JPH0753702A - シロキサンポリカーボネートブロックコポリマーと耐熱性ポリカーボネートの組成物 - Google Patents

シロキサンポリカーボネートブロックコポリマーと耐熱性ポリカーボネートの組成物

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JPH0753702A
JPH0753702A JP6157435A JP15743594A JPH0753702A JP H0753702 A JPH0753702 A JP H0753702A JP 6157435 A JP6157435 A JP 6157435A JP 15743594 A JP15743594 A JP 15743594A JP H0753702 A JPH0753702 A JP H0753702A
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JP
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thermoplastic composition
formula
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composition according
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JP6157435A
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Inventor
James F Hoover
ジェームス・フランクリン・フーヴァー
Paul Dean Sybert
ポール・ディーン・サイバート
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/10Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】改良された低温延伸性、厚い部分の改良された
衝撃強さ、熱サイクルの際の改良されたひび割れ抵抗、
衝撃の改良された保持性を示す熱可塑性組成物。 【構成】コポリマーのポリシロキサンセグメントが式I
IAあるいは式IIBのシロキサンポリカーボネートブ
ロックコポリマーおよび式IIIの繰返し単位を含有す
る高い耐熱性ポリカーボネートから成る熱可塑性組成
物。[式中Aは1〜約15個の炭素原子を含有する2価
の炭化水素基、R1 、R2 は水素、ハイドロカルビル
等、A′は2ないし12個の炭素原子を有するアルキレ
ン、Dは約10ないし約120までの整数、Yは水素、
ハイドロカルビル等、Eは約1ないし約10までの整
数、Xは水素、ハロゲン等、Zは−O−、−N(R3
−あるいはこれらの混合物、R3 は水素、ハイドロカル
ビルおよびハロゲン置換ハイドロカルビルから選択され
る]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリシロキサン−ポリカ
ーボネートブロックコポリマーと耐熱性ポリカーボネー
トからなる熱可塑性組成物に関する。これらコポリマー
組成物は改良された低温延伸性、改良された厚い部分の
衝撃強さ、熱サイクルの際に改良された割れ抵抗、熱サ
イクル後に改良された衝撃保持性を示している。そのポ
リマー組成物は特にエンジニアリング用熱可塑性材とし
て有用である。
【0002】
【従来の技術】二価のフェノール反応物としてのフェノ
ールフタレインは耐熱性のポリカーボネート樹脂を製造
するために使用されてきた。例えば米国特許3,03
6,0363,036,037、3,036,039、
4,078,999、4,167,536および4,3
10,652の開示を参照すること。フェノールフタレ
インはまたポリカーボネート樹脂を合成するためにビス
フェノール−Aと混合して反応物として使用されてき
た。例えばM.S.リン(Lin)、E.M.ピアース
(Pearce)著、改良された燃焼性特性 II、フ
ェノールフタレイン関連コポリカーボネート、ジャーナ
ル オブ ポリマー サイエンス(Journal o
f Polymer Science)、ポリマー ケ
ミストリー(Polymer Chemistry)
版、19巻(1981)、2151−2160頁を参照
すること。フェノールフタレインを反応物として使用し
て製造したポリ(エステル−カーボネート)は良く知ら
れている。米国特許4,310,652を参照するこ
と。フェノールフタレインコポリカーボネートは良好な
室温延伸性および高い熱歪温度を示している。
【0003】フェノールフタレインのある種の誘導体は
二価のフェノールとしてポリカーボネート樹脂を製造す
るために使用されてきている。例えば、リンおよびピア
ース両氏は上記のI2151−2160頁において、ポ
リカーボネートホモポリマー樹脂の製造を記載してい
る。そこで3,3−ビス(パラ−ヒドロキシフェニル)
フタルイミジンと2−フェニル−3,3−ビス(パラ−
ヒドロキシフェニル)フタルイミジンを別個に重合して
いる(ホスゲンと反応させる)。
【0004】同時係属出願、出願番号08/035,8
43(出願日 1993年3月23日)には選択したフ
ェノールフタルイミジンのホモおよびポリカーボネート
が開示されており、これらはフェノールフタレインコポ
リカーボネートよりもUV安定性が優れていると開示さ
れている。
【0005】これらのフェノールフタリンイミジンのホ
モポリカーボネートおよびコポリカーボネートも室温延
伸性、高い熱歪温度を有し、上記のフェノールフタレイ
ンモノマーに付随する好ましくない着色とも無縁であ
る。
【0006】フェノールフタレインおよびフェノールフ
タルイミジンのホモポリカーボネートおよびコポリカー
ボネートはその有用性を限定する欠点を持っている。殊
に、フェノールフタレンおよびフェノールフタルイミド
ポリカーボネートは低い低温延伸性を有し、またこれら
のポリカーボネートから成形された部材には熱サイクル
の際に割れ目が発生する。
【0007】ポリシロキサンおよびポリカーボネートブ
ロックを有する共縮合体は公知である。そのようなポリ
マーの代表例はシュミット(Schmidt)等の米国
特許4,681,922,ボーン(Vaughn)の米
国特許3,189,662、同3,419,635およ
びメッリット(Merritt)の米国特許3,83
2,419に開示されている。
【0008】これらのシロキサンーカーボネートコポリ
マーの欠点は高温における歪に対する抵抗が不適切なこ
とである。
【0009】ボーンによる米国特許3,419,635
に記載されているような他のシロキサンーカーボネート
コポリマーはエラストマー特性を有し、エンジニアリン
グ用の熱可塑性プラスチックとしては考えられなく、接
着剤、コーティング剤、密封剤、屋根拭き材、衝撃緩和
材などとしてより有用である。
【0010】1991年7月1日に出願された同時係属
出願、出願番号07/724,023はポリカーボネー
トとシロキサンーポリカーボネートのブレンドを開示し
ている。これらブレンドの欠点は高温における歪に対す
る抵抗が不十分なことにある。加えて、この出願は耐熱
