JPH0713270A - 写真プリンタのペーパー巻き付け検出方法及び装置 - Google Patents

写真プリンタのペーパー巻き付け検出方法及び装置

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JPH0713270A
JPH0713270A JP15550193A JP15550193A JPH0713270A JP H0713270 A JPH0713270 A JP H0713270A JP 15550193 A JP15550193 A JP 15550193A JP 15550193 A JP15550193 A JP 15550193A JP H0713270 A JPH0713270 A JP H0713270A
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JP
Japan
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paper
winding
take
motor
spool
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Application number
JP15550193A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Takano
滋之 鷹野
Takeshi Hirano
武司 平野
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 1個の巻取用DCモータ69により2個のペ
ーパー巻取スプール46a,46bを回転させる。DC
モータ69に分圧抵抗70を接続して、モータ駆動電流
の変動を電圧変動に変換する。巻き付け検出部71のコ
ンパレータ72により分圧抵抗70からの電圧信号Vm
と基準電圧設定部73からの基準電圧Vrefとを比較
する。コンパレータ72は、VmがVrefを越えたと
きに、ペーパーの巻き付け終了信号を巻取用コントロー
ラ60に送る。 【効果】 1個の巻き付け検出部71により2個の巻取
スプール46a,46bのペーパー巻き付け終了を検出
することができ、構成を簡単にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真プリンタのペーパ
ー巻き付け検出方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大規模現像所では、効率良く写真焼き付
けを行うために、多数の写真フイルムを接続して長尺化
し、これをロール形態に巻き取っている。そして、ロー
ル形態でフイルムを取り扱って、フイルムプロセサで現
像処理した後に、ノッチャーパンチャーでフイルム検定
を行う。この後、オートプリンタで、ロールペーパーか
らカラーペーパーを引き出して、これをプリント位置に
セットし、フイルム検定結果に基づき露光量を調節して
ロールフイルムの各コマをカラーペーパーに焼付露光す
る。焼付露光済みのペーパーはロール状に巻き取られ、
プリント終了後にペーパープロセサで現像処理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記オートプリンタに
おけるペーパー巻取方式としては、ダンサーループを形
成するダンサーアーム方式と、フリーループを形成する
フリーループ方式とがある。ダンサーアーム方式では、
ダンサーアームを持ち、このアームでフイルム送りロー
ラと巻取スプールとの間にループを形成し、アームの角
度変化を検出して、この検出量に応じて巻取モータを起
動、停止させている。この方式では、構造が簡単にな
り、巻取スプールのイナーシャ(慣性力)をアームの角
度変化(ループ量の増減)で吸収することができるた
め、振動や衝撃が少ない利点を持つ。反面、ダンサーロ
ーラを持つため、ペーパー先端の自動巻き付け機構が複
雑になり、ペーパーのオートロード機能を有するプリン
タには用いられていない。
【0004】このため、ペーパーのオートロード機能を
有するオートプリンタでは、上記フリーループ方式が採
用されることが多い。このフリーループ方式では、ダン
サーアームの代わりにフリーループ形成部をフイルム送
りローラと巻取スプールとの間に備えている。また、フ
リーループ形成部の出口にフイルム送りローラとは別の
駆動ローラ(以下、送り込みローラという)を設け、巻
取スプールの回転の起動、停止と連動させて、この送り
込みローラの起動、停止を行っている。より具体的に
は、送り込みローラと巻取スプールとの間でペーパーが
弛んだりしないように、互いに引っ張り合いとなるよう
に、送り込みローラと巻取スプールとの起動、停止に時
間差を付ける制御を行っている。これにより、ペーパー
ロールに巻き締め力を付与している。
【0005】このようなオートロード機能を有するプリ
ンタでは、ペーパー先端部が巻取スプールに確実に巻き
