JPH0756689B2 - 二軸延伸ポリエステルフイルム - Google Patents

二軸延伸ポリエステルフイルム

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JPH0756689B2
JPH0756689B2 JP59189631A JP18963184A JPH0756689B2 JP H0756689 B2 JPH0756689 B2 JP H0756689B2 JP 59189631 A JP59189631 A JP 59189631A JP 18963184 A JP18963184 A JP 18963184A JP H0756689 B2 JPH0756689 B2 JP H0756689B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録用二軸延伸ポリエステルフイルムに関
し、更に詳しくは電磁変換特性にすぐれ且つ繰り返し使
用時の走行耐久性及び耐削れ性にすぐれた磁気記録用二
軸延伸ポリエステルフイルムに関する。
〔従来技術〕
ポリエステルフイルムをベースとした磁気記録媒体とし
て例えばビデオテープ,オーデオテープ,コンピユータ
テープ,フロツピーデイスク等が知られ広く用いられて
いる。
これらの用途分野は近年、高密度記録化,高品質化の要
求がますます高まり、これに伴つてベースとなるポリエ
ステルフイルムには表面が平坦でしかも滑り性にすぐ
れ、かつ耐久走行性,耐削れ性にすぐれていることの要
求がますます強くなつている。
従来、易滑性を向上させる方法としてポリエステルに酸
化ケイ素,炭酸カルシウム等の無機質粒子を添加する方
法、又はポリエステルの合成時に重合系内でカルシウ
ム,リチウムあるいはリンを含む微粒子を析出せしめる
方法が提案されている。いずれの方法もポリエステルを
製膜した際に微粒子に由来してフイルム表面に突起を形
成し、フイルムの易滑性を向上させるものである。
しかしながら、上記の如き微粒子による突起によつてフ
イルムの滑り性を改善する方法では、通常、フイルム表
面を粗面化する程滑り性は向上するが、一方では該粗面
化に起因して磁気塗料を塗布後の表面が粗れ電磁変換特
性が悪化する傾向がある。
これらの相反する平坦性と易滑性とを解決する方策の一
つとして大粒径の粒子と小粒径の粒子とを併存させる複
合系無機粒子を利用する手段も数多く提案されている。
しかしながら、これらの手段にも問題があり、そのまま
では磁気記録媒体の高級グレード化例えば高密度化,高
品質化等の要求に応じることが難しい。この理由は、複
合系無機粒子に用いられる大粒径粒子のサイズが高級グ
レード化の要求品質に対して粗大であること、大粒子に
なればなる程フイルム表面の突起は高くなると共に粒子
の囲りのボイドも大きくなり、不織布でのクリーニング
工程あるいはカレンダー加工工程において高い突起部が
削り落されドロツプアウトの原因をひきおこすこと、更
に添加粒子の分布が制御し難いことよりフイルム表面の
突起が設計通りに調整し難いことにある。
本発明者は、上述の問題点を解決し、高級品質の磁気記
録用途分野に適用可能な平坦性と易滑性と耐削れ性とを
兼備したフイルムの開発に成功した。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、磁気記録材料として高密度記録化,高
品質でしかも繰り返し使用に耐え得るベースフイルムを
提供することにあり、更にはフイルムにおいて(1)表
面に大きな突起はなく、平坦であるがドロツプアウト等
のノイズの原因とならない程度の微小な突起が存在して
おり、(2)繰り返し走行時の摩擦係数が小さく、
(3)磁気記録材料の加工工程及び磁気記録再生装置の
部分との接触によるベースフイルムの削れ性が極めて少
なく、継続的使用における耐久性が良好な二軸延伸フイ
ルムを提供することにある。
〔発明の構成・効果〕
本発明のかかる目的は、本発明によれば、芳香族ジカル
ボン酸を主たる酸成分とし脂肪族グリコールを主たるグ
リコール成分とするフイルム形成性芳香族ポリエステル
の磁気記録用二軸延伸フイルムであつて、該フイルム
は、 (1) 体積形状係数(f)が0.08〜π/6の範囲にあり
かつ平均粒径が0.2〜0.8μmの範囲にある微粒子に由来
