JP3374871B2 - フイルム搬送方法及び装置 - Google Patents

フイルム搬送方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルム搬送方法及び装
置に係り、特に写真フイルムが単一のスプールに巻回さ
れているフイルムカートリッジを使用するカメラ、フイ
ルムスキャナ等に適用されるフイルム搬送方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のフイルム搬送装置は、フ
イルムに一定間隔で密に穿設されているパーフォレーシ
ョンを利用してフイルムを搬送していた。これに対し、
米国特許4,977,419に見られるようにパーフォ
レーションをコマ毎に1つ設け、パーフォレーションを
コマの位置検出用のみに使用するフイルムが提案されて
いる。
【0003】また、フイルム使用前の従来のフイルムカ
ートリッジは、リーダ部がフイルムカートリッジから露
出しているが、米国特許4,933,693に見られる
ように使用前においても、リーダ部を含む全てのフイル
ムがフイルムカートリッジ内に収納され、リーダ部が露
出していないものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なフイルム搬送用のパーフォレーションが設けられてい
ないフイルム、またリーダ部がフイルムカートリッジか
ら露出していないフイルムを自動給送する場合には、フ
イルムカートリッジ内からフイルムを送り出し、自動的
に巻取リールに巻き付ける必要がある。しかしながら、
この種のフイルムカートリッジを使用し、フイルムカー
トリッジがカメラ等の所定位置に装着されたのち、自動
的にフイルムローディング等を確実に、且つ良好に行う
ことができるものがなかった。
【0005】また、フイルムカートリッジのスプールを
回転させ、フイルムカートリッジ内において巻き締まり
の反対の現象である巻き緩みの現象を生じさせ、これに
よりフイルムカートリッジからフイルムを送り出す場合
には、その後、キャプスタン駆動又は巻取リールによる
巻き取りを行っても、一定期間、送り出し側のフイルム
が緩んだ状態で搬送され、フイルムが安定して送られ
ず、傷が発生したり、画像が歪んだりするという問題が
ある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、フイルム搬送用のパーフォレーションのないフ
イルム、またリーダ部がフイルムカートリッジから露出
していないフイルムでも自動的にフイルムローディング
することができ、特に送り出し側のフイルムが緩んだ状
態で搬送される搬送期間を最小限に抑制することがで
き、これによりフイルムを安定して搬送することができ
るフイルム搬送方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、写真フイルムが単一のスプールに巻回され
ているフイルムカートリッジを使用し、前記フイルムカ
ートリッジのスプールを正転駆動することによって該フ
イルムカートリッジから前記フイルムを送り出し、前記
フイルムのリーダ部が所定位置に達して前記フイルムカ
ートリッジからフイルムの引き出しが可能となると、前
記フイルムカートリッジ内のフイルムが巻き締まり状態
となるように前記スプールを逆転駆動するようにしたこ
とを特徴としている。また、前記スプールの逆転駆動に
よるフイルムの巻き締め期間中、前記フイルムの引き出
し動作を停止させるようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、自動的にフイルムローディン
グを行う場合には、先ず、フイルムカートリッジのスプ
ールを正転駆動し、フイルムカートリッジからフイルム
を送り出す。そして、この送り出されたフイルムのリー
ダ部が、キャプスタンとピンチローラとの間に挟持され
又は巻取リールに巻き付けられ、キャプスタン駆動又は
リール駆動によってフイルム搬送が可能になると、スプ
ールを逆転駆動してフイルムカートリッジ内で巻き緩み
状態となっているフイルムを巻き締める。これにより、
フイルム供給側のフイルムが緩んだ状態で搬送される期
間を最小限にすることができ、特にスプールの逆転駆動