付けられたか否かを検出する必要がある。このため、巻
取スプールを回転させる巻取用DCモータの電流値を検
出し、この電流値が増えた時に、巻き付けが終了したこ
とを検出している。これは、スプールが空回りの状態か
らペーパーがしっかりと巻き付いた状態になると、巻取
用DCモータの負荷が増え、これにより、DCモータの
捲線の電流が増えるからである。
【0006】ところで、オートプリンタにおいて、更に
効率良く焼付露光することができるように、ペーパー巻
取スプールを2個設けて、焼付露光済みロールペーパー
の取り出し時間がプリント時間に含まれることのないよ
うにすることも考えられる。この場合には、一方の巻取
スプールで巻き取りを終了した時点で、他方の巻取スプ
ールにペーパーを送って焼付露光を続行し、この焼付露
光中に、焼付露光済みのロールペーパーを取り出す。こ
のように、2個の巻取スプールを設けてこれを1個のD
Cモータで回転する場合には、左右対称位置の中心線に
ペーパーをセットする場合を除き、各巻取スプールへの
ペーパー搬送路の長さが異なることになり、第1巻取ス
プールでペーパーを巻き付ける時と、第2巻取スプール
でペーパーを巻き付ける時とでは、モータの負荷が異な
ってしまう。したがって、モータ捲線電流が異なること
になり、巻き付け検出回路が2個必要になるという問題
がある。これに対し、巻き付け検出回路を1個として、
過負荷時の検出電圧と基準電圧と比較するコンパレータ
の基準電圧を第1及び第2の巻取スプールとで別々に設
定し、これを切り換えることも考えられるが、この場合
には基準電圧設定回路が2個必要になる他に、これらの
電圧調節に手間を要するという問題がある。
【0007】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、1個のDCモータを用いて複数個の巻取スプール
を回転する場合に、簡単に巻き付け終了を検出すること
ができるようにした写真プリンタのペーパー巻き付け検
出方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、1個のDCモータで複数個
のペーパー巻取スプールを回転させ、この状態でDCモ
ータの電流値の変動を検出し、変動値が一定値を越えた
ときに、ペーパー巻取スプールへのペーパー先端の巻き
付け終了を検出するものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、複数個のペ
ーパー巻取スプールとDCモータとの間にそれぞれ設け
たクラッチ手段と、DCモータの電流変動を電圧変動に
変換する手段と、予め設定したペーパー巻き付け終了時
の基準電圧値と検出電圧値とを比較して、基準電圧値よ
りも検出電圧値が越えたときに、ペーパー巻取スプール
へのペーパー先端の巻き付け終了を検出する手段と、ペ
ーパー巻き付け検出前に各クラッチ手段を接続状態に
し、ペーパー巻き付き検出後はペーパーが巻き付けられ
ている巻取スプールを除いた他の巻取スプール側のクラ
ッチ手段を非接続状態にするコントローラとを備えたも
のである。
【0010】また、請求項3記載の発明は、複数個のペ
ーパー巻取スプールとDCモータとの間に設けられ、巻
取スプールまでの駆動伝達路を同じにしたクラッチ手段
と、DCモータの電流変動を電圧変動に変換する手段
と、予め設定したペーパー巻き付け終了時の基準電圧値
と検出電圧値とを比較して、基準電圧値よりも検出電圧
値が越えたときに、ペーパー巻取スプールへのペーパー
先端の巻き付け終了を検出する手段と、ペーパーを巻き
取る側のクラッチ手段のみを接続状態にするコントロー
ラとを備えたものである。
【0011】
【作用】巻取スプールへのペーパーの巻き付け検出時に
は、1個のDCモータにより複数個のペーパー巻取スプ
ールが回転される。このように、全ての巻取スプールを
回転させた状態をペーパー巻き付け前の無負荷状態と
し、この内の1個の巻取スプールにペーパー先端が巻き
付いた状態を負荷状態として、これら状態におけるDC
モータの電流変動を検出する。例えば分圧抵抗でDCモ
ータの駆動電流変動を電圧変動に変換し、この電圧変動
が一定値を越えたときに、ペーパー巻取スプールへのペ
ーパー先端の巻き付け終了を検出する。このように複数
個の巻取スプールに対して個別に負荷検出回路を設ける
必要がなく構成が簡単になる。巻き付け終了後は、巻き
取りを行わない側のクラッチ手段のみがオフにされ、一
方の巻取スプールでペーパーが巻き取られる。
【0012】また、複数個のペーパー巻取スプールの内
の1個のみをクラッチ手段により選択的に回転させてペ
ーパーを巻取スプールに巻き付ける場合には、複数個の
ペーパー巻取スプールとDCモータとの間に、巻取スプ
ールまでの駆動伝達路を同じにしたクラッチ手段が設け
られるため、巻き付け検出対象の巻取スプールが変わっ
ても巻き付け前の無負荷状態におけるモータの負荷は一
定している。そして、巻取スプールにペーパーが巻き付
いて負荷がかかると、モータの電流が変動し、この電流
