JP2001000383A - 粘着テープクリーナおよび同クリーナ用ロール体の製造方法 - Google Patents

粘着テープクリーナおよび同クリーナ用ロール体の製造方法

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JP2001000383A JP11172347A JP17234799A JP2001000383A JP 2001000383 A JP2001000383 A JP 2001000383A JP 11172347 A JP11172347 A JP 11172347A JP 17234799 A JP17234799 A JP 17234799A JP 2001000383 A JP2001000383 A JP 2001000383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面粘着テープをその粘着面を外側にして巻
回したロール体を有する粘着テープクリーナーにおい
て、最外層のテープのみを斜め裂けなどを生ずることな
く、簡単に引き剥がすことができるとともに、切れ目部
分に凸部が発生しないようにする。 【解決手段】 片面粘着テープ2をその粘着面を外側に
して巻回してなるロール体1aに、テープを1巻きごと
に切断するための切断部を形成するにあたって、所定の
開口幅を有するスリット4を、ロール体1aの少なくと
も1個所に未切断部4aを残してロール芯の軸線方向に
沿って形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片面粘着テープを
その粘着面側を表にして巻回してなるロール体を有する
粘着テープクリーナおよびそのロール体の製造方法に関
し、さらに詳しく言えば、上記テープを1巻きごとに切
り離すための切断部の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーペット、フローリングもしくは洋服
などのホコリや毛くずを除去する掃除用具として粘着テ
ープクリーナがある。図4に示されているように、この
種の粘着テープクリーナは、一方の面に粘着層3を形成
したテープ2をその粘着層3を外側としてロール芯Rに
巻回してなるロール体(巻回体)1を備えている。
【0003】ロール体1には、ロール芯Rの軸線方向に
沿って切断部4がその最外層からロール芯Rに至る深さ
に形成されている。通常、切断部4はカッターにて切り
込まれた筋状の切れ目よりなるが、ロール体1の端部に
のみ切れ目を入れたものや、ロール体1の全幅にわたっ
て切れ目をミシン目状に入れたものなどがある。
【0004】大抵の場合、このロール体1は図5に例示
されているような支持具Cに取り付て使用される。支持
具Cは、一端にグリップC1を有し、他端側がグリップ
C1に対してほぼ直角に折り曲げられた回転支持軸C2
とされたステムからなり、ロール体1はその回転支持軸
C2に回転自在に保持される。
【0005】ロール体1は、支持具Cを介して例えばカ
ーペット上に転がされ、その粘着層3の粘着力により、
カーペット面からホコリや毛くずなどを除去する。そし
て、ゴミの付着量が多くなり粘着力が落ちてきた場合に
は、最外層のテープを巻き戻すようにして剥がし、その
1巻き分を切断部4から切り離して新たな粘着層3を露
出させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものでは、使い終えた最外層のテープを切断部4から切
り離す際に課題があった。
【0007】すなわち、ロール体1の端部にのみ切れ目
が入れられている場合には、その切れ目が分かりにくい
し、テープを直線状に切り離すことが困難で、往々にし
て斜めに裂けてしまう。
【0008】したがって、使い終えたテープの一部分が
残されたり、反対に新しいテープの未使用の一部分が切
り取られてしまうことがあった。また、一度に下層に位
置するテープも捲られてしまう場合がある。さらには、
支持具Cを片方の手で押さえておき、他方の手でテープ
を切り離す作業を余儀なくされるため、テープの切り取
り作業が煩わしい。
【0009】切れ目がミシン目状である場合には、その
