JPH0417108Y2 - - Google Patents

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JPH0417108Y2
JPH0417108Y2 JP1987080561U JP8056187U JPH0417108Y2 JP H0417108 Y2 JPH0417108 Y2 JP H0417108Y2 JP 1987080561 U JP1987080561 U JP 1987080561U JP 8056187 U JP8056187 U JP 8056187U JP H0417108 Y2 JPH0417108 Y2 JP H0417108Y2
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JP
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opening
washbasin
frame
basin
metal fitting
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手洗器の上下に収納キヤビネツトを配
してなる手洗いユニツトを、トイレルーム等の室
壁に半埋込み状に取付ける取付け構造に関する。
(従来の技術) 従来、此の種の取付け構造として、室壁に設け
た縦長状の開口部内に枠体を嵌合せしめ、その枠
体内の中高部位に手洗器を嵌入すると共に、その
手洗器の上下に収納部を嵌入して、ルーム内への
突出量が小さい手洗いユニツトをできるだけ簡単
に設置できるようにしたものがある(特開昭61−
40972号公報参照)。
上記のような手洗いユニツトは、手洗器への配
管が必要なためまず手洗器を配設し、配管終了後
に上下の収納部を配設するようになつている。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の取付け構造によれば、手洗器や
収納部の固定が容易な反面、手洗器の高さ方向に
おける支持手段がないので、手洗器を枠体内に嵌
入する際の位置決めが困難でその分取付けに手間
がかかると共に、手洗器の荷重が下位の収納部に
かかり同収納部の負担が大きくなる虞れがあり、
それらの点に改良の余地を残していた。
本考案は上述したような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、手洗
器の高さ方向における支持を極めて容易に行える
ようにして、上記従来の不具合を解消することに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成する為に本考案の取付け構造
は、 室壁に設けた開口部の中高部位に手洗器を、該
手洗器の上下に収納キヤビネツトを、夫々半埋込
み状に配設する手洗いユニツトの取付け構造にお
いて、 上記開口部の両側縁に縦棧を縦設し、該両縦棧
の適宜部位間に横棧を架設すると共に、該横棧に
上下面を開口する枠状金具を突設し、 上記手洗器の上縁リム裏側には、前記枠状金具
の上面開口縁に係合する傾斜面を有し且つ同枠状
金具内に上方から緩嵌する係合凸片を突設して前
記手洗器を横棧へ掛止し、 さらに上、下の収納キヤビネツトを夫々手洗器
の上位、下位の開口に挿入し、且つ各収納キヤビ
ネツトの側壁を縦棧へ固定することを特徴とす
る。
(作用) 以上の構成によれば、手洗器の取付けに際し、
傾斜面がガイド面となつて係合凸片をスムーズに
枠状金具に挿入させ、係合凸片と枠状金具の係合
により手洗器を所定位置にて確実に支持する。そ
の際、手洗器の荷重を横棧で受けて、下位のキヤ
ビネツトに手洗器の荷重がかかる虞をなくす。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
本考案における手洗いユニツトの取付け構造A
は、第1図及び第2図に示す様に洗面所、トイレ
ルーム等の室壁1に設けた開口部2へ縦棧21及
び横棧22を取付けると共に、手洗器3及び上下
の収納キヤビネツト4a,4bからなる手洗いユ
ニツトA′を半埋込み状に取付けたものである。
開口部2は、室壁1の下縁付近から天井付近ま
で形成された長尺状の開口で、その開口内部を手
洗いユニツトA′の嵌込みスペースとする。また、
所望の強度を有する縦棧21及び横棧22を井桁
状に枠組固定することにより、手洗いユニツト
A′の荷重に対応できるよう補強されるとともに、
上開口2a、中途開口2b、下開口2cに3分割
されている。
中途開口2bは、開口部2の両側中高部位間に