性のポリカーボネートの高い応力割れ抵抗を改良するた
めにシロキサンーポリカーボネートを含有するブレンド
を使用することを開示していない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は低温延
伸性、厚い部分の衝撃強さおよび熱サイクルの際の割れ
抵抗が改善され、かつ熱サイクル後の衝撃保持性が改善
された熱可塑性組成物を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の新規なポリマー
組成物はこれらのフェノールフタレインおよび/または
フェノールフタルイミドのホモポリカーボネートおよび
コポリカーボネートから成っており、これらは一般的に
は耐熱性ポリカーボネートおよびシロキサン−ポリカー
ボネートブロックコポリマーと呼ばれている。耐熱性ポ
リカーボネートおよびシロキサン−ポリカーボネートブ
ロックコポリマーのこれらの新規な熱可塑性組成物から
成形した物品は、耐熱ポリカーボネート単独から製造し
た物品に比較して改善された低温延伸性および厚い部分
の衝撃強さを示す。耐熱ポリカーボネート単独に比較し
てこれらの新規な熱可塑性組成物はまた熱サイクルの際
には割れ抵抗を示し、熱サイクル後により良い衝撃保持
性を示している。
【0013】本発明の熱可塑性組成物は下記の(1)お
よび(2)からなる。 (1)(i) シロキサンポリカーボネート ブロック
コポリマーの全重量に対して式(I)
【0014】
【化11】 [式中Aは1ないし約15個の炭素原子を含有する2価
の炭化水素基であり、1ないし約15個の炭素原子を含
有し、ハロゲン、−S−、−SS−、−S(O)−、−
S(O)2 −、−O−あるいは−C−のような置換基を
含有する2価の炭化水素基であり、その各Xは独立に水
素、ハロゲン、および1価の炭化水素基から成るグルー
プから選択されている]の繰返しカーボネート単位を約
99ないし約50重量%および(ii) ターポリマー
の全重量に対して式(IIA)
【0015】
【化12】 あるいは式(IIB)
【0016】
【化13】 [式中R1 およびR2 は互いに独立に水素、ハイドロカ
ルビルあるいはハロゲン置換ハイドロカルビルから選択
され(R1 は好ましくはメチルであり、R2 好ましくは
メチルあるいはフェニールであり)、A’は直鎖のある
いは枝別れした2ないし12個の炭素原子を有するアル
キレンであり、好ましくはプロピレンであり、Dは平均
ブロック長さであり、約10ないし約120であり、好
ましくは10−70であり、Yは水素、アルキル、アル
コキシ、好ましくはメトキシであり、Aは上記の通りで
あり、Eはシロキサンブロックの平均のオリゴマー化度
であり、約1ないし約10、好ましくは約1ないし約5
であり、最も好ましくは約1ないし約3である]の繰返
しポリシロキサン単位の約1ないし約50重量%からな
る(1)熱可塑性シロキサンポリカーボネートブロック
コポリマー約5ないし約50重量%、および (2) 熱可塑性組成物の全重量に対して式(III)
【0017】
【化14】 [式中Zは−O−、−N(R3 )−あるいはこれらの混
合物であり、そのR3 は水素、ハイドロカルビル、ハロ
ゲン置換ハイドロカルビルであり、好ましくはメチルあ
るいはブチルである]の繰返し単位のポリカーボネート
単位を含有する合成ポリマー樹脂約95ないし約50重
量%。
【0018】本件中で使用している用語「ハイドロカル
ビル」とは元の炭化水素から水素原子を除去したのちに
得られた1価の部分を意味している。ハイドロカルビル
の代表例は1ないし25個の炭素原子を有するアルキル
であり、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、ウンデシ
ル、デシル、ドデシル、オクタデシル、ノノデシル、エ
イコシル、ヘンエイコシル、ドコシル、トリコシル、テ
トラコシル、ペンタコシルおよびこれらの異性体を包含
している。フェニール、トリル、キシリル、ナフチル、
ビフェニールテトラフェニールのような、これらを包含
する6ないし25個の炭素原子を有するアリール、ベン
ジル、フェネチル、フェンプロピル、フェンブチル、フ
ェンヘキシル、ナフトクチルのような、これらを包含す
るような3−8個の炭素原子を有するアラルキル、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロヘプチル、シクロオクチルのような、こ
れらを包含するような3ないし8個の炭素原子を含有す
るシクロアルキルである。
【0019】本件中で使用している用語「ハロゲン置換
ハイドロカルビル」とは既に記載したように1個以上の
水素がハロゲン原子で置換されているヒドロカルビル部
分を意味している。
【0020】用語「ハロゲン」および「ハライド」は塩
素、臭素、ヨウ素および弗素を包含する。
【0021】A’に関しては、用語「アルキレン」は2
価の部分を意味し、エチレン、プロピレン、イソプロピ
レン、1,3−プロピレン、1,4−ブチレン、1,5
−ペンチレン、ヘキサメチレン、1,8−オクチレン、
1,10−デシレンなどを意味する。
【0022】好ましい実施態様では、カーボネート単位
が式(IV)
【0023】
【化15】 [式中R4 およびR5 はそれぞれ独立に水素、ハイドロ
カルビルおよびハロゲン置換ハイドロカルビル基から選
択される]の繰返し単位からなるポリエステル−カーボ
ネートであり、シロキサンポリカーボネートブロックコ
ポリマーの結合している全カーボネートおよびエステル
単位に対して式(V)
【0024】
【化16】 [式中A’’は約6ないし約18個の炭素原子のアルキ
レンあるいはフェニレンである]のエステル単位10な
いし90モル%と共重縮合し、上記のポリエステルカー
ボネートブロック(i)の重量百分率はシロキサンポリ
カーボネートブロックターポリマーの全重量にたいして
約99ないし約50重量%、好ましくは約92ないし約
96%であり、また上記のポリシクロキサンブロック
(ii)の重量百分率がシロキサンポリカーボネートブ
ロックターポリマーの全重量の約1ないし50%、好ま
しくは約4ないし約8%である。
【0025】以下の記載は本発明を実施態様組成物を示
しており、さらに本発明の方法を実施するための方法を
示している。
【0026】熱可塑性ブロックコポリマー(1)は式
【0027】
【化17】 [式中AおよびXは上記の通りである]の2価フェノー
ル、式
【0028】
【化18】 あるいは
【0029】
【化19】 [式中R1 、R2 D,Y,AEAおよびXは上記の通り
であり]のシロキサンおよび鎖長さ限定量の1価のフェ
ノールとホスゲンのようなカーボネート前駆体との界面
重合によって得てもよい。好ましい実施態様ではR1
メチル、R2 はメチルあるいはフェニルである。
【0030】界面重合によってポリカーボネートを製造
する方法は良く知られている。例えば、米国特許3,0
28,365、3,334,154、3,275,60
1、3、915、926、3,030,331、3,1
69,121、4,188,314に記載されている詳
細な記載を参照すること。またこれらすべては参考文献
として本件に引用される。
