JPS6140972A - 大便器用ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は大便所、小便所、洗面所、脱衣室、浴室等の衛
生設備室に関する。

〈従来の技術〉 従来、この種の衛生設備室は建築計画上、リビングルー
ムや寝室等のスペースを優先し残った空間部分にあてら
れることが多いので、該室の内部スペースが狭くなって
しまい、しかも室内には大小便器や手洗い器等の器具が
配備されるため内部スペースが更に狭く力って、この他
に収納部等を形成することは不可能であった。

一方、住宅の側壁は木造、コンクリート造シにかかわら
ず一般に約１００ｗ程度の厚さ寸法があシ、との表壁部
と裏壁部との間に形成される空間スペースは今日まで利
用されてい表かった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明が解決しようとする問題点は衛生設備室の内部ス
ペースを広くするととである。

〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本発明が講する技術的手段
は、側壁の表壁部表面から裏壁部内面に至る寸法に略相
当する奥行寸法を有する枠体の内部に、適宜所望器具や
収納部や窓等を設けて所定モジュールを有するユニット
本体を形成し、該ユニット本体を側壁の表壁部から表壁
部と裏壁部との間の空間部に嵌入せしめて壁面を形成し
たものである。

〈作　用〉 本発明は側壁の表壁部と裏壁部との間にできる空間部を
有効利用するものである。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

この実施例は第１図に示すように木造住宅の衛生設備室
（Ａ）が大便所の場合を示すもので、この大便所内に複
数種のユニット本体（Ｂ）・−・を配備したものである
。

大便所（Ａ）の側壁（Ａ、）は表壁部（ａ、）及び裏壁
部（ａ２）と、これら両壁部（ａ、）　（ａ、）間に形
成される空間部（ａ３）に適宜間隔をおいて複数本配備
される間柱（ａ４）・−とからなシ、本実施例では空間
部（−、）の奥行寸法である間柱（＆、）の奥行寸法を
１００〜１０５　ミ！Ｊに形成し、間柱（ａ４）と間柱
（ａ４）との間隔を４５０ミリに形成する。表壁部（−
、）は、タイル、クロスなど好みの仕上げにすることが
できる。表壁部（ａＩ）の厚さの最も薄い場合は合板（
ａ６）の表面にクロス（−、）を粘着した仕上げで厚み
は約６ミリ程度である。

また、表壁部（ａりの下部には上下方向へ長い矩型に形
成される開口部（ａ、）を複数個開設し、該開口部（＆
ｌＩ）の大きさは例えば間口寸法を約４００”、１、高
さ寸法を１６５０〜１８００ミリに形成する。

ユニット本体（Ｂ）は木板等で前後面を開口する箱型状
に形成した枠体（１）と、該枠体（１）の内部に収納配
備した適宜所望器具（２）や収納部（３）や窓（４）等
からなる。

枠体（１）はその外形寸法を所定のモジュール寸法に形
成され、奥行寸法を上記表壁部（ａ、）の厚さ寸法に空
間部（＆８）の奥行寸法をプラスした長さ或いはそれよ
シ短かく形成すると共に間口寸法及び高さ寸法を上記開
口部（ａ、）の間口寸法及び高さ寸法と略同寸法或いは
若干小さく形成し、その前方開口縁には外方へ突出する
鍔片（１ａ）を全周に互って一体的に形成し、本実施例
では該鍔片（１−）の肉厚寸法を約８０４　’Ｊに形成
する。

また、枠体（１）の内部に収納配備される適宜所望器具
（２）や収納部（３）や窓（４）等はその用途によって
上記器具（２）の種類や収納部（３）の形態がユニット
本体（Ｂ）ごとに異なる。

即ち、大便器用のユニット本体（Ｂ）は枠体（１）の下
端及び鍔片（ｌ＆）を切欠き、該下端部にその間口寸法
を枠体（１）の内部寸法と同じ長さに形成した大便器（
２ａ）の後端を嵌入すると共に、その上方に間口寸法及
び奥行寸法を枠体（１）の内部寸法と同じ長さに形成し
たり一タンク（２ｂ）を収納又は内蔵して配管し、この
四−タンク（２ｂ）の上方には収納部（３）を設けるか
、或いは図面に示す如＜２（４）を設ける。

窓（４）は枠体（１）の内直に取付枠（４ａ）を介して
ガラス部（４ｂ）を設け、該ガラス部（４ｂ）よシ大径
な開口（４Ｃ）を前記外壁部（＆、）に開設するもので
、図示したものは上記ガラス部（４ｂ）を上下方向へ複
数枚に分割してこれらが−りの操作ハンドル（４ｄ）で
夫々開閉するよう罠なっている。

紙巻器用のユニット本体（Ｅ）は上下中間部に紙巻器（
２Ｃ）を設け、その上方及び下方にスペア用のトイレッ
トペーパー等を収納する収納部（３）を夫々設ける。

収納部（３）は上記枠体（１）の後面を化粧板（３ａ）
で閉塞し、棚板（３ｂ）を複数段設けると共に、必要に
応じて前面に扉（３ｃ）を開閉自在に設けている。

また、必要に応じて芳香装置（８）を組込んでも良い。

手洗い器用のユニット本体（Ｂ）は上下中間部にその間
口寸法を枠体（１）の内部寸法と同じ長さに形成した手
洗い器（２Ａ）を収納又は内蔵して配管し、その下方に
扉（３Ｃ）を有する収納部（３）を設けると共に、上方
に窓（４）を設けるか、或いは図面に示す如く収納部（
３）の前面に鋺（５）を取付けた扉（３ｃ）を設け、該
鋺（５）の上下には照明（６）及びコンセント（７）等
を設けて電気的に配線する。

