JPH0331931Y2 - - Google Patents

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JPH0331931Y2
JPH0331931Y2 JP7321885U JP7321885U JPH0331931Y2 JP H0331931 Y2 JPH0331931 Y2 JP H0331931Y2 JP 7321885 U JP7321885 U JP 7321885U JP 7321885 U JP7321885 U JP 7321885U JP H0331931 Y2 JPH0331931 Y2 JP H0331931Y2
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の属する技術分野 本考案は根管内視鏡装置に関し、より詳細には
交換可能な細い先端部と可撓性に優れた画像伝送
部を備え、歯科治療台に概ね組込まれて設けられ
た根管内視鏡装置に関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 第7図に従来の内視鏡の概略構成を示す。光源
1からの光はライトガイドフアイバ2によつて伝
送され内視鏡先端より照明光として出射される。
一方、対物レンズ3により把えられた被観察物の
像はイメージフアイバ4の先端面に結像し、イメ
ージフアイバ後端まで伝送された画像は接眼レン
ズ5により拡大されて眼で見ることができる。し
かしながら、一般に内視鏡において、たとえば歯
の根管を内視するためには先端部を直径0.5mm程
度に細くしなければならないため、根管に挿入す
る等使用中に先端部分が損傷する恐れが大きい。
上記構造の内視鏡の場合、装置全体が一体構造と
なつているので、先端部が損傷すれば装置全体が
使用不能になつてしまうことになる。また根管内
視鏡装置は使用の便宜上歯科治療台に概ね組み込
んだ形とし、そこから先端部を引き出して使用し
たい場合があるが、画像伝送部が光フアイバで構
成されていると、画像伝送部の曲げによる光フア
イバの折損の問題があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記従来の事情に鑑みなされたもので
あつて、先端部が損傷しても装置全体が使用不能
に陥ることのない構造を有する根管内視鏡装置を
提供すること、ならびに歯科治療台に概ね組込ま
れた形で設置され、先端部がそこから引き出され
て使用できるよう画像伝送部が可撓性に富む構造
を有する根管内視鏡装置を提供することを目的と
する。
(ニ) 考案の構成 本考案は互いに同軸に配置された対物レンズと
細いイメージフアイバ束と、これら対物レンズお
よびイメージフアイバ束まわりに設けられたライ
トガイドフアイバとを含む観察対象物の像を受像
する先端部と、前記先端部で受像した観察対象物
の像を伝送し、かつ前記先端部のライトガイドフ
アイバへ照明光を伝えるため先端部に取外し可能
に接続される伝送部であつて、前記イメージフア
イバより拡大レンズを介して受像する固体撮像素
子と、前記ライトガイドフアイバへ集光レンズを
介して照明光を供給するランプとを先端に備え、
これら固体撮像素子およびランプより引出された
電線を含む伝送部と、前記伝送部に続く映像ユニ
ツトとモニタテレビとを含み、前記伝送部は歯科
治療台に組込まれ、前記先端部の後端と前記伝送
部の先端とには両者を取外し可能に同軸に接続し
かつ両者の軸方向位置を調整可能とする接続部が
設けられたことを特徴とする。
(ホ) 考案の作用 上記構成によれば、対物レンズと細いイメージ
フアイバ束とライトガイドフアイバを含む先端部
と、前記先端部で受像した観察対象物の像を伝送
しかつ前記先端部のライトガイドフアイバへ光を
伝えるための伝送部とが取外し可能に接続され、
したがつて先端部のみの交換が可能とされる。ま
た伝送部は先端を除き画像情報伝送用の電線と光
源用電線のみを含み、光フアイバを含まないため
可撓性に優れ、歯科治療台の内部に収容するか又
は該治療台の外面等に装着するようにして使用し
ても曲げによる折損の問題が生じる恐れがない。
(ヘ) 考案の実施例 第1図に本考案に係る、歯科治療台に概ね組込
まれて設けられた根管内視鏡装置の一例の全体概
略斜視図を示す。第1図においては根管内視鏡装
置の先端部10と伝送部24とが接続部23を介
して接続されており、かつ伝送部24の主要部が
歯科治療台33内に引き込まれた状態を示してい
る。第2図は先端部10の軸方向断面図、第3図
は第2図の端面図である。対物レンズ12と細い
イメージフアイバ束11が周囲をライトガイドフ
