JPH075585A - 写真プリンタのペーパー巻取装置 - Google Patents
写真プリンタのペーパー巻取装置Info
- Publication number
- JPH075585A JPH075585A JP14226493A JP14226493A JPH075585A JP H075585 A JPH075585 A JP H075585A JP 14226493 A JP14226493 A JP 14226493A JP 14226493 A JP14226493 A JP 14226493A JP H075585 A JPH075585 A JP H075585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- winding
- take
- spool
- roller
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/52—Details
- G03B27/58—Baseboards, masking frames, or other holders for the sensitive material
- G03B27/587—Handling photosensitive webs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H18/00—Winding webs
- B65H18/08—Web-winding mechanisms
- B65H18/10—Mechanisms in which power is applied to web-roll spindle
- B65H18/103—Reel-to-reel type web winding and unwinding mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H20/00—Advancing webs
- B65H20/02—Advancing webs by friction roller
- B65H20/04—Advancing webs by friction roller to effect step-by-step advancement of web
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H20/00—Advancing webs
- B65H20/24—Advancing webs by looping or like devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/04—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
- B65H23/06—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by retarding devices, e.g. acting on web-roll spindle
- B65H23/10—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by retarding devices, e.g. acting on web-roll spindle acting on running web
- B65H23/14—Tensioning rollers applying braking forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2403/00—Power transmission; Driving means
- B65H2403/70—Clutches; Couplings
- B65H2403/72—Clutches, brakes, e.g. one-way clutch +F204
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ペーパー送り込みローラ50の駆動ローラ5
0aにブレーキ機構59を設ける。ブレーキ機構59
を、複数極に着磁されたマグネット円板と、これに接近
して対面配置されるヒステリシス円板とから構成して、
常時一定の抵抗トルクを駆動ローラ50aに付与する。
駆動ローラ50aにクラッチ61を介して送り込みモー
タ63を接続する。巻取スプール46aにクラッチ70
を介して巻取モータ63を接続する。ペーパー31のオ
ートロード時にはクラッチ61,70を接続するととも
に送り込みモータ63を回転して、ペーパー31を巻取
スプール46aに送る。巻取スプール46aにペーパー
31が到達した後は、送り込みモータ63を停止すると
ともにクラッチ61を断つ。 【効果】 ペーパー31をオートロードすることができ
る。ペーパー31の巻き取り時に、巻き締め力を付与す
ることができ、ペーパーをきれいに巻き取ることができ
る。
0aにブレーキ機構59を設ける。ブレーキ機構59
を、複数極に着磁されたマグネット円板と、これに接近
して対面配置されるヒステリシス円板とから構成して、
常時一定の抵抗トルクを駆動ローラ50aに付与する。
駆動ローラ50aにクラッチ61を介して送り込みモー
タ63を接続する。巻取スプール46aにクラッチ70
を介して巻取モータ63を接続する。ペーパー31のオ
ートロード時にはクラッチ61,70を接続するととも
に送り込みモータ63を回転して、ペーパー31を巻取
スプール46aに送る。巻取スプール46aにペーパー
31が到達した後は、送り込みモータ63を停止すると
ともにクラッチ61を断つ。 【効果】 ペーパー31をオートロードすることができ
る。ペーパー31の巻き取り時に、巻き締め力を付与す
ることができ、ペーパーをきれいに巻き取ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真プリンタのペーパ
ー巻取装置に関するものである。
ー巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大規模現像所では、効率良く写真焼き付
けを行うために、多数の写真フイルムを接続して長尺化
し、これをロール形態に巻き取っている。そして、ロー
ル形態でフイルムを取り扱って、フイルムプロセサで現
像処理した後に、ノッチャーパンチャーでフイルム検定
を行い、この後、フイルム検定結果に基づきオートプリ
ンタで焼付露光している。オートプリンタでは、ロール
フイルムの各コマをプリント位置にセットして、このコ
マの画像をカラーペーパーに高速で焼付露光する。オー
トプリンタでは、ロールペーパーからカラーペーパーを
引き出して、これをプリント位置にセットし、ロールフ
