JPH02600Y2 - - Google Patents

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JPH02600Y2
JPH02600Y2 JP12022485U JP12022485U JPH02600Y2 JP H02600 Y2 JPH02600 Y2 JP H02600Y2 JP 12022485 U JP12022485 U JP 12022485U JP 12022485 U JP12022485 U JP 12022485U JP H02600 Y2 JPH02600 Y2 JP H02600Y2
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water supply
hot water
pipe
container
bathtub
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JP12022485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、家庭用のバランス型風呂釜の給水・
給湯配管構造に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
浴室内において浴槽の側方に設置して使用する
バランス型風呂釜(以下器匣という)は、器匣の
上部前方に設けた操作化粧板にガス・水系の操作
部を有し、その後方の左右何れかの一側寄りの位
置に浴槽への湯落し込み用の吐出管を、その反対
側にシヤワー部を配設すると共に、それらの各操
作具を配設し、かつ器匣の後部または側部に浴室
壁を貫通して屋外に突出する給排気筒を連設し、
また器匣の所定部に給水、給湯配管を夫々配備し
た構造としている。
ところで、このバランス型風呂釜から浴室外に
給湯する場合には、その給湯配管がコンパクトな
浴室内に露出することになるので、配管位置如何
によつて入浴者が熱い給湯配管に触れて火傷をす
る危険性があるので、使用中の安全を考慮しなけ
ればならない。また、熱交換器などの内部機構を
点検、補修などの際に、上蓋の開閉が楽に行なえ
るようにする必要がある。これらの点を考慮した
配管構造が実公昭56−2116号公報に開示されてい
る。この公知の配管構造は、第4図に示すよう
に、器匣の後部寄りの上面に給水接続口aと給湯
接続口bとを突設し、その各接続口に給水管cお
よび給湯管dを接続する。その際、給水管cを給
湯管dよりも上方に位置させ、かつ両配管が器匣
側方中央部の近くに位置するまで器匣の上部側方
に沿つて屈曲配設すると共に、器匣側面上方に浴
室壁Wに沿つて立上がらせて給水本管eおよび給
湯本管fに夫々接続させている。
しかし乍ら、このような配管構造では、狭い浴
室内に配設した給湯・給水用の配管構造が人に威
圧感を与えて外観上も好ましくない。また、各配
管がコンパクト化した浴室内へ露出され、かつ、
一応は前述した如く熱い給湯配管に触れにくいよ
うに配管配置の工夫がなされてはいるけれども、
入浴者が老人・子供等の場合には依然として火傷
を負う危険があり、実用上未だ不十分である。そ
こで最近はその対策として給湯管に断熱材を被覆
させることが行なわれており、これらのために配
管施工費がコスト高となるという問題がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上述のような従来技術の問題点を改
善し、器匣からの給水・給湯配管方式であつて
も、配管の露出部をできるだけ短かくし、操作時
には配管が邪魔にならず、かつ故意に器匣の後部
寄り隅まで手を延して給湯管に触れぬ限りは火傷
を負うことがないと共に、外観上からは全く威圧
感を受けずに美感上も好ましいバランス型風呂釜
の給水・給湯配管構造を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記の目的を達成せんがため、浴槽
の側方に設置した器具本体内に湯沸器と風呂釜を
内蔵し、該器匣の上部前方側にガス、水系の操作
部を有し、その後方に左右何れか一側寄り位置に
浴槽への湯落し込み吐出管を、その反対側にシヤ
ワー部を配設すると共にそれらの各操作具を配設
し、かつ器匣上部を上蓋で閉塞し、その後部また
は側部に浴室壁を貫通して屋外に突出する給排気
