベル
電位が印加されるNMOSプログラムトランジスタとか
ら成ることを特徴とする。 【0011】このように、前記プログラムトランジスタ
制御回路がNMOSプッシュプル回路を備えたことによ
り、当該プログラムトランジスタ制御回路において電流
の消費を無くすことが可能となる。 【0012】また、本発明の半導体メモリは、フローテ
ィングゲートを有する不揮発性記憶セルと、読出用の第
1の電源と、不揮発性記憶セルのプログラム用の第2の
電源と、接地レベルにある第3の電源と、前記不揮発性
記憶セルを選択する選択トランジスタと、前記選択トラ
ンジスタを介して前記不揮発性記憶セルに接続され、プ
ログラム制御信号とデータとに基づいて前記不揮発性記
憶セルへのプログラムのために電源供給を選択的に行う
プログラム回路とを備えた半導体メモリにおいて、前記
プログラム回路は、前記第2の電源の電位と前記第3の
電源の電位の中間レベルの電位をPMOSトランジスタ
のON抵抗により出力するプログラムトランジスタ制御
回路と、前記不揮発性記憶セルのドレイン側と前記第2
の電源側との間に接続され、制御用電極に前記プログラ
ムトランジスタ制御回路からの中間レベル電位が印加さ
れるNMOSプログラムトランジスタとから成ることを
特徴とする。 【0013】これにより、NMOSプログラムトランジ
スタの制御用電極には、PMOSトランジスタのON抵
抗により前記第2の電源の電位と前記第3の電源の電位
の中間レベルの電位が印加される。 【0014】また、本発明の半導体メモリは、フローテ
ィングゲートを有する不揮発性記憶セルと、読出用の第
1の電源と、不揮発性記憶セルのプログラム用の第2の
電源と、接地レベルにある第3の電源と、前記不揮発性
記憶セルを選択する選択トランジスタと、前記選択トラ
ンジスタを介して前記不揮発性記憶セルに接続され、プ
ログラム制御信号とデータとに基づいて前記不揮発性記
憶セルへのプログラムのために電源供給を選択的に行う
プログラム回路とを備えた半導体メモリにおいて、前記
プログラム回路は、前記不揮発性記憶セルのドレイン側
と前記第2の電源との間に直列に設けられたNMOSプ
ログラムトランジスタ及びPMOSトランジスタと、前
記第2の電源の電位と前記第3の電源の電位の中間レベ
ルの電位を前記NMOSプログラムトランジスタの制御
用電極に印加すると共に所定の電位を前記PMOSトラ
ンジスタの制御用電極に印加するプログラムトランジス
タ制御回路とから成ることを特徴とする。 【0015】ここで、不揮発性記憶セルの特性にばらつ
きがあると、当該不揮発性記憶セルの特性における凹部
領域を越えた急峻な立ち上がり領域においてNMOSプ
ログラムトランジスタの静特性とが交わり、大きな電流
が流れるおそれがある。しかし、上記の構成の半導体メ
モリであれば、PMOSトランジスタの静特性における
線形領域に交わり点(動作点)を設定することが可能で
あり、大きな電流が流れるのを回避することができる。 【0016】また、前記NMOSプログラムトランジス
タが電流制限回路を介して前記第2の電源に接続されて
いてもよい。これによれば、不揮発性記憶セルに流れる
電流を制限して消費量を低減することができる。前記電
流制限回路としては抵抗体やトランジスタが適する。ま
た、その抵抗値は、不揮発性記憶セルの変動を補償する
抵抗値に設定される。 【0017】また、前記NMOSプログラムトランジス
タの制御用電極にプルダウン素子が接続されていてもよ
い。これにより、制御用電極に与える電位を前記プルダ
ウン素子の抵抗値により自由に設定することができる。
プルダウン素子に電流が流れるが、その量は僅かであ
る。 【0018】また、本発明の半導体メモリは、フローテ
ィングゲートを有する不揮発性記憶セルと、読出用の第
1の電源と、不揮発性記憶セルのプログラム用の第2の
電源と、接地レベルにある第3の電源と、前記不揮発性
記憶セルを選択する選択トランジスタと、前記選択トラ
ンジスタを介して前記不揮発性記憶セルに接続され、プ
ログラム制御信号とデータとに基づいて前記不揮発性記
憶セルへのプログラムのために電源供給を選択的に行う
プログラム回路とを備えた半導体メモリにおいて、前記
第2の電源として前記第1の電源が用いられている。 【0019】ここで、半導体メモリの微細化に伴い、不
揮発性記憶セルがデータを記憶するために必要な最低電
位をVIJの値は、低くなり、例えばチャネル長が0.8
μm以下のデバイスでは、VIJ=4V前後となってい
る。この点に着目し、第2の電源として第1の電源(い
