JPH0753561Y2 - 陳列什器の支柱への側板取付構造 - Google Patents
陳列什器の支柱への側板取付構造Info
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- JPH0753561Y2 JPH0753561Y2 JP13923489U JP13923489U JPH0753561Y2 JP H0753561 Y2 JPH0753561 Y2 JP H0753561Y2 JP 13923489 U JP13923489 U JP 13923489U JP 13923489 U JP13923489 U JP 13923489U JP H0753561 Y2 JPH0753561 Y2 JP H0753561Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、商品を陳列する陳列什器において、支柱下
部に配置される側板の支柱への取付構造に関する。
部に配置される側板の支柱への取付構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、陳列什器の側板を支柱に取り付ける構造として
は、第9図に示すものがあつた。
は、第9図に示すものがあつた。
この陳列什器では、支柱1下部において、上下に二つの
組付孔2・3が形成されている。
組付孔2・3が形成されている。
一方、側板5の端面には、側板本体6から水平方向に突
出する元部7a・8aと、元部7a・8a先端から下方へ延びる
鉤部7b・8bと、を備えて支柱1の組付孔2・3の下部周
縁にそれぞれ係止可能な係止突起7・8が形成されてい
る。
出する元部7a・8aと、元部7a・8a先端から下方へ延びる
鉤部7b・8bと、を備えて支柱1の組付孔2・3の下部周
縁にそれぞれ係止可能な係止突起7・8が形成されてい
る。
そしてさらに、支柱1には、組付孔2・3間にストツパ
孔4が形成されるとともに、側板5には、側板本体6に
溶接されたブラケツト10に保持されて、コイルばね(図
符号省略)によつて常時支柱1側へ付勢されるストツパ
ピン9が配設されている。
孔4が形成されるとともに、側板5には、側板本体6に
溶接されたブラケツト10に保持されて、コイルばね(図
符号省略)によつて常時支柱1側へ付勢されるストツパ
ピン9が配設されている。
そして、支柱1への側板5の取り付けは、上下の係止突
起7・8を上下の組付孔2・3の上方側から挿入して下
方へ移動させ、各鉤部7b・8bを各組付孔2・3の裏面側
の下部周縁に係止させるとともに、ストツパピン9をス
トツパ孔4に挿入させて、行なつていた。
起7・8を上下の組付孔2・3の上方側から挿入して下
方へ移動させ、各鉤部7b・8bを各組付孔2・3の裏面側
の下部周縁に係止させるとともに、ストツパピン9をス
トツパ孔4に挿入させて、行なつていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来の取付構造では、側板5の取付後に支柱1等を持つ
て陳列什器を所定の配置場所へ配置させる際には、スト
ツパピン9がストツパ孔4に挿入されていなくとも、各
鉤部7b・8bの一部が組付孔2・3の下部周縁における上
縁を係止していれば、側板5が支柱1から外れず、支柱
1とともに側板5を所定の配置場所へ配置させて、支柱
2を立たせることができてしまう。
て陳列什器を所定の配置場所へ配置させる際には、スト
ツパピン9がストツパ孔4に挿入されていなくとも、各
鉤部7b・8bの一部が組付孔2・3の下部周縁における上
縁を係止していれば、側板5が支柱1から外れず、支柱
1とともに側板5を所定の配置場所へ配置させて、支柱
2を立たせることができてしまう。
しかし、各鉤部7b・8bの一部しか組付孔2・3の下部周
縁を係止していない状態で、側板5を取り付けた支柱1
を複数組、立たせて、その後に支柱1上部に棚板等を配
設し、その棚板上に商品を陳列した場合には、支柱1上
部が側板5の前方側へ引張られるようなモーメントを受
け、各鉤部7b・8bが各組付孔2・3周縁から外れ、支柱
1が商品を陳列した棚板とともに倒れてしまう場合があ
つた。
縁を係止していない状態で、側板5を取り付けた支柱1
を複数組、立たせて、その後に支柱1上部に棚板等を配