イルムの各コマを焼付露光する。焼付露光済みのペーパ
ーはロール状に巻き取られ、プリント終了後にペーパー
プロセサで現像処理される。
けを行うために、多数の写真フイルムを接続して長尺化
し、これをロール形態に巻き取っている。そして、ロー
ル形態でフイルムを取り扱って、フイルムプロセサで現
像処理した後に、ノッチャーパンチャーでフイルム検定
を行い、この後、フイルム検定結果に基づきオートプリ
ンタで焼付露光している。オートプリンタでは、ロール
フイルムの各コマをプリント位置にセットして、このコ
マの画像をカラーペーパーに高速で焼付露光する。オー
トプリンタでは、ロールペーパーからカラーペーパーを
引き出して、これをプリント位置にセットし、ロールフ
イルムの各コマを焼付露光する。焼付露光済みのペーパ
ーはロール状に巻き取られ、プリント終了後にペーパー
プロセサで現像処理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オートプリンタにおけ
るペーパー巻取方式としては、ダンサーループを形成す
るダンサーアーム方式と、フリーループを形成するフリ
ーループ方式とがある。ダンサーアーム方式では、ダン
サーアームを持ち、このアームでペーパー送りローラと
巻取スプールとの間にループを形成し、アームの角度変
化を検出して、この検出量に応じて、巻取モータを起
動、停止させている。この方式では、構造が簡単にな
り、巻取スプールのイナーシャ(慣性力)をアームの角
度変化(ループ量の増減)で吸収することができるた
め、振動や衝撃が少ない利点を持つ。反面、ダンサーロ
ーラを持つため、ペーパー先端の自動巻き付け機構が複
雑になり、ペーパーのオートロード機能を有するプリン
タには用いられていない。
るペーパー巻取方式としては、ダンサーループを形成す
るダンサーアーム方式と、フリーループを形成するフリ
ーループ方式とがある。ダンサーアーム方式では、ダン
サーアームを持ち、このアームでペーパー送りローラと
巻取スプールとの間にループを形成し、アームの角度変
化を検出して、この検出量に応じて、巻取モータを起
動、停止させている。この方式では、構造が簡単にな
り、巻取スプールのイナーシャ(慣性力)をアームの角
度変化(ループ量の増減)で吸収することができるた
め、振動や衝撃が少ない利点を持つ。反面、ダンサーロ
ーラを持つため、ペーパー先端の自動巻き付け機構が複
雑になり、ペーパーのオートロード機能を有するプリン
タには用いられていない。
【0004】このため、ペーパーのオートロード機能を
有するオートプリンタでは、フリーループ方式が採用さ
れることが多い。このフリーループ方式では、ダンサー
アームの代わりにフリーループ形成部をペーパー送りロ
ーラと巻取スプールとの間に備えている。フリーループ
は、ダンサーループと異なり、バックテンションを持た
ないので、そのままでは、巻取ロールに適度な巻き締め
力を付与することができず、ロールがきれいに巻けない
という問題がある。また、巻取径が大きくなると、イナ
ーシャの影響で、巻取モータの通電オフから実際の停止
までの時間が長くなるため、タイミングによって、ルー
プが全て無くなり、巻取スプールとペーパー送りローラ
との間で引っ張り合いをしてしまう危険性がある。
有するオートプリンタでは、フリーループ方式が採用さ
れることが多い。このフリーループ方式では、ダンサー
アームの代わりにフリーループ形成部をペーパー送りロ
ーラと巻取スプールとの間に備えている。フリーループ
は、ダンサーループと異なり、バックテンションを持た
ないので、そのままでは、巻取ロールに適度な巻き締め
力を付与することができず、ロールがきれいに巻けない
という問題がある。また、巻取径が大きくなると、イナ
ーシャの影響で、巻取モータの通電オフから実際の停止
までの時間が長くなるため、タイミングによって、ルー
プが全て無くなり、巻取スプールとペーパー送りローラ
との間で引っ張り合いをしてしまう危険性がある。
【0005】このため、従来は、フリーループ形成部の
出口にペーパー送りローラとは別の駆動ローラ(以下、
送り込みローラという)を設け、巻取スプールの回転の
起動、停止と連動させて、起動、停止を行っている。こ
の起動停止は、単なる停止では無く、直流制動力を持っ
ている。より具体的には、送り込みローラと巻取スプー
ルとの間でペーパーが弛んだりしないように、互いに引
っ張り合いとなるように、送り込みローラと巻取スプー
ルとの起動、停止に時間差を付ける制御を行っている。
これにより、ペーパーロールに巻き締め力を付与するこ
とができるが、反面、巻取径の増大によるイナーシャの
影響を除去することができず、巻取時の騒音が大きくな
る、振動,衝撃が大きいため、モーター固定用ステーの
折れや伝達ギヤの磨耗、伝達軸の折れ等の機械的破損に
つながる等の問題がある。
出口にペーパー送りローラとは別の駆動ローラ(以下、
送り込みローラという)を設け、巻取スプールの回転の
起動、停止と連動させて、起動、停止を行っている。こ
の起動停止は、単なる停止では無く、直流制動力を持っ
ている。より具体的には、送り込みローラと巻取スプー
ルとの間でペーパーが弛んだりしないように、互いに引
っ張り合いとなるように、送り込みローラと巻取スプー
ルとの起動、停止に時間差を付ける制御を行っている。
これにより、ペーパーロールに巻き締め力を付与するこ
とができるが、反面、巻取径の増大によるイナーシャの
影響を除去することができず、巻取時の騒音が大きくな
る、振動,衝撃が大きいため、モーター固定用ステーの
折れや伝達ギヤの磨耗、伝達軸の折れ等の機械的破損に
つながる等の問題がある。
【0006】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、フリーループ方式を採用しつつ、送り込みローラ
と巻取スプールとの起動、停止の制御を簡単にし、しか
も振動や衝撃、機械的破損の発生を抑えるようにした写
真プリンタのペーパー供給装置を提供することを目的と
する。
あり、フリーループ方式を採用しつつ、送り込みローラ
と巻取スプールとの起動、停止の制御を簡単にし、しか
も振動や衝撃、機械的破損の発生を抑えるようにした写
真プリンタのペーパー供給装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明は、ペーパー送り込みロー
ラにブレーキ手段を設けるとともに、クラッチを介して
送り込みモータを接続し、ペーパーのオートロード時に
はクラッチを接続するとともに送り込みモータをフリー
ループの増減に応じて間欠的に回転してペーパーを巻取
スプールに送り、巻取スプールにペーパーが到達し先端
が巻き付いた後は、巻き取り時に常時ブレーキ手段で巻
き締め力を付与したものである。
に、請求項1に記載した発明は、ペーパー送り込みロー
