JP2582101B2 - 化粧用スペース画成ユニット - Google Patents

化粧用スペース画成ユニット

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JP2582101B2 JP62331088A JP33108887A JP2582101B2 JP 2582101 B2 JP2582101 B2 JP 2582101B2 JP 62331088 A JP62331088 A JP 62331088A JP 33108887 A JP33108887 A JP 33108887A JP 2582101 B2 JP2582101 B2 JP 2582101B2
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憲一郎 青山
智 仲戸川
浩介 武井
浩 河村
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建物躯体の建設後、その床躯体上に組立式の
部屋を構築する仕方で化粧用のスペースを設けるに際
し、これを上下及び側方から画成するに必要な画成面の
内,側方に位置する面領域を得る為に設備するユニット
に関する。
(従来の技術) 近時、アーバンエリヤにおけるビルラッシュの刺激も
あって、内装設備のプレハブ化が大きく進展しており、
例えばオフィスビル内の化粧用コーナーやトレイの手洗
場兼化粧室、更にはサウナのメークルーム等、所謂化粧
用の屋内スペースもこの例に洩れるものではない。
然るに、建物躯体の内装に際し、プレハブ方式により
所望のスペースを画成する場合、従来、床を仕上げると
共に、壁装板と補強枠を一体的にユニット化して成る壁
パネルを建巡らして側壁を形成し、更に天井を着設若し
くは吊設するようにしていた。これによれば、天井と床
の仕上面により予定スペースの上下が画成され、壁パネ
ルの壁装面により側方が画成される。
そして、斯かるスペースの化粧の為の場として利用す
る場合に、側壁沿いの適宜な部分にエプロン付カウンタ
ーを突設して上方に壁掛鏡を設ける等することにより化
粧用の設備を施すか、そうした化粧用設備を支持材で支
持補強しユニット化した化粧用ユニットを設置するよう
にしていた。
つまり、従来は、そうした化粧用設備個々と壁パネ
ル、又は化粧用ユニットと壁パネルにより化粧用スペー
スの側方が画成されていた。
(発明が解決しようとする問題点) だが、画成の本質が二次元的な作用にあることの認識
が足りず、この為、化粧用スペースの側方が壁パネルの
壁装面と、装飾体としての化粧用設備の前面とにより前
後二重に、つまり、三次元的に画成される結果となり、
仕上用資材の節約上好ましくなかったし、施工上も二重
手間となっていた。
本発明は斯かる従来の問題点を有効に解決すべく為さ
れたもので、その目的とする処は、一重の仕上面で化粧
用スペースの側方を画成できる化粧用スペース画成ユニ
ットを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、建物躯体を建設後
に建物躯体内にプレハブ方式で化粧用スペースを設ける
に際し、建物躯体内の内部空間を間仕切壁で適宜区画
し、この間仕切壁の室内側にカウンターや鏡等の化粧用
設備を設けてなる化粧用スペース画成ユニットであっ
て、間仕切壁は、室外側の面にのみ壁装材を備え、間仕
切壁の室内側の化粧用スペース画成ユニットは、補強材
としての下地材と、この下地材の高さ方向中間部に設け
たカウンターと、このカウンター下方の下地材を覆う外
装部材と、このカウンター上方の下地材に略全面に亘っ
て取付けた鏡とからなり、カウンターと外装部材と鏡と
で間仕切壁の室内側の仕上面を兼ねる様にした。
(作用) 上記手段によれば、間仕切壁の内面側は、カウンタ
ー、外装部材、鏡等の化粧用設備が仕上面を兼ねるの
で、従来の壁パネル壁装部と化粧用設備との双方の役目
を果たすことが出来る。つまり、間仕切壁の前面によっ
て、化粧用スペースの側方が上下方向の略全体に亘り、
且つ化粧用スペースの側方の略全幅に亘って画成され、
同時にその中のカウンターと鏡の部分が本来の機能を発
揮する。
(実施例) 以下、添付図面に基いて、本発明の実施例を幾つか説
明する。
先ず、第1図を参照して第一の実施例に係る化粧用ス
ペース画成ユニットの説明を行なう。
第1図は化粧用スペース画成ユニットが適用された手
洗場の内部見取図である。
図中、Tは手洗場の全体を表し、手洗場Tは、不図示
の床躯体に防水施工を施して得た床1上に所定モジュー
ル幅の平壁パネルPf…(室内側壁装)を建巡らして左右
に細長い連結空間を囲撓する周壁2を形成し、その上部
間に吊天井3を吊設すると共に、正面奥と手前側の周壁
2平壁部間に間仕切用壁パネルを連設して上記連結空間
を複数の部屋空間に仕切り、内一つを女子用トイレに充
て、これに隣接する部屋Rの奥壁2a沿いに四連の洗面器
4…を備える幅広のトップカウンター式手洗場用配管ユ
ニット5を据付けた構成のもので、部屋Rを左右から画
成する間仕切壁6,7の壁パネルPm…は室外側のみを壁装
