JP2005133422A - 部屋構造 - Google Patents

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幸宏 相良
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Abstract

【課題】 1部屋の面積が従来より小さいものでありながら、従来より広い居住空間を確保できる部屋構造を提供すること。
【解決手段】 廊下1に沿って客室が並設配置された構造物において、隣り合う客室A1,A2の略中央位置に、水洗式トイレや洗面所等の水回り系の配管空間部(パイプシャフト部)4を区画形成し、その配管空間部4を挟んで両客室のトイレ及びシャワー室B1,B2を、該客室A1,A2の並設方向と交叉する方向に向けて縦一列に背中合わせ状に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高層建築物の部屋構造に関し、更に詳しくはビジネスホテルや独身寮、下宿等、少人数(一人または二人)が生活する部屋に装備するトイレや洗面所等の水回り系の配置構造に関する。
ビジネスマンなどが出張などにおいて利用するビジネスホテルは、客室が廊下に沿って並設され、各客室に装備する水洗式トイレや洗面所、シャワー設備等の水回り系の配管空間部は配管の関係から、二部屋単位で、両部屋の中間部に配置されている。
具体的には、図3(b)に示すように、両室を仕切る壁を跨いで水回り系のパイプスペース(配管空間部)が廊下と平行に形成され、そのパイプスペースを介して部屋の奥側に向かってユニットバスやトイレ等を設置する空間が区画形成されている
そして、上記したような部屋内の仕切りはパイプスペースをいかに小さく作るか、別な言い方をすれば、限られた1部屋の面積からいかにして居住空間を広くとるかという考えのもとに設計されていた。
しかしながら、図3(b)を見てわかるように、通路や扉の開閉を考えると実用的なスペースは部屋奥のA部分のみである。例えば、従来のシングル(16.2m =2.7m×6m)では、A部分は約1.57mである。
即ち、ビジネスホテルは一般的に寝ることができればよいといった考えのもとに、居住空間についてはそれ程重要視されていなかった。
尚、出願人は上記した従来の技術に関する公知文献の存在については不知である。
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、1部屋の面積が従来より小さいものでありながら、従来より広い居住空間を確保できる部屋構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明が講じた技術的手段は、廊下に沿って客室が並設配置された構造物において、隣り合う客室の略中央位置に、水洗式トイレや洗面所等の水回り系の配管空間部(パイプシャフト部)を区画形成し、その配管空間部を挟んで両客室のトイレ及びシャワー室を、該客室の並設方向と交叉する方向に向けて縦一列に背中合わせ状に配置した構成を特徴とする(請求項1)。
上記配管空間部を区画形成する略中央位置とは、両客室の間で、該客室の奥行方向の中央位置である。
そして、配管空間部を挟んで縦一列に背中合わせ状に配置する水回り系としては、両客室の水洗式トイレとする(請求項2)。
上記配管空間部を挟んで縦一列に配置する両客室のトイレ及びシャワー室は、該客室の奥行方向全長に亘って配管空間部の横幅寸法に形成する(請求項3)。
本発明の部屋構造は請求項1記載の構成により、1部屋の構成面積が従来より小さくても客室の居住空間を、従来と同等若しくはそれ以上の広さを確保することができる。それにより、同じ広さの土地に上記構造で建物を建設した場合、部屋数を約3割多く建築でき、ビジネスホテルにおいては、収益アップにつながる。
そして、配管空間部を挟んで背中合わせに配置する水回り系を請求項2記載の構成とした場合は、接続配管を効率良く行なうことができる。
更に、請求項3記載の構成とした場合は、客室の居住空間を略平面矩形状に確保でき、使い勝手の良い居住空間を実現することができる。
廊下に沿って客室が並設配置された構造物において、隣り合う客室の略中央位置に、水洗式トイレや洗面所等の水回り系の配管空間部(パイプシャフト部)を区画形成し、その配管空間部を挟んで両客室のトイレ及びシャワー室を、該客室の並設方向と交叉する方向(即ち、廊下と略直角に交叉する方向)に向けて縦一列に背中合わせ状に配置する。
そして、上記配管空間部を挟んで背中合わせに配置する水回り系はトイレとし、更に、該配管空間部を挟んで縦一列に配置する両客室のトイレ及びシャワー室は、該客室の奥行方向全長に亘って配管空間部の横幅寸法とする。
それにより、両客室の居住空間を略平面矩形状に確保できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る部屋構造の平面見取図で、廊下に沿って客室が並設配置された構造物(例えば、ビジネスホテル、独身寮等)における、隣り合う二室を示す。
即ち、廊下1に沿って並設された客室A1と客室A2の間で、且つ該客室の奥行方向(廊下からバルコニーに向かう方向)の略中央位置に、両客室に装備する水洗式トイレ2やシャワー室3等の水回り系の配管空間部4が区画形成されている。
