JPH0754058B2 - 給湯室 - Google Patents

給湯室

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JPH0754058B2
JPH0754058B2 JP61260309A JP26030986A JPH0754058B2 JP H0754058 B2 JPH0754058 B2 JP H0754058B2 JP 61260309 A JP61260309 A JP 61260309A JP 26030986 A JP26030986 A JP 26030986A JP H0754058 B2 JPH0754058 B2 JP H0754058B2
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JP
Japan
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sink
hot water
water supply
passage
supply room
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JP61260309A
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JPS63114765A (ja
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清文 岡本
貞男 和田
正 苫名
義夫 岩本
好幸 田ノ畑
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Takenaka Corp
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Takenaka Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オフィスビル等において茶やコーヒーを入れ
たりするために使用される給湯室で、詳しくは、作業空
間や廊下等の通路の脇に凹入構成されるとともに、内部
に流し台が配置された給湯室に関する。
〔従来の技術〕 従来の給湯室(2)では、第7図に示すように、流し台
(3)とその流し台(3)に対する作業スペース(A)
とが、流し台(3)を奥側に位置させる状態で通路
(1)の長手方向に直交する方向(つまり、奥行き方向
で、以下奥行き方向と称し、通路(1)の長手方向を開
口幅方向と称する。)に並べて配置されていた。すなわ
ち、流し台(3)に向かって作業スペース(A)に立っ
て流し台(3)を使用する際、その使用者から見える前
方および左右両側方の三方に壁が位置するものであっ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来の給湯室によるときは、室の開口幅方
向の室幅(L3)および奥行き(L2)を十分に大きく確保
できれば問題がないのであるが、一般にオフィスビルな
どでは、ビル内の空間内に作業空間をできるだけ大きく
とって経済効果を上げることおよび、給湯室は必要であ
るけれどもそれほど重要なものでなくて単に給湯を行う
ための必要最小限の機能さえ備えていれば良いこととい
った経済および機能本位の設計思想に基づいて給湯室が
作られるから、室幅(L3)を、流し台を設置できいる最
小限の寸法に、また、奥行き(L2)を、流し台と作業ス
ペースとを並置できる最小限の寸法にするといったよう
に、室幅(L3)および奥行き(L2)に余裕のない場合が
多い。
そのような場合、従来の給湯室では、使用者の前方の壁
と左右両側方の壁との三つが使用者の近くに位置してい
わば、使用者に前方及び左右両側方の三方から圧迫を与
え易く、使用者に開放感を与える機能が低いものであっ
た。
本発明の目的は、大きさの割りには、壁が使用者に与え
る圧迫を少なくして使用者に開放感を与える機能が高い
給湯室を提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による給湯室の特徴構成は、前記流し台とその流
し台に対する作業スペースとを通路の長手方向に並べて
配置し、前記通路に内部を開放させる開口を、前記流し
台と作業スペースとを通路に臨ませる幅および位置に形
成してある点にあり、それによる作用・効果は次の通り
である。
〔作用〕
給湯室の三方が壁で囲まれるものの、流し台に向かって
作業スペースに立って流し台を使用する使用者から見え
る前方および左右両側方の三方のうち、前方および左右
一側方の二方にのみ壁が位置し、左右他側方は開口を介
して通路に開放されているから、給湯室の奥行きを、流
し台を設置できるに足りる最小限の寸法に設定し、ま
た、給湯室の開口幅方向の室幅を、流し台と作業スペー
スとを並置するに足りる最小限の寸法に設定して給湯室
を最小限の大きさに形成した場合、使用者の近くに位置
してその使用者に圧迫感を与える壁は、使用者の前方お
よび左右一側方の二面の壁となる。
〔発明の効果〕
したがって、本発明によれば、たとえ、内部を最小限の
大きさに形成した場合であっても、作業スペースに立つ
使用者に対する壁による圧迫を少なくして使用者に開放
感を与える機能の高い給湯室を提供できるようになっ
た。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を示す。
第1図、第2図に示すように、廊下をもって形成される
通路(1)の脇に凹入構成されるオフィスビルにおける
給湯室(2)であって、この給湯室(2)は、開口の全
幅で通路(1)に開放されている。つまり、通路(1)
に内部を開放させる開口(2A)の幅(L1)と間口幅方向
の室幅(L3)とは等しく構成されている。かつ、開口
(2A)の幅(L1)は奥行(L2)以上に形成されている。
前記開口(2A)の幅(L1)と奥行(L2)の実数値例を挙
げると、幅(L1)は4200mm、奥行(L2)は1200mmである
が、一般には、幅(L1)を奥行(L2)の2倍以上にする
ことが望ましい。
そして、前記給湯室(2)には、第3図にも示すよう
に、ユニット流し台(3)と、ウォータークーラ(4)
と、コーヒーやジュース、タバコの自動販売機(5)と
が置かれている。
前記ユニット流し台(3)は、シンク(3a)とこのシン
ク(3a)の2辺外側に広がる物置き用のテーブル面(3
b)とを備えたテーブルトップ(3A)を天板とする箱状
のものであって、前記テーブルトップ(3A)には、給湯