変動を検出することで、ペーパーの巻き付け終了が検出
される。
【0013】
【実施例】図2は本発明のペーパー巻き付け検出方法及
び装置を用いたオートプリンタを示す概略図であり、図
3はオートプリンタの外観を示す斜視図である。機枠1
0の上部には、水平方向でフイルム搬送部11が配置さ
れている。また、機枠10の下部には、水平方向でペー
パー搬送部12が配置されている。これらフイルム搬送
部11とペーパー搬送部12との間には、垂直方向でプ
リント部13が配置されている。また、ペーパー搬送部
12のペーパー入口側の上部には、フイルム搬送部11
との間でペーパー供給部14が配置されており、ペーパ
ー搬送部12のペーパー出口側には、フイルム搬送部1
1との間でペーパー巻取装置15が配置されている。
【0014】フイルム搬送部11は、フイルム供給用の
リール取付軸20と、供給側ダンサー部21と、フイル
ムキャリア22と、巻取側ダンサー部23と、フイルム
巻取用のリール取付軸24とを備えている。フイルムキ
ャリア22は、ロールフイルム25から引き出されたフ
イルム26のプリント対象コマをノッチに基づきプリン
ト位置にセットする。
【0015】プリント位置にセットされたコマは、プリ
ント部13によりペーパー搬送部12のカラーペーパー
31に焼付露光される。光源部30は、ランプ28と図
示しないカットフイルタ部及び拡散箱とから構成されて
おり、フイルムキャリア22にセットされたプリント対
象コマを照明する。プリント対象コマを透過した光は、
シャッタ33が開いた時にズームレンズ32によりカラ
ーペーパー31に結像される。
【0016】カラーペーパー31はペーパー供給部14
にセットされたロールペーパー17から引き出され、ペ
ーパー搬送部12によりプリント位置にセットされる。
ペーパー供給部14は、ペーパー取付軸35のロールペ
ーパー17からペーパー31を引き出して、これをフイ
ルム送りローラ対37によりペーパー搬送部12に送
る。ペーパー取付軸35にはブレーキ機構38が設けら
れており、ダンサーローラ39との連動によりロールペ
ーパー17に巻き弛みが発生しないようにペーパー31
を円滑に送りだす。
【0017】ペーパー搬送部12にはペーパー送りロー
ラ対40a,40b,40c,及び送り込みローラ対5
0が配置されており、これらにより、ペーパー31はス
プライサ41,カッタ42,可変ペーパーマスク43を
通過して、ペーパー巻取装置15に送られる。スプライ
サ41の前には、焼付露光のためのペーパー間欠送りと
ペーパー供給部14からのペーパー引き出し送りとの速
度差を吸収するためと、ペーパー31を接合したり切断
したりするための処理時間を稼ぐ第1のループ形成部4
4が設けられている。また、ペーパー巻取装置15の前
には、ペーパー巻取速度とプリント処理速度との差を吸
収するための第2のループ形成部45が設けられてい
る。
【0018】図4に示すように、本発明を実施したペー
パー巻取装置15は、2組の巻取スプール46a,46
bとペーパーガイドアーム47a,47b,48a,4
8bと、ペーパー送り込みローラ対50と、ガイドロー
ラ49a,49bとを備えており、プリント済みのペー
パー31を巻き芯18aに巻き付けて、ロールペーパー
18(図2参照)にして巻き取る。本実施例では、巻取
スプール46a,46b及びガイドアーム47a,47
b,48a,48bを2組設け、これらを交互に用いる
ことにより、プリント済みのペーパーの取り出し時間が
プリント時間に含まれることのないようにして、プリン
トを効率よく行っている。このため、第1の巻取スプー
ル46aの下方には、第2の巻取スプール46bにペー
パー31を分岐搬送させるための分岐搬送機構51が設
けられている。この分岐搬送機構51は、図示しない分
岐ガイドとペーパー送りローラ対51a,51bとから
構成されている。
【0019】ペーパーガイドアーム47a,47b,4
8a,48bは図示しないコイルバネでその先端が巻取
スプール46a,46bの巻き芯18aの周面に接触す
るように構成されている。このガイドアーム47a,4
7b,48a,48bの先端はバネ材で構成されてお
り、ペーパーロールの外形状に応じて湾曲するようにな
っている。このバネ材には複数個のプレスローラが取り
付けられており、これらプレスローラはペーパーロール
の外周面に密着する。また、下側ガイドアーム47a,
47bは、ペーパー搬送路も兼ねており、ペーパー31
の先端を巻き芯18aに案内する。
【0020】図5に示すように、ペーパー送り込みロー
ラ対50は、駆動ローラ50aと、プレスローラ50b
と、ガイドローラ50cとから構成されており、駆動ロ
ーラ50aとプレスローラ50bとによりペーパー31
を挟んでペーパー送りを行う。ガイドローラ50cは、
水平に送られて来たペーパーを斜め上方に案内するため
のものであり、駆動ローラ50aとの間には約1mm程度
の隙間が設けられている。また、ペーパー送り込みロー
