JPH07219029A - フイルム搬送装置 - Google Patents

フイルム搬送装置

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JPH07219029A
JPH07219029A JP906194A JP906194A JPH07219029A JP H07219029 A JPH07219029 A JP H07219029A JP 906194 A JP906194 A JP 906194A JP 906194 A JP906194 A JP 906194A JP H07219029 A JPH07219029 A JP H07219029A
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JP
Japan
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film
capstan
winding
cartridge
speed
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Application number
JP906194A
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English (en)
Inventor
Makoto Nakazawa
誠 中沢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フイルム搬送用のパーフォレーションのないフ
イルム、またリーダ部がフイルムカートリッジから露出
していないフイルムでもを自動的にフイルムローディン
グすることができるフイルム搬送装置を提供することを
目的とする。 【構成】フイルム給送部30にフイルムカートリッジ2
2が装着されたのち、自動的にフイルムローディングを
行う場合には、先ず、フイルムカートリッジ22のスプ
ール22Aを送り出し方向に駆動し、フイルムカートリ
ッジ内のフイルム20のリーダ部が少なくともキャプス
タン51の位置にくるまで送り出す。キャプスタン51
は、フイルムカートリッジ22から送り出されるフイル
ムの最大瞬間速度以上の所定の速度でフイルム20を搬
送するように駆動され、これによりフイルムカートリッ
ジとキャプスタンとの間で、フイルムに不要なの撓み
や、負荷等が発生しないようにしている。また、巻取リ
ール42は、その巻取速度がキャプスタン52による搬
送速度以上となるように速度差分を吸収するクラッチを
介して駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルム搬送装置に係
り、特に写真フイルムが単一のスプールに巻回されてい
るフイルムカートリッジを使用するカメラ、フイルムス
キャナ等に適用されるフイルム搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のフイルム搬送装置は、フ
イルムに一定間隔で密に穿設されているパーフォレーシ
ョンを利用してフイルムを搬送していた。これに対し、
米国特許4,977,419に見られるようにパーフォ
レーションをコマ毎に1つ設け、パーフォレーションを
コマの位置検出用のみに使用するフイルムが提案されて
いる。
【0003】また、フイルム使用前の従来のフイルムカ
ートリッジは、リーダ部がフイルムカートリッジから露
出しているが、米国特許4,933,693に見られる
ように使用前においても、リーダ部を含む全てのフイル
ムがフイルムカートリッジ内に収納され、リーダ部が露
出していないものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なフイルム搬送用のパーフォレーションが設けられてい
ないフイルム、またリーダ部がフイルムカートリッジか
ら露出していないフイルムを自動給送する場合には、フ
イルムカートリッジ内からフイルムを送り出し、自動的
に巻取リールに巻き付ける必要がある。しかしながら、
この種のフイルムカートリッジを使用し、フイルムカー
トリッジがカメラ等の所定位置に装着されたのち、自動
的にフイルムローディング等を確実に、且つ良好に行う
ことができるものがなかった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、フイルム搬送用のパーフォレーションのないフ
イルム、またリーダ部がフイルムカートリッジから露出