用水栓(3B)と洗いもの用水栓(3C)が取り付けられて
いる。かつ、内部には、熱湯用水洗(3B)への給水を熱
湯に加熱する電熱装置が設けられており、側面には、内
部を茶器等の物品を収納する収納庫とするための扉(3
D)が設けられている。
このユニット流し台(3)とそれに対する作業スペース
(A)とは、通路(1)の長手方向に並べて配置されて
いる。
そして、前記ユニット流し台(3)は、それに対する作
業スペース(A)にユニット流し台(3)を挟んで対向
する箇所にスペース(B)を形成するように、奥壁にそ
の一辺を当付けて配置されている。
要するに、開口(2A)は、ユニット流し台(3)と作業
スペース(A)とスペース(B)とを通路(1)に臨ま
せる幅(L1)および位置に形成されている。
したがって、ユニット流し台(3)の3方は開放されて
おり、作業スペース(A)およびスペース(B)の通路
(1)側も、開口(2A)を介して通路(1)に開放され
ている。
かつ、前記給湯室(2)の各壁面は、軽量鉄材下地(6
A)にボード(6B)を取付け、このボード(6B)にタイ
ル(6C)を張付けてなるユニットパネル(6)から構成
されており、奥壁構成用のユニットパネル(6)と躯体
壁(7)との間には、配管用スペース(8)が形成され
ている。
なお、前記ユニット流し台(3)、ウォータークーラ
(4)、ユニットパネル(6)は、寛ぎ感や開放感、爽
快感等の快感を与えるような形、大きさ、色のデザイン
で作られている。また、天井に設ける照明器具(9)
も、前記の快感を与えるようなデザインのものである。
加えて、ウォータークーラ(4)は、ユニット流し台
(3)の角部に入り込み配置されてユニット流し台
(3)と一体化されている。
前記自動販売機(5)は、対向する壁の一方に沿って配
置されている。
上記の構成によれば、ユニット流し台(3)の3方に、
洗い物をする人をも含めて少なくとも3人が、そのうち
2人は向かう形で、他の1人はそれら2人を見るように
居ることができるため、コミュニケーションを行い易
い。
〔別実施例〕
以下、本発明の別実施例を示す。
[1]第4図に示すように、上述した実施例において、
ユニット流し台(3)を奥壁に付けるのではなく、奥壁
との間にも人が入り得る大きさのスペース(B′)を形
成するように、つまり、ユニット流し台(3)の4方を
開放するようにユニット流し台(3)を配置する [2]第5図に示すように、室幅(L3)を開口(2A)の
幅(L1)よりも大きくする。この場合、図示するよう
に、自動販売機(5)等を体裁良く設置できる。
[3]第6図に示すように、作業空間(a)に仕切壁
(10)を設けて、作業空間(a)の入隅部に給湯室
(2)を形成する。
[4]上記実施例において、自動販売機(5)に代え
て、棚や収納ボックスを設置する。
尚、本発明で言う通路(1)とは、廊下で代表されるも
のの他、室内の壁際等、移動に供される部分を含む。
また、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る給湯室の実施例を示
し、第1図は斜視図、第2図は概略平面図、第3図は概
略正面図であり、第4図ないし第6図はそれぞれ本発明
の別実施例を示す概略平面図である。第7図は従来例を
示す概略平面図である。 (1)……通路、(3)……流し台、(2A)……開口、
(A)……作業スペース、(L1)……開口の幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 義夫 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 田ノ畑 好幸 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通路(1)の脇に凹入構成されるととも
    に、内部に流し台(3)が配置された給湯室であって、
    前記流し台(3)とその流し台(3)に対する作業スペ
    ース(A)とを通路(1)の長手方向に並べて配置し、
    前記通路(1)に内部を開放させる開口(2A)を、前記
    流し台(3)と作業スペース(A)とを通路(1)に臨
    ませる幅(L1)および位置に形成してある給湯室。
JP61260309A 1986-10-30 1986-10-30 給湯室 Expired - Lifetime JPH0754058B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61260309A JPH0754058B2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30 給湯室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61260309A JPH0754058B2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30 給湯室

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63114765A JPS63114765A (ja) 1988-05-19
JPH0754058B2 true JPH0754058B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=17346237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61260309A Expired - Lifetime JPH0754058B2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30 給湯室

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008006608A1 (de) 2008-01-30 2009-08-06 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Cabrioletfahrzeug

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Publication number Publication date
JPS63114765A (ja) 1988-05-19

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