する多数の微細な突起を有し、 (2) 表面粗さ(Ra)が0.025μm以下であり (3) 200回繰り返し走行後の摩擦係数(μk)が0.1
5〜0.35であり、 (4) 突起高さ(x)が0.87μm以上のものは実質的
に含まず、 (5) 突起数20ケ/mm2以上の領域で求めた突起の数
(y:ケ/mm2)と突起の高さ(y:μm)との関係を表わす
分布曲線が、下記式 log10y=−9.8x+4.4 で表わされる直線と、log10y>1.3の範囲において交差
しない突起分布を有し、更に該突起分布曲線の最大値が log10y≧−18x+3.7 の範囲にあり (6) ボイド比が2.2以下であり、 (7) 密度が1.385〜1.410g/cm3であり且つ (8) 70℃で1時間無荷重下熱処理したときのフイル
ム縦方向の熱収縮率が0.15%以下である の特性を備えていることを特徴とする磁気記録用二軸延
伸ポリエステルフイルムによつて達成される。
本発明における芳香族ポリエステルとは芳香族ジカルボ
ン酸を主たる酸成分とし、脂肪族グリコールを主たるグ
リコール成分とするポリエステルである。かかるポリエ
ステルは実質的に線状であり、そしてフイルム形成性特
に溶融成型によるフイルム形成性を有する。芳香族ジカ
ルボン酸とは、例えばテレフタル酸,ナフタレンジカル
ボン酸,イソフタル酸,ジフエノキシエタンジカルボン
酸,ジフエニルジカルボン酸,ジフエニルエーテルジカ
ルボン酸,ジフエニルスルホンジカルボン酸,ジフエニ
ルケトンジカルボン酸,アンスラセンジカルボン酸等で
ある。脂肪族グリコールとは、例えばエチレングリコー
ル,トリメチレングリコール,テトラメチレングリコー
ル,ペンタメチレングリコール,ヘキサメチレングリコ
ール,デカメチレングリコールの如き炭素数2〜10のポ
リメチレングリコールあるいはシクロヘキサンジメタノ
ールの如き脂環族ジオール等である。
本発明において、ポリエステルとしてはアルキレンテレ
フタレート及び/又はアルキレンナフタレートを主たる
構成成分とするものが好ましく用いられる。
かかるポリエステルのうちでもポリエチレンテレフタレ
ート,ポリエチレンナフタレートはもちろんのこと、全
ジカルボン酸成分の80モル%以上がテレフタル酸及び/
又はナフタレンジカルボン酸であり、全グリコール成分
の80モル%以上がエチレングリコールである共重合体が
特に好ましい。その際全酸成分の20モル%以下のジカル
ボン酸は上記芳香族ジカルボン酸であることができ,ま
た例えばアジピン酸,セバチン酸の如き脂肪族ジカルボ
ン酸;シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸の如き脂環
族ジカルボン酸等であることができる。また、全グリコ
ール成分の20モル%以下は、エチレングリコール以外の
上記グリコールであることができ,また例えばハイドロ
キノン,レゾルシノール,2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)プロパンの如き芳香族ジオール;1,4−ジヒドロ
キシメチルベンゼンの如き芳香族を含む脂肪族ジオー
ル;ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリコー
ル,ポリテトラメチレングリコールの如きポリアルキレ
ングリコール(ポリオキシアルキレングリコール)等で
あることもできる。
また、本発明における芳香族ポリエステルには、例えば
ヒドロキシ安息香酸の如き芳香族オキシ酸;ω−ヒドロ
キシカブロン酸の如き脂肪族オキシ酸等のオキシカルボ
ン酸に由来する成分を、ジカルボン酸成分およびオキシ
カルボン酸成分の総量に対し20モル%以下で含有するも
のも包含される。さらに本発明における芳香族ポリエス
テルには実質的に線状である範囲の量、全酸成分に対し
2モル%以下の量で、3官能以上のポリカルボン酸又は
ポリヒドロキシ化合物、例えばトリメリツト酸,ペンタ
エリスリトールを共重合したものをも包含される。
上記芳香族ポリエステルは、それ自体公知であり、且つ
それ自体公知の方法で製造することができる。
上記芳香族ポリエステルとしては、o−クロロフエノー
ル中の溶液として35℃で測定して求めた固有粘度が約0.
