JPH0754374B2 - 硬性内視鏡 - Google Patents

硬性内視鏡

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JPH0754374B2
JPH0754374B2 JP60125296A JP12529685A JPH0754374B2 JP H0754374 B2 JPH0754374 B2 JP H0754374B2 JP 60125296 A JP60125296 A JP 60125296A JP 12529685 A JP12529685 A JP 12529685A JP H0754374 B2 JPH0754374 B2 JP H0754374B2
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JP
Japan
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lens
rigid endoscope
eyepiece
tube
inner tube
Prior art date
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Application number
JP60125296A
Other languages
English (en)
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JPS61282815A (ja
Inventor
晶弘 田口
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は硬性内視鏡に関する。
[従来の技術] 近年、細長の挿入部を体腔内等に挿入して、挿入部先端
に形成された対物光学系にて体腔内の臓器等の対象部位
を結像し、像伝送手段を介して体腔外の手元側接眼部に
て観察できるようにした内視鏡が観察及び診断等に広く
用いられる状況にある。この内視鏡は挿入部が可撓性の
もので、口腔等から屈曲した経路を経て体腔内の対象部
位を観察可能とする硬性の内視鏡と、挿入部が硬性で略
直線状に体内に挿入される硬性の内視鏡とがある。
この硬性内視鏡は実開昭59−27519号公報に開示されて
いるようにレンズ収納管内に間隔環を間にしてリレーレ
ンズを嵌合していた。
また、独特開DE3113110号公報に開示されているよう
に、挿入部が細長なスコープの曲げに対する耐性を向上
させるため、リレー系のロッドレンズの中央部の径を両
端より細くして両端でレンズ管と嵌合するようになって
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の技術において、外径が細く有効長が長い挿入部を
持つ硬性内視鏡では、挿入部が外部からの力により曲が
ってしまい、リレーレンズ系を通る光線の一部が遮られ
てしまい視野が三ケ月に欠けてしまったり、外力による
挿入部の曲げによって、リレーレンズ系に割れ、レンズ
接合面の接着の剥れ等が生じるという問題点があった。
また、ロッドレンズの中心を両端より細くしたものは、
レンズの製造が複雑になるという問題点があった。そこ
で、本発明は上記のような問題点に着目してなされたも
ので、外力による挿入部の曲がりによるレンズ系の割
れ、接合面の接着の剥れ、視野の欠け等を軽減すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、間隔環の一部に光学部材の一部の外壁と管の
内壁との間に隙間を保持するための隙間保持部を設けた
ものである。
[作 用] 管に外力が加わっても、光学部材と管とが直接接触する
ことがないので、光学部材が破損することがない。
[実施例] 第2図、第3図は本発明の第1実施例を示す図である。
硬性内視鏡10は、体腔内に挿入可能な細長な挿入部12と
この挿入部12の後端に形成された接眼部14とから構成さ
れている。上記挿入部12は細径の金属性パイプの外管16
と、外管16との内径より細径の内管18とからなり、内管
18は外管16に対して偏心して挿入されており、外管16と
内管18との隙間には照明用の光学繊維束20が充填されて
いる。
上記外管16の後端は接眼部本体22に接合されており、内
管18は接眼部本体22内部に固定されたフランジ24に接合
されている。また、接眼部本体22には光学繊維束口金26
が設けられていて、照明用の光学繊維束20の後端が装着
している。この接眼部本体22の後部全周には凹溝28が形
成され、Oリング30が収納されている。さらに、接眼部
本体22の後端にはねじ部32が形成され、接眼レバー34が
嵌合して、Oリング30とで水密になっている。接眼カバ
ー34の後部外周にはアイピース36が、そして後端には後
部カバーガラス38がそれぞれ設けられている。
また、接眼部本体22の内部には円筒状の接続金具40がね
じ部42によって嵌合し、この接続金具40の内面後端には
ビス44によって調節環46が固定されている。さらに、調
節環46には接眼レンズ系48を接着固定した接眼枠50がね
じ部52によって嵌合し、押えナット54によって固定され
ている。
内管18の先端には先端カバーガラス56を接着固定した先
端部材58が接合されていて、先端部材58の後端には対物
レンズ60及びリレーレンズ62を配接したレンズ管64が嵌
合している。さらに、各レンズの間には環状の間隔環66
…が嵌装されている。そして、内管18内でレンズ管64の
後方には先端の像を伝達するためのリレーレンズ62…が
挿入されている。これら各レンズは内管18の内径より小
さく、内管18とリレーレンズ62…の間には環状で両端に
間隙部72を形成した間隔環74…が嵌装されている。上記
間隔環74の外径は内管18に嵌合し、内周面の両端の間隙