【0031】一般的には、界面重合の方法は二価のフェ
ノールとカルボニルハライド(カーボネート前駆体)と
の反応から成っている。
【0032】合成方法の反応条件は変動するが、数種の
好ましい方法は典型的にはダイフェノール反応物をカセ
イソーダあるいはカセイカリ水溶液に溶解あるいは分散
し、得られた混合物を水に混合しない適当な溶媒媒体中
に添加し、ホスゲンのようなカーボネート前駆体と反応
物とを接触させ、トリエチルアミンのような適当な触媒
の存在下に、例えば8−12のようなコントロールされ
たpHにおいて接触させることを包含している。使用す
る最も良く知られた水と混合しない溶媒はメチレンクロ
ライドであり、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、トルエンなどである。
【0033】二価のフェノール反応物とカーボネート前
駆体との反応速度を加速するために触媒を使用しても良
い。代表的な触媒はトリエチルアミンのような第三級ア
ミン、第四級燐化合物、第四級アンモニウム化合物等が
含まれるが、これらに限定されるものではない。本発明
の樹脂を製造する好ましい方法はホスゲン反応である。
ホスゲン反応が進む温度は0℃以下から100℃以上に
変わっていてもよい。ホスゲン反応は好ましくは室温
(25℃)から50℃の温度で進行する。反応が発熱反
応であるので、ホスゲン添加の速度を反応温度をコトロ
ールするために使用しても良い。必要とするホスゲンの
量は一般的には二価フェノール反応物の量と一緒に存在
しているジカルボン酸の量とによって変化する。
【0034】本発明の方法は鎖長限定量の一価のフェノ
ール鎖停止剤のの添加無しで行なうことも出来るが、分
子量をコントロールするためにはそのような停止剤を添
加することが好ましい。非置換のあるいはハイドロカル
ビル、ハイドドカルビルオキシあるいはハロゲンのよう
な1以上の置換基を有する、何れの一価のフェノールを
使用することも出来るが、好ましい一価フェノールはフ
ェノールあるいはp−クミルフェノールである。目的と
する範囲内にある様に目的とする分子量(鎖長さ)に達
する一価フェノールの典型的な量はビスフェノールの約
0.5ないし5.0重量%である。本発明のターポリマ
ー用の好ましいエンドグループはアリールオキシグルー
プであり、特にフェノキシ、場合によっては1以上のハ
イドロカルビル、ハイドロカルビルオキシおよび/また
はハロゲン置換基により置換されたフェノキシである。
末端をキャップする好ましいフェノールはフェノール、
t−ブチル−フェノール、p−クミルフェノールなどで
ある。特にp−クミルフェノールを取り上げる。
【0035】使用する二価のフェノールは公知であり、
反応性のある基は2個のフェノール性の水酸基である。
数種の二価のフェノールは一般式
【0036】
【化20】 で示される。式中のAおよびXは上記のとおりである。
【0037】本発明の実施にあたって使用することがで
きる二価のフェノールのいくつかの典型的な例は(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールAとして良
く知られている)、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジブロモフェニール)プロパン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)エーテル、ビス(3,5−ジクロロ
−4−ヒドロキシフェニール)エーテルのような2価の
フェノールエーテル、p,p’−ジヒドロキシジフェニ
ール、3,3’−ジクロロ−4,4’−ジヒドロキシジ
フェニールのようなジヒドドロキシジフェニール、ビス
(4−ジヒドロキシフェニール)スルフォン、ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニール)スル
フォンのようなジヒドドロキシアリールスルフォン、レ
ソルシノール、ハイドロキノンのようなジヒドロキシベ
ンゼン、1,4−ジヒドロキシ−2,5−ジクロロベン
ゼン、1,4−ジヒドロキシ−3−メチルベンゼンのよ
うはハロゲン−置換およびアルキル置換ジヒドロキシベ
ンゼン、ビス(4−ヒドロキシフェニール)スルファイ
ド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフォキサイ
ド、ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニ
ル)サルフォキサイドのようなジヒドロキシフェニール
サルファイドおよびスルフォキサイドである。多数の追
加の二価のフェノール類が使用可能であって、米国特許
2,999,835、3,028,365、3,15
3,008に開示されており、これらすべては参考文献
として引用されている。勿論2種以上の異なった二価の
フェノールあるいは二価フェノールとグリコールとの組
合せを使用することも可能である。
【0038】カーボネート前駆体はカーボニルハライ
ド、ジアリルカーボネートあるいはビスハロフォルメー
トである。カルボニルハライドはカルボニルブロマイ
ド、カルボニルクロライドおよびこれらの混合物を包含
している。ビスハロフォルメートは2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニール)プロパン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニール)プロパン、
ハイドロキノンのビスクロロフォルメートのような二価
フェノールのビスハロフォルメートなど、さらにエチレ
ングリコールのビスハロフォルメートのようなグリコー
ルのビスハロフォルメートなどを包含している。
【0039】上記の全てのカーボネート前駆体は有用で
あり、ホスゲンとしてもよく知られているカルボニルク
ロライドが好ましい。
【0040】特に好ましいポリシロキサンブロックは米
国特許3,419,635に記載されている方法に従っ
て合成することもできるビスフェノールポリシロキサン
から製造する。好ましい化合物は容易に白金あるいはそ
の化合物を触媒とする付加反応によって水素末端のポリ
シロキサンをキャップする反応によって容易にオイゲノ
ール(2−メトキシ−4−アリルフェノール)から得る
ことができる。このキャッピング方法の基本的な特徴を
ボーンの米国特許3,419,635が記載している。
この特許は参考文献として引用される。例えば、その方
法はボーンの特許の実施例8に例示されており、この実
施例は白金触媒の触媒量の存在下で高温での水素末端を
有するポリジメチルシロキサンのアリルフェノールへの
付加反応を記載している。
【0041】本発明の好ましい実施態様では、カーボネ
ート単位はポリエステル−カーボネート単位である。ポ
リエステルカーボネート単位は下記の式のビスフェノー
ルを
【0042】
【化21】 [式中R4 およびR5 は下記の式のジカルボン酸で既に
定義されているとおりである]下記の式のジカルボン酸
と反応させることによって製造することができる。
【0043】
【化22】 [式中A’’は既に定義したとおりであり、好ましくは