によるフイルムの巻き締め期間中、キャプスタン動作又
は巻取リールでの巻取動作を停止すれば、主たる駆動源
がキャプスタン又は巻取リールに切り替わった時点で直
ちに安定したフイルム搬送が実現できる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフイルム
搬送方法及び装置の好ましい実施例を詳説する。図1は
本発明に係るフイルム搬送装置を含むフイルムスキャナ
の一実施例を示すブロック図である。
【0010】同図に示すように、このフイルムスキャナ
は、主として照明用の蛍光灯10、、撮影レンズ12、
CCDラインセンサ14と、図示しない画像メモリ等を
含む画像処理装置16、及び本発明に係るフイルム搬送
装置等から構成されている。このフイルムスキャナに使
用される現像済みの写真フイルム20は、例えば、図4
に示すように1コマの前端にパーフォレーション20A
が穿設されており、単一のスプール22Aを有するフイ
ルムカートリッジ22内に全て巻き取られるようになっ
ている。また、フイルム20のリーダ部20Bには、パ
ーフォレーションが穿設されていない。即ち、このパー
フォレーション20Aは、1コマの画像記録領域を特定
するために使用されるものである。
【0011】図1において、蛍光灯10は、その長手方
向がフイルム20の搬送方向と直交するように配設さ
れ、フイルム20の全幅にわたって照明できるようにな
っている。フイルム20を透過した透過光は、撮影レン
ズ12を介してフイルム搬送方向と直交する方向に配設
されたCCDラインセンサ14の受光面に結像される。
尚、フイルム画像を読み取る場合には、後述するように
フイルム20を一定速度で搬送する。
【0012】このCCDラインセンサ14の受光面に結
像された画像光は、R,G,Bフィルタが設けられた各
センサで電荷蓄積され、光の強さに応じた量のR,G,
Bの信号電荷に変換される。このようにして蓄積された
R,G,Bの信号電荷は、図示しないCCD駆動回路か
ら加えられる転送ゲートパルスによってシフトレジスタ
に読み出され、レジスタ転送パルスによって順次読み出
される。
【0013】フイルム画像の読取り時にCCDラインセ
ンサ14から読み出される1コマ分のR,G,B信号
は、画像処理装置16に出力される。画像処理装置は、
入力する1コマ分のR,G,B信号を図示しないA/D
コンバータによってデジタル信号に変換し、所要の信号
処理をしたのち画像メモリに記憶する。この画像メモリ
に記憶された1コマ分のR,G,B信号は、繰り返し読
み出され、D/Aコンバータによってアナログ信号に変
換されたのち、エンコーダでNTSC方式の複合映像信
号に変換されてモニタTV18に出力される。これによ
り、モニタTV18よってフイルム画像を見ることがで
きるようになる。
【0014】次に、本発明に係るフイルム搬送装置につ
いて詳述する。このフイルム搬送装置は、主としてフイ
ルムカートリッジ22が装着されるフイルム供給部30
と、このフイルム供給部30から供給されるフイルム2
0を巻き取る巻取リール42を有するフイルム巻取部4
0と、フイルム供給部30、フイルム巻取部40間にお
いてフイルム20を案内するフイルムガイド部50と、
フイルムガイド部50に配設されているキャプスタン5
1、52とから構成されている。
【0015】フイルム供給部30は、図2に示すように
正逆転可能なモータ31と、クラッチ付きのギア32
と、フイルムカートリッジ22のスプール22Aと嵌合
する嵌合部を含むギア33とを有し、スプール22Aを
正逆転できるように構成されている。尚、クラッチ付き
のギア32は、ギア32Aが固定された回転軸32B
と、この回転軸32Bに挿通されバネ32Cによって押
圧されているギア32Dと、ギア32Aと32Dとの間
に介在するフェルト等の摩擦部材32Eとから構成され
ており、モータ32からの駆動力によってギア32Dが
図1上で時計回り方向に回転している場合には、ギア3
2Dは回転軸33Bに対して完全ロックされるが、ギア
32Aの回転速度がギア32Dの回転速度よりも速くな
る場合には、摩擦クラッチが作用してギア32Dは回転
軸32Bに対してスリップするようになっている。ま