4〜約0.9のものが好ましい。
本発明の二軸延伸ポリエステルフイルムはそのフイルム
表面に多数の微細な突起を有している。それらの多数の
微細な突起は本発明によれば芳香族ポリエステル中に分
散して含有される多数の実質的に不活性な固体微粒子に
由来する。
多数の不活性固体微粒子を含有する芳香族ポリエステル
は、通常芳香族ポリエステルを形成するための反応時、
例えばエステル交換法による場合のエステル交換反応中
あるいは重縮合反応中の任意の時期又は直接重合法によ
る場合の任意の時期に、不活性固体微粒子(好ましくは
グリコール中のスラリーとして)を反応系中に添加する
ことにより製造することができる。好ましくは、重縮合
反応の初期例えば固有粘度が約0.3に至るまでの間に、
不活性固体微粒子を反応系中に添加するのが好ましい。
不活性固体微粒子としては、本発明においては、好まし
くは二酸化ケイ素(水和物,ケイ藻土,ケイ砂,石英
等を含む);アルミナ;SiO2分を30重量%以上含有
するケイ酸塩(例えば非晶質或は結晶質の粘土鉱物,ア
ルミノシリケート((焼成物や水和物を含む))、温石綿,
ジルコン,フライアツシユ等)、Mg,Zn,Zr及びTiの酸
化物;Ca,及びBaの硫酸塩;Li,Na,及びCaのリン酸
塩(1水素塩や2水素塩を含む);Li,Na,及びKの安
息香酸塩;Ca,Ba,Zn,及びMnのテレフタル酸塩;Mg,
Ca,Ba,Zn,Cd,Pb,Sr,Mn,Fe,Co及びNiのチタン酸塩;B
a,及びPbのクロム酸塩;炭素(例えばカーボンブラツ
ク,グラフアイト等);ガラス(例えばガラス粉,ガ
ラスビーズ等)Ca,及びMgの炭酸塩;ホタル石;及
びZnSが例示される。更に好ましくは、無水ケイ酸,
含水ケイ酸,酸化アルミニウム,ケイ酸アルミニウム
(焼成物,水和物等を含む)、燐酸1リチウム,燐酸3
リチウム,燐酸ナトリウム,燐酸カルシウム,硫酸バリ
ウム,酸化チタン,安息香酸リチウム,これらの化合物
の複塩(水和物を含む)、ガラス粉,粘土(カオリン,
ベントナイト,白土等を含む)、タルク,ケイ藻土,炭
酸カルシウム等が例示される。特に好ましくは二酸化ケ
イ素,炭酸カルシウムが挙げられる。
上記不活性固体微粒子は、いずれの場合にも体積形状係
数(f)が0.08〜π/6の範囲にあるものである。この体
積形状係数(f)は次式によつて求める。
(ここで、Vは微粒子の体積であり、該体積は沈降法で
求めたストーク平均粒径から算出した球の体積値であ
る。またDは微粒子の直径であり、該直径は微粒子の顕
微鏡写真を用いて測定した各微粒子の最大値の相加平均
値である。) また、不活性固体微粒子は、その平均粒径が0.2〜0.8μ
mの範囲にあり,更には0.4〜0.6μmが好ましく、また
その添加量は0.01〜2.5重量%(対ポリエステル)、更
には0.05〜2.0重量%(同)、特に0.07〜1.8重量%
(同)であることが好ましい。
本発明の二軸延伸ポリエステルフイルムはフイルム表面
特性として、表面粗さ(Ra)が0.025μm以下であり、2
00回繰り返し走行後の摩擦係数(μk)が0.15〜0.35で
あり、突起高さ(x)が0.87μm以上の突起は実質的に
含まず、かつ突起数20ケ/m2以上の領域で求めた突起の
数(y:ケ/mm2)と突起の高さ(x:μm)との関係を表わ
す分布曲線が下記式 log10y=−9.8x+4.4 で表わされる直線とlog10y>1.3(突起数20ケ/mm2
上)の範囲において交差しない突起分布を有し、更に該
突起分布曲線の最大値が log10y≧−18x+3.7 の範囲にある特性を備えている。ポリエステルフイルム
の表面粗さ(Ra)が0.025μmより大きくなるとベース
フイルムの表面が粗れすぎ、カレンダー処理でも磁性面
を十分平坦にできないため電磁変換特性が悪化するので
好ましくない。好ましい表面粗さ(Ra)は0.020μm以
下である。また、200回繰り返し走行後の摩擦係数(μ
k)が0.35より大きいと、滑り性が悪く、例えばビデオ
テープを繰り返し使用するときテープの走行がストツプ
するというトラブルの原因につながるので好ましくな