わゆるVCC)を用い、前記プログラム回路を複雑化する
ことなく低消費電流化が図れる。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。 【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の半導体
メモリを示す回路図である。第2の電源であるプログラ
ム電源(VPP)には、プログラム回路1及び選択トラン
ジスタ2がこの順に接続されている。選択トランジスタ
2のゲート電極には列選択信号が入力され、また、選択
トランジスタ2のソース側のライン(ビットライン)に
は、フローティングゲートを有する不揮発性記憶セル3
のドレイン側が接続されている。不揮発性記憶セル3の
ソース側は、接地レベルの第3の電源に接続されてい
る。また、不揮発性記憶セル3の制御用電極には、行選
択信号が入力されるようになっている。 【0022】プログラム回路1は、電流制限回路である
抵抗体11とNMOSプログラムトランジスタ12と、
プログラムトランジスタ制御回路(以下、プログラムT
r制御回路と略記する)13とから成る。 【0023】NMOSプログラムトランジスタ12のド
レイン側は、前記抵抗体11を介して前記第2の電源V
PPに接続され、ソース側は選択トランジスタ2(不揮発
性記憶セル3のドレイン側)に接続されている。前記抵
抗体11は、前記不揮発性記憶セル3の変動を補償する
抵抗値を有する。 【0024】プログラムTr制御回路13は、プログラ
ム制御信号とデータ(DIN)とに基づいて前記不揮発
性記憶セルへのプログラムのために、前記第2の電源V
PPの電位と前記第3の電源の電位の中間レベルの電位を
前記NMOSプログラムトランジスタ12の制御用電極
に選択的に与えるようになっている。 【0025】図2はプログラムTr制御回路13の詳細
を示した回路図である。第2の電源VPPと第3の電源と
の間には、NMOSトランジスタN1,N2が直列に接
続され、両者の接続点がNMOSプログラムトランジス
タ12の制御用電極に接続されている。NMOSトラン
ジスタN2のゲート電極には、プログラム制御信号とデ
ータ(DIN)とを入力するOR回路15の出力点が接
続され、NMOSトランジスタN1のゲート電極には、
PMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN3
とから成るCMOS構成体の出力点が接続されている。 【0026】前記CMOS構成体には、前記第2の電源
PPが印加される。また、前記CMOS構成体の出力点
は、PMOSトランジスタP2のゲート電極に接続され
ている。PMOSトランジスタP2は、前記第2の電源
PPとCMOS構成体の入力側に接続されている。ま
た、CMOS構成体の入力側は、NMOSトランジスタ
N4を介して前記OR回路15の出力点に接続されてい
る。 【0027】次に、当該半導体メモリの動作を説明す
る。図1の選択トランジスタ2が選択されるとき、NM
OSプログラムトランジスタ12のソース側の電位(V
CL)と不揮発性記憶セル3のドレイン電位(ビットライ
ン側)の電位(VBL)とが等しくなる(VCL=VBL)。
そして、NMOSプログラムトランジスタ12の制御用
電極の電位(VG )と、NMOSプログラムトランジス
タ12の閾値電位(VTN)と、前記の電位(V CL)との
関係においては、VG −VCL=VTNが成立するので、V
BL=VCL=VG −VTNとなる。 【0028】即ち、不揮発性記憶セル3のドレイン電位
(VBL)は、NMOSプログラムトランジスタ12の制
御用電極の電位VG の値によって所望の値に設定するこ
とができ、上記の場合には、VG は、VPP−VTNの値と
される。 【0029】ここで、図3に示すように、不揮発性記憶
セル3の特性が特性,,のごとくばらつきがあっ
たとする。この場合に、NMOSプログラムトランジス
タ12の静特性が点線で示された特性(NMOSプログ
ラムトランジスタ12に電流が流れはじめる電位をVST
とする特性)だとすると、不揮発性記憶セル3は過電流
1 を消費することになる。一方、NMOSプログラム
トランジスタ12の静特性が点線で示された特性(NM
OSプログラムトランジスタ12に電流が流れはじめる
電位をVST′とする特性)に設定してしまうと、記憶セ
ル3がデータを記憶するために必要な最低電位VIJを確
保できないおそれがある。 【0030】図1に示した半導体メモリであれば、電流
