JPH07104549B2 - 情報検索装置 - Google Patents

情報検索装置

Info

Publication number
JPH07104549B2
JPH07104549B2 JP62331552A JP33155287A JPH07104549B2 JP H07104549 B2 JPH07104549 B2 JP H07104549B2 JP 62331552 A JP62331552 A JP 62331552A JP 33155287 A JP33155287 A JP 33155287A JP H07104549 B2 JPH07104549 B2 JP H07104549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
film
signal
recording medium
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62331552A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01172826A (ja
Inventor
和夫 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP62331552A priority Critical patent/JPH07104549B2/ja
Priority to US07/288,142 priority patent/US5146247A/en
Publication of JPH01172826A publication Critical patent/JPH01172826A/ja
Publication of JPH07104549B2 publication Critical patent/JPH07104549B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はたとえばマイクロフィルムリーダーに用いられ
るもので、フィルム等の情報記録媒体のマークを検出す
ることにより記録媒体中の所望の情報を自動的に検索す
る情報検索装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、フィルムリーダーなどに組み込まれている検索装
置では、フィルムの各コマの側辺に検索マークが設けら
れたフィルムを使用し、このマークを光学的に検出し、
これを計数することによりフイルムの中の所望のコマを
自動的に検索するようにしている。
上記検索装置はフィルム上のマークをランプで照明し、
フィルムを移動する際マークによって遮断される光の変
化をマーク検出器で検出し、このマーク検出器の出力信
号を計数器で計数し、そしてこの計数器の計数内容とキ
ーボード等から入力した所望のコマのコマ番号とを比較
回路で比較し、両者が一致したとき比較回路から駆動制
御回路に停止信号が発せられ、フィルムを移送する駆動
系を停止させ、所望のコマをスクリーン上に投影される
所定位置に静止させるようになっている。
ところで、フィルムリーダー或いはフィルムリーダープ
リンター等の投影装置に使用されるフィルムには、第6
図に示すように画像1が1列に記録されているフィルム
2と、第7図に示すように画像3が2列に記録されてい
るフィルム4とがある。mは各画像の側辺に設けた検索
マークである。フィルム4はデュオフィルムと呼ばれ、
フィルムの片側にフィルムの先端から順に画像を撮影
し、片側に撮影し終ったらフィルムを逆に装填して、フ
ィルムの残りの片側に後端から順に画像を撮影すること
により作製され、いわば往復撮影方法により作られる。
第6図において、左側がフィルムの先端、右側がフィル
ムの後端であり、このフィルム4は画像に付した番号
(実際にはこのように番号は記録されていないが、説明
の都合上各画像に番号を設けた)順に画像を撮影したも
ので、画像を検索するために各画像コマに対応してフィ
ルムの側辺に検索マークmが記録されている。ところ
で、デュオフィルムは一般に撮影縮率が高いため、検索
マークの間隔が狭くなっているが、第6図に示した一般
のフィルムのマークの間隔は比較的広くなっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、斯かる従来技術の場合において、停止シ
ーケンスは、第8図に示すように、現在番地AからB番
地を検索する場合、まず高速に立ち上げて検索を開始
し、求める番地のbコマ手前で中速に速度を低化させ、
更にaコマ手前で低速に落とした後、所望のB番地で停
止するようにしている。この変速するコマ数はフィルム
搬送装置の制動性能により決定されるが、前述のように
フィルムのマーク間隔はいろいろな種類があり、従来で
は停止位置がオーバーランしないために一番短かいマー
ク間隔に合わせて、フィルムの停止シーケンスを定めて
あるため、マーク間隔の長いフィルムを使用する場合、
目的コマの遥か手前の位置で変速を行われるため、検索
速度が遅くなる問題点があった。