亘つて且つ手洗器3の上縁、下縁と対応する間隔
をもつて架設される上、下の横棧22によつて形
成された方形状の開口で、上位の横棧22には枠
状金具5が取付けられている。またその開口内部
には手洗器3を半埋込み状に挿入すると共に、手
洗器3の上縁及び下縁を上、下の横棧22に取付
けることにより、手洗器3が半埋込み状に取付け
られる。
枠状金具5は第6図に示す様に、所望の高さを
有する金属板の両側端をコ形に折曲して、上位の
横棧22へ平行に当接する後片51と、この後片
51に対して所望間隔をもつて平行に位置する前
片52と、この両者51,52の側端同士を連接
する側片53とで、上下に方形状の開口54を備
える枠体状に形成される。
前記枠状金具5は、中途開口2bの上縁に開口
54が突出し、且つ前縁54′が同上縁と平行に
位置するよう、螺子55によつて横棧22へ固定
される。
上開口2a及び下開口2cは、中途開口2bの
上下に位置し、開口部2の両側全長に亘つて配設
された縦棧21へ収納キヤビネツト4a,4bの
側壁41b−1を取付けることにより、夫々のキ
ヤビネツト4a,4bが半埋込み状に取付けられ
る。
手洗器3は、正面門形を呈する立面31aと、
その立面31a外端を背面方向に折曲した折曲面
31bとでリム31を形成し、そのリム31によ
つて前記中途開口2b口縁の下縁を除く三縁をや
や大きめに囲むとともに、そのリム31で囲まれ
た部分を背面方向に且つ中途開口2bへ挿入可能
に膨出することによつて背面部32を凹設し、こ
の背面部32下端を前方へ膨出してボール部33
を一体形成してなり、前記ボール部33内上方に
は吐水口34が、この吐水口34の左又は右側に
は開閉ハンドル35が、夫々設けられる。
また、上記ボール部33の前壁部33aには、
略全長に亘つてそのボール部33の湾曲形状に沿
うように凹段部33bを段設し、これにより、下
方に配設される収納キヤビネツト4b上縁ヘの対
応起立面33cを、その凹段部33bの前縁に形
成している。
上記手洗器3は、その上縁におけるリム31の
折曲面31b下面から室壁1寄りに下方へ向けて
突設され、且つ室壁1に向けて斜め下方に傾斜し
てその前面側に傾斜面41を形成する係合凸片6
を備える。さらにその下縁には、前記係合凸片6
と対応する位置に、ボール部33の下壁33aか
ら下方へ突設された固定片7を備え、前記係合凸
片6を前記枠状金具5へ上方から挿入して傾斜面
41を前縁54′へ線状係合させるとともに、固
定片7を下位の横棧22へ螺子止めすることで、
中途開口2bに取付けられる。
収納キヤビネツト4a,4bは、合成樹脂等の
所望な材料を用いて一体成形した収納機能部41
と、その収納機能部41を開閉する扉42とで構
成されている。
収納機能部41はリム41aによつて周縁を囲
むとともに、そのリム41aで囲まれた部分を背
面方向に且つ上又は下開口2a,2cへ挿入可能
に膨出することによつて収納凹部41bを凹設し
ている。
収納凹設41bはその後半部を上開口2a或い
は下開口2cへ挿入し、且つその側壁41b−1
を縦機21へ取付螺子41b−2で螺子止され、
これにより収納キヤビネツト4a,4bが上開口
2a、下開口2cへ半埋込み状に取付けられる。
また、上位の収納キヤビネツト4aは、その上
縁におけるリム41aが上開口2aの上縁に位置
し、且つその下縁におけるリム41aが手洗器3
上縁の折曲面31bに当接するよう形成される。
さらにこの収納キヤビネツト4aは、収納凹部4
1b内に棚部41b−3を適宜間隔ごとに背面方
向から膨出することによつて、収納凹部41bを
数室に区画している。
下位の収納キヤビネツト4bは手洗器3の下縁
に当接係合可能となるよう、その上縁におけるリ
ム41aを上記手洗器3に形成した対応起立面3
3cに対応する湾曲形状に形成している。またそ
の下縁を室内の床面C付近まで延設している。
以下に、上記した手洗いユニツトA′を開口部
2へ取付ける際の手順を説明する。
まず、手洗器3の背面部32を中途開口2bへ
挿入すると共に係合凸片6を枠状金具5の開口5
4へ挿入して、手洗器3を掛止する。そして、手
洗器3の折曲面31bが床面Bに対して水平にな
るように微調整しながら固定片7を横棧22へ螺
子止めすることで、手洗器3を中途開口2bへ半
埋込状に固定し、その後手洗器への配管を行う。
次に、上開口2aに上位の収納キヤビネツト4
aの収納凹部41bを挿入し、その側壁41b−
1を縦棧21へ螺子止めすると共に、下縁におけ
るリム41aを手洗器3の上縁へ螺子止めして、
上開口2aに上位の収納キヤビネツト4aを取付
ける。
さらに、下開口2cに下位の収納キヤビネツト
