JPH0132338B2 - - Google Patents
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- JPH0132338B2 JPH0132338B2 JP54002379A JP237979A JPH0132338B2 JP H0132338 B2 JPH0132338 B2 JP H0132338B2 JP 54002379 A JP54002379 A JP 54002379A JP 237979 A JP237979 A JP 237979A JP H0132338 B2 JPH0132338 B2 JP H0132338B2
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Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は局部洗浄機能を持つ衛生洗浄装置に関
する。
する。
従来から利用されている衛生洗浄装置は、局部
に噴出する温水を加熱する給水加熱装置を備えた
ものが最も一般的である。そして、この給水加熱
装置は、使用に際して最初から終わりまで適温の
洗浄用温水が常に供給できるように、ヒータ構造
及び制御系を構成することが通常である。また、
局部に洗浄水を噴出するノズル装置までの流路に
は、洗浄水の逆流や水圧や変動等を抑えるバルブ
類を適切に配置することも同様である。
に噴出する温水を加熱する給水加熱装置を備えた
ものが最も一般的である。そして、この給水加熱
装置は、使用に際して最初から終わりまで適温の
洗浄用温水が常に供給できるように、ヒータ構造
及び制御系を構成することが通常である。また、
局部に洗浄水を噴出するノズル装置までの流路に
は、洗浄水の逆流や水圧や変動等を抑えるバルブ
類を適切に配置することも同様である。
ところで、ノズル装置から噴出して使用する1
回当たりの洗浄水の流量は比較的小さい。このた
め、1回の使用で流れる洗浄水の流量が小さ過ぎ
て水道メータによつてはカウントできない量、す
なわち水道局の指導による不感水量よりも小さく
なることもある。したがつて、特に洗浄水の噴出
操作を手動で行う場合等に、洗浄水の瞬間流量が
不感水量よりも小さくなることが多く、一般家庭
用して製品の供給ができない。
回当たりの洗浄水の流量は比較的小さい。このた
め、1回の使用で流れる洗浄水の流量が小さ過ぎ
て水道メータによつてはカウントできない量、す
なわち水道局の指導による不感水量よりも小さく
なることもある。したがつて、特に洗浄水の噴出
操作を手動で行う場合等に、洗浄水の瞬間流量が
不感水量よりも小さくなることが多く、一般家庭
用して製品の供給ができない。
そこで、本発明は、1回の使用において供給さ
れる洗浄水の流量が不感水量を超える値とし、一
般市場製品として供給可能とすることを目的とす
る。
れる洗浄水の流量が不感水量を超える値とし、一
般市場製品として供給可能とすることを目的とす
る。
本発明の衛生洗浄装置は、以上の目的を達成す
るために、局部洗浄用の噴出部を有する便器と、
該噴出部に温水を供給する給水加熱装置を備えた
衛生洗浄装置において、前記給水加熱装置は、給
水を前記便器に設けた便器洗浄用タンク等と前記
噴出部への流路を分岐させる分岐栓、該噴出部へ
の流路開閉用の開閉弁、流量調整用の流量調整弁
を上流からこの順に流路系に備え、該流路系の下
流に加熱用の伝熱管を接続すると共に該伝熱管を
前記噴出部に連絡し、更に前記伝熱管よりも上流
に前記流路系から別れる方向へ水を排出する分配
弁を設け、該分配弁からの水の排出先を前記便器
の内部又は便器洗浄用タンクとして排出流路を備
えたことを特徴とする。
るために、局部洗浄用の噴出部を有する便器と、
該噴出部に温水を供給する給水加熱装置を備えた
衛生洗浄装置において、前記給水加熱装置は、給
水を前記便器に設けた便器洗浄用タンク等と前記
噴出部への流路を分岐させる分岐栓、該噴出部へ
の流路開閉用の開閉弁、流量調整用の流量調整弁
を上流からこの順に流路系に備え、該流路系の下
流に加熱用の伝熱管を接続すると共に該伝熱管を
前記噴出部に連絡し、更に前記伝熱管よりも上流
に前記流路系から別れる方向へ水を排出する分配
弁を設け、該分配弁からの水の排出先を前記便器
の内部又は便器洗浄用タンクとして排出流路を備
えたことを特徴とする。