ラ対50のペーパー送り上流側にはペーパーガイドロー
ラ52が設けられている。ペーパーガイドローラ52の
軸には、ガイドローラ52の両端側で、フランジ付きの
ペーパーガイド(図示せず)が軸方向で移動自在に取り
付けられており、ペーパー幅に応じてその固定位置が変
化するようになっている。
【0021】駆動ローラ50aの取付軸53には、従動
ギヤ54とブレーキ機構55とが取り付けられている。
従動ギヤ54には、駆動ギヤ56,電磁クラッチ57,
タイミングベルト58を介して送り込みモータ59が接
続されている。図4に示すように、電磁クラッチ57
は、ドライバ57aを介して巻取用コントローラ60に
接続されており、オンオフ制御される。また、送り込み
モータ59もドライバ59aを介してコントローラ60
に接続されている。図5に示すように、駆動ギヤ56に
はタイミングプーリー56aが一体的に設けられてお
り、このプーリー56aにはタイミングベルト(図示せ
ず)が掛けられて、分岐搬送機構51(図2参照)に送
り込みモータ59の回転を伝達する。
【0022】ブレーキ機構55は、ブラケット62及び
ステー63を介して機枠(図示せず)に固定されてい
る。ブレーキ機構55は、例えば8極に着磁されたマグ
ネット円板と、これに接近して対面配置されるヒステリ
シス円板とから構成されており、一定の抵抗トルクが駆
動ローラ50aの取付軸53に付与される。具体的に
は、マグネット円板とヒステリシス円板とが相対的に回
転するときに、ヒステリシス円板の各部分が交番磁化さ
れヒステリシス損が発生する。これが熱に変換され、こ
のヒステリシス損がヒステリシス円板の回転を妨げる抵
抗トルクとなって、ペーパー送り込みローラ50のブレ
ーキとして作用する。このブレーキ力は、ヒステリシス
円板とマグネット円板との隙間を狭くする程大きくな
り、この隙間を調節することにより適宜ブレーキ力を選
択することができる。
【0023】図6に示すように、巻取スプール46a,
46bは、電磁クラッチ65,66及びタイミングベル
ト67,68を介して巻取用DCモータ69に接続され
ている。これにより、1個の巻取用DCモータ69で第
1及び第2の巻取スプール46a,46bを、電磁クラ
ッチ65,66により選択的に回転させる。電磁クラッ
チ65,66の入力軸にはタイミングプーリー65b,
66bが固定されており、出力軸65c,66cには巻
取スプール46a,46bの軸が固定されている。そし
て、ソレノイドが通電されると入力軸及び出力軸が連結
状態になり、DCモータ69の駆動がそれぞれの巻取ス
プール46a,46bに伝達される。タイミングプーリ
ー65b,66bにはタイミングベルト67が掛け巡ら
されている。また、一方のタイミングプーリー65bに
はタイミングプーリー65dが一体的に設けられてお
り、これにはDCモータ69のタイミングプーリー69
bとの間でタイミングベルト68が掛け巡らされてい
る。これら電磁クラッチ65,66及び巻取用DCモー
タ69は、ドライバ65a,66a,69aを介して巻
取用コントローラ60に接続されている。
【0024】図1に示すように、巻取用DCモータ69
の端子にはモータ電流検出用の分圧抵抗70が接続され
ており、モータ駆動電流の変動を電圧変動に変えてい
る。分圧抵抗70からの電圧信号Vmは巻き付け検出部
71に送られる。
【0025】巻き付け検出部71は、コンパレータ72
と基準電圧設定部73とから構成されており、コンパレ
ータ72の一方の入力端子には分圧抵抗70からの電圧
信号Vmが、他方の入力端子には基準電圧設定部73か
らの基準電圧信号Vrefが入力されている。コンパレ
ータ72は、分圧抵抗70からの電圧信号Vmが基準電
圧信号Vrefを越えたときに、巻き付け終了信号を巻
取用コントローラ60に送る。基準電圧設定部73は周
知の電圧設定回路から構成されており、所望の基準電圧
を設定することができる。この基準電圧設定部73で
は、巻取スプール46aの巻き芯18aにペーパー31
が巻き付いて巻取用DCモータ69の負荷が増大した時
の分圧抵抗70における電圧値が基準電圧信号Vref
として設定されている。巻取用コントローラ60は、こ
の巻き付け検出部71からの巻き付け終了信号に基づ
き、ペーパー先端が巻き芯18aに巻き付いたことを自
動検出する。
【0026】図1に示すように、ペーパーガイドアーム
48a,48bの取付軸には、角度検出板75a,75
bが固定されている。また、この角度検出板75a,7
5bの変位角度を検出するために、ガイドアーム48
a,48bの取付軸周りには、角度検出センサ76,7
7が設けられており、これらのセンサ76,77からの
アーム角度検出信号は巻取用コントローラ60に送られ
る。
【0027】各角度検出センサ76,77は、最小巻取
径から最大巻取径の間を例えば5段階で検出することが
できるように、4個の投受光センサ(図示せず)から構
成されている。巻取用コントローラ60はこれら角度検
出センサ76,77からのアーム角度検出信号によりペ
