JPH03147668A - バッファローラ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｔａ）産業上の利用分野 この発明は、供給軸に巻回されその一端が巻取軸に巻き
付けられている感光シートを、前記両軸間で懸架して供
給軸からの引き出し１巻取軸への送り込みを行うバッフ
ァローラの制御装置に関する。

（ｂｌ従来の技術 光副ヒ材料９発色性染料を封入したマイクロカプセルが
塗布されてなる感光シートを用いて像形成を行う場合、
前記マイクロカプセルの光感度と圧力感度とが異なるた
めぞれぞれの処理時（露光処理と圧力現像処理）の速度
を変えることが望ましく、従来、バッファローラを用い
て画処理時の速度を変えるようにしていた。第８図はバ
ッファローラの動作を説明するだめの図である。

感光シート１は供給軸２に巻回されてロール状にされ、
一端が巻取軸３に巻き付けられている。

供給軸２−巻取軸３間には露光部ＰＩ、圧力現像部Ｐ２
が設けられ、感光シートは１は露光部Ｐ１において露光
され、圧力現像部Ｐ２において圧力現像される。また供
給軸２と巻取軸３との中間部にはバッファローラ４が設
けられている。バッファローラ４は図中矢印で示したよ
うに正方向および逆方向に移動可能で、正方向に移動し
たときに供給軸２から感光シート１を引き出し、露光部
Ｐｌにおいて感光シート１を情報光に露光させる。

そして露光処理が終了するとバッファローラ４は逆方向
に移動し露光部の感光シートを圧力現像部Ｐ２．Ｓ取軸
３方向へ送り込んでゆく。なおこのとき圧力現像ローラ
５１巻取軸３が回転する。

（Ｃ１発明が解決しようとする課題 ト述したようにバッファローラ４を正、逆方向に移動さ
せることによって、感光シートの露光部Ｐ１の通過速度
（ｎ光速度）と圧力現像複写機１）２通過速度（圧力現
像速度）とを変えることができる。

ところが従来、このような感光シートの送り制御１）を
行ったときに感光シートが弛んで画像の位置ずれが生し
てしまうことがあった。

従来、バッファローラは第７図に示したようなタイミン
グで制御されていた。すなわち、供給軸からの感光シー
トの引き出し終わると正転クラッチがオフされ、ある程
度の時間（慣性による感光シートの引き出しが終わるま
での時間等を含む・）ののち逆転クラッチがオンされて
感光シートが巻取軸側に送られてゆく。したがって、正
転クラッチオフから逆転クラッチオンまでの間、バッフ
ァローラへ駆動力を伝達する正転、逆転クラッチは共に
オフであり、バッファローラ３はフリーな状態になって
いる。ところがこのとき、バッファローラ４には感光シ
ート１の張力が加えられており、この張力によりバッフ
ァローラ４が引き下げられて感光シートｌに弛みが生じ
ていた。そして、この弛みにより感光シート上の画像先
端位置と圧力現像部Ｐ２との距離がずれてしまい、感光
シートーヒの画像を受像シートに転写する際に画像の位
置ずれを生じさせていた。

この発明はバッファローラの方向転換時の位置ずれを防
止して感光シートに弛みが生しるのを防止し、延いては
画像ずれが発生するのを防止するバッファローラの制御
装置を提供することを目的とする。

（ｄ１課題を解決するための手段 この発明は、モータをバッファローラの移動時に回転さ
せ、このモータの回転力を正方向クラッチまたは逆方向
クラッチを介してバッファローラに伝達し、感光シート
の供給軸からの引き出しまたは巻取軸側への送り込みを
行うバッファローラ制御装置において、 前記バッファローラの移動方向を正方向から逆方向へ方
向転換するとき、前記正方向クラッチ。