筒を連設したバランス型風呂釜において、器匣の
後部寄りの上面の前記吐出管を装着した左右何れ
かの側に給水接続口を設けると共に、これと反対
側に給湯接続口を設け、これらの各接続口に連結
した給水可撓管および給湯可撓管を吐出管側とは
反対側の浴室壁より突出する給水本管および給湯
本管に夫々接続し、さらに器匣の上部後方に支持
金具を固着し、操作化粧板の後方端から支持金具
にかけて上蓋の上面部を遮蔽すると共にその後部
寄り個所に所要の切欠孔を切裁して設けた天板を
固着し、この切欠孔に前記給水可撓管および給湯
可撓管とその各接続部を臨ませたものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の給水・給湯配管構造の実施の一
例を第1図乃至第3図に基づいて説明する。
第1図は左タイプのバランス型風呂釜の使用状
態を示す外観斜視図、第2図は要部をなす後方部
分の一部切欠分解斜視図、第3図は切欠孔が形成
される前の状態を示す天板の一部切欠斜視図であ
る。
図において、1はバランス型風呂釜の器匣で、
該器匣1内に湯沸器と風呂釜を装備しており、そ
の上部前方側に操作化粧板2を設け、該操作化粧
板2にガス・水系の操作部3や吐出管4およびシ
ヤワー5並びに吐出管4、シヤワー5の操作具6
を配設していると共に、前記器匣1は上部を上蓋
7で気密に閉塞してその後部または側部(実施例
は後部)に浴室壁Wを貫通して屋外に突出する給
排気筒8を連設している。前記吐出管4はシヤワ
ー5の接続部とは反対側の位置に、浴槽Aへの湯
落し込み用として回動自在に装着している。aは
給水接続口で、前記器匣1の後部寄りの上面の前
記吐出管4を装着してある側(実施例は右側)に
設けている。bは給湯接続口で、前記給水接続口
aの反対側(実施例は左側)に設けている。e・
fは給水本管と給湯本管で、洗面室や他の室に給
水および給湯を行なうべく浴室壁Wや他の壁の内
部を通して前記器匣1の後部寄り個所の浴室壁W
へその端末をそれぞれ臨ませている。9は給水可
撓管で、一端を前記給水接続口aに接続すると共
に他端を給水本管eに接続している。10は給湯
可撓管で、一端を前記給湯接続口bに接続すると
共に他端を給湯本管fに接続している。11は前
記器匣1の後部寄りの上部の所定位置に固着した
後述する天板12を受ける支持金具である。
12は前記操作化粧板2の後方部から前記支持
金具11にかけて延設して前記上蓋7の上面を遮
蔽する合成樹脂製等からなる天板で、該天板12
は前記器匣1の横巾と略同一寸法を有し、かつ左
右両側に所定の高さhをもつた折曲縁13を有す
ると共に、後部には前記給水接続口aおよび給湯
接続口bが突出し得る位置に切欠孔14を設けて
いる。なお、この切欠孔14は、前記天板12の
所定の裏面位置に刻設溝15で囲んだ未開口状の
部分16として形成されており、現場の給水・給
湯配管事情に応じて刻設溝15沿いに切欠孔14
を容易に形成出来るようになつている。17は前
記器匣1の前面下部に設けたガス接続口18に接
続したガス供給管である。
本考案はこのような構成からなり、器匣1の配
管施工に際して、先ず浴室内の浴槽Aの側方に給
排気筒8を含む一式の器匣1を並設した後、器匣
1の上部の後部寄りの所定位置に支持金具11を
固着し、かつ、器匣1の後部寄りの上面の左右両
側部のうち、吐出管4を装着してある側に設けた
給水接続口aと、これとは反対側に設けた給湯接
続口bとにそれぞれ給水可撓管9と給湯可撓管1
0の一端を接続し、その各給水、給湯可撓管9,
10の他端側を浴室壁Wに臨んでいる給水本管e
と給湯本管fとにそれぞれ接続する。また器匣1
の前面に設けたガス接続口18にガス供給管17
を接続する。このようにして、器匣1側の配管関
係の工事を行なつた後、操作化粧板2の後方部か
ら支持金具11に亘る部位へ器匣1の上部を気密
状に閉塞している上蓋7の上面部を覆う如く天板
12で遮蔽する。その際、天板12には切欠孔1
4を設けてあるので、この切欠孔14に前述した
給水接続口aと給水可撓管9および給湯接続口b
と給湯可撓管10の各接続部が無理なく挿入され
埋設状に位置するようになる。そして、この天板
12を操作化粧板2や支持金具11上の所定部に
定置させて取止ねじ19等を介して固着する。
なお、前記の実施例における説明は、左タイプ
のバランス型風呂釜の使用状態の配管構造として
