JPH09217711A - 吊持用ブラケットの固定構造 - Google Patents

吊持用ブラケットの固定構造

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JPH09217711A
JPH09217711A JP4789996A JP4789996A JPH09217711A JP H09217711 A JPH09217711 A JP H09217711A JP 4789996 A JP4789996 A JP 4789996A JP 4789996 A JP4789996 A JP 4789996A JP H09217711 A JPH09217711 A JP H09217711A
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Toshiro Matsukawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊持用ブラケットを確実に固定できる固定構
造を提供する。 【解決手段】 吊持用ブラケット21に下向き力が作用
すると、クリップ1の拡開弾接片3a,3bが長孔15
内に引き込まれるのを避けようとして、嵌着突部26上
でクリップ1が屈曲係合部9が係合孔27から外れる方
向に回動しようとする場合がある。この場合は、吊持体
22の孔24に形成した当接突部30が脚部6aに当接
しているからクリップ1の回動が阻止され、屈曲係合部
9が係合孔27から外れて吊持用ブラケット21が固定
用ブラケット11から脱落してしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定用ブラケット
に吊持用ブラケットをクリップを介して固定する吊持用
ブラケットの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の吊持用ブラケットの固定構造は図
3に示すように、略逆U字形屈曲部aから左右一対の挟
圧嵌着片b,bと左右一対の拡開弾接片c,cとを形成
し、前記挟圧嵌着片b,bの一方の下端に屈曲係合部d
を形成したクリップAを用いて、嵌着突部fに嵌着する
とともに、該嵌着突部fに形成した係合孔gにクリップ
Aの屈曲係合部dを係合させた吊持用ブラケットBを、
固定用ブラケットCの固定面hの裏面から吊持用ブラケ
ットBの嵌着突部fを装着して、該嵌着突部fに嵌着し
たクリップAの拡開弾接片c,cを前記固定用ブラケッ
トCに形成した装着孔iの孔縁に弾接させて、吊持用ブ
ラケットBの抜け止めを施したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の吊持用ブラケットの固定構造では、吊持用ブラケット
Bに作用する力によって、該吊持用ブラケットBが装着
孔iから抜け出ようとすると、クリップAの拡開弾接片
c,cが装着孔i内に引き込まれるのを避けようとして
嵌着突部f上でクリップAが回動し、屈曲係合部dが係
合孔gから外れて脱落してしまう場合がある。本発明は
上記に鑑みてなされたもので、確実に固定できる吊持用
ブラケットの固定構造を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の吊持用ブラケットの固定構造は、略逆U字形
屈曲部から左右一対の挟圧嵌着片と左右一対の拡開弾接
片とを形成し、前記挟圧嵌着片の一方の下端に屈曲係合
部を形成してなるクリップと、嵌着突部に前記クリップ
の前記挟圧嵌着片を嵌着するとともに、該嵌着突部に形
成した係合孔に前記屈曲係合部を係合させた吊持用ブラ
ケットと、固定面に装着孔を形成した固定用ブラケット
とからなり、該固定面の裏面から前記吊持用ブラケット
の嵌着突部を装着するとともに、該嵌着突部に嵌着した
前記クリップの拡開弾接片を前記装着孔の孔縁に弾接さ
せて、前記吊持用ブラケットの抜け止めを施した固定構
造において、前記吊持用ブラケットから当接突部を形成
し、前記屈曲係合片を形成した前記挟圧嵌着片側の前記
拡開弾接片に当接可能に対応させたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】上記構成の固定構造では、吊持
用ブラケットに作用する力によって、クリップの拡開弾
接片が装着孔内に引き込まれるのを避けようとして、嵌
着突部上でクリップが屈曲係合部が係合孔から外れる方
向に回動すると、吊持用ブラケットに形成した当接突部
が拡開弾接片に当接して上記回動を阻止する。従って、
屈曲係合部が係合孔から外れて吊持用ブラケットが固定
ブラケットから脱落してしまうのを確実に防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を車両用のオ
ートカーテンのレールを吊持する態様で、添付図面を参
照して説明する。図1はクリップ1、固定用ブラケット
11及び吊持用ブラケット21の斜視図、図2は固定状
態の断面図である。クリップ1には、略逆U字形の屈曲
部2から左右一対の拡開弾接片3a,3bと、一方の拡
開弾接片3aには、下端部から設けた平行な切り込みに
より一方の挟圧嵌着片4aが形成されている。また、他
方の拡開弾接片3bには、切り込みを設けて他方の挟圧
嵌着片4bが形成されている。拡開弾接片3a,3b
は、上記屈曲部2から左右に広がるとともに途中で内側