ラにブレーキ手段を設けるとともに、クラッチを介して
送り込みモータを接続し、ペーパーのオートロード時に
はクラッチを接続するとともに送り込みモータをフリー
ループの増減に応じて間欠的に回転してペーパーを巻取
スプールに送り、巻取スプールにペーパーが到達し先端
が巻き付いた後は、巻き取り時に常時ブレーキ手段で巻
き締め力を付与したものである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の写真プリンタのペーパー巻取装置におけるブレーキ
手段としてヒステリシスブレーキを用い巻き締め力が必
要なときのみブレーキをかけるようにしたものである。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の写真プリ
ンタのペーパー巻取装置におけるブレーキ手段を、複数
極に着磁されたマグネット円板と、これに接近して対面
配置されるヒステリシス円板とから構成し、常時一定の
トルクを送り込みローラに付与したものである。
載の写真プリンタのペーパー巻取装置におけるブレーキ
手段としてヒステリシスブレーキを用い巻き締め力が必
要なときのみブレーキをかけるようにしたものである。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の写真プリ
ンタのペーパー巻取装置におけるブレーキ手段を、複数
極に着磁されたマグネット円板と、これに接近して対面
配置されるヒステリシス円板とから構成し、常時一定の
トルクを送り込みローラに付与したものである。
【0009】
【作用】焼付露光済みのカラーペーパーは、巻取スプー
ルの前でペーパー送りローラ及びペーパー送り込みロー
ラの回転制御により、フリーループが形成される。この
フリーループのループ量が増大して一定値になり、例え
ばループセンサを遮蔽すると、送り込みローラが回転し
てペーパーを巻取スプールに送る。これにより、ループ
量が変化してループセンサから外れると、送り込みロー
ラの回転が停止する。これを繰り返して、巻取スプール
にペーパー先端が到達し巻き付くと、送り込みローラに
駆動を伝達しているクラッチが切れる。巻取スプールの
回転によりペーパーがスプールに巻き取られる。このと
き、ブレーキ手段により送り込みローラには一定のトル
クが付与されてブレーキがかかった状態になっており、
ペーパー巻取時にこの抵抗トルクが巻き締め力として作
用する。これにより、ペーパー巻き取り時に巻き締め力
が付与されるため、ペーパーがきれいに巻き取られる。
ルの前でペーパー送りローラ及びペーパー送り込みロー
ラの回転制御により、フリーループが形成される。この
フリーループのループ量が増大して一定値になり、例え
ばループセンサを遮蔽すると、送り込みローラが回転し
てペーパーを巻取スプールに送る。これにより、ループ
量が変化してループセンサから外れると、送り込みロー
ラの回転が停止する。これを繰り返して、巻取スプール
にペーパー先端が到達し巻き付くと、送り込みローラに
駆動を伝達しているクラッチが切れる。巻取スプールの
回転によりペーパーがスプールに巻き取られる。このと
き、ブレーキ手段により送り込みローラには一定のトル
クが付与されてブレーキがかかった状態になっており、
ペーパー巻取時にこの抵抗トルクが巻き締め力として作
用する。これにより、ペーパー巻き取り時に巻き締め力
が付与されるため、ペーパーがきれいに巻き取られる。
【0010】
【実施例】図2は本発明のペーパー巻取装置を用いたオ
ートプリンタを示す概略図であり、図3はオートプリン
タの外観を示す斜視図である。機枠10の上部には、水
平方向でフイルム搬送部11が配置されている。また、
機枠10の下部には、水平方向でペーパー搬送部12が
配置されている。これらフイルム搬送部11とペーパー
搬送部12との間には、垂直方向でプリント部13が配
置されている。また、ペーパー搬送部12のペーパー入
口側の上部には、フイルム搬送部11との間でペーパー
供給部14が配置されており、ペーパー搬送部12のペ
ーパー出口側には、フイルム搬送部11との間でペーパ
ー巻取装置15が配置されている。
ートプリンタを示す概略図であり、図3はオートプリン
タの外観を示す斜視図である。機枠10の上部には、水
平方向でフイルム搬送部11が配置されている。また、
機枠10の下部には、水平方向でペーパー搬送部12が
配置されている。これらフイルム搬送部11とペーパー
搬送部12との間には、垂直方向でプリント部13が配
置されている。また、ペーパー搬送部12のペーパー入
口側の上部には、フイルム搬送部11との間でペーパー
供給部14が配置されており、ペーパー搬送部12のペ
ーパー出口側には、フイルム搬送部11との間でペーパ
ー巻取装置15が配置されている。
【0011】フイルム搬送部11は、フイルム供給用の
リール取付軸20と、供給側ダンサー部21と、フイル
ムキャリア22と、巻取側ダンサー部23と、フイルム
巻取用のリール取付軸24とを備えている。フイルムキ
ャリア22は、ロールフイルム25から引き出されたフ
イルム26のプリント対象コマをノッチに基づきプリン
ト位置にセットする。
リール取付軸20と、供給側ダンサー部21と、フイル
ムキャリア22と、巻取側ダンサー部23と、フイルム
巻取用のリール取付軸24とを備えている。フイルムキ
ャリア22は、ロールフイルム25から引き出されたフ
イルム26のプリント対象コマをノッチに基づきプリン
ト位置にセットする。
【0012】プリント位置にセットされたコマは、プリ
ント部13によりペーパー搬送部12のカラーペーパー
31に焼付露光される。光源部30は、ランプ28と図
示しないカットフイルタ部及び拡散箱とから構成されて
おり、フイルムキャリア22にセットされたプリント対
象コマを照明する。プリント対象コマを透過した光は、
シャッタ33が開いた時にズームレンズ32によりカラ
ーペーパー31に結像される。
ント部13によりペーパー搬送部12のカラーペーパー
31に焼付露光される。光源部30は、ランプ28と図
示しないカットフイルタ部及び拡散箱とから構成されて
おり、フイルムキャリア22にセットされたプリント対
象コマを照明する。プリント対象コマを透過した光は、
シャッタ33が開いた時にズームレンズ32によりカラ
ーペーパー31に結像される。
【0013】カラーペーパー31はペーパー供給部14
にセットされたロールペーパー17から引き出され、ペ
ーパー搬送部12によりプリント位置にセットされる。
ペーパー供給部14は、ペーパー取付軸35のロールペ
ーパー17からペーパー31を引き出して、これをペー
パー送りローラ対37によりペーパー搬送部12に送
る。ペーパー取付軸35にはブレーキ機構38が設けら
れており、ダンサーローラ39との連動によりロールペ