設し、その棚板上に商品を陳列した場合には、支柱1上
部が側板5の前方側へ引張られるようなモーメントを受
け、各鉤部7b・8bが各組付孔2・3周縁から外れ、支柱
1が商品を陳列した棚板とともに倒れてしまう場合があ
つた。
このようなことは、ストツパピン9に不要なシート材が
噛み込まれていたり、各鉤部7b・8bと側板本体6との間
に不要なものが噛み込まれていたり、ブラケツト10やス
トツパピン9等が側板本体6に取り付けられていない状
態で工場から出荷された場合等に生じてしまう。
噛み込まれていたり、各鉤部7b・8bと側板本体6との間
に不要なものが噛み込まれていたり、ブラケツト10やス
トツパピン9等が側板本体6に取り付けられていない状
態で工場から出荷された場合等に生じてしまう。
この考案は、上述の課題を解決するものであり、支柱へ
側板を取り付ける際、各係止突起が適正に組付孔に挿入
係止されていなければ、側板を取り付けた支柱を立たせ
ることができず、その後の組み付け作業を出来ないよう
にして、安全かつ確実に側板を支柱に取り付けることが
できる陳列什器の支柱への側板取付構造を提供すること
を目的とする。
側板を取り付ける際、各係止突起が適正に組付孔に挿入
係止されていなければ、側板を取り付けた支柱を立たせ
ることができず、その後の組み付け作業を出来ないよう
にして、安全かつ確実に側板を支柱に取り付けることが
できる陳列什器の支柱への側板取付構造を提供すること
を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 この考案に係る取付構造は、支柱の下部の上下に二つの
組付孔が形成され、 側板端面の上下に、それぞれ、水平方向に突出する元部
と、該元部先端から下方へ延びる鉤部と、を備えて前記
組付孔の下部周縁に係止可能な係止突起が形成され、 該上下の係止突起をそれぞれ前記上下の組付孔の下部周
縁に係止させて前記側板を前記支柱へ取り付ける陳列什
器の支柱への側板取付構造において、 前記支柱の上組付孔が、前記側板の上係止突起の鉤部の
上下方向の幅寸法分開口する鉤部挿入孔と、該鉤部挿入
孔の側方で前記側板の上係止突起の元部の上下方向の幅
寸法分開口する元部挿入孔と、から形成され、 前記側板の下係止突起が、鉤部の上下方向の幅寸法を前
記支柱における下組付孔の上下方向の幅寸法と大きくし
て、前記下係止突起を回転させつつ前記下組付孔に挿入
させて鉤部を前記下組付孔の裏面側の下部周縁に係止さ
せるように形成され、 前記支柱と前記側板との相互の対向面には、 前記下係止突起の鉤部を前記下組付孔の裏面側の下部周
縁に係止させるとともに、前記側板の上係止突起の鉤部
を前記支柱の上組付孔の鉤部挿入孔へ挿入させて、前記
上係止突起の元部を前記上組付孔の元部挿入孔へ移動さ
せた際に、 相互に係合して、前記上係止突起の元部における鉤部挿
入孔側方向への移動を規制する係合突起が形成されてい
ることを特徴とする。
組付孔が形成され、 側板端面の上下に、それぞれ、水平方向に突出する元部
と、該元部先端から下方へ延びる鉤部と、を備えて前記
組付孔の下部周縁に係止可能な係止突起が形成され、 該上下の係止突起をそれぞれ前記上下の組付孔の下部周
縁に係止させて前記側板を前記支柱へ取り付ける陳列什
器の支柱への側板取付構造において、 前記支柱の上組付孔が、前記側板の上係止突起の鉤部の
上下方向の幅寸法分開口する鉤部挿入孔と、該鉤部挿入
孔の側方で前記側板の上係止突起の元部の上下方向の幅
寸法分開口する元部挿入孔と、から形成され、 前記側板の下係止突起が、鉤部の上下方向の幅寸法を前
記支柱における下組付孔の上下方向の幅寸法と大きくし
て、前記下係止突起を回転させつつ前記下組付孔に挿入
させて鉤部を前記下組付孔の裏面側の下部周縁に係止さ
せるように形成され、 前記支柱と前記側板との相互の対向面には、 前記下係止突起の鉤部を前記下組付孔の裏面側の下部周
縁に係止させるとともに、前記側板の上係止突起の鉤部
を前記支柱の上組付孔の鉤部挿入孔へ挿入させて、前記
上係止突起の元部を前記上組付孔の元部挿入孔へ移動さ
せた際に、 相互に係合して、前記上係止突起の元部における鉤部挿
入孔側方向への移動を規制する係合突起が形成されてい
ることを特徴とする。
〈考案の作用・効果〉 この考案に係る取付構造では、側板を支柱へ取り付ける
