JPH08171113A - フイルムスキャナのフイルム搬送方法 - Google Patents

フイルムスキャナのフイルム搬送方法

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JPH08171113A
JPH08171113A JP6313297A JP31329794A JPH08171113A JP H08171113 A JPH08171113 A JP H08171113A JP 6313297 A JP6313297 A JP 6313297A JP 31329794 A JP31329794 A JP 31329794A JP H08171113 A JPH08171113 A JP H08171113A
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JP
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film
speed
roller
photographic film
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JP6313297A
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Hiroshi Tanaka
宏志 田中
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】写真フイルムを適正な所定の搬送速度で搬送す
ることにより、写真フイルムの情報を正確に読み取る。 【構成】ローラ34の回転速度に比例した周波数のパル
ス信号をエンコーダ30から出力してカウンタ58でカ
ウントする。フイルム40のパーフォレーション40A
の有無に応じてHレベル又はLレベルのパーフォレーシ
ョン検出信号をパーフォレーションセンサ36からカウ
ンタ58に出力する。カウンタ58は、パーフォレーシ
ョン検出信号の1周期の間に入力するエンコーダ30か
らのパルス信号をカウントし、そのカウント値をCPU
44に出力する。CPU44はカウンタ58からのカウ
ント値と基準カウント値から滑り量を算出し、この滑り
量に基づいてフイルム40の搬送速度を基準カウント値
に対応する搬送速度、即ち適正な所定の搬送速度と等し
くさせるための前記ローラ34の回転速度Vを算出し、
この回転速度Vとなる第2の速度指令でモータ26を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルムスキャナのフイ
ルム搬送方法に係り、特に現像済みの写真フイルムを所
定の速度で搬送し、その搬送中にフイルム画像、磁気情
報等の情報をラインセンサ、磁気ヘッドで読み取るフイ
ルムスキャナのフイルム搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、現像済み写真フイルムの搬送
中に、フイルム画像をラインセンサで読み取るフイルム
スキャナ(特開平4−262696号公報)、また、写
真フイルムを搬送しながら写真フイルムに形成された磁
気記録層に磁気情報を書き込むカメラ(特開平5−24
9550号公報)が知られている。
【0003】特開平4−262696号公報記載のフイ
ルムスキャナは、ラインセンサの撮像エリアの両側にキ
ャプスタンローラを配置して、このキャプスタンローラ
の回転で写真フイルムを搬送するようにしている。ま
た、特開平5−249550号公報記載のカメラでは、
写真フイルムに穿設されたパーフォレーションを検出す
るセンサと、写真フイルムを搬送するローラの回転数を
検出するエンコーダとを備え、前記センサでパーフォレ
ーションを検出することにより1コマ分の搬送/停止を
行うようにし、また、前記エンコーダからのローラの回
転数検出出力に基づいて、磁気ヘッドに対する磁気記録
層の位置決めを行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフイルム搬送方法では、写真フイルムがローラの回
転速度と等速で搬送されることが前提となっているた
め、ローラと写真フイルムとの間に滑りが生じた場合に
は、写真フイルムのコマ、磁気記録層を適正な位置に搬
送することができない。これにより、従来のフイルム搬
送方法では、読み取り画像のアスペクト比が変化した
り、磁気記録に悪影響が生じたりするという欠点があ
る。