そして、その配管空間部4を挟み、客室の奥行方向に向かって該配管空間部4の横幅寸法(奥行方向と交叉する方向)と同じ寸法で水洗式トイレ2とシャワー室3等のトイレ・シャワー室B1、B2が、背中合わせ状に配置されて縦一列に形成されている。
上記トイレ・シャワー室B1、B2において、水洗式トイレ2は配管空間部2を挟むように配置し、シャワー室3は残りの空間部側、即ち、廊下側とバルコニー側に配置され、更にトイレ・シャワー室B1、B2の出入り口5には居住空間を狭めないようスライドドアが取り付けられている。尚、トイレ・シャワー室B1、B2は図示したトイレとシャワーにセパレートした形態に限らず、バスとトイレが一体化したユニットバスとしてもよいものである。
上記配管空間部4及びトイレ・シャワー室B1、B2の両側に区画形成される客室A1、A2の居住空間は、廊下側からバルコニー側に向かって略平面矩形状を呈し、この居住空間に、その部屋の目的に応じた各種家具や家電製品が配置される。
例えば、ビジネスホテルの場合は、ベッド6、机(押入れデスク)7、テレビ台8、ミニキッチン9、薄型クローゼット10等が配置され、入口ドアー11は外開きタイプが取り付けられている。尚、机(押入れデスク)7は、ベッド6の下の空間をバゲッジスペースとして活用し得るよう該机の下側を前記空間と連通させてある。又、薄型クローゼット10はその裏側(入口ドアと対向する側)に下駄箱を設けて、空間の有効活用が図られている。
上記ベッド6とテレビ台8は、図2に示すようにベッド6のヘッドボードと反対側の一角を部屋の角部に合わせて配置し、且つテレビ台8はその角部に合うコーナー台に形成すると共に、テレビが載る載置面はベッドで足を伸ばしても邪魔にならない高さとする。即ち、テレビ台8を部屋の角部に置きそのテレビ台8の中にベッド6の一角を入れて配置する。それにより、居住空間内の自由空間を広く確保することができる。
又、上記ベッド6は、マットとして幅方向が二つに折れるものを使用することで、ベットメイク時のシーツの交換等を容易に行うことが可能と成る。
図3は、本発明に係る部屋構造と従来の部屋構造における客室の居住空間の広さ(面積)を比較した図面で、(a)は本発明に係る部屋構造、(b)は従来の部屋構造である。
図3(a)において、L1=5000mm、L2=1975mm、L3=1050mm、L4=2700mm、L5=400mmとした場合、総面積Sは(L1×L2)+(L3×(L4−(L5/2))となる。
即ち、S=(1.975m×5m)+(1.05m×2.5m)=12.5mである。そして、図面中の斜線で示した部分の面積S1=A+B=5.09mで、A=3.53mである。
一方、図3(b)に示す一般的なシングルタイプおいては、L1’=6000mm、L2’=2700mmで、総面積S’は(L1’×L2’)となる。即ち、S’=6m×2.7m=16.2mである。そして、図面中の斜線で示した部分の面積S1’=A’+B’+C’=5.01mとなる。しかしながら、移動の為の通路や扉の開閉を考えると実用的なスペースはA’部分のみである。A’=1.57mである。
従って、客室における実用的な居住空間(面積)は、本発明の部屋構造の方が従来の部屋構造に比べて2倍以上広く、使い勝手も向上する。
又、上記配管空間部4内の天井側に空気調節設備(ルームエアコン等)のユニット部12を配置した場合は、図4(a)に示すように居住空間部分の天井高さH(2700mm)を、図4(b)に示す従来構造(居住空間内の天井側に空気調節設備を配設)の天井高さH’(2400mm)より高くすることができる。
この場合は、客室内に収容するベッドを二段ベッドにすることも可能となり、部屋の用途幅が広がる。
本発明に係る部屋構造は、ビジネスホテル、ワンルームマンション(独身寮、学生寮、等)等に利用できる。
本発明に係る部屋構造の実施例を示す平面見取図。 居住空間部に配置する家具の配置例を示す斜視図。 本発明と従来構造による部屋の面積広さを示す説明図。 本発明と従来構造による居住空間部の天井高さを示す説明図。
符号の説明
A1,A2…客室 B1,B2…トイレ・シャワー室
1…廊下 4…水回り系の配管空間部

Claims (3)

  1. 廊下に沿って客室が並設配置された構造物において、隣り合う客室の略中央位置に、水洗式トイレや洗面所等の水回り系の配管空間部(パイプシャフト部)を区画形成し、その配管空間部を挟んで両客室のトイレ及びシャワー室を、該客室の並設方向と交叉する方向に向けて縦一列に背中合わせ状に配置したことを特徴とする部屋構造。
  2. 上記配管空間部を挟んで両客室のトイレが背中合わせに配置されていることを特徴とする請求項1記載の部屋構造。
  3. 上記配管空間部を挟んで縦一列に配置する両客室のトイレ及びシャワー室は、該客室の奥行方向全長に亘って配管空間部の横幅寸法としたことを特徴とする請求項1または2記載の部屋構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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