い。一方摩擦係数(μk)が0.15より小さいと、滑りが
大きすぎ例えばビデオテープの繰り返し使用時にテープ
が滑りすぎる為ガイドポスト上でのテンシヨンの位置ぎ
めがゆるくなり、画面がぶれるというトラブルの原因に
つながるので好ましくない。摩擦係数(μk)は0.30以
下、更には0.25以下であることが好ましい。更にまた、
突起数20ケ/mm2以上の領域で求めた突起の数(y)と突
起の高さ(x)との関係わす分布曲線が下記式 log10y=−9.8x+4.4 で表わされる直線と、log10y>1.3の範囲において交差
すると、電磁変換特性が低下するとともにテープ加工工
程特にカレンダー工程での突起の削れ落ちが生じ、また
テープの繰り返し使用時に削れが生じて摩擦係数が上る
とともに削れ粉がテープ面に付着しドロツプアウトを増
大するというトラブルを生じるので好ましくない。更に
また上記分布曲線の最大値が log10y≧−18x+3.7 の範囲にないとフイルム表面が平坦になりすぎ、200回
繰り返し後の摩擦係数(μk)が0.15〜0.35の範囲を満
足するのが難しくなるので好ましくない。上記分布曲線
において、最大値を超えた側の曲線は −18x+3.7≦log10y≦−9.8x+4.4 の範囲(但し、log10y>1.3)を満足することが好まし
い。更にまた、フイルム表面に0.87μm以上の突起が在
ると、テープの走行性は向上するが加工工程での突起削
れの原因になると共にその部分がドロツプアウトの原因
にもなるので好ましくない。
本発明の二軸延伸ポリエステルフイルムは、上述したフ
イルム表面特性を備えると同時に、ボイド比が2.2以下
であり、密度が1.385〜1.410g/cm3であり、更に70℃で
1時間無荷重下熱処理したときのフイルム縦方向の熱収
縮率が0.15%以下である。ポリエステル中に分散含有さ
れる微粒子は、一般的に該ポリエステルとの親和性がな
い。このため溶融成膜したポリエステル未延伸フイルム
を二軸延伸すると、微粒子とポリエステルの境界に剥離
が生じ、該微粒子の囲りにボイドが形成される。このボ
イドは、大きくなればなる程突起の形状がゆるやかな形
となり摩擦係数を高くすると共に繰り返し使用時に生じ
たテープのボイド上の小さな傷(スクラツチ)によつて
も粒子の脱落が起り、テープの耐久性を低下させるとと
もにドロツプアウトの原因となる。従つて、ボイドはボ
イド比で2.2以下であり、更に1.5以下であることが望ま
れる。また、密度は高すぎると上述のフイルム表面特性
を備えていても削れの発生が大きく、耐久性に劣りまた
低すぎても熱収縮が大きくなりすぎ、収縮現象によるス
キユーの問題がテープに生じ、高級ビデオ用としては不
満足なものとなる。密度は耐久性,スクラツチ防止等の
点から1.385〜1410(g/cm3)、更には1.387〜1.400(g/
cm3)、特に1.387〜1.395(g/cm3)が望まれる。また70
℃で1時間無荷重下熱処理したときのフイルム縦方向の
熱収縮率は高すぎると、繰り返し使用後にもテープに収
縮によるスキユーが生じるので好ましくない。熱収縮率
は0.15%以下、更には0.1%以下、特に0.06%以下が望
まれる。
本発明の二軸延伸ポリエステルフイルムは従来から蓄積
された二軸延伸フイルムの製造法に順じて製造でき、基
本的には、体積形状係数(f)が0.08〜π/6の範囲にあ
りかつ平均粒径が0.2〜0.8μmの範囲にある固体微粒子
を含有するポリエステルを溶融製膜して非晶質の未延伸
フイルムとし、次いで該未延伸フイルムを二軸方向に延
伸し、熱固定し必要であれば弛緩熱処理することによつ
て製造される。その際、フイルム表面特性は、固体微粒
子の形状,粒径,量等によつて、また延伸条件によつて
変化する。例えば、固体微粒子の平均粒径が大きく、ま
た量が多くなるほどフイルム表面は粗くなり、また粗大
突起の割合も多くなる。また延伸温度が高くなると表面
粗さRaは小さく、また延伸倍率が大きくなると表面粗さ
Raは小さくなる傾向を示す。そこで、フイルムの表面特
性の調整は、これらの作用を考慮しつつ固体微粒子の形