ーパー17に巻き弛みが発生しないようにペーパー31
を円滑に送りだす。
にセットされたロールペーパー17から引き出され、ペ
ーパー搬送部12によりプリント位置にセットされる。
ペーパー供給部14は、ペーパー取付軸35のロールペ
ーパー17からペーパー31を引き出して、これをペー
パー送りローラ対37によりペーパー搬送部12に送
る。ペーパー取付軸35にはブレーキ機構38が設けら
れており、ダンサーローラ39との連動によりロールペ
ーパー17に巻き弛みが発生しないようにペーパー31
を円滑に送りだす。
【0014】ペーパー搬送部12にはペーパー送りロー
ラ対40a,40b,40c,及び送り込みローラ対5
0が配置されており、これらにより、ペーパー31はス
プライサ41,カッタ42,可変ペーパーマスク43を
通過して、ペーパー巻取装置15に送られる。スプライ
サ41の前には、焼付露光のためのペーパー間欠送りと
ペーパー供給部14からのペーパー引き出し送りとの速
度差を吸収するためと、ペーパー31を接合したり切断
したりするための処理時間を稼ぐ第1のループ形成部4
4が設けられている。また、ペーパー巻取装置15の前
には、ペーパー巻取速度とプリント処理速度との差を吸
収するための第2のループ形成部45が設けられてい
る。
ラ対40a,40b,40c,及び送り込みローラ対5
0が配置されており、これらにより、ペーパー31はス
プライサ41,カッタ42,可変ペーパーマスク43を
通過して、ペーパー巻取装置15に送られる。スプライ
サ41の前には、焼付露光のためのペーパー間欠送りと
ペーパー供給部14からのペーパー引き出し送りとの速
度差を吸収するためと、ペーパー31を接合したり切断
したりするための処理時間を稼ぐ第1のループ形成部4
4が設けられている。また、ペーパー巻取装置15の前
には、ペーパー巻取速度とプリント処理速度との差を吸
収するための第2のループ形成部45が設けられてい
る。
【0015】図1に示すように、本発明を実施したペー
パー巻取装置15は、2組の巻取スプール46a,46
bとペーパーガイドアーム47a,47b,48a,4
8bと、ペーパー送り込みローラ対50と、ガイドロー
ラ49a,49bとから構成されており、プリント済み
のペーパー31を巻き芯18aに巻き付けて、ロールペ
ーパー18にして巻き取る。本実施例では、巻取スプー
ル46a,46b及びガイドアーム47a,47b,4
8a,48bを2組設け、これらを交互に用いることに
より、プリント済みのペーパーの取り出し時間がプリン
ト時間に含まれることのないようにして、プリントを効
率よく行っている。このため、第1の巻取スプール46
aの下方には、第2の巻取スプール46bにペーパー3
1を分岐搬送させるための分岐搬送機構51が設けられ
ている。この分岐搬送機構51は、図示しない分岐ガイ
ドとペーパー送りローラ対51a,51bとから構成さ
れている。
パー巻取装置15は、2組の巻取スプール46a,46
bとペーパーガイドアーム47a,47b,48a,4
8bと、ペーパー送り込みローラ対50と、ガイドロー
ラ49a,49bとから構成されており、プリント済み
のペーパー31を巻き芯18aに巻き付けて、ロールペ
ーパー18にして巻き取る。本実施例では、巻取スプー
ル46a,46b及びガイドアーム47a,47b,4
8a,48bを2組設け、これらを交互に用いることに
より、プリント済みのペーパーの取り出し時間がプリン
ト時間に含まれることのないようにして、プリントを効
率よく行っている。このため、第1の巻取スプール46
aの下方には、第2の巻取スプール46bにペーパー3
1を分岐搬送させるための分岐搬送機構51が設けられ
ている。この分岐搬送機構51は、図示しない分岐ガイ
ドとペーパー送りローラ対51a,51bとから構成さ
れている。
【0016】ペーパーガイドアーム47a,47b,4
8a,48bは図示しないコイルバネでその先端が巻取
スプール46a,46bの巻き芯18aの周面に接触す
るように構成されている。また、下側ガイドアーム47
a,47bは、ペーパー搬送路も兼ねており、ペーパー
31の先端を巻き芯18aに案内する。
8a,48bは図示しないコイルバネでその先端が巻取
スプール46a,46bの巻き芯18aの周面に接触す
るように構成されている。また、下側ガイドアーム47
a,47bは、ペーパー搬送路も兼ねており、ペーパー
31の先端を巻き芯18aに案内する。
【0017】更に、ペーパーガイドアーム47a,47
b,48a,48bには図示しない角度検出センサが設
けられており、このセンサからのアーム角度検出信号は
巻取用コントローラ65に送られる。巻取用コントロー
ラ65はこのアーム角度検出信号によりペーパーロール
径を検出している。そして、このペーパーロール径に基
づき、DCモータからなる巻取モータ52のモータ制動
用抵抗(図示せず)を選択して、巻取径に合った発電制
動を行い、モータ駆動オフから停止までのペーパー巻取
量をほぼ一定に保つようにしている。モータ制動用抵抗
は、ペーパーロール径に応じて複数個設けられており、
この抵抗が小さくなるほど制動効果が大きくなる。
b,48a,48bには図示しない角度検出センサが設
けられており、このセンサからのアーム角度検出信号は
巻取用コントローラ65に送られる。巻取用コントロー
ラ65はこのアーム角度検出信号によりペーパーロール
径を検出している。そして、このペーパーロール径に基
づき、DCモータからなる巻取モータ52のモータ制動
用抵抗(図示せず)を選択して、巻取径に合った発電制
動を行い、モータ駆動オフから停止までのペーパー巻取
量をほぼ一定に保つようにしている。モータ制動用抵抗
は、ペーパーロール径に応じて複数個設けられており、
この抵抗が小さくなるほど制動効果が大きくなる。
【0018】図1及び図4に示すように、ペーパー送り
込みローラ対50は、駆動ローラ50aと、プレスロー
ラ50bと、ガイドローラ50cとから構成されてお
り、駆動ローラ50aとプレスローラ50bとによりペ
ーパー31を挟んでペーパー送りを行う。ガイドローラ
50cは、水平に送られて来たペーパーを斜め上方に案
内するためのものであり、駆動ローラ50aとの間には
約1mm程度の隙間が設けられている。また、ペーパー送
り込みローラ対50のペーパー送り上流側にはペーパー
ガイドローラ55が設けられている。ペーパーガイドロ
ーラ55の軸には、ガイドローラ55の両端側で、フラ
ンジ付きのペーパーガイド(図示せず)が軸方向で移動
自在に取り付けられており、ペーパー幅に応じてその固
定位置が変化するようになっている。
込みローラ対50は、駆動ローラ50aと、プレスロー
ラ50bと、ガイドローラ50cとから構成されてお
り、駆動ローラ50aとプレスローラ50bとによりペ
ーパー31を挟んでペーパー送りを行う。ガイドローラ