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図〜第3図において、1は便器で、この便
器1内には局部を洗浄するための噴出部2を構成
するノズル3が設けられる。本実施例では、ノズ
ル3は便座4の下面に取付具3′によつて取り付
けられている。そして、ノズル3の先端には、便
座4に人が着座したとき肛門等の局部を指向する
ようにやや斜上向きの噴出孔5が設けられ、他端
は加熱された洗浄水を供給する導管6に接続され
ている。
器1内には局部を洗浄するための噴出部2を構成
するノズル3が設けられる。本実施例では、ノズ
ル3は便座4の下面に取付具3′によつて取り付
けられている。そして、ノズル3の先端には、便
座4に人が着座したとき肛門等の局部を指向する
ようにやや斜上向きの噴出孔5が設けられ、他端
は加熱された洗浄水を供給する導管6に接続され
ている。
導管6の基端はバキユームブレーカ7を介して
給水加熱装置8に接続される。なお、給水加熱装
置8からの温水が冷えないように、例えばノズル
3及びバキユームブレーカ7の本体ABS樹脂、
導管6はナイロン樹脂等の熱容量及び熱伝導率が
小さい合成樹脂から形成されている。これに代え
て、銅や真鍮等の金属又は合成樹脂で被覆した金
属等で形成してもよい。
給水加熱装置8に接続される。なお、給水加熱装
置8からの温水が冷えないように、例えばノズル
3及びバキユームブレーカ7の本体ABS樹脂、
導管6はナイロン樹脂等の熱容量及び熱伝導率が
小さい合成樹脂から形成されている。これに代え
て、銅や真鍮等の金属又は合成樹脂で被覆した金
属等で形成してもよい。
第4図及び第5図は給水加熱装置8の内部を示
すものである。
すものである。
合成樹脂製のケーシング9の下部に取付けた接
続金具10を給水源に接続すると共に、銅管を利
用した導水管11の一端をこの接続金具10に連
結している。この導管11は、その管路内にスト
レーナ12、手動で開閉操作する開閉弁13及び
流量調整と圧力調整を兼ねた流量調整弁14を備
え、熱交換器18の伝熱管15に流路を接続して
いる。開閉弁13は手を離すと自動的に閉弁する
弁構造にしたり、電気的に開閉する弁にしてもよ
い。
続金具10を給水源に接続すると共に、銅管を利
用した導水管11の一端をこの接続金具10に連
結している。この導管11は、その管路内にスト
レーナ12、手動で開閉操作する開閉弁13及び
流量調整と圧力調整を兼ねた流量調整弁14を備
え、熱交換器18の伝熱管15に流路を接続して
いる。開閉弁13は手を離すと自動的に閉弁する
弁構造にしたり、電気的に開閉する弁にしてもよ
い。
伝熱管15は、面状発熱体17と共に熱交換器
18を構成して加熱部aとしたものであり、熱交
換器18によつて加熱された水は、上端の出湯部
に接続した導管6からノズル3に供給される。ま
た、この加熱部aは取付板26によつてケーシン
グ9内に固定され、上部に配置したボツクス9a
内に洗浄水の温度制御のための制御部cを備えて
いる。また、dは洗浄水温度の過熱を防止するた
めのヒユーズ等を利用した過熱防止部である。
18を構成して加熱部aとしたものであり、熱交
換器18によつて加熱された水は、上端の出湯部
に接続した導管6からノズル3に供給される。ま
た、この加熱部aは取付板26によつてケーシン
グ9内に固定され、上部に配置したボツクス9a
内に洗浄水の温度制御のための制御部cを備えて
いる。また、dは洗浄水温度の過熱を防止するた
めのヒユーズ等を利用した過熱防止部である。
一方の、導水管11の一端は第6図に示す分岐
栓eを介して給水源(図示せず)と接続してい
る。同図において、27は止水栓ハンドル、28
は内部にボールタツプや洗浄弁を備えた便器洗浄
用タンク29或いはフラツシユバルブ(図示せ
ず)等の便器洗浄装置に連絡する給水管、30は
導水管11に連絡する給水管、31は分岐栓eの
開閉ハンドルである。なお、分岐栓eには、流量
の微調整が行い易いようにコーン31′が設けら
れている。
栓eを介して給水源(図示せず)と接続してい
る。同図において、27は止水栓ハンドル、28
は内部にボールタツプや洗浄弁を備えた便器洗浄
用タンク29或いはフラツシユバルブ(図示せ
ず)等の便器洗浄装置に連絡する給水管、30は
導水管11に連絡する給水管、31は分岐栓eの
開閉ハンドルである。なお、分岐栓eには、流量
の微調整が行い易いようにコーン31′が設けら
れている。
更に、第4図及び第5図において、32は電源
プラグ、33は面状発熱体のコネクタ、34はケ
