JP2531476Y2 - 内視鏡用アダプター - Google Patents
内視鏡用アダプターInfo
- Publication number
- JP2531476Y2 JP2531476Y2 JP1990099122U JP9912290U JP2531476Y2 JP 2531476 Y2 JP2531476 Y2 JP 2531476Y2 JP 1990099122 U JP1990099122 U JP 1990099122U JP 9912290 U JP9912290 U JP 9912290U JP 2531476 Y2 JP2531476 Y2 JP 2531476Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiberscope
- adapter
- diameter
- distal end
- endoscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、内視鏡用アダプター、より詳細には、消化
器系、呼吸器系等の疾患の検査に使用するファイバース
コープの先端に着脱自在に装着して使用し、もって、該
ファイバースコープの挿入をよりスムーズに行い得るよ
うにするとともに、疾患を正確に検査し得るようにした
内視鏡用アダプターに関する。
器系、呼吸器系等の疾患の検査に使用するファイバース
コープの先端に着脱自在に装着して使用し、もって、該
ファイバースコープの挿入をよりスムーズに行い得るよ
うにするとともに、疾患を正確に検査し得るようにした
内視鏡用アダプターに関する。
従来技術 近年、医科領域における電子機器の導入はめざましい
ものがあり、その1つにファイバースコープがある。
ものがあり、その1つにファイバースコープがある。
第4図は、周知のファイバースコープの一例を示す図
で、図中、10はイメージガイド部、11は対物レンズ部、
12は接眼レンズ部、13は照明用ライトガイド部、14はイ
メージ及びライトを伝送する柔軟性の伝送部で、柔軟性
伝送部14は、周知のように、直径数μm程度のイメージ
ガイドファイバー及びライトガイドファイバーを多数本
有し、例えば、イメージガイドファイバーを4200本(IG
画素数=4200)有し、かつ、イメージガイドファイバー
及びライトガイドファイバーを含む全体の直径が0.9mm,
2.2mm,或いは、4.0mmのものが市販されている。
で、図中、10はイメージガイド部、11は対物レンズ部、
12は接眼レンズ部、13は照明用ライトガイド部、14はイ
メージ及びライトを伝送する柔軟性の伝送部で、柔軟性
伝送部14は、周知のように、直径数μm程度のイメージ
ガイドファイバー及びライトガイドファイバーを多数本
有し、例えば、イメージガイドファイバーを4200本(IG
画素数=4200)有し、かつ、イメージガイドファイバー
及びライトガイドファイバーを含む全体の直径が0.9mm,
2.2mm,或いは、4.0mmのものが市販されている。
第5図は、前記ファイバースコープの先端部を拡大し
て示す斜視図で、図中、11は対物レンズ、13はライトガ
イド、14は柔軟性伝送部で、該柔軟性伝送部14内には前
記対物レンズ11によって結像された像を伝送する多数本
(例えば4200本)のイメージガイドファイバーが設けら
れている。このファイバースコープは、周知のように、
消化器系、吸収器系の器管内に挿入し、その管壁等その
他の検査を行うが、その場合、その器官の径に合せて適
当な大きさのファイバースコープを選択して使用するが
器管に対してファイバースコープの径が小さすぎると
き、或いは、器管の曲り部などにおいて、ファイバース
コープの先端11が、第6図に示すように、器管20の壁面
に突っかかり、前進できなくなってしまったり、どこを
見ているか分らなくなってしまうことがある。
て示す斜視図で、図中、11は対物レンズ、13はライトガ
イド、14は柔軟性伝送部で、該柔軟性伝送部14内には前
記対物レンズ11によって結像された像を伝送する多数本
(例えば4200本)のイメージガイドファイバーが設けら
れている。このファイバースコープは、周知のように、
消化器系、吸収器系の器管内に挿入し、その管壁等その
他の検査を行うが、その場合、その器官の径に合せて適
当な大きさのファイバースコープを選択して使用するが
器管に対してファイバースコープの径が小さすぎると
き、或いは、器管の曲り部などにおいて、ファイバース
コープの先端11が、第6図に示すように、器管20の壁面
に突っかかり、前進できなくなってしまったり、どこを
見ているか分らなくなってしまうことがある。
目的 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもの
で、前述のごとき、ファイバースコープの先端に、挿入
される器管の径に適した大きさの径を有し、かつ、先端
部が丸みを帯びている弾性のアダプターを着脱自在に嵌
入装着し、該ファイバースコープの先端が器管の内壁に
対して滑りやすく、もって、該ファイバースコープの挿
入をし易くするとともに、ファイバスコープ先端部の径
を器管の径に合わせてより正確に管壁全体を検査し得る
ようにすることを目的としてなされたものである。