際、側板の下係止突起を回転させつつ下組付孔へ挿入さ
せ、その下係止突起の鉤部を下組付孔の裏面側の下部周
縁に係止させるとともに、上係止突起の鉤部を支柱の上
組付孔の鉤部挿入孔へ挿入する。その後、側板を側方へ
移動させ、上係止突起の元部を支柱の上組付孔の元部挿
入孔へ移動させて、上係止突起の鉤部を上組付孔におけ
る元部挿入孔の裏面側の下部周縁に係止させるととも
に、支柱と側板との相互の係合突起を係合させて、側板
を支柱に取り付ける。
際、側板の下係止突起を回転させつつ下組付孔へ挿入さ
せ、その下係止突起の鉤部を下組付孔の裏面側の下部周
縁に係止させるとともに、上係止突起の鉤部を支柱の上
組付孔の鉤部挿入孔へ挿入する。その後、側板を側方へ
移動させ、上係止突起の元部を支柱の上組付孔の元部挿
入孔へ移動させて、上係止突起の鉤部を上組付孔におけ
る元部挿入孔の裏面側の下部周縁に係止させるととも
に、支柱と側板との相互の係合突起を係合させて、側板
を支柱に取り付ける。
そしてその後、側壁を取り付けた支柱を所定の配置場所
へ配置させる。その際、上係止突起が上組付孔周縁に係
止されていない場合には、支柱が後方側へ倒れたり、あ
るいは、支柱を保持して上方へ持ち上げた際に、側板が
下係止突起の支柱への係止部位を中心として支柱に対し
て回転(下係止突起を下組付孔に係止させた際と逆の動
きとなる)してしまうため、側壁を取り付けた支柱を所
定の配置場所へ配置させる時点で、支柱を設置場所で立
たせることができず、側板における上係止突起の取付不
良を確認することができる。
へ配置させる。その際、上係止突起が上組付孔周縁に係
止されていない場合には、支柱が後方側へ倒れたり、あ
るいは、支柱を保持して上方へ持ち上げた際に、側板が
下係止突起の支柱への係止部位を中心として支柱に対し
て回転(下係止突起を下組付孔に係止させた際と逆の動
きとなる)してしまうため、側壁を取り付けた支柱を所
定の配置場所へ配置させる時点で、支柱を設置場所で立
たせることができず、側板における上係止突起の取付不
良を確認することができる。
また、側板の下係止突起の取り付けにおいては、下係止
突起が、その鉤部の上下方向の幅寸法を支柱における下
組付孔の上下方向の幅寸法より大きくして、下係止突起
を回転させつつ下組付孔に挿入させて鉤部を下組付孔の
裏面側の下部周縁に係止させるように形成されているこ
とから、確実に下係止突起を下組付孔へ係止することが
でき、取付不良を防ぐことができる。
突起が、その鉤部の上下方向の幅寸法を支柱における下
組付孔の上下方向の幅寸法より大きくして、下係止突起
を回転させつつ下組付孔に挿入させて鉤部を下組付孔の
裏面側の下部周縁に係止させるように形成されているこ
とから、確実に下係止突起を下組付孔へ係止することが
でき、取付不良を防ぐことができる。
したがつて、この考案に係る取付構造では、支柱へ側板
を取り付ける際、各係止突起が適正に組付孔に挿入係止
されていなければ、支柱とともに側板を所定の配置場所
へ配置させて、支柱を立たせることができず、確認して
安全かつ確実に側板を支柱に取り付けることができる。
を取り付ける際、各係止突起が適正に組付孔に挿入係止
されていなければ、支柱とともに側板を所定の配置場所
へ配置させて、支柱を立たせることができず、確認して
安全かつ確実に側板を支柱に取り付けることができる。
また、支柱や側板を板金から形成する場合には、相互に
係合する係合突起を、曲げ加工等を利用して容易に形成
できる切り起こし爪を利用できるため、従来のように、
側板に、別途溶接してブラケツトを固定したり、ストツ
パピンを配設したりしなくとも良く、容易に側板等を製
造できる。
係合する係合突起を、曲げ加工等を利用して容易に形成
できる切り起こし爪を利用できるため、従来のように、
側板に、別途溶接してブラケツトを固定したり、ストツ
パピンを配設したりしなくとも良く、容易に側板等を製
造できる。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
実施例の陳列什器では、第7・8図に示すように、3枚
の側板15(15A・15B・15C)が、上下方向に配置される
3本の支柱11(11A・11B・11C)の下部における前側面
にそれぞれ取り付けられている。
の側板15(15A・15B・15C)が、上下方向に配置される