ーシング9上方の突出して設けられた開閉弁13
のハンドルである。また、35,36,37は
夫々パイロツトランプ、温度調整用可変抵抗の温
度調整摘み及び流量調整摘みであり、開閉蓋9b
で覆われたケーシング9の凹所9c内に配設され
ている。
プラグ、33は面状発熱体のコネクタ、34はケ
ーシング9上方の突出して設けられた開閉弁13
のハンドルである。また、35,36,37は
夫々パイロツトランプ、温度調整用可変抵抗の温
度調整摘み及び流量調整摘みであり、開閉蓋9b
で覆われたケーシング9の凹所9c内に配設され
ている。
流量調整摘み37によつて流量を調整する流量
調整弁14の構造を第7図及び第8図に示す。
調整弁14の構造を第7図及び第8図に示す。
流量調整弁14の弁筐38の内部には、隔壁3
9及びダイヤフラム40によつて、水の流入口3
8aを備えた下室41、水の流出口38bを備え
た中室42及び大気と連通する上室43がそれぞ
れ形成されている。そして、隔壁39のほぼ中央
に通孔44を穿設すると共に、上方に向けて先細
り状のテーパー部45aとこのテーパー部45a
に連設された軸部45bを有する弁体45を下室
41に収納している。この弁体45はバネ46に
よつて常に上方向に付勢されている。また、弁体
45の軸部45bは通孔44を挿通して中室42
内まで延び、その先端はダイヤフラム40の取付
部材47に当接している。更に、この取付部材4
7と流量調整摘み37との間にはバネ48を介装
し、ダイヤフラム40及び取付部材47を常に下
方に付勢している。
9及びダイヤフラム40によつて、水の流入口3
8aを備えた下室41、水の流出口38bを備え
た中室42及び大気と連通する上室43がそれぞ
れ形成されている。そして、隔壁39のほぼ中央
に通孔44を穿設すると共に、上方に向けて先細
り状のテーパー部45aとこのテーパー部45a
に連設された軸部45bを有する弁体45を下室
41に収納している。この弁体45はバネ46に
よつて常に上方向に付勢されている。また、弁体
45の軸部45bは通孔44を挿通して中室42
内まで延び、その先端はダイヤフラム40の取付
部材47に当接している。更に、この取付部材4
7と流量調整摘み37との間にはバネ48を介装
し、ダイヤフラム40及び取付部材47を常に下
方に付勢している。
このような流量調整弁14の構造により、水が
流れているときは、バネ46の付勢力とダイヤフ
ラム40に加わる水圧がバネ48の付勢力とバラ
ンスし、流入口38aから流入した水は弁体45
のテーパー部45aと通孔44の〓間を経て流出
口38bから流出する。一方、流量調整摘み37
を回転操作してバネ48を下方に押圧すれば、弁
体45が下降してテーパー部45aと通孔44の
〓間が広がり、流量を増加させることができ、逆
回転操作すればこれとは逆に流量を減少させるこ
とができる。このように、流量調整摘み37によ
つて、加熱部aに供給する水の流量を自在に調整
できる。
流れているときは、バネ46の付勢力とダイヤフ
ラム40に加わる水圧がバネ48の付勢力とバラ
ンスし、流入口38aから流入した水は弁体45
のテーパー部45aと通孔44の〓間を経て流出
口38bから流出する。一方、流量調整摘み37
を回転操作してバネ48を下方に押圧すれば、弁
体45が下降してテーパー部45aと通孔44の
〓間が広がり、流量を増加させることができ、逆
回転操作すればこれとは逆に流量を減少させるこ
とができる。このように、流量調整摘み37によ
つて、加熱部aに供給する水の流量を自在に調整
できる。
また、給水源側の水圧に変化が生じた場合でも
流量を一定に維持することができる。例えば、水
圧が上昇すると、その水圧の上昇によりダイラフ
ラム40が上方向に移動し、この移動に伴つて弁
体45が上方向に移動する。このため、弁体45
のテーパー部45aと通孔44の〓間が小さくな
り、流路面積を縮小することによつて設定流量よ
り大きくなることを防ぐ。また、水圧が下降する
と、テーパー部45aと通孔44との間の流路面
積が拡大するようにダイヤフラム40が下に移動
し、その結果流量を増加させて設定値に保持す
る。このようにダイヤフラム40及び弁体41の
相互配置によつて、加熱部aに向かう水の流量
は、水圧がどのように変化しても常に一定に維持
される。
流量を一定に維持することができる。例えば、水
圧が上昇すると、その水圧の上昇によりダイラフ
ラム40が上方向に移動し、この移動に伴つて弁