イソフェニレン、テレフェニレン、ヘキサメチレンのよ
うな直鎖のアルファ−オメガアルキレンあるいはこれら
の混合物であり、X’はヒドロキシ、クロロあるいはブ
ロモである]好ましいR4 およびR5 基の例は水素、メ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、オクチ
ル、エイコシル、ビニル、シクロヘキシル、フェニル、
トリフロロメチル、クロロフェニル、ベンジルおよびペ
ンタブロモフェニルである。最も好ましいR4 およびR
5 基はメチルであり、したがって最も好ましいビスフェ
ノールはビスフェノールAである。他のビスフェノール
の代表例は米国特許4,994,532(第3欄、33
−55行)に記載されており、これも本件中に参考に引
用される。
【0044】ジカルボン酸は芳香族であっても、直鎖あ
るいは枝別れしたものでも、飽和あるいは不飽和のもの
であってもよい。例えば、その酸は2−オクチルサクシ
ニック酸、ジメチルアジピン酸などであってもよい。し
かしながら、好ましい脂肪族ジカルボン酸は直鎖の飽和
脂肪族鎖であって、例えばスベリン酸、アゼライン酸、
セバチン酸、ウンデカンジオイック酸、ドデカンジオイ
ック酸、ブラシリック酸、ペンタデカンジオイック酸、
ヘキサデカンジオイック酸、ヘプタデカンジオック酸、
オクタデカンジオイック酸、ノナデカンジオイック酸、
エイコサンジオイック酸である。酸は遊離の酸として反
応混合物中に存在せずに、必要な塩基との反応して合成
された対応する塩として存在していてもよく、また合成
された塩として添加してもよいことは当業者には自明の
ことである。
【0045】発明の方法のなかで使用するアルカリの量
は少なくともジカルボ酸をそのジ塩に転換し、さらにホ
スゲンがビスフェノールのフェノール基およびフェノー
ル末端を有するシロキサンとの反応によって化学量論的
に生じた塩化水素を中和するだけの量を必要とするが、
この量以上の過剰量を使用することも可能である。アル
カリは好ましくは水酸化ナトリウム、カリウムあるいは
リチウムのようなアルカリ金属の水酸化物であるが、可
溶性のアルカリ金属の炭酸塩を使用することも可能であ
る。好ましいアルカリは水酸化ナトリウムの水溶液であ
る。
【0046】本発明の方法はシロキサンおよびポリカー
ボネートセグメントをコポリマー中に同時に形成しかつ
導入することに特徴がある。
【0047】生成物は公知の方法で反応混合物から回収
することができる。例えば、有機相を分離し、水溶性の
酸と水で中性になるまで洗浄し、その後にターポリマー
を沈殿して回収するために蒸気処理し、乾燥する。
【0048】本発明の耐熱ポリカーボネート(2)は式
【0049】
【化23】 [式中Zは上記の通りであり]の二価のモノマーを重合
させることによって合成する。モノマーの代表例はフェ
ノールフタレイン、2−メチル−3,3−ビス(p−ヒ
ドロキシフェニール)フタルイミド、2−ブチル−3,
3−ビス(p−ヒドロキシフェニール)フタルイミド、
2−オクチル−3,3−ビス(p−ヒドロキシフェニー
ル)フタルイミド、2−フェニル−3,3−ビス(p−
ヒドロキシフェニル)フタルイミドなどである。2−ア
ルキルフタルイミドモノマーは対応する第1級アルキル
アミンとフェノールフタレインを公知の普通の方法を使
って反応させることによって容易に合成することができ
る。例えばR.アルバート(Albert)の方法、ベ
リヒテ(Ber.)26巻 3077頁(1993)を
参照。第一級アルキルアミンの代表例はメチルアミン、
エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ペンチ
ルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチル
アミン、ノニルアミン、デシルアミンなどである。2−
アリールフタルイミドモノマーは対応する第1級アリー
ルアミンおよびアリールアミンハイドロクロライドとフ
ェノールフタレンを公知の普通の方法を使って反応させ
ることによって合成することができる。例えばM.S.
リン(Lin)およびB.J.バルキン(Bulki
n)とE.M.ピアース(Pearce)の方法、J.
Poly.Sci.、Polym.Chem.版、27
73頁、(1981)を参照。第一級アリールアミンの
代表例はアニリン 4−アミノジフェニルメタンおよび
アミノジフェニルエーテルである。
【0050】耐熱ポリカーボネートは既に概要を示した
ように公知の界面重合法で重合することができる。
【0051】耐熱ポリカーボネートはホモポリマーであ
ってもよくまた上記のポリカーボネート単位およびポリ
エステル−カーボネート単位のような他のポリマーと共
重合させてもよい。
【0052】本発明の熱可塑性組成物はプラスチック配
合物の分野で公知の種々のタイプの添加物の添加によっ
て配合してもよい。そのような添加物は例えば充填材
(粘土あるいはタルクのような)、強化剤(ガラス繊維
のような)、衝撃緩和剤、他の樹脂、帯電防止剤、可塑
剤、流動促進剤、その他の加工助剤、安定剤、着色剤、
鋳型脱離剤、他の防炎剤、紫外線フィルター剤などを包
含することも出来る。
【0053】
【実施例】本発明は以下の実施例を参照すればより良く
理解できる。これら実施例は発明を制限するのではなく
例示を目的としており、本発明を実施することを企図す
る最良の方法を示している。合成例1 約10のシロキサン単位の重合度を有するオイゲノール
でキャップしたポリジメチルシロキサン液体の製造 オクタメチルシクロテトラシロキサン(8.3kg、2
8.0モル)、テトラメチルジシロキサン(1.7k
g、12.3モル)、フィルトロール20(172g、
1重量%、ハーショー/フィルトロール(Harsha
w/Filtrol)粘土製造社製)を12lのフラス
コ中で混合し、2時間45℃に加熱する。温度を100
℃に上昇し、混合物を激しく5時間攪拌する。混合物を
冷却し、その後にセライト製の濾過材のプラグで濾過す
る。この粗生成品にオイゲノール(3.9kg、23.
6モル)とカールステット(Karstedt)の白金
触媒(3.0g、10ppm白金)の混合物を40g/
分の速度で添加する。FTIRスペクトル中のシロキサ
ン水素スペクトルの消滅によって反応の終結を検査す
る。反応生成物から200℃、1.5トルで操作できる
流下薄膜型蒸発機を使用して揮発成分を蒸発させた。分
離した生成品は約10個のシロキサン単位の重合度を有
する淡褐色の油であった。この生成品をさらに精製する
ことなく使用した。合成例2 約50のシロキサン単位の重合度を有するオイゲノール
でキャップしたポリジメチルシロキサン液体の製造 オクタメチルシクロテトラシロキサン(8.3kg、2
8.0モル)、テトラメチルジシロキサン(330g、
4.26モル)、フィルトロール20(86g、1重量
%、ハーショー/フィルトロール粘土製造社製)を12
lのフラスコ中で混合し、2時間45℃に加熱する。温
度を100℃に上昇し、混合物を激しく5時間攪拌す
る。混合物を冷却し、その後にセライト製の濾過材のプ
ラグで濾過する。この粗生成品にオイゲノール(774
g、4.72モル)とカールステットの白金触媒(1.
