JPH0752730A - 自動車用ルーフサイドウエザストリップ - Google Patents

自動車用ルーフサイドウエザストリップ

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Publication number
JPH0752730A
JPH0752730A JP22382593A JP22382593A JPH0752730A JP H0752730 A JPH0752730 A JP H0752730A JP 22382593 A JP22382593 A JP 22382593A JP 22382593 A JP22382593 A JP 22382593A JP H0752730 A JPH0752730 A JP H0752730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
door
hollow
roof side
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22382593A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hikosaka
篤志 彦坂
Keisuke Akachi
啓資 赤地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のルーフサイドウエザストリップの中
空内に侵入した水を車室内へ漏らすことなく車外へ排出
する。 【構成】 中空状の一般部2Aの端末に接続された端末
部2Bに、一般部2Aと連通する肉抜き中空部25を形
成し、中空部25の終端250に、ドア側のウエザスト
リップが圧接する個所よりも車外側の端末部2B表面へ
抜ける貫通穴3を形成し、一般部2Aに侵入して端末部
2Bの中空部25へ流下した水を車外へ排除する構造と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のルーフサイドウ
エザストリップ、特にその端末部の排水構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、車体のドア開口には
ルーフサイド1に沿ってルーフサイドウエザストリップ
2が取付けられ、前後のドアガラス5の外周をシールす
るようになっている。ルーフサイドウエザストリップ2
は、押出成形された中空状の一般部2Aと、その端末に
接続された型成形の端末部2Bを備えている。そして、
ドア閉時に、一般部2Aにドアガラス5の外周が当接す
る。一方、ドアまわりにはドアウエザストリップ4が取
付けられており、その上部端末がドア閉時にルーフサイ
ドウエザストリップ2の端末部2Bに圧接する。
【0003】図3は、上記端末部(図1のE部)2Bの
裏面側(車体への取付面側)を示すものである。端末部
2Bは肉抜きされて、上端が一般部2Aと連通し、終端
が袋状をなす中空部25を有している。そして、中空部
25の裏面側には型成形時に用いた中子の抜取り穴26
が存在する。なお、一般部2A(図1)の前後の湾曲コ
ーナ部は型成形で接続されており、この型成形コーナ部
にも上記中子抜取り穴26と同様の中子抜取り穴が裏面
側に存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、降雨時や洗
車時において、一般部2Aと、ルーフサイドに取付けら
れて一般部2Aを係止するリテーナとの隙間から水が入
り込み、この水が上記型成形コーナ部の中子抜取り穴か
ら中空状の一般部2A内に入ることがある。この水は流
下して端末部2Bの袋状をなす中空部25の終端に溜ま
る。溜水が増加すると、水は中子抜取り穴26から端末
部2Bの裏面側に出て、裏面と車体の端末部取付面との
間の隙間を伝い、一部が車室内側に漏水するおそれがあ
る。
【0005】そこで本発明は、ルーフサイドウエザスト
リップの一般部内に入って端末部内に至った水が車室内
に漏出するのを防止することを目的としてなされたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は図1および図
2、特に図2に例示するように、ルーフサイドウエザス
トリップ2の一般部2Aの端末に接続され、一般部2A
と連通する肉抜き中空部25を有する端末部2Bにおい
て、中空部25の終端250から端末部2Bの表面側
の、ドアウエザストリップ4(図1)の端末との圧接部
分よりも車外側の位置へ抜ける貫通穴3を設けたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】一般部2Aの中空内に入り込んだ水は、端末部
2Bの中空部25終端250から貫通穴3を通り、端末
部2Bとドア側とのシール個所よりも車外側へ排出され
る。
【0008】
【実施例】図1に示すように車体のドア開口のルーフサ
イド1にはルーフサイドウエザストリップ2が取付けら
れ、また前後のドアまわりにはそれぞれドアウエザスト
リップ4が取付けられている。ルーフサイドウエザスト
リップ2は、ドア閉時にドアガラス5の周縁が当接する
一般部2Aの両端に端末部2Bが接続されている。この
端末部2Bには、ドア閉時にドアウエザストリップ4の
上記端末が上から圧接される。
【0009】図2(A)に示すように一般部2Aは、取
付基部21と中空状のシール部22とからなり、取付基
部21がルーフサイド1に装着されたリテーナ10に係
止される。シール部22のドアガラス5との当接部より
も内側からリップ23が伸出し、先端がドア開口のオー
プニングトリム8と当接する。一般部2Aは、3本のス
ポンジゴムの押出成形品をルーフサイド1の前後の湾曲
コーナ部において型成形で接続することにより構成され
る。図2(A)において27は、リヤ側の型成形コーナ
部の中子抜取り穴である。
【0010】図2(B)は一般部2Aのリヤ側の端末
(図1のE部)に接続された型成形の端末部2Bの裏面
側(車体への取付面側)を示すものである。端末部2B
は、一般部2Aとの接続側は一般部2Aとほぼ同じ断面
形状で、下半部は幅が拡張され、横断面がゆるやかなZ