そこで、本発明は従来技術の上記した問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、マー
クの間隔が異なる各種情報記録媒体に対応した最短時間
で検索を行なうことができる情報検索装置を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあっては、多数の
画像と各画像に付されたマークとを有する情報記録媒体
を移送し、マーク検知手段により検知したマークを計数
することにより所望の画像を検索する情報検索装置にお
いて、情報記録媒体を移送する移送手段と、情報記録媒
体のマーク間隔を計測する計測手段と、所望の画像まで
のマーク数が所定の設定値になったとき移送速度を低下
させるように切換える移送制御手段と、マークの間隔が
長い場合は前記設定値を小さくし、短い場合は前記設定
値を大きくするように前記計測手段の計測値に基づいて
前記設定値を変えて情報記録媒体の移送停止シーケンス
を変更するシーケンス変更手段とを設けて成ることを特
徴とする。
(作用) 上記の構成を有する本発明においては、情報記録媒体の
検索開始時に、マークの間隔を計測し、このマークの間
隔に応じて移送停止シーケンスを変更するものである。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第2
図および第3図は本発明の情報検索装置が適用されたマ
イクロフィルムリーダを示している。図において、11は
供給リール、12,13はガイドローラ、14は供給リール11
から供給されるマイクロフィルム4を照明するランプ、
15は集光レンズ、16,17はフィルム移動通路を挟んで対
設した透明なガラス板、18はキャプスタンローラ、19は
ピンチローラ、20は巻取オートリールである。供給リー
ル11及び巻取オートリール20は図示しないフィルム緊張
兼巻取用モータにそれぞれ連結され、キャプスタンロー
ラ18はフィルム送給用モータ(フィルム緊張兼巻取用モ
ータのトルクよりトルクが大きい)に連結されている。
情報記録媒体としてのマイクロフィルム4は第7図に示
したデュオフィルムであり供給リール11と巻取オートリ
ール20間に渡され、移送手段としてのキャプスタンロー
ラ18の正逆転により巻取リールに巻取られ或いは供給リ
ールに巻戻される。
またマーク検知御手段としての21,22はマーク検出器、2
3は投影レンズ、24は第1反射ミラー、25は第2反射ミ
ラー、26はスクリーンである。投影レンズ23、ミラー2
4,25及びスクリーン26は一定位置に配設されている。そ
してマイクロフィルム4はランプ14によって照明され、
マイクロフィルム4を透過した光線はレンズ23を通り、
反射ミラー24,25で反射してスクリーン26に向い、照明
されたフィルムの画像がスクリーン26に拡大投影され
る。また、30はフィルム保持台で、上記供給リール11、
ガイドローラ12,13、ガラス板16,17、キャプスタンロー
ラ18、ピンチローラ19、巻取オートリール20、マーク検
知器21,22等を保持するものである。
一方、27はイシアルロードキャプスタンで、最初にオー
トロードスイッチが押されると、イニシアルモータ(不
図示)が回転し、供給リール11に巻付けられたフィルム
先端を引き出し、ガイド28に沿ってキャプスタンローラ
18まで送る。さらにキャプスタンローラ18の駆動により
フィルムが先に送られ、巻取りオートリール20に巻付け
られる。
第1マーク検知器21はマイクロフィルム4の第1列の画
像の側辺に設けたマークmを検知し、第2マーク検知器
22はマイクロフィルム4の第2列の画像の側辺に設けた
マークmを検知する。各マーク検知器21,22は光電変換
素子を有し、マークからの光信号を受けたときハイレベ
ルのマーク検出信号を出力するもので、公知のものから
なる。
第1図は上記リーダーに適用した検索装置を示すもの
で、40は所望の画像の検索番号(コマ番号)を入力する
キーボード、41はキーボードに入力した検索番号を記憶
する記憶回路、42は第1マーク検知器21及び第2マーク
検知器22から出力するマーク検知信号を加算または減算
計数する計数手段としての加減算計数器である。計数器
42は加算状態にあるときマーク検出信号を加算計数し、
減算状態にあるときマーク検出信号を減算計数する。43
は移送制御手段としての計数器42の内容Aと記憶回路41
の内容Bとを比較する比較回路で、A−B=Cを計算
し、減算値Cの正負に応じてフィルム送り方向を示す信
号を出力し、Cの値が定められた値b(可変値)に一致
したとき、シーケンス変更手段としての移送制御回路48
に信号を送出し、高速から中速に切換え、Cの値が定め
られた値a(可変値)に一致したとき移送制御回路48に
信号を送出し、中速から低速に切換え、両者の内容が一
致したとき、すなわち計数器42の計数値Aと記憶回路41
に記憶された検索番号Bが一致(A−B=C=0)した
ときフィルム停止信号を出力する。49は手動操作される
モード切換スイッチで、使用するフィルムのマークの種