逆方向クラッチの少なくとも何れか一方をオンする手段
を設けたことを特徴とする。

（０１作用 第１図はこの発明の構成例を示している。

モータＭは感光シート１を供給軸２から引き出すとき、
および引き出された感光シート１を巻取軸３側に送り込
むときに同転される。このモータの回転力は正方向クラ
ッチ６または逆方向クラッチ７を介してバッファローラ
４に伝達される。クラッチ制御手段８はクラッチ６．７
のオン／オフ制御を行う制御部である。この制御手段８
は感光シート引き出し時には正方向クラッチ６をオンし
、巻取軸側への送り込み時には逆方向クラッチ７をオン
する。そして、正方向から逆方向への方向転換時には正
方向クラッチ６または逆方向クラッチ７の少なくとも何
れか一方をオンする。したがって方向転換時、バッファ
ローラ４は停止状態のモータＭに接続されることになり
、大きな負荷が加えられるため同転が不可能で、バッフ
ァローラ４が正方向または逆方向に移動してしまうこと
がない。

（ｆｌ実施例 第６図はバッファローラを備える画像形成装置の正面概
略図である。

複写機本体内の中央左側にはメディアカートリッジ１０
が備えられている。メディアカートリッジ１０は供給軸
２１巻取軸３を備え、供給軸２には感光シートｌが巻回
されている。感光シート２は複写機本体側の露光部Ｐ１
、バッファローラ４、圧力現像部Ｐ２を経由して巻取軸
３に巻き取られている。

複写機本体の上面には原稿台ＩＬが備えられ、複写すべ
き原稿が載置される。原稿台１）の下方には光源、２ラ
ー、レンズを含む光学系１２が備えられ、原稿台上の原
稿を走査し、その反射光を露光部Ｐ１に導く。また、圧
力現像部Ｐ２は一対の圧力現像ローラ５ａ、５ｂおよび
この両ローラ５ａ、５ｂを均一加圧させるハックアップ
ローラ５ｃ、５ｄを備えている。圧力現像ローラ５ａ。

５ｂは図示しないスプリング、カムを含む加圧機構によ
り力Ｕ圧／圧力解除が可能に設けられている。圧力現像
ローラ５ａ、５ｂは圧力現像を行うときのみ加圧され、
それ以外のときは圧力解除状態になっている。

第４図はバッファローラの構成を示している。

バッファローラ４はローラカイト４１に両端部で支持さ
れている。バッファローラ４のＨＰ（ホームポジション
）部にはプーリ４２が配置され、移動、Ｌ眼部にはプー
リ４３が配置されている。プーリ４２，４３間にはベル
ト４４が張架され、このベルト４４に前記ローラガイド
４１が支持されている。プーリ４３．４２が図に矢印で
示した正方向に回転するとベルト４４も回転し、ローラ
ガイド４４が正方向へ移動する。またプーリ４３．４２
が逆方向に回転するとベルト４４も回転し、ローラガイ
ド４４が逆方向に移動する。プーリ４３にはモータＭが
複数のギアおよび正方向クラッチ４５、逆方向クラッチ
４６を介して接続されている。

第５図はこのギアの配列例を示した図であり、同図（Ａ
）は正面図、同図ＣＢ）は平面図であるモータＭは正、
逆両方向に同転可能なりＣモータである。このモータＭ
は低速回転され、ギア列により正方向移動、逆方向移動
にそれぞれ適切な速度に減速される。すなわち、バッフ
ァローラ４を正方向へ移動させるたときにはモータＭの
正方向の回転力は、ギア４７→４７→４９→５０→５１
→クラツチ４５→ギア５２→５３を介してギア５４に伝
達される。ギア５４はプーリ４３と同軸上のギアであり
、これによりプーリ４３が回転する。またバッファロー
ラ４を逆方向へ移動させるときには、モータＭの逆方向
の回転力はギア４７→４８→４９→５０→５１→５５→
クラツチ４６→ギア５３を介してギア５４に伝達され、
ギア５４を逆方向に回転させる。なお正方向回転のギア
列と逆方向回転のギア列とのギア比が異なり、ギア５４
は正方向回転時、逆方向回転時で異なる速度で回転され
る。なおこの実施例ではモータＭを正、逆両方向に回転
させているが、モータＭの回転方向は一方向にし、ギア
配列を変えてギアにより回転方向を変えるようにしても
よい。