ーパーロール径を検出しており、このペーパーロール径
に基づき、セレクタ78a〜78eを介して巻取用DC
モータ69の制動用抵抗79a〜79eを選択し、巻取
径に合った発電制動を行い、モータ駆動オフから停止ま
でのペーパー巻取量をほぼ一定に保つようにしている。
制動用抵抗79a〜79eは、角度検出センサ76,7
7の投受光センサによる5個の角度検出領域に対応させ
て5個設けられており、これらの抵抗値が小さくなるほ
ど制動効果が大きくなる。このため、各制動用抵抗79
a〜79eの抵抗値Ra〜Reは、Ra>Rb>Rc>
Rd>Reに設定されている。
【0028】巻取用DCモータ69のドライバ69a
は、スイッチングトランジスタ80,81と抵抗82,
83とを備えている。そして、図7に示すようなモータ
駆動信号により駆動用スイッチングトランジスタ80が
オンになると、モータ69に駆動電圧Vdが印加され
る。また、DCモータ69の駆動停止時には図7に示す
ようなブレーキ信号によりブレーキ用スイッチングトラ
ンジスタ81がオンになる。このとき、アーム角度検出
センサ76,77のアーム角度検出信号に基づき制動用
抵抗79a〜79eのいずれかが選択的に接続されてい
るため、ペーパー巻取径に応じたブレーキがかけられ
る。したがって、図8に示すように、ペーパー巻取径が
変化しても、駆動停止から実際にペーパーの巻取停止ま
での間のペーパー巻取量をほぼ一定にすることができ
る。
【0029】図8は、ペーパー巻取径の変化に伴い、巻
取用DCモータ69の駆動停止から実際にペーパー31
が巻取停止されるまでのペーパー巻取量の変化を示す線
図である。実線Aは、単一のモータ制動用抵抗を用いた
場合のペーパー巻取量の変化を示しており、巻取径が増
大するに伴いペーパー巻取量も増加していることが判
る。これに対し、本実施例では、最小巻取径から最大巻
取径までの間を4個の投受光センサを用いて5個の巻取
径変化領域に分け、これら各巻取径変化領域毎に異なる
抵抗値からなる制動用抵抗79a〜79eを選択し、こ
れを巻取用DCモータ69に接続して発電制動を行って
いる。したがって、ペーパー巻取径の変動によるモータ
停止から実際のペーパー巻取停止までの間のペーパー巻
取量の変動を1個の制動用抵抗を用いたものに比べて約
1/5に減少させることができ、ペーパー巻取停止時の
衝撃を少なくすることができる。これにより、騒音や機
械的破損の発生を抑えることができる。
【0030】図4に示すように、第2ループ形成部45
は、ペーパー送りローラ対40cとペーパー送り込みロ
ーラ対50との個別回転により、これらの間にフリール
ープ31aを形成する。ペーパー送りローラ対40c
は、駆動ローラ85aとプレスローラ85bとから構成
されており、パルスモータからなるペーパー送りモータ
86により回転される。ペーパー送りモータ86は、ド
ライバ86aを介して巻取用コントローラ60により制
御される。
【0031】この第2ループ形成部45にはループセン
サ87が設けられており、これの検出信号は巻取用コン
トローラ60に送られる。巻取用コントローラ60に
は、マスターコントローラ88が接続されており、これ
から各種制御信号を受け取り、この制御信号と、巻き付
け検出部71、角度検出センサ76,77、ループセン
サ87それぞれの検出信号とに基づき、送り込みモータ
59と巻取用DCモータ69と各電磁クラッチ57,6
5,66とをシーケンス制御する。図9は、巻取用コン
トローラ60における全体的な処理手順を示すフローチ
ャートである。図10は、アーム角度検出センサの各投
受光センサの出力信号に基づき制動用抵抗75a〜75
eの選択処理を示すフローチャートである。図11は、
分圧抵抗からの電圧信号に基づく巻き付け検出処理を示
すフローチャートである。
【0032】次に、図9のフローチャートに基づき各図
を参照して本実施例の作用を説明する。まず、図2に示
すように、フイルムキャリア22にプリント対象コマが
セットされて、プリント位置のカラーペーパー31に焼
付露光が行われる。焼付露光後はペーパー31がコマ送
りされ、カラーペーパー31の未露光部分がペーパーマ
スク43にセットされる。図4に示すように、プリント
の進行に伴いカラーペーパー31の先端が図示しないガ
イドプレートにより送り込みローラ対50に到達する
と、ペーパー送り込みモータ59が回転して、ペーパー
31は送り込みローラ対50で挟まれたニップ状態にな
る。このニップ後は、ガイドプレートがループ形成スペ
ースから退避した位置にセットされ、プリントの進行に
伴いフリーループ31aが形成される。
【0033】フリーループ31aが所定量に達するとル
ープセンサ87がオンになる。巻取用コントローラ60
は、この検出信号に基づき、各モータ59,69を回転
するとともに、電磁クラッチ57と巻取対象となる巻取
スプール例えば46aの電磁クラッチ65をオンにす
る。これにより、ペーパー31が送り込みローラ対50