説明をしたが、これとは反対の右タイプのバラン
ス型風呂釜に適用してもよいことは云うまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の給水・給湯配管構
造によれば、次のような効果が得られる。
本考案は、器匣の後部寄りの上部に給水・給湯
配管用の各接続口を設け、その接続口に各可撓管
を介して器匣側の浴室壁に臨ませた給水本管およ
び給湯本管にそれぞれ接続し、かつその器匣上の
各接続部を上蓋の上面を遮蔽する天板の後部で覆
うようにしているため、従来の配管方式に比較
し、ガス・水系の操作部および操作具等と給水・
給湯配管側とが離れて位置していると共に、その
露出管長の短かいので、給湯吐出等の操作時に何
ら配管が邪魔にならず、かつ故意に器匣後部の給
湯管に触れない限り火傷をする危険がなく、また
露出部は可撓管とし、その器匣側の接続部は天板
で覆つていることから、配管構造から威圧感を受
けることなく、器匣と浴槽は恰かも単一物の如き
外観を呈し、美感上好ましいものとなるうえ、天
板上に入浴用器具等を載置できて浴室のスペース
が有効に活用できる。また、配管設置位置からみ
て従来のように特に断熱材で被覆する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバランス型風呂釜の給
水・給湯配管構造の一実施例を示した外観斜視
図、第2図は第1図の要部である後方部分の一部
切欠分解斜視図、第3図は第2図の切欠孔が形成
される前の状態を示す天板の一部切欠斜視図であ
る。第4図は従来のバランスド型風呂釜の給水・
給湯配管構造の外観斜視図である。 1……器匣、2……操作化粧板、3……ガス・
水系操作部、4……吐出管、5……シヤワー、6
……操作具、7……上蓋、8……給排気筒、9…
…給水可撓管、10……給湯可撓管、11……支
持金具、12……天板、13……折曲縁、14…
…切欠孔、15……刻設溝、17……ガス供給
管、18……ガス接続口、a……給水接続口、b
……給湯接続口、e……給水本管、f……給湯本
管、W……浴室壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽の側方に設置した器匣内に湯沸器と風呂釜
    を内蔵し、該器匣の上部前方に設けた操作化粧板
    にガス・水系の操作部を有し、その後方の左右何
    れか一側寄り位置に前記浴槽への湯落し込み吐出
    管を、その反対側にシヤワー部を配設すると共に
    それらの各操作具を配設し、かつ前記器匣上部を
    上蓋で閉塞し、その後部または側部に浴室壁を貫
    通して屋外に突出する給排気筒を連設したバラン
    ス型風呂釜において、前記器匣の後部寄りの上面
    の前記吐出管を装着した左右何れかの側に給水接
    続口を設けると共に、これと反対側に給湯接続口
    を設け、これらの各接続口に連結した給水可撓管
    および給湯可撓管を前記吐出管側とは反対側の浴
    室壁より突出する給水本管および給湯本管に夫々
    接続し、さらに前記器匣の上部後方に支持金具を
    固着し、前記操作化粧板の後方端から前記支持金
    具にかけて前記上蓋の上面を遮蔽すると共にその
    後部寄り個所に所要の切欠孔を設けた天板を固着
    し、該切欠孔に前記給水可撓管および給湯可撓管
    とその各接続部を臨ませたことを特徴とするバラ
    ンス型風呂釜の給水・給湯配管構造。
JP12022485U 1985-08-07 1985-08-07 Expired JPH02600Y2 (ja)

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JP12022485U JPH02600Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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JPS6229044U JPS6229044U (ja) 1987-02-21
JPH02600Y2 true JPH02600Y2 (ja) 1990-01-09

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