JPH10310301A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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Publication number
JPH10310301A
JPH10310301A JP11836297A JP11836297A JPH10310301A JP H10310301 A JPH10310301 A JP H10310301A JP 11836297 A JP11836297 A JP 11836297A JP 11836297 A JP11836297 A JP 11836297A JP H10310301 A JPH10310301 A JP H10310301A
Authority
JP
Japan
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winding
paper
unit
resistance
section
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11836297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kaneko
靖弘 金子
Takeshi Hirano
武司 平野
Susumu Sato
佐藤  進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光後のペーパーをロール状に巻き取るにつ
いて、各種巻取条件の変化に対して一定の巻締力を得て
良好な巻取りが行えるようにする。 【解決手段】 露光済みのペーパーをロール状に巻き取
るペーパー巻取部19,20の前段にペーパー21に巻取抵抗
を付与する負荷手段43を配設し、その巻取抵抗の大きさ
を変更可能に設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真焼付装置に関
し、詳細にはペーパー(印画紙)の表面に画像を露光
し、その露光後のペーパーをロール状に巻き取るように
した写真焼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大規模現像所では、効率良く写真焼付け
を行うために、多数の写真フイルムを接続して長尺化
し、これをロール形態に巻き取っている。そして、ロー
ル形態でフイルムを取り扱って、フイルムプロセッサで
現像処理した後にフイルム検定を行い、このフイルム検
定結果に基づき写真焼付装置(オートプリンタ)により
焼付け露光している。
【0003】この写真焼付装置は、例えば特開平7−5
585号に開示されているように、ロール状に巻き付け
られた長尺のペーパーを供給可能に有するペーパー供給
部と、上記ロール形態とされたフイルムの各コマに記録
された画像をペーパーに露光記録するプリント部と、露
光済みのペーパーをロール状に巻き取るペーパー巻取部
とを備えた構成であり、ロール状に巻き取られた露光済
みのペーパーはペーパープロセッサを用いて現像処理さ
れる。
【0004】ところで近年、いわゆるアドバンストフォ
トシステム(APS)と称される新規格の写真システム
が登場し、写真用フイルム(24mm幅)もこの新システ
ムの中核を担い、新規格フイルム(APS対応フイル
ム)として登場している。
【0005】この新規格フイルムの露光焼付けについて
は、フイルム1本分の撮影像を1枚のペーパーに集合露
光するインデックスプリントが行われる。
【0006】上記のような写真焼付装置におけるペーパ
ーの送りは、各撮影コマを順次露光する主プリント部分
では間欠送りであり、インデックスプリント部分では主
プリント部分に比較して露光に要する時間が長くペーパ
ーの停止時間も長く、その他の処理例えばバックプリン
トなどでそれぞれのペーパー送り制御が異なり、このよ
うな各部でのペーパー送りの差を吸収するために、ペー
パーをループ状に滞留させるリザーバー部が設けられて
いる。そして、前記ペーパー巻取部での巻取モータの駆
動による巻取制御は、上記リザーバー部のループ量を検
出して、ループが所定の範囲内となるように行われてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかして、前記露光後
のペーパーをロール状に巻き取るについては、その巻取
りに巻取抵抗(バックテンション)を与えて緩みなく巻