4bの収納凹部41bを前記同様挿入・螺子止め
すると共に、上縁におけるリム41aを手洗器3
の凹段部33bへ当接係合させて、下開口2cに
下位の収納キヤビネツト4bを取付ける。
最後に、下位の収納キヤビネツト4bと床面B
との間の〓間に蹴込みCを挿入・螺子止し、室内
の美観を損わないようにする。
(考案の効果) 本考案手洗いユニツトの取付け構造は以上説明
した様に構成したので以下の効果を有する。
係合凸片を枠状金具内に挿入するだけで手洗
器が所定位置に配設され、しかも傾斜面がガイ
ドとなつてその挿入をスムーズに行わせ、さら
に係合凸片が枠状金具内に緩嵌して手洗器を支
持するので、手洗器の取付けが容易で且つ確実
になり、手洗いユニツト全体の施工がより簡
単・確実になる。
手洗器が横棧に支持されるので、その荷重が
下位のキヤビネツトにかかる虞れがなく、手洗
いユニツト全体の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は室壁
に手洗いユニツトを半埋込み状に取付けた状態の
正面図で一部切欠して示す、第2図は第1図の中
央縦断面図、第3図は第1図の3−3線に沿う断
面図、第4図は開口部及び縦棧、横棧を表わす室
壁の斜視図、第5図は枠状金具に係合凸部を挿入
した状態の一部切欠斜視図、第6図は枠状金具の
斜視図である。 尚、図中、室壁……1、開口部……2、縦棧…
…21、横棧……22、上開口……2a、中途開
口……2b、下開口……2c、手洗器……3、収
納キヤビネツト……4a,4b、枠状金具……
5、係合凸片……6。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 室壁に設けた開口部の中高部位に手洗器を、該
    手洗器の上下に収納キヤビネツトを、夫々半埋込
    み状に配設する手洗いユニツトの取付け構造にお
    いて、 上記開口部の両側縁に縦棧を縦設し、該両縦棧
    の適宜部位間に横棧を架設すると共に、該横棧に
    上下面を開口する枠状金具を突設し、 上記手洗器の上縁リム裏側には、前記枠状金具
    の上面開口縁に係合する傾斜面を有し且つ同枠状
    金具内に上方から緩嵌する係合凸片を突設して前
    記手洗器を横棧へ掛止し、 さらに上、下の収納キヤビネツトを夫々手洗器
    の上位、下位の開口に挿入し、且つ各収納キヤビ
    ネツトの側壁を縦棧へ固定することを特徴とする
    手洗いユニツトの取付け構造。
JP1987080561U 1987-05-27 1987-05-27 Expired JPH0417108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987080561U JPH0417108Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JP1987080561U JPH0417108Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JPS63190356U JPS63190356U (ja) 1988-12-07
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2558979Y2 (ja) * 1991-03-11 1998-01-14 東陶機器株式会社 手洗い器ユニット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140972A (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 東陶機器株式会社 大便器用ユニット

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JPH0510054Y2 (ja) * 1985-03-26 1993-03-11

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JPS6140972A (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 東陶機器株式会社 大便器用ユニット

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JPS63190356U (ja) 1988-12-07

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