体45が上方向に移動する。このため、弁体45
のテーパー部45aと通孔44の〓間が小さくな
り、流路面積を縮小することによつて設定流量よ
り大きくなることを防ぐ。また、水圧が下降する
と、テーパー部45aと通孔44との間の流路面
積が拡大するようにダイヤフラム40が下に移動
し、その結果流量を増加させて設定値に保持す
る。このようにダイヤフラム40及び弁体41の
相互配置によつて、加熱部aに向かう水の流量
は、水圧がどのように変化しても常に一定に維持
される。
なお、流量調整弁14を流量調整専用の弁、例
えばニードル弁と圧力調整専用の調圧弁とに分け
てもよい。
えばニードル弁と圧力調整専用の調圧弁とに分け
てもよい。
更に、本発明においては、不感水量対策として
導水管11の中途から水を加熱部aへ送ると共に
別の流路へ排出する分配弁を設ける。この分配弁
は流量調整弁14とは別個に備えるか、又は流量
調整弁14の代わりに配置するものであり、後者
の場合には分配弁に流量調整機能を持たせる。実
施例では、前者の場合を示し、第4図において一
点鎖線で分配弁20の配置を概略的に示し、また
第9図に分岐栓eからの水の流れブロツク図を示
す。
導水管11の中途から水を加熱部aへ送ると共に
別の流路へ排出する分配弁を設ける。この分配弁
は流量調整弁14とは別個に備えるか、又は流量
調整弁14の代わりに配置するものであり、後者
の場合には分配弁に流量調整機能を持たせる。実
施例では、前者の場合を示し、第4図において一
点鎖線で分配弁20の配置を概略的に示し、また
第9図に分岐栓eからの水の流れブロツク図を示
す。
分配弁20は流量調整弁14の下流の導水管1
1に配置され、この流量調整弁14側に接続する
一つの流入部及び伝熱管15側と排出流路21と
への二つの流出部を持つ3方開口型の弁構造が採
用される。このような弁構造としては、従来から
利用されている各種のものが適用できる。たとえ
ば、内蔵する弁体を一軸操作型としてその軸線方
向へ移動可能とし、二つの流出部への流路面積を
同時に拡大及び縮小させる構造のもの等である。
また、この弁体の操作のために、流量調整弁14
の流量調整摘み37と同様にケーシング9の外部
から簡単に取り扱える摘みを備えることが好まし
い。
1に配置され、この流量調整弁14側に接続する
一つの流入部及び伝熱管15側と排出流路21と
への二つの流出部を持つ3方開口型の弁構造が採
用される。このような弁構造としては、従来から
利用されている各種のものが適用できる。たとえ
ば、内蔵する弁体を一軸操作型としてその軸線方
向へ移動可能とし、二つの流出部への流路面積を
同時に拡大及び縮小させる構造のもの等である。
また、この弁体の操作のために、流量調整弁14
の流量調整摘み37と同様にケーシング9の外部
から簡単に取り扱える摘みを備えることが好まし
い。
分配弁20は、第9図の流れブロツク図から明
らかなように、一方の流路は伝熱管15に接続さ
れ、他方は排出流路21に向かう配置となつてい
る。つまり、伝熱管15を経て加熱された洗浄水
をノズル3に送る流路には洗浄に必要な流量の水
を供給すると共に、不感水量対策として瞬間流量
を増すために余分の水を排出流路21に流す系で
ある。そして、排出流路21の下流には通常の配
管系で一般に採用されている逆流防止用のバキユ
ームブレーカ22を接続し、これから便器1又は
便器洗浄用タンク29へ向かう流路が接続され
る。便器1への流路23は、便器1のボール部に
水を排出するために設けるもので、その配管には
ゴムホースやその他の適切な手段を利用すればよ
い。そして、その流路23の端部を噴出部2の近
傍に位置させると、排出される水を利用してノズ
ル3のクリーニングも可能である。また、便器洗
浄用タンク29へ向かる流路24も適切な配管に
よつて可能であり、分配弁20から別れた水を回
収して便器1の洗浄水として利用できる。
らかなように、一方の流路は伝熱管15に接続さ
れ、他方は排出流路21に向かう配置となつてい
る。つまり、伝熱管15を経て加熱された洗浄水
をノズル3に送る流路には洗浄に必要な流量の水
を供給すると共に、不感水量対策として瞬間流量
を増すために余分の水を排出流路21に流す系で
ある。そして、排出流路21の下流には通常の配
管系で一般に採用されている逆流防止用のバキユ
ームブレーカ22を接続し、これから便器1又は
便器洗浄用タンク29へ向かう流路が接続され
る。便器1への流路23は、便器1のボール部に
