JPH0755717Y2 - Cdプレーヤ - Google Patents

Cdプレーヤ

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JPH0755717Y2
JPH0755717Y2 JP1990007152U JP715290U JPH0755717Y2 JP H0755717 Y2 JPH0755717 Y2 JP H0755717Y2 JP 1990007152 U JP1990007152 U JP 1990007152U JP 715290 U JP715290 U JP 715290U JP H0755717 Y2 JPH0755717 Y2 JP H0755717Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
recording
signal processing
clock
tape
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990007152U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0398755U (ja
Inventor
宇済 青山
敬司 笠井
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はCDプレーヤに関し、特に編集機能を改善した
CDプレーヤに関する。
(従来の技術) CDプレーヤに搭載するCD(コンパクトディスク)の記録
内容を、同じくCDプレーヤに内蔵させた磁気テープ等の
記録媒体上に録音するように構成されたCDプレーヤは多
い。
このようなCDから磁気テープへの録音、編集機能は、従
来、CDの再生時間(信号記録時間)と磁気テープの録音
可能時間(テープ長)についての一致に関しては何ら配
慮がなされておらず、ユーザーが大体の時間差を把握し
た後、CD再生時間が磁気テープ録音可能時間よりも短か
いと判断すればそのまま録音編集し、長いと判断した場
合には、その後の曲の録音をカットしたり、またフェー
ドアウト記録をする等の編集処理を行っていた。
(考案が解決しようとする課題) 以上のように従来のCDプレーヤは、CD再生時間が磁気テ
ープの録音可能時間よりも長いときには、その録音可能
時間対応位置以降のCDに記録されている曲の録音が不可
能となってしまい、新たに別の磁気テープをセットし直
して、再度録音をやり直す必要があった。
別の磁気テープに録音する曲が多くある場合には、それ
でも良いが、少ない場合や、最後の曲の途中からの再録
音となった場合には、曲再生の連続性が確保できず、操
作が煩わしいばかりでなく聴覚的に連続な曲の再生が困
難になるという問題があった。
そこで、この考案の目的は、CD再生時間と磁気テープへ
の録音可能時間が不一致であっても、特に前者の時間が
後者の時間よりも長い場合であっても、当該磁気テープ
へのCD収録曲の全部を録音できるようにしたCDプレーヤ
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するため、この考案によるCDプレーヤ
は、 供給されたクロック周波数に基づいた処理速度で、信号
処理される信号処理回路と、 磁気テープ等の記録媒体の録音可能時間とCDの記録時間
とを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果が、前記記録媒体の録音可能時間
が前記CDの記録時間より長い場合は通常時のクロック周
波数を前記信号処理回路に供給し、前記記録媒体の録音
可能時間が前記CDの記録時間より短い場合はその差に応
じたクロック周波数を前記信号処理回路に供給するクロ
ック信号供給手段と、 を備えて構成される。
(作用) この考案によるCDプレーヤは、テープ等の記録媒体にCD
再生信号を録音する際、記録媒体の録音可能時間がCD再
生時間よりも短いときに、その録音可能時間に応じてCD
再生ピッチを可変制御することによって、記録媒体への
CD再生信号の有効な録音を可能としている。
(実施例) 次に、この考案について図面を参照しながら説明する。
第1図は、この考案によるCDプレーヤの一実施例を示す
ブロック図である。
CD(コンパクトディスク)から光ピックアップを介して
読み出した読出しRF信号は、RF増幅器7で増幅された
後、PLL回路を含む信号処理回路8で周知の所定処理が
施され、再生音声信号が得られる。
この信号処理回路8の信号処理の基準となるクロック
は、発振器1からのクロックに基づいて得られる。この
クロックは、通常時と編集時(特に、テープ録音時間が
CD再生時間よりも短いとき)とで異なる周波数に設定さ
れる。
すなわち、発振器1からのクロックは、切替スイッチ6
の一入力端子T1に供給され、通常時は、この一入力端子
T1に供給されている発振器1からのクロックを信号処理
回路8は受けて基準クロックとして用いている。
発振器1からのクロックは、また、1/N分周器2にも供
給され、そこで1/N分周された後、位相比較器3の一入
力端子に送出される。位相比較器3からの位相比較出力
は、電圧制御発振器(VCO)4に入力され、その発振周
波数を制御する。
電圧制御発振器4の出力は、切替スイッチ6の他方の入
力端子T2に供給されるとともに、1/(N+α)分周器5
にも供給される。
1/(N+α)分周器5で1/(N+α)分周されたクロッ
クは、位相比較器3の他方の入力端子に供給され、1/N
分周器2からのクロックと位相比較が行われ、両クロッ
クの位相差信号が電圧制御発振器4に送出されて、その
発振周波数を制御する。
切替スイッチ6は、上述のように、通常時は入力端子T1
側への入力クロック(発振器1からのクロック)を信号
処理回路8に供給し、編集時は、分周比が制御されたク
ロックが入力されている入力端子T2へのクロックを信号
処理回路8に供給している。
マイクロコンピュータ9は、上記各部の全体的システム
制御を行うもので、キー10の操作により入力された各種
指令信号を受けて、上記システム制御を行うとともに、
表示回路11にCDプレーヤの動作モード、制御モード等の
表示を行わせる。キー10の操作による指令信号は、例え
ば分周器5の分周比を任意に制御するための指令信号を
含む。
以下、第1図に示すこの考案によるCDプレーヤの具体的
動作、処理について第2図を参照しながら説明する。