3本の支柱11(11A・11B・11C)の下部における前側面
にそれぞれ取り付けられている。
各支柱11A・11B・11Cは、第1〜3図に示すように、水
平方向の断面を略四角枠状とする板金から形成され、そ
の下部の前側面には、略縦長長方形状に開口する組付孔
12・13が上下に形成されている。
平方向の断面を略四角枠状とする板金から形成され、そ
の下部の前側面には、略縦長長方形状に開口する組付孔
12・13が上下に形成されている。
なお、陳列什器の左右両側の外側に配置される支柱11A
・11Cは、その外側面に位置する部位にフランジ部11aが
形成され、そして、両者は同一部材であり、第1図に示
す支柱11Aの後側面にも上下組付孔12C・13Cが形成され
ており(第4図参照)、それらの組付孔12C・13Cが、第
3図に示す支柱11Cの前側面に現れている。また、陳列
什器の中間部に配置される支柱11Bの下組付孔13Bは2つ
形成されている(第2図参照)。
・11Cは、その外側面に位置する部位にフランジ部11aが
形成され、そして、両者は同一部材であり、第1図に示
す支柱11Aの後側面にも上下組付孔12C・13Cが形成され
ており(第4図参照)、それらの組付孔12C・13Cが、第
3図に示す支柱11Cの前側面に現れている。また、陳列
什器の中間部に配置される支柱11Bの下組付孔13Bは2つ
形成されている(第2図参照)。
各側板15A・15B・15Cは、第1〜3図に示すように、前
後方向に延びる板状の板金から形成され、それぞれの後
部には、水平方向に後方へ突出する元部17a・18aと、元
部17a・18aから下方へ延びる鉤部17b・18bと、を備える
上下の係止突起17(17A・17B・17C)・18(18A・18B・1
8C)が形成されている。
後方向に延びる板状の板金から形成され、それぞれの後
部には、水平方向に後方へ突出する元部17a・18aと、元
部17a・18aから下方へ延びる鉤部17b・18bと、を備える
上下の係止突起17(17A・17B・17C)・18(18A・18B・1
8C)が形成されている。
なお、各上係止突起17の鉤部17bは、元部17aから上方へ
も延びている。また、陳列什器の中間部位に配置される
側板15Bには、下係止突起18Bが2つ形成されている。
も延びている。また、陳列什器の中間部位に配置される
側板15Bには、下係止突起18Bが2つ形成されている。
そして、各支柱11A・11B・11Cの上組付孔12A・12B・12C
は、各側板を斜めの状態にして、各側板15A・15B・15C
の上係止突起17の鉤部17bを挿入できるように、それぞ
れ斜めに形成された鉤部挿入孔12aを備えており、それ
ぞれの鉤部挿入孔12aの上下方向の幅寸法X1を各鉤部17b
の上下方向の幅寸法Y1と略等しくしている。
は、各側板を斜めの状態にして、各側板15A・15B・15C
の上係止突起17の鉤部17bを挿入できるように、それぞ
れ斜めに形成された鉤部挿入孔12aを備えており、それ
ぞれの鉤部挿入孔12aの上下方向の幅寸法X1を各鉤部17b
の上下方向の幅寸法Y1と略等しくしている。
さらに、各上組付孔12A・12B・12Cには、鉤部挿入孔12a
の側方に、元部挿入孔12bが形成されている。そして、
鉤部17bを挿入した後に各側壁を鉛直方向に立てた際、
各側板15A・15B・15Cの上係止突起17の元部17aを挿入さ
せて、各上係止突起17の鉤部17bを周縁に係止できるよ
うに、それぞれの元部挿入孔12bの上下方向の幅寸法X2
は、各元部17aの上下方向の幅寸法Y2と略等しくしてい
る。なお、この元部挿入孔12bは、支柱11Aでは鉤部挿入
孔12aの左側に形成され、支柱11B・11Cでは、鉤部挿入
孔12aの右側に形成されている。
の側方に、元部挿入孔12bが形成されている。そして、
鉤部17bを挿入した後に各側壁を鉛直方向に立てた際、
各側板15A・15B・15Cの上係止突起17の元部17aを挿入さ
せて、各上係止突起17の鉤部17bを周縁に係止できるよ
うに、それぞれの元部挿入孔12bの上下方向の幅寸法X2
は、各元部17aの上下方向の幅寸法Y2と略等しくしてい
る。なお、この元部挿入孔12bは、支柱11Aでは鉤部挿入
孔12aの左側に形成され、支柱11B・11Cでは、鉤部挿入