た、モータ32から駆動力によって、ギア32Dが図1
上で反時計回り方向に回転している場合には、一定の負
荷が加わると、スリップするようになっている。
【0016】フイルム巻取部40は、巻取リール42、
バネ付勢されている押えローラ44、44等を有してお
り、巻取リール42はフイルム巻取時にクラッチ付きの
ギア46を介して反時計回り方向に駆動される。尚、こ
の巻取リール42の直径は、フイルムカートリッジ22
内におけるフイルムの最大外径より大きく形成されてい
る。
【0017】また、キャプスタン51、52は、ピンチ
ローラ53、54との間でフイルム20を挟持してフイ
ルム20を所定の速度で搬送するもので、図2に示すよ
うにキャプスタンモータ55からギア55A、クラッチ
付きのギア56、及びギア57を介してキャプスタン5
1に回転駆動力が伝達されるようになっている。尚、キ
ャプスタン52にも、上記と同様にして駆動手段(図示
せず)から回転駆動力が伝達されるようになっている。
【0018】次に、上記構成のフイルム搬送装置の作用
について説明する。先ず、フイルムカートリッジ22が
フイルム供給部30に装着されると、自動的に又はロー
ディング指示により、フイルムローディングが開始され
る。即ち、図1において、フイルムカートリッジ22の
スプール22A及び巻取リール42は反時計回り方向に
回転させられ、キャプスタン51、52は時計回り方向
に回転させられる。
【0019】さて、図3(A)に示すようにフイルムカ
ートリッジ22のスプール22Aが反時計回りに回転
(以下、正転という)させられると、フイルムカートリ
ッジ22内において巻き緩みの現象が生じてフイルムカ
ートリッジ22からフイルム20が送り出されてくる。
尚、スプール22Aを一定速度で回転させても、フイル
ムカートリッジ22内の摩擦、引っ掛かり等によってフ
イルム20の送り出し速度は不安定になっている。そこ
で、キャプスタン51は、そのフイルム搬送速度がフイ
ルムカートリッジ22から送り出されるフイルム20の
最大瞬間速度以上となるように駆動される。これにによ
り、フイルムカートリッジ22とキャプスタン51との
間で、フイルム20に不要な撓みや、負荷等が発生しな
いようにしている。
【0020】図3に示すようにキャプスタン51の下流
側には、フイルム20の有無を検出するための光学セン
サ58が配設されており、フイルム20のリーダ部20
Bがキャプスタン51を通過して光学センサ58の位置
に達すると、フイルムカートリッジ22のスプール22
Aは、光学センサ58の検出出力に基づいて図3(B)
に示すように時計回り方向に回転(以下、逆転という)
させられる。即ち、光学センサ58によってフイルム2
0が検出されると、スプール22Aは、その検出時点か
ら逆転駆動され、フイルムカートリッジ22内のフイル
ム20が巻き締まり状態となるまでの時間よりも若干長
い所定の時間経過後、再び正転駆動される。
【0021】尚、スプール22Aが逆転駆動されている
間にフイルム20が巻き締まり状態となると、その後の
逆転駆動力は、前述したクラッチ付きのギア32によっ
て吸収される。また、上記巻き締め終了後において、キ
ャプスタン51でのフイルム搬送速度は、フイルムカー
トリッジ22からの送り出し速度よりも速いため、その
速度差分は、クラッチ付きのギア32のクラッチによっ
て吸収される。
【0022】一方、キャプスタン51によって所定の速
度で搬送されるフイルム20は、更にキャプスタン52
によって、キャプスタン51による搬送速度よりも速い
速度で搬送される。キャプスタン51と52の速度差分
は、クラッチ付きのギア56によって吸収される。この
ように2つのキャプスタン51、52を使用することに
より、キャプスタン51、52間における画像読取り位
置において、フイルム20の平面性を上げることができ
る。
【0023】キャプスタン52によって所定の速度で搬
送されるフイルム20は、フイルム巻取部40に送られ
る。フイルム巻取部40の巻取リール42は、その巻取
速度がキャプスタン52による搬送速度よりも速くなる
ようにクラッチ付きのギア46を介して駆動されてい
る。そして、フイルム20のリーダ部20Bは巻取リー
ル42との摩擦力によって巻き付けられるが、巻付け終