先ず、CDのTOC(Table of Contents)を読み込んだか否
かの判断を行い(ステップS1)、読み込んでいないと判
断されれば、再び、ステップS1の処理に戻る。TOCを読
み込んでいると判断されれば、ステップS2において、テ
ープ長が入力されているか否かを判断する。このテープ
長の入力は、例えばキー10の操作により行われる。
テープ長が未入力であればステップS2に戻るが、テープ
長が入力されていると判断されると、TOC情報より、現
在使用されているディスクのトータル時間(全再生時
間)を演算によって求める(ステップS3)。
キー10の操作により、編集(テープへの録音)指示が入
力されると(ステップS4で判断)、編集処理を行う(ス
テップS5)。ここで、編集処理とは、例えばテープのA
面とB面に分けて録音したりすることである。
その結果、ステップS6による判断処理によって、テープ
の長さ(A面とB面に分けて録音する場合は、テープ長
/2)が上記編集結果(CD再生時間)よりも長い場合に
は、そのままキー10の操作によってプレーキーが入力さ
れてから(ステップS7で判断)、プレイを行う(ステッ
プS8)。
一方、編集結果(CD再生時間)がテープ長よりも長い場
合は、ステップS9において、そのテープの不足時間を算
出し、この不足時間に基づいて、編集させるべき再生ピ
ッチの量を算出し(ステップS10)、ステップS11におい
て、その再生ピッチ量の変化が可能と判断されれば、当
該ピッチ量変化に対応する分周器5の分周比をαだけ変
化、調整設定するとともに切替スイッチ6に切替信号を
送出して、入力端子T2に供給されているクロックを信号
処理回路8に送出する。
その後の処理は、ステップS7でプレイキーの入力を判断
し、その入力があってからプレイ動作を行う(ステップ
S8)。
以上のように、この考案ではCDからカセットテープ等の
磁気テープに編集ダビングする際、テープの録音時間
(テープ長)がCD再生時間よりも若干短く、最後の曲が
録音できないような場合に特に有効であるが、その具体
例が第3図に示されている。
第3図は、テープとディスクの録音時間、再生時間との
関係を示す図である。60分テープを使用し、そのA面30
分にCDの30分30秒分の再生信号を録音する場合は、分周
器5の分周比を調整して再生ピッチを2%早く設定して
やれば、ピッチ可変後のディスクの再生時間は29分54秒
となり、30分のテープに全曲が録音可能となる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によるCDプレーヤでは、
CDに収録されている曲の再生時間が録音媒体であるテー
プの録音可能時間よりも長い場合、テープの録音可能時
間内となるように信号処理回路の基準クロックとなる分
周器の分周比を再生ピッチを制御しているので、CD収録
曲の最後の曲が録音されないということがなくなり、フ
ェードアウトする必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案によるCDプレーヤの一実施例を示す
ブロック図、第2図は、第1図に示す実施例の動作、処
理手順を示すフローチャート、第3図は、この考案によ
り得られる効果を具体的に示す図である。 1…発振器、2…1/N分周器、3…位相比較器、4…電
圧発振器(VCO)、5…1/(N+α)分周器、6…切替
スイッチ、7…RF増幅器、8…信号処理回路、9…マイ
クロコンピュータ、10…キー、11…表示回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給されたクロック周波数に基づいた処理
    速度で、信号処理される信号処理回路と、 磁気テープ等の記録媒体の録音可能時間とCDの記録時間
    とを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果が、前記記録媒体の録音可能時間
    が前記CDの記録時間より長い場合は通常時のクロック周
    波数を前記信号処理回路に供給し、前記記録媒体の録音
    可能時間が前記CDの記録時間より短い場合はその差に応
    じたクロック周波数を前記信号処理回路に供給するクロ
    ック信号供給手段と、 を備えたことを特徴とするCDプレーヤ。
JP1990007152U 1990-01-30 1990-01-30 Cdプレーヤ Expired - Lifetime JPH0755717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990007152U JPH0755717Y2 (ja) 1990-01-30 1990-01-30 Cdプレーヤ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990007152U JPH0755717Y2 (ja) 1990-01-30 1990-01-30 Cdプレーヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0398755U JPH0398755U (ja) 1991-10-15
JPH0755717Y2 true JPH0755717Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31510814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990007152U Expired - Lifetime JPH0755717Y2 (ja) 1990-01-30 1990-01-30 Cdプレーヤ

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JP (1) JPH0755717Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320223B2 (ja) * 1973-03-24 1978-06-26
JPS62164651U (ja) * 1986-04-07 1987-10-19

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JPH0398755U (ja) 1991-10-15

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