JPH0622311Y2 - 芯なしトイレットペーパロール - Google Patents

芯なしトイレットペーパロール

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JPH0622311Y2
JPH0622311Y2 JP1986129542U JP12954286U JPH0622311Y2 JP H0622311 Y2 JPH0622311 Y2 JP H0622311Y2 JP 1986129542 U JP1986129542 U JP 1986129542U JP 12954286 U JP12954286 U JP 12954286U JP H0622311 Y2 JPH0622311 Y2 JP H0622311Y2
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JP
Japan
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core
toilet paper
paper roll
wound
paper
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JP1986129542U
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JPS6336390U (ja
Inventor
明 清水
Original Assignee
株式会社清水製作所
源田 弘志
三井物産機械販売株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社清水製作所, 源田 弘志, 三井物産機械販売株式会社 filed Critical 株式会社清水製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、紙筒芯をなくしてその分、所定の外径内によ
り多量の紙を巻き込み可能な芯なしトイレットペーパロ
ールに関するものである。
〔従来技術〕
従来のトイレットペーパロールは通常直径4cm程度の紙
筒芯上にその外径が約11.5cm程度に巻き取られてい
る。
このようなトイレットペーパロールに紙筒芯を使用しな
いと、その紙筒芯の分だけ製作コストが安くなり、また
水洗便器内にその紙筒芯が投入されて便器が詰って水が
あふれるような事故の発生がなくなる。
また、直径4cm程度の紙筒芯をなくすると、その紙筒芯
の空間部分にも紙を巻き込み可能で同じ外径の容積中に
多量の紙を巻き取り可能となり、1本のトイレットペー
パロールでより長時間使用できることになり、例えば1
2ロールを買持ちしていた家庭では10ロールの買持ち
で良くなり、買持時のスペースの節減になるという利点
がある。
そこで、紙筒芯をなくすることにより、コストの低減を
はかり、水洗便器の詰りをなくすると共に、外形の形く
ずれを防止するために、実公昭54−43963号の芯
なしトイレットペーパロールに関する考案がなされてい
る。
しかしながら、この考案では極細の芯上にトイレットペ
ーパを当初は緩く巻かれた中心部層と、その上にそれよ
りも固く巻き取られた外層とを有し、巻き取り後に中心
部層から上記の芯を抜きとったものであり、芯を抜きと
った中心部層が柔らかいので、芯抜き取り後の穴がつぶ
れやすく、後でその穴の中に芯を入れて使用する際に穴
がくずれていて芯挿入が不可能になるという欠点があっ
た。
〔考案の目的〕
本考案はトイレットペーパロールから紙筒芯をなくする
ことにより前記の多くの長所を有すると共に、紙筒芯な
しでもその穴部がつぶれることがない紙筒芯なしのトイ
レットペーパロールを提供することを目的としたもので
ある。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するため、本考案の芯なしトイレット
ペーパロールは金属等の芯上にトイレットペーパロール
が当初適宜の長さの間固く巻き取られた中心層を有し、
かつその中心層の外側に中心層よりも緩く巻き取られた
外層を有すると共に、上記の芯がトイレットペーパロー
ル巻き取り終了後に中心層から抜き取られても中心の孔
がつぶれない程度に中心層を固く巻き取られるのであ
る。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例を説明するが、第1
図は本考案の芯なしトイレットペーパロールの側面図、
第2図、第3図及び第4図は第1図の芯なしトイレット
ペーパロールの製造工程を示す側面図である。
この芯なしトイレットペーパロール5は、第1図に示す
ように中心層5Aと、その外側の外層5Bとからなり、
その中心層5Aの中心の穴7は製造の際に使用した第2
図に示す極細の芯3をトイレットペーパ巻き取り終了後
に抜き取った部分である。
この中心層5Aは上記の極細の芯3上にトイレットペー
パ8が当初適宜の長さの間固く巻き取られた部分であ
り、次に、外層5Bは中心層5Aよりもそのトイレット
ペーパ8が緩く巻き取られた部分である。
上記の構成からなる本考案の芯なしトイレットペーパロ
ールの製造工程を説明すると、第2図に示すように至近
