JPH0754897Y2 - プラスチック素線複合撚線の耐張部 - Google Patents
プラスチック素線複合撚線の耐張部Info
- Publication number
- JPH0754897Y2 JPH0754897Y2 JP9544189U JP9544189U JPH0754897Y2 JP H0754897 Y2 JPH0754897 Y2 JP H0754897Y2 JP 9544189 U JP9544189 U JP 9544189U JP 9544189 U JP9544189 U JP 9544189U JP H0754897 Y2 JPH0754897 Y2 JP H0754897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- wire
- strand
- strain clamp
- composite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプラスチック素線複合撚線の耐張部に関するも
のである。
のである。
架空送電線は、その耐張部に引留クランプを取付け、引
留クランプをがいしに取付けることにより布設される。
従来、第3図に示すように、鋼撚線(1)の周上にプラ
スチック素線(2)撚合層を設け、さらにその周上にア
ルミ素線(3)撚合層を設けたプラスチック素線複合撚
線は、ボルト締め型、クサビ型あるいは圧縮型などの引
留クランプにそのままの状態で直接取付けられていた。
留クランプをがいしに取付けることにより布設される。
従来、第3図に示すように、鋼撚線(1)の周上にプラ
スチック素線(2)撚合層を設け、さらにその周上にア
ルミ素線(3)撚合層を設けたプラスチック素線複合撚
線は、ボルト締め型、クサビ型あるいは圧縮型などの引
留クランプにそのままの状態で直接取付けられていた。
しかしながら、プラスチック素線複合撚線の耐張部に直
接引留クランプを取付けると、引留クランプの型式にか
かわらず、圧縮荷重によりプラスチック素線が大きくつ
ぶれて、プラスチック素線複合撚線は変形し、引留クラ
ンプの把持力が十分に発揮されないという問題点があっ
た。
接引留クランプを取付けると、引留クランプの型式にか
かわらず、圧縮荷重によりプラスチック素線が大きくつ
ぶれて、プラスチック素線複合撚線は変形し、引留クラ
ンプの把持力が十分に発揮されないという問題点があっ
た。
本考案は、上記問題点を解決したプラスチック素線複合
撚線の耐張部を提供するもので、引留クランプが取付け
られるプラスチック素線複合撚線の耐張部において、引
留クランプ取付部のプラスチック素線がアルミ素線に置
き換えられていることを特徴とするものである。
撚線の耐張部を提供するもので、引留クランプが取付け
られるプラスチック素線複合撚線の耐張部において、引
留クランプ取付部のプラスチック素線がアルミ素線に置
き換えられていることを特徴とするものである。
上述のような構造のプラスチック素線複合撚線の耐張部
では、引留クランプの圧縮荷重はプラスチック素線のか
わりにアルミ素線に加わり、アルミ素線はプラスチック
素線よりも変形しにくいため、プラスチック素線複合撚
線自体も変形しがたく、引留クランプのプラスチック素
線複合撚線把持能力を十分に発揮することができる。
では、引留クランプの圧縮荷重はプラスチック素線のか
わりにアルミ素線に加わり、アルミ素線はプラスチック
素線よりも変形しにくいため、プラスチック素線複合撚
線自体も変形しがたく、引留クランプのプラスチック素
線複合撚線把持能力を十分に発揮することができる。
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案にかかるプラスチック素線複合撚線の耐
張部の一実施例を示し、撚合せられている鋼撚線
(1)、プラスチック素線(2)およびアルミ素線
(3)をバラケさせ、引留クランプ取付部のプラスチッ
ク素線(2)を切断して取除く。この切断されたプラス
チック素線部分にプラスチック素線と同径のアルミ素線
を収納し、複合撚線をもとの形状に撚り戻す。第2図は
このようにして撚りを戻した複合撚線の断面を示し、
(3′)はプラスチック素線のかわりに収納されたアル
ミ素線である。このような引留クランプ取付部には、引
留クランプ(図示せず)が圧縮接続される。
張部の一実施例を示し、撚合せられている鋼撚線
(1)、プラスチック素線(2)およびアルミ素線
(3)をバラケさせ、引留クランプ取付部のプラスチッ
ク素線(2)を切断して取除く。この切断されたプラス
チック素線部分にプラスチック素線と同径のアルミ素線
を収納し、複合撚線をもとの形状に撚り戻す。第2図は
このようにして撚りを戻した複合撚線の断面を示し、
(3′)はプラスチック素線のかわりに収納されたアル
ミ素線である。このような引留クランプ取付部には、引
留クランプ(図示せず)が圧縮接続される。
以上説明したように本考案によれば、引留クランプ取付
部のプラスチック素線がアルミ素線に置き換えられてい
るため、引留クランプ取付時の複合撚線断面変形が小さ
くなり、引留クランプの撚線把持能力を十分に発揮でき
るという優れた効果がある。
部のプラスチック素線がアルミ素線に置き換えられてい
るため、引留クランプ取付時の複合撚線断面変形が小さ
くなり、引留クランプの撚線把持能力を十分に発揮でき
るという優れた効果がある。
第1図は本考案にかかるプラスチック素線複合撚線の耐
張部の一実施例の説明図、第2図は同実施例の断面図、
第3図は一従来例の断面図である。 1……鋼撚線、2……プラスチック素線、3,3′……ア
ルミ素線。
張部の一実施例の説明図、第2図は同実施例の断面図、
第3図は一従来例の断面図である。 1……鋼撚線、2……プラスチック素線、3,3′……ア
ルミ素線。
Claims (1)
- 【請求項1】引留クランプが取付けられるプラスチック
素線複合撚線の耐張部において、引留クランプ取付部の
プラスチック素線がアルミ素線に置き換えられているこ
とを特徴とするプラスチック素線複合撚線の耐張部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9544189U JPH0754897Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | プラスチック素線複合撚線の耐張部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9544189U JPH0754897Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | プラスチック素線複合撚線の耐張部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335609U JPH0335609U (ja) | 1991-04-08 |
JPH0754897Y2 true JPH0754897Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31644702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9544189U Expired - Lifetime JPH0754897Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | プラスチック素線複合撚線の耐張部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754897Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101036647B1 (ko) * | 2004-12-24 | 2011-05-25 | 주식회사 포스코 | 벨트 컨베이어 커버 고정 장치 |
-
1989
- 1989-08-14 JP JP9544189U patent/JPH0754897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0335609U (ja) | 1991-04-08 |
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