JPH0755212B2 - トイレットペーパロールの製造法 - Google Patents

トイレットペーパロールの製造法

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JPH0755212B2
JPH0755212B2 JP62037826A JP3782687A JPH0755212B2 JP H0755212 B2 JPH0755212 B2 JP H0755212B2 JP 62037826 A JP62037826 A JP 62037826A JP 3782687 A JP3782687 A JP 3782687A JP H0755212 B2 JPH0755212 B2 JP H0755212B2
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JP
Japan
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toilet paper
winding shaft
roll
wound
layer
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JP62037826A
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JPS63206219A (ja
Inventor
徳七 山崎
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徳七 山崎
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/18Form of handled article or web
    • B65H2701/184Wound packages
    • B65H2701/1846Parts concerned

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  • Paper (AREA)
  • Sanitary Thin Papers (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は紙管を内周に有さず、それでいてトイレット
ペーパホルダに回転自在に装着するための空間を内周に
確保したトイレットペーパロールの製造法に関する。
(従来の技術) このような内周に紙管を有さないトイレットペーパロー
ルの製造法は実公昭54−43963号公報、特公昭55−11100
号公報で提案されている。
これらはトイレットペーパロール製造機の小径の円形断
面の巻軸上に広幅のトイレットペーパを当初は緩く巻取
り、その後は終りまで強く巻取って母体ロールを作り、
ついで母体ロールから巻軸を抜取り、母体ロールを軸方
向に所定の幅で輪切りに切断して製造するもので、巻取
りの当初に緩く巻取るのは母体ロールからの巻軸の抜取
りを容易にするためである。
(発明が解決しようとする問題点) こうして製造されたトイレットペーパは巻軸を抜取った
後の内周にトイレットペーパホルダの軸を通し、ホルダ
に回転自在に装着するのであるが、当初に緩く巻取られ
たトイレットペーパ紙層の内層は、その後終りまで強い
張力で巻取った外層の収縮力によって、巻軸を抜取った
ときにグジャグジャに崩れ、ついで母体ロールを輪切り
にするカッタの刃が一斉に母体ロールに喰込む衝撃、圧
力で内周は潰れ、軸を通すための空間は殆ど消失する。
従って、ホルダの軸を正しく内周に通すことができず、
紙の末期を軸で破って使用できず、無駄にしなければな
らないことが多い。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明はトイレットペーパロールの製造法とし
て、巻軸に円形断面のものを使用し、この巻軸上に広幅
トイレットペーパを当初から所定の張力で巻取ることに
より、巻軸を抜いたときに母体ロールのトイレットペー
パの巻回層の内層を不特定に内向きに膨らみ出させるこ
とを特徴とする。
(実施例) 図面は本発明により製造したトイレットペーパロールの
一例の端面図であって、直径2cmの円形断面の金属製巻
軸1(図では一点破線で示す)上に広幅のトイレットペ
ーパを長さ約130m、当初から終りまで約3kg/mの張力で
巻取って母体ロールを作り、この母体ロールから巻軸を
抜き、その後、母体ロールを軸方向に約11cmの間隔ない
し幅でカッタによって一斉に輪切りにして製造したもの
である。
巻軸1上に巻取られているとき、母体ロールの内周は巻
軸の直径2cmに等しいが、巻軸を引抜くことにより巻軸
を抜いた跡は巻取張力(3kg/m)の影響で変形しながら
縮み平均直径約1.5cmとなり、カッタで輪切りにするこ
とによってカッタの刃の喰込みによる影響ないし圧力で
巻軸を抜いた跡2(図では二点破線で示す)は平均直径
0.5〜0.8cmに縮少する。
巻軸を抜いた跡2の内周のこのような変形、縮少を考祭
するに、巻軸1上に巻取られているとき内周は巻軸の外
周長さ(2cm×π)約6.28cmに等しい円周長さを有して
いたものが、最終的にはその長さを有するまま平均直径
0.5〜0.8cm(円周長さ0.5で0.5×π=約1.5cm、0.8で0.
8×π=約2.5cm)に縮んだことになり、直径の減少にか
かわらず内周の長さは変化しないので、当初の直径2cm
の内周が平均直径0.5〜0.8cmに変化した分の内周の長さ
の差(6.28cm−1.5cm、又は6.28cm−2.5cm)だけ、トイ
レットペーパの巻回層の内層は内向きに自然に膨らみ出
して膨らみ3を生じる。
従って、膨らみ3をたどった最終製品の内周の長さは巻
軸上に巻取られていたときの内周の長さにほぼ等しい。
そして、トイレットペーパ紙層は、当初から巻軸1上に
所定の張力で巻取ってあるため、従来例の緩く巻取られ
ていた場合に生じたような内層の崩れは無い。
こうして、巻軸1を抜いた跡2は、当初の巻軸の外形よ
りは変形、縮少するが、直径の減少をトイレットペーパ
紙層の内層に生じた内向きの膨らみ3で吸収することに
よりホルダの軸を通すための空間を確保する。
この膨らみ3は円形断面の巻軸1をトイレットペーパの
巻回層から抜くことによって自然に生じるものであるた
め特定の位置に、特定した数、特定した大きさで生じる
というものではなく、巻回層の内層の状況に応じ位置、
数、大きさは不特定である。そして、このようにして生
じた膨らみ3は、トイレットペーパロールをホルダに装
着しての使用中、ホルダのカバーにかくされて見えなく
ても、トイレットペーパの使用末期にしわとなって出現
するので次のトイレットペーパロールの準備時期になっ
たことを使用者に知らせる役目もする。
又、巻軸1を母体ロールから抜き易くするため、一端か
ら他端に向かって直径を僅かに減少させてテーパを付け
るとか、すべりを良くするために減摩剤を塗布すると
か、外周面を滑沢にするとかの処置の一つ又は二つ以上
を講じることが好ましい。
尚、巻軸1上に広幅トイレットペーパを巻取る張力は実
施例では3kg/mにしたが、トイレットペーパがミシン目
などから千切れない限度で張力は大きい方がよいが、張
力が2kg/mで巻取っても膨らみを生じさせ、内周に空間
を確保することができた。
(発明の効果) 本発明によれば製造、構造が最も単純な円形断面の巻軸
に広幅トイレットペーパを巻取り、ホルダに装着するた
めの軸を通す空間を内周に確保し、且つトイレットペー
パが使用末期にあることを知らせるトイレットペーパロ
ールを製造するための方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明により製造したトイレットペーパロールの
一例の端面図で、図中、1は巻軸、2は巻軸を抜いた後
の内周、3はトイレットペーパ巻回層の内層に生じた膨
らみを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】広幅トイレットペーパを巻軸に接して渦状
    に巻取ることにより母体ロールを作り、ついでこの母体
    ロールから巻軸を抜き、母体ロールを軸方向に所定の幅
    で輪切りにするトイレットペーパロールの製造法におい
    て、 上記巻軸に円形断面のものを使用し、この巻軸上に広幅
    トイレットペーパを所定の張力で巻取ることにより、巻
    軸を抜いたときに母体ロールのトイレットペーパの巻回
    層の内層を不特定に内向きに膨らみ出させることを特徴
    とするトイレットペーパの製造法。
JP62037826A 1987-02-23 1987-02-23 トイレットペーパロールの製造法 Expired - Lifetime JPH0755212B2 (ja)

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JPS58200719A (ja) * 1982-05-19 1983-11-22 小林 昌志 トイレツトペ−パロ−ル及びその製造法

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