JPH0755101Y2 - カレンダーハンガー - Google Patents

カレンダーハンガー

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Publication number
JPH0755101Y2
JPH0755101Y2 JP1991104063U JP10406391U JPH0755101Y2 JP H0755101 Y2 JPH0755101 Y2 JP H0755101Y2 JP 1991104063 U JP1991104063 U JP 1991104063U JP 10406391 U JP10406391 U JP 10406391U JP H0755101 Y2 JPH0755101 Y2 JP H0755101Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
hanger
main body
horizontal support
calendar
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991104063U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0535343U (ja
Inventor
正一 桜井
Original Assignee
株式会社サクライ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数枚又は多数枚から
なるカレンダーの上縁部を挟着して懸吊するのに使用す
るクリップ型のカレンダーハンガーの改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のクリップ型のカレンダー
ハンガーとしては、ハンガー主体の溝レールに懸吊用フ
ック体の突起を嵌めてスライド操作により位置決めする
構成のもの(実開昭48−11237号、実開平3−4
2664号等)や、ハンガー主体の片面側の上縁に沿っ
て、中空玉縁を一体に形成し、その中空玉縁の長手方向
中央部に間隔を置いて一対の切欠部を設け、該一対の切
欠部に、略C字形としてその両端内向きに水平支軸を形
成した懸吊用フック体の水平支軸を係止する構成のもの
(実開昭60−24579号)が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前者のカレンダーハン
ガーは、ハンガー主体から懸吊用フックが不用意に履脱
することがあり、またハンガー主体に対する懸吊用フッ
クの位置決めが面倒であるだけでなく、不要のカレンダ
ー紙葉を外すべくカレンダーに接触した場合等におい
て、懸吊用フック体が不用意に移動し、カレンター懸吊
状態のバランスが崩れる等の問題点があり、後者のカレ
ンダーハンガーは、前者のカレンダーハンガーの問題点
については解消されているが、ハンガー主体を成形後
に、懸吊用フック体を装着するための一対の切欠部を間
隔をおいて形成しているから、それぞれの切欠部の加工
をしなければならないこと、また、寸法的に小さいにも
かかわらず、懸吊用フック体を装着する場合には、支軸
部分を切欠部の間隔以上に左右に広げて間隔部の中空内
へ挿入しなければならないが、広げる作業及び広げるこ
とによって僅かに傾斜した支軸を、径の小さい玉縁の中
空部へ挿入する作業が極めて困難で、懸吊用フック体の
ハンガー主体への装着作業に非常に手間がかかること、
さらに、広げる作業時にC字形部分が破損されたり、一
対の切欠部の間の狭い間隔部において短い支軸での支持
によって間隔部分若しくは支軸部分が破損されやすいこ
とにより懸吊機能が喪失されやすいといった多くの解決
すべき課題があった。
【0004】本考案は、ハンガー主体の加工性の向上、
懸吊用フックのハンガー主体への装着作業性の向上及び
支持強度を確保することのできるカレンダーハンガーを
安価に提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のカレンダーハン
ガーは、合成樹脂製であって、横断面が略逆U字形でそ
の両下縁に内向きの挟着爪を相互に対向させて形成した
クリップ型のハンガー主体と、該ハンガー主体の長手方
向中心部に装着される懸吊用フック体とからなるカレン
ダーハンガーにおいて、前記懸吊用フック体を、掛け孔
を穿設したフック基板の下部左右外向に、該フック基板
と一体に成形された断面円形の水平支軸を突設した構成
とし、また前記ハンガー主体は、その片面側の上縁に、
前記水平支軸が嵌合する内径であって、水平支軸の径よ
りも僅かに狭い間隔の開口部を下側に形成して円形溝と
したフック装着縁を一体に形成するとともに、該フック
装着縁の長手方向中心部にフック基板幅の切欠部を形成
した構成とし、懸吊用フック体のフック基板をフック装
着縁の切欠部内へ配設して左右の水平支軸を下側の開口
部から円形溝に嵌合させてハンガー主体に結合したこと
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のように構成したカレンダーハンガーは、
ハンガー主体の中央部の切欠部内に懸吊用フックのフッ
ク基板を入れて押し上げると、左右の水平支軸は、該軸
の直径よりも僅かに狭い間隔の開口部を押し広げて円形
溝に嵌合され、押し広げられた開口縁は弾性的に復元
し、水平支軸の離脱を防止するとともに回動状態に装着
されるようになる。
【0007】
【実施例】本考案に係るカレンダーハンガーの実施例
を、図1に示した斜視図と、図2に示した懸吊用フック
の斜視図を参照して説明する。
【0008】本考案のカレンダーハンガーは、挟着する
カレンダーの幅に対応する長さのハンガー主体1と、該
ハンガー主体1の長手方向中心部に装着される懸吊用フ
ック体6とからなる。
【0009】前記ハンガー主体1は、横断面が略逆U字
形でその両下縁に内向きの挟着爪9を相互に対向させて
形成したクリップ型構成であって、熱可塑性の硬質合成
樹脂材料を用いて押出成形手段で製作され、挟着するカ
レンダーの幅に対応する長さに切断したものであり、そ
の片面側の上縁に、後記懸吊用フック体6の水平支軸4
が嵌合する内径であって、該水平支軸4の径よりも僅か
に狭い間隔の開口部7を下側に形成して円形溝8とした
フック装着縁2が一体に形成され、該フック装着縁2の
長手方向中心部には、後記フック基板10幅の切欠部3
