JP2560739Y2 - 浴室シャワーの配管構造 - Google Patents

浴室シャワーの配管構造

Info

Publication number
JP2560739Y2
JP2560739Y2 JP3928792U JP3928792U JP2560739Y2 JP 2560739 Y2 JP2560739 Y2 JP 2560739Y2 JP 3928792 U JP3928792 U JP 3928792U JP 3928792 U JP3928792 U JP 3928792U JP 2560739 Y2 JP2560739 Y2 JP 2560739Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shower
panel
apron
pipe
bathroom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3928792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH061468U (ja
Inventor
浩之 齋藤
秀樹 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP3928792U priority Critical patent/JP2560739Y2/ja
Publication of JPH061468U publication Critical patent/JPH061468U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2560739Y2 publication Critical patent/JP2560739Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシャワー付き浴室ユニッ
トのシャワー配管の設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室ユニット内に取付けられるシャワー
パネルへの配管の設置構造としては、例えば図3の(a)
および(b) に示すように、壁パネル101aの外廻りに
沿ってシャワー配管117,118を這わせ、シャワー
パネル111,112の配置部位で壁パネル101aを
貫通させて浴室101内に導いた後、シャワーパネル1
11,112に接続するといった構造が一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記したシ
ャワー配管の設置構造によれば、壁パネルの組立て工程
前に、壁パネルの外壁面に配管を固定する作業が必要で
あるとともに、壁パネルの組立て作業と配管の接続作業
とを同時に行わなければならず、しかも、シャワーパネ
ルの設置作業とその配管接続とを同時に行う必要があっ
て、それらの組立て時の作業が困難である。また、配管
が壁パネルの裏面側に隠れるため、故障の発生による部
品交換などのメンテナンスの際に、壁パネルを分解しな
いと作業できないといった問題がある。さらに、壁パネ
ルの裏面側に配管の設置スペースを確保する必要があ
り、その配管スペース分だけ浴室内スペースが狭くなる
といった問題もある。 本考案は、上記の従来の問題点
を解消すべくなされたもので、その目的とするところ
は、浴室に設置された一対のシャワーパネルに配管を接
続するにあたり、その接続作業が容易で、かつ、後のメ
ンテナンス作業を容易に行え、しかも設置による浴室内
のスペース減を低く抑えることが可能な配管構造を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例に対応する図1,図2を参照しつつ
説明すると、本考案は、浴槽1の洗い場2側の側面に、
側方端部が浴室内壁面3まで延びるエプロン4が装着さ
れているとともに、洗い場2には、それぞれ、浴室内壁
面3から突出して形状で、その下部が洗い場床面2aの
近傍に位置する二つのシャワーパネル10および20
が、所定の空間を隔てて互いに対向して、かつ、その一
方のパネル10の背面がエプロン4の前面に隣接するよ
うに配置された浴室において、上記の二つのシャワーパ
ネル10,20に接続する配管の設置構造であって、エ
プロン4側のシャワーパネル10への配管7は、そのエ
プロン4の裏面側から、このパネル10の内部へと突き
出して、そのパネル内の配管接続部13aに接続され、
その他方のシャワーパネル20への配管8は、洗い場床
面2aのコーナ部Cの位置で、エプロン4から突出し
て、このエプロン4側のシャワーパネル10を貫通し、
洗い場床面2aのコーナ部Cに沿って進んで、その先端
がこの他方のシャワーパネル20内の配管接続部23a
に接続されているとともに、エプロン4側のシャワーパ
ネル10には、洗い場床面2aのコーナ部Cの近傍に、
配管の接続作業用の開口部11aが設けられ、かつ、上
記の二つのシャワーパネル10と20と間における洗い
場床面2aのコーナ部Cには、このコーナ部Cで露出す
る配管8および開口部11aの目隠し用の化粧カバー6
が取外し自在に配置されていることによって特徴づけら
れる。
【0005】
【作用】シャワー配管7,8は、取外し可能なエプロン
4の裏面側、および浴室内壁面3と洗い場床面2aとの