57g、10ppm白金)の混合物を40g/分の速度
で添加する。FTIRスペクトル中のシロキサン水素の
スペクトルの消滅によって反応の終結を検査する。反応
生成物から200℃、1.5トルで操作できる流下薄膜
型蒸発機を使用して揮発成分を蒸発させた。分離した生
成品は25℃で100センチストークスの粘性と約50
個のシロキサン単位の重合度を有する淡褐色の油であっ
た。この生成品を更に精製することなく使用した。合成例3 約10のシロキサン単位の重合度を有するBPA[2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニール)プロパン]でキ
ャップしたポリジメチルシロキサン液体の製造 オクタメチルシクロテトラシロキサン(591g、1.
99モル)、ジクロロジメチルシラン(114.4g、
1モル)および塩化鉄6水和物(0.66g)を50℃
で8時間攪拌した。ジクロロシロキサンは7.82重量
%の塩素を含有しており、さらに精製することなく使用
した。
【0054】メチレンクロライド1.3lにBPA(2
00.7g、0.879モル)を加えて混合した乾燥ス
ラリーにすべてのBPAが溶解するまで無水のアンモニ
アを添加する。溶解が完了した後に、ジクロロシロキサ
ン350gを徐々に添加する。反応物を更に1時間攪拌
する。この溶液をメチレンクロライド600lで希釈
し、希薄塩酸溶液で2回、さらに水で3回洗浄する。B
PAでキャップしたシロキサンを分離せずに、さらに精
製することなく使用した。合成例4 オイゲノールでキャップしたポリシロキサンポリカーボ
ネートの製造 BPA(6.8kg、29.8モル)、合成例1からの
オイゲノールでキャップしたジメチルシロキサン(35
kg、2.89モル)、トリエチルアミン(60m
l)、フェノール(112g、1.2モル)、グルコン
酸ナトリウム(14g)を水(30l)とジクロロメタ
ン(35l)とを100lの反応器中で混合した。2相
混合物を激しく攪拌し、50%の水酸化ナトリウム溶液
を添加してpHを10にする。pHを10ないし11の
範囲に維持しながらこの反応物にホスゲン(3.7k
g、37.3モル)を30分にわたって添加した。反応
混合物を窒素でパージした後に、追加のジクロロメタン
(30l)を添加し、有機相を液/液遠心分離機を使用
してブライン層から分離した。有機相を1%の塩酸水溶
液と水で相相接触による洗浄によって処理し、さらに液
/液遠心分離処理を行なった。ジクロロメタン溶液から
蒸気沈殿法によって白色の顆粒として樹脂を分離した。
この素材はシロキサンブロック約10の平均重合度を有
する約20重量%のシロキサンを有していた。合成例5 オイゲノールでキャップしたシロキサンからのポリシロ
キサンポリカーボネートの製造 BPA(90.7kg、398モル)、合成例2からの
オイゲノールでキャップしたポリジメチルシロキサン
(27.1kg、1.5モル)、トリエチルアミン
(1.1l)、フェノール(1.4kg、14.9モ
ル)およびグルコン酸ナトリウム(150g)を水(2
00l)およびジクロロメタン(250l)と100l
の反応器中で混合した。混合物を激しく攪拌し、50%
の水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを10にす
る。pHを10ないし10.5の範囲に維持しながらこ
の反応物にホスゲン(45.3kg、458モル)を3
0分にわたって添加した。反応混合物を窒素でパージし
た後に、追加のジクロロメタン(200l)を添加し、
有機相を液/液遠心分離機を使用してブライン層から分
離した。有機相を1%の塩酸水溶液と水で相相接触によ
る洗浄によって処理し、さらに液/液遠心分離処理を行
なった。ジクロロメタン溶液から蒸気沈殿法によって白
色の顆粒として樹脂を分離した。この樹脂はシロキサン
ブロック約50の平均重合度を有する20重量%のシロ
キサンを含有していた。合成例6 BPAでキャップしたシロキサンからのポリシロキサン
ポリカーボネートの製造 BPA(544g、2.38モル)、合成例3からのB
PAでキャップしたポリジメチルシロキサンを含有する
メチレンクロライド溶液(シロキサン1.2モルを含有
する溶液8.6kg)およびトリエチルアミン(7m
l)、フェノール(2.95g、0.157モル)およ
びグルコン酸ナトリウム(2.2g)を水(5.3l)
およびジクロロメタン(2l)と30lの反応器中で混
合した。混合物を激しく攪拌し、50%の水酸化ナトリ
ウム水溶液を添加してpHを9.5にする。pHを9.
0ないし11.0の範囲に維持しながら反応物にホスゲ
ン(410g、4.1モル)を30分にわたって添加し
た。反応混合物を窒素でパージした後に、追加のジクロ
ロメタン(8l)を添加し、有機相を液/液遠心分離機
を使用してブライン層から分離した。有機相を1%の塩
酸水溶液と水で相相接触による洗浄によって処理し、さ
らに液/液遠心分離処理を行なった。このジクロロメタ
ン溶液から蒸気沈殿法によって白色の顆粒として樹脂を
分離した。この樹脂はシロキサンブロック約10の平均
重合度を有するシロキサンを43重量%含有していた。合成例7 2−メチル−3,3−ビス(p−ヒドロキシフェニー
ル)フタルイミド(22モル%)−BPAコポリカーボ
ネートの製造 BPA1929g(8.449モル)と2−メチル−
3,3−ビス(p−ヒドロキシフェニール)フタルイミ
ド(MPP)789.6g(2.383モル)をメチレ
ンクロライド9.0lと水7.7l中に加えて混合した
スラリーに24分間40g/分の速度でホスゲンを加え
て、その間そのpHを水酸化ナトリウム水溶液で10.
0ないし11.0に維持する。ホスゲンの反応が完了し
た後に、p−クミルフェノール(65.76g、0.3
098モル)を添加し、この混合物を5分間pH10.