類に応じてモードが設定され、第6図のフィルム2を使
用する場合はモードAに設定され、第7図のフィルム4
を使用する場合はモードBに設定される。モードAに切
換えた場合は比較回路43の出力端子54から常に低レベル
の信号を出力し、出力端子53から常に高レベルの信号を
出力し、モードBに設定した場合は出力端子53又は54か
ら選択的に高レベルの信号を出力する。
45はマイクロフィルム4上の最後部の画像(第7図にお
いて画像番号「2000」、「2001」)がマーク検知位置を
通過して巻取リール20に送られたことを検知する後端検
知器である。
第4図は後端検知器45の一例を示すもので、マイクロフ
ィルム4の各コマ毎に付されたマークmの間隔が一定で
あり、かつこのマークを検知したとき出力するマーク検
出信号が一定時間間隔で発生するものとし、フィルムの
所定の速度走行時におけるマーク検出信号の時間間隔よ
り長い時間間隔で作動するタイマー46を設け、フィルム
が送給中所望の間隔でマーク検知器21または22からマー
ク検出信号を出力している間はタイマー46がリセットさ
れ、タイマー46の設定時間経過までにマーク検知器から
マーク検出信号が発生しなければタイマー46からハイレ
ベルの後端検知信号が出る。タイマーとして公知のもの
を使用できる。44はオアゲートである。
第1図において61はオートロードスイッチで使用開始時
にフィルムを供給リール11から巻取りオートリール20に
張架するため、イニシアルモータ駆動回路62を働かせイ
ニシアルロードキャプスタン27が回転し、フィルムがキ
ャプスタンローラ18まで達すると、以降キャプスタンロ
ーラ18により巻取オートリール22に巻きつけられる。キ
ャプスタンローラの回転速度vは計測手段としてのマー
ク間隔計数回路63に送られ、マーク間隔計数回路63では
計数器42からの出力信号の時間間隔tとモータ回転速度
vより算出できるフィルム移送速度VからV・vでマー
ク間隔を計測する。そして、この結果に基づいて比較回
路43中の変速のための定数a,bが設定される。この定数
a,bは比較的マーク間隔が長いときは小さく設定され、
比較的マーク間隔が短いときは大きく設定される。換言
すれば、所望の番地から変速点までの距離はマーク間隔
に拘らず、略一定にとってやればよい。
移送制御回路48は、キャプスタンローラ18を駆動するフ
ィルム移送用モータを制御し、比較回路43の出力端子60
から送出する変速信号により、高速,高速から中速,中
速から低速と切換わり、フィルム停止信号が入力したと
きモータを停止させ、移送方向変換回路47から逆転信号
が入力したとき、モーター停止後逆転させ、正方向と同
じ変速が行われる。
なお、比較回路43から出力するフィルム停止信号により
ブレーキ装置(不図示)を作動させてキャプスタンロー
ラ18の回転を阻止するように構成する。47は後端検知器
45から後端検知信号を受けたとき逆転信号を出力する送
給方向変更回路である。
一方、G1,G2……G6はアンドゲート、OR1,OR2,OR3はオア
ゲートである。
アンドゲートG1,G2は比較回路43の出力端子53,54の出力
信号に応じて開閉し、いずれか一方のマーク検知器21,2
2の出力信号を選択的に計数器42に送る。
アンドゲートG3〜G6は計数器42の加減算を制御する信号
を出力する。
信号線51,52にはフィルムの供給方向を示す信号が入力
し、マイクロフィルム4が巻取オートリール20に巻取ら
れる方向(以下前進方向という)に送給されている場合
は信号線51に高レベルの前進送り信号が送られ、マイク
ロフィルム4が供給リール11に巻戻される方向(以下逆
進方向という)に送給されている場合は信号線52に高レ
ベルの逆進送り信号が送られる。この前進、逆進送り信
号は、例えば比較回路43から出力する送り信号を利用す
るか、キャプスタンローラ18を駆動するモータの回転方
向を検知することにより得られる。
アンドゲートG3は比較回路43の出力端子53から高レベル
の信号が入力され、かつ信号線51から前進送り信号が入
力されたとき開いて加算信号を出力し、またアンドゲー
トG4は比較回路43の出力端子53から高レベルの信号が入
力され、かつ信号線52から逆進送り信号が入力されたと
き開いて減算信号を出力する。さらにアンドゲートG5
比較回路43の出力端子54から高レベルの信号が入力さ
れ、かつ逆進送り信号が入力されたとき加算信号を出力
し、またアンドゲートG6は比較回路43の出力端子54から
高レベルの信号が入力され、かつ前進送り信号が入力さ
れたとき減算信号を出力する。計数器42は加算信号によ
り加算状態に切換えられ、減算信号により減算状態に切
換えられる。計数器42は、マイクロフィルムの第1列の
画像を検索するときにマイクロフィルムが前進方向に送
給された場合は加算状態に、逆進方向に送給されたとき
は減算状態になり、またマイクロフィルムの第2列の画
像を検索するときにマイクロフィルムが逆進方向に送給
されたときは加算状態に、また前進方向に送給されてい
るときは減算状態になる。
次に上記装置の動作について説明する。今、第6図に示