切れ目が分かりやすく、しかもそれに沿ってテープを切
り離すことが可能となるが、このようにしても、下層に
位置するテープが2,3枚一度に捲られてしまうことが
ある。また、テープの切り取り作業に両手が必要とされ
るという煩わしい点も一向に解決されない。
【0010】そればかりでなく、多くの場合、ミシン目
状の切れ目はテープを巻き取った後のロール体に対し
て、カッターをその半径方向にロール芯Rに至るまで打
ち込むことにより筋状もしくは線状に形成されるため、
次のような別な課題が生ずる。
【0011】すなわち、カッターの厚みにより各層のテ
ープの切れ目が強制的に押し開かれるとともに、カッタ
ーを引き抜く際に粘着材の粘着力によりそれに連れて外
側に引っ張り出されるようになるため、図6の断面図に
示されているように、切断部4が凸状に隆起するいわゆ
る玉葱現象が発生することがある。
【0012】したがって、その凸部2aによりスムーズ
な回転が得られず、ユーザーに使用上の違和感を与える
ばかりでなく、外観も良くなく商品価値が損なわれてし
まうことにもなりかねない。また、巻取り直後のロール
体1には、巻取り時にかけられたテンションが歪応力と
して残されている部分があり、それが戻ろうとするとき
の反作用により、切断部が傷口のように開いてしまうお
それもある。
【0013】なお、他の従来例として、文房具としての
テープディスペンサと同じように、支持具C側にカッタ
ーを備えさせてテープを切断する方法も提案されている
が、これによると、カッターを必要とする分、コストア
ップは避けられないし、カッターが剥き出し状態である
ため危険でもある。
【0014】また、1巻きごとに切れ目を入れる位置を
変えて、切れ目を段差状配置としたものも提案されてい
る。これによれば、使い終えた最外層のテープをその下
層のテープを引き連れることなく、確実に1枚ずつ引き
剥がすことができるし、切れ目が位置的に重ならないた
め、図6で説明したような凸部2aが発生するおそれも
生じない。
【0015】しかしながら、この場合には、テープを巻
き取る前に各切れ目をそれらの間隔を変えて形成する必
要があるため生産性の面で好ましくない。すなわち、カ
ッター装置に対するテープ送り量を適宜ずらすか、もし
くはテープに対するカッター位置を適宜ずらすための複
雑な制御手段が必要であり、その分、コスト負担が増え
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した各課
題を解決するためになされたものであって、その第1の
目的は、使い終えた最外層のテープのみを斜め裂けなど
を生ずることなく、しかも片手操作で簡単に引き剥がす
ことができるとともに、切れ目部分に凸部などが発生し
ないようにしたロール体を有する粘着テープクリーナを
提供することにある。
【0017】また、本発明の第2の目的は、上記したロ
ール体を得るのに好適な製造方法を提供することにあ
る。
【0018】上記第1の目的を達成するため、本発明
は、一方の面が粘着面とされたテープをその粘着面を表
側(外側)としてロール芯に巻回してなるとともに、上
記テープを1巻きごとに切断するための切断部が最外層
からから上記ロール芯まで達する深さに形成されている
ロール体を有する粘着テープクリーナにおいて、上記切
断部は所定の開口幅を有するスリットからなり、上記ロ
ール体の少なくとも1個所に未切断部を残して上記ロー
ル芯の軸線方向に沿って形成されていることを特徴とし
ている。
【0019】本発明によれば、切断部は従来の筋状もし
くは線状の切れ目とは異なり、所定の開口幅を有するス
リットからなるため、その切断部が分かりやすく、しか
も斜め裂けなどを生ずることなく、簡単に使用済みの最
外層テープのみを剥がし採ることができる。なお、本発
明において、スリットとは互いに対向する長辺の間にす
きま(空間)を有する細長い孔のことを言う。したがっ
て、従来のすきまのない切れ目とは異なる。
【0020】また、ロール体にテープ巻回時の歪応力が
残されている場合でも、未切断部が残されているため、
スリットがそれ以上に広がる(膨らむ)おそれもない。
未切断部は少なくとも1個所にあればよいが、スリット
の膨らみを効果的に抑えるには未切断部はロール体の両