の回転により、ガイドローラ49a及びガイドアーム4
7a,48aを介して第1の巻取スプール46a側に送
られる。そして、ループセンサ87がオフになると、ペ
ーパー送り込みモータ59が停止される。
【0034】巻き付け検出部71は、分圧抵抗70から
の電圧信号に基づき、巻取用DCモータ69の負荷変動
を検出している。そして、負荷の増大により駆動電流値
が上昇し、これに基づき電圧信号Vmが高くなり、基準
電圧Vrefを越えるとこれをコンパレータ72で検出
し、巻き付け終了信号を巻取用コントローラ60に送
る。
【0035】このペーパーの巻き付け終了を検出した後
は、巻取用DCモータ69が停止される。この停止時
に、図1に示すように、第1の制動用抵抗79aがDC
モータ69に選択的に接続され、DCモータ69に発電
制動がかけられる。また、電磁クラッチ57がオフにさ
れ、送り込みローラ対50への駆動が断たれる。
【0036】焼付露光の進行により、第2ループ形成部
45のループ量が増加してループセンサ87がオンにな
ると、巻取用DCモータ69が回転してペーパー31を
巻き取る。このとき、送り込みローラ50はその駆動ロ
ーラ50aにブレーキ機構59により例えば約2Kgcmの
負荷トルクが付与されるため、これがペーパー巻き取り
時の抵抗となって巻き締め力として作用する。したがっ
て、ペーパー31の両側縁が揃った状態できれいにペー
パー31をロール状に巻き取ることができる。
【0037】このペーパーの巻き取りにより第2ループ
形成部45のループ量が一定値を越えて減少するとルー
プセンサ87がオフになる。これにより、巻取用コント
ローラ60により巻取用DCモータ69が停止される。
この停止時には、図10に示すように、ペーパーロール
径に応じて最適なモータ制動用抵抗79a〜79eが選
択されてモータ69に発電制動がかけられるため、イナ
ーシャの影響を少なくすることができ、図8に実線Bで
示すように、モータ駆動オフから実際の停止までのペー
パー巻取量の変動を巻取径の大きさに関わりなく少なく
することができる。以下同様にして、ループセンサ87
の信号に基づきペーパー31の巻き取り処理が間欠的に
行われる。
【0038】プリント作業の終了時には、図示しないカ
ッターキーが操作されることで、マスターコントローラ
88はカッタ42(図2参照)を作動させる。このカッ
ト信号をマスターコントローラ88から受け取ると、巻
取用コントローラ60は、巻取用DCモータ69をオン
にしてペーパー31の巻き取りを行う。そして、ペーパ
ー31の後端が第1の巻取スプール46aの巻き芯18
aに完全に巻き取られると、巻取用DCモータ69が停
止する。また、未露光のペーパー31は、次ロットのプ
リントのために、第2の巻取スプール46b側にオート
ロードすることもできるし、あるいはペーパー供給部1
4の逆転操作によりオートリワインドされ、ペーパー取
付軸35のロールペーパー17に巻き取ることもでき
る。
【0039】なお、上記実施例では、巻き付け検出時に
巻取対象側の巻取スプールのみをクラッチにより回転さ
せて、無負荷時と巻き付け終了時とのモータ駆動電流の
変動又はこれに基づく電圧変動を検出して、ペーパー巻
き付けの自動検出を行うようにしたが、この他に、両方
のクラッチをオンにして両方の巻取スプール46a,4
6bをともに回転させた状態で巻き付け検出を行うよう
にしてもよい。この場合には、上記実施例のように、複
数個のペーパー巻取スプールとDCモータとの間に設け
るクラッチを、巻取スプールまでの駆動伝達路が同じ負
荷になるように同一位置に配置する必要がなくなる。こ
の実施例では、巻取用DCモータから各巻取スプールま
での駆動伝達路が巻き付け検出時に常時回転するため、
ペーパー巻き付け前の無負荷状態は、いずれの巻取スプ
ールで巻き取る場合でも同じになり、上記実施例同様に
巻き付け検出回路を1つで共用することができる。そし
て、巻き付け検出後は、巻き取り側の電磁クラッチのみ
を接続状態にし他方は非接続状態にして、無駄な駆動を
行わないようにする。
【0040】また、上記実施例では、2個の巻取スプー
ルに本発明を実施したものであるが、これは3個以上で
あっても適用することができる。また、上記実施例で
は、DCモータ69の駆動電流の変動を分圧抵抗70で
電圧変動に変換し、これをコンパレータ71で基準電圧
信号と比較したが、この他に、電流変動を検出すること
ができるものであれば、他の電流変動検出手段を用いて
もよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1個のDCモータで複数個のペーパー巻取スプールを回
転させて、DCモータの駆動電流の変化を検出し、この
内の1個の巻取スプールにペーパーが巻き付いたときの
DCモータの駆動電流の変動により、ペーパーの巻き付
け終了を検出したから、1個のモータ駆動電流変動検出
手段により複数個の巻取スプールのペーパー巻き付け終
了を検出することができ、構成を簡単にすることができ