孔12aの右側に形成されている。
また、支柱11Aの下組付孔13Aは、側板15Aの下係止突起1
8Aを斜めの状態で挿入できるように、右側内周面を傾斜
させており、支柱11B・11Cの下組付孔13B・13Cも同様
に、各側板15B・15Cの下係止突起18B・18Cを斜めに挿入
できるように、左側内周面を傾斜させている。
8Aを斜めの状態で挿入できるように、右側内周面を傾斜
させており、支柱11B・11Cの下組付孔13B・13Cも同様
に、各側板15B・15Cの下係止突起18B・18Cを斜めに挿入
できるように、左側内周面を傾斜させている。
そして、各側壁の下係止突起18A・18B・18Cは、鉤部18b
の上下方向の幅寸法Y3を各支柱における下組付孔13A・1
3B・13Cの上下方向の幅寸法X3より大きくして、下係止
突起18A・18B・18Cを回転させつつ下組付孔13A・13B・1
3Cに挿入させて鉤部18bを下組付孔13A・13B・13Cの裏面
側の下部周縁部に係止させるように形成されている(第
4図参照)。
の上下方向の幅寸法Y3を各支柱における下組付孔13A・1
3B・13Cの上下方向の幅寸法X3より大きくして、下係止
突起18A・18B・18Cを回転させつつ下組付孔13A・13B・1
3Cに挿入させて鉤部18bを下組付孔13A・13B・13Cの裏面
側の下部周縁部に係止させるように形成されている(第
4図参照)。
さらに、各側板15には、前部下部に溶着されたナツト15
aに螺合されて陳列什器の高さ調整を行なう脚16が配設
されている。また、各側壁15の上部には、ベース板20を
載せるフランジ部15bが形成されている。
aに螺合されて陳列什器の高さ調整を行なう脚16が配設
されている。また、各側壁15の上部には、ベース板20を
載せるフランジ部15bが形成されている。
そして、各支柱11A・11B・11Cの上下組付孔12・13間と
各側板15A・15B・15Cの上下係止突起17・18間との相互
の対向面には、それぞれ切り起こして爪状に形成され
て、相互に係合する係合突起14・19が形成されている。
各側板15A・15B・15Cの上下係止突起17・18間との相互
の対向面には、それぞれ切り起こして爪状に形成され
て、相互に係合する係合突起14・19が形成されている。
これらの各係合突起14・19は、各下係止突起18A・18B・
18Cの鉤部18bを各下組付孔13A・13B・13Cの裏面側の下
部周縁に係止させるとともに、各側板の上係止突起17A
・17B・17Cの鉤部17bを各支柱11A・11B・11Cの上組付孔
12A・12B・12Cの鉤部挿入孔12aへ挿入させて、各上係止
突起17A・17B・17Cの元部17aを各上組付孔12A・12B・12
Cの元部挿入孔12bへ挿入させた際に、相互に係合して、
各上係止突起17A・17B・17Cの元部17aにおける鉤部挿入
孔12a側方向への移動を規制するものである。
18Cの鉤部18bを各下組付孔13A・13B・13Cの裏面側の下
部周縁に係止させるとともに、各側板の上係止突起17A
・17B・17Cの鉤部17bを各支柱11A・11B・11Cの上組付孔
12A・12B・12Cの鉤部挿入孔12aへ挿入させて、各上係止
突起17A・17B・17Cの元部17aを各上組付孔12A・12B・12
Cの元部挿入孔12bへ挿入させた際に、相互に係合して、
各上係止突起17A・17B・17Cの元部17aにおける鉤部挿入
孔12a側方向への移動を規制するものである。
なお、各支柱11には、後述するベースキヤツプ21、ボー
ドレール22、トツプキヤツプ24、棚受25等を組み付ける
組付孔(図符号省略)を備えるとともに、各側板15の前
面側には、後述する前板27を組み付ける組付孔(図符号
省略)が形成されている。
ドレール22、トツプキヤツプ24、棚受25等を組み付ける
組付孔(図符号省略)を備えるとともに、各側板15の前
面側には、後述する前板27を組み付ける組付孔(図符号
省略)が形成されている。
これらの各側板15の各支柱11への取り付けについて説明
すると、まず、側板15Aの支柱11Aへの取り付けでは、第
4図に示すように、下係止突起18Aを回転させつつ下組
付孔13Aへ挿入させ、下係止突起18Aの鉤部18bを下組付
孔13の裏面側の下部周縁に係止させるとともに、上係止