を設けた構成となっている。
【0010】また懸吊用フック体6は、掛け孔5を穿設
したフック基板10の下部左右外向に、該フック基板1
0と一体に成形された断面円形の水平支軸4を突設した
構成であり、射出成形手段により製作したものである。
【0011】そして、ハンガー主体1と懸吊用フック体
6とは、該懸吊用フック体6のフック基板10をフック
装着縁2の切欠部3内へ逆T字状態で配設して、左右の
水平支軸4を下側の開口部7から円形溝8に嵌合するこ
とにより回動自在に結合されている。
【0012】
【考案の効果】以上説明した本考案に係るカレンダーハ
ンガーは、懸吊用フック体を、掛け孔を穿設したフック
基板の下部左右外向に、該フック基板と一体に成形され
た断面円形の水平支軸を突設した構成とし、また前記ハ
ンガー主体は、その片面側の上縁に、前記水平支軸が嵌
合する内径であって、水平支軸の径よりも僅かに狭い間
隔の開口部を下側に形成して円形溝としたフック装着縁
を一体に形成するとともに、該フック装着縁の長手方向
中心部にフック基板幅の切欠部を形成した構成として、
ハンガー主体の中央部の切欠部内に懸吊用フックのフッ
ク基板を入れて押し上げ、左右の水平支軸を、該軸の直
径よりも僅かに狭い間隔の開口部に無理に通過させて円
形溝に嵌合する構成としたから以下のような効果が得ら
れる。
【0013】まず、ハンガー主体の成形後に加工する、
懸吊用フック体を装着するための切欠部は、一箇所で足
りるから加工性が良い。
【0014】ハンガー主体への懸吊用フック体の装着作
業が、ハンガー主体の中央部の切欠部内に懸吊用フック
のフック基板を入れて押し上げて、左右の水平支軸を円
形溝に嵌合するだけの簡単な作業で行うことができるか
ら、従来のものに比べ組立作業性が著しく良好となると
ともに、従来のように、組立作業時或は懸吊使用時に加
わる力によって、C字形部分が破損されたり、一対の切
欠部の間の狭い間隔部において短い支軸での支持によっ
て、間隔部分若しくは支軸部分が破損されて懸吊機能が
喪失されやすいといった多く欠点が解消される。
【0015】従って本考案によれば、ハンガー主体の加
工性の向上、懸吊用フックのハンガー主体への装着作業
性の向上及び支持強度を確保することのできるカレンダ
ーハンガーを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカレンダーハンガーの斜視図であ
る。
【図2】本考案に係るカレンダーハンガーを構成する懸
吊用フック体の斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンガー主体 2 フック装着縁 3 切欠部 4 水平支軸 5 掛け孔 6 懸吊用フック体 7 開口部 8 円形溝 9 挟着爪 10 フック基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性硬質合成樹脂製であって、横断
    面が略逆U字形でその両下縁に内向きの挟着爪を相互に
    対向させて形成したクリップ型のハンガー主体と、該ハ
    ンガー主体の長手方向中心部に装着される懸吊用フック
    体とからなるカレンダーハンガーにおいて、 懸吊用フック体(6)は、掛け孔(5)を穿設したフッ
    ク基板(10)の下部左右外向に、該フック基板(1
    0)と一体に成形された断面円形の水平支軸(4)を突
    設した構成とし、また前記ハンガー主体(1)は、その
    片面側の上縁に、前記水平支軸(4)が嵌合する内径で
    あって、水平支軸(4)の径よりも僅かに狭い間隔の開
    口部(7)を下側に形成して円形溝(8)としたフック
    装着縁(2)を一体に形成するとともに、該フック装着
    縁(2)の長手方向中心部にフック基板幅の切欠部
    (3)を形成した構成とし、懸吊用フック体(6)のフ
    ック基板(10)をフック装着縁(2)の切欠部(3)
    内へ配設して左右の水平支軸(4)を下側の開口部
    (7)から円形溝(8)に嵌合させてハンガー主体
    (1)に結合した ことを特徴とするカレンダーハンガ
    ー。
JP1991104063U 1991-10-17 1991-10-17 カレンダーハンガー Expired - Lifetime JPH0755101Y2 (ja)

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JP1991104063U JPH0755101Y2 (ja) 1991-10-17 1991-10-17 カレンダーハンガー

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JP1991104063U JPH0755101Y2 (ja) 1991-10-17 1991-10-17 カレンダーハンガー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0535343U JPH0535343U (ja) 1993-05-14
JPH0755101Y2 true JPH0755101Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=14370718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991104063U Expired - Lifetime JPH0755101Y2 (ja) 1991-10-17 1991-10-17 カレンダーハンガー

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024579U (ja) * 1983-07-26 1985-02-19 関 信夫 カレンダ保持具
JPS62203063U (ja) * 1986-06-16 1987-12-24
JP3042664U (ja) * 1997-04-18 1997-10-31 浜井電子工業株式会社 小型ハロゲンランプ用のソケット

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JPH0535343U (ja) 1993-05-14

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