了後の巻取速度とフイルム搬送速度の速度差分は、クラ
ッチ付きのギア46によって吸収される。
【0024】ところで、上記巻取リール42はフイルム
20を摩擦力によって巻き取るが、キャプスタン52か
ら一定の速度でフイルム20が送られてくるため、速度
が不安定の場合よりも確実に巻き取ることができる。ま
た、フイルム20はフイルムカートリッジ22内におい
て巻癖が付けられるおそれがあるが、巻取リール42の
直径はフイルムカートリッジ22内におけるフイルムの
最大外径より大きく形成されているいるため、巻癖があ
っても良好に巻き取ることができる。
【0025】尚、本実施例では、フイルムカートリッジ
のスプールの逆転駆動を終了する時点は時間管理するよ
うにしたが、これに限らず、例えば逆転駆動時の負荷変
動に基づいて検出することもできる。また、スプールの
逆転駆動によるフイルムの巻き締め期間中、キャプスタ
ン駆動を停止させてもよい。更に、巻き締め終了後のキ
ャプスタンによる搬送速度とフイルム供給部からの送り
出し速度との速度差はクラッチによって吸収するように
したが、これに限らず、巻き締め終了後はフイルム供給
部の駆動源を切り離し、バックテンションを与えるため
のリールブレーキをかけるようにしてもよい。
【0026】また、本発明はフイルムスキャナに限ら
ず、キャプスタンを有しない機器にも適用することがで
きる。但し、この場合には、フイルムのリーダ部が巻取
リールに巻き付けられ、巻取リールによる巻き取りが可
能となった時点で、フイルムカートリッジのスプールを
逆転駆動する必要がある。巻取リールによる巻き取りが
可能となる時点は、例えば巻取リールへのフイルムの巻
付け終了位置近傍に光学センサを設け、この光学センサ
がフイルムを検出してから一定時間経過した時点から検
出したり、或いはフイルムのパーフォレーション等をカ
ウントしてフイルムが所定量(巻取リールによって巻き
取られていると推定できる送り量)送り出された時点か
ら検出することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ム搬送装置によれば、フイルムカートリッジのスプール
を正転駆動し、フイルムカートリッジからフイルムを送
り出すようにしたため、リーダ部がフイルムカートリッ
ジから露出していないフイルムでも自動的にフイルムロ
ーディングすることができ、特にフイルムのリーダ部が
キャプスタンとピンチローラとの間に挟持され又は巻取
リールに巻き付けられると、スプールを逆転駆動してフ
イルムカートリッジ内で巻き緩み状態となっているフイ
ルムを巻き締めるようにしたため、送り出し側のフイル
ムが緩んだ状態で搬送される搬送期間を最小限に抑制す
ることができ、これによりフイルムを安定して搬送する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るフイルム搬送装置を含むフ
イルムスキャナの一実施例を示すブロック図である。
【図2】図2は図1に示したフイルム搬送装置の要部平
面図である。
【図3】図3(A)及び(B)はそれぞれフイルムの送
り出し及び巻き締めを説明するために使用した要部概略
図である。
【図4】図4は本発明に係るフイルム搬送装置に使用さ
れるフイルムカートリッジの一例を示す図である。
【符号の説明】
10…蛍光灯 12…撮影レンズ 14…CCDラインセンサ 16…画像処理装置 20…フイルム 22…フイルムカートリッジ 22A…スプール 30…フイルム供給部 31…モータ 32、32A、32D、33、46、55A、56、5
7…ギア 40…フイルム巻取部 42…巻取リール 44…押えローラ 50…フイルムガイド部 51、52…キャプスタン 53、54…ピンチローラ 55…キャプスタンモータ 58…光学センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/00,27/00 G03D 9/00 - 9/02 G03D 13/00 - 13/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムが単一のスプールに巻回さ
    れているフイルムカートリッジを使用し、 前記フイルムカートリッジのスプールを正転駆動するこ