【0005】また、最近では、フイルム画像の読み取り
前に、写真フイルムを高速搬送してフイルム画像のAE
情報や磁気情報を予め読み取り、その後に、写真フイル
ムを低速搬送してフイルム画像の読み取りを行うフイル
ムスキャナが提案されているが、写真フイルムの滑りは
高速搬送時に起こり易いので、前記AE情報や磁気情報
を正確に読み取ることができないという欠点がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、写真フイルムを適正な所定の搬送速度で搬送す
ることができるフイルムスキャナのフイルム搬送方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、現像済みの写真フイルムをモータからの回
転駆動力が伝達されるローラによって所定の搬送速度で
搬送すると共に、該写真フイルムの情報を読み取るフイ
ルムスキャナのフイルム搬送方法に於いて、前記情報の
読み取り前に、前記写真フイルムが前記所定の搬送速度
となる第1の速度指令で前記モータを駆動して、第1の
速度指令における滑り量を算出し、該算出した滑り量に
基づいて、前記写真フイルムの実際の搬送速度を前記所
定の搬送速度と等しくさせるための前記ローラの回転数
を算出し、前記情報の読み取り時には、前記ローラが前
記算出したローラの回転数となる第2の速度指令で前記
モータを駆動することを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、先ず、写真フイ
ルムの情報を読み取る前に、滑りがない場合に写真フイ
ルムが適正な所定の搬送速度となる第1の速度指令でモ
ータを駆動して写真フイルムを搬送し、この時の滑り量
を算出する。そして、前記算出した滑り量に基づいて、
写真フイルムの実際の搬送速度を前記所定の搬送速度と
等しくさせるためのローラの回転数を算出する。次に、
前記情報の読み取り時には、前記ローラが前記算出した
ローラの回転数となる第2の速度指令でモータを駆動す
る。これにより、情報の読み取り時には、写真フイルム
は適正な所定の搬送速度で搬送される。
【0009】請求項2記載の発明は、前記写真フイルム
の搬送中に、写真フイルムに穿設されたパーフォレーシ
ョン間に出力される前記ローラの回転速度に比例した数
のパルス信号のカウント値と、写真フイルムのパーフォ
レーション間の距離に対応したパルス信号の基準カウン
ト値とを比較することによって前記滑り量を算出するよ
うにしたものである。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフイルム
スキャナのフイルム搬送方法の好ましい実施例を詳説す
る。図1は本発明に係るフイルムスキャナのフイルム搬
送方法が適用されたフイルムスキャナを示すブロック図
である。
【0011】同図に示すフイルムスキャナは、主として
照明用の蛍光灯10、撮影レンズ12、CCDラインセ
ンサ14、メモリコントローラ20、画像メモリ22、
モータ26を含むフイルム駆動メカ、エンコーダ30、
パーフォレーションセンサ36、中央処理装置(CP
U)44等を備えている。このフイルムスキャナに使用
される現像済みの写真フイルム40は、1コマの始端と
終端とにパーフォレーション40Aが穿設されると共
に、その1コマのパーフォレーション40A間に磁気記
録層40Bが形成され、1軸のスプール42Aを有する
フイルムカートリッジ42内に全て巻き取られるように
なっている。前記磁気記録層40Bは、写真フイルム4
0の搬送中に磁気ヘッド60に当接され、磁気記録され
た情報が磁気ヘッド60によって読み取られたり、磁気
情報が書き込まれたりする。前記磁気ヘッド60は、C
PU44に制御された磁気記録再生装置62によって駆
動制御されている。
【0012】フイルムカートリッジ42がフイルムスキ
ャナに装着されると、フイルムカートリッジ42のスプ
ール42Aは、図示しない供給リール台と嵌合する。そ
して、キーパネル64からの駆動指令によってフイルム
ローディングが開始されると、スプール42Aは時計回
り方向(CW方向)に駆動され、これによりフイルムカ
ートリッジ42からフイルム40が送り出される。ま
た、フイルムローディングが開始されると、モータ26
が駆動され、その回転駆動力はクラッチ28を介してロ
ーラ34に伝達される。このローラ34は、フイルム4
0に当接してフイルム40を所定の速度で搬送するもの
で、フイルムローディング時やフイルム40を順方向