状、粒径、量等と後述する延伸条件との組合わせによっ
て行うとよい。またボイド、密度、熱収縮率等も延伸、
熱処理時の温度,倍率,速度等によつて変化する。例え
ば、延伸温度が低くかつ延伸倍率が大きいほど、微粒子
の種類によるがボイドが大きく、また多段階で延伸する
と、ボイドは小さくなる傾向を示す。また熱処理温度を
高くすると、密度は高くなり、かつ熱収縮率は小さくな
る傾向を示す。もっとも70℃での熱収縮率を小さくする
には単なる熱処理では不十分で、さらに弛緩処理を行う
のが好ましい。そこで、ボイド、密度、熱収縮率等の調
整も後述する延伸、熱処理等の条件を組合せることによ
って行うとよい。その際、延伸温度は1段目延伸温度
(例えば縦方向延伸温度:T1)が(Tg−10)〜(Tg+4
5)℃の範囲(但し、Tg:ポリエステルのガラス転移温
度)から、2段目延伸温度(例えば横方向延伸温度:
T2)が(T1+15)〜(T1+40)℃の範囲から選択すると
よい。また、延伸倍率は一軸方向の延伸倍率が2.5以
上、特に3倍以上でかつ面積倍率が8倍以上、特に10倍
以上となる範囲から選択するとよい。更にまた、熱固定
温度は180〜250℃、更には200〜230℃の範囲から選択す
るとよい。更にまた、弛緩処理は熱固定処理後のフイル
ムを再度加熱して数%以下収縮させるとよい。
本発明の二軸延伸ポリエステルフイルムは前記(1)〜
(8)を同時に満足する必要があり、これによつて磁気
記録媒体特に高級磁気テープ用として極めて優秀な特性
を有する。
〔実施例〕
以下、実施例を掲げて本発明を更に説明する。
なお、本発明における種々の物性値および特性は以下の
如くして測定されたものであり且つ定義される。
(1) 不活性固体微粒子の平均粒径 島津製作所製CP−50型Centrifugal Particle Size Anal
yserを用いて測定した。得られた遠心沈降曲線を基に算
出した各粒径の粒子とその存在量とのcumulative曲線か
ら、50mass percentに相当する粒径を読み取り、この値
を上記平均粒径とした(Book「粒度測定技術」日刊工業
新聞社発行,1975年,頁242〜247参照)。
(2) フイルム表面粗さ(Ra) JIS B 0601に準じて測定した。東京精密社(株)製の触
針式表面粗さ計(SURFCOM 3B)を用いて、針の半径2
μ,荷重0.07gの条件下にチヤート(フイルム表面粗さ
曲線)をかかせた。フイルム表面粗さ曲線からその中心
線の方向に測定長さLの部分を抜き取り、この抜き取り
部分の中心線をX軸とし、縦倍率の方向をY軸として、
粗さ曲線をY=f(x)で表わしたとき、次の式で与え
られる値(Ra:μm)をフイルム表面粗さとして定義す
る。
本発明では、基準長を0.25mmとして8個測定し、値の大
きい方から3個除いた5個の平均値としてRaを表わし
た。
(3) 表面突起数 フイルムの表面に400〜500Å乃至それ以下の厚みにアル
ミニウムを均一に真空蒸着し、反対の非蒸着面(フイル
ム面)にコロジオンを塗つて貼付け、乾燥した。Tl単色
光多重干渉反射式顕微鏡(例えば、Carl Zeiss JENA社
製)を用い100倍の倍率でアルミニウム蒸着面の任意の1
00cm2を観察した。顕微鏡視野中の突起物の突起高さに
対応して生じる3環以上(0.87μm以上)の干渉縞を持
つ突起数H3(個)をカウントした。
(4) ボイド比 フイルム表面をイオンエツチングしフイルム中の滑剤を
暴露させ、そのフイルム表面を表面突起数測定と同時に
400〜500Å乃至それ以下の厚みにアルミニウムを均一に
真空蒸着し通常の走査型電子顕微鏡3500倍乃至は5000倍
にて表面を観察し、固体微粒子の長径とボイドの長径を
測定し(ボイド長径)/(固体微粒子長径)の比をボイ
ド比とした。イオンエツチングは、例えば日本電子
(株)製JFC−1100型イオンスパツターリング装置を使
い、500V,12.5mAで15分間表面エツチング処理した。真
空度は10-3Torr程度であつた。粒子は0.8μm程度の大
きな粒子について測定した。