50cは、水平に送られて来たペーパーを斜め上方に案
内するためのものであり、駆動ローラ50aとの間には
約1mm程度の隙間が設けられている。また、ペーパー送
り込みローラ対50のペーパー送り上流側にはペーパー
ガイドローラ55が設けられている。ペーパーガイドロ
ーラ55の軸には、ガイドローラ55の両端側で、フラ
ンジ付きのペーパーガイド(図示せず)が軸方向で移動
自在に取り付けられており、ペーパー幅に応じてその固
定位置が変化するようになっている。
【0019】図4に示すように、駆動ローラ50aの取
付軸57には、従動ギヤ58とブレーキ機構59とが取
り付けられている。従動ギヤ58には、駆動ギヤ60,
クラッチ61,タイミングベルト62を介して送り込み
モータ63が接続されている。図1に示すように、クラ
ッチ61は、ドライバ61aを介してコントローラ65
に接続されており、オンオフ制御される。また、送り込
みモータ63もドライバ63aを介してコントローラ6
5に接続されている。図4に示すように、駆動ギヤ60
にはタイミングプーリー60aが一体的に設けられてお
り、このプーリー60aにはタイミングベルト(図示せ
ず)が掛けられて、分岐搬送機構51(図2参照)に送
り込みモータ63の回転を伝達する。
付軸57には、従動ギヤ58とブレーキ機構59とが取
り付けられている。従動ギヤ58には、駆動ギヤ60,
クラッチ61,タイミングベルト62を介して送り込み
モータ63が接続されている。図1に示すように、クラ
ッチ61は、ドライバ61aを介してコントローラ65
に接続されており、オンオフ制御される。また、送り込
みモータ63もドライバ63aを介してコントローラ6
5に接続されている。図4に示すように、駆動ギヤ60
にはタイミングプーリー60aが一体的に設けられてお
り、このプーリー60aにはタイミングベルト(図示せ
ず)が掛けられて、分岐搬送機構51(図2参照)に送
り込みモータ63の回転を伝達する。
【0020】ブレーキ機構59は、ブラケット67及び
ステー68を介して機枠(図示せず)に固定されてい
る。ブレーキ機構59は、例えば8極に着磁されたマグ
ネット円板と、これに接近して対面配置されるヒステリ
シス円板とから構成されており、一定の抵抗トルクが駆
動ローラ50aの取付軸57に付与される。具体的に
は、マグネット円板とヒステリシス円板とが相対的に回
転するときに、ヒステリシス円板の各部分が交番磁化さ
れヒステリシス損が発生する。これが熱に変換され、こ
のヒステリシス損がヒステリシス円板の回転を妨げる抵
抗トルクとなって、ペーパー送り込みローラ50のブレ
ーキとして作用する。このブレーキ力は、ヒステリシス
円板とマグネット円板との隙間を狭くする程大きくな
り、この隙間を調節することにより適宜ブレーキ力を選
択することができる。
ステー68を介して機枠(図示せず)に固定されてい
る。ブレーキ機構59は、例えば8極に着磁されたマグ
ネット円板と、これに接近して対面配置されるヒステリ
シス円板とから構成されており、一定の抵抗トルクが駆
動ローラ50aの取付軸57に付与される。具体的に
は、マグネット円板とヒステリシス円板とが相対的に回
転するときに、ヒステリシス円板の各部分が交番磁化さ
れヒステリシス損が発生する。これが熱に変換され、こ
のヒステリシス損がヒステリシス円板の回転を妨げる抵
抗トルクとなって、ペーパー送り込みローラ50のブレ
ーキとして作用する。このブレーキ力は、ヒステリシス
円板とマグネット円板との隙間を狭くする程大きくな
り、この隙間を調節することにより適宜ブレーキ力を選
択することができる。
【0021】巻取スプール46a,46bは、クラッチ
70,71を介して巻取モータ52に接続されている。
本実施例では、1個の巻取モータ52で第1及び第2の
巻取スプール46a,46bを、クラッチ70,71に
より選択的に回転させる。クラッチ70,71及びモー
タ52は、ドライバ70a,71a,52aを介して巻
取用コントローラ65に接続されている。巻取用コント
ローラ65は、巻取モータ52の電流を検出しており、
この電流値が一定値を越えたときに、ペーパー先端が巻
き芯18aに巻き付いたことを自動検出する。これは、
ペーパー先端の巻き付けが終了すると巻取モータ52の
負荷が増大して、これに伴いモータ巻線の電流が増える
からであり、これを検出することでペーパーオートロー
ド時の巻き付け終了が自動検出される。
70,71を介して巻取モータ52に接続されている。
本実施例では、1個の巻取モータ52で第1及び第2の
巻取スプール46a,46bを、クラッチ70,71に
より選択的に回転させる。クラッチ70,71及びモー
タ52は、ドライバ70a,71a,52aを介して巻
取用コントローラ65に接続されている。巻取用コント
ローラ65は、巻取モータ52の電流を検出しており、
この電流値が一定値を越えたときに、ペーパー先端が巻
き芯18aに巻き付いたことを自動検出する。これは、
ペーパー先端の巻き付けが終了すると巻取モータ52の
負荷が増大して、これに伴いモータ巻線の電流が増える
からであり、これを検出することでペーパーオートロー
ド時の巻き付け終了が自動検出される。
【0022】第2ループ形成部45は、ペーパー送りロ
ーラ対40cとペーパー送り込みローラ対50との個別
回転により、これらの間にフリーループ31aを形成す
る。ペーパー送りローラ対40cは、駆動ローラ73a
とプレスローラ73bとから構成されており、パルスモ
ータからなるペーパー送りモータ74により回転され
る。ペーパー送りモータ74は、ドライバ74aを介し
て巻取用コントローラ65で制御される。
ーラ対40cとペーパー送り込みローラ対50との個別
回転により、これらの間にフリーループ31aを形成す
る。ペーパー送りローラ対40cは、駆動ローラ73a
とプレスローラ73bとから構成されており、パルスモ
ータからなるペーパー送りモータ74により回転され
る。ペーパー送りモータ74は、ドライバ74aを介し
て巻取用コントローラ65で制御される。
【0023】この第2ループ形成部45にはループセン
サ75が設けられており、これの検出信号は巻取用コン
トローラ65に送られる。巻取用コントローラ65に
は、マスターコントローラ76が接続されており、これ
から各種制御信号を受け取り、この制御信号とループセ
ンサ75との検出信号とに基づき、送り込みモータ63
と巻取モータ52と各クラッチ61,70,71とをシ
ーケンス制御する。図5は、巻取用コントローラ65に
おける処理手順を示すフローチャートである。
サ75が設けられており、これの検出信号は巻取用コン
トローラ65に送られる。巻取用コントローラ65に
は、マスターコントローラ76が接続されており、これ
から各種制御信号を受け取り、この制御信号とループセ