コーナ部Cに配置することで、浴室内での作業によって
組立て・分解を行うことができる。しかも、配管8の露
出部分は、浴室使用に際しては、デッドスペースに近い
洗い場床面2aのコーナ部Cであるので、利用空間に対
する影響も少なく、また、その露出部分等を隠す化粧カ
バー6は、シャワー使用時の足置き台として利用でき
る。
【0006】ここで、エプロン4側のシャワーパネル1
0への配管は浴室内に露出しないので、その接続はパネ
ル内での作業となるが、このパネル10に開口部11a
を設けておくことで、その配管接続は、シャワーパネル
10の設置後の作業とすることが可能となる。
【0007】
【実施例】図1は本考案実施例の要部構造を示す斜視図
で、図2はその実施例の配管部分を抽出して示す斜視図
である。
【0008】浴槽1の洗い場2側の面にはエプロン4が
装着されている。このエプロン4は着脱自在で、その一
端部は浴室内壁面3にまで延びている。洗い場2には、
それぞれ浴室内壁面3から突出する構造の一対のシャワ
ーパネル10および20が配置されている。
【0009】この二つのシャワーパネル10,20は、
FRP等で成形されたパネルで、洗い場床面2aの近傍
から立ち上がり、その互いに対向する壁体11と21
に、それぞれ、複数個のシャワーノズル5・・5が、互い
に対応する位置関係で配置されている。また、その対向
する壁体11と21との間に形成される空間の広さは、
入浴者が立った状態で入ることのできる程度の大きさ
で、従って、この一対のシャワーパネル10,20でボ
ディシャワーを楽しむことができる。
【0010】さらに、各シャワーパネル10,20の互
いに対向する壁体11,21は、それぞれ、洗い場床面
2aと浴室内壁面3とのコーナ部Cに相当する部分が切
り欠かれている。この各切り欠き11a,12aは、後
述するシャワー配管7,8の接続作業が行える程度の大
きさである。
【0011】なお、各シャワーパネル10,20には、
シャワーノズル5・・5に、それぞれ連通する内部配管2
3(エプロン4側のパネル1には図示せず)が設けられ
ており、その各端部が、これらシャワーパネル10,2
0へのシャワー配管の接続部13a,23aとなってい
る。そして、その接続部13a,23aが、それぞれ切
り欠き11a,12aの位置にまで臨んでいる。
【0012】さて、以上の構造におけるシャワー配管の
接続手順とともに、その設置構造を説明する。まず、エ
プロン4の裏面側に、2本のシャワー配管7および8を
通しておき、その一方のシャワー配管7をエプロン4の
壁体と、このエプロン側のシャワーパネル10の壁体1
2とを貫通させて、そのシャワーパネル10の内部に直
に導いて、内部配管の接続部13aに接続する。この接
続作業は、切り欠き11aを通じて行うことができるの
で、シャワーパネル10の固定作業の後においても施工
可能である。
【0013】次に、他方のシャワー配管8は、エプロン
4の壁体と、このエプロン側のシャワーパネル10の壁
体12とを貫通させた後、洗い場床面2aのコーナ部C
に沿って延長して、他方のシャワーパネル20内部の接
続部23aへと導いて接続する。この接続作業は、先と
同様に、切り欠き21aを通じてパネル内部で行っても
よいし、あるいは、このシャワーパネル20の固定前
に、内部配管23に連絡配管をあらかじめ接続して、そ
の連絡配管の端部を切り欠き21aを通じてパネル外方
へと臨ませておき、この連絡配管とシャワー配管8とを
パネル20の外部で接続するといった手法を採用しても
よい。
【0014】そして、一対のシャワーパネル10と20
との間の洗い場床面2aのコーナ部Cに、このコーナ部
Cで露出するシャワー配管8ならびにパネルの切り欠き
11a,21aの目隠し用の化粧カバー6を嵌め込む。
この化粧カバー6は、FRP等で成形されており、その
上面6aが手前側に向けて僅かに傾斜している。従っ
て、化粧カバー6は、シャワー入浴時の足置き用の台と
しも利用でき、これにより、爪先などを楽な姿勢で洗う
ことが可能となる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
シャワー配管を浴槽エプロンから、洗い場床面のコーナ
部の位置で浴室内へと突き出して、そのエプロンに隣接
するシャワーパネルへは直に接続し、他方のシャワーパ
ネルへは配管をコーナ部に沿って延長して接続する構造
としたので、シャワー配管の接続が浴室内での作業で行
うことが可能となる。また、シャワー配管の全てが隠蔽
配管となるエプロン側のシャワーパネルには、配管接続
の作業用の開口部を設けたので、このパネルの設置と配
管接続とを同時工事とする必要がなくなり、これらのこ
とから、シャワー配管の接続作業およびメンテナンス作
業がともに容易となる。
【0016】しかも、浴室の壁の外面側には、配管の設
置スペースが不要で、これによって浴室の設置スペース
を最大に活用できる結果、浴室内スペースを従来よりも
大きくとることが可能となる。なお、洗い場床面のコー
ナ部で露出する配管の目隠し用の化粧カバーを足置き台
として利用できるといった点の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の要部構造を示す斜視図
【図2】本考案実施例の配管部分を抽出して示す斜視図
【図3】従来の浴室シャワーの配管構造を示す図