(5) フイルムの摩擦係数(μk) 図−2に示した装置を用いて下記のようにして測定し
た。第2図中、1は巻出しリール,2はテンシヨンコント
ローラ,3,5,6,8,9および11はフリーローラー,4はテンシ
ヨン検出機(入口),7はステンレス鋼SUS304製の固定棒
(外径5mmφ)、10はテンシヨン検出機(出口),12はガ
イドローラー,13は巻取りリールをそれぞれ示す。
温度20℃,湿度60%の環境で、巾1/2インチに裁断した
フイルムを、7の固定棒(表面粗さ0.3μm)に角度 ラジアン(152゜)で接触させて毎分200cmの速さで移動
(摩擦)させる。この時フリーローラー5とフリーロー
ラー6の間で、下方よりフイルム面に極めて微量の有機
潤滑剤を付与する。入口テンシヨンT1が35gとなるよう
にテンシヨンコントローラー2を調整した時の出口テン
シヨン(T2:g)をフイルムが90m走行したのちに出口テ
ンシヨン検出機で検出し、次式で走行摩擦係数μkを算
出する。
(6) 削れ性 ベースフイルムの走行面の削れ性を5段のミニスーパー
カレンダーを使用して評価した。カレンダーはナイロン
ロールとスチールロールの5段カレンダーであり、処理
温度は80℃、フイルムにかかる線圧は200Kg/cm,フイル
ムスピードは50m/分で走行させた。走行フイルムは全長
2000m走行させた時点でカレンダーのトツプローラーに
付着する汚れでベースフイルムの削れ性を評価した。
<5段階判定> ◎ ナイロンロールの汚れ全くなし ○ ナイロンロールの汚れほとんどなし △ ナイロンロールが汚れる × ナイロンロールが非常に汚れる ×× ナイロンロールがひどく汚れる (7) 磁気コーテイングフイルムの電磁変換特性(ク
ロマS/N) 本発明のフイルム上に、下記組成Co含有酸化鉄粉末 100
重量部 エスレツクA(積水化学製塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体) 10 〃 ニツポラン2304(日本ポリウレタン製ポリウレタンエラ
ストマー) 10 〃 コロネートL(日本ポリウレタン製ポリイソシアネー
ト) 5 〃 レシチン 1 〃 メチルエチルケトン 75 〃 メチルイソブチルケトン 75 〃 トルエン 75 〃 添加剤(潤滑剤,シリコン樹脂) 0.15 〃 を持つ磁性粉末塗料をグラビアロールにより塗布し、ド
クターナイフにより磁性塗料層をスムージングし、磁性
塗料の未だ乾かぬ間に常法により磁気配向させ、しかる
後オーブンに導びいて乾燥キユアリングする。更にカレ
ンダー加工して塗布表面を均一にし、スリツトして約5
μの磁性層を形成した1/2インチ巾の磁気コーテイング
テープを作成する。この磁気コーテイングテープの電磁
変換特性(クロマS/N)を下記の方法にて測定する。
市販の家庭用VTRを用いて50%白レベル信号(100%白レ
ベル信号はピーク;ツー;ピークの電圧が0.714ボルト
である)に、100%クロマレベル信号を重畳した信号を
記録しその再生信号をシバソクノイズメーターType925
Rを用いて測定を行う。クロマS/Nの定義はシバソクの定
義に従い次の通りである。
ここでES(p−p)は白レベル信号の再生信号のピーク
・ツー・ピークの電圧差(p−p)である。
ES(p−p)=0.714V(p−p) また、EN(rms)はクロマレベル信号の再生信号のピー
クの電圧の平方根値である。
EN(rms)=AMノイズ実効値電圧(V) (8) 体積形状係数(f) 体積形状係数(f)は次式によつて求める。
(ここで、Vは微粒子の体積であり、該体積は沈降法で
求めたストークス平均粒径から算出した球の体積値であ
る。またDは微粒子の直径であり、該直径は微粒子の顕
微鏡写真を用いて測定した各微粒子の最大値の相加平均
値である。) (9) ドロツプアウト 上記(7)にて磁性粉末塗料を塗布処理したテープ(1/
2インチ巾)を市販のドロツプアウトカウンター(例え
ばシバソクーVH01BZ型にて5μsec×10dBのドロツプア
ウトをカウントし1分間のカウント数を算出した。
(10) スクラツチ判定 ベースフイルムを1/2インチ巾にスリツトし上記(5)