していないフイルムでも自動的にフイルムローディング
することができるフイルム搬送装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、写真フイルムが単一のスプールに巻回され
ているフイルムカートリッジを使用し、前記フイルムカ
ートリッジが装着されるフイルム供給部と、前記フイル
ム供給部から供給されるフイルムを巻き取る巻取リール
を有するフイルム巻取部との間で前記フイルムを搬送す
るフイルム搬送装置において、前記フイルム供給部に配
設され、前記フイルムカートリッジのスプールを駆動す
る第1の駆動手段と、前記フイルム給送部とフイルム巻
取部との間に配設され、前記フイルムをピンチローラと
の間で挟持して所定の速度で搬送するキャプスタンと、
前記フイルム巻取部に配設され、前記巻取リールをクラ
ッチを介して駆動する第2の駆動手段と、前記第1の駆
動手段、キャプスタン及び第2の駆動手段を制御する制
御手段と、を備え、前記制御手段は、フイルムローディ
ング時には前記フイルムカートリッジ内のフイルムのリ
ーダ部が少なくとも前記キャプスタンの位置まで送り出
されるように前記第1の駆動手段を制御するとともに、
前記フイルムカートリッジから送り出されるフイルムの
最大瞬間速度以上の所定の速度で前記フイルムを搬送す
るように前記キャプスタンを制御し、更に前記フイルム
巻取部における巻取速度が前記キャプスタンによる搬送
速度以上となるように前記第2の駆動手段を制御するこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、前記フイルム給送部にフイル
ムカートリッジが装着されたのち、自動的にフイルムロ
ーディングを行う場合には、先ず、第1の駆動手段によ
ってフイルムカートリッジのスプールを送り出し方向に
駆動し、フイルムカートリッジ内のフイルムのリーダ部
が少なくともキャプスタンの位置にくるまで送り出す。
一方、前記キャプスタンは、フイルムカートリッジから
送り出されるフイルムの最大瞬間速度以上の所定の速度
で前記フイルムを搬送するように駆動し、第2の駆動手
段は、巻取リールによる巻取速度が前記キャプスタンに
よる搬送速度以上となるように巻取リールを駆動するよ
うにしている。
【0008】ところで、前記第1の駆動手段によってフ
イルムカートリッジからフイルムを送り出す場合には、
先ず、フイルムカートリッジ内において、巻き締まりの
反対の現象である巻き緩みの現象が生じ、その後、フイ
ルムカートリッジからフイルムが送り出されることにな
るが、この場合、フイルムカートリッジ内の摩擦、引っ
掛かり等によってフイルムの送り出し速度は不安定にな
る。そこで、キャプスタンでの搬送速度を、フイルムカ
ートリッジから送り出されるフイルムの最大瞬間速度以
上とすることにより、フイルムカートリッジとキャプス
タンとの間で、フイルムに不要な撓みや、負荷等が発生
しないようにしている。また、上記キャプスタンから送
出されるフイルムの速度は安定するため、後段の巻取リ
ールでフイルムを巻き取る際に、フイルム巻取りを良好
に行うことができる。特に、巻取リールがフイルムとの
摩擦によって巻き取る場合に有効である。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフイルム
搬送装置の好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に
係るフイルム搬送装置を含むフイルムスキャナの一実施
例を示すブロック図である。
【0010】同図に示すように、このフイルムスキャナ
は、主として照明用の蛍光灯10、、撮影レンズ12、
CCDラインセンサ14と、図示しない画像メモリ等を
含む画像処理装置16、及び本発明に係るフイルム搬送
装置等から構成されている。このフイルムスキャナに使
用される現像済みの写真フイルム20は、例えば、図3
に示すように1コマの前端にパーフォレーション20A
が穿設されており、単一のスプール22Aを有するフイ
ルムカートリッジ22内に全て巻き取られるようになっ
ている。また、フイルム20のリーダ部20Bには、パ
ーフォレーションが穿設されていない。即ち、このパー
フォレーション20Aは、1コマの画像記録領域を特定
するために使用されるものである。
【0011】図1において、蛍光灯10は、その長手方
向がフイルム20の搬送方向と直交するように配設さ
れ、フイルム20の全幅にわたって照明できるようにな