間隔1を周面間に保っている2本の並行な受けローラ
2,2の上記至近間隔1上に極細の芯3を受止め、積極
駆動されている受けローラ2,2と芯3とを摩擦回転さ
せることにより芯3に帯状のトイレットペーパ8を巻き
取らせる。
その際、巻き取りの当初から芯3上に圧設された加圧ロ
ーラ6の加圧シリンダ9のエアー圧Aを高めることによ
り、加圧ローラ6を強く芯3上に押圧し、トイレットペ
ーパ8が芯3上に固く巻き取られるようにしている。
このように芯3上でトイレットペーパが適宜な長さ、例
えば巻き取り層厚さが3cm位になるまで加圧ローラ6を
作用させて固く巻かれた第3図に示す中心層5Aを形成
する。
次に、上記の中心層5Aが形成された時点で加圧シリン
ダ9のエアー圧Aを解除し、加圧ローラ6の自重により
押え込んだ状態で外層5Bの巻き取りを第4図のごとく
継続し、トイレットペーパ8が所要長さ、または所要外
径まで巻き取られたら、受けローラ2の回転を止め、ト
イレットペーパ8を幅方向に切断し、加圧ローラ6を持
ち上げて、受けローラ2上から巻き取ったトイレットペ
ーパロール5を取り出す。
なお、この加圧ローラ6は巻き取りが進むにつれ押上げ
られるが、その間徐々に加圧力を緩めることも可能であ
る。そうすることにより、巻き固さを連続的に徐々に外
側にいくにしたがって緩く巻くこともできる。
上記により巻き取りが完了した後、極細の芯3を抜き取
るが、中心層を固く巻いたので簡単には抜き取れないの
で、種々検討の結果、極細芯のまわりにワックス等を塗
布し、かつ極細芯の抜き取りを容易にするために抜取り
機を開発して極細芯の抜き取りを行うことができるよう
になった。その際、中心層5Aは固巻きになっているの
で中心層5Aが従来の紙筒芯の役目をして芯3を抜き取
っても形くずれすることがない。
〔考案の効果〕
以上に説明したごとく、 (1).中心層が固く巻かれているので、紙筒芯がなくても
形くずれが発生せず、常に中心の孔が円形を保つことが
できるので商品価値が大きい。
(2).中心の孔が常に円形を保つので、使用時に芯軸を中
心の孔に挿入しやすい。
(3).中心層が固く巻かれているので、巻き終わった後に
トイレットペーパロールの芯を抜き取る場合にも中心の
孔がくずれない。
(4).トイレットペーパの柔軟性をもたせるためには全体
をゆるく巻取った方がよいが、それでは中心の孔の周辺
が形くずれし、円形を保つことができず、その結果、使
用時に芯軸を中心の孔に挿入しにくゝ、かつ巻取った後
で芯を抜き取る時に中心の孔がくずれてしまうという欠
点があると共に、商品価値もなくなるので、本考案はそ
の欠点を解消するためにその中心層を外側の層より固く
することにより、中心の孔の周辺の中心層の形くずれを
防止することができ、しかもトイレットペーパとして要
求される柔軟性をも維持するという両方の要求を同時に
満足させることのできるトイレットペーパロールを得る
ことができる。
(5).芯なし、つまり紙筒芯がないから、 a.中心の孔を小さくでき、一般の紙筒芯のあるトイレ
ットペーパロールに比べて同一直径では沢山のペーパー
を巻くことができ、保管スペースが節約できる。
b.余分の紙筒芯がないから、それだけ安価にでき、使
用後の紙筒芯の処分も不要であり、間違って紙筒芯を便
器に落すこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の芯なしトイレットペーパロールの側面
図、第2図、第3図及び第4図は第1図のトイレットペ
ーパロールの製造工程を示す側面図である。 3……極細の芯、5……トイレットペーパロール、5A
……中心層、5B……外層、8……トイレットペーパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 清水 明 静岡県富士市富士岡1600―3 (56)参考文献 実公 昭54−43963(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙筒芯がなくても中心の孔がつぶれない程
    度に中心層を、その外側の層より固く巻き取った芯なし
    トイレットペーパロール。
JP1986129542U 1986-08-27 1986-08-27 芯なしトイレットペーパロール Expired - Lifetime JPH0622311Y2 (ja)

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JP1986129542U JPH0622311Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27 芯なしトイレットペーパロール
US07/077,922 US4783015A (en) 1986-08-27 1987-07-27 Toilet paper roll and method of manufacture thereof

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JPS6336390U JPS6336390U (ja) 1988-03-09
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