水を排出するために設けるもので、その配管には
ゴムホースやその他の適切な手段を利用すればよ
い。そして、その流路23の端部を噴出部2の近
傍に位置させると、排出される水を利用してノズ
ル3のクリーニングも可能である。また、便器洗
浄用タンク29へ向かる流路24も適切な配管に
よつて可能であり、分配弁20から別れた水を回
収して便器1の洗浄水として利用できる。
このように、ノズル3へ向かう水を洗浄に必要
な流量としたときには、不感水量を満たさない場
合があるのに対し、分配弁20を備えたことによ
つて給水量を増加させることができる。したがつ
て、使用に際しては、瞬間流量が不感水量の規制
に適合したものとして洗浄水の供給が行え、一般
市場製品として支障なく供給できる。また、分配
弁20から排出する水は、ノズル3のクリーニン
グに活用できるほか、特に便器洗浄用タンク29
に排出するようにすれば、便器1の洗浄用として
回収でき、無駄に水を垂れ流すこともない。
な流量としたときには、不感水量を満たさない場
合があるのに対し、分配弁20を備えたことによ
つて給水量を増加させることができる。したがつ
て、使用に際しては、瞬間流量が不感水量の規制
に適合したものとして洗浄水の供給が行え、一般
市場製品として支障なく供給できる。また、分配
弁20から排出する水は、ノズル3のクリーニン
グに活用できるほか、特に便器洗浄用タンク29
に排出するようにすれば、便器1の洗浄用として
回収でき、無駄に水を垂れ流すこともない。
なお、使用に際しては、便座4に着座した状態
で開閉ハンドル34を回して開閉弁13を開け
ば、熱交換器18の伝熱管15内へ水が供給され
る。そしてこの水は伝熱管15内を流動する間に
面状発熱体17によつて十分に加熱され、適温の
温水となつてノズル3から噴出される。また、水
の供給開始と同時に、加熱部aに流入する前の段
階で分配弁20から排出流路21に不感水量対策
として余分の水を排出することは無論である。
で開閉ハンドル34を回して開閉弁13を開け
ば、熱交換器18の伝熱管15内へ水が供給され
る。そしてこの水は伝熱管15内を流動する間に
面状発熱体17によつて十分に加熱され、適温の
温水となつてノズル3から噴出される。また、水
の供給開始と同時に、加熱部aに流入する前の段
階で分配弁20から排出流路21に不感水量対策
として余分の水を排出することは無論である。
以上に説明したように、本発明の衛生洗浄装置
においては、ノズルに向かる流路の中途から水を
局部洗浄系から排出する分配弁を設け、その排出
先を便器又は便器洗浄用タンクとしている。この
ため、ノズルによる洗浄に必要な水の流量に加え
て余分の水を給水源から供給でき、不感水量を満
足した使用が可能となる。したがつて、水道局に
よる規制をクリアでき、一般市場製品として広く
供給できる。また、特に便器洗浄用タンクに余分
の水を排出するようにすれば、この水を便器の洗
浄用として回収利用でき、水を無駄にすることの
ない使用も可能となる。
においては、ノズルに向かる流路の中途から水を
局部洗浄系から排出する分配弁を設け、その排出
先を便器又は便器洗浄用タンクとしている。この
ため、ノズルによる洗浄に必要な水の流量に加え
て余分の水を給水源から供給でき、不感水量を満
足した使用が可能となる。したがつて、水道局に
よる規制をクリアでき、一般市場製品として広く
供給できる。また、特に便器洗浄用タンクに余分
の水を排出するようにすれば、この水を便器の洗
浄用として回収利用でき、水を無駄にすることの
ない使用も可能となる。
第1図は本発明の衛生洗浄装置を備えた水洗便
器の斜視図、第2図はその平面図、第3図はノズ
ル部分の拡大断面図、第4図は給水加熱装置の側
面断面図、第5図はその一部切欠正面図、第6図
は分岐栓の断面図、第7図は流量調整弁の断面
図、第8図はその平面図、第9図は水の流れ系を
示すブロツク図である。 1:便器、2:噴出部、3:ノズル、4:便
座、6:導管、8:給水加熱装置、11:導水
管、13:開閉弁、14:流量調整弁、15:伝
熱管、17:面状発熱体、18:熱交換器、2
0:分配弁、21:排出流路、23,24:流
路、29:便器洗浄用タンク。
器の斜視図、第2図はその平面図、第3図はノズ
ル部分の拡大断面図、第4図は給水加熱装置の側
面断面図、第5図はその一部切欠正面図、第6図
は分岐栓の断面図、第7図は流量調整弁の断面
図、第8図はその平面図、第9図は水の流れ系を
