JPH07116852B2 - 水廻用部屋複合体 - Google Patents

水廻用部屋複合体

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JPH07116852B2
JPH07116852B2 JP62306499A JP30649987A JPH07116852B2 JP H07116852 B2 JPH07116852 B2 JP H07116852B2 JP 62306499 A JP62306499 A JP 62306499A JP 30649987 A JP30649987 A JP 30649987A JP H07116852 B2 JPH07116852 B2 JP H07116852B2
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憲一郎 青山
智 仲戸川
深雪 滝崎
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビルジング屋内の所望のエリアに設けられ水
廻設備を受入可能な構成とされる部屋の複合体に関す
る。
(従来の技術) 近時のアーバンエリアにおけるビルラッシュの様には目
を見張るものがあるが、そうしたビルジングの付加価値
性を高める基本的要因の一つとしてフロアプランニング
におけるフレキシビリティを挙げることができ、この点
で有利な体制を得るには、多様な設備に対処し得るよう
各階フロアのフリースペースを拡充しておくにしくはな
い。
然るに、そうしたビルジングの各フロアにはトイレ設備
を始めとする諸種の水廻設備が付きもので、その為のス
ペースを確保する必要があり、更に、例えばホテル或い
はオフィスビル等、身だしなみや粧いへの気遣いが多少
とも望まれる場所にあっては、化粧用のスペースを用意
しておくことも前提要件の一つとなる。
そこで、先ず、トイレの場合、従来は、例えばビルジン
グの躯体自身または躯体と一体の壁体で特定のエリアを
囲い、こうした囲い壁の内面に壁装材を貼着するか壁沿
いに壁パネルを建巡らすと共にその上部間に天井仕上パ
ネルを吊設若しくは張り渡し、床には防水施工を施し、
以って、専用のスペースを画成するようにしていた。そ
して、手洗場或いは湯沸場等他の水廻りの場所は、配管
や防水施工の絡みから、トイレと同じエリアまたはその
周辺エリアに割振るようにしていた。一方、化粧用スペ
ースは、対象となる利用者の幅に応じシンプルなものか
らゴージャスなものまで様々なバリエーションが与えら
れていたが、事の性質上、少なくとも表情百態を映し見
れる程度にはプライバシーを護ってあげることが望まし
く、そこで、通常であれば、やはり、特定の部屋を割当
てるか、奥まった場所に囲いを施す等の措置が講じられ
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) こうした事情の為、所与の床面積全体の内、トイレを始
めとする水廻りのエリアが大旨確定してしまった状態と
なり、その分フロアプランニングのフレキシビリティが
減殺されざるを得なかったし、一方、化粧用スペースに
付いても、わざわざ一部屋空けておくか、奥まった場所
を探さねばならず、この点、下手な場所を選ぼうものな
ら利用者の不興をかこい、不評を類所に及ぼす結果とさ
えなり、オフィスビル等にあっては特に頭の痛い処であ
った。
本発明は斯かる従来の問題点を有効に解決すべく為され
たもので、その目的とする処は、ビルジングのフロアプ
ランニングに際し、フロア本来のフレキシビリティを損
なうことなく、トイレを始めとする諸種水廻設備の為の
スペースを用意することができ、しかも化粧用スペース
の確保にも困ることのない水廻用の部屋の複合体を比較
的低コストで提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、ビルジングの屋内に
天井付の建物をプレファブ方式により組立てゝ所要のス
ペースを全体的に囲繞画成し、更に、このスペースを間
仕切用壁パネルで仕切ることにより、水廻用としての複
数の部屋空間を得、該水廻用部屋空間は配管設備を備
え、該配管設備をケーシングに収容ユニット化して建物
の床上に連続的に延設し、これら水廻用部屋空間の内、
少なくとも一つはトイレに充て、他の一つを化粧室とし