端部に設けられていることが好ましい。
【0021】スリットはロール芯の軸線方向に沿って形
成されていればよく、1本の連続したスリットであって
もよいし、ミシン目状に複数に分割されていてもよい。
また、そのパターンは例えば直線状、波形状もしくは螺
旋状などであってよく、特に制限はない。
【0022】また、スリットは所定の開口幅を有してい
るため、たとえ偏平な楕円状の打ち抜きポンチにて開け
たとしても、その部分が盛り上がって凸状となるおそれ
はない。なお、スリットの開口幅は特に制限はないが、
テープの巻数、ロールの直径が大きくなるにしたがい幅
広とすることが好ましい。
【0023】ロール体に、このようなスリットを形成す
る手段としては、打ち抜きポンチ法、水圧にて切断する
ウォーターカッター法あるいはレーザー法などがある
が、ロール体にストレスをかけない点および実施の容易
性からすれば、レーザーにて焼き切る方法が好ましく採
用される。
【0024】したがって、本発明のロール体製造方法
は、一方の面が粘着面とされたテープをその粘着面を表
側としてロール芯に巻回してなるロール体に対して、少
なくともその片側1個所に未切断部を残して、最外層側
からロール芯に向けてレーザー光を照射して、所定の開
口幅を有する切断用のスリットを形成することを特徴と
しており、これによれば、上記従来例で問題とされてい
た切れ目形成部位が凸状に盛り上がるいわゆる玉葱現象
が発生することはない。
【0025】ロール体に未切断部を適正間隔で配置する
ことからすれば、スリットをロール芯の軸線方向に沿っ
てミシン目状に形成することが好ましい。すなわち、ス
リットを複数に分割して、それらの間を未切断部とすれ
ばよい。
【0026】また、テープ巻回時にロール体に付与され
た歪応力によるスリットの広がり(膨らみ)をより確実
に防止する意味で、ロール体を所定時間放置して、その
残留歪応力を緩和させた後、スリットを形成することが
好ましい。
【0027】これとは別に、テープの巻き取り時に、そ
のテープにかけられるテンションを調整してロール体に
歪応力が残らないようにすれば、特にロール体を所定時
間放置することなく、巻回されたロール体に対してその
まますぐにスリットを形成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図1ないし図3に
示されている各実施例を参照しながら、具体的に説明す
る。なお、図1(a)は本発明の粘着テープクリーナに
用いられるロール体の第1実施例の正面図、同図(b)
はそのA−A断面図である。
【0029】このロール体1aは、先に説明した従来例
と同じく、一方の面に粘着層3を有するテープ2をその
粘着層3を表側(外側)としてロール芯Rに巻き付ける
ことにより得られるが、この実施例によると、ロール体
1aの両端には粘着層3がない非粘着部5,5が所定の
幅をもって形成されている。
【0030】なお、非粘着部5はいずれか一方の端部に
だけ設けられていてもよく、極端に言えば、両端のいず
れにも非粘着部5がなくてもよく、要するに、本発明は
非粘着部5の有無に左右されない。
【0031】この第1実施例において、粘着層3を有す
る粘着面3aには、ロール芯Rの軸線方向に沿って、所
定の開口幅を有する同じ長さのスリット4,4が同一直
線上に2つ設けられている。このスリット4,4の突き
合わせ部には、未切断部4aが設けられている。各スリ
ット4,4は、図1(b)の断面図に示されているよう
に、最外層からロール芯Rに達する深さまで形成されて
いる。
【0032】本発明の好ましい態様によれば、この各ス
リット4,4は、粘着面3aの表面にレーザー光を照射
することにより形成される。ここで、各スリット4,4
の開口幅は任意に設定されるが、レーザー光のビーム径
がスリットの開口幅よりも小さい場合には、数回にわた
ってレーザー照射を繰り返せばよい。なお、各スリット
4,4は同一の開口幅であることが好ましい。
【0033】図2は本発明の第2実施例であり、図3は
本発明の第3実施例であるが、本発明においては、この
ようにスリット4を例えば均等的に3分割もしくは4分
割のミシン目としてもよく、これによれば、ロール体1