突起17Aの鉤部17bを支柱11Aの上組付孔12Aの鉤部挿入孔
12aへ挿入する。その後、第5・6図に示すように、側
板15Aを鉛直に立てるように移動させ、上係止突起17Aの
元部17aを支柱11Aの上組付孔12Aの元部挿入孔12bへ移動
させて、上係止突起17Aの鉤部17bを上組付孔12Aにおけ
る元部挿入孔12bの裏面側の周縁に係止させるととも
に、支柱11Aと側板15Aとの相互の係合突起14・19を係合
させて、側板15Aを支柱11Aに取り付ける。
すると、まず、側板15Aの支柱11Aへの取り付けでは、第
4図に示すように、下係止突起18Aを回転させつつ下組
付孔13Aへ挿入させ、下係止突起18Aの鉤部18bを下組付
孔13の裏面側の下部周縁に係止させるとともに、上係止
突起17Aの鉤部17bを支柱11Aの上組付孔12Aの鉤部挿入孔
12aへ挿入する。その後、第5・6図に示すように、側
板15Aを鉛直に立てるように移動させ、上係止突起17Aの
元部17aを支柱11Aの上組付孔12Aの元部挿入孔12bへ移動
させて、上係止突起17Aの鉤部17bを上組付孔12Aにおけ
る元部挿入孔12bの裏面側の周縁に係止させるととも
に、支柱11Aと側板15Aとの相互の係合突起14・19を係合
させて、側板15Aを支柱11Aに取り付ける。
そしてその後、他の支柱11B・11Cにも同様に側板15B・1
5Cを取り付け、各側板15を取り付けた各支柱11を所定の
配置場所へ配置させる。
5Cを取り付け、各側板15を取り付けた各支柱11を所定の
配置場所へ配置させる。
その際、各上組付孔12A・12B・12Cの元部挿入孔12bや各
上係止突起17の鉤部17b周囲に不要なものが付いていた
り等して、各上係止突起17の鉤部17bが各上組付孔12の
元部挿入孔12b周縁に係止されていない場合には、各支
柱11が後方側へ倒れたり、あるいは、各支柱11を保持し
て持ち上げた際、各側板15が各下係止突起18の支柱11へ
の係止部位を中心として支柱11に対して回転(各係止突
起18を下組付孔13に係止させた際と逆の動きとなる)し
てしまうため、側板15を取り付けた各支柱11を配置させ
る時点で、各支柱11を設置場所で立たせることができ
ず、各側板15における上係止突起17の取付不良を確認す
ることができる。
上係止突起17の鉤部17b周囲に不要なものが付いていた
り等して、各上係止突起17の鉤部17bが各上組付孔12の
元部挿入孔12b周縁に係止されていない場合には、各支
柱11が後方側へ倒れたり、あるいは、各支柱11を保持し
て持ち上げた際、各側板15が各下係止突起18の支柱11へ
の係止部位を中心として支柱11に対して回転(各係止突
起18を下組付孔13に係止させた際と逆の動きとなる)し
てしまうため、側板15を取り付けた各支柱11を配置させ
る時点で、各支柱11を設置場所で立たせることができ
ず、各側板15における上係止突起17の取付不良を確認す
ることができる。
また、各側板15の下係止突起18の取り付けにおいては、
各下係止突起18が、鉤部18bの上下方向の幅寸法Y3を各
支柱11における下組付孔13の上下方向の幅寸法X3より大
きくして、各下係止突起18を回転させつつ下組付孔13に
挿入させて各鉤部18bを各下組付孔13の裏面側の下部周
縁に係止させるように形成されていることから、確実に
下係止突起18を下組付孔13へ係止することができ、取付
不良を防ぐことができる。
各下係止突起18が、鉤部18bの上下方向の幅寸法Y3を各
支柱11における下組付孔13の上下方向の幅寸法X3より大
きくして、各下係止突起18を回転させつつ下組付孔13に
挿入させて各鉤部18bを各下組付孔13の裏面側の下部周
縁に係止させるように形成されていることから、確実に
下係止突起18を下組付孔13へ係止することができ、取付
不良を防ぐことができる。
そして、各支柱11A・11B・11Cが設置場所で立たない場
合には、再度各側板15A・15B・15Cを取り付け直して各
支柱11A・11B・11Cを立たせ、各支柱11A・11B・11Cの所
定の組付孔(図符号省略)を利用して、ベースキヤツプ
21、前板27、ガードレール22、ボード23、トツプキヤツ
プ24、ベース板20、棚受25、棚板26を順次組み付けれ
ば、陳列什器を組み立てることができる。