き取ることが行われるが、前記のような写真焼付装置に
おいては、各種巻取条件の変動により巻締力が弱くなっ
たり、巻取りが過大となってペーパーを引っ張ったりす
る恐れがある。
【0008】具体的には、写真焼付装置においては前述
のように1コマ毎の露光を行うために間欠的な送りを行
っていると共に、ある程度の長い量を高速で巻き取って
巻取時間(処理時間)の短縮を図る必要がある。
【0009】例えば、図6に示すように、インデックス
プリントを行わない135プリントでは、比較的短い巻
取量の間欠的な巻取りだけであるのに対し、インデック
スプリントを行うAPSプリントでは、上記のような間
欠的な巻取りに加えてインデックスプリント用の露光時
間の間にリザーバー部に滞留した長いペーパーを連続的
に巻き取ることが行われる。
【0010】その際、間欠巻取りだけの場合には、回転
速度が大きくならないことから、巻取りを停止する際に
所定の位置に停止が行え、それほど大きな巻取抵抗の付
与は不要であるが、連続的な巻取りでは慣性力が大きく
なり、巻取モータの所定位置への停止が困難となって、
リザーバー部のペーパーのループ量が0となって、ペー
パーに過大なテンションが作用する不具合を有する。こ
のループ量は所定の範囲内で安定していることが望まれ
る。
【0011】また、上記巻取りの慣性力は、前記のよう
な巻取モードの変化、巻取速度、巻取径等の変化、また
は、巻取モータの特性等によって変動するものであり、
一定の巻取抵抗の付与では、一定の巻締力を得ることは
困難で、巻むら、巻ずれが発生する問題を有する。
【0012】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、露光後のペーパーをロール状に巻き取るについ
て、各種条件の変化に対して一定の巻締め力を得て良好
な巻取りが行えるようにした写真焼付装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の写真焼付装置は、ロール状に巻き付けられた長尺の
ペーパーを供給可能に有するペーパー供給部と、所定の
フイルムに記録された画像を前記ペーパーに露光するプ
リント部と、露光済みのペーパーをロール状に巻き取る
ペーパー巻取部とを備え、前記ペーパー巻取部の前段に
ペーパーに巻取抵抗を付与する負荷手段を配設すると共
に、該負荷手段における巻取抵抗の大きさを変更可能に
設けたことを特徴とするものである。
【0014】前記負荷手段は、ペーパー巻取部の連続巻
取りと間欠巻取りとの巻取態様に応じて巻取抵抗の大き
さを変更することが好ましい。また、前記負荷手段は、
ペーパー巻取部の巻取径の変化に応じて巻取抵抗の大き
さを変更するようにしてもよい。さらに、前記負荷手段
は、ペーパー巻取部の巻取速度の変化に応じて巻取抵抗
の大きさを変更するようにしてもよい。
【0015】なお、前記負荷手段による巻取抵抗の変更
は、巻取モータの余裕トルク等とも関係し、上記各種巻
取条件の変更に対して巻取抵抗の増減変更特性は一概に
特定できない。
【0016】また、前記巻取抵抗の変更は、段階的もし
くは連続的に行うことが可能で、負荷手段の機構に応じ
て設定され、それぞれの変更特性を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の写真焼付装置によれば、露光済
みのペーパーをロール状に巻き取るペーパー巻取部の前
段にペーパーに巻取抵抗を付与する負荷手段を配設し、
その巻取抵抗の大きさを変更可能に設けたことにより、
ほぼ一定の巻締力でペーパーを巻き取ることが可能とな
ると共に、巻取モータ停止時の慣性力によるリザーバー
部のループ量が不安定となることがなく、巻むら、巻ず
れのない良好なペーパーの巻取りを効率よく行うことが
できると共に、全体として高速巻取りが可能となるもの
である。
【0018】特に、ペーパー巻取部での連続巻取りと間
欠巻取りとの巻取態様に応じて巻取抵抗の大きさを変更
するものでは、インデックスプリント後の長時間巻取り
に対しても良好に対応できる。また、ペーパー巻取部の
巻取径の変化に応じて巻取抵抗の大きさを変更するもの
では、巻始めと巻き終わりとでのロール状ペーパーの回
転慣性力、巻取速度の変動に対応して巻取りが行える。
さらに、ペーパー巻取部の巻取速度の変化に応じて巻取
抵抗の大きさを変更するものでは、同様に回転慣性力、