っている。フイルム20を透過した透過光は、撮影レン
ズ12を介してフイルム搬送方向と直交する方向に配設
されたCCDラインセンサ14の受光面に結像される。
尚、フイルム画像を読み取る場合には、後述するように
フイルム20を一定速度で搬送する。
【0012】このCCDラインセンサ14の受光面に結
像された画像光は、R,G,Bフィルタが設けられた各
センサで電荷蓄積され、光の強さに応じた量のR,G,
Bの信号電荷に変換される。このようにして蓄積された
R,G,Bの信号電荷は、図示しないCCD駆動回路か
ら加えられる転送ゲートパルスによってシフトレジスタ
に読み出され、レジスタ転送パルスによって順次読み出
される。
【0013】フイルム画像の読取り時にCCDラインセ
ンサ14から読み出される1コマ分のR,G,B信号
は、画像処理装置16に出力される。画像処理装置は、
入力する1コマ分のR,G,B信号を図示しないA/D
コンバータによってデジタル信号に変換し、所要の信号
処理をしたのち画像メモリに記憶する。この画像メモリ
に記憶された1コマ分のR,G,B信号は、繰り返し読
み出され、D/Aコンバータによってアナログ信号に変
換されたのち、エンコーダでNTSC方式の複合映像信
号に変換されてモニタTV18に出力される。これによ
り、モニタTV18よってフイルム画像を見ることがで
きるようになる。
【0014】次に、本発明に係るフイルム搬送装置につ
いて詳述する。このフイルム搬送装置は、主としてフイ
ルムカートリッジ22が装着されるフイルム供給部30
と、このフイルム供給部30から供給されるフイルム2
0を巻き取る巻取リール42を有するフイルム巻取部4
0と、フイルム供給部30、フイルム巻取部40間にお
いてフイルム20を案内するフイルムガイド部50と、
フイルムガイド部50に配設されているキャプスタン5
1、52とから構成されている。
【0015】フイルム供給部30は、図2に示すように
正逆転可能なモータ31と、クラッチ付きのギア32
と、フイルムカートリッジ22のスプール22Aと嵌合
する嵌合部を含むギア33とを有し、スプール22Aを
正逆転できるように構成されている。尚、クラッチ付き
のギア32は、ギア32Aが固定された回転軸32B
と、この回転軸32Bに挿通されバネ32Cによって押
圧されているギア32Dと、ギア32Aと32Dとの間
に介在するフェルト等の摩擦部材32Eとから構成され
ており、モータ32から駆動力が加えられ、図1上で時
計回り方向に回転しているときに、ギア32Dは回転軸
33Bに対して完全ロックされるが、ギア32Aの回転
速度がギア32Dの回転速度よりも速くなる場合には、
摩擦クラッチが作用してギア32Dは回転軸32Bに対
してスリップするようになっている。
【0016】フイルム巻取部40は、巻取リール42、
バネ付勢されている押えローラ44、44等を有してお
り、巻取リール42はフイルム巻取時にクラッチ付きの
ギア46を介して反時計回り方向に駆動される。尚、こ
の巻取リール42の直径は、フイルムカートリッジ22
内におけるフイルムの最大外径より大きく形成されてい
る。
【0017】また、キャプスタン51、52は、ピンチ
ローラ53、54との間でフイルム20を挟持してフイ
ルム20を所定の速度で搬送するもので、図2に示すよ
うにキャプスタンモータ55からギア55A、クラッチ
付きのギア56、及びギア57を介してキャプスタン5
1に回転駆動力が伝達されるようになっている。尚、キ
ャプスタン52にも、上記と同様にして駆動手段(図示
せず)から回転駆動力が伝達されるようになっている。
【0018】次に、上記構成のフイルム搬送装置の作用
について説明する。先ず、フイルムカートリッジ22が
フイルム供給部30に装着されると、自動的に又はロー
ディング指示により、フイルムローディングが開始され
る。即ち、図1において、フイルムカートリッジ22の
スプール22A及び巻取リール42は反時計回り方向に
回転させられ、キャプスタン51、52は時計回り方向
に回転させられる。
【0019】フイルムカートリッジ22のスプール22
Aが反時計回りに回転させられると、フイルムカートリ
ッジ22内において巻き緩みの現象が生じてフイルムカ
ートリッジ22からフイルム20が送り出されてくる。
尚、スプール22Aを一定速度で回転させても、フイル
ムカートリッジ22内の摩擦、引っ掛かり等によってフ
イルム20の送り出し速度は不安定になっている。そこ
で、キャプスタン51は、そのフイルム搬送速度がフイ