(矢印Aの方向)に搬送する場合には、CW方向に回転
される。
【0013】フイルムローディング時にフイルム40の
リーダ部がローラ34の位置に達したことがフイルムセ
ンサ等(図示せず)によって検出されると、スプール4
2Aの駆動は停止され、その後、フイルム40はローラ
34によって搬送されて巻取リール38の巻取軸38A
に巻き取られる。巻取リール38は、図示しないモータ
によって駆動される。
【0014】前記CPU44は、モータ制御信号をモー
タドライバ46に出力し、モータドライバ46を通じて
モータ26の正転/逆転、始動/制動、パルス幅変調に
よるフイルム搬送速度の制御を行う。このフイルム搬送
速度の制御の詳細については後述する。蛍光灯10は、
その長手方向がフイルム40の給送方向と直交するよう
に配設され、フイルム40の全幅にわたって照明できる
ようになっている。フイルム40を透過した透過光は、
単焦点の撮影レンズ12を介してフイルム給送方向と直
交する方向に配設されたCCDラインセンサ14の受光
面に結像される。CCDラインセンサ14の受光面に結
像された画像光は、R,G,Bフィルタが設けられた各
センサで電荷蓄積され、光の強さに応じた量のR,G,
Bの信号電荷に変換される。このようにして蓄積された
R,G,Bの信号電荷は、図示しないCCD駆動回路か
ら加えられる転送ゲートパルスによってシフトレジスタ
に読み出され、レジスタ転送パルスによって順次読み出
される。
【0015】CCDラインセンサ14から読み出される
R,G,B信号は、CDSクランプによってクランプさ
れてアンプ/アナログ処理回路16に加えられ、ここで
ゲイン等が制御される。アンプ/アナログ処理回路16
から出力される1コマ分のR,G,B信号はA/Dコン
バータ18によってデジタル信号に変換されたのち、メ
モリコントローラ20を介して画像メモリ22に記憶さ
れる。
【0016】この画像メモリ22に記憶された1コマ分
のR,G,B信号は、メモリコントローラ20によって
繰り返し読み出され、D/A変換器24によってアナロ
グ信号に変換されたのち、エンコーダ25でNTSC方
式の複合映像信号に変換されてモニタTVに出力され
る。これにより、モニタTVよってフイルム画像を見る
ことができる。
【0017】次に、本発明に係るフイルムスキャナのフ
イルム搬送方法を具現化する装置について説明する。こ
の装置は、エンコーダ30とパーフォレーションセンサ
36等から構成される。前記エンコーダ30は、クラッ
チ28とモータ26との間に配設される。エンコーダ3
0のスリット円板30Aには多数のスリットが放射状に
形成される。これらのスリットは、フォトディテクタ3
0Bによって検出され、パルス信号として出力される。
従って、このエンコーダ30からはローラ34の回転速
度に比例した周波数のパルス信号(図2(C)参照)が
出力される。エンコーダ30から出力されるパルス信号
は、それぞれカウンタ56及び58に加えられる。
【0018】カウンタ56には、CPU44から一定周
期のサンプリング信号が加えられており、カウンタ56
は前記エンコーダ30から入力するパルス信号を前記サ
ンプリング信号の周期毎にカウントし、そのカウント値
をモータ回転速度信号として、サンプリング信号を入力
する毎にCPU44に出力する。CPU44は、カウン
タ56から入力するモータ回転速度信号に基づいて、モ
ータ26の回転速度が設定した回転速度になるように、
モータドライバ46を通じて制御することもできる。
【0019】前記パーフォレーションセンサ36はフイ
ルムカートリッジ42の近傍に配設されており、フイル
ム40に穿設されているパーフォレーション40Aの有
無に応じてHレベル又はLレベルのパーフォレーション
検出信号を、波形整形回路57を介してカウンタ58に
出力する(図2(B)参照)。カウンタ58のクロック
入力には、エンコーダ30からのパルス信号(図2
(C)参照)が加えられており、カウンタ58は上記パ
ーフォレーション検出信号の1周期の間(1コマのパー
フォレーションの検出間隔:測定時間t)に入力するパ
ルス信号をカウントし、そのカウント値をCPU44に
出力する。
【0020】本実施例では、1コマのパーフォレーショ
ン周期(測定時間t)の間に、滑りがない場合にエンコ
ーダ30から基準カウント値として10個のパルス信号
が出力されるものとし、滑りが生じるとカウンタ58の
カウント値は10を越えることになる。例えば、カウン
タ58のカウント値が13になると、これがCPU44
