JPH0611939Y2 - 棚装置 - Google Patents

棚装置

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JPH0611939Y2
JPH0611939Y2 JP16484988U JP16484988U JPH0611939Y2 JP H0611939 Y2 JPH0611939 Y2 JP H0611939Y2 JP 16484988 U JP16484988 U JP 16484988U JP 16484988 U JP16484988 U JP 16484988U JP H0611939 Y2 JPH0611939 Y2 JP H0611939Y2
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俊二 信川
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば工場内に設置されフォークリフト車
を介して荷を出し入れする棚や、自動化倉庫において荷
出し入れ装置の走行経路に対向して配設される棚などの
棚装置に関するものである。
従来の技術 フォークリフト車により荷を出し入れする棚装置として
は、たとえば第6図、第7図に示す構造が提供されてい
る。すなわち左右方向ならびに前後方向にそれぞれ所定
間隔置きで支柱40を立設し、これら支柱40の上端間を左
右方向ならびに前後方向の梁材41で連結するとともに、
前後の支柱40間を斜材42などで連結している。各支柱40
からは左右で対向する支柱40に向けて腕木部材43が連設
され、そして前後で対向する腕木部材43間に亘って荷受
け部材44が取付けられている。組立てや分解を容易にす
るとともに、増設、移設、段数変更などを自由自在にす
るために、梁材41などを連結、分解自在にするととも
に、腕木部材43や荷受け部材44を着脱自在としている。
すなわち支柱40は、左右一対の前板部45と、左右一対の
側板部46と、左右一対の後板部47と、両前板部45間に位
置する凹入板部48とを有する型材状からなり、前板部45
ならびに後板部47には、上下方向に複数個の貫通孔49,
50が所定ピッチ置きに形成されている。腕木部材43を一
体化した連結用部材51は、前板部45に当て付け自在な前
板52と、側板部46に当て付け自在な外側板53と、凹入板
部48内に嵌入自在な内側板54とにより型材状に形成さ
れ、前板52の上下二箇所に係止用切欠き55を形成すると
ともに、これら係止用切欠き55間にピン孔56を形成して
いる。さらに外側板53の後端縁には上下方向の係止部57
が上下二箇所に形成されている。そして外側板53の外面
から前記腕木部材43を左右方向に連設している。コネク
ターピン58は、両貫通孔49,50間に亘って後方から差込
み自在な上下一対の差込みピン部59を有し、さらに左右
方向に折曲した係止ピン部60を有するとともに、上下方
向の連結ピン部61とを有す。そして係止用切欠き55を差
込みピン部59の前方突出端に外嵌させたのち、係止用切
欠き55の上下方向のゆとりを利用して連結用部材51を下
降させ、これにより係止部57を係止ピン部60に上方から
係合させたのち、ピン孔56から貫通孔49に亘って抜け止
めピン62を差込むことで、支柱40に対する連結用部材51
の取付けを行える。次いで腕木部材43の遊端に前記荷受
け部材44が当て付けられ、そしてボルト・ナットなどの
固定具63を介して着脱自在に連結される。
左右で対向する荷受け部材44間に亘って、パレット64を
介して荷65が載置され、これは荷受け部材44間で走行自
在なフォークリフト車によって出し入れされる。
考案が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、多数のコネクターピン58や抜
け止めピン62が必要であり、これらピン58,62により保
守管理が複雑になるとともに、価格の面で不利であっ
た。また連結用部材51は、係止用切欠き55とピン孔56と
の合計3個の貫通部が形成されることから強度的に不利
であった。
本考案の目的とするところは、連結用部材を取付けるた
めのピンが不要となり、しかも連結用部材に形成する貫
通部を皆無にし得るとともに、前板の当接面を最大とし
た棚装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の棚装置は、前板部と
左右の側板部とを有する型材状の支柱を設け、この支柱
の前板部で幅方向の中心部と上下方向の係合スリットを
形成するとともに、この係合スリットの下部形成縁を被
係合部とし、前記支柱の側板部に係合孔を形成し、前記
支柱の前板部から一方の側板部に亘って当て付け自在な
連結用部材を設けるとともに、この連結用部材から側方
へ腕木部材を連設し、前記連結用部材に、前記係合スリ