て利用するようにした。
(作用) 上記手段によれば、トイレと化粧室の分を含めともかく
必要とされる広さのスペースを、天井付の建物で全体的
に囲繞画成し、これを適宜仕切って、水廻設備を受入可
能な複数の部屋空間を得るようにしており、従って、そ
の内の一つをトイレ設備の為の場所として押え、他の一
つを化粧室に利用しても、当初のレイアウトプランに漏
れがなければ、水廻りのスペースが不足することはな
く、しかも、仕切調整の利き易い間仕切用壁パネルによ
る仕切方式なので、実際に必要とされるだけのスペース
を画成しておけば良い。しかも、工場生産のパネル物や
ユニット類を現場で組立てる所謂プレファブ方式により
建物を構築するようにしているので、その設置エリアが
特定されずコスト的な負担も少ない。
(実施例) 以下、本発明の実施例に係る水廻用部屋複合体の説明を
行なう。
第1図は部屋複合体の要部破断斜視図、第2図は同横断
平面図である。
図中、Cは部屋複合体の全体を示す。部屋複合体Cは、
ビルジングBdの床躯体Fb上に建巡らされて所要広さの左
右に細長い連結空間Sを側方から囲い込む周壁1と、こ
の周壁1の上縁間及び下縁間に水平に広がり連結空間S
の略全体を上下から画成する天井2及び床3とから成る
単一の屋内建築物で、本実施例では周壁1の前後の平壁
部1a,1b間に間仕切壁4〜8を設けることにより連結空
間Sが更に六つの水廻用部屋空間S1〜S6に仕切られ、夫
々適宜な内装を施すことにより、空間S1が手洗場付男子
用トイレ、S2が女子用手洗場を兼ねる化粧室、S3が女子
用トイレ、S4が喫煙所兼休憩室、S5が湯沸室、そしてS6
が掃除用流し場兼掃除用具収納室となっている。
ここで、主に第2図を参照して、上記部屋複合体Cの各
構成部分及び内装設備の詳細に付き説明する。
前記周壁1は、本実施例の場合、全周に及ぶ基礎枠9及
び天井枠10(第1図)と四隅のコーナーポスト11〜14等
の支柱から成る構造枠に、複数系統の幅方向モジュール
に基き製作されたモジュラー壁パネルP1〜P5,P7及び幅
詰の非モジュラー壁パネルP6と、それらに出入口の付い
た壁パネルP2′〜P6′とを適宜建付けて連結し(尚、P1
〜P7,P2′〜P6′はいずれも片面壁装)、壁躯体Wb沿い
の適所に補助支持具15〜19を介設すると共に、前側と左
側の平壁部1a,1c全体及び右側の平壁部1dの一部を適宜
な壁装パネルPf1やPf2で外側から仕上たもので、壁装パ
ネルPf1,Pf2の上縁は天井枠10よりも上方に突出させ、
壁躯体Wbの壁装高さに合せる。
尚、各壁パネルP1〜P7,P2′〜P6′の建付けは、必ずし
も構造枠に頼る必要はなく、壁パネルのみを建並べ連結
していくようにしても良い。いずれにしろ、天井2や間
仕切壁4〜8と平行して仕上ていくことは差支えない。
そして、周壁1を、できるだけ壁躯体Wbやその他の壁体
に平行に隣接させ、上記壁装パネルPf1やPf2等、使用さ
れる壁装材の節約を図るようにする。
天井2(第1図参照)は、本実施例の場合、天井枠10間
に縦横に天井補強梁Rb…等を渡し、各コーナーにも補強
用の三角プレートRpを捨張りし、以って、天井パネルPc
…を補強梁に下方より着設して張り込んでいくようにし
ているが、これに限ることはなく、例えば、補強梁を野
縁受として利用し、これより垂設した野縁で天井パネル
を保持するようにしても良い。
床3は、乾式の防水床とするが、好ましくは壁パネルに
応じたモジュール幅のフロアブロックを敷詰め、シート
防水を施し、適宜な床仕上材で仕上げるようにする。
間仕切壁4〜8は、間仕切用の両面壁装モジュラー壁パ
ネルP8と、これに出入口を付けたものP8′及び同サイズ
で片面壁装となったものP8″とを適宜連結して建付け
る。尚、後側平壁部1bに当接する各間仕切用壁パネルの
下半部には、配管ユニット取合用の開口を設けておく。
この点、好ましくは、間仕切用壁パネルの建付前に、配
管ユニットを据付けておくようにする。
次いで、内装設備に移り、先ず、男子用トイレS1に対し
ては、大便器20付きの配管ユニット21と、小便器22の付
いた配管ユニット23と、洗面器24が嵌着されて手洗場用
配管ユニット25とを後壁沿いに連設した後、モジュール
幅の仕切用ブース26及び出入口付ブース27を前後に建付
けて全体を大便所側及び小便所側のサブスペースS1a,S1