で、前述のごとき、ファイバースコープの先端に、挿入
される器管の径に適した大きさの径を有し、かつ、先端
部が丸みを帯びている弾性のアダプターを着脱自在に嵌
入装着し、該ファイバースコープの先端が器管の内壁に
対して滑りやすく、もって、該ファイバースコープの挿
入をし易くするとともに、ファイバスコープ先端部の径
を器管の径に合わせてより正確に管壁全体を検査し得る
ようにすることを目的としてなされたものである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、ファイバース
コープ等から成る内視鏡の先端部に着脱自在に装置され
て使用されるアダプターであって、中心部に前記内視鏡
の先端部が貫通して嵌入される中心孔を有し、かつ、外
周部が球面に形成されている単一の弾性部材から成るア
ダプターを特徴としたものである。以下、本考案の実施
例に基いて説明する。
コープ等から成る内視鏡の先端部に着脱自在に装置され
て使用されるアダプターであって、中心部に前記内視鏡
の先端部が貫通して嵌入される中心孔を有し、かつ、外
周部が球面に形成されている単一の弾性部材から成るア
ダプターを特徴としたものである。以下、本考案の実施
例に基いて説明する。
第1図は、本考案によるアダプターを取り付けたファ
イバースコープの先端部を示す断面図で、図中、1は本
考案によるアダプター、11は前述のファイバースコープ
先端部、14は、柔軟性伝送部で、該アダプター1は、例
えば、ゴム或いはシリコンゴム等の弾性のある単一の部
材から成り、図示のように、外表面は丸み(R)をもっ
て形成され、中心部には、前記ファイバースコープの先
端部が貫通して挿入され、かつ、容易に脱落しないよう
に嵌合される孔を有している。このアダプター1の貫通
孔は、ファイバースコープの直径と合せて複数種類準備
されており、かつ、その外径も適用される器管の径に応
じて複数種準備されている。勿論、貫通孔の直径の小さ
いアダプターは、その外径も小さいものであり、それよ
り大きな外径のものを使用する時は、より大きい直径の
ファイバースコープを選択して使用するとともに、該フ
ァイバースコープの直径に合った貫通孔を有するアダプ
ターを選択して使用する。
イバースコープの先端部を示す断面図で、図中、1は本
考案によるアダプター、11は前述のファイバースコープ
先端部、14は、柔軟性伝送部で、該アダプター1は、例
えば、ゴム或いはシリコンゴム等の弾性のある単一の部
材から成り、図示のように、外表面は丸み(R)をもっ
て形成され、中心部には、前記ファイバースコープの先
端部が貫通して挿入され、かつ、容易に脱落しないよう
に嵌合される孔を有している。このアダプター1の貫通
孔は、ファイバースコープの直径と合せて複数種類準備
されており、かつ、その外径も適用される器管の径に応
じて複数種準備されている。勿論、貫通孔の直径の小さ
いアダプターは、その外径も小さいものであり、それよ
り大きな外径のものを使用する時は、より大きい直径の
ファイバースコープを選択して使用するとともに、該フ
ァイバースコープの直径に合った貫通孔を有するアダプ
ターを選択して使用する。
第1図に示した例は、アダプター1をファイバースコ
ープの先端部に完全に挿入しない場合の例、すなわち、
ファイバースコープの先端L1とアダプターの先端L2との
間に距離Lを有する場合の例を示すが、第2図に示すよ
うに、完全に挿入してL=0となってもよく、このよう
に、完全に挿入した場合には、挿入時、レンズ表面に付
着物が付きにくく、また、付いても脱落しやすい。しか
し、胃壁等、先端部を壁面に密着させて観察するように
場合、視野が狭くなるので、このような場合には、第1
図に示したようにやや不完全に挿入した方が良く、挿入
度合は、その使用目的によって自由に選択することがで
きる。
ープの先端部に完全に挿入しない場合の例、すなわち、
ファイバースコープの先端L1とアダプターの先端L2との
間に距離Lを有する場合の例を示すが、第2図に示すよ
うに、完全に挿入してL=0となってもよく、このよう
に、完全に挿入した場合には、挿入時、レンズ表面に付
着物が付きにくく、また、付いても脱落しやすい。しか
し、胃壁等、先端部を壁面に密着させて観察するように
場合、視野が狭くなるので、このような場合には、第1
図に示したようにやや不完全に挿入した方が良く、挿入
度合は、その使用目的によって自由に選択することがで
きる。
第3図は、理想的な使用例を示す図で、この場合、ア
ダプター1の直径が、器管20の内径と略等しくなってお
り、対物レンズ11は常に器管20の前方を監視しており、
従って、器管20の内壁全体を確実に検査しながらファイ
バースコープを挿入することができる。
ダプター1の直径が、器管20の内径と略等しくなってお
り、対物レンズ11は常に器管20の前方を監視しており、
従って、器管20の内壁全体を確実に検査しながらファイ
バースコープを挿入することができる。
なお、アダプター1の材質としては、ファイバースコ
ープの先端に剛性がある時は、前述のように、ゴム等の
弾性のあるものを使用し、ファイバースコープの先端が
柔軟な時は、剛性のあるものを使用することによって、