の摩擦係数測定と同時に固定棒に152゜の角度までフイ
ルムをかけ20cm/secのフイルム速度で10m走行させこれ
を50回繰返した後の1/2インチ巾ベースフイルムの表面
に入つたスクラツチの太さ,深さ,数を総合して次の5
段階判定した。
<5段階判定> ◎ 1/2インチ巾ベースフイルムに全くスクラツチが認
められない ○ 1/2インチ巾ベースフイルムにほとんどスクラツチ
が認められない △ 1/2インチ巾ベースフイルムにスクラツチが認めら
れる。(何本か) × 1/2インチ巾ベースフイルムに太いスクラツチが何
本か認められる ×× 1/2インチ巾ベースフイルムに太く深いスクラツ
チが多数全面に認められる (11) スキユー測定 スキユー特性は常温(20℃)常湿下で録画したビデオテ
ープを70℃で1時間熱処理した後、再び常温常湿下で再
生し、ヘツド切換点に於るズレ量を読み取る。70℃で1
時間無荷重下熱処理したときのフイルム縦方向の熱収縮
率が0.15%より大きいときは磁気テープにした後のスキ
ユー量が10μsecを越え、テレビ受像機によつては画面
に歪が現れることになる。
(12) 突起分布測定法 小坂研究所製三次元粗さ計(SE−3CK)を用いて、針径
2μmR,針圧30mg,測定長1mm,サンプリングピツチ2μm,
カツトオフ0.25μm,縦方向拡大倍率2万倍,横方向拡大
倍率200倍,走査本数150本の条件にて突起分布を測定
し、突起高さ(x軸)は基準レベルからの面積比率が70
%になる点の突起高さ(Zレベル)を0レベルとし、そ
の高さとの差を突起高さとして、それに対応する突起数
(ケ/mm2)をy軸にプロツトした。
実施例1 エチレングリコール(以下EGと略称する)85重量部に、
500℃における減量率が1.0重量%の炭酸カルシウム(平
均粒径0.5μ)15重量部を添加した後、混合撹拌を行な
いスラリーを得た。該スラリーのフイルターによる上
物は800ppmであつた。
次に、ジメチルテレフタレート100重量部とEG70重量物
を酢酸マガジン・4水和物0.035重量部を触媒として常
法通りエステル交換をせしめた後上記で得られた炭酸カ
ルシウム(濃度:0.3重量%対ポリマー)を撹拌下添加し
た。続いてリン酸トリメチル0.03重量部、三酸化アンチ
モン0.03重量部を添加した後高温真空下で常法通り重縮
合反応を行い、極限粘度0.620のポリエチレンテレフタ
レートペレツトを得た。更に得られたポリエチレンテレ
フタレート(以下PETと略称)ペレツトを170℃,3時間乾
燥後押出機ホツパーに供給し溶融温度280〜300℃で溶融
し、この溶融ポリマーを1mmのスリツト状ダイを通して
表面仕上げ0.3S程度、表面温度20℃の回転冷却ドラム上
に成形押出し厚さ200μの未延伸フイルムを得た。
このようにして得られた未延伸フイルムを75℃にて予熱
し更に低速、高速のロール間で15mm上方より900℃の表
面温度のIRヒーター1本にて加熱し、低,高速のロール
表面速度により1.8倍延伸し、急冷し、再度1.5倍延伸を
繰返し延伸し、更にステンターに供給し、105℃にて横
方向に3.8倍に延伸した。得られた二軸延伸フイルムを2
05℃の温度で5秒間熱固定を実施し、更に二軸延伸熱固
定フイルムを120℃に再加熱し0.5%の弛緩率(加熱ロー
ルと冷却ロール間の速度差)にて縦方向に弛緩せしめ、
得られたフイルムの各特性測定を実施した。その結果は
表−1、実施例1の通りであつた。フイルムは削れ性も
良好であり、低温熱収も良好で磁性物体を塗布し評価し
た電磁変換性も良好であつた。又、フイルム表面の凹凸
の分布は図−1に曲線Aとして示す通りであり、大きな
凸起がなく従つてボイド量も少なく、削れ性も良好であ
つた。
実施例2〜3 実施例1と同様の方法で平均粒径0.6μのシリカ粒子を
添加したポリエチレンテレフタレートペレツトを得た。
このペレツトを用い、実施例1と同様の方法で230μの
未延伸フイルムを得た。該未延伸フイルムを80℃に加熱
し、1.8倍に延伸、急冷後、更に80℃で再加熱し、1.5倍
に再延伸を行い、更に105℃にて横方向に3.8倍乃至は3.