合には、再度各側板15A・15B・15Cを取り付け直して各
支柱11A・11B・11Cを立たせ、各支柱11A・11B・11Cの所
定の組付孔(図符号省略)を利用して、ベースキヤツプ
21、前板27、ガードレール22、ボード23、トツプキヤツ
プ24、ベース板20、棚受25、棚板26を順次組み付けれ
ば、陳列什器を組み立てることができる。
したがって、実施例の取付構造では、支柱11へ側板15を
取り付ける際、各係止突起17・18が適正に組付孔12・13
に挿入係止されていなければ、支柱11とともに側板15を
所定の配置場所へ配置させて、支柱11を立たせることが
できず、確認して安全かつ確実に側板15を支柱11に取り
付けることができる。
取り付ける際、各係止突起17・18が適正に組付孔12・13
に挿入係止されていなければ、支柱11とともに側板15を
所定の配置場所へ配置させて、支柱11を立たせることが
できず、確認して安全かつ確実に側板15を支柱11に取り
付けることができる。
また、実施例の場合、各支柱11と各側板15とを板金から
形成しており、相互に係合する係合突起14・19を、曲げ
加工等を利用して容易に形成できる切り起こし爪で構成
しており、従来のように、側板5に、別途溶接してブラ
ケツト10を固定したり、ストツパピン9を配設したりし
なくとも良く、容易に側板15等を製造できる。さらに、
実施例の場合、第6・8図に示すように、各支柱11A・1
1B・11C間に配設されるベースキヤツプ21の係止突起21a
を各支柱11の組付孔11bに挿入係止させた際、各側壁15A
・15B・15Cの上係止突起17A・17B・17Cの近傍に配置さ
せることができるように構成されており、各係合突起14
・19が破損しても、各側板15の上係止突起17A・17B・17
Cを各支柱11内で移動させる虞れが無く、安全に使用す
ることができる。
形成しており、相互に係合する係合突起14・19を、曲げ
加工等を利用して容易に形成できる切り起こし爪で構成
しており、従来のように、側板5に、別途溶接してブラ
ケツト10を固定したり、ストツパピン9を配設したりし
なくとも良く、容易に側板15等を製造できる。さらに、
実施例の場合、第6・8図に示すように、各支柱11A・1
1B・11C間に配設されるベースキヤツプ21の係止突起21a
を各支柱11の組付孔11bに挿入係止させた際、各側壁15A
・15B・15Cの上係止突起17A・17B・17Cの近傍に配置さ
せることができるように構成されており、各係合突起14
・19が破損しても、各側板15の上係止突起17A・17B・17
Cを各支柱11内で移動させる虞れが無く、安全に使用す
ることができる。
なお、実施例では、支柱11の上下の組付孔12・13におけ
る一方側の内周面を傾斜させ、側板15の上下の係止突起
17・18を斜めの状態で挿入させるものを示したが、勿
論、各組付孔12・13の一方側の内周面を傾斜させなくと
も、側壁15を水平方向に平行移動させて上係止突起17の
元部17aを上組付孔12の元部挿入孔12bに移動できるよう
に構成しても良い。
る一方側の内周面を傾斜させ、側板15の上下の係止突起
17・18を斜めの状態で挿入させるものを示したが、勿
論、各組付孔12・13の一方側の内周面を傾斜させなくと
も、側壁15を水平方向に平行移動させて上係止突起17の
元部17aを上組付孔12の元部挿入孔12bに移動できるよう
に構成しても良い。
第1図は、この考案の一実施例を示す支柱と側板との部
分分解斜視図、 第2図は、同実施例の他の支柱と側板との部分分解斜視
図、 第3図は、同実施例のさらに他の支柱と側板との部分分
解斜視図、 第4図は、同実施例の取付状態を示す縦断面図、 第5図は、同実施例の取付状態を示す縦断面図であり、
第4図のV方向から見た断面図、 第6図は、同実施例の取付状態を示す横断面図であり、
第4図のVI-VI部位を示す断面図、 第7図は、同実施例の陳列什器を示す斜視図、 第8図は、同実施例の陳列什器を示す分解斜視図、 第9図は、従来の取付状態を示す断面図である。 11……支柱、12……上組付孔、12a……鉤部挿入孔、12b
……元部挿入孔、13……下組付孔、14……係合突起、15
……側板、17……上係止突起、17a……元部、17b……鉤
部、18……下係止突起、18a……元部、18b……鉤部、19