に出力される。
【0021】CPU44は前記滑り検出信号が出力され
ると、カウンタ58のカウント値13と基準カウント値
10との差分、即ち滑り率(滑り量)を算出する。ま
た、CPU44は前記滑り量に基づいて、前記写真フイ
ルム40の搬送速度を基準カウント値に対応する搬送速
度、即ち適正な所定の搬送速度と等しくさせるための前
記ローラ34の回転速度Vを、以下の計算式で算出す
る。
【0022】 V=V0 ・(M0 +ΔM)/M0 …(1) ここで、V0 は、滑りがないと仮定して設定された第1
の速度指令で駆動するローラ34の回転速度、M0 は基
準カウント値、M0 +ΔMは滑りが生じた時のカウント
値を示す。そして、CPU44は、ローラ34の回転速
度が前記(1)式で算出された回転速度Vとなる第2の
速度指令でモータ26をモータドライバ46を介して制
御する。
【0023】次に、前記の如く構成されたフイルムスキ
ャナによるフイルム搬送方法について、図3に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。フイルムカートリ
ッジ42をフイルムスキャナに装填する(S1)。そし
て、写真フイルム40の情報を読み取る前に、写真フイ
ルム40の高速早送りを開始する(S2)。この時のロ
ーラ34の回転速度は、高速早送り時に行うフイルム画
像のAE情報、及び磁気情報を読み取る際の回転速度、
即ち、滑りがないと仮定して設定された第1の速度指令
で駆動するローラ34の回転速度(V0 )に設定する。
そして、高速早送り中に得た、カウンタ58でカウント
したパルス数のカウント値と、基準カウント値とから早
送り時の滑り量を取得する(S3)。
【0024】写真フイルム40の高速早送りが終了する
と、高速巻戻しを開始する(S4)。この時のローラ3
4の回転速度は、高速巻戻し時に行うインデックス画像
データを読み取る際の回転速度、即ち、滑りがないと仮
定して設定された第1の速度指令で駆動するローラ34
の回転速度(V0 )に設定する。そして、高速巻戻し中
に得た、カウンタ58でカウントしたパルス数のカウン
ト値と、基準カウント値とから巻戻し時の滑り量を取得
する(S5)。
【0025】次に、CPU44は、高速早送り時に取得
した滑り量に基づいて、この高速早送り時の写真フイル
ム40の搬送速度を適正な所定の搬送速度と等しくさせ
るための前記ローラ34の回転速度Vを前記(1)式に
より算出すると共に、高速巻戻し時に取得した滑り量に
基づいて、この高速巻戻し時の写真フイルム40の搬送
速度を適正な所定の搬送速度と等しくさせるための前記
ローラ34の回転速度Vを前記(1)式により算出する
(S6)。
【0026】次に、写真フイルム40の情報の読み取り
を開始する。先ず、前記算出されたローラ34の回転速
度Vで写真フイルム40を高速早送りして(S7)、フ
イルム画像のAE情報をラインセンサ14で取得し、磁
気記録層40Bに記録された磁気情報を磁気ヘッド60
で取得する(S8)。この時、写真フイルム40は、A
E情報及び磁気情報を読み取るための適正な搬送速度で
搬送されているので、前記情報を正確に読み取ることが
できる。
【0027】写真フイルム40の高速早送りが終了する
と、高速巻戻しを開始し(S9)、インデックス画像デ
ータをラインセンサ14で取得する(S10)。この
時、写真フイルム40は、前記高速早送り時と同様にイ
ンデックス画像データを読み取るための適正な搬送速度
で搬送されているので、前記情報を正確に読み取ること
ができる。
【0028】高速巻戻しが終了すると、写真フイルム4
0を低速で順方向に搬送して各コマのフイルム画像の読
み取りを開始する(S11)。そして、読み取りが終了
するまで(S12)、写真フイルム40を低速で搬送す
る。そして、読み取りが終了すると、写真フイルム40
を高速早送りして(S13)、全写真フイルム40をフ
イルムカートリッジ42から引き出す。
【0029】次に、写真フイルム40の高速巻戻しを行
って(S14)、磁気記録層40Bへの磁気情報の書き
込みを行い(S15)、全写真フイルム40をフイルム
カートリッジ42内に収納して終了する(S16)。こ
のように、本実施例のフイルム搬送方法では、搬送時の
滑り量を見越してローラの回転速度を設定するようにし
たので、従来のフイルム搬送方法と比較してフイルム4
0の搬送/停止を精度良く制御でき、また、磁気ヘッド
60に対する磁気記録層40Bの位置決めを正確に行う
ことができる。