制限用の抵抗体11を設けているので、NMOSプログ
ラムトランジスタ12の特性が前記点線で示される特性
でも、特性の不揮発性記憶セル3に対しては過電流が
生じるときにVSTが補正され、過電流が回避されること
になる。なお、抵抗体11の抵抗値としては、図3にお
けるΔV及びI1に基づき、ΔV/I1程度としてい
る。 【0031】更に、図2に示したように、プログラムT
r制御回路13は、NMOSプッシュプル回路から成る
ので、電流の消費を無くすことができる。即ち、OR回
路15の出力がHighであれば、NMOSトランジス
タN2はON、NMOSトランジスタN1はCMOS構
成体の反転動作によりLow信号を入力し、OFFとな
るので、第2の電源VPPから第3の電源への電流は流れ
ない。一方、OR回路15の出力がLowであれば、N
MOSトランジスタN1はCMOS構成体の反転動作に
よりHigh信号を入力してONとなるが、NMOSト
ランジスタN2はOFFするので、第2の電源VPPから
第3の電源への電流は流れない。 【0032】なお、図2において、点線で示しているよ
うに、前記NMOSプログラムトランジスタの第3の電
極にプルダウン素子16が接続されていてもよく、これ
によれば、VG は、VPP−VTN−Vαの値とされること
になる。 【0033】また、この半導体メモリは、図1に示すよ
うに、各ビットラインBL1 ,BL2 ,…の選択トラン
ジスタや不揮発性記憶セルは一つのデコード回路で駆動
されるので、半導体メモリの回路規模を小さくすること
ができる。 【0034】(実施の形態2)図4は、前記プログラム
Tr制御回路13の他の例を示している。このプログラ
ムTr制御回路13は、NMOSトランジスタN11と
PMOSトランジスタP12から成るCMOS構成体を
有し、このCMOS構成体にPMOSトランジスタP1
1を介して第2の電源VPPに接続させている。また、前
記CMOS構成体の出力点(NMOSプログラムトラン
ジスタ12(図4には示していない)の制御用電極に接
続される点)と第3の電源との間には、プルダウン素子
16が接続され、更に、当該CMOS構成体の出力点
は、PMOSトランジスタP13のゲート電極に接続さ
れている。そして、前記PMOSトランジスタP13の
ソース側は、PMOSトランジスタP11とPMOSト
ランジスタP12との接続点に接続され、ドレイン側は
CMOS構成体の入力側に接続されている。 【0035】かかる構成においては、OR回路15の出
力がHighであれば、CMOS構成体の反転動作によ
り当該プログラムTr制御回路13の出力はLowとな
る。このとき、PMOSトランジスタP13はONし、
CMOS構成体の入力点にVPPと略同電位の電位を与え
る。一方、OR回路15の出力がLowであれば、CM
OS構成体の反転動作により当該プログラムTr制御回
路13の出力はHighとなる。このとき、VG の電位
は、PMOSトランジスタP11のON抵抗と、プルダ
ウン素子16の抵抗値で設定されることになる。なお、
このとき、PMOSトランジスタP13をONさせない
必要があるので、PMOSトランジスタP12のソース
・ドレイン間の電位(PMOSトランジスタP13のソ
ース・ゲート間の電位)が、PMOSトランジスタP1
3の閾値電位以下となるようにしている。 【0036】(実施の形態3)図5は、他の半導体メモ
リの構成例を示している。この実施の形態の半導体メモ
リにおけるプログラム回路1は、不揮発性記憶セル3の
ドレインと第2の電源VPPとの間に直列に設けられたN
MOSプログラムトランジスタ12及びPMOSトラン
ジスタP21と、プログラムTr制御回路13とから成
る。 【0037】プログラムTr制御回路13は、前記第2
の電源VPPの電位と第3の電源の電位の中間レベルの電
位を前記NMOSプログラムトランジスタ12の制御用
電極に印加すると共に、接地電位を前記PMOSトラン
ジスタP21の制御用電極に印加する。プログラムTr
制御回路13における前記前記NMOSプログラムトラ
ンジスタ12の制御用電極に電位を印加する構成部分
は、実施の形態1や実施の形態2で示した構成を用いる
ことができる。勿論、これらの構成に限られるものでは
ない。 【0038】以上のように、NMOSプログラムトラン
ジスタ12とPMOSトランジスタP21とを直列に接
続した構成であれば、図6に示すように、両トランジス
タ12,P21を合成した静特性(実線で示す)が得ら
れる。図7は、前記静特性(点線で示す)と不揮発性記