【符号の説明】
1・・・・浴槽 2・・・・洗い場 2a・・・・洗い場床面 C・・・・コーナ部 3・・・・浴室内壁面 4・・・・エプロン 5・・・・シャワーノズル 6・・・・化粧カバー 7,8・・・・シャワー配管 10,20・・・・シャワーパネル 11a,21a・・・・切り欠き 13a,23a・・・・配管接続部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の洗い場側の側面に、側方端部が浴
    室内壁面まで延びるエプロンが装着されているととも
    に、上記洗い場には、それぞれ、上記浴室内壁面から突
    出した形状で、その下部が上記洗い場床面の近傍に位置
    する二つのシャワーパネルが、所定の空間を隔てて互い
    に対向して、かつ、その一方のパネルの背面が上記エプ
    ロンの前面に隣接するように配置された浴室において、
    上記の二つのシャワーパネルに接続する配管の設置構造
    であって、上記エプロン側のシャワーパネルへの配管
    は、そのエプロンの裏面側からこのパネルの内部へと突
    き出して、そのパネル内の配管接続部に接続され、その
    他方のシャワーパネルへの配管は、上記洗い場床面のコ
    ーナ部の位置で上記エプロンから突出して、このエプロ
    ン側のシャワーパネルを貫通し、上記洗い場床面のコー
    ナ部に沿って進んで、その先端が、この他方のシャワー
    パネル内の配管接続部に接続されているとともに、上記
    エプロン側のシャワーパネルには、上記洗い場床面のコ
    ーナ部の近傍に配管の接続作業用の開口部が設けられ、
    かつ、上記二つのシャワーパネル間における上記洗い場
    床面のコーナ部には、このコーナ部で露出する配管およ
    び上記開口部の目隠し用の化粧カバーが取外し自在に配
    置されていることを特徴とする浴室シャワーの配管構
    造。
JP3928792U 1992-06-09 1992-06-09 浴室シャワーの配管構造 Expired - Lifetime JP2560739Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3928792U JP2560739Y2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 浴室シャワーの配管構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3928792U JP2560739Y2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 浴室シャワーの配管構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH061468U JPH061468U (ja) 1994-01-11
JP2560739Y2 true JP2560739Y2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=12548947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3928792U Expired - Lifetime JP2560739Y2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 浴室シャワーの配管構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2560739Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH061468U (ja) 1994-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2560739Y2 (ja) 浴室シャワーの配管構造
JP2553929Y2 (ja) 浴室ボディドライヤの配管構造
JPS5937119Y2 (ja) ユニツトバス
JPH0319569Y2 (ja)
JPH0126837Y2 (ja)
JPH08238283A (ja) 気泡発生浴槽が設けられた浴室ユニット
JPH0626217A (ja) 浴室設備
JPH02600Y2 (ja)
JPH04365693A (ja) ユニットバス付きキャビンの組立方法
JPH03117057U (ja)
JPH053638Y2 (ja)
JPH0727308Y2 (ja) カウンター付ユニットバス
JP2554550Y2 (ja) シャワー装置のカバー取付け構造
JP2517388Y2 (ja) 浴室の鏡の取り付け構造
JPH0116474Y2 (ja)
JPH01108184U (ja)
JP2553903Y2 (ja) シャワー装置
JPH0131110Y2 (ja)
JPH0444695Y2 (ja)
JP2561384Y2 (ja) ユニットバスルーム
JPH0637753Y2 (ja) ユニットバスルーム
JPH0329082U (ja)
JPH0693631A (ja) ユニットバスルーム
JPH08302866A (ja) 壁パネルの連結構造
JPH08177250A (ja) 浴室ユニット