0ないし10.5で添加する。トリエチルアミン(30
ml)を添加し、この混合物をpH10.0でさらに1
5分間攪拌する。
【0055】その後に、ホスゲンを5分間40g/分の
速度で添加し、その時にそのpHを10.0ないし1
0.5に維持する。ホスゲンの反応完了後に、有機層を
分離し、希薄塩酸水溶液および水で洗浄した。ポリマー
を蒸気沈殿法で分離した。合成例8 2−メチル−3,3−ビス(p−ヒドロキシフェニー
ル)フタルイミド(12モル%)−BPAコポリカーボ
ネートの製造 BPA2260g(9.900モル)と2−メチル−
3,3−ビス(p−ヒドロキシフェニール)フタルイミ
ド(MPP)447.4g(1.350モル)をメチレ
ンクロライド9.0lと水7.8lに加えて混合したス
ラリーに30分間40g/分の速度でフォスゲンを加え
て、その間にそのpHを水酸化ナトリウム溶液で10.
0ないし10.5に維持した。ホスゲン反応が完了した
後に、p−クミルフェノール(71.65g、0.33
75モル)を添加し、その混合物のpHを10.0ない
し10.5に5分間維持した。トリエチルアミン(31
ml)を添加し、その混合物をpH10.0でさらに1
5分間攪拌した。
【0056】その後に、ホスゲンを5分間40g/分の
速度で添加し、その間そのpHを10.0ないし10.
5に維持した。ホスゲン反応完了後に、その有機層を分
離し、希薄塩酸水溶液および水で洗浄した。ポリマーを
蒸気沈殿法で分離した。 実施例1 本発明による熱可塑性組成物を合成例8の12%MPP
コポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して95
重量%)と合成例6のBPAをキャップしたシロキサン
ポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して5重量
%)とをステンレススティール反応器中で約5分間混合
して製造する。その混合物をその後に232℃(450
0 F)ないし288.9℃(5500 F)の容器温度で
作動するワーナーアンドプフライデラー(Werner
and Pfleiderer)28あるいは30m
m共回転ツインスクリューイクストルーダーを使用して
押出す。テストサンプルを297.8℃(5700 F)
の融解温度および104.4℃(2200 F)の鋳型温
度で射出成形して作製した。
【0057】得られた組成物は下記に概要を示す方法に
したがってテストを行ない、その結果を表1に示す。
【0058】成形組成物の荷重熱歪温度(DTUL)を
ASTM D−256に従って測定した。
【0059】ノッチ付きアイゾット衝撃値を125ミル
および250ミル厚さの成形試料につきASTMD−2
56に従って測定した。
【0060】ディナタップ(Dynatup)衝撃測定
を125ミル厚さ、10.16cmディスクを使ってデ
ィナタップオートローダー器中で測定した。タップ衝撃
速度は12.2フィート/秒であって、その衝撃エネル
ギーは148フィート/ポンドになる。最高荷重に対す
るエネルギー値の三回の平均測定結果を表に示す。
【0061】メルトボリュームインデックス(MVI)
を300℃で所定の荷重を掛けてASTMテスト方法D
−1238で測定し、cc/10分単位で記載した。 実施例2 本発明による熱可塑性組成物を合成例8の12%MPP
コポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して90
重量%)と合成例5のオイゲノールをキャップしたシロ
キサンポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して
5重量%)をステンレススティール反応器中で5分間混
合する。
【0062】得られた組成物は実施例1に概要を記載し
た方法にしたがって押出し、成形し、テストした。その
結果を表1に示す。 実施例3 本発明による熱可塑性組成物を合成例8の12%MPP
コポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して80
重量%)と合成例5のオイゲノールをキャップしたシロ
キサンポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して
20重量%)をステンレススティール反応器中で5分間
混合する。
【0063】得られた組成物は実施例1に概要を記載し
た方法にしたがって押出し、成形し、テストした。その
結果を表1に示す。 実施例4 本発明による熱可塑性組成物を合成例8の12%MPP
コポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して80
重量%)と合成例4のオイゲノールをキャップしたシロ
キサンポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して
20重量%)をステンレススティール反応器中で5分間
混合する。
【0064】得られた組成物は実施例1に概要を記載し
た方法にしたがって押出し、成形し、テストした。その
結果を表1に示す。 比較実施例1 本発明によらない熱可塑性組成物を合成例8の12%M
PPコポリカーボネート組成物を、実施例1に概要を示
した方法に従って押出し、テストした。そのテスト結果
を表2に示す。 実施例5 本発明による熱可塑性組成物を合成例7の22%MPP
コポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して95
重量%)と合成例6のBPAをキャップしたシロキサン
ポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して20重
量%)とをステンレススティール反応器中で5分間混合
する。
【0065】得られた組成物は実施例1に概要を記載し
た方法にしたがって押出し、成形し、テストした。その
結果を表2に示す。 実施例6 本発明による熱可塑性組成物を合成例7の22%MPP
コポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して80
重量%)と合成例5のBPAをキャップしたシロキサン
ポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して20重
量%)とをステンレススティール反応器中で5分間混合
する。
【0066】得られた組成物は実施例1に概要を記載し
た方法にしたがって押出し、成形し、テストした。その
結果を表2に示す。 比較実施例2 本発明によらない熱可塑性組成物を合成例7の22%M
PPコポリカーボネート組成物を、実施例1に概要を示
した方法に従って押出し、テストした。そのテスト結果
を表2に示す。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】 表1及び表2の結果は本発明に従って製造した熱可塑性
組成物から得た物品(実施例1−6)、はシロキサンポ
リカーボネートコポリマーを含有せず、従って、本発明
に従ってない熱可塑性組成物から得た物品(比較実施例
1および2)より熱サイクルの後に良い割れ抵抗を示し
ている。
【0069】その結果は本発明に従って製造した熱可塑
性組成物から得た物品(実施例2、3、4および6)は
