JPH0756154B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH0756154B2
JPH0756154B2 JP62098954A JP9895487A JPH0756154B2 JP H0756154 B2 JPH0756154 B2 JP H0756154B2 JP 62098954 A JP62098954 A JP 62098954A JP 9895487 A JP9895487 A JP 9895487A JP H0756154 B2 JPH0756154 B2 JP H0756154B2
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JP
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water
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washing
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JP62098954A
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JPS63265035A (ja
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宏之 松井
茂 山崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、人体局部を温水で洗浄する衛生洗浄装置に
関するものである。
従来の技術 従来この種の衛生洗浄装置は、例えば実公昭60−3184号
公報に示されているように第3図のような水路構成とな
っていた。
すなわち、給水源50に開閉弁51,分配部52,流量調節弁5
3,貯湯槽54,吸気弁55,真空破壊弁56,噴出部57が値列に
接続されて主水路を構成し、分配部52からは真空破壊弁
58,排水口59からなるサブ水路が接続されている。この
構成において、使用者が開閉弁51を開けると、給水源50
から水が主水路に流入し、貯湯槽54で加熱され温水とな
って洗浄ノズルである噴出部57から噴出し、使用者の局
部洗浄に供される。洗浄流量を調節する場合は、使用者
みずからニードル弁等よりなる流量調節弁53のつまみを
回転させ、水路を絞ることにより行なうことが出来る。
サブ水路は、装置使用時、日本水道協会が定める最小吐
水量50/時間を満すためのものであり、開閉弁51の開
放と同時に少量の水を便器に排出するものである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構成のものでは、給水源が水道の場
合、水道水圧の変動により洗浄水勢が変化することにな
る。この種の衛生洗浄装置は、朝に使用することが多い
が、同時に台所や洗面所で水道水を使用することが多
く、洗浄中に水道水圧が変動することは避けられない。
使用者が好みの洗浄水勢で洗浄を行っていても、給水源
の水圧が上昇すれば、洗浄水勢が増大して、洗浄部位が
痛くなったり、給水源の水圧が低下すれば、洗浄水勢が
減少して洗浄能力が低下し物足りなく感じたりし、水圧
変動の都度、使用者が流量調節弁53を調節しなければな
らず、使い勝手が悪かった。
また、噴出部57が水アカやゴミ等でつまった場合、主水
路中の水圧が上昇し、貯湯槽54等が破損する恐れがあっ
た。
そこで本発明は、水道水圧が変動しても使用者がその都
度、調節操作をする必要がなく、自動的に所望の水勢に
補正されると共に、洗浄ノズルがつまっても流量調節弁
以降の主水路に高水圧が加わらない衛生洗浄装置を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 そして、前記問題点を解決する本発明の手段は、流量調
節手段と、この流量調節手段の二次側圧力を検出する圧
力検出手段を設け、前記圧力検出手段の検出値と、使用
者が好みの水勢を設定した圧力設定手段の設定値が等し
くなるように、前記流量調節手段を制御する制御装置を
設けたものである。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、給水手段の水圧が変動しても、圧力検出手段
の検出値と、使用者が好みの水勢を設定した圧力設定手
段の設定値が常に等しくなるように、流量調節手段が自
動的に調節される為、流量調節手段の二次側圧力は一定
となり、一定の水勢で洗浄することが出き、水圧変動の
都度、使用者が水勢調節を行なう必要がない。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第2図は、本発明の衛生洗浄装置の外観図であり、便器
1の上に装置本体2と、装置本体2に回動自在に取付け
られた便座3及び便ブタ4が載置されている。5は便器
を洗浄するロータンクであり、水道に直結された給水管
6により給水されている。この給水管6の途中には、分
岐水栓7が接続されており、分岐水栓7の吐出口と、装
置本体2の給水口8を連結管9で接続することにより、
装置本体2へ給水されている。10は洗浄ノズルであり、
使用者が装置本体2の向かって左袖部上面に設けられた
操作手段11で、洗浄操作をすることにより伸出し、温水
を噴出して人体の局部洗浄を行なう。12は使用者の好み
の水勢を設定する圧力設定手段を収納した調節ボックス
である。
第1図は、装置本体2に内蔵された洗浄装置の構成図で
ある。給水口8には、給水手段となる電磁弁13が接続さ
れており、使用者の洗浄操作により開放して装置本体2
内へ給水を行なう。電磁弁13の二次側にはモータ14の回
転により弁部の絞り量が調節される流量調節弁15、水を
ヒータ16で温水に沸き上げ、貯湯する温水タンク17およ
び洗浄ノズル10が直列に接続され洗浄水路を構成してい
る。流量調節弁15の二次側には、洗浄水路中の圧力を検
出する圧力検出手段18が取付けられており、この圧力検
出手段18の検出値と、使用者が好みの水勢を設定した圧
力設定手段19の設定値が、制御装置20で比較され、検出
値が設定値と等しくなるように、制御装置20によりモー
タ14が制御され、流量調節弁が自動的に調節される。
また、制御装置20には、一定の高圧レベルが設定されて
おり、圧力検出手段18の検出値がその高圧レベルを上ま
わると、制御装置20は、電磁弁13への通電を停止し、電