    とによって該フイルムカートリッジから前記フイルムを
    送り出し、 前記フイルムのリーダ部が所定位置に達して前記フイル
    ムカートリッジからフイルムの引き出しが可能となる
    と、前記フイルムカートリッジ内のフイルムが巻き締ま
    り状態となるように前記スプールを逆転駆動するように
    したことを特徴とするフイルム搬送方法。
  2. 【請求項2】 前記フイルムのリーダ部がキャプスタン
    とピンチローラとの間に挟持されると、前記フイルムカ
    ートリッジからフイルムの引き出しが可能となる請求項
    1のフイルム搬送方法。
  3. 【請求項3】 前記フイルムのリーダ部が巻取リールに
    巻き付けられると、前記フイルムカートリッジからフイ
    ルムの引き出しが可能となる請求項1のフイルム搬送方
    法。
  4. 【請求項4】 前記スプールの逆転駆動によるフイルム
    の巻き締め期間中、前記キャプスタンを停止するように
    したことを特徴とする請求項2のフイルム搬送方法。
  5. 【請求項5】 前記スプールの逆転駆動によるフイルム
    の巻き締め期間中、前記巻取リールを停止するようにし
    たことを特徴とする請求項3のフイルム搬送方法。
  6. 【請求項6】 写真フイルムが単一のスプールに巻回さ
    れているフイルムカートリッジを使用するフイルム搬送
    装置において、 前記フイルムカートリッジが装着されるフイルム供給部
    に配設され、前記フイルムカートリッジのスプールを正
    転駆動することによって該フイルムカートリッジから前
    記フイルムを送り出し、前記スプールを逆転駆動するこ
    とによって前記フイルムカートリッジ内に前記フイルム
    を巻き取り又は巻き締めを行う第1の駆動手段と、 前記フイルム供給部から送り出されたフイルムに対して
    主たる駆動力を付与して該フイルムを搬送する第2の駆
    動手段と、 前記第2の駆動手段によるフイルム搬送が可能な状態を
    検出する第1の検出手段と、 前記フイルムカートリッジ内のフイルムが巻き締められ
    た状態を検出する第2の検出手段と、 前記第1及び第2の検出手段の検出出力に基づいてフイ
    ルムローディング開始時点から前記第1の検出手段の検
    出時点まで前記スプールを正転駆動し、前記第1の検出
    手段の検出時点から第2の検出手段の検出時点まで前記
    スプールを逆転駆動するように前記第1の駆動手段を制
    御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするフイルム搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の駆動手段は、前記フイルム給
    送部と前記フイルムを巻き取る巻取リールを有するフイ
    ルム巻取部との間に配設され、前記フイルムをピンチロ
    ーラとの間で挟持して所定の速度で搬送するキャプスタ
    ンである請求項のフイルム搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の駆動手段は、前記フイルムを
    巻き取る巻取リールを有するフイルム巻取部に配設さ
    れ、該巻取リールをクラッチを介して駆動して前記フイ
    ルムを巻き取るフイルム巻取手段である請求項のフイ
    ルム搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記第1の検出手段の
    検出時点から第2の検出手段の検出時点まで前記キャプ
    スタンによるフイルム搬送を停止させることを特徴とす
    る請求項7のフイルム搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記第1の検出手段
    の検出時点から第2の検出手段の検出時点まで前記フイ
    ルム巻取手段によるフイルム搬送を停止させることを特
    徴とする請求項8のフイルム搬送装置。
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