すフィルム2が使用されると、モード切換スイッチ49は
モードAに設定されている。また、比較回路43の出力端
子53は高レベルになり、出力端子54は低レベルになって
いる。この状態では、第1マーク検知器21から出力する
マーク検知信号のみがアンドゲートG1を通って計数器に
送られる。ここでオートロードスイッチ61を押すと、イ
ニシアルモータ駆動回路62が動作し、イニシアルモータ
(不図示)が回転し、イニシアルロードキャプスタン27
が回転し、供給リール11からフィルム4を巻きだしガイ
ド28に沿って送られるフィルムがキャプスタンローラ18
に達すると以降はキャプスタンローラ18により一定速度
でひき続き送られ、巻取りオートリール2に巻きつけら
れる。イニシアルモータはフィルムがキャプスタンロー
ラ18にくわえこまれると停止する。フィルムが巻きつい
た後もそのままの速度で送られ、フィルム上のマークm
が第1マーク検知器21を通して計数器42に入ると、この
信号はマーク間隔計測回路63に送られる。あらかじめ定
められたコマ数Nだけの信号がマーク間隔計測回路63に
入力されると、移送制御回路からのキャプスタンローラ
18の速度情報と、マーク検知の時間情報により各マーク
間隔が計数できる。このマーク間隔を相加平均して平均
マーク間隔を演算し、この値に基づいて必要変速コマ数
a,bを各々a′,b′と設定する。マーク間隔値が比較的
長い場合はa,bの値を小さく設定し、マーク間隔値が比
較的短かい場合はa,bの値を大きく設定する。この実際
の設定値は制御方式により異なる。このフィルムでは比
較的小さな値に設定される。同時にフィルムは停止し、
記憶回路41上に1が自動設定され、続いて逆転信号が発
生され、第1コマまでフィルムが送られ停止する。つづ
いてモードAの設定状態において、キーボード40にマイ
クロフィルム2の所望の画像の検索番号B(>1)を入
力すると、1−B=C<0となるので比較回路43から前
進送り信号が出て移送制御回路48を介してフィルム移送
用モータが駆動し、マイクロフィルム4は巻取オートリ
ール20に巻取られる方向に移送される。フィルムの走行
中アンドゲートG3が開いて計数器42が加算状態になり、
かつアンドゲートG1が開いて第1マーク検知器21から出
力するマーク検知信号が計数器42で加算計数され、計数
器42の計数値と記憶回路41に記憶された検索番号の差が
設定値b′と一致すると、比較回路43から移送制御回路
48に変速信号が送出され、高速から中速に速度が変化す
る。つづいて計数器42の計数値と記憶回路41に記憶され
た検索番号の差が設定値a′と一致すると、同様に比較
回路43から変速信号が送出され、中速から低速に速度が
変化する。計数器42の計数値と記憶回路41に記憶された
検索番号が一致すると、比較回路43からフィルム停止信
号が送出される。この停止信号によりフィルム移送用モ
ータが停止し、フィルムが停止して、所望の画像が撮影
位置に置かれ、この画像がスクリーン26に投影されて検
索動作が終了する。
次に第7図に示すブュオフィルム4を使用した場合モー
ド切換スイッチ49はモードBに設定されている。また比
較回路43の出力端子53は高レベルとなり、出力端子54は
低レベルになっている。
前実施例と同じような操作によりオートロードが行わ
れ、マーク間隔の計測が行われる。この場合の演算結果
はマーク間隔が短かいため、設定値a″,b″は比較的大
きい値に設定され、同じように第1コマが投影されてい
る。
モードBの設定状態において、キーボード40にマイクロ
フィルム4の第2列の所望の画像の検索番号B′(>
1)を入力すると、1−B′=C<0となるので比較回
路43から前進送り信号が出て移送制御回路48を介してフ
ィルム移送用モータが駆動し、マイクロフィルム4は巻
取オートリール20に巻取られる方向に送給される。フィ
ルムの走行中アンドゲートG3が開いて計数器42が加算状
態になり、かつアンドゲートG1が開いて第1マーク検知
器21から出力するマーク検知信号が計数器42で加算計数
される。そしてフィルムの第1列の最後端の画像(第7
図において画像番号「2000」)がマーク検知器21の検知
位置を通過すると後端検知器45から後端検知信号が出
て、この信号によりフィルム移送用モータが止まり、フ
ィルムが停止する。次に移送方向変更回路47から逆転信
号が出て、この逆転信号により移送制御回路48を介して
フィルム移送用モータが逆転し、マイクロフィルム4は
逆進方向に送給される。同時に送給方向変更回路47から
比較回路43にも同じ信号が送られ、出力端子53が低レベ
ルになり、出力端子54が高レベルになる。
この後、フィルムの走行中アンドゲートG5が開いて計数
器42が加算状態になり、かつアンドゲートG2が開いて第
2マーク検知器22から出力するマーク検知信号が計数器
42で加算計数される。逆進中、計数器42の計数値と記憶
回路41に記憶された検索番号の差がb′に一致するとフ
ィルム2の場合と同じように高速から中速に変速され、
同様に差がa′に一致すると中速から低速に変速され、