材で仕上げた片面壁装タイプとなっている。図中、8は
配管ユニット5に取合う湯水混合栓、9は同ユニット5
と床1との間の見切りを着ける入幅木である。
本実施例では、上記手洗場Tの間仕切壁6,7沿いに化
粧用スペース画成ユニットU1,U1′を連設することによ
り、これに臨む左右の室内側空間Sl,Srに化粧用スペー
スとしての機能を持たせており、ユニットU1,U1′は、
夫々、天井3と床1により上下を画成された化粧用スペ
ースSl,Srの側方を上下方向の略全体(ユニット高さh
=天井高さH−間接照明用間隙d)に亘り所定幅(w)
で画成する画成体10,10′と、これを裏側から補強支持
する下地材11,11′とを一体的にユニット化して構成し
たもので、各画成体10,10′は図示の様に鏡その他の化
粧用設備を含めて造られている。
即ち、画成体10,10′は、天井3との見切りを着ける
上側見切材としての間接照明板12,12′と、その下方に
広がる立見鏡13,13′と、これを見上げる腰高の擬石カ
ウンター14,14′と、このカウンター14,14′の前部下方
を覆う外装プレート15,15′と、プレート15,15′の下方
に位置して床1との見切りを着ける入幅木16,16′とに
より構成され、手前側ユニットU1の外装プレート上半部
15aには二重のティッシュケース17,17及びゴミ投入口1
8,18が設けられ、更に、手前側面がサイドカバー15bで
覆われており、一方、奥側ユニットU1′の場合、外装プ
レート15′の大部分が配管ユニット5の対応する側の端
面で隠され、配管取合用に不図示の開口が設けられてい
て、入幅木16′は配管ユニット5側の入幅木9と連続し
た格好になっている。尚、19は間接照明用の光源をなす
蛍光灯である。
上記実施例によれば、化粧用スペース画成ユニットU
1,U1′により、左右の間仕切壁6,7が全面的に覆われる
為、間仕切用壁パネルPmの室内壁に壁装材を必要とせ
ず、その分、低コストでの施工が可能であり、また、壁
パネルPfを背中合せに用いて間仕切壁を二重構造にしよ
うとする場合等、部屋Rに付いては、室内側の壁パネル
を省略して、室外側の壁パネルとユニットU1,U1′とを
直接背中合せにしても良く、しかも、通常の化粧用ユニ
ットと異なり、背中側の納まり条件に余裕があるので、
下地材11,11′に様々な工夫を凝らすことができる。
そして、立見鏡13,13′と腰高カウンター14,14′を組
合せた構成になっている為、立姿で化粧を行なうに都合
が良く、それに、カウンター14,14′の奥行を手洗場用
配管ユニット5の洗面器嵌め込みカウンター5a程深くす
る必要がないので、アイシャドーや口紅等微妙な部位の
化粧に際し、鏡面に顔を近付けても、腰を曲げて無理な
姿勢を取ることにならず、また服が濡れる心配もしなく
て済む。
尚、ユニットU1,U1′のカウンター14,14′は、前縁を
立上げ気味にして化粧用具の転落防止に充て、要すれ
ば、上面に適宜間隔で小物立てを形成しておく。
ところで、本発明は、そのユニークさにより、諸種の
実施態様を得ることが可能であり、以下にその一端を例
示しておきたい。
第2図乃至第4図は、夫々、第二乃至第四実施例に係
る化粧用スペース画成ユニットの斜視図であり、前記第
1実施例と同じものは同じ参照番号で表されている。
第2図に示す化粧用スペース画成ユニットU2は、前記
ユニットU1(サイズwxh)を倍幅(サイズ2wxh)とした
もので、やはり、前記同様の下地材21と画成体20を一体
的にユニット化して構成され、画成体20も、上側見切材
としての間接照明板22と、その下方に広がる立見鏡23
と、これを見上げる腰高カウンター24と、このカウンタ
ー24の前部下方を覆う外装プレート25と、入幅木26から
成り、ティッシュケース17とゴミ投入口18を備えている
が、カウンター24を支持する下地部21aにラグ21bを設け
て管路保持用ループ21cを取付け、配管ユニットとして
の機能を与えている。
第3図に示す化粧用スペース画成ユニットU3は、前記
ユニットU1(サイズwxh)に更に下地材30(幅wx高さ
H)を追加補強したもので、下地材30は標準サイズ壁パ
ネルPs(幅w/2x高さH)の壁装下地部31と補強枠32との
接合体を二連々結したものと、同壁パネルPsを二連々結
したものとを、支持材33…を介し、背中合せに接合して
構成されている。
第4図に示す化粧用スペース画成ユニットU4は、正面
視外形寸法wxHの画成体40を同外形寸法の下地材41で補
強支持した構成のもので、画成体40は、天井回縁部材42
と、その下方に広がる立見鏡43と、これを見上げる腰高
カウンター44と、このカウンター44の下方を覆う外装プ
レート45と、その下縁沿いに延設された入幅木46とから
成り、プレート45が中央の膝入部45aを介して左右の袖
部45b,45cに分けられ、夫々、ティッシュケース17とゴ
ミ投入口18が設けられている。
尚、以上において、照明用の光源は、画成体と下地材
いずれの側に取付けても良く、要すれば、ユニット外に
設けても良い。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明によれば、建