aの両端にある非粘着部5,5の間に未切断部4aが均
等間隔で設けられることになる。
【0034】なお、これらの各実施例とは異なり、本発
明においては、ロール体1aの所定の一部分、好ましく
はロール体1aの片側に未切断部4aが設けられている
ことを条件として、スリット4は1本の連続したもので
あってよく、しかも直線状、サイン曲線に代表される波
形もしくはロール体1aの周面に螺旋状のパターンをも
って形成されていてもよい。
【0035】また、ロール体1aの端部に非粘着部5を
設けることにより、使い終えた最外層のテープ2の端部
を破りやすくしているが、上述したように、非粘着部5
を設けることは、本発明にとって任意の設計事項であ
る。
【0036】このロール体1aは、レーザーにてテープ
2を焼き切ることによりスリット4が形成されているた
め、スリット4の周辺が隆起することなく、いわゆる玉
葱現象が生ずることなく、ロール形状を保ったままの状
態で使用することができる。
【0037】また、スリット4を形成するに当たり、切
断部に少なくとも1つの未切断部4aを残すようにした
ことにより、粘着テープクリーナ内の残留歪応力による
スリットの剥がれや開きを防止することができる。
【0038】なお、テープ巻回時にロール体に付与され
た歪応力によるスリットの広がり(膨らみ)をより確実
に防止する意味で、ロール体を所定時間放置して、その
残留歪応力を緩和させた後、スリットを形成することが
好ましい。
【0039】これとは別に、テープの巻き取り時に、そ
のテープにかけられるテンションを調整してロール体に
歪応力が残らないようにすれば、特にロール体を所定時
間放置することなく、巻回されたロール体に対してその
まますぐにスリットを形成することができる。
【0040】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例とその比較例
について説明する。なお、各例ともに軸長160mm,
巻径60mm、テープ巻き数90周で、その両端に幅5
mmの非粘着部を有するロール体を用いた。
【0041】そして、次の項目について評価を行なっ
た。 切断性:最外層を切り離すときに、斜め方向に裂けが
生ずるか。 視認性:切断部(切れ目)が使用前、使用後も分かり
やすいか。 取扱性:片手でも簡単に切り離しを行えるか。 形状性:切断部を形成することにより、ロール形状に
変化をきたすか。
【0042】《実施例1》粘着部間に、1本のスリット
を同一直線上に沿って形成した。スリットはレーザー照
射によるもので、幅1mm,長さ150mmとした。 切断性:良好。斜め裂けを生ずることなく、スリット
に沿ってきれいに切断できた。 視認性:良好。スリットが太線状に見えるため探す必
要なし。 取扱性:良好。片手で簡単に切り離し可能。 形状性:良好。切断部が凸状に隆起することがない。
【0043】〈比較例1〉一方の非粘着部に、カッター
により切れ目を入れた。 切断性:不良。斜め裂け発生が多く見られた。 視認性:不良。切れ目が分かりづらい。特に、清掃後
においてはホコリなどにまみれてしまい、切れ目を探す
のに苦労した。 取扱性:不良。片方の手でロール体を押さえて、他方
の手で切れ目を剥がす必要があり、その作業が面倒であ
った。また、下層のものまでも同時に破いてしまうおそ
れが大。 形状性:良好。切れ目を入れる個所が非粘着部である
ため、いわゆる玉葱現象は発生しない。
【0044】〈比較例2〉ロール体の全幅にわたって、
カッターの打ち込みにより、複数の切れ目をミシン目状
に入れた。切れ目の長さは一つあたり4mmとし、各切
れ目間には2mmの未切断部を残した。なお、切れ目は
見掛け上、閉じられており1本の線としてか見えないよ
うなものであった。 切断性:稍良好。多くの場合、ミシン目に沿って切断
できたが、時折斜め裂けが発生した。 視認性:稍良好。切れ目が多数あるため、比較例1よ
りは良好であるが、粘着面に多くのゴミが付着した場合
には、見えにくくなる。 取扱性:不良。片手だけでは切断することが困難。ま
た、比較例1と同じく、下層のものまでも同時に破いて
しまうおそれが大であった。 形状性:不良。ミシン目部分が凸状に盛り上がってし
まういゆわる玉葱現象が多くのものに見られた。