巻取速度の変動に対応して巻取りが行える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の写真焼付装置の具
体的な実施の形態について図面を用いて説明する。
【0020】図1は、本発明の写真焼付装置の一実施形
態を示す概略構成図である。図示の写真焼付装置は、ネ
ガ搬送部11、ペーパー搬送部12、主プリント部13
(露光部)、バックプリント部42(印字部)、インデ
ックスプリント部44、ペーパー巻取部19,20を備
え、全体が機枠10に覆われた構造である。そして、ペ
ーパー巻取部19,20の前段にペーパー21に巻取抵
抗を付与する負荷手段43が配設されている。
【0021】前記主プリント部13は、上方のネガ搬送
部11を横方向に送られるネガフイルム17(以下、単
にネガという)に記録されている画像を、下方のペーパ
ー搬送部12を横方向に送られるペーパー21に投影し
て露光記録するもので、露光光学系が垂直方向に配置さ
れている。
【0022】具体的には、ネガ搬送部11にはネガ供給
部14から供給されたネガ17のプリント対象コマをプ
リント位置にセットするネガキャリア16が設けられ、
その上方には光源部22が配設され、下方にはズームレ
ンズ24およびシャッタ23が配設されている。前記光
源部22は、図示しないランプおよびカットフィルタ部
等から構成されており、ネガキャリア16にセットされ
たネガ17を照明し、透過した光がズームレンズ24に
よりシャッタ23の開作動に対応する露光時間で下方の
ペーパー21に結像される。上記露光位置のペーパー2
1はプリントの大きさを規定する可変マスク部41に保
持される。この可変マスク部41の前段(図1で左側)
には、ペーパースプライサ部39およびペーパーカッタ
ー部40が設置されている。
【0023】前記ネガキャリア16に対するネガ17の
搬送は、ネガ搬送部11の入口側に現像済みのロール状
に巻かれたネガ17を連続的に送るネガ供給部14が配
置され、出口側には主プリント部13においてペーパー
21への露光が完了したネガ17を連続的にロール状に
巻き取るネガ巻取部15が配置されている。このネガ供
給部14およびネガ巻取部15にはそれぞれネガリール
装置51、ガイドローラ機構55がそれぞれ設けられ、
安定したフイルム送りが行われる。なお、上記ロール状
に巻かれたネガ17は、多数のネガの端部を次々に繋い
で1本の長尺のネガとしたものである。
【0024】次に、前記ペーパー21は、前記ネガ供給
部14の直下にペーパー供給部18が配設され、このペ
ーパー供給部18には、前記ネガ17と同様にペーパー
21がロール状に巻き付けられた長尺のロールペーパー
25がペーパー取付軸26にセットされ、このロールペ
ーパー25からダンサーローラ28を経て引き出され、
これを第1ペーパー駆動部D1の送りローラ対27によ
りペーパー搬送部12側に搬送される。上記ペーパー取
付軸26は図示しないブレーキ機構が設けられており、
ダンサーローラ28との連動によりロールペーパー25
に巻緩みが発生しないように送り出される。
【0025】前記ペーパー搬送部12は、前記第1ペー
パー駆動部D1に続いて主プリント部13の前側に、送
りローラー対29,30と第1リザーバー部R1を有す
る第2ペーパー駆動部D2が設定される。また、主プリ
ント部13の後側に、送りローラー対31,32と第2
リザーバー部R2を有する第3ペーパー駆動部D3が設
けられ、この第3ペーパー駆動部D3から上方のバック
プリント部42に屈曲した搬送経路が、送りローラー対
33,34と第3リザーバー部R3を有する第4ペーパ
ー駆動部D4に構成されている。これらにより、ペーパ
ー21がペーパースプライサ部39、ペーパーカッター
部40、可変マスク部41を経てバックプリント部42
に搬送される。
【0026】上記バックプリント部42は、送られてく
るペーパー21のプリント面と反対側の裏面に、APS
フイルム(24mmネガ)に設けられている磁気記録層か
ら予め読み取られた、その記録画像に対応した付帯情報
を印字ヘッドにより印字するものである。
【0027】さらに、前記第4ペーパー駆動部D4に続
いて前記インデックスプリント部44にペーパー21を
搬送する搬送経路が、送りローラー対35〜37と第4
リザーバー部R4を有する第5ペーパー駆動部D5に構
成され、この第5ペーパー駆動部D5に負荷手段43
(詳細は後述する)が設置されている。
【0028】上記インデックスプリント部44は、LC
D(液晶表示装置)からなるインデックスプリント光源