……係合突起。
分分解斜視図、 第2図は、同実施例の他の支柱と側板との部分分解斜視
図、 第3図は、同実施例のさらに他の支柱と側板との部分分
解斜視図、 第4図は、同実施例の取付状態を示す縦断面図、 第5図は、同実施例の取付状態を示す縦断面図であり、
第4図のV方向から見た断面図、 第6図は、同実施例の取付状態を示す横断面図であり、
第4図のVI-VI部位を示す断面図、 第7図は、同実施例の陳列什器を示す斜視図、 第8図は、同実施例の陳列什器を示す分解斜視図、 第9図は、従来の取付状態を示す断面図である。 11……支柱、12……上組付孔、12a……鉤部挿入孔、12b
……元部挿入孔、13……下組付孔、14……係合突起、15
……側板、17……上係止突起、17a……元部、17b……鉤
部、18……下係止突起、18a……元部、18b……鉤部、19
……係合突起。
Claims (1)
- 【請求項1】支柱の下部の上下に二つの組付孔が形成さ
れ、 側板端面の上下に、それぞれ、水平方向に突出する元部
と、該元部先端から下方へ延びる鉤部と、を備えて前記
組付孔の下部周縁に係止可能な係止突起が形成され、 該上下の係止突起をそれぞれ前記上下の組付孔の下部周
縁に係止させて前記側板を前記支柱へ取り付ける陳列什
器の支柱への側板取付構造において、 前記支柱の上組付孔が、前記側板の上係止突起の鉤部の
上下方向の幅寸法分開口する鉤部挿入孔と、該鉤部挿入
孔の側方で前記側板の上係止突起の元部の上下方向の幅
寸法分開口する元部挿入孔と、から形成され、 前記側板の下係止突起が、鉤部の上下方向の幅寸法を前
記支柱における下組付孔の上下方向の幅寸法より大きく
して、前記下係止突起を回転させつつ前記下組付孔に挿
入させて鉤部を前記下組付孔の裏面側の下部周縁に係止
させるように形成され、 前記支柱と前記側板との相互の対向面には、 前記下係止突起の鉤部を前記下組付孔の裏面側の下部周
縁に係止させるとともに、前記側板の上係止突起の鉤部
を前記支柱の上組付孔の鉤部挿入孔へ挿入させて、前記
上係止突起の元部を前記上組付孔の元部挿入孔へ移動さ
せた際に、 相互に係合して、前記上係止突起の元部における鉤部挿
入孔側方向への移動を規制する係合突起が形成されてい
ることを特徴とする陳列什器の支柱への側板取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13923489U JPH0753561Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 陳列什器の支柱への側板取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13923489U JPH0753561Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 陳列什器の支柱への側板取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378461U JPH0378461U (ja) | 1991-08-08 |
JPH0753561Y2 true JPH0753561Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=31686295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13923489U Expired - Lifetime JPH0753561Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 陳列什器の支柱への側板取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753561Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP13923489U patent/JPH0753561Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378461U (ja) | 1991-08-08 |
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