アイバ13に包囲されて直径0.5mm程度の最先端
部を形成している。この最先端部はごく細径であ
るので歯の根管内へ挿入可能である。先端部10
の後端側は大径の支持部14とされ、その外周に
ねじ部15が設けられている。また、ねじ部15
の一部に軸方向の嵌合溝16が形成されている。
なお、ライトガイドフアイバ13は先端部後端に
てイメージフアイバ11を包囲した状態からイメ
ージフアイバ11と離れた位置で1つのフアイバ
束13′にまとめられている。第4図は伝送部2
4の先端部分の軸方向断面図、そして第5図は第
4図の端面図である。第1図に示すように根管内
視鏡の伝送部24を歯科治療台33からくり返し
て引き出して使用させるためには伝送部24に可
撓性を持たせなければならない。光フアイバを使
用したのでは過大な曲げにより折れる恐れがある
ため、本考案では伝送部24の先端付近に固体撮
像素子29を配置し、光による画像情報を電気信
号に変えて電線で導く構成としている。第4図を
参照すると、伝送部24の先端部分において、固
体撮像素子29が前方のレンズ18と同軸に伝送
部の中心軸上に配置されている。そして固体撮像
素子29からレンズ18と反対方向に画像情報伝
送用の電線17が延伸している。伝送部24の先
端部外周には締付リング20が回転可能に取付け
られており、締付リング20の先端内周には先端
部10のねじ部15にかみあうねじ部27が設け
られている。また伝送部24の先端には先端部1
0の嵌合溝16とかみあうための軸方向の嵌合突
起21が設けられている。伝送部24の先端の嵌
合突起21と先端部10の嵌合溝16とが互いに
かみあうように先端部10を伝送部24に組合
せ、締付リング20を回転することにより先端部
10と伝送部24とを軸方向位置調節可能に組付
けることができる。これにより先端部10とレン
ズ18との距離を調節できるので先端部10のイ
メージフアイバ束11から伝送部24の固体撮像
素子29への画像伝送の際のピント合せができ
る。こうして第6図に概念図で示すように、先端
部10の細いイメージフアイバ束11から固体撮
像素子29へ画像が拡大投影され、この画像情報
が電気信号に変えられて伝送部の電線17に沿つ
て伝送される。また第4図に示すように、伝送部
24には画像情報伝送用の電線17に沿つて電源
(図示せず)からの光源用電線19が延設されて
おり、先端のレンズ18の概ね側方に光源用電線
19に接続されたランプ30とランプ30の前方
に配置された集光レンズ31が設けられている。
なお、先端部10の嵌合溝16と伝送部24の嵌
合突起21とがかみあうことにより、先端部10
と伝送部24との周方向位置決めがなされ、伝送
部のランプ30および集光レンズ31と先端部1
0のライトガイドフアイバ束13′とが同軸に整
合され、照明光が接続部23をまたいで先端部1
0まで円滑に伝送される。前述のように、固体撮
像素子29上に投影された画像情報は電気信号に
変換されたのち電線17を経て伝送されるが(第
4図)、固体撮像素子にはモノクロ用とカラー用
があり、いずれの場合も通常のテレビカメラの場
合と同様、固体撮像素子で受けられた画像情報は
映像ユニツトを経てモニタテレビ32(第1図)
上に表示される。なおランプ電源34および映像
ユニツト35は歯科治療台33の内部に収容され
るか又は該治療台の外面等に装着されている。以
上の構造により歯科治療台33から先端部10に
続く伝送部24を引き出して先端部10を患部に
あて、ランプ電源34を作動させて先端部10の
患部の画像を受け、伝送部24の入口で光による
画像情報を電気信号に変換し、映像ユニツト35
を経て歯科治療台33付近に置かれたモニタテレ
ビ32上に患部の画像を映し出して観察を行なう
ことができる。
尚、伝送部24については、歯科治療台33か
ら引き出され、かつその例えば接続部23近傍部
分を該治療台33の外面或は作業テーブル等(図
示せず)の他の個所に掛止装着するようにしても
良いことは勿論であり、かかる態様も本願の範囲
に含まれる。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、対物レンズと細
いイメージフアイバ束とライトガイドフアイバを
含む先端部と、前記先端部で受像した観察対象物
の像を伝送しかつ前記先端部のライトガイドフア
イバへ光を伝えるための伝送部とが取外し可能に
接続され、したがつて先端部のみの交換が可能と
される。これにより、使用中に先端部が破損した
場合でも先端部のみを交換することにより内視鏡
装置を再使用することができる。また伝送部は先
端を除き画像情報伝送用の電線と光源用電線のみ