【0045】〈比較例3〉ミシン目加工されたテープ
を、ミシン目が重ならないようにピッチを変えながらロ
ール芯に巻回してロール体を形成した。 切断性:比較例2と同じく、稍良好。 視認性:比較例2と同じく、稍良好。 取扱性:比較例2と同じく、不良。ただし、下層のも
のまで捲られてしまうおそれはない。 形状性:良好。予めミシン目が設けられており、しか
もミシン目が異なる位置に形成されているため、いゆわ
る玉葱現象の発生はなかった。しかしながら、生産性は
よくない。
【0046】参考までに、上記実施例1および比較例1
〜3の各評価を表1に示す。
【表1】 これからも分かるように、実施例1は各比較例1〜3と
比較して、レーザー加工を適用してスリットを形成した
ため、すべての点で比較例を上回っている。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使い終えた最外層を切り離すための切れ目を所定幅を有
するスリット状としたことにより、最外層のテープのみ
を斜め裂けなどを生ずることなく、しかも片手操作で簡
単に引き剥がすことができるとともに、切れ目部分に凸
部などが発生しない粘着テープクリーナ用のロール体が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るロール体の正面図お
よびA−A断面図。
【図2】本発明の第2実施例に係るロール体の正面図。
【図3】本発明の第3実施例に係るロール体の正面図。
【図4】従来の粘着テープクリーナ用ロール体の斜視
図。
【図5】ロール体を支持具に取り付けた粘着テープクリ
ーナーの正面図。
【図6】従来例の課題を説明するために示したロール体
の断面図。
【符号の説明】
1a ロール体 2 テープ 3 粘着層 4 切断部 4a 未切断部 5 非粘着層 C 支持具 R ロール芯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面が粘着面とされたテープをその
    粘着面を表側としてロール芯に巻回してなるとともに、
    上記テープを1巻きごとに切断するための切断部が最外
    層からから上記ロール芯まで達する深さに形成されてい
    るロール体を有する粘着テープクリーナにおいて、 上記切断部は所定の開口幅を有するスリットからなり、
    上記ロール体の少なくとも1個所に未切断部を残して上
    記ロール芯の軸線方向に沿って形成されていることを特
    徴とする粘着テープクリーナ。
  2. 【請求項2】 上記未切断部は上記ロール体の両端部に
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載の粘着
    テープクリーナ。
  3. 【請求項3】 上記スリットはレーザー加工により形成
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    粘着テープクリーナ。
  4. 【請求項4】 一方の面が粘着面とされたテープをその
    粘着面を表側としてロール芯に巻回してなるロール体に
    対して、少なくともその片側1個所に未切断部を残し
    て、最外層側からロール芯に向けてレーザー光を照射し
    て、所定の開口幅を有する切断用のスリットを形成する
    ことを特徴とする粘着テープクリーナ用ロール体の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 上記スリットを上記ロール芯の軸線方向
    に沿ってミシン目状に形成することを特徴とする請求項
    4に記載の粘着テープクリーナ用ロール体の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記ロール体に上記スリットを形成する
    に先だって、上記ロール体を所定時間放置し、巻き取り
    時に付与された歪応力を緩和させた後、上記スリットを
    形成することを特徴とする請求項4または5に記載の粘
    着テープクリーナ用ロール体の製造方法。
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