【0030】本実施例では、ローラ34の回転速度を高
速搬送時のみ補正するようにしたが、これに限られるも
のではなく、フイルム画像読み取り時の低速搬送時にお
いても補正しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ムスキャナのフイルム搬送方法によれば、写真フイルム
の情報を読み取る前に、写真フイルムが適正な所定の搬
送速度となる第1の速度指令でモータを駆動して写真フ
イルムを搬送すると共に、写真フイルムに穿設されたパ
ーフォレーション間に出力される前記ローラの回転速度
に比例した数のパルス信号のカウント値と、前記写真フ
イルムのパーフォレーション間の距離に対応したパルス
信号の基準カウント値を比較することにより写真フイル
ムの滑り量を算出し、この算出した滑り量に基づいて、
写真フイルムの実際の搬送速度を前記所定の搬送速度と
等しくさせるためのローラの回転数を算出し、前記情報
の読み取り時には、前記ローラが前記算出したローラの
回転数となる第2の速度指令でモータを駆動するように
したので、写真フイルムを適正な所定の搬送速度で搬送
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフイルムスキャナのフイルム搬送
方法が適用されたフイルムスキャナのブロック図
【図2】エンコーダから出力されるパルス数の変化から
滑り量を検出するために用いたタイミングチャート
【図3】本発明に係るフイルムスキャナのフイルム搬送
方法のフローチャート
【符号の説明】
10…蛍光灯 12…撮影レンズ 14…CCDラインセンサ 26…モータ 30…エンコーダ 34…ローラ 36…パーフォレーションセンサ 40…写真フイルム 40A…パーフォレーション 40B…磁気記録層 42…フイルムカートリッジ 44…CPU 56、58…カウンタ 59…比較器 60…磁気ヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像済みの写真フイルムをモータからの回
    転駆動力が伝達されるローラによって所定の搬送速度で
    搬送すると共に、該写真フイルムの情報を読み取るフイ
    ルムスキャナのフイルム搬送方法に於いて、 前記情報の読み取り前に、前記写真フイルムが前記所定
    の搬送速度となる第1の速度指令で前記モータを駆動し
    て、第1の速度指令における滑り量を算出し、該算出し
    た滑り量に基づいて、前記写真フイルムの実際の搬送速
    度を前記所定の搬送速度と等しくさせるための前記ロー
    ラの回転数を算出し、 前記情報の読み取り時には、前記ローラが前記算出した
    ローラの回転数となる第2の速度指令で前記モータを駆
    動することを特徴とするフイルムスキャナのフイルム搬
    送方法。
  2. 【請求項2】前記滑り量は、前記写真フイルムの搬送中
    に写真フイルムに穿設されたパーフォレーション間に出
    力される前記ローラの回転速度に比例した数のパルス信
    号のカウント値と、前記写真フイルムのパーフォレーシ
    ョン間の距離に対応したパルス信号の基準カウント値と
    を比較することによって算出されることを特徴とする請
    求項1記載のフイルムスキャナのフイルム搬送方法。
JP6313297A 1994-12-16 1994-12-16 フイルムスキャナのフイルム搬送方法 Pending JPH08171113A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007031421A1 (de) * 2005-09-16 2007-03-22 Thomson Licensing Ermittlung von geschwindigkeitsschwankungen beim transport bandförmiger medien

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WO2007031421A1 (de) * 2005-09-16 2007-03-22 Thomson Licensing Ermittlung von geschwindigkeitsschwankungen beim transport bandförmiger medien

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