ットに挿抜自在でかつ被係合部に対して上方から係合自
在な係合部を有する抜止め用突片と、被係合部に係合部
が係合した位置で前記係合孔に側方から嵌入自在な上昇
止め用突片とを設け、前記腕木部材に着脱自在な荷受け
部材を設けている。
作用 かかる本考案の構成によると、連結用部材を斜め方向か
ら前進させて係合スリットに抜止め用突片を挿入したの
ち、連結用部材を下降させることで被係合部に対して係
合部を上方から係合させる。次いで連結用部材を周方向
に揺動させて、支柱の前板部から一方の側板部に亘って
当て付けることで係合孔に対して上昇止め用突片を嵌入
させる。そして腕木部分間に亘って荷受け部材を取付け
ることで組立てを行える。このとき、荷受け部材によっ
て連結用部材の揺動が阻止されることから係合孔から上
昇止め用突片が外れることはなく、また上昇止め用突片
の作用で連結用部材の上昇が阻止されることから、係合
スリットに対して抜止め用突片が抜出すことはない。そ
して前板の当接部幅が前板部における幅方向中心線まで
の幅とほぼ等しいことから、連結用部材は強度を高め
得、さらに前板が偏平であることから、連結用部材の形
状均一化をはかり得る。
実施例 以下に本考案の一実施例を第1図〜第5図に基づいて説
明する。
第1図において支柱1は、偏平な前板部2と、この前板
部2の外端から直角状で後方に延びる左右一対の側板部
3と、これら側板部3の後端から相対向する方向に接近
する左右一対の凹入板部4とを有する状態で、型材状に
一体形成される。前記前板部2の幅方向中心線5上に
は、上下方向に長い係合スリット6が、矩形長孔状にか
つ上下方向で所定ピッチ置きに複数形成され、また側板
部3でかつ係合スリット6と同様のレベル位置には矩形
孔状の係合孔7が形成される。そして係合スリット6の
下部形成縁を被係合部8としている。前記係合スリット
6の高さは抜止め用突片(後述する)の嵌入を許すよう
に形成され、また幅は二枚の抜止め用突片の嵌入を許す
ように形成される。なお棚装置の端部に位置する支柱1
においては一枚分の幅であってもよい。
前記支柱1の前板部2から側板部3に亘って当て付け自
在な連結用部材11は、前板部2に当て付け自在な前板12
と、この前板12の外端から直角状で後方に延びかつ前記
側板部3に当て付け自在な外側板13と、前記前板12なら
びに外側板13の下部から側方へ延びかつウエブ部を前面
としたチャンネル状の腕木部材14と、この腕木部材14の
遊端を塞ぐ状態の連結板部15と、前記前板12の内端で上
下方向の両端から直角状に後方へ突出しかつ前記係合ス
リット6に前後方向から挿抜自在な抜止め用突片16とを
有する状態で、型材状に一体形成される。そして両抜止
め用突片16の下面から上方へ入り込む凹部を形成して、
これら凹部を前記被係合部8に対して上方から係合自在
な係合部17としている。前記腕木部材14の底板部におけ
る内端からは上昇止め用突片18が一体的にかつ内方へと
突設され、この上昇止め用突片18は、前記被係合部8に
係合部17が係合した位置で前記係合孔7に対して左右方
向から係脱自在となる。また前記連結板部15にはボルト
孔19が形成されている。
前後に位置する腕木部材14間に亘って着脱自在な荷受け
部材21は、この腕木部材14の両フランジ部の上下外面に
当接自在な上下一対のフランジ部22と、両フランジ部22
の外端間を連絡するウエブ部23とにより形成され、前記
ウエブ部23の中央部を内方にへこませて連結板部15に当
接自在に形成するとともに、この当接部23aに前記ボル
ト孔19に合致自在なボルト孔24を形成している。着脱
は、両ボルト孔19,24間に通したボルト25とナット26と
の締緩作用で可能となる。
前記支柱1は、たとえば第6図の従来例と同様に配列さ
れ、梁材や斜材などを介して組立てられる。そして左右
で対向する荷受け部材21間に亘って、パレットを介して
荷が載置される。なお第4図、第5図には凹入板部4間
に位置した前後方向の連結材27が示されている。
次に上記実施例において棚装置の組立て作業を説明す
る。
支柱1は所定の配列で立設され、所定方向の相互間は連
結材27などを介して連結されて枠組構造となる。まず支
柱1に対して連結用部材11を、左右にかつ前後に傾斜さ
せた状態で、下部の抜止め用突片16を係合スリット6に
係合させ、そして連結用部材11を前後方向で起して上部
の抜止め用突片16を係合スリット6に係合させる。これ
により第5図に示すように、支柱1の上下方向における
所定の位置に対して連結用部材11が15度〜30度傾斜して
当て付けられる。そして第5図の状態から連結用部材11
を下降させ、被係合部8に対して係合部17を外嵌して係
合させる。これにより係合孔7に上昇止め突片18が対向
することになり、したがって被係合部8と係合部17との