ファイバースコープの先端をアダプター内へ挿入しやす
くし、また、該アダプターを脱落しにくくすることがで
きる。
ープの先端に剛性がある時は、前述のように、ゴム等の
弾性のあるものを使用し、ファイバースコープの先端が
柔軟な時は、剛性のあるものを使用することによって、
ファイバースコープの先端をアダプター内へ挿入しやす
くし、また、該アダプターを脱落しにくくすることがで
きる。
効果 以上の説明から明らかなように、本考案によるアダプ
ターを使用することにより、つまり、このアダプターに
より先端部の径を検査される器管の径に適した径にさ
れ、かつ、先端部に丸み(R)を有しているため、ファ
イバースコープをスムーズに器管内に挿入することがで
き、また、対物レンズが常に正面を向いているので、正
確に管壁を観察することができる。
ターを使用することにより、つまり、このアダプターに
より先端部の径を検査される器管の径に適した径にさ
れ、かつ、先端部に丸み(R)を有しているため、ファ
イバースコープをスムーズに器管内に挿入することがで
き、また、対物レンズが常に正面を向いているので、正
確に管壁を観察することができる。
第1図乃至第3図は、それぞれ本考案によるアダプター
の使用例を示す図、第4図は、従来の内視鏡の一例を示
す図、第5図は、第4図に示した内視鏡のファイバース
コープ先端部の構造を示す図、第6図は、内径の大きな
器管内に直径の小さなファイバースコープを挿入した時
の一状態を説明するための図である。 1……アダプター、10……イメージガイド部、11……対
物レンズ部、12……接目レンズ部、13……ライトガイド
部、14……ファイバースコープ柔軟性伝送部、20……器
管。
の使用例を示す図、第4図は、従来の内視鏡の一例を示
す図、第5図は、第4図に示した内視鏡のファイバース
コープ先端部の構造を示す図、第6図は、内径の大きな
器管内に直径の小さなファイバースコープを挿入した時
の一状態を説明するための図である。 1……アダプター、10……イメージガイド部、11……対
物レンズ部、12……接目レンズ部、13……ライトガイド
部、14……ファイバースコープ柔軟性伝送部、20……器
管。
Claims (1)
- 【請求項1】ファイバースコープの先端部に着脱自在に
装置されて使用されるアダプターであって、該アダプタ
ーは、中心部に前記ファイバースコープの先端部が貫通
して嵌入される中心孔を有し、外周部が球面に形成され
ている単一の弾性材から成ることを特徴とする内視鏡用
アダプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990099122U JP2531476Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 内視鏡用アダプター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990099122U JP2531476Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 内視鏡用アダプター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458201U JPH0458201U (ja) | 1992-05-19 |
JP2531476Y2 true JP2531476Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31840818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990099122U Expired - Lifetime JP2531476Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 内視鏡用アダプター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531476Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192701U (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-08 | ||
JPH0780B2 (ja) * | 1986-11-20 | 1995-01-11 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡の先端部 |
JPH02186314A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-07-20 | Olympus Optical Co Ltd | 管内走行補助具 |
-
1990
- 1990-09-21 JP JP1990099122U patent/JP2531476Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0458201U (ja) | 1992-05-19 |
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