ルムカートリッジ22から送り出されるフイルム20の
最大瞬間速度以上となるように駆動される。これにによ
り、フイルムカートリッジ22とキャプスタン51との
間で、フイルム20に不要なの撓みや、負荷等が発生し
ないようにしている。
【0020】尚、キャプスタン51でのフイルム搬送速
度は、フイルムカートリッジ22からの送り出し速度よ
りも速いため、フイルムカートリッジ22内のスプール
22Aに巻回されているフイルムは徐々に巻き締まり、
巻き締まった後の速度差分は、前述したクラッチ付きの
ギア32のクラッチによって吸収される。さて、キャプ
スタン51によって所定の速度で搬送されるフイルム2
0は、更にキャプスタン52によって、キャプスタン5
1による搬送速度よりも速い速度で搬送される。即ち、
フイルム20のリーダ部20Bがキャプスタン52の位
置まで送られると、主たる駆動源はキャプスタン52に
移行し、キャプスタン51と52の速度差分は、クラッ
チ付きのギア56によって吸収される。このように2つ
のキャプスタン51、52を使用することにより、キャ
プスタン51、52間における画像読取り位置におい
て、フイルム20の平面性を上げることができる。
【0021】キャプスタン52によって所定の速度で搬
送されるフイルム20は、フイルム巻取部40に送られ
る。フイルム巻取部40の巻取リール42は、その巻取
速度がキャプスタン52による搬送速度よりも速くなる
ようにクラッチ付きのギア46を介して駆動されてい
る。そして、フイルム20のリーダ部20Bは巻取リー
ル42との摩擦力によって巻き付けられるが、巻付け終
了後の巻取速度とフイルム搬送速度の速度差分は、クラ
ッチ付きのギア46によって吸収される。
【0022】ところで、上記巻取リール42はフイルム
20を摩擦力によって巻き取るが、キャプスタン52か
ら一定の速度でフイルム20が送られてくるため、速度
が不安定の場合よりも確実に巻き取ることができる。ま
た、フイルム20はフイルムカートリッジ22内におい
て巻癖が付けられるおそれがあるが、巻取リール42の
直径はフイルムカートリッジ22内におけるフイルムの
最大外径より大きく形成されているいるため、巻癖があ
っても良好に巻き取ることができる。
【0023】尚、上記実施例では、2つのキャプスタン
51、52を別個の駆動手段によって駆動する場合につ
いて説明したが、これに限らず、1つの駆動手段によっ
て駆動するようにしてもよい。この場合、両者の搬送速
度に速度差を持たせる方法としては、キャプスタンの直
径を変えるようにしてもよい。また、キャプスタン51
及び52の圧着力に差をもたせ、圧着力が大きいキャプ
スタン側を主たる駆動源とすることができる。この場
合、両者の搬送速度は同一でもよい。また、キャプスタ
ン52の圧着力をキャプスタン51の圧着力よりも高く
した方が好ましい。
【0024】更に、上記実施例では、キャプスタンによ
る搬送速度とフイルム供給部30からの送り出し速度と
の速度差をクラッチによって吸収するようにしたが、フ
イルム20の主たる駆動源がキャプスタンに移行した後
は、フイルム供給部30の駆動源を切り離し、バックテ
ンションを与えるためのリールブレーキをかけるように
してもよい。また、2つのキャプスタン51、52を設
けるようにしたが、いずれか一方のキャプスタンのみで
もよく、或いは、いずれか一方をガイドローラとしても
よい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ム搬送装置によれば、フイルムカートリッジからフイル
ムを送り出す場合、フイルムカートリッジ内の摩擦、引
っ掛かり等によってフイルムの送り出し速度は不安定に
なるが、キャプスタンでの搬送速度をフイルムカートリ
ッジから送り出されるフイルムの最大瞬間速度以上とし
たため、フイルムカートリッジとキャプスタンとの間
で、フイルムに不要な撓みや、負荷等が発生しないよう
にすることができる。また、キャプスタンを介してフイ
ルムをフイルム巻取部に搬送するようにしたため、フイ
ルム搬送用のパーフォレーションのないフイルムでも搬
送することができるとともに、フイルムの搬送速度が安
定するため、後段の巻取リールでフイルムを巻き取る際
に、フイルム巻取りを良好に行うことができ、特に、巻
取リールがフイルムとの摩擦によって巻き取る場合に有
効である。更に、フイルム巻取部における巻取リール
は、その直径がフイルムカートリッジ内におけるフイル
ムの最大外径より大きく形成されているため、摩擦によ
って巻き取る場合に、フイルムに巻癖があっても良好に
巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るフイルム搬送装置を含むフ
イルムスキャナの一実施例を示すブロック図である。
【図2】図2は図1に示したフイルム搬送装置の要部平
面図である。
【図3】図3は本発明に係るフイルム搬送装置に使用さ
れるフイルムカートリッジの一例を示す図である。
【符号の説明】
10…蛍光灯 12…撮影レンズ 14…CCDラインセンサ 16…画像処理装置 20…フイルム 22…フイルムカートリッジ 22A…スプール 30…フイルム供給部 31…モータ 32、32A、32D、33、46、55A、56、5
7…ギア 40…フイルム巻取部 42…巻取リール 44…押えローラ 50…フイルムガイド部 51、52…キャプスタン 53、54…ピンチローラ 55…キャプスタンモータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムが単一のスプールに巻回さ
    れているフイルムカートリッジを使用し、前記フイルム
    カートリッジが装着されるフイルム供給部と、前記フイ
    ルム供給部から供給されるフイルムを巻き取る巻取リー
    ルを有するフイルム巻取部との間で前記フイルムを搬送
    するフイルム搬送装置において、 前記フイルム供給部に配設され、前記フイルムカートリ
    ッジのスプールを駆動する第1の駆動手段と、 前記フイルム給送部とフイルム巻取部との間に配設さ
    れ、前記フイルムをピンチローラとの間で挟持して所定
    の速度で搬送するキャプスタンと、 前記フイルム巻取部に配設され、前記巻取リールをクラ
    ッチを介して駆動する第2の駆動手段と、 前記第1の駆動手段、キャプスタン及び第2の駆動手段
    を制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、フイルムローディング時には前記フイ
    ルムカートリッジ内のフイルムのリーダ部が少なくとも
    前記キャプスタンの位置まで送り出されるように前記第
    1の駆動手段を制御するとともに、前記フイルムカート
    リッジから送り出されるフイルムの最大瞬間速度以上の
    所定の速度で前記フイルムを搬送するように前記キャプ
    スタンを制御し、更に前記フイルム巻取部における巻取
    速度が前記キャプスタンによる搬送速度以上となるよう
    に前記第2の駆動手段を制御することを特徴とするフイ
    ルム搬送装置。
  2. 【請求項2】 写真フイルムが単一のスプールに巻回さ
    れているフイルムカートリッジを使用し、前記フイルム
    カートリッジが装着されるフイルム供給部と、前記フイ
    ルム供給部から供給されるフイルムを巻き取る巻取リー
    ルを有するフイルム巻取部との間で前記フイルムを搬送
    するフイルム搬送装置において、 前記フイルム供給部に配設され、前記フイルムカートリ
    ッジのスプールを駆動する第1の駆動手段と、 前記フイルム給送部とフイルム巻取部との間に配設さ
    れ、前記フイルムをそれぞれ第1のピンチローラ及び第
    2のピンチローラとの間で挟持して所定の速度で搬送す
    る第1のキャプスタン及び第2のキャプスタンと、 前記フイルム巻取部に配設され、前記巻取リールをクラ
    ッチを介して駆動する第2の駆動手段と、 前記第1の駆動手段、第1のキャプスタン、第2のキャ
    プスタン及び第2の駆動手段を制御する制御手段と、を
    備え、 前記制御手段は、フイルムローディング時には前記フイ
    ルムカートリッジ内のフイルムのリーダ部が少なくとも
    前記第1のキャプスタンの位置まで送り出されるように
    前記第1の駆動手段を制御し、前記フイルムカートリッ
    ジから送り出されるフイルムの最大瞬間速度以上の第1
    の速度で前記フイルムを搬送するように前記第1のキャ
    プスタンを制御するとともに、前記第1の速度よりも速
    い第2の速度で前記フイルムを搬送するように前記第2
    のキャプスタンを制御し、更に前記フイルム巻取部にお
    ける巻取速度が前記第2のキャプスタンによる搬送速度
    以上となるように前記第2の駆動手段を制御することを
    特徴とするフイルム搬送装置。
  3. 【請求項3】 写真フイルムが単一のスプールに巻回さ
    れているフイルムカートリッジを使用し、前記フイルム