る。また、各巻取スプール毎に、巻き付け終了を検出す
るための電流変動値を設定する必要もなくなり、複数の
巻取スプールの巻き付け終了を簡単に検出することがで
きる。これにより、例えば電流変動を電圧変動に変換
し、コンパレータに基準電圧信号と検出電圧信号を入力
して、巻き付け終了を検出する場合に、基準電圧信号を
巻取スプールの個数分だけ設定し、これを切り換えて出
力する必要もなく、簡単に巻き付け終了を検出すること
ができる。
【0042】また、ペーパー巻き付き検出後はペーパー
が巻き付けられている巻取スプールを除いた他の巻取ス
プール側のクラッチを非接続状態にしたから、無駄な駆
動を無くして、ペーパーを効率良く巻き取ることができ
る。
【0043】複数個のペーパー巻取スプールとDCモー
タとの間に、巻取スプールまでの駆動伝達路を同じにし
たクラッチ手段を設けたから、クラッチ手段によりペー
パー巻き付け検出対象の巻取スプールのみを回転させて
も、ペーパー巻き付け前のモータの負荷は、どの巻取ス
プールを選択的に回転させても常に一定となる。これに
より、上記同様に1個のモータ駆動電流変動検出手段で
複数個の巻取スプールの巻き付け検出を行うことがで
き、構成を簡単にすることができる。しかも、ペーパー
巻き付け検出時に、全ての巻取スプールを回転させるこ
とがなく、無駄な駆動が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した写真プリンタのペーパー巻き
付け検出装置の要部を示す概略図である。
【図2】同ペーパー巻き付け検出装置を用いたオートプ
リンタを示す概略図である。
【図3】同オートプリンタの外観を示す斜視図である。
【図4】同オートプリンタのペーパー巻取装置の全体を
示す概略図である。
【図5】ペーパー送り込みローラとブレーキ機構及び送
り込みモータの配置を示す斜視図である。
【図6】2個の巻取スプールとこれらを回転する巻取用
DCモータとを示す斜視図である。
【図7】巻取用DCモータの駆動信号とブレーキ信号と
を示すタイミングチャートである。
【図8】巻取用DCモータの駆動停止から実際にペーパ
ーの巻取停止となるまでの間のペーパー巻取量を、ペー
パー巻取径の変化に応じて示す線図である。
【図9】ペーパー巻取装置の全体的な処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図10】各ペーパー巻取径における制動用抵抗の選択
処理を示すフローチャートである。
【図11】ペーパー巻き付け終了の検出処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 フイルム搬送部 12 ペーパー搬送部 13 プリント部 14 ペーパー供給部 15 ペーパー巻取装置 18a 巻き芯 50 送り込みローラ対 60 巻取用コントローラ 69 巻取用DCモータ 69a ドライバ 70 分圧抵抗 71 巻き付け検出部 72 コンパレータ 73 基準電圧設定部 79a〜79e 制動用抵抗 87 ループセンサ
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記オートプリンタに
おけるペーパー巻取方式としては、ダンサーループを形
成するダンサーアーム方式と、フリーループを形成する
フリーループ方式とがある。ダンサーアーム方式では、
ダンサーアームを持ち、このアームでペーパー送りロー
ラと巻取スプールとの間にループを形成し、アームの角
度変化を検出して、この検出量に応じて巻取モータを起
動、停止させている。この方式では、構造が簡単にな
り、巻取スプールのイナーシャ(慣性力)をアームの角
度変化(ループ量の増減)で吸収することができるた
め、振動や衝撃が少ない利点を持つ。反面、ダンサーロ
ーラを持つため、ペーパー先端の自動巻き付け機構が複
雑になり、ペーパーのオートロード機能を有するプリン
タには用いられていない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】このため、ペーパーのオートロード機能を
有するオートプリンタでは、上記フリーループ方式が採
用されることが多い。このフリーループ方式では、ダン
サーアームの代わりにフリーループ形成部をペーパー
りローラと巻取スプールとの間に備えている。また、フ
リーループ形成部の出口にペーパー送りローラとは別の
駆動ローラ(以下、送り込みローラという)を設け、巻
取スプールの回転の起動、停止と連動させて、この送り
込みローラの起動、停止を行っている。より具体的に
は、送り込みローラと巻取スプールとの間でペーパーが
弛んだりしないように、互いに引っ張り合いとなるよう
に、送り込みローラと巻取スプールとの起動、停止に時
間差を付ける制御を行っている。これにより、ペーパー
ロールに巻き締め力を付与している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】ところで、オートプリンタにおいて、更に