憶セル3の特性,,(実線で示す)とを関係付け
たグラフである。この図7のグラフから分かるように、
記憶セル3がデータを記憶するために必要な最低電位V
IJを確保しつつ、不揮発性記憶セル3が特性であると
きでも、前記合成特性におけるPMOSトランジスタP
21の線形領域で交点を生じさせ得ることになり、NM
OSプログラムトランジスタ12だけの特性に比べてΔ
Iだけ小さな電流とすることができる。 【0039】なお、PMOSトランジスタP21の制御
用電極に印加する電位は、接地電位以外の定電位を印加
するようにしてもよく、この定電位の値を調整すること
により所望の合成特性を得ることができる。また、NM
OSプログラムトランジスタ12とPMOSトランジス
タP21との直列順序は、逆でもよいが、図5に示した
接続順序とするのが望ましい。 【0040】(実施の形態4)図8は、他の半導体メモ
リの構成例を示している。この実施の形態の半導体メモ
リは、フローティングゲートを有する不揮発性記憶セル
13と、読出用の第1の電源(VCC)と、不揮発性記憶
セルのプログラム用の第2の電源(VPP)と、接地レベ
ルにある第3の電源と、前記不揮発性記憶セル3を選択
する選択トランジスタ2と、前記選択トランジスタ2を
介して前記不揮発性記憶セル3に接続され、プログラム
制御信号とデータとに基づいて前記不揮発性記憶セルへ
のプログラムのために電源供給を選択的に行うプログラ
ム回路1とを備えると共に、ビットラインに接続される
第2の電源として前記第1の電源が用いられている。 【0041】ここで、半導体メモリの微細化に伴い、不
揮発性記憶セル3がデータを記憶するために必要な最低
電位をVIJの値は低くなり、例えばチャネル長が0.8
μm以下のデバイスでは、VIJ=4V前後となってい
る。そこで、この実施の形態では、この点に着目し、第
2の電源として第1の電源(VCC)を用い、前記プログ
ラム回路を複雑化することなく低消費電流化を図ってい
る。 【0042】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来の
プログラム回路にNMOSトランジスタを備える半導体
メモリよりも更に消費電流が小さい半導体メモリを提供
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体メモリの回
路図である。
【図2】図1の半導体メモリのプログラムTr制御回路
図である。
【図3】不揮発性記憶セルの特性のばらつきとNMOS
プログラムトランジスタの静特性との関係を示すグラフ
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の半導体メモリを示
す回路図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の半導体メモリを示
す回路図である。
【図6】図5の半導体メモリにおけるNMOSプログラ
ムトランジスタとPMOSトランジスタの合成特性を示
すグラフである。
【図7】図5の合成特性と不揮発性記憶セルの特性のば
らつきとの関係を示すグラフである。
【図8】本発明の第4の実施の形態の半導体メモリを示
す回路図である。
【図9】不揮発性記憶セルのプログラム特性と、PMO
Sトランジスタの負荷特性を示したグラフである。
【図10】不揮発性記憶セルのプログラム特性と、PM
OSトランジスタの負荷特性を示したグラフである。
【符号の説明】
1 プログラム回路 2 選択トランジスタ 3 不揮発性記憶セル 11 抵抗体(電流制限用回路) 12 NMOSプログラムトランジスタ 13 プログラムTr制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲートを有する不揮発性
    記憶セルと、読出用の第1の電源と、不揮発性記憶セル
    のプログラム用の第2の電源と、接地レベルにある第3
    の電源と、前記不揮発性記憶セルを選択する選択トラン
    ジスタと、前記選択トランジスタを介して前記不揮発性
    記憶セルに接続され、プログラム制御信号とデータとに
    基づいて前記不揮発性記憶セルへのプログラムのために
    電源供給を選択的に行うプログラム回路とを備えた半導
    体メモリにおいて、 前記プログラム回路は、前記第2の電源の電位と前記第
    3の電源の電位の中間レベルの電位を出力するNMOS
    プッシュプル回路から成るプログラムトランジスタ制御