    カートリッジが装着されるフイルム供給部と、前記フイ
    ルム供給部から供給されるフイルムを巻き取る巻取リー
    ルを有するフイルム巻取部との間で前記フイルムを搬送
    するフイルム搬送装置において、 前記フイルム供給部に配設され、前記フイルムカートリ
    ッジのスプールを駆動する第1の駆動手段と、 前記フイルム給送部とフイルム巻取部との間に配設さ
    れ、前記フイルムを第1のピンチローラとの間で第1の
    圧着力で挟持して所定の速度で搬送する第1のキャプス
    タンと、 前記フイルム給送部とフイルム巻取部との間に配設さ
    れ、前記フイルムを第2のピンチローラとの間で前記第
    1の圧着力と異なる第2の圧着力で挟持して所定の速度
    で搬送する第2のキャプスタンと、 前記フイルム巻取部に配設され、前記巻取リールをクラ
    ッチを介して駆動する第2の駆動手段と、 前記第1の駆動手段、第1のキャプスタン、第2のキャ
    プスタン及び第2の駆動手段を制御する制御手段と、を
    備え、 前記制御手段は、フイルムローディング時には前記フイ
    ルムカートリッジ内のフイルムのリーダ部が少なくとも
    前記第1のキャプスタンの位置まで送り出されるように
    前記第1の駆動手段を制御し、前記フイルムカートリッ
    ジから送り出されるフイルムの最大瞬間速度以上の速度
    で前記フイルムを搬送するように前記第1及び第2のキ
    ャプスタンを制御し、更に前記フイルム巻取部における
    巻取速度が前記第2のキャプスタンによる搬送速度以上
    となるように前記第2の駆動手段を制御することを特徴
    とするフイルム搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の駆動手段は、前記フイルムを
    介して外部から所定以上の張力が加えられるとスリップ
    するクラッチを有することを特徴とする請求項1、2又
    は3のフイルム搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記フイルムは現像済みフイルムであ
    り、前記第1のキャプスタン及び第2のキャプスタンと
    の間には、前記フイルムの画像を読み取るラインセンサ
    が設けられていることを特徴とする請求項2又は3のフ
    イルム搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記フイルムはコマ位置を示すパーフォ
    レーションのみが穿設され、前記フイルム巻取部は、前
    記巻取リールに前記フイルムを押圧する押圧手段を有
    し、前記巻取リールとフイルムのリーダ部との摩擦力に
    よって巻き取ることを特徴とする請求項1、2、3、4
    又は5のフイルム搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記フイルム巻取部における巻取リール
    は、その直径が前記フイルムカートリッジ内における前
    記フイルムの最大外径より大きく形成されていることを
    特徴とする請求項6のフイルム搬送装置。
JP906194A 1994-01-31 1994-01-31 フイルム搬送装置 Pending JPH07219029A (ja)

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JP906194A Pending JPH07219029A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 フイルム搬送装置

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JP (1) JPH07219029A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5897233A (en) * 1996-07-09 1999-04-27 Nikon Corporation Image reading apparatus
US5915818A (en) * 1996-04-19 1999-06-29 Nikon Corporation Image input apparatus

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