示すブロツク図である。 1:便器、2:噴出部、3:ノズル、4:便
座、6:導管、8:給水加熱装置、11:導水
管、13:開閉弁、14:流量調整弁、15:伝
熱管、17:面状発熱体、18:熱交換器、2
0:分配弁、21:排出流路、23,24:流
路、29:便器洗浄用タンク。
Claims (1)
- 1 局部洗浄用の噴出部を有する便器と、該噴出
部に温水を供給する給水加熱装置を備えた衛生洗
浄装置において、前記給水加熱装置は、給水を前
記便器に設けた便器洗浄用タンク等と前記噴出部
への流路を分岐させる分岐栓、該噴出部への流路
開閉用の開閉弁、流量調整用の流量調整弁を上流
からこの順に流路系に備え、該流路系の下流に加
熱用の伝熱管を接続すると共に該伝熱管を前記噴
出部に連絡し、更に前記伝熱管よりも上流に前記
流路系から別れる方向へ水を排出する分配弁を設
け、該分配弁からの水の排出先を前記便器の内部
又は便器洗浄用タンクとして排出流路を備えたこ
とを特徴とする衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP237979A JPS5595739A (en) | 1979-01-09 | 1979-01-09 | Sanitary washing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP237979A JPS5595739A (en) | 1979-01-09 | 1979-01-09 | Sanitary washing apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5595739A JPS5595739A (en) | 1980-07-21 |
JPH0132338B2 true JPH0132338B2 (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=11527598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP237979A Granted JPS5595739A (en) | 1979-01-09 | 1979-01-09 | Sanitary washing apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5595739A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4581779A (en) * | 1982-11-09 | 1986-04-15 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Sanitary washing apparatus |
JPS61198375U (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-11 | ||
JPS6318581U (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-06 | ||
JPS6323379U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-16 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53139343A (en) * | 1977-05-10 | 1978-12-05 | Toto Ltd | Washing water heater for sanitary apparatus |
-
1979
- 1979-01-09 JP JP237979A patent/JPS5595739A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53139343A (en) * | 1977-05-10 | 1978-12-05 | Toto Ltd | Washing water heater for sanitary apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5595739A (en) | 1980-07-21 |
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