シロキサンポリカーボネートコポリマーを含有せず、従
って、本発明に従ってない熱可塑性組成物から得た物品
(比較実施例1および2)より熱サイクルの後によりよ
い低温延伸性、より良い厚い部分の衝撃強さおよびより
良い衝撃の保持性を示している。 合成例9 フェノールフタレイン(22モル%)−BPAコポリカ
ーボネートの製造 BPA1770g(7.752モル),フェノールフタ
レイン(PP)696.0g(2.186モル)、p−
クミルフェノール73.84g(0.3480モル)お
よびトリエチルアミン27mlをメチレンクロライド8
lと水7lに加えて混合したスラリーに27分間40g
/分の速度でホスゲンを添加した。その時に水酸化ナト
リウム水溶液を使用してpHを9.5ないし10.0に
維持した。ホスゲン添加終了後に、有機層を分離し、希
薄塩酸水溶液および水で洗浄した。ポリマーを蒸気沈殿
法で分離した。 合成例10 フェノールフタレイン(35モル%)−BPAコポリカ
ーボネートの製造 BPA1414g(6.195モル),フェノールフタ
レイン(PP)1062g(3.336モル)、p−ク
ミルフェノール750.58g(0.2382モル)お
よびトリエチルアミン27mlをメチレンクロライド8
lと水7lに混合したスラリーを27分間40g/分の
速度でホスゲンを添加した。その時に水酸化ナトリウム
水溶液を使用してpHを9.5ないし10.0に維持し
た。ホスゲン添加終了後に、有機層を分離し、希薄塩酸
水溶液および水で洗浄した。ポリマーを蒸気沈殿法で分
離した。 実施例7 本発明による熱可塑性組成物を合成例9の22%PPコ
ポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して80重
量%)と合成例5のオイゲノールをキャップしたシロキ
サンポリカーボネート組成物(組成物の全量に対して2
0重量%)とをステンレススティール反応器中で5分間
混合する。
【0070】得られた組成物を実施例1に概要を示した
方法にしたがって処理し、押出し、以下に概要を示す方
法でテストする。テスト結果を表3に示す。
【0071】成形組成物の荷重熱歪温度(DTUL)を
ASTMD−256に従って測定した。
【0072】125ミル及び250ミル厚さの成形サン
プルについてのノッチ付きアイゾット衝撃をASTMD
−256にしたがって測定した。
【0073】ディナタップ(Dynatup)衝撃測定
を125ミル厚さ、10.16cmディスクを使ってデ
ィナタップオートローダー器中で測定した。タップ衝撃
速度は12.2フィート/秒であって、その衝撃エネル
ギーは148フィート/ポンドになる。最高荷重に対す
るエネルギー値の三回の平均測定結果を表3に示す。
【0074】メルトボリュームインデックス(MVI)
を300℃で所定の荷重を掛けてASTMテスト方法D
−1238で測定し、cc/10分単位で記載した。
【0075】重量平均分子量を254nmのUV検査器
を使用してポリカーボネート標準品に対するメチレンク
ロライド中でのゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ーによって求めた。 実施例8 本発明による熱可塑性組成物を合成例10の35%PP
コポリカーボネート組成物(組成物の全量に対する80
重量%)と合成例5のオイゲノールをキャップしたシロ
キサンポリカーボネート組成物(組成物の全量に対する
20重量%)とをステンレススティール反応器中で5分
間混合する。
【0076】得られた組成物は実施例7に概要を記載し
た方法にしたがって押出し、成形し、テストした。その
結果を表3に示す。 比較実施例3 本発明によらない熱可塑性組成物 合成例9の22%P
Pコポリカーボネート組成物を、実施例7に概要を示し
た方法に従って押出し、テストした。そのテスト結果を
表3に示す。 比較実施例4 本発明によらない熱可塑性組成物 合成例9(p−クミ
ルフェノールを73.84gではなくて、63.29g
使用した)の22%PPコポリカーボネート組成物を、
実施例7に概要を示した方法に従って押出し、テストし
た。そのテスト結果を表3に示す。 比較実施例5 本発明によらない熱可塑性組成物 合成例9(p−クミ
ルフェノールを73.84gではなくて、52.74g
使用した)の22%PPコポリカーボネート組成物を、
実施例7に概要を示した方法に従って押出し、テストし
た。そのテスト結果を表4に示す。 比較実施例6 本発明によらない熱可塑性組成物 合成例10(p−ク
ミルフェノールを50.58gではなくて、70.82
g使用した)の35%PPコポリカーボネート組成物
を、実施例7に概要を示した方法に従って押出し、テス
トした。そのテスト結果を表4に示す。 比較実施例7 本発明によらない熱可塑性組成物 合成例10(p−ク
ミルフェノールを50.58gではなくて、60.70
g使用した)の22%PPコポリカーボネート組成物
を、実施例7に概要を示した方法に従って押出し、テス
トした。そのテスト結果を表4に示す。 比較実施例8 本発明によらない熱可塑性組成物 合成例10(p−ク
ミルフェノールを50.58gではなくて、70.82
g使用した)の35%PPコポリカーボネート組成物
を、実施例7に概要を示した方法に従って押出し、テス
トした。そのテスト結果を表4に示す。
【0077】
【表3】
【0078】
【表4】 表3および表4の結果は本発明に従って製造した熱可塑
性組成物から得た物品(実施例7および8)はシロキサ
ンポリカーボネートコポリマーを含有せず、従って、本
発明に従ってない熱可塑性組成物から得た物品(比較実
施例3−8)より、熱サイクリングの後によりよい低温
延伸性、より良い厚い部分の衝撃強さおよびより良い衝
撃の保持性を示している。
【0079】上記の特許、出願書、出版物およびテスト
方法は参考に本件の中に採用されている。
【0080】上記の詳細な説明に照らして当業者には本
件発明の多くの変更が示唆されている。例えば、異なっ
た重合度の2種類のシロキサンブロックを混合し、使用
することができるであろう。イソ−およびテレフタロイ
ルジクロライドの代わりに2,6−ナフタロイルブロマ
イドを使用することも出来る。分子量調節剤としてのク
ミルフェノールの代わりに、フェノールを使用すること
も出来る。これらの全ての自明な変更は特許請求の範囲
内にあることになる。
フロントページの続き (72)発明者 ポール・ディーン・サイバート アメリカ合衆国、47712、インディアナ州、 エヴァンスヴィル、ハイウェイ・66・アー ル・アール・3、11620

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)(i) シロキサンポリカーボネ
    ート ブロックコポリマーの全重量に対して式(I) 【化1】 の繰返しカーボネート単位の約99ないし約50重量%
    [式中Aは1ないし約15個の炭素原子を含有する2価
    の炭化水素基であり、1ないし約15個の炭素原子およ
    びハロゲン、−S−、−SS−、−S(O)−、−S
    (O)2 −、−O−あるいは−C−のとうな置換基を含
    有する2価の炭化水素基であり、各Xは互いに独立に水
    素、ハロゲン、および1価の炭化水素基から成るグルー
    プから選択される]、および(ii) シロキサンポリ