bに区分し、小便所側S1aには更に目隠し用の衝立28を立
てゝ表向き手洗場S1cとの区別を付け、以って、鏡M1や
照明灯L1,L2を取付けた構成を採用している。外部との
出入りは、手洗場S1c正面の出入口E1に任せ、こゝを通
り勝手としているが、大便所側S1aの場合、ブース27に
ドア29を付け、プライバシーの確保を期している。尚、
大便器20は、好ましくは、股間洗浄型、例えばウォシュ
レット付きとする。
女子用手洗場兼化粧室S2の場合、通り勝手の出入口E2を
入った正面奥に、手洗場ユニット30と化粧用大鏡M2を設
け、更に左右の壁面に化粧用スペース画成ユニット31,3
1′及び31″を設置した格好になっている。
女子用トイレS3に対しては、大便器32の付いた配管ユニ
ット33を後壁側に設置し、前壁側には照明灯L2等を取付
け、以って、化粧室S2との間にドアD2の付いた出入口E3
を設けて出入りを可能とする。大便器32も、出来れば、
股間洗浄型とする。
喫煙所兼休憩室S4は、出入口E4を入った正面奥に喫煙設
備付配管ユニット40とテレビ41を配設し、右手の壁沿い
にソファー42を置く。出入口E4にはドアD3を付け、副流
煙の拡散を防ぐ。
湯沸場S5には、後側平壁部1b沿いに湯沸台ユニット43を
据付け、その上方に食器棚44(第1図)を壁掛けする
が、好ましくは、適宜容量のガス給湯器と比較的コンパ
クトなキッチンシステムを配備する。また前側平壁部1a
に出入口E5を設けて、これを通り勝手としておく。
掃除用流し場兼掃除用具収納室S6には、流し用水槽45及
びパン46と配管ユニット47を配備し、更にトイレ清掃用
モップ48や、その他の場所を清掃する為のモップ49等の
掃除用具を収納できるようにしておき、出入口E6はドア
D4付とする。
そして、ユニット21,23,25,30,33,40,43及び47と、3
1′,31″の一部とに通されている例えば上水管50、通気
管51、中水管52、汚水管53等の配管系Piを躯体側の関連
管路と接続する。尚、本実施例では、斯かる配管系Piを
床上配管の形で各部屋空間S1〜S6に通すことにより、こ
れらの部屋に水廻用スペースとしての立場を与えている
が、水廻用設備を受入可能な構成とするのであれば、こ
れに限るものではない。
ここで、第3図を参照して、化粧室S2の詳細に付き述べ
る。
第3図は女子用トイレ及び手洗場兼化粧室の内部見取図
である。
上下を天井2及び床3で画成され左右を間仕切壁4,5で
仕切られた化粧室S2の正面に位置する手洗場ユニット30
は、二連の洗面器34,34と湯水混合栓35,35を備える幅広
カウンター30aのエプロン部30bを前開き扉付小物収納場
所とした配管ユニットになっていて、洗面器34やユニッ
ト水混合栓35と取合う管路の外に、関係配管ユニット
(例えば、隣合う女子用トイレS3の大便器32付配管ユニ
ット33)中の管路に接続される連絡配管が収容されてい
る。
化粧室S2を仕切る間仕切壁4,5は、トイレS3との間のド
アD2付連絡口E3が形成された間仕切用壁パネルP8′の部
分を除き、スペースS2側の壁装が省略されていて、対応
する壁面領域全体を前記化粧用スペース画成ユニット3
1,31′,31″が覆っている。
化粧用スペース画成ユニット31,31′,31″は、腰高カウ
ンター36,36′,36″の上面より夫々立見鏡37を立上げ、
その上縁を間接照明用部材38で見切り、部材38背部に発
光体39を配置した構成のもので、カウンター36,36′,3
6″の各エプロン部36a,36′a,36″aは床3近傍まで垂
設し、幅木部材39で下縁の見切りを付ける。そして、エ
プロン部36a,36′aの適宜位置にティッシュケースtや
ゴミ投入口rを設け、またエプロン部36″aの手洗場ユ
ニット30との接合部に配管取合用の開口を形成してお
く。
尚、本実施例では、化粧室S2に女子用トイレS3の手洗場
を兼ねさせて、洗面器34の共用化を図っているが、洗面
所付化粧室と手洗場付女子トイレとに分けることは差支
えない。
上記実施例によれば、ビルジングBdの屋内に天井2付の
部屋複合体Cをプレファブ方式により組立てて所要のス
ペースSを画成し、これを間仕切用壁パネルP8,P8′,P
8″で複数の水廻用部屋空間S1〜S6に仕切り、その内の
少なくとも一つ、本実施例では二つS1,S3にトイレ用設