9倍に延伸し、205℃で5秒間熱処理し厚さ約14μの二軸
延伸フイルムを得た。ベースフイルムの各特性測定結果
は表−1及図−1に曲線Bとして示す通りである。フイ
ルムの削れ性,スクラツチ性等良好であり、ビデオ用ベ
ースフイルムとして良好なものであつた。
比較例−1 実施例−1のベースフイルム製造において外部添加剤と
して平均粒径0.9μのシリカを0.3%添加した。
ポリエチレンテレフタレートペレツトを用いて実施例−
1と同様の方法で未延伸フイルムを製膜し、縦延伸,横
延伸の逐次二軸延伸を実施し表−1の如きフイルムを得
た。フイルム表面の程度は0.030μと粗れており、その
結果高さの高い凹凸(0.87μm<の凸起)が散在し、電
磁変換特性が悪い。その他の特性も表−1に示した。突
起分布曲線を図−1に曲線Cとして示す。
比較例−2 実施例−1のベースフイルム製造において、外部添加物
として平板状粒子(体積形状係数f=0.07)で平均粒径
0.6μのものを0.2重量%添加し、比較例−1と同様の製
膜及評価を実施した。その結果を表−1に示す。突起分
布曲線を図−1に曲線Dとして示す。
比較例−3 比較例−1と同様に外部添加物として平均粒径0.6μの
シリカを0.3重量%添加した。製膜条件として、二軸延
伸フイルム熱固定温度として240℃で処理した。この結
果は表−1の通りである。添加剤の粒径も細かく、表面
の粗さは軽微であるが、熱固定温度が高く、熱収縮率は
軽いものの、表面は結晶化が進み、もろく、カレンダー
による削れ等が多く、従つてテープのD/0も多くなり、
ビデオ用ベースとして不向きである。この結果は表−2
に示す。突起分布曲線を図−1に曲線Eとして示す。
比較例−4 比較例−3と全く同一であるが、二軸延伸フイルムの熱
処理が170℃での処理の為にフイルム密度も低く、カレ
ンダーの削れやスクラツチは良好なるものの、70℃×1h
rsの低温熱収縮率は0.2で、その結果スキユー量は32μs
ecと10μsecよりはるかに大きい。走行性,削れ性等に
ついても表−2に示す。
比較例−5 添加物の種類,量については比較例−3と同様である
が、縦一軸延伸を一段延伸でしかも4.0倍の高倍率まで
延伸し、更に横方向にも4.0倍迄延伸した。このフイル
ムの表面を微細に評価の結果、ボイド比も3.2と大き
い。このベースフイルムをテープとして評価した結果は
表−2に示す。
比較例−6 比較例−1と同様であるが、添加剤として大粒径球状粒
子滑剤と小粒径平板状滑剤の二成分系と含有させたポリ
マーで、製膜条件は比較例−1に同様である。大粒径球
状粒子が含まれることから高突起異物が散在しベースフ
イルムとして不適である。テープとしての評価結果を表
−2に示す。突起分布曲線を図−1に曲線Fとして示
す。
【図面の簡単な説明】
図−1はフイルム表面の突起高さ(μm)と突起の数
(ケ/mm2)の関数を示す図である。 図−2は摩擦係数(μk)測定に用いた装置のフイルム
フローを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大場 芳裕 神奈川県相模原市小山3丁目37番19号 帝 人株式会社プラスチツク研究所内 (56)参考文献 特開 昭52−103474(JP,A) 特開 昭55−15860(JP,A) 特開 昭58−153232(JP,A) 特開 昭57−113418(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分とし脂
    肪族グリコールを主たるグリコール成分とするフイルム
    形成性芳香族ポリエステルの磁気記録用二軸延伸フイル
    ムであって、該フイルムは (1)体積形状係数(f)が0.08〜π/6の範囲にありか
    つ平均粒径が0.2〜0.8μmの範囲にある微粒子に由来す
    る多数の微細な突起を有し、 (2)表面粗さ(Ra)が0.025μm以下であり、 (3)200回繰り返し走行後の摩擦係数(μk)が0.15
    〜0.30であり、 (4)突起高さ(x)が0.87μm以上のものは実質的に
    含まず、 (5)突起数20ケ/mm2以上の領域で求めた突起の数(y:
    ケ/mm2)と突起の高さ(x:μm)との関係を表わす分布
    曲線が、下記式 log10y=−9.8x+4.4 で表わされる直線と、log10y>1.3の範囲において交差
    しない突起分布を有し、更に該突起分布曲線の最大値が log10y≧−18x+3.7 の範囲にあり、 (6)ボイド比が2.2以下であり、 (7)密度が1.385〜1.410g/cm3であり、且つ (8)70℃で1時間無荷重下熱処理したときのフイルム
    縦方向の熱収縮率が0.15%以下である の特性を備えていることを特徴とする磁気記録用二軸延
    伸ポリエステルフイルム。
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