    回路と、前記不揮発性記憶セルのドレイン側と前記第2
    の電源側との間に接続され、制御用電極に前記プログラ
    ムトランジスタ制御回路からの中間レベル電位が印加さ
    れるNMOSプログラムトランジスタとから成ることを
    特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 フローティングゲートを有する不揮発性
    記憶セルと、読出用の第1の電源と、不揮発性記憶セル
    のプログラム用の第2の電源と、接地レベルにある第3
    の電源と、前記不揮発性記憶セルを選択する選択トラン
    ジスタと、前記選択トランジスタを介して前記不揮発性
    記憶セルに接続され、プログラム制御信号とデータとに
    基づいて前記不揮発性記憶セルへのプログラムのために
    電源供給を選択的に行うプログラム回路とを備えた半導
    体メモリにおいて、 前記プログラム回路は、前記第2の電源の電位と前記第
    3の電源の電位の中間レベルの電位をPMOSトランジ
    スタのON抵抗により出力するプログラムトランジスタ
    制御回路と、前記不揮発性記憶セルのドレイン側と前記
    第2の電源側との間に接続され、制御用電極に前記プロ
    グラムトランジスタ制御回路からの中間レベル電位が印
    加されるNMOSプログラムトランジスタとから成るこ
    とを特徴とする半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 フローティングゲートを有する不揮発性
    記憶セルと、読出用の第1の電源と、不揮発性記憶セル
    のプログラム用の第2の電源と、接地レベルにある第3
    の電源と、前記不揮発性記憶セルを選択する選択トラン
    ジスタと、前記選択トランジスタを介して前記不揮発性
    記憶セルに接続され、プログラム制御信号とデータとに
    基づいて前記不揮発性記憶セルへのプログラムのために
    電源供給を選択的に行うプログラム回路とを備えた半導
    体メモリにおいて、 前記プログラム回路は、前記不揮発性記憶セルのドレイ
    ン側と前記第2の電源との間に直列に設けられたNMO
    Sプログラムトランジスタ及びPMOSトランジスタ
    と、前記第2の電源の電位と前記第3の電源の電位の中
    間レベルの電位を前記NMOSプログラムトランジスタ
    の制御用電極に印加すると共に所定の電位を前記PMO
    Sトランジスタの制御用電極に印加するプログラムトラ
    ンジスタ制御回路とから成ることを特徴とする半導体メ
    モリ。
  4. 【請求項4】 前記NMOSプログラムトランジスタが
    電流制限回路を介して前記第2の電源に接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 前記電流制限回路は、前記不揮発性記憶
    セルの変動を補償する抵抗値を有する抵抗体から成るこ
    とを特徴とする請求項4に記載の半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 前記NMOSプログラムトランジスタの
    制御用電極にプルダウン素子が接続されていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導
    体メモリ。
  7. 【請求項7】 フローティングゲートを有する不揮発性
    記憶セルと、読出用の第1の電源と、不揮発性記憶セル
    のプログラム用の第2の電源と、接地レベルにある第3
    の電源と、前記不揮発性記憶セルを選択する選択トラン
    ジスタと、前記選択トランジスタを介して前記不揮発性
    記憶セルに接続され、プログラム制御信号とデータとに
    基づいて前記不揮発性記憶セルへのプログラムのために
    電源供給を選択的に行うプログラム回路とを備えた半導
    体メモリにおいて、前記第2の電源として前記第1の電
    源が用いられていることを特徴とする半導体メモリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01128459A (ja) * 1987-11-12 1989-05-22 Toshiba Corp 不揮発性半導体メモリ
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