計数器42の計数値と記憶回路41に記憶された検索番号が
一致すると比較回路43から停止信号が出る。この停止信
号によりフィルム移送用モータが止まり、フィルムが停
止して所望の画像が投影位置に置かれ、この画像がスク
リーン26に投影されて検索動作が終了する。
次に、この状態から第1列の所望の画像の検索番号をキ
ーボードに入力して検索を開始すると、マイクロフィル
ムは前進方向に送給された後、後端検知器45が後端を検
知すると一時停止を行い、次にマイクロフィルムは逆進
方向に送給され、定められたコマ位置で高速,中速,低
速と変速が行なわれ、第1マーク検知器21が所望の画像
に対応する検索マークを検知したとき、比較回路43から
停止信号が送出されてフィルムが停止し、所望の画像が
検索される。
第5図には本発明の他の実施例が示されており、上記実
施例と同一の構成部分については同一の符号を付して説
明すると、上記実施例においてはマーク間隔を計測する
ためにキャプスタンの送り速度とマーク計測時間からマ
ーク間隔を計測しているのに対して、本実施例にあって
は、キャプスタンローラ18の軸53の後端にフランジ50を
介して多数の角穴51aを持つローターリーエンコーダ板5
1を取りつけ、フォトインタラプタ52を角穴51aが通過す
る度発生するエンコーダパルス信号を使用し、マークを
検出する間に発生するエンコーダパルス信号を計数する
ことにより、時間を計測する必要なしにコマ間隔の計測
ができる。またこの時は送り速度が変化しても計測値に
影響がない。
さらに、このエンコーダを使用する方法であるとキャプ
スタンとは限らずフィルム通路途中のガイドローラーに
とりつけてもかまわない。
また本実施例では最初のNコマの計測値を使用している
が初期に一定時間t0送給し、その間のコマ数,フィルム
送り速度等の計測値を使用してマーク間隔を演算しても
よい。
更にまた、上記実施例では、高速,中速,低速と3速切
換えを行っているが2速或いは4速以上の切換えの場合
でも、同様に適用できることは勿論である。
尚、記録媒体としてはフィルムに限らず、マークを有す
る種々の長尺物に適用することができる。さらに、後端
検知器として、上記実施例に限らず、公知の種々の方法
を適用することができる。たとえば、第7図に示したよ
うにマイクロフィルム4の後端部に検索マークmと異な
る形状の特別のマークm′を設け、このマークm′を検
知器で検知することによりフィルムの後端を検知しても
よく、またマイクロフィルム最後端は通常のリール巻芯
に固定されているので、マイクロフィルムが最後端まで
送られるとフィルムが張ってフィルムが送給されなくな
ることを利用し、このフィルムの張力の変化を検知する
ことにより後端を検知するようにしても構わない。
また、上記実施例では、自動的にマーク間隔を読みとっ
ているが、使用者がマーク間隔の値を設定してもよい。
また縮率とフルサイズ,ハーフサイズ等の条件をキー入
力し、内部でマーク間隔を設定してもよい。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用からなるもので、マークの
間隔に応じて情報記録媒体の移送停止シーケンスを変更
するようにしたので、各情報記録媒体を各々最短時間で
停止可能となるため、情報記録媒体毎に検索時間を短縮
することができ、これにより、検索作業を効率よく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る検索装置の回路構成
図、第2図は本発明の一実施例を示す検索装置の概要構
成図、第3図は第1図の検索装置を適用したマイクロフ
ィルムリーダーの断面図、第4図は後端検知器の一実施
例を示す構成図、第5図は本発明の他の実施例の検索装
置に用いるエンコーダの斜視図、第6図および第7図は
マイクロフィルムの正面図、第8図はフィルムの停止シ
ーケンス図である。 符号の説明 2,4……マイクロフィルム(情報記録媒体) 18……キャプスタンローラ(移送手段) 21,22……第1,第2マーク検知器(マーク検知手段) 42……計数器(計数手段) 63……マーク間隔計測回路(計測手段) 43……比較回路(移送制御手段) 48……移送制御回路(シーケンス変更手段) 49……モード切換スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の画像と各画像に付されたマークとを
    有する情報記録媒体を移送し、マーク検知手段により検
    知したマークを計数することにより所望の画像を検索す
    る情報検索装置において、 情報記録媒体を移送する移送手段と、 情報記録媒体のマーク間隔を計測する計測手段と、 情報記録媒体を移送中に所望の画像までのマーク数が所
    定の設定値になったとき情報記録媒体の移送速度を低下
    させるように切換える移送制御手段と、 マークの間隔が長い場合は前記設定値を小さくし、短い
    場合は前記設定値を大きくするように前記計測手段の計
    測値に基づいて前記設定値を変えて情報記録媒体の移送
    停止シーケンスを変更するシーケンス変更手段と を設けたことを特徴とする情報検索装置。