而して、これらの二ニット本体（Ｂ）−は側壁（Ａ、）
の表壁部（峠に複数個開設した開口部（ａ、）−に、枠
体（１）の鍔片（１ａ）が夫々表壁部（ａ、）に当接す
るまで嵌入せしめ固定するととによシ、該ユニット本体
（ロ）の前面で側壁（ＡＩ）の一部を形成する。

従って、色々な用途のユニット本体ω）を品揃えすれば
、ニーズ及び内部スペースに応じてシステム的に組合せ
使用することができる。

更に、本実施例の場合は紙巻器用のユニット本体（Ｂ）
及び手洗い器用のユニット本体（Ｂ）が嵌入される空間
部（−、）　（−、）の下端位置を床面（Ａ、）から５
０〜１５０ミｌＪ程度上方に位置させて開設し、表壁部
（＆、）の下端部には５０〜１５０ミリの幅木（ａ８）
を取付ける。

次に、第８図に示すものは他の実施例で、このものは上
記手洗い器用のユニット本体（Ｂ）に代えて小便器用の
ユニット本体ω）を配備したものである。

小便器用のユニット本体０）は枠体（１）の下端及び鍔
片（１＆）を切欠き、該下端部にその間口寸法を小便器
（ｇａ）を取納又紘内蔵して配管すると共に、この小便
器（２ｄ）の上方には窓（４）を設けるか、或いは図面
に示す如く上手部にｊｌ（３Ｃ）を有する収納部（３）
を設ける。

尚、前示両実施例においては衛生設備室Ｃ）が大便器の
場合を示し、大便所に使用される器具（２）を設けたユ
ニ、７）本体（Ｂ）を配備したが、上記器具（２）の種
類は図示せるものに限定されず任意であると共に収納部
（３）の形態及びユニット本体（Ｂ）の配置も図示せる
ものに限定されず任意でア）、その代表的な変形例を第
４図乃至第８図に示す。

第４図に示すものは収納部（３）を本棚とし、上下中間
部に配備した扉（３Ｃ）を前方へ倒すと簡易テーブルに
なシ、本や新聞等の読書が可能になる。

第５図及び第６図に示すものは枠体（１）の内部全体に
収納部（３）を設けたものである。

第７図に示すものは枠体（１）の内部にオーディオやエ
アコン等の器具（２）を収納したもので、図示例はエア
コンである。

第８図に示すものはユニット本体（Ｂ）を衛生設備部体
）のコーナ一部に配置したもので、図示例は手洗い用の
ユニット本体（Ｂ）である。

〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。

■　側壁の表壁部表面から真壁部内面に至る寸法に略相
当する奥行寸法を有する枠体の内部に、適宜所望器具や
収納部や窒尋を設けて所定モジュールを有するユニット
本体を形成し、該ユニット本体を側壁の表壁部から表壁
部と裏壁部との間の空間部に嵌入せしめて壁面を形成し
たので、側壁の表壁部と真壁部との間にできる空間部を
有効利用することができ、衛生設備室の内部スペースを
広くすることができ、しかも従来のものでは不可能だっ
た収納部を側壁に形成することができる。

■　収納部を有するユニット本体で壁面を形成したので
、収納部に色々な用途の物品を配置することによシ衛生
設備室本来の用途以外の使用が可能になると共に、収納
部にデザイン扉を開閉自在に取付ければ、衛生設備室の
高級インテリア化を計ることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す衛生設備室の一部切次
斜視図、第２図は第１図の（ＩＦ）−（６）線に沿える
断面図、第８図は本発明の他の実施例を示す衛生設備室
の一部切欠斜視図、第４図乃至第８図はユニット本体の
変形例を示す拡大正面図である。 Ａ　・・・衛生設備室　　　ＡＩ　　・−・側　壁ａ１
−・−表壁部　　　　　ａ、−・裏壁部ａ８　−・空間
部　　　　　Ｂ　・−・ユニット本体１−枠体　　　　
２−・・器具 ８　・−収納部　　　　　４−・窓 特許出願人　　東陶機器株式会社 第＋１　　　　　　第ｓｍ 第６図　　　　　　　第７図 第９図 手続補正書 昭和５９年　９月３日 昭和５９年特　許　願第１６２３０５号２、発明の名称 衛生設備空 ３、補正をする者 事件との関係　　　　　　特　許　出　願　人氏名（名
称＞　　　　　　　（ＡＯ８）東陶機器株式会社昭和　
　年　　月　　日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 側壁の表壁部表面から裏壁部内面に至る寸法に略相当す
   る奥行寸法を有する枠体の内部に、適宜所望器具や収納
   部や窓等を設けて所定モジュールを有するユニット本体
   を形成し、該ユニット本体を側壁の表壁部から表壁部と
   裏壁部との間の空間部に嵌入せしめて壁面を形成した衛
   生設備室。