字形となっている。端末部2Bは厚さがZ字部分の周縁
で薄くなっている。この端末部2Bは、同じくゆるやか
なZ字形断面形状の車体の取付面に取付けられる。
【0011】端末部2Bには、一般部2Aの中空を延長
する方向の肉抜きがなされ、肉抜きされた中空部25の
終端250は端末部2Bの下部に位置し、袋状となって
いる。そして終端250には、端末部2Bの表面側へ抜
ける貫通穴3が形成してある。この貫通穴3の表面側の
開口は、ドア閉時にドアウエザストリップ4(図1)の
上部端末が圧接する端末部2Bの表面部分よりも車外側
の位置に開口せしめてある。上記中空部25および貫通
穴3は、端末部2Bを型成形するときに中子を用いて成
形される。図において、溝状の穴26は、中子を抜取っ
た抜取り穴である。
【0012】上記のように構成したルーフサイドウエザ
ストリップ2において、一般部2Aの中子抜取り穴27
〔図2(A)〕等から一般部2Aの内部に入った水は流
下して端末部2Bの中空部終端250に至る。この水は
貫通穴3から導出され、ドアウエザストリップ4(図
1)の上記端末が押付けられている個所よりも車外側に
出て、排出される。従って上記終端250に溜まった水
が中子抜取り穴26からあふれて、あふれた水が不規則
に端末部裏面を伝い、車室内へ漏れることがない。
【0013】また、スポンジゴムの型成形において、厚
肉部分は表面が粗くなる傾向があるが、中空部25とと
もに貫通穴3において肉抜きがなされるから、端末部2
Bの表面外観もよくなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明のルーフサイ
ドウエザストリップでは、中空内に水が侵入しても、そ
の水は端末部から車室内側に漏れることなく車外に排出
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルーフサイドウエザストリップが適用
される自動車の側面図である。
【図2】図2(A)は図1のA−A線に沿う位置での本
発明のルーフサイドウエザストリップの一般部の断面
図、図2は、図2(B)は本発明のルーフサイドウエザ
ストリップの端末部の裏面側の斜視図である。
【図3】従来のルーフサイドウエザストリップの端末部
の裏面側の斜視図である。
【符号の説明】
1 ルーフサイド 10 リテーナ 2 ルーフサイドウエザストリップ 2A 一般部 21 取付基部 22 シール部 2B 端末部 25 中空部 250 中空部終端 26 中子抜取り穴 3 貫通穴 4 ドアウエザストリップ 5 ドアガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドア開口のルーフサイドに沿っ
    て取付けられるルーフサイドウエザストリップであっ
    て、ドア閉時にドアガラスの周縁が当接する押出成形の
    中空状の一般部と、一般部の端末に接続され、ドア閉時
    に、ドアパネルの周縁に沿って取付けられたドアウエザ
    ストリップの端末が圧接する型形成の端末部を備え、該
    端末部には上記一般部と連通する中空部が肉抜き形成さ
    れたルーフサイドウエザストリップにおいて、上記中空
    部の終端から端末部表面のドアウエザストリップ端末圧
    接位置よりも外側位置へ抜ける貫通穴を形成したことを
    特徴とする自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
JP22382593A 1993-08-17 1993-08-17 自動車用ルーフサイドウエザストリップ Pending JPH0752730A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22382593A JPH0752730A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 自動車用ルーフサイドウエザストリップ

Applications Claiming Priority (1)

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JP22382593A JPH0752730A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 自動車用ルーフサイドウエザストリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0752730A true JPH0752730A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16804315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22382593A Pending JPH0752730A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 自動車用ルーフサイドウエザストリップ

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JP (1) JPH0752730A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006056301A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Toyota Auto Body Co Ltd ウェザストリップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006056301A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Toyota Auto Body Co Ltd ウェザストリップ
JP4569220B2 (ja) * 2004-08-18 2010-10-27 トヨタ車体株式会社 ウェザストリップ

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