JP62331552A 1987-12-26 1987-12-26 情報検索装置 Expired - Lifetime JPH07104549B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62331552A JPH07104549B2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26 情報検索装置
US07/288,142 US5146247A (en) 1987-12-26 1988-12-22 Information retrieval apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62331552A JPH07104549B2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26 情報検索装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01172826A JPH01172826A (ja) 1989-07-07
JPH07104549B2 true JPH07104549B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=18244939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62331552A Expired - Lifetime JPH07104549B2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26 情報検索装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07104549B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE190923T1 (de) * 1994-07-06 2000-04-15 Nabco Ltd Kraftfahrzeug
JP4308927B2 (ja) * 1996-11-21 2009-08-05 ナブテスコ株式会社 電動車両

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262344A (ja) * 1985-09-12 1987-03-19 Minolta Camera Co Ltd ロ−ルフイルムの検索装置
JPS62186244A (ja) * 1986-02-12 1987-08-14 Canon Inc 情報検索装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01172826A (ja) 1989-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5633977A (en) Photographed image reproducing apparatus
US4665318A (en) Recording medium mark detector
US4436391A (en) Apparatus for projecting any selected image in a recording medium having images recorded thereon in at least two lines
JPH07104549B2 (ja) 情報検索装置
US5146247A (en) Information retrieval apparatus
JPH0719027B2 (ja) 情報検索装置
JPH01172825A (ja) 情報検索装置
JPS5846335A (ja) 投影装置
JPS62160569A (ja) 情報検索装置
JPH0215908B2 (ja)
JP2543179B2 (ja) マイクロフイルム検索装置
JPS62131243A (ja) 情報検索装置
JPS61228428A (ja) 検索装置
JPS5957853A (ja) シ−ト材送給装置
JP2962875B2 (ja) マイクロフィルムの自動検索装置
JPS5816225A (ja) 投影装置
JP3401770B2 (ja) フイルム搬送装置
JPH0236989B2 (ja)
JPS62131242A (ja) 情報検索装置
JPH043138A (ja) マイクロフィルム・リーダプリンタの露光量制御装置
JPS62156644A (ja) 情報検索装置
JPS58225484A (ja) フィルムの検索方法
JPS5815781B2 (ja) マイクロフイルム
JPS6191768A (ja) 情報検索装置
JPH01253065A (ja) 情報検索装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113

Year of fee payment: 13