備を設け、他の一つS2を化粧室として利用するようにし
ているので、単に体裁の良い化粧用スペースを確保でき
るだけでなく、トイレを始めとする諸種の水廻りの領域
を、共通フロアとしての床躯体Fb上適宜なエリアに、ま
とめて位置させることができ、何も予め特定のエリアを
用意しておく必要がない。従って、床躯体Fbのフロアプ
ランニングに際し、存分なフレキシビリティを期待で
き、しかも、例えば、ワンフロアに二つ以上のオフィス
が入る場合等、そうした水廻り設備を夫々のオフィスに
設けることが比較的容易となる。
また、コスト面に絞って見ても、単に部屋複合体Cがプ
レファブ方式である為に設置費用が少なくて済むだけで
なく、従来の躯体造作までもが不要となるので、大幅な
コスト減が可能となる。
しかも、各部屋空間S1〜S6の間に一つ間仕切壁4〜8を
入れるだけで良く、その分、可成りの工期短縮及び資材
節約が可能となる。
ところで、上記部屋空間S1〜S6の割振りに際しては、最
小限、トイレスペースと化粧用スペースが確保されてさ
えいれば良く、例えば、S4を禁煙休憩室或いは娯楽室と
し、場合によってはシャワールームとして利用する等、
その利用形態及び部屋順は任意であり、従って、内装設
備特にユニット関係の共用化や取合関係を考慮して最適
のレイアウトを得ることができる。
また、連結空間Sの間仕切りパターンや間仕切壁の個数
及び平面視形状も任意に定めて良い。
特に、隣り合う部屋空間の間で一寸したスペースを融通
し合うことができる点極めて便利であり、例えば、間仕
切壁4を途中で空間S2側にZ字状に入り込ませて男子用
トイレS1側にも化粧用スペース画成ユニットを配備する
等の措置が可能である。
この点、場合によっては、間仕切壁として、平面視略H
形やL形或いはT形、V形等の英文アルファベットシリ
ーズ又はΩ形、Π形のようなギリシャ文字シリーズ等、
適宜なシリーズ品を用意しておき、これらを単独で用
い、或いは組合せ、以って、オプショナブルな部屋空間
やサブスペースを提供できるようにしても良く、そうし
た役目を適宜なブースに任せても良い。
また、本実施例では、所要配管Piを、例えば21a(第1
図)に示すようなケーシングに収容して床上ユニット2
1,23,25,30,34,40,43,47とし、床3を乾式の防水床とし
ているので、施工が楽であるばかりか、水廻りであるこ
とを余り意識する必要がなく、この点でも、部屋複合体
Cの設置エリアを自由に選ぶことができる。
それに、周壁1の人目に触れる部分を壁装パネルPf1,Pf
2等で覆うようにしたので、壁パネルP1〜P7,P2′〜P6′
として片面壁装のものを使用できるばかりか、周壁1を
壁躯体Wbにのみ沿わせる必要がない。
しかも、周壁1の一部を意図的に壁躯体Wbに隣接させて
いるので、その分、壁装材を節約でき、躯体側フロアス
ペースの有効利用にも連ながり、部屋複合体C位置決め
の際の隅出しも便利で、しかも、壁躯体Wbとの間をダク
トスペースとして積極的に利用することもできる。
尚、斯かる部屋複合体Cを公共性の高い場所に構築する
場合、好ましくは、各部屋空間の出入口を広く取り、特
にトイレ関係のスペースは、内装設備を身障者の利用し
易いものにする。
ここで、第4図を参照して、前記補助支持具15〜19の変
更例を説明しておく。
第4図(A)〜(D)は補助支持具の変更例を示す模式
的斜視図であり、前記実施例と同様な部材は同じ参照番
号で表わされている。
第4図(A)には、第1の変更例に係る補助支持具115
が示され、支持具115は、後端が壁躯体Wbに当接保持さ
れた腰部115aと、腰部115aの前端で二股になり下端で床
躯体Fbを踏まえる左右の脚部115b,115cとから成り、上
方の支持具15と協働して周壁1のコーナー部を補助的に
支持する。
第4図(B)は、第2変更例に係る補助支持具125を示
し、支持具125も、後端が壁躯体Wbに当接保持された腰
部125aと、この腰部125aの前端で二股になり下端で床躯
体Fbを踏まえる左右の脚部125b,125cとを有するが、二
股分岐部に更にコーナーポスト11を係止する為のループ
125dを備えている。
また、第4図(C)は、第3変更例に係る一対の補助支
持具135を示したもので、支持具135は、後端135aが壁躯
体Wb側の水平基準線Hr上に位置し、部屋複合体Cの天井