ンサ75との検出信号とに基づき、送り込みモータ63
と巻取モータ52と各クラッチ61,70,71とをシ
ーケンス制御する。図5は、巻取用コントローラ65に
おける処理手順を示すフローチャートである。
【0024】次に、図5のフローチャートを参照して本
実施例の作用を説明する。まず、フイルムキャリア22
にプリント対象コマがセットされて、プリント位置のカ
ラーペーパー31に焼付露光が行われる。焼付露光後は
ペーパー31がコマ送りされ、カラーペーパー31の未
露光部分がペーパーマスク43にセットされる。プリン
トの進行に伴いカラーペーパー31の先端が図示しない
ガイドプレートにより送り込みローラ対50に到達する
と、ペーパー送り込みモータ63が回転して、ペーパー
31は送り込みローラ50で挟まれたニップ状態にな
る。このニップ後は、ガイドプレートがループ形成スペ
ースから退避した位置にセットされ、プリントの進行に
伴いフリーループが形成される。
実施例の作用を説明する。まず、フイルムキャリア22
にプリント対象コマがセットされて、プリント位置のカ
ラーペーパー31に焼付露光が行われる。焼付露光後は
ペーパー31がコマ送りされ、カラーペーパー31の未
露光部分がペーパーマスク43にセットされる。プリン
トの進行に伴いカラーペーパー31の先端が図示しない
ガイドプレートにより送り込みローラ対50に到達する
と、ペーパー送り込みモータ63が回転して、ペーパー
31は送り込みローラ50で挟まれたニップ状態にな
る。このニップ後は、ガイドプレートがループ形成スペ
ースから退避した位置にセットされ、プリントの進行に
伴いフリーループが形成される。
【0025】フリーループが所定量に達するとループセ
ンサ75がオンになる。巻取用コントローラ65は、こ
の検出信号に基づき、各モータ52,63を回転すると
ともに、クラッチ61,70をオンにする。これによ
り、ペーパー31が送り込みローラ50の回転により、
ガイドローラ49a及びガイドアーム47a,47bを
介して第1の巻取スプール46a側に送られる。これに
より、ループ量が変化しループセンサ75から外れると
送り込みローラ50の回転が停止する。これを繰り返
し、巻取スプール46aにペーパー先端が到達し巻き付
くと、送り込みモータ63が停止し、クラッチ61がオ
フにされる。
ンサ75がオンになる。巻取用コントローラ65は、こ
の検出信号に基づき、各モータ52,63を回転すると
ともに、クラッチ61,70をオンにする。これによ
り、ペーパー31が送り込みローラ50の回転により、
ガイドローラ49a及びガイドアーム47a,47bを
介して第1の巻取スプール46a側に送られる。これに
より、ループ量が変化しループセンサ75から外れると
送り込みローラ50の回転が停止する。これを繰り返
し、巻取スプール46aにペーパー先端が到達し巻き付
くと、送り込みモータ63が停止し、クラッチ61がオ
フにされる。
【0026】この後は、送り込みローラ50はその駆動
ローラ50aにブレーキ機構59により例えば約2Kgcm
の負荷トルクが付与されるため、これがペーパー巻き取
り時の抵抗となって巻き締め力として作用する。したが
って、ペーパー31の両側縁が揃った状態できれいにペ
ーパー31をロール状に巻き取ることができる。
ローラ50aにブレーキ機構59により例えば約2Kgcm
の負荷トルクが付与されるため、これがペーパー巻き取
り時の抵抗となって巻き締め力として作用する。したが
って、ペーパー31の両側縁が揃った状態できれいにペ
ーパー31をロール状に巻き取ることができる。
【0027】このペーパーの巻き取りにより第2ループ
形成部45のループ量が一定値を越えて減少するとルー
プセンサ75がオフになる。これにより、巻取用コント
ローラ65によりペーパー巻取モータ52が停止され
る。この停止時には、前述したように、ペーパーロール
径に応じて最適なモータ制動用抵抗が選択されて発電制
動がかけられるため、イナーシャの影響を少なくするこ
とができ、モータ駆動オフから実際の停止までのペーパ
ー巻取量をほぼ一定にすることができる。
形成部45のループ量が一定値を越えて減少するとルー
プセンサ75がオフになる。これにより、巻取用コント
ローラ65によりペーパー巻取モータ52が停止され
る。この停止時には、前述したように、ペーパーロール
径に応じて最適なモータ制動用抵抗が選択されて発電制
動がかけられるため、イナーシャの影響を少なくするこ
とができ、モータ駆動オフから実際の停止までのペーパ
ー巻取量をほぼ一定にすることができる。
【0028】以下同様にして、ループセンサ75の信号
に基づきペーパー31の巻き取り処理が間欠的に行われ
る。このときは、ブレーキ機構59により送り込みロー
ラ対50に抵抗トルクがかけられるため、適度な巻き締
め力がロールペーパーに付与される。
に基づきペーパー31の巻き取り処理が間欠的に行われ
る。このときは、ブレーキ機構59により送り込みロー
ラ対50に抵抗トルクがかけられるため、適度な巻き締
め力がロールペーパーに付与される。
【0029】プリント作業の終了時には、図示しないペ
ーパーカッターキーが操作されることで、マスターコン
トローラ76はカッタ42(図2参照)を作動させる。
このカット信号をマスターコントローラ76から受け取
ると、巻取用コントローラ65は、ペーパー巻取モータ
52をオンにしてペーパー31の巻き取りを行う。そし
て、ペーパー31の後端が巻き芯18aに完全に巻き取
られると、ペーパー巻取モータ52が停止する。また、
未露光のペーパー31は、次ロットのプリントのために
オートロードすることもできるし、あるいはペーパー供
給部14の逆転操作によりオートリワインドされ、ペー
パー取付軸35のロールペーパー17に巻き取ることも
できる。
ーパーカッターキーが操作されることで、マスターコン
トローラ76はカッタ42(図2参照)を作動させる。
このカット信号をマスターコントローラ76から受け取
ると、巻取用コントローラ65は、ペーパー巻取モータ
52をオンにしてペーパー31の巻き取りを行う。そし
て、ペーパー31の後端が巻き芯18aに完全に巻き取
られると、ペーパー巻取モータ52が停止する。また、
未露光のペーパー31は、次ロットのプリントのために
オートロードすることもできるし、あるいはペーパー供
給部14の逆転操作によりオートリワインドされ、ペー
パー取付軸35のロールペーパー17に巻き取ることも
できる。
【0030】なお、上記実施例では、ペーパー巻取スプ
ール46a,46bを水平方向に2個並べて設けたが、
これは1個であってもよい。また、ブレーキ機構59
を、複数極に着磁されたマグネット円板と、これに接近
して対面配置されるヒステリシス円板とから構成する他
に、周知のヒステリシスブレーキを用いてもよい。この