効率良く焼付露光することができるように、ペーパー巻
取スプールを2個設けて、焼付露光済みロールペーパー
の取り出し時間がプリント時間に含まれることのないよ
うにすることも考えられる。この場合には、一方の巻取
スプールで巻き取りを終了した時点で、他方の巻取スプ
ールにペーパーを送って焼付露光を続行し、この焼付露
光中に、焼付露光済みのロールペーパーを取り出す。こ
のように、2個の巻取スプールを設けてこれを1個のD
Cモータで回転する場合には、通常それぞれの巻取スプ
ールまでの駆動伝達路が異なるので、第1巻取スプール
でペーパーを巻き付ける時と、第2巻取スプールでペー
パーを巻き付ける時とでは、モータの負荷が異なってし
まう。したがって、モータ捲線電流が異なることにな
り、巻き付け検出回路が2個必要になるという問題があ
る。これに対し、巻き付け検出回路を1個として、過負
荷時の検出電圧と基準電圧と比較するコンパレータの基
準電圧を第1及び第2の巻取スプールとで別々に設定
し、これを切り換えることも考えられるが、この場合に
は基準電圧設定回路が2個必要になる他に、これらの電
圧調節に手間を要するという問題がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図6に示すように、巻取スプール46a,
46bは、電磁クラッチ65,66及びタイミングベル
ト67,68を介して巻取用DCモータ69に接続され
ている。これにより、1個の巻取用DCモータ69で第
1及び第2の巻取スプール46a,46bを、電磁クラ
ッチ65,66により選択的に回転させる。電磁クラッ
チ65,66の入力軸にはタイミングプーリー65b,
66bが固定されており、出力軸65c,66cには巻
取スプール46a,46bの軸が固定されている。そし
て、ソレノイドが通電されると入力軸及び出力軸が連結
状態になり、DCモータ69の駆動がそれぞれの巻取ス
プール46a,46bに伝達される。タイミングプーリ
ー65bにはDCモータ69のタイミングプーリー69
bとの間でタイミングベルト68が掛け巡らされてい
る。また、他方のタイミングプーリー66bにはDCモ
ータ69のタイミングプーリー69との間でタイミン
グベルト67が掛け巡らされている。これら電磁クラッ
チ65,66及び巻取用DCモータ69は、ドライバ6
5a,66a,69aを介して巻取用コントローラ60
に接続されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のペーパー巻取スプールを1個の
    DCモータにより回転させてペーパーを巻き取る写真プ
    リンタにおけるペーパー巻き付け検出方法において、1
    個のDCモータで複数個のペーパー巻取スプールを回転
    させ、この状態でDCモータの電流値の変動を検出し、
    変動値が一定値を越えたときに、ペーパー巻取スプール
    へのペーパー先端の巻き付け終了を検出することを特徴
    とする写真プリンタのペーパー巻き付け検出方法。
  2. 【請求項2】 複数個のペーパー巻取スプールを1個の
    DCモータにより回転させてペーパーを巻き取る写真プ
    リンタにおけるペーパー巻き付け検出装置において、複
    数個のペーパー巻取スプールとDCモータとの間にそれ
    ぞれ設けたクラッチ手段と、DCモータの電流変動を電
    圧変動に変換する手段と、予め設定したペーパー巻き付
    け終了時の基準電圧値と検出電圧値とを比較して、基準
    電圧値よりも検出電圧値が越えたときに、ペーパー巻取
    スプールへのペーパー先端の巻き付け終了を検出する手
    段と、ペーパー巻き付け検出前に各クラッチ手段を接続
    状態にし、ペーパー巻き付き検出後はペーパーが巻き付
    けられている巻取スプールを除いた他の巻取スプール側
    のクラッチ手段を非接続状態にするコントローラとを備
    えたことを特徴とする写真プリンタのペーパー巻き付け
    検出装置。
  3. 【請求項3】 複数個のペーパー巻取スプールを1個の
    DCモータにより回転させてペーパーを巻き取る写真プ
    リンタにおけるペーパー巻き付け検出装置において、複
    数個のペーパー巻取スプールとDCモータとの間に設け
    られ、巻取スプールまでの駆動伝達路を同じにしたクラ
    ッチ手段と、DCモータの電流変動を電圧変動に変換す
    る手段と、予め設定したペーパー巻き付け終了時の基準
    電圧値と検出電圧値とを比較して、基準電圧値よりも検
    出電圧値が越えたときに、ペーパー巻取スプールへのペ
    ーパー先端の巻き付け終了を検出する手段と、ペーパー
    を巻き取る側のクラッチ手段のみを接続状態にするコン
    トローラとを備えたことを特徴とする写真プリンタのペ
    ーパー巻き付け検出装置。
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