を含み、光フアイバを含まないため可撓性に優
れ、歯科治療台の内部にするか又は該治療台の外
面等にに装着するようにしてくり返し使用しても
曲げによる折損の問題が生じる恐れがない。そし
て観察対象物の画像はモニタテレビに映し出して
観察することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る、歯科治療台に概ね組込
まれて設けられた根管内視鏡装置の一例の全体概
略斜視図、第2図は本考案による根管内視鏡装置
の先端部の軸方向断面図、第3図は第2図の端面
図、第4図は本考案による根管内視鏡装置の先端
部分の軸方向断面図、第5図は第4図の端面図、
第6図は本考案による根管内視鏡装置の接続部で
のイメージフアイバ束から固体撮像素子への画像
伝達の概念図、第7図は従来の内視鏡の概略構成
図。 10…先端部、11…イメージフアイバ束、1
2…対物レンズ、13…ライトガイドフアイバ、
13′…ライトガイドフアイバ束、17…画像情
報伝送用の電線、18…レンズ、19…光源用電
線、23…接続部、24…伝送部、29…固体撮
像素子、30…ランプ、31…集光レンズ、32
…モニタテレビ、33…歯科治療台、34…光減
用電源、35…映像ユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに同軸に配置された対物レンズと細いイ
    メージフアイバ束と、これら対物レンズおよび
    イメージフアイバ束まわりに設けられたライト
    ガイドフアイバとを含む観察対象物の像を受像
    する先端部と、前記先端部で受像した観察対象
    物の像を伝送し、かつ前記先端部のライトガイ
    ドフアイバへ照明光を伝えるため先端部に取外
    し可能に接続される伝送部であつて、前記イメ
    ージフアイバより拡大レンズを介して受像する
    固体撮像素子と、前記ライトガイドフアイバへ
    集光レンズを介して照明光を供給するランプと
    を先端に備え、これら固体撮像素子およびラン
    プより引出された電線を含む伝送部と、前記伝
    送部に続く映像ユニツトとモニタテレビとを含
    み、前記伝送部は歯科治療台に組込まれ、前記
    先端部の後端と前記伝送部の先端とには両者を
    取外し可能に同軸に接続しかつ両者の軸方向位
    置を調整可能とする接続部が設けられたことを
    特徴とする根管内視鏡装置。 (2) 前記先端部の後端と前記伝送部の先端とに設
    けられた両者を取外し可能に同軸に接続しかつ
    両者の軸方向位置を調整可能とする接続部がね
    じ部からなることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の根管内視鏡装置。 (3) 前記先端部の後端と前記伝送部の先端との接
    続部に両者の周方向位置合わせのための軸方向
    の嵌合溝と嵌合突起がそれぞれ設けられたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項に
    記載の内視鏡装置。
JP7321885U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH0331931Y2 (ja)

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JP7321885U JPH0331931Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JP7321885U JPH0331931Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JPS61190518U JPS61190518U (ja) 1986-11-27
JPH0331931Y2 true JPH0331931Y2 (ja) 1991-07-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072719A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Osada Res Inst Ltd 口腔内スコープ

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JP2539887B2 (ja) * 1988-05-23 1996-10-02 住友電気工業株式会社 根管内視鏡
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