磁弁13が閉止して水路を遮断するようになっている。
次にこの一実施例の構成における作用を説明する。
使用者が便座3に着座して操作手段11により洗浄操作を
行うと制御装置20が電磁弁13を開放し、給水源から分岐
水栓7,連結管9を通って電磁弁13の二次側に水が供給さ
れる。同時に制御装置20によりモータ14に電源が供給さ
れ、流量調節弁15が閉止状態から除々に開放してゆき、
水は温水タンク17に流入する。この時、流量調節弁15の
二次側の圧力が圧力検出手段18により検出され、制御装
置20に信号を送り込む。制御装置20では、この圧力検出
手段18の検出値と、使用者が好みの水勢を設定した圧力
設定手段19の設定値を比較し、検出値が設定値と等しく
なるまで、モータ14に電源を供給し、流量調節弁15を開
放し、検出値と設定値が等しくなった時、モータ14への
通電を停止させ流量調節弁15の弁部の開放度が安定す
る。温水タンク17に流入した水は、温水タンク17に貯わ
えられた温水を押出し、洗浄ノズル10を伸出させて、人
体局部に向かって温水が噴射する。噴射した温水の水勢
は、使用者が圧力設定手段19に設定した所望の水勢であ
り、使用者は常に最適水勢で洗浄することが出来る。
洗浄中に給水源の水圧が上昇した場合は、圧力検出手段
18の検出値が圧力設定手段19の設定値より高くなる為制
御装置20により、すみやかにフィードバックがかかり、
モータ14を逆転させて、検出値が設定値に等しくなるま
で流量調節弁15を閉め込み、等しくなった時安定する。
給水源の水圧が下降した場合は、圧力検出手段18の検出
値が圧力設定手段19の設定値より低くなる為、この場合
も制御装置20によりフィードバックがかかり、モータ14
を正転させて調整調節弁15を開放し、検出値が設定値と
等しくなった時、停止して安定する。
また、洗浄ノズル10の噴出口がゴミや水あか等がつまっ
て細くなった場合は、洗浄ノズル10からの噴流が細くな
って噴出速度が上がり、洗浄局部での単位面積当りの水
勢が強くなり、使用者に痛みを感じさせることになる
が、この場合にも、圧力検出手段18の検出値が高くな
り、上述した作用で流量調節弁15が閉め込まれ、使用者
の好みの水勢となって、痛みを感じさせない。
洗浄ノズル10の噴出が完全に閉塞された場合は、流量調
節弁15が閉止され、温水タンク17等に高圧が印加される
ことがなく、水漏れや破損事故を起こすことがない。
このように、本実施例によれば、洗浄中に給水源の水圧
が変動しても、常に、使用者が圧力設定手段19に設定し
た水勢となるように流量調節弁15が自動的に制御される
ため、水圧変動の都度、使用者が流量調節弁を操作する
必要がなく、非常に使い勝手が良い。
また、洗浄ノズル10の噴出口が水アカやゴミ等で細くな
っても、水勢が強くなって、使用者に痛みを感じさせる
ことがなく、安全で常に最適な洗浄を行なうことが出来
る。
また、洗浄ノズル10の噴出が完全に閉塞されても、流量
調節弁15が自動的に閉止し、高圧による温水タンク等の
水漏れや破損事故を防止出きる。
また、本実施例では、制御装置20に、一定の高圧レベル
が設定されており、圧力検出手段18の検出値がその高圧
レベルを上まわると、電磁弁13が閉止して水路を遮断す
るため、給水源が急激に異常な高圧となっても、異常な
高水勢で使用者に危害を加えたり、洗浄水路からの水漏
れや破損を防止することが出きる。
洗浄水勢のフィードバック方式として流量センサーを用
いた方法も考えられるが、この方法では洗浄流量が常に
一定になるように制御されるため、洗浄ノズルの噴出口
が水アカ等で細くなると、噴出速度が高まり使用者に痛
みを感じさせたり、噴出口が完全に閉塞された時は流量
調節弁が全開となって水路が高圧により水漏れを起こし
たり、破損することになる。本実施例の圧力によるフィ
ードバック方式は、上記問題点をも解決しており、流量
センス−による方式より、安全で優れた方式といえる。
発明の効果 本発明は、流量調節手段と、この流量調節手段の二次側
圧力を検出する圧力検出手段を設け、圧力検出手段の検
出値と使用者が好みの水勢を設定した圧力設定手段の設
定値が等しくなるように流量調節手段を制御する制御装
置を設けたため、洗浄中に給水源の水圧が変動しても、
常に使用者の好みの水勢で洗浄することが出き、使い勝
手が非常によい。
また、洗浄ノズルの噴出口が水アカやゴミ等で細くなっ
ても、噴出速度が上昇することがないため、使用者に痛
みを感じさせるようなことがなく、安全に洗浄を行なう
ことが出きる。
以上のように、本発明によれば、非常に操作性が良く安
全で安心して使用出きる衛生洗浄装置を供給し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の衛生洗浄装置の構成図、第
2図は同衛生洗浄装置の外観図、第3図は従来の衛生洗
浄装置の水路図である。 2……装置本体、7……分岐水栓、13……電磁弁(給水
手段)、14……モータ、15……流量調節弁、17……温水
タンク、18……圧力検出手段、19……圧力設定手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水手段と、この給水手段からの流量を調
    節する流量調節手段と、この流量調節手段の二次側圧力
    を検出する圧力検出手段と、洗浄ノズルと、この洗浄ノ
    ズルからの噴出圧力を設定する圧力設定手段とを備え、
    前記圧力検出手段の検出値と前記圧力設定手段の設定値
    が等しくなるように前記流量調節手段を制御する制御装
    置を設けてなる衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】制御装置は、圧力検出手段がある一定の圧
    力以上を検出すると給水手段を閉止する特許請求の範囲
    第1項記載の衛生洗浄装置。
JP62098954A 1987-04-22 1987-04-22 衛生洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0756154B2 (ja)

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JP6848558B2 (ja) * 2017-03-14 2021-03-24 アイシン精機株式会社 衛生洗浄装置

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