なお図中１３はロック部材である。ロック部材１３はバ
ッファローラ４のＨＰと巻取軸３との間に設けられ、バ
ッファローラ４が正方向へ移動するとき感光シートｌを
挟持して巻取軸３からの感光シートの引き戻しをロック
する。

第３図は同複写機における露光処理、圧力現像処理時の
バッファローラ制御系のタイムチャートを示し、第２図
は同処理時のフローチャートを示している。

露光処理がスタートするとハソファモータ４５が正回転
して正方向クラッチ４６がオンする（ｎ１→ｎ２）、こ
れによりバッファローラ４が正方向に移動し、供給軸２
から感光シート１を引き出してゆく。このとき、ロック
部材１３はロック状態にされている。

露光処理が終了すると、バンファモータ４５がオフする
（ｎ３→ｎ４）。しかし正方向クラッチ４６はオン状態
のままであり、この正方向クラッチ４６がオンしたまま
逆方向クラッチ４７がオンする（ｎ５→ｎ６）。すなわ
ち方向転換時、クラッチ４５．４６の何れか一方は必ず
オン状態であり、ギア５４には停止状態のモータの負荷
が加えられている。そのため、ギア５４（−プーリ４３
−ベルト４４−バッファローラ４）は感光シート１の引
っ張り力に抗して、回転および移動してしまうことがな
く、感光シート１に弛みが生しることがない。

この後、正方向クラッチ４６がオフしてモータ４５が回
転すると（ｎ７→ｎ８→ｎ９）、バッファローラ４が逆
方向に移動し、感光シート１が圧力ｌゴーラおよび巻取
軸３側へ送られてゆく。なよ、バッファローラ４が逆方
向に移動されるとき、ロックＲ８材１３はオフされる。

＋ｇ＋発明の効果 以トのようにこの発明によればバッファローラが正方向
移動から逆方向移動に方向転換するとさ、ハソファロー
うには正方向クラッチ、逆方向クラッチの少なくとも何
れか一方のクラッチを介して停止状態のモータの負荷が
掛けられるのでバッファローラが移動してしまうことが
ない。これにより、バッファローラの引き戻しを無くし
感光シートの弛み、延いては画像の位置ずれを防止ずろ
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の構成例を示した図、第２０は実施例
であるバ・７フアローラ制御装置を備える複写機の商光
処理、圧力現像処理時の要部処理手順を示したフローチ
ャート、第３図は同処理時のタイムチャート、第４図は
バッファローラ近傍の構成を示した図、第５図（Ａ）、
（Ｂ）はバッファローラ駆動系のギア配列を示した正面
図、側面図、第６図は複写機全体の正面概略図、第７図
は従来のバッファ制御のタイムチャート、第８図はバッ
ファローラの動作を説明する図である。 ｌ−感光シート、２−供給軸、３−巻取軸、４バツフア
ローラ、５−圧力ローラ、６，４５−正方向クラッチ、
７．４５−逆方向クラッチ、ＰＩ露光部、Ｐ２−圧力現
像部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータをバッファローラの移動時に回転させ、こ
   のモータの回転力を正方向クラッチまたは逆方向クラッ
   チを介してバッファローラに伝達し、感光シートの供給
   軸からの引き出しまたは巻取軸側への送り込みを行うバ
   ッファローラ制御装置において、 前記バッファローラの移動方向を正方向から逆方向へ方
   向転換するとき、前記正方向クラッチ、逆方向クラッチ
   の少なくとも何れか一方をオンする手段を設けたことを
   特徴とするバッファローラ制御装置。