物躯体を建設後に建物躯体内にプレハブ方式で化粧用ス
ペースを設けるに際し、建物躯体内の内部空間を間仕切
壁で適宜区画し、この間仕切壁の室内側にカウンターや
鏡等の化粧用設備を設けてなる化粧用スペース画成ユニ
ットであって、間仕切壁は、室外側の面にのみ壁装材を
備え、間仕切壁の室内側の化粧用スペース画成ユニット
は、補強材としての下地材と、この下地材の高さ方向中
間部に設けたカウンターと、このカウンター下方の下地
材を覆う外装部材と、このカウンター上方の下地材に略
全面に亘って取付けた鏡とからなり、カウンターと外装
部材と鏡とで間仕切壁の室内側の仕上面を兼ねる様にし
たので、カウンターと鏡が化粧用スペースの側方の壁面
の仕上面を兼ねることとなり、仕上面としては間仕切壁
の前面だけを考えれば良く、壁面を前面と後面の二重に
しなくて済むから、壁面が一重で済み、設備コストがか
からない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を幾つか示したもので、第1図は
第一の実施例に係る化粧用スペース画成ユニットが適用
された手洗場の内部見取図、第2図乃至第4図は夫々第
二乃至第四の実施例に係る化粧用スペース画成ユニット
の斜視図である。 尚、図中、1は床、3は天井、6,7は間仕切壁、10,10′
は画成体、11,11′は下地材、12,12′は間接照明板、1
3,13′は立見鏡、14,14′は腰高カウンター、15,15′は
外装プレート、16,16′は入幅木、17はティッシュケー
ス、18はゴミ投入口、Hは壁パネル高さ、hはユニット
の高さ、Sl,Srは化粧用スペース、Tは手洗場、U1,U1′
は化粧用スペース画成ユニット、wはユニットの幅を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 浩 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶 機器株式会社東京支社内 (72)発明者 西村 国男 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−12025(JP,A) 実開 昭60−97818(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物躯体を建設後に建物躯体内にプレハブ
    方式で化粧用スペースを設けるに際し、建物躯体内の内
    部空間を間仕切壁で適宜区画し、この間仕切壁の室内側
    にカウンターや鏡等の化粧用設備を設けてなる化粧用ス
    ペース画成ユニットであって、 前記間仕切壁は、室外側の面にのみ壁装材を備え、 前記間仕切壁の室内側の化粧用スペース画成ユニット
    は、補強材としての下地材と、この下地材の高さ方向中
    間部に設けた前記カウンターと、このカウンター下方の
    下地材を覆う外装部材と、このカウンター上方の下地材
    に略全面に亘って取付けた前記鏡とからなり、 前記カウンターと外装部材と鏡とで前記間仕切壁の室内
    側の仕上面を兼ねる様にした、 ことを特徴とする化粧用スペース画成ユニット。
  2. 【請求項2】前記化粧用スペース画成ユニットの上端部
    に、前記天井面との見切りを着ける上側見切り部材を設
    け、且つ化粧用スペース画成ユニットの下端部に前記外
    装部材の下方に位置して前記床面との見切りを着ける幅
    木部材を設けたことを特徴とする前記特許請求の範囲第
    1項記載の化粧用スペース画成ユニット。
  3. 【請求項3】前記外装部材にティッシュケースを嵌め込
    み、更にゴミ投入口を設けた前記特許請求の範囲第1項
    記載の化粧用スペース画成ユニット。
  4. 【請求項4】前記下地材は、前記化粧用スペース画成ユ
    ニットと背中合せの壁パネルの補強枠を兼ねている前記
    特許請求の範囲第1項記載の化粧用スペース画成ユニッ
    ト。
JP62331088A 1987-12-26 1987-12-26 化粧用スペース画成ユニット Expired - Lifetime JP2582101B2 (ja)

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JPH01174750A JPH01174750A (ja) 1989-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012025A (ja) * 1983-07-01 1985-01-22 大野 隆義 トイレユニツト
JPS6097818U (ja) * 1983-12-09 1985-07-03 東陶機器株式会社 壁パネル

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JPH01174750A (ja) 1989-07-11

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