部72はリレーレンズ62の外径に嵌合し、内周面の両端以
外の部分はレンズの外径より小さくなって各レンズとの
間隔を保っている。
また、接眼側の最後端のリレーレンズ62はレンズ管78に
嵌装されて内管18の後端に固定され、さらに接続金具40
の内周面に設けられた凸部80、バネ82、レンズ押え84に
よって先端方向に付勢されている。
以上述べた構成より、第1実施例では体内を観察する為
に硬性内視鏡10の挿入部12を挿入し、先端より照明光を
出射して観察部位を照らす。そして、観察像をリレーレ
ンズ62により伝達して後方の接眼部14に送り観察ができ
るようになっている。この際、硬性内視鏡10を体内に挿
入または、体内より抜却する時に細長い挿入部12に力が
加わったとしても、間隔環74の間隙部72により、リレー
レンズ62…が内管18に直接接触することはない。
そのため、リレーレンズ系を通る光線の一部が遮られて
視野が三ケ月状に欠けてしまうことがなく、レンズの割
れやレンズ接合面の剥れ等が発生しない。
第4図は第2実施例を示す図で、環状の間隔環92をゴム
等の弾性部材94に埋め込んだもので、各リレーレンズ62
と間は金属性の間隔環92で間隔を保持し、内管18とリレ
ーレンズ62との隙間は弾性部材94で保持したものであ
る。
第5図は第3実施例を示す図で、内管18とリレーレンズ
62との隙間を保持するために環状部材100を設けて、連
結部102によって一体化されている。尚、連結部102は90
゜づつずらして設けてもよい。
[発明の効果] 本発明は、内管と光学部材との隙間を保持する隙間保持
部により、挿入部に力が加わったとしても、視野が三ケ
月状に欠けることや、レンズを割れ、レンズ接合面の剥
れ等がなくなり、常に良好な観察ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明する図、第2図は第1実施例を示
す全体断面図、第3図は第1実施例の部分断面図、第4
図は第2実施例を示す部分断面図、第5図は第3実施例
を示す部分断面図、である。 10:硬性内視鏡、12:挿入部、14:接眼部、18:内管、72:
間隙部、74……間隔環、90:突出部、94:弾性部材、100:
環状部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長な管に収納され、間隔管により互いの
    間隔を位置決めされた複数の光学部材によって像を伝送
    する硬性内視鏡において、 上記光学部材を先端方向に付勢する弾性部材を光学部材
    の後端に設けると共に、 上記間隔管の一部に上記光学部材の一部の外壁と上記管
    の内壁との間に隙間を保持するための間隔保持部を設け
    たことを特徴とする硬性内視鏡。
JP60125296A 1985-06-10 1985-06-10 硬性内視鏡 Expired - Lifetime JPH0754374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60125296A JPH0754374B2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10 硬性内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60125296A JPH0754374B2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10 硬性内視鏡

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Publication Number Publication Date
JPS61282815A JPS61282815A (ja) 1986-12-13
JPH0754374B2 true JPH0754374B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=14906570

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JP60125296A Expired - Lifetime JPH0754374B2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10 硬性内視鏡

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6089212B2 (ja) * 2013-06-06 2017-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 鏡筒一体型レンズ
JP6539787B2 (ja) 2016-12-28 2019-07-03 オリンパス株式会社 リレーレンズの製造方法
WO2019176134A1 (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 オリンパス株式会社 リレーシステム

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JPS55118733A (en) * 1979-03-07 1980-09-11 Olympus Optical Co Endoscope
JPS55134801U (ja) * 1979-03-19 1980-09-25
JPS55142103U (ja) * 1979-03-31 1980-10-11

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JPS61282815A (ja) 1986-12-13

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