および表示部で構成されており、APSフイルムの場合
に、図示しないハードディスクから読み出されたインデ
ックスプリントのためのデジタル信号によりLCDを発
光させて、ペーパー21にインデックスプリントを焼付
露光させる。
【0029】前記第5ペーパー駆動部D5に続いてペー
パー振分部38を経て、露光後のペーパー21をロール
状に巻き取る2つのペーパー巻取部19,20が設置さ
れている。これら2つのペーパー巻取部19,20はい
ずれか一方が選択的に使用されるものであり、ペーパー
振分部38でペーパー21をいずれか一方のペーパー巻
取部19または20に振り分ける。
【0030】これにより、例えば一方のロールによる巻
取りが完了したときは、巻取り完了のロールを空のロー
ルに交換している間は他方のロールを用いて巻取りを行
うことにより、ロールの交換中も装置を停止することな
く継続してペーパーの巻取りを行うように使用し得る。
【0031】前記第1〜第5ペーパー駆動部D1〜D5
は、それぞれ別途の特性でペーパー21の送り制御を行
うものであり、ロールペーパー25から一定速度で連続
的にペーパー21が送られ、主プリント部13ではプリ
ント位置でペーパー21を少なくとも露光時間に相当す
る一定時間停止させるように間欠的な送り駆動を行い、
バックプリント部42では再びほぼ一定の速度で連続的
に送られる。そして、インデックスプリント部44で
は、三原色露光を行うための比較的長い時間ペーパー2
1を停止させた後に連続搬送を行うように制御される。
さらに、ペーパー巻取部19,20は、第4リザーバー
部R4のループ量に応じて、このループ量が0にならな
い範囲でその巻取モータの駆動制御が行われる。
【0032】なお、前記第1〜第4リザーバー部R1〜
R4はループ状にペーパー21を滞留させて各部の送り
速度差を吸収するものであり、第1リザーバー部R1に
は、焼付露光のためのペーパー間欠送りと、ペーパー供
給部18からのペーパー連続送りとの速度差を吸収する
と共に、ペーパー21を接合し若しくは切断するための
処理時間を稼ぐ第1ループ45が形成される。また、第
2リザーバー部R2には、主プリント部13とバックプ
リント部42との間におけるペーパー21の送り速度の
差から生じる両位置間のペーパー21の長さの変動を吸
収するための第2ループ46が形成され、第3リザーバ
ー部R3には、インデックスプリント処理速度とその前
工程のバックプリント部42での処理速度との差を吸収
するための第3ループ47が形成用される。さらに、第
4リザーバー部R4には、ペーパー巻取部19、20に
おけるペーパー巻取速度とその前工程のインデックスプ
リント部44での処理速度との差を吸収するための第4
ループ48が形成される。
【0033】前記負荷手段43は、図2に示すように、
駆動側の送りローラ対37の軸端部37aに第1ギヤ6
0が固着され、この第1ギヤ60に第1トルク発生装置
65の軸65aに固着された第2ギヤ61が噛合されて
いる。
【0034】また、上記第2ギヤ61には第1電磁クラ
ッチ67の出力ギヤ62が噛合され、この第1電磁クラ
ッチ67の入力軸67aには弾性軸継手68を介して第
2トルク発生装置66の軸66aが連結されている。
【0035】前記第1トルク発生装置65は、送りロー
ラ37の回転に常に巻取抵抗を付与し、一方、第2トル
ク発生装置66は第1電磁クラッチ67のON作動時に
送りローラ37の回転に巻取抵抗を付与するもので、上
記第1電磁クラッチ65の作動は図示しないコントロー
ラからの制御信号によって行われる。
【0036】また、前記送りローラ37の軸37aに
は、第2電磁クラッチ70が設けられ、その入力プーリ
71にはベルト72を介してペーパー送りモータ74の
駆動プーリ73からの送り駆動がON−OFF可能に伝
達される。このペーパー送りモータ74による送りロー
ラ37の駆動は、ペーパー先端部がペーパー巻取部1
9,20の巻取ローラに巻取られるまでの初期送りを行
う。
【0037】さらに、前記送りローラ37の軸37aに
は伝達用プーリ76が固着され、この伝達用プーリ76
に掛けられたベルト77によって、ペーパー振分部38
の送りローラに対しても同様の初期送り駆動および巻取
抵抗が伝達される。
【0038】前記トルク発生装置65,66としては、
例えば、8極に着磁された1枚の円板マグネットと、1
枚のヒステリシス円板とで構成され、マグネットの磁極
に対向する円板の各部分は磁気誘導により、反対極に磁