ヒステリシスブレーキでは、抵抗トルクの伝達を電磁力
のみで行うため、励磁電流の制御により常に一定の抵抗
トルクを再現することができる。しかも、選択的にブレ
ーキを付与することができるため、ペーパーオートロー
ド時にブレーキが働かないようにすることで、この時の
ペーパー送り抵抗を少なくすることができる。
ール46a,46bを水平方向に2個並べて設けたが、
これは1個であってもよい。また、ブレーキ機構59
を、複数極に着磁されたマグネット円板と、これに接近
して対面配置されるヒステリシス円板とから構成する他
に、周知のヒステリシスブレーキを用いてもよい。この
ヒステリシスブレーキでは、抵抗トルクの伝達を電磁力
のみで行うため、励磁電流の制御により常に一定の抵抗
トルクを再現することができる。しかも、選択的にブレ
ーキを付与することができるため、ペーパーオートロー
ド時にブレーキが働かないようにすることで、この時の
ペーパー送り抵抗を少なくすることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ペーパー送り込みローラにブレーキ手段を設けるととも
に、クラッチを介して送り込みモータを接続し、ペーパ
ーのオートロード時にはクラッチを接続するとともに送
り込みモータをフリーループの増減に応じて間欠回転し
てペーパーを巻取スプールに送り、巻取スプールにペー
パーが到達し先端が巻き付いた後は、クラッチを断ち、
巻き取り時に常時ブレーキ手段で巻き締め力を付与した
から、巻き弛むことなくロールの両側縁が揃った状態で
ロール状にペーパーを巻き取ることができる。しかも、
従来のように、送り込みローラと巻取スプールとの間で
ペーパーが弛むことなく互いに引っ張り合いとなるよう
に、送り込みローラと巻取スプールとの起動、停止に時
間差を付ける制御を行う必要がなく、制御系を簡単にす
ることができる。さらに、ペーパー巻取径の増大による
イナーシャの影響をそれほど受けなくなり、巻取時の騒
音や、振動,衝撃を小さくすることができる他、モータ
ー固定用ステーの折れや伝達ギヤの磨耗、伝達軸の折れ
等の機械的破損を防止することもできる。
ペーパー送り込みローラにブレーキ手段を設けるととも
に、クラッチを介して送り込みモータを接続し、ペーパ
ーのオートロード時にはクラッチを接続するとともに送
り込みモータをフリーループの増減に応じて間欠回転し
てペーパーを巻取スプールに送り、巻取スプールにペー
パーが到達し先端が巻き付いた後は、クラッチを断ち、
巻き取り時に常時ブレーキ手段で巻き締め力を付与した
から、巻き弛むことなくロールの両側縁が揃った状態で
ロール状にペーパーを巻き取ることができる。しかも、
従来のように、送り込みローラと巻取スプールとの間で
ペーパーが弛むことなく互いに引っ張り合いとなるよう
に、送り込みローラと巻取スプールとの起動、停止に時
間差を付ける制御を行う必要がなく、制御系を簡単にす
ることができる。さらに、ペーパー巻取径の増大による
イナーシャの影響をそれほど受けなくなり、巻取時の騒
音や、振動,衝撃を小さくすることができる他、モータ
ー固定用ステーの折れや伝達ギヤの磨耗、伝達軸の折れ
等の機械的破損を防止することもできる。
【0032】ブレーキ手段としてヒステリシスブレーキ
を用いたから、選択的にブレーキをかけることができ、
ペーパーオートロード時にブレーキをかけることがなく
なり、効率のよいペーパー送りができる。
を用いたから、選択的にブレーキをかけることができ、
ペーパーオートロード時にブレーキをかけることがなく
なり、効率のよいペーパー送りができる。
【0033】また、ブレーキ手段を、複数極に着磁され
たマグネット円板と、これに接近して対面配置されるヒ
ステリシス円板とから構成し、これにより常時一定のト
ルクを送り込みローラに付与したから、ペーパーオート
ロード時に少しペーパー送り抵抗となるものの、ヒステ
リシスブレーキを用いるときのように、これをオンオフ
制御する必要もなく制御を簡単にすることができる。し
かも、抵抗トルクを付与するために永久磁石の磁力を用
いており、ヒステリシスブレーキと同様に非接触式であ
るため、耐久性を向上することができる。
たマグネット円板と、これに接近して対面配置されるヒ
ステリシス円板とから構成し、これにより常時一定のト
ルクを送り込みローラに付与したから、ペーパーオート
ロード時に少しペーパー送り抵抗となるものの、ヒステ
リシスブレーキを用いるときのように、これをオンオフ
制御する必要もなく制御を簡単にすることができる。し
かも、抵抗トルクを付与するために永久磁石の磁力を用
いており、ヒステリシスブレーキと同様に非接触式であ
るため、耐久性を向上することができる。
【図1】本発明を実施した写真プリンタのペーパー巻取
装置を示す概略図である。
装置を示す概略図である。
【図2】同ペーパー巻取装置を用いたオートプリンタを
示す概略図である。
示す概略図である。
【図3】同オートプリンタの外観を示す斜視図である。
【図4】ペーパー送り込みローラとブレーキ機構及びモ
ータの配置を示す斜視図である。
ータの配置を示す斜視図である。
【図5】ペーパー巻取装置の処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【符号の説明】 11 フイルム搬送部 12 ペーパー搬送部 13 プリント部 14 ペーパー供給部 15 ペーパー巻取装置 18a 巻き芯 44,45 ループ形成部 50 送り込みローラ対 50a 駆動ローラ 50b プレスローラ 52 ペーパー巻取モータ 59 ブレーキ機構 61,70,71 クラッチ 65 巻取用コントローラ 75 ループセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 進 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 鷹野 滋之 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ペーパーを巻き取る巻取スプールのペー
パー送り上流側にフリーループ形成部とペーパー送り込
みローラとを設けた写真プリンタのペーパー巻取装置に
おいて、ペーパー送り込みローラにブレーキ手段を設け
るとともに、クラッチを介して送り込みモータを接続
し、ペーパーのオートロード時にはクラッチを接続する
とともに送り込みモータをフリーループの増減に応じて
間欠的に回転してペーパーを巻取スプールに送り、巻取
スプールにペーパーが到達し先端が巻き付いた後は、巻
き取り時に常時ブレーキ手段で巻き締め力を付与するこ
とを特徴とする写真プリンタのペーパー巻取装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の写真プリンタのペーパー
