JPS6366076A - ロ−ル状にする紙の巻取軸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はトイレットベーパ、タオルベーパなとロール
状にする紙を外周に一定量巻取り、巻取後に引抜く巻取
軸に関する。

（従来の技術） 中心に紙管を有さないトイレットベーパを製造するため
比較的小径の円形断面の巻取軸にトイレットベーパを直
接一定量巻取り、巻取り後にトイレットベーパ紙層から
巻取軸を引抜き、巻取軸の跡を内局に残すことは特公昭
５５−１１１００号公報で提案されている。

（発明か解決しようとする問題点） 現在、トイレットベーパは幅広な原紙のま＼で巻取軸に
巻取り１巻取軸を引抜いたあと所要の幅に輪切りに切断
するが、上記の様に円形断面の小径な巻取軸に巻取った
場合は、巻取軸の跡の内周が切断の際に加わる応力で漬
れ、トイレットベーパホルダに架設するための軸を通す
個所か消失し、消費者から苦情を受けることがある。

（問題点を解決するための手段） そこで本発明は巻取軸の外周を円形以外の異形断面形状
にしたことを特徴とする。

（実施例） 第１図は多角形、この場合正六角形断面の巻取軸ｌ上に
トイレットベーパ２を巻取っている状態、第３図は円形
断面の軸の外周に円周方向に所定の間隔を保って複数の
弧状断面の溝１′を軸方向に設けた歯車形断面形状の巻
取軸１にてトイレットベーパ２を巻取っている状態を示
す。

第１図の正六角形断面の巻取軸は対角線方向の長さ２ｈ
ａ、対辺方向の長さ約１７ｍｍで、鉄製である。

又、第３図の巻取軸は直径２０ＩＩＩ！の円形断面の鉄
製軸を加工したもので、弧状断面の溝１′の深さは数Ｉ
ＩＩである。

第２図は第１図の様にして巻取ったトイレットベーパの
巻回紙層から巻取軸を引抜いて生じた跡、第４図は同じ
く第３図の様にして巻取ったトイレットベーパの巻回紙
層から巻取軸を引抜いて生じた跡を示す。

いずれの場合も巻回紙層の外径は円形て、軸の各色（か
ど）ａから外周までの半径方向の長さＲ２は、各辺や溝
から外周までの半径方向の長さＲ３よりも小さいが、Ｒ
１１Ｒ２には同じ回数巻かれたトイレットベーパが重な
っているためにＲ１の部分はＲ２の部分よりも紙の密度
が高く、これにより巻回紙層の内周部は巻取軸の各色ａ
に喰込んて巻取られ、角に接触した部分は角に沿って折
れ、巻取軸を引抜いてもそのくせを維持しようとするた
め、巻取り中の張力に基いて生じる収縮力は各辺ないし
溝に接触していた紙の密度の低い部分に加わり、この部
分が内向きに膨らみ出し、角に接触していた部分は放射
状に切れ込む。

従って、相互に隣接する内向きに膨らみ出た部分３は接
触し合って巻取軸ｌが抜けた跡４を確保する。そして、
その後、所定の幅に輪切りにする際にも内向きに形らみ
出た部分３は隣接するもの同志互いに接触して支持し合
うので、巻取軸が抜けた跡４は多少は変形するが、漬れ
て消失する様なことにはならない。

この実施例では巻取る紙としてトイレットベーパを使用
したが、タオルベーパ、ティッシュベーパ等、他の紙で
もよい。

又、巻取軸１の断面形状の正多角形の角数、歯車形の溝
数は任意であると共に、この様な正多角形や歯車形に限
定されず、円形以外の異形断面形状てあればよい。

（発明の効果） 本発明の巻取軸によればその上に直接巻取った巻回紙層
の中心に抜いた跡を確保して架設するための軸を容易に
通すことかてきる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は多角形断
面の巻取軸で紙を巻取っている状態の断面り、第２図は
第１図の巻取軸を引抜いた状態の巻回紙層の側面図、第
３図は歯車形断面の巻取軸で紙を巻取っている状態の断
面図、第４図は第３図の巻取軸を引抜いた状態の巻回紙
層の側面図て１図中、１は巻取軸、４は巻取軸を引抜い
た跡を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外周を円形以外の異形断面形状にしたことを特徴とする
   ロール状にする紙の巻取軸。