に屈曲する拡開部5a,5bと、該拡開部5a,5bに
続く脚部6a,6bとからなる。また、挟圧嵌着片4
a,4bは、屈曲部2から略真下に延び途中で内側に屈
曲する挟圧突部7a,7bが形成されている。一方の挟
圧突部7aには、下方延長部8を設けて略直角に屈曲さ
せた屈曲係合部9が形成されている。
【0007】固定用ブラケット11は、車両ボデー51
に取り付ける取付面12と、該取付面12に対して所定
の角度で屈曲された固定面13とから形成されている。
取付面12には、2個のビス穴14,14が形成されて
いる。また、固定面13には装着用の長孔15が形成さ
れている。
【0008】吊持用ブラケット21は、合成樹脂の一体
成形品であって、平面形状を略台形とした吊持体22の
下面に吊持面23が形成されている。吊持体22の略中
央には、矩形の孔24が形成されている。吊持体22の
上面から孔24の前後方向の孔縁に沿って、位置決め突
部25,25が突成されている。また、孔24の中心を
横切る嵌着突部26が形成され、位置決め突部25,2
5間を連結している。該嵌着突部26には、係合孔27
が形成されている。さらに、孔24の左右の孔壁28,
29から、嵌着突部26に向かう当接突部30,31が
形成されている。
【0009】上記吊持体22の吊持面23には、リニア
モータ41のアウタレール42と、該アウタレール42
に係合させたカーテンレール43を接合して、リベット
44により固定する。嵌着突部26には、上部からクリ
ップ1の挟圧嵌着片4a,4bを嵌め込み挟圧突部7
a,7bにより該嵌着突部26を挟圧して嵌着する。そ
して、一方の挟圧嵌着片4aに形成した屈曲係合部9
を、嵌着突部26の係合孔27に係合する。さらに、拡
開弾接片3a,3bの拡開部5a,5bを両側から押圧
して間隔を狭め、脚部6a,6bを当接突部30,31
の内側に挿入する。
【0010】図2に示すように固定用ブラケット11
は、取付面12を車両ボデー51にビス止めされて取り
付けられている。このとき固定面13は、略水平姿勢と
なっている。この固定面13の裏面から、長孔15に対
して吊持体22の位置決め突部25,25を押し込んで
嵌める。吊持体22の嵌着突部26に嵌着されたクリッ
プ1は、拡開部5a,5bの対応間隔を狭めて、装着ブ
ラケット11の長孔15から抜け出て該拡開部5,5を
開き長孔15の孔縁に弾接する。これにより、クリップ
1を介して、装着ブラケット11にリニアモータ41と
カーテンレール43を吊持した吊持ブラケット21を固
定することができる(図2参照)。
【0011】上記した固定構造では、リニアモータ41
及びカーテンレール43等の重量により、吊持用ブラケ
ット21に下向き力が作用すると、クリップ1の拡開弾
接片3a,3bが長孔15内に引き込まれるのを避けよ
うとして、嵌着突部26上でクリップ1が屈曲係合部9
が係合孔27から外れる方向に回動しようとする場合が
ある。この場合は、吊持体22の孔24に形成した当接
突部30が脚部6aに当接しているからクリップ1の回
動が阻止され、屈曲係合部9が係合孔27から外れて吊
持用ブラケット21が固定用ブラケット11から脱落し
てしまうことがない。
【0012】尚、拡開弾接片3a,3bの脚部6a,6
bの下端を外側に屈曲して、突出部30,31に係合さ
せて、クリップ1と吊持用ブラケット21との嵌着をよ
り強固にすることもできる。また、上記固定構造は、車
両用に用いられるだけでなく、その他の長尺物品の固定
構造として用いられる汎用性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップ1、固定用ブラケット11及び吊持用
ブラケット21の斜視図である。
【図2】固定状態の断面図である。
【図3】従来例の固定状態の断面図である。
【符号の説明】
1...クリップ 2...屈曲部 3a,3b...拡開弾接
片 4a,4b...挟圧嵌着片 6a,6b...脚部 7a,
7b...挟圧突部 8...下方延長部 9...屈曲係合部 11...固定用ブ
ラケット 13...固定面 15...長孔 21...吊持用ブラケッ
ト 22...吊持体 26...嵌着突部 27...係合孔 28,29...孔壁
30,31...当接突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略逆U字形屈曲部から左右一対の挟圧嵌
    着片と左右一対の拡開弾接片とを形成し、前記挟圧嵌着
    片の一方の下端に屈曲係合部を形成してなるクリップ
    と、嵌着突部に前記クリップの前記挟圧嵌着片を嵌着す
    るとともに、該嵌着突部に形成した係合孔に前記屈曲係
    合部を係合させた吊持用ブラケットと、固定面に装着孔
    を形成した固定用ブラケットとからなり、該固定面の裏
    面から前記吊持用ブラケットの嵌着突部を装着するとと
    もに、該嵌着突部に嵌着した前記クリップの拡開弾接片
    を前記装着孔の孔縁に弾接させて、前記吊持用ブラケッ
    トの抜け止めを施した固定構造において、 前記吊持用ブラケットから当接突部を形成し、前記屈曲
    係合片を形成した前記挟圧嵌着片側の前記拡開弾接片に
    当接可能に対応させたことを特徴とする吊持用ブラケッ
    トの固定構造。
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