巻取装置において、ブレーキ手段としてヒステリシスブ
レーキを用いたことを特徴とする写真プリンタのペーパ
ー巻取装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の写真プリンタのペーパー
巻取装置において、ブレーキ手段を、複数極に着磁され
たマグネット円板と、これに接近して対面配置されるヒ
ステリシス円板とから構成し、常時一定の抵抗トルクを
送り込みローラに付与することを特徴とする写真プリン
タのペーパー巻取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14226493A JPH075585A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 写真プリンタのペーパー巻取装置 |
DE19944420675 DE4420675A1 (de) | 1993-06-14 | 1994-06-14 | Papierwicklungsvorrichtung für photografische Kopiermaschine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14226493A JPH075585A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 写真プリンタのペーパー巻取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075585A true JPH075585A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15311303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14226493A Pending JPH075585A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 写真プリンタのペーパー巻取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075585A (ja) |
DE (1) | DE4420675A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153302A (ja) * | 1988-02-17 | 1990-06-13 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 高屈折率光学素子及びプラスチックレンズの製造方法及び該方法により得られる光学素子並びにプラスチックレンズ |
US5948936A (en) * | 1996-07-16 | 1999-09-07 | Nippon Shokubai Co. Ltd. | Method for production of sulfide group-containing thiol compound |
CN102849497A (zh) * | 2012-07-25 | 2013-01-02 | 昆山微容电子企业有限公司 | 载体纸带传送装置 |
DE102012219562A1 (de) | 2011-10-28 | 2013-05-02 | Hoya Corporation | Verfahren zur Bestimmung einer Herstellungsbedingung eines Brillenglases und Verfahren zur Herstellung eines Brillenglases |
CN113579359A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-11-02 | 浙江花园铜业有限公司 | 预分布铜带路径支设弧形平台纵剪分切装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19823906C2 (de) * | 1998-05-28 | 2001-06-28 | Gretag Imaging Ag | Filmmaterial-Leitanlage |
DE102007037653A1 (de) * | 2007-08-09 | 2009-02-19 | OCé PRINTING SYSTEMS GMBH | Vorrichtung und Verfahren zum Abziehen einer Bahn aus bedruckbarem Trägermaterial |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP14226493A patent/JPH075585A/ja active Pending
-
1994
- 1994-06-14 DE DE19944420675 patent/DE4420675A1/de not_active Ceased
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153302A (ja) * | 1988-02-17 | 1990-06-13 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 高屈折率光学素子及びプラスチックレンズの製造方法及び該方法により得られる光学素子並びにプラスチックレンズ |
US5948936A (en) * | 1996-07-16 | 1999-09-07 | Nippon Shokubai Co. Ltd. | Method for production of sulfide group-containing thiol compound |
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CN102849497A (zh) * | 2012-07-25 | 2013-01-02 | 昆山微容电子企业有限公司 | 载体纸带传送装置 |
CN113579359A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-11-02 | 浙江花园铜业有限公司 | 预分布铜带路径支设弧形平台纵剪分切装置 |
CN113579359B (zh) * | 2021-07-19 | 2022-07-01 | 浙江花园铜业有限公司 | 预分布铜带纵剪分切装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4420675A1 (de) | 1994-12-15 |
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