    カーボネート ブロックコポリマーの全重量に対して式
    (IIA) 【化2】 あるいは式(IIB) 【化3】 の繰返しポリシロキサン単位の約1ないし約50重量%
    [式中R1 およびR2 は互いに独立に水素、ハイドロカ
    ルビルあるいはハロゲン置換ハイドロカルビルから選択
    され、A’は直鎖のあるいは枝別れした2ないし12個
    の炭素原子を有するアルキレンであり、Dは約10ない
    し約120までの整数であり、Yは水素、ハイドロカル
    ビル、ハイドロカルビルオキシおよびハロゲンから選択
    され、Eは約1ないし約10までの整数であり、Aおよ
    びXは上記の通りである]からなる熱可塑性シロキサン
    ポリカーボネートブロックコポリマーの約1ないし約5
    0重量% (2) 熱可塑性組成物の全重量に対して式(III) 【化4】 の繰返しポリカーボネート単位を含有する合成ポリマー
    樹脂の約95ないし約50重量%[式中Zは−O−、−
    N(R3 )−あるいはこれらの混合物であり、R3 は水
    素、ハイドロカルビル基およびハロゲン置換ハイドロカ
    ルビル基である]からなる熱可塑性組成物。
  2. 【請求項2】 シロキサンポリカーボネートブロックコ
    ポリマーが熱可塑性組成物の約10ないし約30重量%
    である請求項1記載の熱可塑性組成物。
  3. 【請求項3】 Zが−O−である請求項1記載の熱可塑
    性組成物。
  4. 【請求項4】 Zが−N(R3 )−である請求項1記載
    の熱可塑性組成物。
  5. 【請求項5】 R3 がメチルである請求項1記載の熱可
    塑性組成物。
  6. 【請求項6】 R3 がブチルである請求項1記載の熱可
    塑性組成物。
  7. 【請求項7】 A’がプロピルである請求項1記載の熱
    可塑性組成物。
  8. 【請求項8】 Dが約30ないし約70である請求項1
    記載の熱可塑性組成物。
  9. 【請求項9】 Dが約40ないし約60である請求項1
    記載の熱可塑性組成物。
  10. 【請求項10】 Eが1ないし5である請求項1記載の
    熱可塑性組成物。
  11. 【請求項11】 Eが1ないし3である請求項1記載の
    熱可塑性組成物。
  12. 【請求項12】 R1 およびR2 がメチルであり、Yが
    メトキシである請求項1記載の熱可塑性組成物。
  13. 【請求項13】 シロキサンポリカーボネートブロック
    コポリマーのカーボネート単位が式(IV) 【化5】 [式中R4 およびR5 はそれぞれ独立に水素、ハイドロ
    カルビルおよびハロゲン置換ハイドロカルビルから選択
    される]の繰返し単位からなるポリエステル−カーボネ
    ートであり,結合している全カーボネートおよびシロキ
    サンポリカーボネートブロックコポリマーのエステル単
    位に対して、式(V)の 【化6】 [式中A’’は約6ないし約18個の炭素原子のアルキ
    レンあるいはフェニレンである]エステル単位10ない
    し90モル%と共重縮合しており、上記のポリエステル
    ポリカーボネートブロック(i)の重量百分率はシロキ
    サンポリカーボネートブロックコポリマーの全重量にた
    いして約99ないし約50重量%および上記のポリシロ
    キサンブロック(ii)の重量百分率がシロキサンポリ
    カーボネートブロックコポリマーの全重量の約1ないし
    約50%である請求項1記載の熱可塑性組成物。
  14. 【請求項14】 R4 およびR5 がメチルである請求項
    13記載の熱可塑性組成物。
  15. 【請求項15】 A’’がイソフェニレン、テレフェニ
    レンあるいはこれらの混合物から成る請求項13記載の
    熱可塑性組成物。
  16. 【請求項16】 A’’が直鎖のアルファ−オメガアル
    キレンである請求項13記載の熱可塑性組成物。
  17. 【請求項17】 A’’がヘキサメチレンである請求項
    13記載の熱可塑性組成物。
  18. 【請求項18】 上記のポリエステルポリカーボネート
    ブロック(i)の重量百分率はシロキサンポリカーボネ
    ートブロックコポリマーの全重量にたいして約96ない
    し約92%であり、上記のポリシロキサンブロック(i
    i)の重量百分率がシロキサンポリカーボネートブロッ
    クコポリマーの全重量の約4ないし約8%である請求項
    13記載の熱可塑性組成物。
  19. 【請求項19】 高い熱抵抗、−30℃における高い延
    伸衝撃強さおよび熱サイクル後に高い割れ抵抗を有する
    熱可塑性組成物であって、 (1)(i)シロキサンポリカーボネートブロックコポ
    リマーに対して、式(IV) 【化7】 の繰返しカーボネート単位約99ないし約50重量単位
    からなり、[式中R4 およびR5 はそれぞれ独立に水
    素、ハイドロカルビルおよびハロゲン置換ハイドロカル
    ビルから選択される]の繰返しカーボネイト単位、場合
    によっては結合している全カーボネートおよびシロキサ
    ンポリカーボネートブロックコポリマーのエステル単位
    に対して、式(V) 【化8】 [式中A’’は約6ないし約18個の炭素原子のアルキ
    レンあるいはフェニレンである]、のエステル単位10
    ないし90モル%と共重縮合してもよい繰返しポリカー
    ボネート単位の約99ないし約50重量%および(i
    i)シロキサンポリカーボネートブロックコポリマーの
    全重量に対して、式(VI) 【化9】 [式中R1 およびR2 は互いに独立に水素、ハイドロカ
    ルビル基あるいはハロゲン置換ハイドロカルビル基から
    選択され、Dは10ないし120の整数であり、Eは1
    ないし10の整数であり、Yは水素、炭化水素基、炭化
    水素オキシおよびハロゲンであり]の繰返しポリシロキ
    サン単位の約1ないし約50%から成る熱可塑性シロキ
    サンポリカーボネートブロックコポリマー約5ないし約
    50重量%、および (2)式(III) 【化10】 [式中Zは−O−、−N(R3 )−あるいはこれらの混
    合物であり、そのR3 は水素、ハイドロカルビル基、ハ
    ロゲン置換ハイドロカルビル基である]の繰返し単位を
    含有する合成ポリマー樹脂約95ないし約50重量%
    (熱可塑性組成物の全重量に対して)から本質的になる
    上記組成物。
  20. 【請求項20】 R3 が水素、あるいは1−4の炭素原
    子を有するアルキルである請求項19記載の熱可塑性組
    成物。
  21. 【請求項21】 R3 がメチルである請求項19記載の
    熱可塑性組成物。
  22. 【請求項22】 R3 がブチルである請求項19記載の
    熱可塑性組成物。
  23. 【請求項23】 R1 、R2 、R4 およびR5 がメチル
    であり、Yがメトキシであり、A’’がヘキサメチレン
    あるいはフェニレンである請求項19記載のの熱可塑性
    組成物。
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