枠10コーナー部を、前端135bで引留めている。
そして、第4図(D)は、第4変更例に係る補助支持具
145を示しており、支持具145は、構造枠のコーナーポス
トを兼ねる支柱145aと、この支柱145aの上部より水平に
突出して壁躯体Wbに当接する腕部145bと、支柱145aの下
端部で二股になり基礎枠方向に延出する左右の足部145
c,145dとから成る。
尚、こうした支持具115,125,135,145は、部屋複合体C
の形状及び寸法に応じて適宜配備するものとし、寸法に
よっては、省略しても差支えない。また、部屋複合体C
構築時の治具としてのみ利用するのでも構わない。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明によれば、プレ
ファブ方式により組立てた天井付の建物で所要のスペー
スを全体的に囲繞画成し、これを間仕切用壁パネルで仕
切って、水廻用としての複数の部屋空間を得、該水廻用
部屋空間は配管設備を備え、該配管設備をケーシングに
収容ユニット化して建物の床上に設け、その内、一つを
トイレに充て、他の一つを化粧室として利用するように
している為、トイレを始めとする諸種水廻領域と化粧用
スペースとの双方に付き、その設置エリアが特定されず
に済み、従って、フロアプランニング上のフレキシビリ
ティを存分に享受できる。しかも、間仕切用壁パネルで
の仕切調整により部屋空間相互間のスペース的な融通を
図ることができるので、実際に必要なだけの広さのスペ
ースを画成しておけば良く、従って、省スペースの面で
も極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係る水廻用部屋複合体に付き示
したもので、第1図は部屋複合体の要部破断斜視図、第
2図は同横断平面図、第3図は女子用トイレ及び手洗場
兼化粧室の内部見取図、第4図(A)〜(D)は補助支
持具の変更例を示す模式的斜視図である。 尚、図中、1は周壁、2は天井、3は床、4〜8は間仕
切壁、20,32は大便器、22は小便器、24,34は洗面器、2
1,23,25,30,33,40,43,47は配管を収容するユニット、C
は建物としての部屋複合体、Fbは床躯体、P1〜P7,P2′
〜P6′は壁パネル、P8,P8′,P8″は間仕切用壁パネル、
Pcは天井パネル、Sは連結空間、S1は男子用トイレ、S2
は女子用手洗場兼化粧室、S3は女子用トイレ、S4は喫煙
所兼休憩室、S5は湯沸場、S6は掃除用流し場兼掃除用具
収納室、Wbは壁躯体を表している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝崎 深雪 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶機 器株式会社東京支社内 (72)発明者 西村 国男 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルジングの屋内に天井付の建物をプレフ
    ァブ方式により組立てて所要のスペースを全体的に囲繞
    画成し、 該スペースを間仕切り用壁パネルで複数の水廻用の部屋
    空間に間仕切り、 該水廻用部屋空間は配管設備を備え、該配管設備をケー
    シングに収容ユニット化して前記建物の床上に連続的に
    延設し、 該水廻用部屋空間の少なくとも一つはトイレに充て、他
    の一つを化粧室とした水廻用部屋複合体。
  2. 【請求項2】前記建物の床を乾式の防水床としたことを
    特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の水廻用部屋
    複合体。
  3. 【請求項3】前記建物の外側面に壁装を施したことを特
    徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の水廻用部屋複
    合体。
  4. 【請求項4】前記建物の外側面を前記ビルジングの壁躯
    体に臨ませたことを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項記載の水廻用部屋複合体。
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