係合箇所の付近を中心に第5図仮想線で示すように揺動
Aさせることで、係合孔7に上昇止め突片18を係合させ
るとともに、側板部3に外側板13を当接させて腕木部材
14を左右方向とする。そして前後方向で対向する腕木部
材14の遊端間に亘って荷受け部材21が取付けられる。こ
れは腕木部材14の遊端に荷受け部材21を外嵌して連結板
部15に当接部23aを当接させ、そして合致したボルト孔1
9,24間に亘ってボルト25を通したのちナット26で締付け
ることにより行える。これにより第2図〜第4図に示す
ように所期の組立てを行える。このとき、前板12の当接
部幅Bは、前板部2における幅方向中心線5までの幅C
とほぼ等しく、すなわちB≒Cとなることから、腕木部
材14を高強度化し得、さらに前板12が偏平であることか
ら腕木部材14の形状均一化をはかり得る。さらに前述し
たような組立て時には、荷受け部材21による結合剛体化
によって連結用部材11の揺動が阻止されることから、係
合孔7から上昇止め用突片18が外れることはない。ま
た、このように外れることのない上昇止め用突片18の作
用で連結用部材11の上昇が阻止されることから、被係合
部8と係合部17との係合は維持され、係合スリット6に
対して抜止め用突片16が抜出することはない。したがっ
て、最終的に荷受け部材21は支柱1側に強固に取付けら
れることになる。
考案の効果 上記構成の本考案によると、支柱に連結用部材を取付け
るとともに、腕木部分間に亘って荷受け部材を取付けた
組立て状態においては、荷受け部材による結合剛体化に
よって連結用部材の揺動を阻止できて係合孔から上昇止
め用突片が外れることを防止でき、また上昇止め用突片
の作用で連結用部材の上昇を阻止できて係合スリットに
対して抜止め用突片が抜出することを防止でき、以って
荷受け部材を支柱に強固に取付けることができる。した
がって支柱に連結用部材を取付けるためのピンを不要に
できて、保守管理を簡単になるとともに価格の面で有利
となる。また連結用部材には貫通孔など形成されず、そ
して前板の当接部幅が前板部における幅方向中心線まで
の幅とほぼ等しいことから、この連結用板部を高強度化
でき、さらに前板が偏平であることから連結用部材の形
状の均一化をはかることができて、便利よく使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は要
部の分解斜視図、第2図は要部の組立て時の正面図、第
3図は同一部切欠き側面図、第4図は同平面図、第5図
は組立て状態を示す要部の一部切欠き平面図、第6図は
従来の棚装置を示す正面斜視図、第7図は同要部の分解
斜視図である。 1…支柱、2…前板部、3…側板部、4…凹入板部、5
…幅方向中心線、6…係合スリット、7…係合孔、8…
被係合部、11…連結用部材、12…前板、13…外側板、14
…腕木部材、15…連結板部、16…抜止め用突片、17…係
合部、18…上昇止め用突片、19…ボルト孔、21…荷受け
部材、24…ボルト孔、25…ボルト、26…ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前板部と左右の側板部とを有する型材状の
    支柱を設け、この支柱の前板部で幅方向の中心部に上下
    方向の係合スリットを形成するとともに、この係合スリ
    ットの下部形成縁を被係合部とし、前記支柱の側板部に
    係合孔を形成し、前記支柱の前板部から一方の側板部に
    亘って当て付け自在な連結用部材を設けるとともに、こ
    の連結用部材から側方へ腕木部材を連設し、前記連結用
    部材に、前記係合スリットに挿抜自在でかつ被係合部に
    対して上方から係合自在な係合部を有する抜止め用突片
    と、被係合部に係合部が係合した位置で前記係合孔に側
    方から嵌入自在な上昇止め用突片とを設け、前記腕木部
    材に着脱自在な荷受け部材を設けたことを特徴とする棚
    装置。
JP16484988U 1988-12-20 1988-12-20 棚装置 Expired - Lifetime JPH0611939Y2 (ja)

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JPH0286907U JPH0286907U (ja) 1990-07-10
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JP2654866B2 (ja) * 1990-11-28 1997-09-17 株式会社ダイフク 枠組棚の連結構造
JP2507966Y2 (ja) * 1993-12-21 1996-08-21 株式会社岡村製作所 枠杆の結合構造

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