化され、円板とマグネットが相対的に回転すると円板の
各部分は交番磁化され、ヒステリシス損が発生し熱に変
換され、このヒステリシス損失が円板の回転を妨げる抵
抗トルクとなるものが好適に利用できる。上記円板を送
りローラに連結するように配置して、送りローラに巻取
抵抗トルクが負荷できる。
【0039】次に、前記電磁クラッチ67の作動制御に
よる巻取抵抗の増減切り替え制御例を示す。
【0040】図3に示す例では、巻取モードの変化に対
して切り替えるものであり、巻取モータの間欠巻取りモ
ード領域Iと、連続巻取りモード領域IIとで巻取抵抗の
大きさを切り替えるように作動する。
【0041】図4に示す例では、巻取径の変化に対して
切り替えるものであり、巻取径または巻取量が増大する
のに応じて、それぞれがA点またはA′点およびB点ま
たはB′点となったときに、巻取抵抗の大きさを切り替
えるものである。
【0042】図5に示す例では、巻取速度の変化に対し
て切り替えるものであり、例えば巻径の増大に伴って巻
取速度が増大するのに対して切り替えるものである。
【0043】上記各例の切り替えにおいて、その巻取抵
抗の増減切替は、巻取モータの余裕トルク等に依存して
増減の切り替え特性が変化するものであり、一定の巻締
力を得るため、および巻き取ったロールの慣性に伴う停
止精度確保のために各種条件に対応して切替の増減方向
を求めて増大または低減特性を設定するものである。
【0044】また、前記巻取抵抗の負荷手段43は前記
実施の形態の他に公知の構造に変更可能であり、その変
更特性についても前記実施の形態においては2段階に切
り替える例を示したが、さらに多段階の切換機構に構成
してもよく、また、無段階の切替機構に設けるようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真焼付装置の一実施形態を示す概略
構成図
【図2】巻取抵抗の負荷手段の具体的構成例を示す平面
【図3】巻取抵抗の変更特性の一例を示す特性図
【図4】巻取抵抗の変更特性の他の例を示す特性図
【図5】巻取抵抗の変更特性のさらに他の例を示す特性
【図6】異なる巻取態様の例を示す特性図
【符号の説明】
11 ネガ搬送部 12 ペーパー搬送部 13 主プリント部 14 ネガ供給部 15 ネガ巻取部 17 ネガフイルム 18 ペーパー供給部 19,20 ペーパー巻取部 21 ペーパー 37 送りローラ 38 ペーパー振分部 43 負荷手段 44 インデックスプリント部 65、66 トルク発生装置 67,70 電磁クラッチ 74 ペーパー送りモータ D1〜D5 ペーパー駆動部 R1〜R4 リザーバ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 進 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻き付けられた長尺のペーパ
    ーを供給可能に有するペーパー供給部と、所定のフイル
    ムに記録された画像を前記ペーパーに露光するプリント
    部と、露光済みのペーパーをロール状に巻き取るペーパ
    ー巻取部とを備えた写真焼付装置において、 前記ペーパー巻取部の前段にペーパーに巻取抵抗を付与
    する負荷手段を配設すると共に、該負荷手段における巻
    取抵抗の大きさを変更可能に設けたことを特徴とする写
    真焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷手段が、ペーパー巻取部の連続
    巻取りと間欠巻取りとの巻取態様に応じて巻取抵抗の大
    きさを変更することを特徴とする請求項1に記載の写真
    焼付装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷手段が、ペーパー巻取部の巻取
    径の変化に応じて巻取抵抗の大きさを変更することを特
    徴とする請求項1に記載の写真焼付装置。
  4. 【請求項4】 前記負荷手段が、ペーパー巻取部の巻取
    速度の変化に応じて巻取抵抗の大きさを変更することを
    特徴とする請求項1に記載の写真焼付装置。
JP11836297A 1997-05-08 1997-05-08 写真焼付装置 Withdrawn JPH10310301A (ja)

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040803